JP2015190685A - 全熱交換素子とそれを用いた熱交換気装置 - Google Patents

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JP2015190685A JP2014068201A JP2014068201A JP2015190685A JP 2015190685 A JP2015190685 A JP 2015190685A JP 2014068201 A JP2014068201 A JP 2014068201A JP 2014068201 A JP2014068201 A JP 2014068201A JP 2015190685 A JP2015190685 A JP 2015190685A
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橋本 俊彦
Toshihiko Hashimoto
俊彦 橋本
康晃 島
Yasuaki Shima
康晃 島
石黒 賢一
Kenichi Ishiguro
賢一 石黒
耕次 飯尾
Koji Iio
耕次 飯尾
輝顕 安西
Teruaki Anzai
輝顕 安西
鈴木 康浩
Yasuhiro Suzuki
康浩 鈴木
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Abstract

【課題】外気温度が極低温の場合に全熱交換素子の外気入口部分で排気空気が凍結し、排気風路が閉塞することにより第一種換気が継続できなくなる。【解決手段】複数の伝熱紙2を所定間隔を設けて積層し、一段置きに給気空気を通風させる給気側風路3と、排気空気を通風させる排気側風路4を形成して、給気空気と排気空気の間でエネルギーを交換する全熱交換素子1であって、伝熱紙2の表面をレーン状に仕切る間隔リブ5によって複数の通風路が形成され、排気側風路4において、給気側風路3の入口側にあたる通風路B7に、隣接する風路よりも局部的に風路幅が狭くなる凸部B9を有する構成とした。【選択図】 図2

Description

本発明は、の全熱交換型換気装置、またはその他の空気調和機に使用する積層構造の全熱交換素子に関する。
従来、この種の全熱交換素子は、内部の風速分布を均等とすべく風路幅が均等となるよう分割リブが配置されたものが知られている。
以下、その全熱交換素子について図4を参照しながら説明する。
図4に示すように、全熱交換素子101は、所定間隔を設けて積層した複数の伝熱紙102間に形成される通風路の一段おきに給気空気Aと排気空気Bを通風させてエネルギーを交換するものである。そして、給気空気Aを通風させる給気風路103と排気空気Bを通風させる排気風路104が伝熱紙102を隔てて対向する対向部105と、給気空気Aを通風させる給気風路103と排気空気Bを通風させる排気風路104が伝熱紙102を隔てて斜交する斜交部106を有し、且つ給気空気Aと排気空気Bの流入口107及び流出口108以外の部分からの気流の漏れを防止する遮蔽リブ109と、給気風路103及び排気風路104に分割リブ110を有する六角形状の全熱交換素子101である。
特開平8−291990号公報
このような従来の技術は、外気温度が極低温の場合に全熱交換素子の外気入口部分で排気空気が凍結し、排気風路が閉塞することにより第一種換気(給気・排気ともに送風機を用いた換気形態)が継続できなくなるという課題を有していた。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、熱交換素子の外気入口部分における排気空気の凍結を抑制し、第一種換気を継続できる温度範囲を低温側に広げることを目的とする。
そして、この目的を達成するために、複数の伝熱紙を所定間隔を設けて積層し、一段置きに給気空気を通風させる給気側風路と、排気空気を通風させる排気側風路を形成して、給気空気と排気空気の間でエネルギーを交換する全熱交換素子であって、
伝熱紙の表面をレーン状に仕切る間隔リブによって複数の通風路が形成され、
排気側風路において、給気側風路の入口側にあたる通風路Bに、隣接する風路よりも局部的に風路幅が狭くなる凸部Bを有することを特徴とした全熱交換素子としたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、複数の伝熱紙を所定間隔を設けて積層し、一段置きに給気空気を通風させる給気側風路と、排気空気を通風させる排気側風路を形成して、給気空気と排気空気の間でエネルギーを交換する全熱交換素子であって、
伝熱紙の表面をレーン状に仕切る間隔リブによって複数の通風路が形成され、
排気側風路において、給気側風路の入口側にあたる通風路Bに、隣接する風路よりも局部的に風路幅が狭くなる凸部Bを有することを特徴とした全熱交換素子としたことにより、通風路B内の凍結を抑制できる。
本発明の実施の形態1の熱交換素子を示す概略斜視図 同熱交換素子を示す概略斜視図 本発明の実施の形態2の熱交換素子を示す概略斜視図 従来の熱交換素子を示す概略斜視図
本発明の請求項1記載の熱交換素子は、複数の伝熱紙を所定間隔を設けて積層し、一段置きに給気空気を通風させる給気側風路と、排気空気を通風させる排気側風路を形成して、給気空気と排気空気の間でエネルギーを交換する全熱交換素子であって、
伝熱紙の表面をレーン状に仕切る間隔リブによって複数の通風路が形成され、
排気側風路において、給気側風路の入口側にあたる通風路Bに、隣接する風路よりも局部的に風路幅が狭くなる凸部Bを有する。このような構成により、通風路Bを流れる排気の風量が少なくなり、風速が低下することで潜熱交換効率が高くなる。そして、外気入口近傍(すなわち、給気側風路の入口側)では、排気側風路の通風路Bを流れる排気中の絶対湿度量が少なくなるので、通風路B内の凍結を抑制できるという効果を奏する。
また、通風路Bを形成する間隔リブに、通風路B側に突出する凸部Bを設けてもよい。
また、給気側風路において、排気側風路の入口側にあたる通風路Aに、隣接する風路よりも局部的に風路幅が狭くなる凸部Aを設けてもよい。
また、通風路Aを形成する間隔リブに、通風路A側に突出する凸部Aを設けてもよい。
また、凸部Aは、通風路Aの出口部分に設け、凸部Bは、前記通風路Bの出口部分に設けてもよい。
また、複数の伝熱紙を所定間隔を設けて積層し、一段置きに給気空気を通風させる給気側風路と、排気空気を通風させる排気側風路を形成して、給気空気と排気空気の間でエネルギーを交換する全熱交換素子であって、伝熱紙は、点対称形状で形成し、伝熱紙の表面をレーン状に仕切る間隔リブによって複数の通風路が形成され、給気側風路において、前記排気側風路の出口側にあたる通風路Cに、隣接する風路よりも局部的に風路幅が狭くなるように2つの凸部Cを設け、排気側風路において、給気側風路の出口側にあたる通風路Dに、隣接する風路よりも局部的に風路幅が狭くなるように2つの凸部Dを設け、2つの凸部C、前記2つの凸部Dは、前記伝熱紙の対称点を中心に点対称となる位置に設けた構成にしてもよい。これにより180度回転させても同じ形状となり、同様の作用、同様の効果となるため製造時やメンテナンス時に方向を規制する必要がなくなるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
本実施の形態の全熱交換素子1は、図1及び図2に示すように、伝熱紙2を所定間隔を設けて積層したものである。伝熱紙2は、平面形状で主にセルロース繊維や透湿性シートでできている。また、全熱交換素子1は、熱交換気装置に搭載されて、一段置きに給気空気Xを通風させる給気側風路3と、排気空気Yを通風させる排気側風路4を形成している
。すなわち、全熱交換素子1は、給気空気Xと排気空気Yの間で顕熱と潜熱からなるエネルギーを交換するものである。
伝熱紙2は、その表面をレーン状に仕切る間隔リブ5を有している。伝熱紙2の表面上(言い換えると、複数の伝熱紙2の間)には、この間隔リブ5と伝熱紙2によって、断面形状が略四角形状の通風路が複数形成されている。間隔リブ5は、主に樹脂材料やセルロース繊維にて構成されている。
そして、排気側風路4、すなわち、排気空気Yを通過させる通風路において、給気側風路3の入口側にあたる通風路B7には、この通風路B7の風路幅が隣接する通風路よりも狭くなるように、略三角形状の凸部B9が設けられている。
この通風路B7においては、凸部B9が障害となって、通過する風量が小さくなる。すなわち、通風路B7の凸部B9以外の場所においては、隣接する通風路よりも風速が遅くなることになる。そして、風速が低下することで、排気空気Yが伝熱紙2に接触する時間が長くなることにより潜熱交換効率が高くなる。よって、通風路B7を流れる排気空気Yは、給気側風路3の入口側近傍に到達するまでに潜熱交換をして絶対湿度量が少なくなる。通風路B7の給気側風路3の入口側近傍では、絶対湿度量の小さい空気が通過するので、通風路B7内の凍結を抑制できることになる。
なお、凸部B9は、通風路B7を狭窄することが目的となるため場所や形状は特に問わない。
また、給気側風路3、すなわち、給気空気Xを通過させる通風路において、排気側風路4の入口側にあたる通風路A6にも、この通風路A6の風路幅が隣接する通風路よりも狭くなるように、略三角形状の凸部A8を設けてもよい。このように構成することにより、給気側風路3における通風路A6と、排気側風路4における通風路B7とは同じ機能を有するので、全熱交換素子1の取付方向を気にせず取り付けることが可能になる。すなわち、伝熱紙2の表裏どちらが給気側風路3(あるいは排気側風路4)となってもよい。
なお、凸部A8は、凸部B9と同様、通風路A6を狭窄することが目的となるため場所や形状は特に問わない。
(実施の形態2)
図3を用いて、第2の実施の形態について説明する。第1の実施の形態の全熱交換素子1と同じ構成については、同じ番号を付して詳細な説明を省略する。
第2の実施の形態における全熱交換素子1は、図3に示すように、給気側風路3において、排気側風路4の出口側にあたる通風路C10の2箇所に凸部C12を設け、排気側風路4において、給気側風路3の出口側にあたる通風路D11の2箇所に凸部D13を設けたものである。
そして、本実施の形態において、伝熱紙2は点対称の形状となっている。
凸部C12は、通風路A6の2箇所に、伝熱紙2の対称点を中心として点対称となるように同じ形状で設けられるのである。同様に、凸部D13は、通風路B7の2箇所に、伝熱紙2の対称点を中心として点対称となるように同じ形状の凸部D13が設けられるのである。この凸部C12,D13は、第1の実施の形態における凸部A8、凸部B9と同様、通風路C10,通風路D11それぞれに隣接する風路よりも局部的に風路幅が狭くなるように設けられる。
図3においては、例として、通風路C10,通風路D11の入口、出口部分に凸部C12,D13を設けてある。
このような構成により、通風路C10を形成する伝熱紙2と通風路D11を形成する伝熱紙2は、180度回転させても同じ形状となる。すなわち、同一の部品(伝熱紙2)で全熱交換素子1を構成できることになる。
なお、凸部C12、凸部D13は、凸部A8,凸部B9と同様、通風路C10、通風路D11を狭窄することが目的であって、上記効果を得るために、同一の形状、点対称という条件を除けば、どんな形状であってもよいし、設置場所も入口、出口に限定されるものではない。
本発明は、家庭用の熱交換型換気扇やビルなどの熱交換型換気装置、またはその他の空気調和機に使用する積層構造の熱交換素子に適用できる。
1 全熱交換素子
2 伝熱紙
3 給気側風路
4 排気側風路
5 間隔リブ
6 通風路A
7 通風路B
8 凸部A
9 凸部B
10 通風路C
11 通風路D
12 凸部C
13 凸部D

Claims (7)

  1. 複数の伝熱紙を所定間隔を設けて積層し、一段置きに給気空気を通風させる給気側風路と、排気空気を通風させる排気側風路を形成して、給気空気と排気空気の間でエネルギーを交換する全熱交換素子であって、
    前記伝熱紙の表面をレーン状に仕切る間隔リブによって複数の通風路が形成され、
    前記排気側風路において、前記給気側風路の入口側にあたる通風路Bに、隣接する風路よりも局部的に風路幅が狭くなる凸部Bを有することを特徴とした全熱交換素子。
  2. 前記通風路Bを形成する間隔リブに、前記通風路B側に突出する凸部Bを設けた請求項1記載の全熱交換素子。
  3. 前記給気側風路において、前記排気側風路の入口側にあたる通風路Aに、隣接する風路よりも局部的に風路幅が狭くなる凸部Aを設けた請求項1または2記載の全熱交換素子。
  4. 前記通風路Aを形成する間隔リブに、前記通風路A側に突出する凸部Aを設けた請求項3記載の全熱交換素子。
  5. 前記凸部Aは、前記通風路Aの出口部分に設け、前記凸部Bは、前記通風路Bの出口部分に設けた請求項4記載の全熱交換素子。
  6. 複数の伝熱紙を所定間隔を設けて積層し、一段置きに給気空気を通風させる給気側風路と、排気空気を通風させる排気側風路を形成して、給気空気と排気空気の間でエネルギーを交換する全熱交換素子であって、
    前記伝熱紙は、点対称形状で形成し、
    前記伝熱紙の表面をレーン状に仕切る間隔リブによって複数の通風路が形成され、
    前記給気側風路において、前記排気側風路の出口側にあたる通風路Cに、隣接する風路よりも局部的に風路幅が狭くなるように2つの凸部Cを設け、
    前記排気側風路において、前記給気側風路の出口側にあたる通風路Dに、隣接する風路よりも局部的に風路幅が狭くなるように2つの凸部Dを設け、
    前記2つの凸部C、前記2つの凸部Dは、前記伝熱紙の対称点を中心に点対称となる位置に設けられたことを特徴とした全熱交換素子。
  7. 請求項1〜6いずれかひとつに記載の全熱交換素子を搭載した熱交換気装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106017191A (zh) * 2016-07-18 2016-10-12 淄博气宇空调节能设备有限公司 一种六边形能量回收换热片

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