JP2015191021A - 現像装置及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】層規制部材へのトナーの経時付着を抑制し、現像剤の層厚を正確に規制する。【解決手段】現像回転体2を回転させることで磁石部材3による磁力にて現像回転体2上に現像剤を保持する現像剤保持体1と、現像剤保持体1より下方に設けられ、現像剤保持体1に対して現像剤を供給する現像剤供給部材5と、少なくとも現像剤保持体1に向かって突出する断面円弧状の曲面部7aを有し、現像剤保持体1上に保持される現像剤の層厚を規制する層規制部材7と、現像剤供給部材5から供給される現像剤のうち層規制部材7に向かう経路をせき止めるせき止め部材8と、を備え、せき止め部材8は、現像剤供給部材5の外周部のうち層規制部材7側端を通る鉛直線位置L1から現像剤供給部材5側に突出し、現像剤供給部材5の中心を通る鉛直線位置L2には至らない範囲で前記現像剤供給部材の外周部を覆い、せき止めた現像剤を現像剤保持体1側に案内する案内部9を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、現像装置及びこれを用いた画像形成装置に関する。
従来この種の現像装置としては特許文献1〜3に記載のものが既に知られている。
特許文献1には、現像スリーブ及び永久磁石からなる現像剤担持体と、これに対向する磁性体からなる現像剤規制部材である丸棒と、を備え、永久磁石と丸棒とによって協働して形成される磁場について、現像スリーブと丸棒との最近接部の間隙の中点における長手方向の磁束密度が、丸棒の両端部近傍において極大値を持つように構成する現像装置が開示されている。
特許文献2には、円筒部材及び磁石部材を有する現像剤保持体と、現像剤保持体に対向して設けられ磁性材料製の円筒状の層厚規制部材と、を備え、円筒部材の直径をD、層厚規制部材を円筒部材に投影した差異の投影幅をWとし、角度α=180×W/(D×π)とした場合に、層厚規制部材よりも円筒部材回転方向下流側の角度αの領域外に、層厚保規制部材の円筒部材回転方向下流側で層厚規制部材に最も近い位置に配置された磁極の法線方向磁束密度分布の極大位置が配置される現像装置が開示されている。
特許文献3には、現像剤層規制部材が非磁性の金属丸棒から成り、現像剤層規制部材が弾性部材により付勢されて現像スリーブに圧接し、現像スリーブ上の現像剤搬送量を規制する現像装置が開示されている。
特開平8−211745号公報(実施例,図1) 特開2008−275719号公報(発明を実施するための最良の形態,図6) 特開平11−265117号公報(発明の実施の形態,図3)
本発明が解決しようとする技術的課題は、層規制部材へのトナーの経時付着を抑制し、現像剤の層厚を正確に規制することにある。
請求項1に係る発明は、中空状の現像回転体、及び、前記現像回転体内に固定的に設けられ且つ周囲に複数の磁極が配列される磁石部材を有し、前記現像回転体を回転させることで前記磁石部材による磁力にて前記現像回転体上にトナー及び磁性キャリアが含まれる現像剤を保持する現像剤保持体と、この現像剤保持体より下方に設けられ、前記現像剤保持体に対して前記現像剤を供給する現像剤供給部材と、前記現像剤保持体と非接触となるように間隙を介して対向配置され、少なくとも現像剤保持体に向かって突出する断面円弧状の曲面部を有し、前記現像剤保持体上に保持される現像剤の層厚を規制する層規制部材と、この層規制部材と前記現像剤供給部材との間に設けられ、前記現像剤供給部材から供給される現像剤のうち層規制部材に向かう経路をせき止めるせき止め部材と、を備え、前記せき止め部材は、前記現像剤供給部材の外周部のうち層規制部材側端を通る鉛直線位置から前記現像剤供給部材側に突出し、前記現像剤供給部材の中心を通る鉛直線位置には至らない範囲で前記現像剤供給部材の外周部を覆い、せき止めた現像剤を前記現像剤保持体側に案内する案内部を有していることを特徴とする現像装置である。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る現像装置において、前記案内部は、前記現像剤保持体の中心を通る鉛直線位置を越えない範囲で形成されていることを特徴とする現像装置である。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る現像装置において、前記現像剤保持体は、前記層規制部材に対応する部位に層規制磁極を備え、当該層規制磁極により前記層規制部材に作用する磁力が50mT以上であることを特徴とする現像装置である。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれかに係る現像装置において、前記層規制部材の曲面部はRaが0.2以上の表面粗さを有していることを特徴とする現像装置である。
請求項5に係る発明は、静電潜像が保持される像保持体と、この像保持体上の静電潜像を対応する現像剤にて現像する請求項1乃至4のいずれかに係る現像装置と、を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
請求項1に係る発明によれば、層規制部材へのトナーの経時付着を抑制することができる。
請求項2に係る発明によれば、本構成を有さない態様に比べて、現像剤保持体に現像剤を安定的に供給することができる。
請求項3に係る発明によれば、本構成を有さない態様に比べて、層規制部材へのトナーの経時付着をより抑制することができる。
請求項4に係る発明によれば、本構成を有さない態様に比べて、層規制部材にて層規制される現像剤の搬送量の経時安定性を向上することができる。
請求項5に係る発明によれば、層規制部材へのトナーの経時付着を抑制することが可能な現像装置を含む画像形成装置を提供することができる。
本発明が適用された現像装置を含む画像形成装置の実施の形態の概要を示す説明図である。 実施の形態1に係る画像形成装置の全体構成を示す説明図である。 実施の形態1で用いられるプロセスカートリッジの構成を示す説明図である。 実施の形態1で用いられる現像装置の要部を示す説明図である。 実施の形態1で用いられる現像装置の現像剤の搬送挙動を示す説明図である。 (a)は層規制ロールと現像ロールとの間の磁力線パターン例を示す説明図、(b)は層規制ロールと現像剤による磁気ブラシとの関係を示す説明図である。 比較の形態1で用いられる現像装置の要部及びその現像剤の搬送挙動を示す説明図である。 実施例1,2及び比較例1〜3における現像剤搬送量差(ΔMOS)を調べた説明図である。 層規制磁極(T極)の磁力及びせき止めブロックによるトナー痕への影響を示すグラフ図、(b)は(a)中のIの条件でのトナー痕の発生状態を模式的に示す説明図、(c)は(a)中のIIの条件でのトナー痕の発生状態を模式的に示す説明図である。 (a)は実施例3における作像枚数の増加に伴う数現像剤搬送量の変化を示す説明図、(b)は比較例3における作像枚数の増加に伴う数現像剤搬送量の変化を示す説明図である。
◎実施の形態の概要
図1は本発明が適用された現像装置を含む画像形成装置の実施の形態の概要を示す。
同図において、画像形成装置は、静電潜像が保持される像保持体11と、この像保持体11上の静電潜像を対応する現像剤にて現像する現像装置12と、を備えている。
そして、本例においては、現像装置12は、中空状の現像回転体2、及び、前記現像回転体2内に固定的に設けられ且つ周囲に複数の磁極4(例えば4a〜4e)が配列される磁石部材3を有し、現像回転体2を回転させることで磁石部材3による磁力にて現像回転体2上にトナー及び磁性キャリアが含まれる現像剤を保持する現像剤保持体1と、この現像剤保持体1より下方に設けられ、現像剤保持体1に対して現像剤を供給する現像剤供給部材5と、現像剤保持体1と非接触となるように間隙を介して対向配置され、少なくとも現像剤保持体1に向かって突出する断面円弧状の曲面部7aを有し、現像剤保持体1上に保持される現像剤の層厚を規制する層規制部材7と、この層規制部材7と現像剤供給部材5との間に設けられ、現像剤供給部材5から供給される現像剤のうち層規制部材7に向かう経路をせき止めるせき止め部材8と、を備え、せき止め部材8は、現像剤供給部材5の外周部のうち層規制部材7側端を通る鉛直線位置L1から現像剤供給部材5側に突出し、現像剤供給部材5の中心を通る鉛直線位置L2には至らない範囲で前記現像剤供給部材5の外周部を覆い、せき止めた現像剤を現像剤保持体1側に案内する案内部9を有している。
尚、符号13は現像剤保持体1、現像剤供給部材5、撹拌搬送部材6、層規制部材7、せき止め部材8が収容される現像容器である。
このような技術的手段において、像保持体11は静電潜像を保持するものであれば感光体、誘電体など適宜選定して差し支えない。また、現像装置12としては、像保持体11上の静電潜像を現像剤にて現像するものであれば適宜選定して差し支えない。
ここで、現像剤保持体1は、現像回転体2と磁石部材3とを有し、所謂磁気ブラシ現像を実施するものであればよい。
また、現像剤供給部材5は、現像剤保持体1よりも下方に位置していればよく、現像剤を撹拌搬送する撹拌搬送部材6を兼用してもよいし、現像剤の撹拌搬送部材6とは別に設けても差し支えない。
更に、層規制部材7は断面円形のロール状部材が代表的であるが、これに限らず、少なくとも現像剤保持体1に対向する部分が断面円弧状の曲面部7aを有するものであればよい。また、層規制部材7は磁性、非磁性を問わないが、磁性を有する方が層規制部材7に作用する磁力を大きく出来る点で好ましい。
更にまた、せき止め部材8は、層規制部材7と現像剤供給部材5との間に設けられ、現像剤供給部材5からの現像剤が直接層規制部材7に向かうのをせき止めるものであればよい。但し、せき止めた現像剤を現像剤保持体1側に導くために所定の案内部9を有することが必要である。
せき止め部材8がないと、現像剤供給部材5から供給される現像剤の一部が直接層規制部材7に到達し、層規制部材7にトナーが経時付着する。このため、層規制部材7を通過する現像剤の搬送量が変化してしまい、その分、現像剤の層厚が変化してしまう懸念があるが、本例では、せき止め部材8の存在でこのようなトナーの経時付着が抑制される。
次に、本実施の形態に係る現像装置の好ましい態様について説明する。
先ず、案内部9の好ましい態様としては、現像剤保持体1の中心を通る鉛直線位置L3を越えない範囲で形成されている態様が挙げられる。本態様では、現像剤供給部材5から供給された現像剤はせき止め部材8の案内部9に沿って現像剤保持体1に向かうが、案内部9の先端が現像剤保持体1の最下端付近に位置するため、現像剤は現像剤保持体1の最下端付近に集中して供給される点で好ましい。
また、層規制部材7に作用する磁力の好ましい態様としては、現像剤保持体1は、層規制部材7に対応する部位に層規制磁極(本例では4b)を備え、当該層規制磁極4bにより層規制部材7に作用する磁力が50mT以上である態様が挙げられる。本態様では、層規制部材7を通過する領域で50mT以上の磁力があれば、その磁気ブラシの腰が強くなり、層規制部材7の表面を強く摺擦することから、層規制部材7の表面にトナーが付着しようとしても、当該トナーは磁気ブラシにより掻き取られると推測される。
更に、層規制部材7の好ましい態様としては、層規制部材7の曲面部7aはRaが0.2以上の表面粗さを有している態様が挙げられる。ここで、層規制部材7の表面特性として、Raを0.2未満にすると、層規制部材7の表面が平滑過ぎて現像剤が層規制部材7によって層規制される規制部位で現像剤保持体1の回転方向に沿って移動しやすいのに対し、0.2以上にすると、規制部位で現像剤保持体1の回転方向に沿って移動することを抑制し、現像剤の搬送量を略均一に規制することができるものと推測される。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいて本発明をより詳細に説明する。
◎実施の形態1
<画像形成装置の全体構成>
図2は本発明が適用された画像形成装置の実施の形態1を示す説明図である。
同図において、画像形成装置20は、装置筐体21内に四つの色(本実施の形態ではブラック、イエロ、マゼンタ、シアン)の画像形成部22(具体的には22a〜22d)を横方向に配列し、その上方には各画像形成部22の配列方向に沿って循環搬送される中間転写ベルト230が含まれる転写モジュール23を配設する一方、装置筐体21の下方には用紙等の記録材が収容される記録材供給装置24を配設すると共に、この記録材供給装置24からの記録材搬送路25を略鉛直方向に配置したものである。
本実施の形態において、各画像形成部22(22a〜22d)は、中間転写ベルト230の循環方向上流側から順に、例えばブラック用、イエロ用、マゼンタ用、シアン用(配列は必ずしもこの順番とは限らない)のトナー像を形成するものであり、感光体31と、この感光体31を予め帯電する帯電装置(本例では帯電ロール)32と、この帯電装置32にて帯電された各感光体31に静電潜像を書き込む露光装置33(本例では各画像形成部22に共通の露光装置を使用)と、感光体31上に形成された静電潜像を対応する色トナー(本実施の形態では例えば負極性)で現像する現像装置34と、感光体31上の残留物を清掃する清掃装置35と、を備えている。
ここで、露光装置33は、露光筐体41内に例えば四つの半導体レーザ(図示せず)、一つのポリゴンミラー42、結像レンズ(図示せず)及び各感光体に対応するそれぞれミラー(図示せず)を格納し、各色成分の半導体レーザからの光をポリゴンミラー42で偏向走査し、結像レンズ、ミラーを介して対応する感光体31上の露光ポイントに光像を導くようにしたものである。
尚、符号36(36a〜36d)は各現像装置34に各色成分トナーを補給するためのトナーカートリッジである。
また、本実施の形態において、転写モジュール23は、例えば一対の張架ロール(一方が駆動ロール)231,232間に中間転写ベルト230を掛け渡したものであり、各画像形成部22の感光体31に対応した中間転写ベルト230の裏面には一次転写装置(本例では一次転写ロール)51が配設され、この一次転写装置51にトナーの帯電極性と逆極性の電圧を印加することで、感光体31上のトナー像を中間転写ベルト230側に静電的に転写するようになっている。
更に、中間転写ベルト230の最下流画像形成部22dの下流側の張架ロール232に対応した部位には二次転写装置52が配設されており、中間転写ベルト230上の一次転写像を記録材に二次転写(一括転写)するようになっている。
本実施の形態では、二次転写装置52は、中間転写ベルト230のトナー像保持面側に圧接配置される二次転写ロール521と、中間転写ベルト230の裏面側に配置されて二次転写ロール521の対向電極をなすバックアップロール(本例では張架ロール232を兼用)とを備えている。
そして、例えば二次転写ロール521が接地されており、また、バックアップロール(張架ロール232)にはトナーの帯電極性と同極性のバイアスが印加されている。
更にまた、中間転写ベルト230の最上流画像形成部22aの上流側にはベルト清掃装置53が配設されており、中間転写ベルト230上の残留トナーを除去するようになっている。
また、記録材供給装置24には記録材を供給する供給ロール61が設けられ、この供給ロール61の直後には記録材を搬送する搬送ロール62が配設されると共に、二次転写部位の直前に位置する記録材搬送路25には記録材を所定のタイミングで二次転写部位へ供給する位置決めロール(レジストレーションロール)63が配設されている。
一方、二次転写部位の下流側に位置する記録材搬送路25には定着装置66が設けられ、この定着装置66は、図2に示すように、図示外の加熱ヒータが内蔵された加熱定着ロール66aと、これに圧接配置されて追従回転する加圧定着ロール66bとを備えている。
また、定着装置66の下流側には記録材排出装置67が設けられている。この記録材排出装置67は装置筐体21内の記録材を排出する対構成の排出ロール67a,67bからなり、記録材を挟持搬送して排出し、装置筐体21の上部に形成された記録材収容受け68に記録材を収容するようになっている。
更に、本実施の形態では、装置筐体21の側方には手差し供給装置(MSI)71が設けられており、この手差し供給装置71上の記録材は供給ロール72にて記録材搬送路25に向かって供給されるようになっている。
更にまた、装置筐体21には両面記録モジュール73が付設されており、この両面記録モジュール73は、記録材の両面に画像記録を行う両面モード選択時に、記録材排出装置67を逆転させ、かつ、入口手前の案内ロール74にて片面記録済みの記録材を内部に取り込み、適宜数の搬送ロール77にて内部の記録材戻し搬送路76に沿って記録材を搬送し、再度位置決めロール63側へと供給するものである。
−プロセスカートリッジ−
本実施の形態では、各画像形成部22は、図3に示すように、感光体31、帯電装置32、現像装置34及び清掃装置35を一体化したプロセスカートリッジ100として構成され、装置筐体21の組立体受部Uに対して着脱可能に装着されるようになっている。
特に、本例では、プロセスカートリッジ100は、感光体31が組み込まれる感光体組立体101と、この感光体組立体101に対向するように設けられ、現像装置34が組み込まれる現像組立体102と、を有し、感光体組立体101及び現像組立体102が装置筐体21の対応する組立体受部Uに着脱されるが、本例では、感光体組立体101及び現像組立体102の寿命の違いを考慮し、感光体組立体101及び現像組立体102が組立体受部Uに対し個々に挿抜可能に装着されるようになっている。例えばプロセスカートリッジ100の感光体組立体101のみを交換する場合には、装置筐体21の組立体受部Uに現像組立体102を残したまま、感光体組立体101を引き抜いた後、新しい感光体組立体101を挿入するようにすればよい。
<感光体組立体>
本例では、感光体組立体101は、図3に示すように、感光体31が収容される収容容器110を有し、この収容容器110内の感光体31の周囲には帯電装置32及び清掃装置35を配設したものである。
ここで、感光体31はその回転軸両端部が収容容器110の両端に回転自在に支持されており、感光体組立体101装着時には感光体31の回転軸の一端が図示外の駆動機構に駆動連結されるようになっている。
また、帯電装置32は、収容容器110の一部に帯電容器部111を設け、この帯電容器部111内に感光体31の表面に接触若しくは近接する帯電ロール112及びこの帯電ロール112に給電する給電ロール113を設けたものである。
更に、清掃装置35は、収容容器110の一部に清掃容器部114を設け、この清掃容器部114の開口縁には感光体31表面の残留トナーが掻き取られる板状の清掃部材115を設けると共に、この清掃容器部114内には清掃部材115で掻き取られた残留トナーが図示外の回収容器に向けて搬送される回収搬送部材(例えば回転軸の周囲に螺旋状羽根を付した態様)116を配設したものである。
<現像組立体>
現像組立体102は、図3に示すように、感光体31に向かって開口し且つトナー及びキャリアが含まれる二成分現像剤が収容される現像容器120を有し、この現像容器120の開口に面した部位には現像剤が保持搬送される現像ロール121を配設すると共に、現像容器120内の現像ロール121の背面側には現像剤が撹拌搬送される一対の撹拌搬送部材122,123を配設し、更に、現像ロール121の現像部位よりも回転方向上流側には現像ロール121に保持される現像剤の層厚が規制される層規制部材(本例では層規制ロール)124を設けたものである。
更に、本例では、現像ロール121の両端には現像ロール121径よりも僅かに大きい位置調整用のトラッキングロール(図示せず)が設けられ、このトラッキングロールを感光体31表面に接触させることで現像ロール121と感光体31との間のギャップが予め決められた所定量に調整されるようになっている。そして、現像組立体102は、その長手方向の両端付近において夫々付勢バネ(図示せず)によって感光体組立体101側に付勢され、トラッキングロールが感光体31に接触した状態で感光体組立体101との位置関係を保つようになっている。
−現像装置の代表的要素−
<現像ロール>
現像ロール121は、図4に示すように、例えばアルミニウム製の円筒状の現像スリーブ131と、この現像スリーブ131内に固定的に設けられ、周囲に複数(本例では5つ)の磁極が配列される磁石ロール132とを備えている。本例では、磁石ロール132の磁極としては、現像スリーブ131の周囲に現像剤を吸着する吸着磁極(P極)と、層規制ロール124に対応した部位に設けられて層規制ロール124との間に現像剤の層厚を規制するための磁力が形成可能な層規制磁極(T極)と、感光体31と対向する現像位置に設けられて感光体31上の静電潜像を現像する現像磁極(D極)と、現像位置に対して現像スリーブ131の回転方向の下流側に設けられる搬送磁極(U極)と、この搬送磁極(U極)と吸着磁極(P極)との間に設けられ、現像スリーブ131上の現像剤を剥離する剥離磁極(H極)と、を有している。
本例では、吸着磁極(P極)、層規制磁極(T極)、現像磁極(D極)及び搬送磁極(U極)は隣り合う磁極が異なる極性に着磁され、剥離磁極(H極)が搬送磁極(U極)と同極性に着磁されている。
なお、現像スリーブ131には図示外の現像電圧が印加され、感光体31と現像スリーブ131との間に所定の現像電界が形成されるようになっている。
<撹拌搬送部材>
本例では、現像容器120の現像剤収容室134は仕切り壁135を介して二室134a,134bに区分され、一方の現像剤収容室134aには現像ロール121及び一方の撹拌搬送部材122が収容され、他方の現像剤収容室134bには他方の撹拌搬送部材123が収容されている。そして、仕切り壁135の長手方向の両端付近に通過口(図示せず)が開設され、現像剤収容室134の二室で対構成の撹拌搬送部材122,123が回転することで現像剤収容室134内の現像剤が二室に分かれて通過口を通じて循環して搬送するようになっている。
本例では、撹拌搬送部材122,123は、いずれも回転軸136の周囲に螺旋状羽根137を付した態様のものであり、一方の撹拌搬送部材122は現像ロール121の略直下に配設されており、撹拌搬送部材122で撹拌搬送されている現像剤が現像ロール121側に向けて供給されることから、現像ロール121への現像剤供給部材として機能している。
<層規制ロール>
本例では、層規制部材124は丸棒状の層規制ロールとして構成されており、層規制ロール124は現像容器120に予め形成された層規制受部140に受け止められ、その両端部を現像容器120の両側板に固定することで現像容器120に取り付けられている。
特に、本例では、層規制ロール124は磁性体にて構成されており、例えば層規制磁極(T極)の磁力によって磁化し、現像ロール121との間に所定の磁場を形成するようになっている。更に、本例では、層規制磁極(T極)は層規制ロール124と現像ロール121との最近接部位よりも現像スリーブ131の回転方向下流側に変位して配置されており、層規制磁極(T極)により層規制ロール124の磁化領域を広く確保し、層規制ロール124表面へのトナー付着を抑制し、層規制ロール124による現像剤の層規制作用域を十分に確保できるようになっている。
また、本例では、層規制ロール124は、現像ロール121の中心位置から鉛直方向に延びる鉛直線位置L3よりも感光体31側に変位して配置されており、更に、撹拌搬送部材122の外周部のうち感光体31側との水平方向距離が最も接近する部位での鉛直線位置L1よりも感光体31側に変位して配置されている。
更に、本実施の形態では、図5に示すように、層規制ロール124の表面粗さδは算術平均粗さRaで0.2以上に設定されている。
<せき止めブロック>
本例では、現像容器120のうち、層規制ロール124と撹拌搬送部材122との間にはせき止めブロック150が設けられている。
このせき止めブロック150は、非磁性の材料(例えばABS樹脂)を用いて一体的に構成されており、現像容器120の底部に予め形成された例えば断面L字状のブロック受部141に支持され、図示外の止め具にて現像容器120の底部及び両側板に固定されている。
本例において、せき止めブロック150は撹拌搬送部材122で撹拌して搬送される現像剤のうち、層規制ロール124に直接向かうものをせき止める機能を有している。
具体的には、せき止めブロック150は、ブロック受部141に受け止められるブロック本体151を有し、このブロック本体151の層規制ロール124側には層規制ロール124の周囲が保持される湾曲状保持部152を一体的に突出して形成し、一方、ブロック本体151の撹拌搬送部材122側には撹拌搬送部材122から撹拌搬送される現像剤が現像ロール121の最下端付近に向けて案内する案内部155を一体的に形成したものである。
ここで、案内部155は、ブロック本体151から撹拌搬送部材122の外周面のうち最も感光体31側に接近した部位を通る鉛直線位置L1よりも撹拌搬送部材122側に突出して形成されており、撹拌搬送部材122の外周部を覆うように当該外周部に沿って湾曲する湾曲面156を有している。また、本例では、案内部155の突出端157は、撹拌搬送部材122の中心を通る鉛直線位置L2には至らない範囲で選定されている。これは、仮に、案内部155の突出端が鉛直線位置L2に至ってしまうと、撹拌搬送部材122の回転によって撹拌して搬送される現像剤が案内部155の湾曲面156に衝突して当該湾曲面156に沿って案内されるが、撹拌搬送部材122の最上端位置に至る場合には、撹拌搬送部材122による現像剤の搬送方向が略水平方向ないしは水平よりも斜め下方に向いてしまい、現像ロール121側に現像剤を供給し得ないことによる。
特に、本例では、案内部155の突出端157は、現像ロール121の中心を通る鉛直線位置L3の近傍に選定されており、更に、撹拌搬送部材122の回転軸136の周面のうち感光体31との水平方向距離が最も接近した部位を通る鉛直線位置L4の近傍に選定されている。
また、本例では、案内部155の現像ロール121側面は、略水平方向に延びる水平面158と、この水平面158から層規制ロール124側に向かって斜め上方に傾斜する傾斜面159とを有している。
そして、案内部155の突出端157と層規制ロール124の現像ロール121との対向部位との間を結ぶ接線mは案内部155の水平面158に対して角度θ(例えば40〜60°)だけ傾斜配置されるようになっている。
−現像装置の作動−
次に、現像装置34の作動について説明する。
今、現像容器120内の現像剤は撹拌搬送部材122,123によって撹拌搬送され、現像に供される上で十分な帯電特性を有している。
この状態において、撹拌搬送部材122は現像ロール121に向けて現像剤を供給するが、この現像剤の供給過程においては、現像剤はせき止めブロック150の案内部155によって案内された後に現像ロール121へと供給される。
一方、現像ロール121は、吸着磁極(P極)にて現像剤Gを吸着して保持し、現像スリーブ131の回転に伴って搬送される。この後、現像剤G1は撹拌搬送部材122からせき止めブロック150を介して供給された現像剤G2と合流し、合流した現像剤G3が層規制ロール124を経て層規制され、予め決められた搬送量の現像剤が現像位置へと搬送される。
<せき止めブロックの作用>
このような現像装置34の作動において、せき止めブロック150の作用について詳述すると以下の通りである。
(1)現像剤のせき止め作用
撹拌搬送部材122にて撹拌して搬送された現像剤はせき止めブロック150のブロック本体151及び案内部155にせき止められ、現像剤のうち層規制ロール124へ直接的に向かうものは除去される。
(2)現像剤の案内作用
せき止めブロック150は、せき止めた現像剤を案内部155にて案内し、現像ロール121へと案内する。
このとき、撹拌搬送部材122にて撹拌搬送された現像剤は、せき止めブロック150の案内部155の湾曲面156に沿って案内され、案内部155の突出端157を乗り越えた位置で、現像ロール121側に向かって撹拌搬送部材122により押し上げられる。
特に、本例では、案内部155の突出端157が撹拌搬送部材122の回転軸136周面の鉛直線位置L4の近傍に配置されていることから、撹拌搬送部材122の螺旋状羽根137にて搬送されている略全ての現像剤が案内部155を乗り越えた段階で現像ロール121側へと供給される点で好ましい。更に、本例では、案内部155を乗り越えた現像剤G2は現像ロール121の吸着磁極(P極)に吸着後に搬送されている現像剤G1と合流し、合流した現像剤G3が層規制ロール124へと向かう。
(3)層規制ロール124の直前部における現像剤挙動
前述したように、現像ロール121上には合流した現像剤G3が現像スリーブ131の移動速度に相当する速い流速領域αで移動する。
これに対し、層規制ロール124の入口直前では層規制ロール124の周囲に滞留する現像剤により遅い流速領域βが生ずる。
そして、現像剤の流速の速い領域αと流速の遅い領域βとが接触し合う領域γでは渦状の領域γが生ずる。
このとき、層規制ロール124の入口直前の遅い流速領域βの現像剤は渦状の領域γへと引き込まれることから、層規制ロール124の周辺に現像剤が滞留したままの状態は回避される。このため、滞留した現像剤のトナーが層規制ロール124の入口直前に経時的に付着する事態は回避される。
一方、現像剤の渦状の領域γは、現像ロール121に保持される速い流速領域αの現像剤G3に対して現像剤Gの搬送力が抑制されるブレーキ作用につながり、その分、現像剤の搬送量を下げる要因にはなるが、渦状の領域γの現像剤の一部が速い流速領域αの現像剤Gに引き込まれることから、現像剤の搬送量は補填されるものと推測される。
<層規制ロールの作用>
層規制ロール124は、図7(a)に示すように、現像ロール121の層規制磁極(T極)、吸着磁極(P極)とで形成される磁場によって磁化され、現像ロール121との間に所定の磁力線分布からなる磁力を作用させる。
このとき、図6(b)に示すように、層規制ロール124と現像ロール121との最近接部における磁力M(T)は、層規制磁極(T極)の磁束密度に応じて増減するが、この磁力M(T)が予め決められた値(例えば50mT以上)であれば、現像剤Gによる磁気ブラシBHの腰の強さが大きく設定される。
このため、例えば層規制ロール124にトナーによるトナー痕160が経時付着したとしても、現像剤Gによる腰の強い磁気ブラシBHによって付着したトナー痕160が掻き取られ、層規制ロール124が清掃される。
◎比較の形態1
次に、本実施の形態に係る現像装置の性能を評価する上で、比較の形態1に係る現像装置について説明する。
比較の形態1に係る現像装置34’は、図7に示すように、実施の形態1と略同様な現像ロール121、撹拌搬送部材122,123及び層規制ロール124を備えているが、実施の形態1と異なり、せき止めブロック150(図4参照)を備えていない。
本比較の形態にあっては、現像ロール121は、吸着磁極(P極)にて現像剤G1を保持し、現像スリーブ131の移動に伴って現像剤G1を保持搬送する。
また、撹拌搬送部材122は現像剤G2を撹拌搬送した後に現像ロール121側に供給する。
このとき、撹拌搬送部材122と層規制ロール124との間にせき止めブロック150が設けられていないため、撹拌搬送部材122からの現像剤Gの一部が直接層規制ロール124に向かって供給される。このため、層規制ロール124の入口直前の領域Wでは、層規制ロール124に現像剤G2の一部が強く衝突する事態が経時的に起こり、この現像剤G2の一部のたたきつけの繰り返しに伴って層規制ロール124にはトナーの付着によるトナー痕が層規制ロール124の軸方向に沿って形成される事態が見られる。
このようなトナー痕が層規制ロール124に経時的に付着すると、これに伴って、現像ロール121上の現像剤G1が層規制ロール124を通過するに際し、現像ロール121上の現像剤が層規制ロール124にて層厚を規制するとき、層規制ロール124のトナー痕が現像剤の層規制動作を損ない、トナー痕の存在する部位にて現像剤の搬送量を低下させる懸念がある。
◎実施例1
実施例1は実施の形態1に係る現像装置を具現化したもので、図8に示すように、せき止めブロック(図8ではBlock(BL)と表記)を設置し、層規制磁極(T極)を45mT、吸着磁極(P)極を60mTとした。
◎実施例2
実施例2は実施の形態1に係る現像装置を具現化したもので、図8に示すように、せき止めブロックを設置し、層規制磁極(T極)を58mT、吸着磁極(P)極を60mTとした。なお、層規制磁極(T極)は層規制ロールと現像ロールとの最近接位置に対し感光体側に10度変位したものとした。以下の実施例2,比較例1〜3についても同様である。
◎比較例1
比較例1は比較の形態1に係る現像装置(但し、磁極数は4)を具現化したもので、図8に示すように、せき止めブロックを用いずに、層規制磁極(T極)を55mT、吸着磁極(P)極を30mTとした。
◎比較例2
比較例2は比較の形態1に係る現像装置(磁極数は5)を具現化したもので、図8に示すように、せき止めブロックを用いずに、層規制磁極(T極)を45mT、吸着磁極(P)極を60mTとした。
◎比較例3
比較例3は比較の形態1に係る現像装置(磁極数は5)を具現化したもので、図8に示すように、せき止めブロックを用いずに、層規制磁極(T極)を75mT、吸着磁極(P)極を60mTとした。
実施例1,2によれば、図9(a)のI(実施例1),II(実施例2)の領域及び同図(b)に示すように、層規制ロールに形成されるトナー痕160の幅w0は0.5mm以下に抑えられる。
そして、本例では、層規制ロールによる層規制動作に伴う現像剤搬送量(MOS:Mass on the sleeveの略)に大きさ差は見られなかった。
ここで、層規制磁極(T極)を50mT、好ましくは55mT以上にした場合に、これ未満の態様に比べて、トナー痕160の幅が良好に少なく抑えられ、これに伴って現像剤搬送量(MOS)が安定化させられることが理解される。
これに対し、比較例1〜3、例えば比較例2によれば、図9(a)のIIの領域及び動ず(c)に示すように、層規制ロールに形成されるトナー痕160の幅w1は1mm程度のものが生ずる。
このようなトナー痕160が生ずる場合には、図8に示すように、層規制ロールによる層規制動作に伴う現像剤搬送量(MOS)には100〜200g/mの程度の差が見られた。
また、実施例1と比較例3とを用い、現像装置の経時使用(作像枚数pvに相当)に伴う現像剤搬送量(MOS)の変化を調べることにした。本例では、現像ロールのうち長手方向の奥側領域に所定の画像を繰り返し形成し、当該領域での現像剤搬送量の変化を調べた。
結果を図10(a)(b)に示す。
図10(a)は実施例2の結果を示し、現像装置を経時使用しても、現像剤搬送量(MOS)は約600g/m以上確保されていることが理解される。
また、図10(b)は比較例3の結果を示し、現像剤搬送量(MOS)は、初期において約470g/m程度であったものが、現像装置を経時使用した場合、約350g/m程度まで低下していることが確認された。
このように、実施例2と比較例3とを対比すると、現像剤搬送量(MOS)を安定化させるにはせき止めブロックを用いることが有効であることが理解される。
1…現像剤保持体,2…現像回転体,3…磁石部材,4(4a〜4e)…磁極,4b…層規制磁極,5…現像剤供給部材,6…撹拌搬送部材,7…層規制部材,7a…曲面部,8…せき止め部材,9…案内部,11…像保持体,12…現像装置,13…現像容器

Claims (5)

  1. 中空状の現像回転体、及び、前記現像回転体内に固定的に設けられ且つ周囲に複数の磁極が配列される磁石部材を有し、前記現像回転体を回転させることで前記磁石部材による磁力にて前記現像回転体上にトナー及び磁性キャリアが含まれる現像剤を保持する現像剤保持体と、
    この現像剤保持体より下方に設けられ、前記現像剤保持体に対して前記現像剤を供給する現像剤供給部材と、
    前記現像剤保持体と非接触となるように間隙を介して対向配置され、少なくとも現像剤保持体に向かって突出する断面円弧状の曲面部を有し、前記現像剤保持体上に保持される現像剤の層厚を規制する層規制部材と、
    この層規制部材と前記現像剤供給部材との間に設けられ、前記現像剤供給部材から供給される現像剤のうち層規制部材に向かう経路をせき止めるせき止め部材と、を備え、
    前記せき止め部材は、前記現像剤供給部材の外周部のうち層規制部材側端を通る鉛直線位置から前記現像剤供給部材側に突出し、前記現像剤供給部材の中心を通る鉛直線位置には至らない範囲で前記現像剤供給部材の外周部を覆い、せき止めた現像剤を前記現像剤保持体側に案内する案内部を有していることを特徴とする現像装置。
  2. 請求項1に記載の現像装置において、
    前記案内部は、前記現像剤保持体の中心を通る鉛直線位置を越えない範囲で形成されていることを特徴とする現像装置。
  3. 請求項1又は2に記載の現像装置において、
    前記現像剤保持体は、前記層規制部材に対応する部位に層規制磁極を備え、当該層規制磁極により前記層規制部材に作用する磁力が50mT以上であることを特徴とする現像装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の現像装置において、
    前記層規制部材の曲面部はRaが0.2以上の表面粗さを有していることを特徴とする現像装置。
  5. 静電潜像が保持される像保持体と、
    この像保持体上の静電潜像を対応する現像剤にて現像する請求項1乃至4のいずれかに記載の現像装置と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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