JP2015190629A - 電力および給湯兼用表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】常には電力情報が表示され、調理や風呂に入る際などのお湯を使おうとする時間になると、表示器が給湯情報の表示に自動的に切り替えられているようにする。
【解決手段】表示制御部により湯の使用を検出し湯使用の開始時刻および終了時刻を計測する。この表示制御部により検出した過去7日の湯使用実績に基づいて翌日の湯使用の開始時刻および終了時刻を予測し、表示器16の表示を、常には電力情報を表示するホーム画面とし、前記予測した湯使用の開始時刻になったとき、ホーム画面から給湯操作画面に切り替え、且つ予測された終了時刻になったとき給湯操作画面からホーム画面に切り替える。
【選択図】図1

Description

本発明は家庭の電力情報と給湯情報とを1つの表示器で表示する電力および給湯兼用表示システムに関する。
最近、省エネに対する関心は強く、給湯装置に加え、太陽光発電装置などの自家発電装置を設置する家庭が多くなってきている。
自家発電装置では、モニター画面に電力情報として現在の発電量と現在の家庭での使用電力との双方を表示して電力の無駄使いを自己啓発できるようにしている。一方、給湯装置においてもモニター画面に給湯温度や風呂への給湯温度などの給湯情報を表示して適切な温度の湯を台所や洗面所或いは浴槽などに供給できるようにしている。
しかしながら、自家発電装置と給湯装置の双方が夫々自身のモニター画面を持つことは無駄であり、例えば特許文献1に見られるように、1台の表示器に電力情報と給湯情報を表示することが提案されている。
特開2013−219848号公報
電力情報と給湯情報とを1台の表示器で表示する場合、どちらの情報を表示するかはユーザーの選択操作による。しかしながら、これでは選択操作が煩わしいし、例えば調理中にお湯の温度を変更しようとしてモニター画面を見たとき、電力情報が教示されていると、画面表示の切り替え操作を行って給湯情報が表示されるようにしてから給湯温度の変更操作を行わなければならず、面倒である。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、常には電力情報が表示され、調理や風呂に入る際などのお湯を使おうとする時間になると、表示器が給湯情報の表示に自動的に切り替えられているようにして、使用上の利便性の向上を図ることができる家庭用表示システムを提供しようとするものである。
請求項1の発明では、複数日の湯の使用実績から翌日の湯使用の開始時刻と終了時刻を予測し、表示器の表示を、常には電力情報を表示する常態表示とし、予測された時刻になったとき、常態表示から給湯情報の表示に切り替え、且つ給湯情報の表示から電力情報の表示に自動的に切り替える。このため、常には常態表示により節電意識を高めることができ、しかも、湯を使用するときになると、給湯情報の表示に切り替わっているため、手動で切り替える煩わしさがない。
請求項2の発明では、翌日の湯使用の開始時刻および終了時刻を、3日以上の複数日のの湯使用実績から予測するので、家庭毎の生活習慣によって異なる湯の使用時間に合った時間に給湯情報の表示に切り替えることができる。
請求項3の発明では、前日に、複数日の湯の使用実績に基づいて翌日である本日の湯使用の開始時刻および終了時刻を予測したとき、当該本日において、実際の湯の使用が、前日に予測した開始時刻の前または予測した終了時刻の後であったとき、次の日の湯使用の開始時刻および終了時刻を、従前パターンである前記前日以前の複数日の湯使用実績に基づいて予測する場合と、新パターンである本日の湯使用実績に基づいて予測する場合との2通りに定めるので、今までの習慣に応じた時間だけでなく、新しく習慣になるかもしれない時間にも給湯情報の表示画面に切り替えることができる。
請求項4の発明では、請求項3において、前記次の日の湯使用が、前記新パターンにより予測した湯使用時間に重なりまたは連続する時間であったとき、前記次の日の翌日の湯使用の開始時刻および終了時刻を、前記本日と前記次の日の2日間の使用実績に基づいて予測するので、季節の変化によって湯の使用習慣が変化した場合に早期に対応できる。
請求項5の発明では、請求項3において、前記次の日の実際の湯使用時間が、前記新パターンにより予測した時間に重ならず且つ連続もしなかったとき、前記次の日の翌日の湯使用の開始時刻および終了時刻を、前記前日以前の前記従前パターンにより予測するので、1日だけのイレギュラーな時間での湯の使用を、生活習慣に適した湯使用時間の予測用として取り入れる恐れがない。
本発明の一実施形態における表示画面を示すもので、(a)はホーム画面、(b)は給湯操作画面、(c)はホーム画面と給湯操作画面の切り替え形態を時間の経過と共に示す表示切替形態図 太陽光発電装置と電気給湯装置を装備した家屋の概略図 表示器と電気給湯装置の電気的構成を示すブロック図 (a)は湯の実使用時間と給湯操作画面の表示時間を示すグラフその1、(b)は湯の実使用時間と時間記憶テーブルへの記憶時間を示す図その1 (a)は湯の実使用時間と給湯操作画面の表示時間を示すグラフその2、(b)は湯の実使用時間と時間記憶テーブルへの記憶時間を示す図その2 (a)は湯の実使用時間と給湯操作画面の表示時間を示すグラフその3、(b)は湯の実使用時間と時間記憶テーブルへの記憶時間を示す図その3 フローチャートその1 フローチャートその2 フローチャートその3 フローチャートその4 フローチャートその5 フローチャートその6 フローチャートその7 フローチャートその8 時間記憶テーブルのうちの朝時間帯の記憶形態を示すもので、(a)は7日分の時間データを記憶した形態の模式図、(b)は7日前の記憶データを消去し本日分を設定した形態の模式図、(c)は2日前以前のデータを消去し本日のデータを記憶した形態の模式図 (a)は朝時間帯の一時記憶テーブルの記憶形態を示す概念図、(b)は時間記憶テーブルの記憶形態を示す概念図
以下、本発明の一実施形態を図面を参照しながら説明する。図2には家屋の一例が示されている。この家屋には、給湯装置として例えば電気給湯装置1が設置されていると共に、家庭用自家発電装置として例えば太陽光発電装置2が設置されている。
電気給湯装置1は、例えば加熱手段としてのヒートポンプ3および貯湯手段としてのタンク4を備えており、ヒートポンプ3で加熱したお湯をタンク4に蓄えるようになっている。タンク4に蓄えられたお湯は、台所や洗面所或いは浴室などに供給される。このタンク4には、図3に示すように、タンク4に蓄えられている湯の量を検出する湯量センサ5、タンク4内のお湯の温度を検出する湯温センサ6、台所や洗面所或いは浴室などで湯が使用されたときにタンク4からの湯の流出を検出する流量センサ7が設けられている。
太陽光発電装置2は、屋根に据え付けた太陽電池パネル8、蓄電池(図示せず)、パワーコンディショナ(図示せず)などを備えている。太陽電池パネル8によって発電した直流電力は、パワーコンディショナによって交流電力に変換され、分電盤9から家屋の各電気機器に供給される。また、余剰電力は蓄電池に蓄えられたり、売電されたりする。
電気給湯装置1は図3に示す制御装置10を備えている。この制御装置10は、マイコンからなる給湯制御部(制御手段)11および通信部12を有しており、前記湯量センサ5、湯温センサ6および流量センサ7の検出データは給湯制御部11に入力されるようになっている。給湯制御部11は、各センサ5〜7から与えられたデータに基づき、常温水と混合して設定された温度の湯を各所に供給する。なお、給湯制御部11はヒートポンプ3の運転も制御するが、当該ヒートポンプ3の制御に関しては本発明と関係ないので説明を省略する。
家屋内には、本発明に係る表示器13が取り付けられている。この表示器13は、電気給湯装置1の表示器と太陽光発電装置2の表示器とを兼用すると共に、電気給湯装置1の操作器としても使用される。この表示器13は、図3に示すように、例えば液晶ディスプレイなどの表示画面14と位置入力装置15とを組み合わせてなるタッチパネル(操作入力手段)16、計時機能を有し暦日や時刻などをカウントする時計部(計時手段)17、データを記憶する記憶部(記憶手段)18、外部機器との間でデータを送受する通信部19、マイコンからなる表示制御部(制御手段)20を備えている。
表示器13の通信部19には、電気給湯装置1の制御装置10の通信部12から台所や洗面所或いは浴室などで湯の使用が開始したことを報知する湯使用開始信号および当該湯の使用が終了したことを報知する湯使用終了信号が送信される。また、表示器13の通信部19には、分電盤9から所定の短時間毎に現在の太陽光発電装置2の発電電力および家屋での現在の消費電力を示すデータ(電力情報)が送信される。上記湯使用開始信号は流量センサ7がタンク4からの湯の流出を検出したとき送信され、湯使用終了信号は流量センサ7がタンク4からの湯の流出停止を検出したとき送信される。
表示制御部20は、湯使用開始信号および湯使用終了信号が送信されてきたとき、時計部17の計測時刻を実開始時刻および実終了時刻として記憶部18に記憶させる(湯使用監視手段)。また、表示制御部20は、太陽光発電装置2の発電量および使用電力を同じく記憶部18に記憶させる。
表示器13は、常には電力情報、即ち太陽光発電装置2の発電電力と家屋(家庭)での使用電力を示す電力表示画面(ホーム画面)を表示する(常態表示)。ホーム画面を図1(a)に示すが、このホーム画面において、「給湯」表示部分をタッチ操作(所定の操作)すると、給湯装置1に関する給湯情報を表示すると共に給湯に関する種々の操作を行うための画面(給湯操作画面)に切り替わる。切り替わった給湯操作画面を図1(b)に示すが、この画面では、タンク4内の湯量、現在の台所などの蛇口への給湯温度、浴槽への給湯温度などが表示される。
この給湯操作画面において、温度上げ下げ表示部分をタッチ操作すると、蛇口への給湯温度を変更することができ、「ふろ湯はり」表示部分をタッチ操作すると、浴槽へ自動的に所定量の湯が供給され、また「メニュー」表示部分をタッチ操作すると、浴槽への給湯温度を変更したり、浴槽への給湯量を変更したり、他の様々な操作を行うための画面に変更される。そして、この給湯操作画面において、「ホーム」表示部分をタッチ操作(所定の操作)すると、ホーム画面に変更される。
上述のように、表示器13の表示画面をホーム画面と給湯操作画面との間で切り替えるには、それぞれ所定の操作を行う。加えて、本実施形態では、記憶部18に記憶された湯の使用時間(使用開始時刻と使用終了時刻)データに基づいて翌日の湯の使用開始時刻と使用終了時刻とが予測され、その予測された時刻になると、自動的にホーム画面から給湯操作画面に切り替わり、或いは給湯操作画面からホーム画面に自動的に切り替わるようになっている。図1(c)は、この表示画面がホーム画面と給湯操作画面との間で自動的に切り替えられる時間帯の一例を示している。
本実施形態では、湯の使用開始時刻と使用終了時刻とを予測するための湯の使用時間データとしては、複数日、例えば7日分の湯の使用時間データを用いる。この7日分の湯使用時間データに基づいて、翌日の湯の使用開始時刻(ホーム画面から給湯操作画面への切り替え時刻)と湯の使用終了時刻(給湯操作画面からホーム画面への切り替え時刻)とが予測されるようになっている。
このように湯の使用時間になると、タッチパネル16の表示画面が自動的に給湯操作画面に切り替えられることにより、湯の使用時にいちいち画面の切り替え操作をしなくとも済み、また、湯の使用が終了すると、自動的にホーム画面に戻るので、現在の消費電力を認識する機会が増え、家庭での省電力意識が向上するという効果がある。
以下に、この表示器13の表示画面の自動的な切り替わりについて図7〜図14のフローチャートをも参照しながら説明する。
[7日分の湯使用時間データの蓄積]
まず、電気給湯装置1および太陽光発電装置2を新たに設置し、これから表示器13を使い始めるものとする。
表示器13を使用するに際し、ユーザーがその電源スイッチをオン操作すると、タッチパネル16には、常態表示であるホーム画面が表示される(図7のステップA1で「NO」、図8のステップB1)。表示されたホーム画面の「給湯」表示部分がタッチ操作されず、或いは、湯の使用がない場合、そのままホーム画面が表示され続ける(ステップB1からステップB2へ移行、ステップB2の処理内容を示す図9のステップC1で「NO」、ステップC2で「NO」、ステップC3で「NO」、ステップC4で「NO」となって図8のステップB3へ移行し、ステップB3で「NO」となってステップB2に戻る動作の繰り返し)。
ホーム画面の表示中において、ユーザーが「給湯」表示部分をタッチ操作し(ステップC3で「YES」)、或いは、実際にユーザーが台所や洗面所或いは浴室などで湯を使用すると(ステップC4で「YES」)、タッチパネル16の表示画面がホーム画面から給湯操作画面に切り替えられる(ステップC5)。
湯が実際に使用されると、その使用開始時刻が記憶手段としての記憶部18に記憶される(ステップC5からステップC6へ移行、ステップC6の処理内容を示す図10のステップD1で「NO」、ステップD2で「YES」、ステップD6、ステップD7で「NO」)。なお、ステップD6の給湯開始時刻記憶処理の内容については後で詳述する。
当該湯の使用が終了すると、その使用終了時刻が記憶部18に記憶される(図10のステップD1で「NO」、ステップD2で「NO」、ステップD3で「YES」、ステップD9で「YES」、ステップD10、ステップD11で「NO」)。なお、ステップD10の給湯終了時刻記憶処理の内容についても後で詳述する。そして、湯の使用が終了した後、30分以内に再び湯が使用されなければ、タッチパネル16の画面は給湯操作画面からホーム画面へと切り替えられる(ステップD13で「YES」、ステップD14)。
ここで、記憶部18には、時間記憶テーブルと朝・昼・夕の3つの時間帯の一時記憶テーブルとが設けられている。時間記憶テーブルには、朝・昼・夕の3つの時間帯ごとに、7日分の給湯開始時刻と給湯終了時刻とが記憶されるようになっている。また、一時記憶テーブルには、朝・昼・夕の3つの時間帯ごとに、一日の湯の使用開始時刻と使用終了時刻とが一時的に記憶されるようになっている。図16(a)には、朝時間帯の一時記憶テーブルを模式的に示し、同図(b)には、時間記憶テーブルの全体を模式的に示している。なお、図16では、時刻を時間と表記している。後で述べる図4〜図6および図16も同様である。
朝・昼・夕の時間帯は、基準時刻を、例えば朝は午前6時(6:00)、昼は午後0時(12:00)、夕は午後6時(18:00)に定め、実際に湯が使用された時刻が朝、昼、夕のいずれの基準時刻に最も近いかによって当該湯の使用が朝・昼・夕のいずれの時間帯に属するかを決定するようにしている。
また、一時記憶テーブルおよび時間記憶テーブルに記憶される時刻は、分の部分(秒の部分は切り捨て)を30分の時間幅に変換し、その時間幅を表わす代表値で記憶するようにしている。つまり、使用開始時刻については、分の部分が00分から29分までの間に存在するときは、最も早い時刻を示す代表値で「00」分として記憶され、30分から59分までの間に存在するときは、最も早い時刻を示す代表値で「30」分として記憶される。使用終了時刻については、分の部分(秒の部分は切り捨て)が00分から29分までの間に存在するときは、最も遅い時刻を示す代表値で「29」分として記憶され、30分から59分までの間に存在するときは、最も遅い時刻を示す代表値で「59」分として記憶される。
従って、記憶(登録)された開始時刻が例えば7:00であったときには、実際の使用開始時刻は午前7時00分から午前7時29分までのいずれかにあり、記憶(登録)された終了時刻が9:29であったときには、実際の使用終了時刻は午前9時00分から午前9時29分までのいずれかにあることとなる。
さて、時間記憶テーブルに、表示器13を使い始めてから最初の7日分の湯使用時間データが記憶されると、その記憶された時間データに基づいて、翌日の朝・昼・夕の時間帯毎に湯の使用時間、つまり湯が使用され始める時刻と湯の使用が終了する時刻とを予測する。そして、タッチパネル16をホーム画面から給湯操作画面に切り替えるべき時刻を、湯使用が開始されるとして予測した時刻に設定する(図10のステップD7で「YES」、ステップD8)と共に、給湯操作画面からホーム画面に切り替えるべき時刻を、湯の使用が終了するとして予測した時刻に設定する(ステップD11で「YES」、ステップD12)。
湯の使用時間の予測は、朝・昼・夕の時間帯毎に、7日分の湯使用時間のうち、時間が互いに重なるものどうしをグループ分けし、使用開始時刻についてはグループ毎で当該グループ内の湯使用時間データのうち最も早い時刻に定め、使用終了時刻についてはグループ毎で当該グループ内の湯使用時間データのうち最も遅い時刻に定めるものである。なお、湯の使用開始時刻が予測されると、一時記憶テーブルに記憶された開始時刻と終了時刻は消去される(図12のステップF5、ステップF7)。
翌日(表示器16を使用し始めてから8日目)の湯使用時間が予測され、翌日、予測された開始時刻になると、タッチパネル16の表示画面がホーム画面から給湯操作画面に切り替えられる(図9のステップC2で「YES」、ステップC5)。この給湯操作画面への切り替え後、実際に湯の使用があると、この湯の使用開始時刻が上述のように分の部分を30分単位の時間幅に変換され、その代表値にて本日の湯使用開始時刻が記憶されると共に、翌日の湯の使用開始時刻(給湯操作画面への切替時刻)が予測される(ステップD17)。これらの開始時刻の記憶と翌日の開始時刻の予測は後で詳しい説明がされる。
また、湯の使用を終えると、この湯の終了時刻が上述のように分の部分を30分単位の時間幅に変換され、その代表値にて本日の湯使用終了時刻が記憶されると共に、翌日の湯の使用終了時刻が予測される(ステップD19)。その後、前日に予測された終了時刻になると、タッチパネル16の表示画面が給湯操作画面からホーム画面に切り替えられる(図10のステップD20で「YES」、ステップD21)。これらの終了時間の記憶と翌日の終了時刻の予測も後で詳しい説明がされる。
[図4の例]
さて、図4は、表示器13を使用し始めてから相当期間経過したある時期の14日間の例えば朝時間帯の湯使用時間を示す。図4(a)のハッチング部分が実使用時間であり、両矢印の線分で示す部分が給湯操作画面の表示時間(予測した湯使用の開始時刻から終了時刻までの時間)である。図4(b)において、実開始時間および実終了時間とあるのは、実際の湯使用の開始時刻および終了時刻であり、登録開始時刻および登録終了時刻とあるのは、実際の開始時刻および終了時刻の分の部分を30分の時間幅に変換してその代表値で表わして時間記憶テーブルに記憶された開始時刻および終了時刻である。
この図4に基づいて、7日目から9日目までの給湯画面表示に関する表示制御部20の制御内容をフローチャートにより詳述する。但し、朝時間帯についての説明であり、昼および夕の時間帯については、同様であるので説明を省略する。
7日目の湯使用の開始時刻と終了時刻の予測は、前日の6日目に、1日目の前の日から当該6日目までの湯使用実績に基づいて行われ、開始時刻が6:00、終了時刻が7:59と設定されたとする。
7日目において、前日の6日目に予測された湯使用開始時刻である午前6時00分になると、表示制御部20は、タッチパネル16の表示画面をホーム画面から給湯操作画面に切り替える(図9のステップC1で「NO」、ステップC2で「YES」、ステップC5:表示切替手段)。その後、湯が実際に使用されると(図4の例では6:10に使用開始)、表示制御部20は、電気給湯装置1の制御装置10からの湯供給信号により給湯が開始されたことを検出し(ステップC5からステップC6へ、ステップC6の給湯時間記憶処理の内容を示す図10のステップD1で「YES」、ステップD15で「YES」)、給湯時間記憶テーブルの該当する時間帯である朝時間帯に本日の給湯開始時刻が記憶済みか否かを判断する(ステップD16)。
時間記憶テーブルにおいて朝時間帯の本日の給湯開始時刻は未だ記憶されていないので、表示制御部20は、ステップD16で「NO」と判断し、ステップD17の画面表示切替開始時刻設定処理(図12)に移行する。この処理において、表示制御部20は、まず、実際の給湯開始時刻を、分の部分を30分単位の時間幅に変換し(図12のステップF1)、該当する時間帯である朝時間帯の一時記憶テーブルに開始時刻が記憶されているか否かを判断する(ステップF2)。
朝時間帯の一時記憶テーブルには開始時刻が記憶されていないので、表示制御部20は、ステップF2で「NO」と判断し、次に時間記憶テーブルに7日分の時間データが記憶されているか否かを判断する(ステップF8)。7日分の時間データは既に記憶されているので、表示制御部20は、ステップF8で「YES」と判断し、時間記憶テーブルの該当する時間帯、即ち朝時間帯の7日前(図4の1日目の前日)の開始時刻と終了時刻を消去する(ステップF9)。
次に、表示制御部20は、図15(a)および(b)に示すように(具体的に示す時刻は異なる)、消去した7日前の部分に6日前のデータを移し、空いた6日日前の部分に5日前のデータを移し、…、2日前の部分に1日前のデータを移し、というように日を順次繰り上げ、そして空いた1日前の部分を本日として当該本日部分に本日(図4で7日目)の開始時刻を記憶させる。このとき、開始時刻の分の部分は、30分の幅時間をもたせ、その30分の時間幅の代表値(6:00)で記憶させる(ステップF10)。次いで、表示制御部20は、時間記憶テーブルの該当する時間帯、つまり朝時間帯の7日分の開始時刻データのうち、最も早い時刻を翌日の朝の給湯操作画面への切替開始時刻に設定する(ステップF11:予測手段)。ここでは、図4(b)の1日目から本日である7日目までの登録開始時間のうち、最も早い6:00に設定する。以上で画面表示切替開始時刻設定処理を終了する。
この後、湯の使用が終了すると(図4の例では午前6時40分に終了)、表示制御部20は、電気給湯装置1の制御装置10からの湯供給信号の停止により給湯が終了したことを検出し(ステップD18で「YES」)、ステップD19の画面表示切替終了時刻設定処理に移行する。
画面表示切替終了時刻の設定処理の内容は図14に示されている。同処理に移行すると、表示制御部20は、まず、実際の給湯開始時刻を、分の部分を30分単位の時間幅に変換し(ステップH1)、時間記憶テーブルの該当する時間帯(この場合、朝時間帯)に終了時刻が記憶されているか否かを判断する(ステップH2)。時間記憶テーブルには未だ終了時刻が記憶されていないので、表示制御部20は、ステップH2で「NO」と判断し、次のステップH4で時間記憶テーブルの本日の朝時間帯の終了時刻に終了時刻を記憶させる。このとき、終了時刻の分の部分は、30分の時間幅をもたせ、その30分の時間幅の代表値(6:59)に変換して記憶させる(ステップH4)。従って、終了時刻は6:59として記憶される。続いて、表示制御部20は、時間記憶テーブルの朝時間帯に記憶されている終了時刻データのうち、最も遅い時刻(図4においては2日目の7:59)を翌日(図4で8日目)の表示切替終了時刻に設定する(ステップH5)。これにより、翌日は開始時刻6:00、終了時刻7:59に設定されたこととなる。
以上により、画面表示切替終了時刻の設定処理が終了するので、表示制御部20は、図10の表示切替終了時刻が過ぎたか否かを判断するステップD20に戻り、ここで「YES」と判断し、ホーム画面に切り替える(ステップD21)。
翌日(図4において8日目)の午前6時になると、表示制御部20は、前日に予測設定された画面表示切替開始時刻になったと判断し(図9のステップC2で「YES」)、タッチパネル16の表示画面をホーム画面から給湯操作画面へと切り替え(ステップC5)、給湯時間記憶処理(ステップC6)へと移行する。
図10の給湯時間記憶処理に移行すると、表示制御部20は、画面表示切替終了時刻になるまで、給湯操作画面を表示し続ける(ステップD1で「YES」、ステップD15で「NO」、ステップD18で「NO」、ステップD20で「NO」の繰り返し)。図4の例では本日(8日目)は前日設定された画面表示切替終了時刻(7:59)になっても湯は使用されないので、当該画面表示切替終了時刻になると、表示制御部20は、表示画面をホーム画面に切り替える(ステップD20で「YES」、ステップD21)。
図4に示すように、8日目(本日)では、画面表示切替終了時刻を経過した午前8時20分に湯が使用される。すると、表示制御部20は、図9の給湯操作画面への切替処理において、ステップC1で「NO」、ステップC2で「NO」、ステップC3で「NO」、ステップC4で「YES」となり、給湯操作画面へ切り替える(ステップC5)。
次に、表示制御部20は、ステップC6の給湯時間記憶処理へと移行する。そして、図10の給湯時間記憶処理に入ると、表示制御部20は、ステップD1で「NO」、ステップD2で「YES」となり、該当する時間帯である朝時間帯の一時記憶テーブルへの給湯開始時刻記憶処理へと移行する(ステップD6)。
一時記憶テーブルへの給湯開始時刻記憶処理の内容は図11に示されており、表示制御部20は、当該処理に入ると、まず給湯開始時刻を、分の部分を30分単位の時間幅に変換し(ステップE1)、次にその給湯開始時刻が朝・昼・夕のどの時間帯に属するかを決定する(ステップE2)。
ここでは朝時間帯に属するので、表示制御部20は、ステップE2において朝時間帯と決定し、次のステップE3で該当する時間帯である朝時間帯の一時記憶テーブルに開始時刻が記憶されているか否かを判断する。朝時間帯には未だ開始時刻が記憶されていないので、表示制御部20は、ステップE3で「NO」と判断し、次のステップE4で朝時間帯の一時記憶テーブルに、開始時刻を記憶させる。ここでは8:00と記憶させる。続くステップE5で、表示制御部20は、時間記憶テーブルにおける朝時間帯の本日部分に、開始時刻(8:00)を追加記憶させ、一時記憶テーブルへの給湯開始時刻記憶処理を終了する。
次に、表示制御部20は、図10のステップD7に移行し、時間記憶テーブルに7日分の開始時刻が記憶されているか否かを判断する。7日分の開始時刻は記憶されているので、表示制御部20は、ステップD7で「YES」と判断してステップD8の画面表示切替開始時刻設定処理へと移行する。
このステップD8の画面表示切替開始時刻設定処理は図12に示す画面表示切替開始時刻設定処理とは異なる。ステップD8では、図12におけるステップF1とステップF11に相当する内容の処理だけを行う。ステップD8の画面表示切替開始時刻設定処理に入ると、表示制御部20は、まず、給湯開始時刻を、分の部分を30分単位の時間幅に変換し(ステップF1に相当)、次いで、時間記憶テーブルのうち該当する時間帯である朝時間帯内の開始時刻のうち、最も早い時刻を翌日の表示切替開始時刻に設定する(ステップF11に相当)。この場合、表示制御部20は、7日分の湯使用時間のうち、重なるものどうし、つまり開始時刻から終了時刻までが互いに重なるものを一つのグループとし、グループが2以上ある場合、各グループで最も早い時刻を表示切替開始時刻に設定する。図4の例では、2日目から8日目までが設定対象となり、そのうち2日目から7日目までが一つのグループ(従前パターン)であり、8日目がもう一つのグループ(新パターン)となる。そして、最初のグループの最も早い時刻が6:00であり、もう一つのグループの最も早い時刻が8:00となる。以上により画面表示切替開始時刻設定処理が終了する。
その後、湯の使用が終わると(図4で8日目は午前8時55分に終了)、表示制御部20は、図10の給湯時間記憶処理のステップD3で「YES」、ステップD9で「YES」と判断し、一時記憶テーブルへの給湯終了時刻記憶処理へと移行する(ステップD10)。
図13に示す一時記憶テーブルへの給湯終了時刻記憶処理に移行すると、表示制御部20は、まず給湯終了時刻の分の部分を30分単位の時間幅に変換し(ステップG1)、次にその給湯終了時刻が昨日以上前(図4の例では7日目以上前)の給湯終了時刻に重なるか、または連続するか否かを判断する(ステップG2)。なお、ここで終了時刻は30分単位の時間幅を持たせたものを用い、例えば本日の給湯時刻が8:59(8:30〜8:59)のとき、重なる終了時刻は8:59(8:30〜8:59)であり、連続する終了時刻は8:29(8:00〜8:29)または9:29(9:00〜9:29)であり、それ以外は重なりもせず、連続もしない。
図4の例では、終了時刻が8:59であるので、表示制御部20は、ステップG2で「NO」と判断し、該当する時間帯である朝時間帯の一時記憶テーブルに終了時刻(8:59)を記憶させる(ステップG3)。次いで、表示制御部20は、時間記憶テーブルにおける朝時間帯の本日欄に給湯終了時刻を記憶させる(ステップG5)。
以上により一時記憶テーブルへの給湯終了時刻記憶処理を終了し、表示制御部20は、図10のステップD11に移行し、時間記憶テーブルに7日分の時間データが記憶されているか否かを判断する。ここでは1日目から7日目までのデータが記憶されているので、表示制御部20は、ステップD11で「YES」と判断し、ステップD12の画面表示切替終了時刻設定処理に移行する。
このステップD12の画面表示切替終了時刻設定処理は図14の画面表示切替終了時刻設定処理とは異なる。ステップD12では、図14の画面表示切替終了時刻設定処理におけるステップH1とステップH5に相当する内容の処理だけを行う。ステップD12の画面表示切替終了時刻設定処理に入ると、表示制御部20は、まず給湯終了時刻の分の部分を30分単位の時間幅に変換し(ステップH1に相当)、次いで、時間記憶テーブルのうち該当する時間帯である朝時間帯内の開始時刻のうち、最も早い時刻を翌日の表示切替開始時刻に設定する(ステップH5に相当)。
この場合、7日分の開始時刻から終了時刻までのうち、重なるまたは連続するものを一つのグループとし、各グループで最も遅い時刻を表示切替終了時刻に設定する。図4の例では、2日目から8日目までが設定対象となり、そのうち2日目から7日目までが一つのグループであり、8日目がもう一つのグループとなる。そして、最初のグループの最も遅い時刻が7:59であり、もう一つのグループの最も遅い時刻が8:59となる。
従って、表示開始時刻と終了時刻とを併せて考えると、翌日(図4の例で9日目)では、6:00にホーム画面から給湯操作画面に切り替えられて7:59に給湯操作画面からホーム画面に切り替えられ、更に、8:00に再びホーム画面から給湯操作画面に切り替えられて7:59に給湯操作画面が終了し、ホーム画面に戻されることとなる。
翌日(図4の例で9日目)になると、午前6時00分から午前7時59分まで第1回目の給湯操作画面の表示時間内では湯の使用がなく、午前8時から午前8時59分までの第2回目の給湯操作画面の表示時間内に湯の使用がある。この湯の使用は午前8時15分に開始され、午前8時45分に終了している。
さて、午前8時15分に湯の使用が開始されると、表示制御部20は、図10の予測による給湯操作画面の表示か否かを判断するステップD1で「YES」、給湯が開始されたか否かを判断するステップD15で「YES」、時間記憶テーブルの朝時間帯に本日の給湯開始時間が記憶済みであるか否かを判断するステップD16で「NO」となりステップD17の画面表示切替開始時刻設定処理に移行する。
図12の画面表示切替開始時刻設定処理で、表示制御部20は、給湯開始時刻を、分の部分を30分の時間幅を持つように変換し(ステップF1)、次に該当する時間帯である朝時間帯の一時記憶テーブルに開始時刻が記憶されているか否かを判断する(ステップF2)。ここでは、昨日(8日目)の開始時刻(8:00)が記憶されているので、表示制御部20は、ステップF2で「YES」と判断し、次のステップF3へ移行する。
表示制御部20は、ステップF3で本日の開始時刻が朝時間帯の一時記憶テーブルに記憶されている開始時刻と重なり或いは連続するか否かを判断する。ここでは重なるので、表示制御部20は、ステップF3で「YES」となり、次のステップF6に移行する。
ステップF6では、表示制御部20は、一時記憶テーブルの開始時刻が新しい開始時刻と判断し、時間記憶テーブルの該当する時間帯である朝時間帯に記憶されている開始時刻のうち、一時記憶テーブルの開始時刻および終了時刻と一致しない開始時間と終了時間を全て消去する。ここでは、図15(a)に示すように、時間記憶テーブルの朝時間帯には7日前(図4の6日目)から1日前(図4の8日目)までの時間データが記憶されているので、一時記憶テーブルの開始時刻および終了時刻と一致しない7日前から2日前までの開始時刻と終了時刻の全てを消去するものである。
続いて、表示制御部20は、朝時間帯の一時記憶テーブルに記憶されている前日の開始時刻(8:00)と終了時刻(8:59)とを消去する(ステップF7)。表示制御部20は、次に7日分の時間データが蓄積されているか否かを判断する(ステップF8)。ここでは7日前から2日前までのデータが消去されていて7日分のデータはないので、表示制御部20は、ステップF8で「NO」と判断し、ステップF10に移行して時間記憶テーブルの本日の欄に開始時刻(8:00)を記憶する。続いて、表示制御部20は、時間記憶テーブルの開始時刻のうち最も早い時刻(8:00)を表示切替開始時刻に設定する(ステップF11)。これにより、画面表示切替開始時刻設定処理を終了する。
給湯が終了(8:45)すると、表示制御部20は、図10のステップD18で「YES」となり、画面表示切替終了時刻設定処理(ステップD19)へ移行する。この画面表示切替終了時刻設定処理(図14)で、表示制御部20は、給湯終了時刻を、分の部分を30分単位の時間幅に変換し(ステップH1)、次いで時間記憶テーブルの該当する時間帯である朝時間帯に終了時刻が記憶されているか否かを判断する(ステップH2)。ここでは未だ記憶されていないので、表示制御部20は、ステップH2で「NO」と判断し、ステップH4へ移行する。
このステップH4で、表示制御部20は、時間記憶テーブルの本日欄に終了時刻(8:59)を記憶する。そして、表示制御部20は、時間記憶テーブル内の最も遅い時刻を表示切替終了時刻に設定する(ステップH5)。ここでは、最も遅い時刻は、図4から明らかなように8:59であるから、終了時刻は8:59に設定される。従って、翌日(図4で10日目)は、8:00に給湯操作画面に切り替えられ、8:59にホーム画面に切り替えられこととなる。
図4の例では、10日目以降も前日に予測された給湯操作画面の表示時間内に湯が使用される。このように季節の変化など何らかの理由で湯の使用時間帯が変化した場合、これに可及的速やかに対応することができる。つまり、7日分の時間データを取得しなくても、2日分の時間データで新しい習慣に応じた時間に給湯操作画面を表示することができるのである。
[図5の例]
しかしながら、たまたま一日だけ、それまでと異なった時間に湯を使用し、その翌日から元の時間に湯を使用する場合もある。図5は、朝時間帯において、それまで湯を使用していた時間よりも後の方に8日目の1日だけ湯使用時間がずれた場合を示し、図6は、同じく朝時間帯において、それまで湯を使用していた時間よりも後の方に8日目の1日だけ湯使用時間がずれた場合を示している。このような場合には、本実施形態では、1日だけの湯使用時間のずれは、イレギュラーと判断して給湯操作画面への切替時間が変化しないようにする。
まず、図5の場合につき説明する。8日目までの表示制御部20の処理内容は図4の場合と同じであるので省略する。8日目に翌日である9日目の湯の使用時間(給湯操作画面に切り替えられている時間)を午前6時00分から午前8時00分までの間と午前8時00分から午前8時59分までの間の2回あると予測する。翌日(9日目)になると、元の生活習慣と同様に実際には午前6時15分に湯が使用される。すると、表示制御部20は、図10のステップD1で「YES」、ステップD15で「YES」となり、ステップD16で時間記憶テーブルの該当する時間帯である朝時間帯に本日の給湯開始時刻が記憶されているか否かを判断する。
ここでは未だなので、表示制御部20は、ステップD16で「NO」となり、ステップD17の画面表示切替開始時刻設定処理に移る。図12の画面表示切替開始時刻設定処理において、表示制御部20は、まず実際の給湯開始時刻を、分の部分を30分単位の時間時幅に変換し(ステップF1)、次に該当する時間帯である朝時間帯の一時記憶テーブルに開始時刻が保存されているか否かを判断する(ステップF2)。
ここでは、前日(8日目)の午前8時20分に湯の使用があったので、朝時間帯の一時記憶テーブルの開始時刻には8:00と記憶されている。このため、表示制御部20は、ステップF2で「YES」と判断し、ステップF3に移行する。このステップF3において、表示制御部20は、一時記憶テーブルに記憶されている開始時刻と重なるかまたは連続するかを判断する。ここでは重なりも連続もしないので、表示制御部20は、ステップF3で「NO」と判断し、次のステップF4で該当する時間帯である朝時間帯の一時記憶テーブルの開始時刻をイレギュラーと判断し、記憶テーブルの朝時間帯に記憶されている一時記憶テーブルと同一の開始時刻および終了時刻を消去する。つまり、8日目の開始時刻8:00と終了時刻8:59を消去するのである。
また、表示制御部20は、次のステップF5で朝時間帯の一時記憶テーブルの開始時刻(8:00)と終了時刻(8:59)を消去する。この後、表示制御部20は、ステップF8に移行し、ここで7日分の時間データが蓄積されているか否かを判断する。ステップF4で8日目の開始時刻および終了時刻を消去したので、表示制御部20は、ステップF8で「NO」と判断し、ステップF10に移行して時間記憶テーブルの朝時間帯に本日の開始時刻を記憶する。
そして、表示制御部20は、時間記憶テーブルの朝時間帯に記憶された開始時刻のうちで最も早い時刻、つまり元の6:00を開始時刻に設定する。このとき、8日目の開始時刻8:00と終了時刻8:59は消去されているので、8:00は開始時刻の設定から外される。このため、9日目においては、午前8時になっても給湯操作画面に切り替えられることはない。
9日目(本日)の午前6時45分に給湯が終了すると、表示制御部20は、図10のステップD18で「YES」と判断し、ステップD19の画面表示切替終了時刻の設定処理へ移行する。図14の画面表示切替終了時刻の設定処理において、表示制御部20は、給湯終了時刻を、分の部分を30分単位の時間幅に拡大するように変換する。次に、表示制御部20は、時間記憶テーブルの該当する時間帯である朝時間帯に終了時刻が記憶されているか否かを判断する(ステップH2)。時間記憶テーブルに本日の終了時刻は未だ記憶されていないので、表示制御部20は、ステップH2で「NO」と判断し、ステップH4に移行してここで本日の終了時刻を記憶する。そして、時間記憶テーブル内の最も遅い時間を表示切替終了時刻に設定する。このとき、2日目の開始時刻と終了時刻は9日目では8日前となるので消去され、また前日(8日目)の終了時刻はステップF5で消去されているので、表示制御部20は、最も遅い時刻である7:29を終了時刻として設定する。
以上により、8日目の湯の使用時間は1日限りのイレギュラーなもので、9日目に翌日である10日目の朝時間帯は、7日前以前と同様に表示開始時刻6:00、表示終了時刻7:30に設定されることになるのである。
[図6の例]
一方、図6の場合、7日目に、1日目から7日目までの湯の使用実績に基づいて時間記憶テーブルに記憶されている開始時刻により、翌日8日目の表示開始時刻が午前6時00分、表示終了時刻が午前7時59分に設定される。
8日目では、給湯操作画面へ切り替えられる時刻よりも前の午前5時20分から午前5時50分までの間に湯が使用されている。
8日目(本日)の午前5時20分に湯が使用されると、表示制御部20は、図9のステップC4で「YES」となって、次のステップC5で表示画面をホーム画面から給湯操作画面に切り替える。次に、表示制御部20は、給湯時間記憶処理(ステップC6)へ移行する。図10の給湯時間記憶処理に入ると、表示制御部20は、ステップD1で「NO」、ステップD2で「YES」となり、ステップD6の一時記憶テーブルへの給湯開始時刻記憶処理へ移行する。
図11の一時記憶テーブルへの給湯開始時刻記憶処理において、表示制御部20は、ステップE1で実際の給湯開始時刻を、分の部分を30分単位の時間幅に変換し、次のステップE2で朝・昼・夕の何れの時間帯に属するかを決定する。ここでは朝時間帯に属するので、表示制御部20は、次のステップE3で朝時間帯の一時記憶テーブルに開始時間が記憶されているか否かを判断する。
ここでは未だ朝時間帯の一時記憶テーブルに開始時間は記憶されていないので、表示制御部20は、ステップE3で「NO」となり、次のステップE4で該当する時間帯である朝時間帯の一時記憶テーブルに開始時刻5:00を記憶し、続いてステップE5で時間記憶テーブルの該当する時間帯である朝時間帯の本日の開始時刻に5:00を追加記憶する。以上により一時記憶テーブルへの給湯開始時刻記憶処理を終了する。
次に、表示制御部20は、図10のステップD7で時間記憶テーブルに7日分のデータが記憶去れているか否かを判断する。ここでは7日分のデータが記憶されているので、表示制御部20は、ステップD7で「YES」と判断し、ステップD8の画面表示切替開始時刻設定処理へと移行する。
ステップD8の画面表示切替開始時刻設定処理において、表示制御部20は、まず実際の給湯開始時刻を、分の部分を30分単位の時間時幅に変換し、時間記憶テーブルの該当する時間帯、つまり朝時間帯の記憶テーブル内の開始時刻データのうち、最も早い時刻を翌日の朝の給湯操作画面への切替開始時刻に設定する。ここでは、2グループあるので、開始時刻を5:00と6:00とに設定する。以上で画面表示切替開始時刻設定処理を終了する。
その後、午前5時50分に湯の使用が終わると、表示制御部20は、図10のステップD1で「NO」、ステップD2で「NO」、ステップD3で「YES」、ステップD9で「YES」となってステップD10の一時記憶テーブルへの給湯終了時刻記憶処理へと移行する。
図13の一時記憶テーブルへの給湯終了時刻記憶処理において、表示制御部20は、まず、実際の給湯開始時刻を、分の部分を30分単位の時間幅に変換し(ステップG1)、時間記憶テーブルの該当する時間帯である朝時間帯の終了時刻が昨日以前の給湯終了時刻と重なる(含む連続)か否かを判断する。ここでは重ならず、連続もしていないので、表示制御部20は、ステップG2で「NO」と判断し、該当する時間帯(朝時間帯)の一時記憶テーブルに給湯終了時刻5:59を記憶し(ステップG3)、時間記憶テーブルの該当する時間帯(朝時間帯)の本日欄に給湯終了時刻5:59を記憶する。
表示制御部20は、以上により一時記憶テーブルへの給湯終了時刻記憶処理を終了し、
次に時間記憶テーブルに7日分の時間データが記憶されているか否かを判断する(ステップD11)。7日分の時間データは記憶されているので、表示制御部20は、ステップD11で「YES」と判断し、次のステップD12の画面表示切替終了時刻設定処理へ移行する。
ステップD12の画面表示切替終了時刻設定処理に移行すると、表示制御部20は、給湯終了時刻を、分の部分を30分単位の時間幅を持つように変換し、次いで、時間記憶テーブル内の最も遅い時刻を表示切替終了時刻に設定する。
ここでは、終了時刻が2グループあるので、終了時刻を5:59と7:59とに設定する。この結果、翌日(9日目)の給湯操作画面の表示時間は、5:00〜5:59と6:00〜7:59の2回に設定されたこととなる。以上で画面表示切替開始時刻設定処理を終了する。
そして、湯の使用終了から30分が経過すると(午前6時20分)、表示制御部20は、図10のステップD13で「YES」と判断し、次のステップD14でタッチパネル16の表示画面を給湯操作画面からホーム画面に切り替えるのであるが、前日に予約された給湯操作画面への切替開始時刻がそれ以前の午前6時00分であるので、切替終了時刻である午前7時59分まで給湯操作画面が表示され続ける。
しかしながら、8日目の午前6時から午前7時59分までの間には湯の使用がないので、表示制御部20は、午前7時59分になるとタッチパネル16の画面表示を給湯操作画面からホーム画面へと切り替える(ステップD1で「YES」、ステップD15で「NO」、ステップD18で「NO」、ステップD20で「YES」、ステップD21)。
翌日(図6において9日目)の午前5時00分になると、表示制御部20は、前日に予測設定された画面表示切替開始時刻になったと判断し(図9のステップC2で「YES」)、タッチパネル16の表示画面をホーム画面から給湯操作画面へと切り替え(ステップC6)、給湯時間記憶処理(ステップC6)へと移行する。
図10の給湯時間記憶処理に移行すると、表示制御部20は、画面表示切替終了時刻になるまで、給湯操作画面を表示し続ける(ステップD1で「YES」、ステップD15で「NO」、ステップD18で「NO」、ステップD20で「NO」の繰り返し)。図6の例では本日(9日目)は前日設定された画面表示切替終了時刻(5:59)になるまで湯は使用されないので、当該画面表示切替終了時刻になると、表示制御部20は、一旦、表示画面をホーム画面に切り替える(ステップD20で「YES」、ステップD21)。
しかし、直ぐに次の表示切替開始時刻である午前6時になるので、当該時刻になると、表示制御部20は、タッチパネル16の表示画面を給湯操作画面へと切り替える(ステップC2で「YES」、ステップC5)。
図6に示すように、9日目では、元のように午前6時15分から午前6時45分まで湯が使用される。午前6時15分に給湯が開始されると、表示制御部20は、図10のステップD1で「YES」、ステップD15で「YES」となり、時間記憶テーブルの該当する時間帯である朝時間帯に本日の給湯開始時刻が記憶されているか否かを判断する(ステップD16)。
本日の給湯開始時刻は未だ記憶されていないので、表示制御部20は、ステップ16で「NO」と判断し、次のステップD17の画面表示切替開始時刻設定処理へと移行する。図12の画面表示切替開始時刻設定処理において、表示制御部20は、まず給湯開始時刻を、分の部分を30分単位の時間幅に変換し(ステップF1)、該当する時間帯である朝時間帯の一時記憶テーブルに開始時刻が記憶されているか否かを判断する。ここでは、昨日(8日目)の使用開始時刻である5:00が記憶されているので、表示制御部20は、ステップF2で「YES」と判断し、ステップF3に移行する。
ステップF3では本日の開始時刻が一時記憶テーブルに記憶されている開始時刻と重なる(含む連続)か否かを判断する。ここでは、重なりも連続もしていないので、表示制御部20は、ステップF3で「NO」と判断し、次のステップF4で一時記憶テーブルの記憶時間をイレギュラーと判断し、該当する時間帯である朝時間帯の時間記憶テーブルに記憶されている一時記憶テーブルと同一の開始時刻(5:00)および終了時刻(5:59)を消去し(8日目の時間データを消去)、続いてステップF5で該当する時間帯である朝時間帯の一時記憶テーブルの開始時刻(5:00)と終了時刻(5:59)を消去する。
そして、表示制御部20は、次のステップF8で7日分の給湯時間が記憶去れているか否かを置判断する。ここでは、昨日(8日目)の開始時刻と終了時刻が消去されているので、表示制御部20は、ステップF8で「NO」と判断し、昨日部分を本日欄として開始時刻を記憶する(ステップF9)。次に、表示制御部20は、該当する時間帯である朝時間帯の時間記憶テーブル内の最も早い時刻(6:00)を表示切替開始時刻に設定する(ステップF11)。
給湯が終了すると、表示制御部20は、図10のステップD18で「YES」となり、次のステップD19の画面表示切替終了時刻の設定処理へと移行する。図14の画面表示切替終了時刻の設定処理では、表示制御部20は、ステップH1で実際の給湯開始時刻を、分の部分を30分単位の時間幅に変換し、ステップH2で時間記憶テーブルの該当する時間帯である朝時間帯に終了時刻が記憶されているか否かを判断する。
ここでは未だ時間記憶テーブルの朝時間帯に終了時間は記憶されていないので、表示制御部20は、ステップH2で「NO」となり、次のステップH4で時間記憶テーブルの該当する時間帯(朝時間帯)に終了時刻6:29を記憶し、続いてステップH5で時間記憶テーブルの該当する時間帯(朝時間帯)の終了時刻のうち、最も遅い時刻7:59を終了時刻に設定し、画面表示切替終了時刻の設定処理を終了する。
以上により、翌日(10日目)の給湯操作画面への切替開始時刻が6:00、終了時刻が7:29に設定される。
このように本実施形態によれば、過去複数日(本実施形態では7日間)の湯の使用実績に基づいて翌日の湯の使用開始時刻と終了時刻とを予測し、タッチパネル16の表示画面を自動的にホーム画面から給湯操作画面に切り替え、且つ給湯操作画面からホーム画面へ戻すので、一々画面の切替操作をしなくとも済む。
また、湯の使用時間が今までと変わったような日があった場合、その翌日の給湯操作画面への表示切替時間としては、元の湯の使用時間と、本日の今までとは変わった使用時間との両方に合せて給湯操作画面に切り替えておくことができるので、翌日の湯の使用が今までの元の使用時間に戻っても、また、新しく変わった時間に湯の使用があっても、その双方に対応することができる。
しかも、季節の変化により湯を使用する時間が変化した場合、7日間の使用実績の蓄積を待たずとも、2日間の使用実績により、新しい湯の使用習慣に合った時間で画面の切替を行うことができる。
また、一日だけのイレギュラーな湯の使い方に対しては、翌日にイレギュラーな使い方であると判断し、次の日からそのイレギュラーな使用時間には給湯操作画面に切り替えないようにするので、イレギュラーな使用時間を新しい湯の使用習慣と誤認することがない。
本発明は上記し且つ図面に示す実施形態に限定されるものではなく、以下のような拡張または変更が可能である。
使用実績は2日以上の複数日であれば良い。但し、図4〜図6の場合は、3日以上を前提とする。
使用実績は7日に限られない。好ましい使用実績は7日分が好ましい。7日の使用実績に基づいて画面の切り替え時間を予測する場合には、1週間分の使用実績であるので、使用家庭の習慣により完全に合せて給湯操作画面に切り替えることができる。
請求項3の「本日の実際の湯の使用が、前記前日に予測した開始時刻の前または予測した終了時刻の後であったとき、」において、「本日の実際の湯の使用」は、実際の湯の使用開始時刻から終了時刻までを言い、「前日に予測した開始時刻の前または予測した終了時刻の後」は、本日の実際の湯の使用が、前日に予測した開始時刻から終了時刻までの間に重ならず且つ連続もしないことを言う。図4の8日目で例示すると、8:20が実際の湯の使用開始時刻、8:55が実際の湯の使用終了時刻である。「前記前日に予測した開始時刻の前または予測した終了時刻」は、実際の開始時刻、終了時刻ではなく、30分の時間幅を持たせた時刻を言う。従って、図4の8日目における湯の実際の使用時間は、前日予測した時間(6:00から7:59まで)と重なりも連続もせず、終了時刻の後である。
家庭用自家発電装置としては、燃料電池など他の発電装置であっても良い。
給湯装置としては、太陽熱給湯装置、その他の給湯装置であっても良い。
表示器13に表示するものとしては、給湯装置と発電装置に限らず、給湯装置と家庭での消費電力を監視する装置とで兼用するものであっても良い。つまり、電力情報としては、家庭での消費電力のみの表示であっても良い。
記憶部18に、7日分の湯使用時間データを予めデフォルト値として記憶させておくようにしても良い。このようにすれば、表示器13の使い始めの日(または次の日)から湯の使用時間を予測して自動的に給湯操作画面に切り替えることが可能となる。
図面中、1は電気給湯装置(給湯装置)、2は太陽光発電装置(家庭用自家発電装置)、13は表示器、17は時計部、18は記憶部、20は表示制御部(湯使用監視手段、予測手段、表示切替手段)を示す。

Claims (5)

  1. 家庭用自家発電装置で発電中の電力情報および/または家庭で消費中の電力情報と、給湯装置の給湯情報とを、1台の表示器にて表示する電力および給湯兼用表示システムにおいて、
    湯の使用を検出し湯使用の開始時刻および終了時刻を計測する湯使用監視手段と、
    前記湯使用監視手段による複数日の湯使用実績に基づいて翌日の湯使用の開始時刻および終了時刻を予測する予測手段と、
    前記表示器の表示を、常には前記電力情報を表示する常態表示とし、前記予測手段により予測された湯使用の開始時刻になったとき、前記常態表示から前記給湯情報の表示に切り替え、且つ前記予測された終了時刻になったとき前記給湯表示から前記常態表示に切り替える表示切替手段と
    を備えた電力および給湯兼用表示システム。
  2. 請求項1記載の電力および給湯兼用表示システムにおいて、
    前記予測手段は、3日以上の湯使用実績に基づいて翌日の湯使用の開始時刻および終了時刻を予測することを特徴とする電力および給湯兼用表示システム。
  3. 請求項2記載の電力および給湯兼用表示システムにおいて、
    前記予測手段は、前日に、複数日の湯使用実績に基づいて翌日である本日の湯使用の開始時刻および終了時刻を予測したとき、本日の実際の湯の使用が、前記前日に予測した開始時刻の前または予測した終了時刻の後であったとき、次の日の湯使用の開始時刻および終了時刻を、従前パターンである前記前日以前の複数日の湯使用実績に基づいて予測する場合と、新パターンである本日の湯使用実績に基づいて予測する場合との2通りに定めることを特徴とする電力および給湯兼用表示システム。
  4. 請求項3記載の電力および給湯兼用表示システムにおいて、
    前記予測手段は、前記次の日の湯使用が、前記新パターンにより予測した湯使用時間に重なりまたは連続する時間であったとき、前記次の日の翌日の湯使用の開始時刻および終了時刻を、前記本日と前記次の日の2日間の使用実績に基づいて予測することを特徴とする電力および給湯兼用表示システム。
  5. 請求項3記載の電力および給湯兼用表示システムにおいて、
    前記予測手段は、前記次の日の実際の湯使用時間が、前記新パターンにより予測した湯使用時間に重ならず且つ連続もしなかったとき、前記次の日の翌日の湯使用の開始時刻および終了時刻を、前記前日以前の前記従前パターンにより予測することを特徴とする電力および給湯兼用表示システム。
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