JP2015190544A - 自動変速機 - Google Patents

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【課題】自動変速機の軸方向寸法の短縮を図りつつ、巻き掛け伝動機構の採用による軸間距離の短縮を効果的に実現して、車載性に優れた自動変速機を提供する。【解決手段】入力軸6の軸線上に、反駆動源側から順に、複数のプラネタリギヤセットと複数の摩擦締結要素と出力部41とを含む変速機構10、動力伝達要素2が配設され、デフ軸50上に、反駆動源側から順に、巻き掛け伝動部材43を介して出力部41に連結された入力部42、減速用プラネタリギヤセット60、差動要素70が配設された自動変速機1において、減速用プラネタリギヤセット60を、動力伝達要素2よりも軸方向反駆動源側に配置し、両者を軸方向から見て重なるように配置し、変速機構10の所定の構成要素を、出力部41よりも駆動源側において、減速用プラネタリギヤセット60と軸方向にオーバーラップして配置し、出力部41の反駆動源側にパーキングギヤ12を隣接して配設する。【選択図】図2

Description

本発明は、車両に搭載される自動変速機に関し、車両用変速機の技術分野に属する。
自動車等の車両に搭載される自動変速機は一般に、複数のプラネタリギヤセット(遊星歯車機構)とクラッチやブレーキなどの複数の摩擦締結要素とを有する変速機構を備え、これらの摩擦締結要素を選択的に締結することにより各プラネタリギヤセットを経由する動力伝達経路を切り換えて車両の運転状態に応じた所定の変速段を達成するように構成されている。
このような自動変速機の一例として、例えば特許文献1に開示されているように、入力軸上に配設された変速機構の出力回転が、入力軸に平行に配置されたカウンタ軸(中間軸)を有するカウンタドライブ機構を介して、入力軸及びカウンタ軸に平行なデフ軸上の差動装置に伝達するようにしたものが知られている。
前記カウンタドライブ機構は一般に、カウンタ軸上に、入力軸上のカウンタドライブギヤに噛み合う大径のカウンタドリブンギヤと、差動装置のデフリングギヤに噛み合う小径のファイナルドライブギヤとを備え、変速機構の出力回転を減速して差動装置に伝達するように構成されている。また、カウンタ軸上にはパーキングギヤが配設され、該パーキングギヤにパーキングポールが係合することで、カウンタ軸の回転がロックされる。
ところで、近年、車両の燃費性能の向上等を目的として自動変速機の多段化が進められており、それに伴って、変速機構を構成するプラネタリギヤセットの個数が増加する傾向にあるが、プラネタリギヤセットの個数が増加すると変速機全体の軸方向寸法が増大し、車載性の問題が発生する。
そこで、変速機構の各構成要素(プラネタリギヤセットや摩擦締結要素)の軸方向寸法を短縮することによって、変速機全体の軸方向寸法の増大を抑制することが試みられる。しかしながら、この場合、プラネタリギヤセットに要求される強度や摩擦締結要素に要求されるトルク容量を確保するためには、プラネタリギヤセットや摩擦締結要素の径方向寸法を大きくする必要がある。さらに、複数の構成要素(プラネタリギヤセットや摩擦締結要素)を径方向に重ねて配置することで、変速機全体の軸方向寸法の更なる短縮を試みることも考えられるが、この場合、外側の構成要素は更に大径化する。
このように大径化した入力軸上のプラネタリギヤセット及び摩擦締結要素がカウンタ軸上の部品に干渉することを回避するためには、入力軸とカウンタ軸との間の軸間距離を大きくする必要があり、車体前後方向に変速機全体が大型化してしまう。
この問題を解消するために、カウンタドライブ機構の代わりに、駆動側及び被動側のスプロケットやプーリ等の回転体とこれらの回転体に巻き掛けられるチェーンやベルト等の巻き掛け部材とを有する巻き掛け伝動機構を用いて、入力軸の出力回転を直接デフ軸に伝達することが考えられる。この場合、カウンタドライブ機構を廃止した分だけデフ軸を入力軸に近づけることができるため、変速機全体の大型化を抑制できる。
巻き掛け伝動機構によって入力軸からデフ軸に動力伝達する場合、巻き掛け伝動機構のみではカウンタドライブ機構と同程度の減速比を得ることが困難であるため、デフ軸上において、巻き掛け伝動機構の被動側回転体と差動装置との間で減速を行う減速用プラネタリギヤセットを追加する必要がある。この場合、デフ軸上には、被動側回転体、減速用プラネタリギヤセット、差動装置が順に並んで配置され、減速用プラネタリギヤセット又は差動装置の少なくとも一方は、入力軸の軸線上において変速機構の駆動源側に隣接して配設されたトルクコンバータやダンパ等の動力伝達要素に対向配置される。
特開2009−002423号公報
しかしながら、カウンタドライブ機構の代わりに巻き掛け伝動機構を採用する場合、通常はカウンタ軸上に配設されるパーキングギヤを、入力軸の出力部である巻き掛け伝動機構の駆動側回転体に隣接して入力軸上に配設する必要がある。この場合、パーキングギヤの追加によって入力軸上の変速機構全体の軸方向寸法が増大することを回避するために、前記駆動側回転体の軸方向寸法を縮小することが考えられるが、そうすると、強度を維持するために該駆動側回転体の径を増大させる必要があり、その結果、巻き掛け伝動機構による減速比が小さくなり、その分の減速比をデフ軸上の減速用プラネタリギヤセットによって補うことになる。
したがって、十分な減速比を確保するために、減速用プラネタリギヤセットの大型化が避けられなくなる。そのため、仮に、大径の減速用プラネタリギヤセットを前記動力伝達要素に対向配置させると、両者の干渉を避けるために入力軸とデフ軸との間の距離を拡大する必要があり、カウンタドライブ機構を廃止することによる小型化の利点が損なわれる。
また、減速用プラネタリギヤセットを前記動力伝達要素よりも軸方向反駆動源側にずらして配置することで両者の干渉を回避することも考えられるが、この場合、減速用プラネタリギヤセットと共に巻き掛け伝動機構も反駆動源側にずれることになるため、入力軸上において、巻き掛け伝動機構の駆動側回転体と前記動力伝達要素との間にデッドスペースが生じると共に、変速機構全体が反駆動源側に寄せて配置されることで変速機の軸方向寸法が増大してしまう。
そこで、本発明は、自動変速機の軸方向寸法の短縮を図りつつ、巻き掛け伝動機構の採用による軸間距離の短縮を効果的に実現して、車載性に優れた自動変速機を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る自動変速機は、次のように構成したことを特徴とする。
まず、本願の請求項1に記載の発明は、
駆動源に連結された入力軸の軸線上に、反駆動源側から順に、複数のプラネタリギヤセットと複数の摩擦締結要素と出力部とを含む変速機構、前記駆動源からの動力を前記変速機構に伝達する動力伝達要素が配設され、
前記入力軸に平行に配設されたデフ軸上に、反駆動源側から順に、巻き掛け伝動部材を介して前記出力部に連結された入力部、減速用プラネタリギヤセット、差動要素が配設された自動変速機であって、
前記減速用プラネタリギヤセットは、前記動力伝達要素よりも軸方向反駆動源側に配置され、
軸方向から見て、前記減速用プラネタリギヤセットと前記動力伝達要素とは重なるように配置され、
前記変速機構を構成するプラネタリギヤセット及び摩擦締結要素のうちの一部からなる所定の構成要素は、前記出力部よりも駆動源側に配置され、且つ、前記減速用プラネタリギヤセットと軸方向にオーバーラップして配置され、
前記入力軸上において、前記出力部の反駆動源側にパーキングギヤが隣接して配設されていることを特徴とする。
なお、ここでいう駆動源は、入力軸の前記動力伝達要素側に設けられたものを指すが、入力軸の反対側に、別の駆動源が更に設けられてもよい。また、入力軸の両側に駆動源が連結される場合であっても、本願明細書でいう「駆動源側」とは、動力伝達要素側の駆動源がある側を意味し、「反駆動源側」とは、動力伝達要素側の駆動源の反対側を意味するものとする。
また、請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の自動変速機において、
前記所定の構成要素は、単一のプラネタリギヤセット又は単一の摩擦要素からなることを特徴とする。
さらに、請求項3に記載の発明は、前記請求項1又は請求項2に記載の自動変速機において、
前記変速機構を構成するプラネタリギヤセット及び摩擦締結要素のうちの前記所定の構成要素とは別の所定のプラネタリギヤセットは、前記パーキングギヤの反駆動源側に隣接して配設され、
前記パーキングギヤの歯部は、前記所定のプラネタリギヤセットよりも径方向外側に配置され、且つ、該プラネタリギヤセットと軸方向にオーバーラップして配置されていることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の自動変速機において、
前記入力軸及び前記デフ軸に平行なポンプ入力軸を有するオイルポンプと、
前記ポンプ入力軸上に配設された被動回転体と、
前記入力軸の軸線上に配設され、オイルポンプ駆動用の巻き掛け伝動部材を介して前記被動側回転体に連結された駆動側回転体と、
前記所定の構成要素と前記動力伝達要素との間を通る油路と、を更に備え、
該油路は、前記駆動側回転体よりも径方向外側において軸方向に延び、前記オイルポンプ駆動用の巻き掛け伝動部材と軸方向にオーバーラップして配置された外側油路部を備えることを特徴とする。
さらに、請求項5に記載の発明は、前記請求項4に記載の自動変速機において、
前記油路は、前記所定の構成要素の径方向内側を通り、該構成要素と軸方向にオーバーラップして配置された内側油路部を備えることを特徴とする。
本願の請求項1に記載の発明では、入力軸の出力部とデフ軸の入力部とが巻き掛け伝動部材を介して駆動連結されるため、カウンタ軸(中間軸)を有するカウンタドライブ機構を省略することができる。また、入力軸の軸線上に配設された大径の動力伝達要素と、デフ軸上に配設された大径の減速用プラネタリギヤセットとが、軸方向から見て重なるように配置される。したがって、入力軸とデフ軸との間の距離を短縮することができ、これにより、車体前後方向に自動変速機全体の寸法を短縮することができる。
さらに、減速用プラネタリギヤセットを動力伝達要素よりも反駆動源側にずらして配置することによって生じる入力軸の出力部と動力伝達要素との間のデッドスペースを利用して、このスペースに、変速機構を構成する所定の構成要素(プラネタリギヤセット又は摩擦締結要素)を配置することで、変速機構を全体的に駆動源側に寄せることができる。そして、パーキングギヤを出力部の反駆動源側に配置することで、出力部の駆動源側に配置する場合に比べて、出力部とこれに巻き掛け伝動部材を介して連結されたデフ軸上の入力部とを駆動源側に寄せることができる。したがって、入力軸上の部材及びデフ軸上の部材をそれぞれ軸方向にコンパクトに配置することができ、これにより、車体幅方向においても自動変速機の寸法を短縮することができる。よって、車載性に優れた横置き式の自動変速機を実現できる。
また、請求項2に記載の発明によれば、デフ軸上の大径の減速用プラネタリギヤセットに、入力軸上の単一の構成要素(プラネタリギヤセット又は摩擦締結要素)が対向配置されるため、径方向に複数重ねられることによって大径化した構成要素(プラネタリギヤセット及び/又は摩擦締結要素)が対向配置される場合に比べて、入力軸とデフ軸との間の距離を短縮することができる。これにより、自動変速機の車体前後方向寸法の更なる短縮を図ることができる。また、単一の構成要素と減速用プラネタリギヤセットとの間にパーキングギヤが配置されないため、両者をより近づけて配置することができ、これにより、入力軸とデフ軸との軸間距離を一層短縮することが可能になる。
さらに、請求項3に記載の発明によれば、パーキングギヤの歯部を、反駆動源側に隣接するプラネタリギヤセットよりも径方向外側において、該プラネタリギヤセットと軸方向にオーバーラップして配置することで、軸方向の更なるコンパクト化を実現することができる。
また、請求項4に記載の発明によれば、オイルポンプ駆動用の巻き掛け伝動部材と、該巻き掛け伝動部材が巻き掛けられる駆動側回転体の径方向外側において軸方向に延びる外側油路部とを軸方向にオーバーラップさせて、これらを軸方向にコンパクトに配置することにより、自動変速機の軸方向寸法の更なる短縮を図ることができる。
さらに、請求項5に記載の発明によれば、前記所定の構成要素と該構成要素の径方向内側を通る内側油路部とを軸方向にオーバーラップさせさせて、これらを軸方向にコンパクトに配置することにより、自動変速機の軸方向寸法の更なる短縮を図ることができる。
本発明の第1実施形態に係る自動変速機の入力軸の前部及びその周辺部を示す断面図である。 同自動変速機のデフ軸及びその周辺部を示す断面図である。 同自動変速機の巻き掛け伝動機構を模式的に示す側面図である。 本発明の第2実施形態に係る自動変速機の入力軸の前部及びその周辺部を示す断面図である。 同自動変速機のデフ軸及びその周辺部を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
[第1実施形態]
図1及び図2は、本発明の第1実施形態に係る自動変速機1の駆動源側(以下、駆動源側を前方、反駆動源側を後方とする)の構成を示すものであり、特に、図1は、自動変速機1の入力軸6及びその周辺部を示し、図2は、入力軸6に平行に配設されたデフ軸50及びその周辺部を示している。なお、図1の下半部に図示された部分と、図2の上半部に図示された部分とは重複している。
入力軸6の前端部は、エンジン等の駆動源(図示せず)に、トルクコンバータ又はダンパ等の動力伝達要素2を介して駆動連結されている。なお、入力軸6の後端部に、モータ等の別の駆動源を駆動連結してもよく、この場合、エンジンとモータとを備えたハイブリッド車用の自動変速機を構成することが可能になる。
動力伝達要素2は、入力軸6上に配設されている。動力伝達要素2は、入力軸6上に配設された全ての構成要素の中で最大の径を有する。動力伝達要素2の出力部3は、入力軸6の前端部にスプライン嵌合されており、これにより、駆動源側の動力が動力伝達要素2から入力軸6に入力されるようになっている。動力伝達要素2は、後方に延びるボス部5を備え、該ボス部5の外周面に取り付けられたハウジング4に動力伝達要素2が収容されている。
ハウジング4の後部には変速機ケース8が結合されている。また、変速機ケース8の前端部には、ハウジング4の後方に隣接して配設されたフロントカバー部材31が結合されている。
変速機ケース8内には、入力軸6上に、複数のプラネタリギヤセットとクラッチやブレーキなどの複数の摩擦締結要素とを備えた変速機構10が配設されている。変速機構10は、摩擦締結要素を選択的に締結することにより各プラネタリギヤセットを経由する動力伝達経路を切り換えて車両の運転状態に応じた所定の変速段を達成するように構成されている。
また、変速機構10は、入力軸6上において、デフ軸50側へ動力を出力する出力部としての駆動スプロケット41を備える。駆動スプロケット41は、デフ軸50上の被動スプロケット42に対向配置されている。駆動スプロケット41及び被動スプロケット42にはチェーン43が巻き掛けられており、これら駆動スプロケット41、被動スプロケット42及びチェーン43によって巻き掛け伝動機構40が構成されている。被動スプロケット42は駆動スプロケット41よりも大径であり、これにより、変速機構10の出力は、巻き掛け伝動機構40によって減速されて、デフ軸50上の被動スプロケット42に入力される。
このように、入力軸6とデフ軸50とが巻き掛け伝動機構40を介して駆動連結されるため、カウンタ軸(中間軸)を有するカウンタドライブ機構を省略することができ、これによって、入力軸6とデフ軸50との間の距離の短縮が可能となっている。
なお、巻き掛け伝動機構40は、一対のスプロケットとチェーンで構成されるものに限られず、一対のプーリとベルトで構成されるものであってもよい。
図2に示すように、デフ軸50は、左右一対の車軸51a,51bに沿った軸である。デフ軸50上において、被動スプロケット42の駆動源側には、減速用プラネタリギヤセット60を挟んで差動装置70が配設されている。減速用プラネタリギヤセット60は、回転要素としてのサンギヤ61、リングギヤ62及びキャリヤ63を備える。
サンギヤ61は被動スプロケット42に直結され、リングギヤ62はハウジング4に固定され、キャリヤ63は差動装置70のデフケース72に一体化されている。これにより、変速機構10側から被動スプロケット42に入力された動力は、減速用プラネタリギヤセット60によって減速されてデフケース72に入力される。このように巻き掛け伝動機構40及び減速用プラネタリギヤセット60によって十分に減速された動力が、差動装置70から延びる車軸51a,51bに伝達されて、左右の駆動輪(図示せず)が駆動される。
減速用プラネタリギヤセット60としては、十分な減速を実現可能な大型のものが用いられ、本実施形態において、減速用プラネタリギヤセット60は、デフケース72よりも大径であり、被動スプロケット42と略同じ径を有する。入力軸6上の大径の動力伝達要素2には、比較的小径の差動装置70が対向配置され、大径の減速用プラネタリギヤセット60は、軸方向において動力伝達要素2よりも反駆動源側にずらして配置されている。また、軸方向から見て、減速用プラネタリギヤセット60と動力伝達要素2とは部分的に重なるように配置されている。これにより、減速用プラネタリギヤセット60と動力伝達要素2との干渉を回避しつつ、入力軸6とデフ軸50との間の距離の更なる短縮が図られている。
図1を参照しながら、入力軸6上の構成要素の配置について更に説明する。
入力軸6上において、駆動スプロケット41の反駆動源側には、単一のプラネタリギヤセット20が隣接して配設されている。このプラネタリギヤセット20は、回転要素としてのサンギヤ21、リングギヤ22及びキャリヤ23を備える。キャリヤ23は、駆動源側へ軸方向に延びる延長部23aを備え、該延長部23aの外周に駆動スプロケット41がスプライン嵌合されている。該プラネタリギヤセット20は、駆動スプロケット41と略同じ外径を有する。
また、入力軸6上には、駆動スプロケット41の反駆動源側にパーキングギヤ12が隣接して配置されている。このように、パーキングギヤ12よりも駆動源側に駆動スプロケット41を配置することで、反駆動源側に駆動スプロケット41を配置する場合に比べて、駆動スプロケット41及びこれにチェーン43を介して連結されたデフ軸50上の被動スプロケット42を駆動源側に寄せることができる。したがって、入力軸6上の部材及びデフ軸50上の部材をそれぞれ全体的に軸方向にコンパクトに配置することができ、これにより、車体幅方向においても自動変速機1の寸法を短縮することができる。
パーキングギヤ12の内周部は、駆動スプロケット41の反駆動源側においてキャリヤ23の延長部23aにスプライン嵌合されている。パーキングギヤ12は、駆動源側に隣接する駆動スプロケット41と反駆動源側に隣接するプラネタリギヤセット20との間の隙間を通って径方向に延びる径方向延長部13と、該径方向延長部13の外側端部に設けられた歯部14とを備える。歯部14は、径方向延長部13の外側端部から反駆動側へ軸方向に延びている。
パーキングギヤ12は、反駆動源側に隣接するプラネタリギヤセット20よりも大径であり、パーキングギヤ12の外周部に設けられた歯部14は、プラネタリギヤセット20よりも径方向外側に配置されている。この歯部14は、プラネタリギヤセット20と軸方向にオーバーラップして配置されている。このように、パーキングギヤ12とプラネタリギヤセット20とを軸方向にコンパクトに配置することで、入力軸6にパーキングギヤ12が追加されることによる軸方向寸法の増大が抑制されている。
駆動スプロケット41の駆動源側には、単一のブレーキ30が配設されている。ブレーキ30は、外側の摩擦板33aを支持する前記フロントカバー部材31と、内側の摩擦板33bを支持する内側回転部材32と、摩擦板33a,33bの後方に配設されたピストン34と、ピストン34を締結解除方向(後方)に付勢するリターンスプリング37とを備える。
フロントカバー部材31の後部には油圧室構成部材38が結合されており、該油圧室構成部材38とピストン34との間に油圧室36が形成されている。油圧室36に油圧が供給されると、ブレーキ30が締結される。
内側回転部材32の内端部には、油圧室構成部材38及び駆動スプロケット41の径方向内側を通って後方に延びる連結部32aが設けられている。連結部32aは、駆動スプロケット41及びパーキングギヤ12の径方向内側を通ることによって、チェーン43及びパーキング機構との干渉が回避されている。連結部32aの後部は、前記プラネタリギヤセット60のサンギヤ61及びこれより後方のプラネタリギヤセット(図示せず)の回転要素に連結されている。したがって、ブレーキ30が締結されると、連結部32aに連結されたサンギヤ61及び前記回転要素の回転が阻止される。
ブレーキ30の連結部32aは、駆動スプロケット41よりも後方に配置された回転要素に連結するためのものでありながら、わざわざ駆動スプロケット41を越えて前方へ延ばして設けられることによって、ブレーキ30は駆動スプロケット41よりも前方に配置されている。そして、ブレーキ30は、デフ軸50上の減速用プラネタリギヤセット60に対向する軸方向位置のスペースに配置され、ブレーキ30と減速用プラネタリギヤセット60とが軸方向にオーバーラップして配置されている。このように、ブレーキ30の配置に関して、上述したように減速用プラネタリギヤセット60を動力伝達要素2よりも反駆動源側にずらしたことによって生じた変速機ケース8内のデッドスペースを利用することで、変速機構10を全体的に駆動源側に寄せて配置することができる。
ブレーキ30は、プラネタリギヤセットや摩擦締結要素を径方向に複数重ねたものに比べて小径であり、このような小径のブレーキ30を大径の減速用プラネタリギヤセット60に対向配置することで、減速用プラネタリギヤセット60が入力軸6上の部材に干渉することを回避しつつ、入力軸6とデフ軸50との間の距離を効果的に短縮できる。したがって、車体前後方向に自動変速機1全体の寸法を短縮することができる。
以上のように、第1実施形態に係る自動変速機1によれば、入力軸6上及びデフ軸50上の各部品群が全体として軸方向にコンパクトに配置されるとともに、両軸間の距離を効果的に短縮できるため、自動変速機1の車体幅方向及び車体前後方向の各寸法を効果的に短縮できる。よって、車載性に優れた横置き式の自動変速機1を実現できる。
フロントカバー部材31とハウジング4との間には、図3に示すように入力軸6及びデフ軸50に平行なポンプ入力軸87を有するオイルポンプ86を駆動するための巻き掛け伝動機構80が配設されている。巻き掛け伝動機構80は、入力軸6上に配設された駆動スプロケット81と、ポンプ入力軸87上に配設された被動スプロケット82と、駆動スプロケット81及び被動スプロケット82に巻き掛けられたオイルポンプ駆動用のチェーン83とを備える。これにより、入力軸6の回転が巻き掛け伝動機構80を介してポンプ入力軸87に伝達されることで、オイルポンプ86が駆動される。
なお、ポンプ入力軸87上には、小径の被動スプロケット82及びオイルポンプ86が配設されるのみであり、ポンプ入力軸87上の部材と入力軸6上の部材及びデフ軸50上の部材との干渉は容易に回避できる。また、巻き掛け伝動機構80は、一対のスプロケットとチェーンで構成されるものに限られず、一対のプーリとベルトで構成されるものであってもよい。
図1に示すように、前記フロントカバー部材31には、変速機ケース8内の径方向外側部分から入力軸6内の油路99にオイルを導くための油路90が形成されている。この油路90は、前記ブレーキ30と前記動力伝達要素2との間を通るように形成されている。具体的に、油路90は、入力軸6に沿って軸方向に延びる内側油路部91と、該内側油路部91の前端部から径方向外側に延びる第1径方向油路部92と、該第1径方向油路部92から前方へ軸方向に延びる外側油路部93と、該外側油路部93から径方向外側に延びる第2径方向油路部94とを備える。
この油路90には、変速機ケース8内における変速機ケース8とハウジング4との結合部付近からオイルが導入され、油路90に導入されたオイルは、第2径方向油路部94、外側油路部93、第1径方向油路部92、内側油路部91を順に通って、入力軸6内の油路99に導かれる。
外側油路部93及び第2径方向油路部94は、駆動スプロケット81よりも径方向外側に配置されており、チェーン83と軸方向にオーバーラップしている。これにより、巻き掛け伝動機構80、外側油路部93及び第2径方向油路部94が全体として軸方向にコンパクトに配置されている。また、内側油路部91及び第1径方向油路部92は、ブレーキ30の径方向内側を通り、該ブレーキ30と軸方向にオーバーラップして配置されている。これにより、内側油路部91、第1径方向油路部92及びブレーキ30が全体として軸方向にコンパクトに配置されている。これらの配置によって、自動変速機1の軸方向寸法の更なる短縮が図られている。
[第2実施形態]
図4及び図5は、本発明の第2実施形態に係る自動変速機101の駆動源側の構成を示すものであり、特に、図4は、自動変速機101の入力軸6及びその周辺部を示し、図5は、入力軸6に平行に配設されたデフ軸50及びその周辺部を示している。なお、図4の下半部に図示された部分と、図5の上半部に図示された部分とは重複している。
第2実施形態では、入力軸6上に、第1実施形態における変速機構10(図1及び図2参照)とは構成が異なる変速機構110が配設されている。この変速機構110では、駆動スプロケット41の前方に、第1実施形態におけるブレーキ30(図1及び図2参照)に代えて、単一のプラネタリギヤセット140が配設されている。
なお、第2実施形態において、プラネタリギヤセット140及びこれに関連する構成を除いたその他の構成は、第1実施形態と同様である。第1実施形態と同様の構成要素については、説明を省略するとともに、図4及び図5において第1実施形態と同じ符号を付している。
プラネタリギヤセット140は、回転要素としてのサンギヤ141、リングギヤ142及びキャリヤ143を備える。サンギヤ141は、変速機ケース8に固定されたフロントカバー部材131にスプライン嵌合されている。キャリヤ143は、連結部材150を介して、駆動スプロケット41の径方向内側を通って軸方向に延びる連結部材151に連結されている。連結部材151は、プラネタリギヤセット20のサンギヤ21及びこれより後方のプラネタリギヤセット(図示せず)の回転要素に連結されている。
連結部材151は、駆動スプロケット41よりも後方に配置された回転要素に連結するためのものでありながら、わざわざ駆動スプロケット41を越えて前方へ延ばして設けられることによって、プラネタリギヤセット140は駆動スプロケット41よりも前方に配置されている。そして、プラネタリギヤセット140は、デフ軸50上の減速用プラネタリギヤセット60に対向する軸方向位置のスペースに配置され、プラネタリギヤセット140と減速用プラネタリギヤセット60とが軸方向にオーバーラップして配置されている。
プラネタリギヤセット140は、プラネタリギヤセットや摩擦締結要素を径方向に複数重ねたものに比べて小径であり、このような小径のプラネタリギヤセット140を大径の減速用プラネタリギヤセット60に対向配置することで、減速用プラネタリギヤセット60が入力軸6上の部材に干渉することを回避しつつ、入力軸6とデフ軸50との間の距離を効果的に短縮できる。したがって、車体前後方向に自動変速機101全体の寸法を短縮することができる。
また、フロントカバー部材131には、第1実施形態と同様の油路90が形成されている。第2実施形態においても、外側油路部93及び第2径方向油路部94は、駆動スプロケット81よりも径方向外側に配置されており、チェーン83と軸方向にオーバーラップしている。これにより、巻き掛け伝動機構80、外側油路部93及び第2径方向油路部94が全体として軸方向にコンパクトに配置されている。さらに、内側油路部91は、プラネタリギヤセット140の径方向内側を通り、該プラネタリギヤセット140と軸方向にオーバーラップして配置されている。これにより、内側油路部91及びプラネタリギヤセット140が全体として軸方向にコンパクトに配置されている。
さらに、第1実施形態と同様、入力軸6上には、駆動スプロケット41の反駆動源側にパーキングギヤ12が隣接して配置されており、これにより、巻き掛け伝動機構40が駆動源側に寄せて配置されることで、自動変速機1の軸方向寸法の短縮が図られている。また、パーキングギヤ12の歯部14は、隣接するプラネタリギヤセット20よりも径方向外側において、該プラネタリギヤセット20と軸方向にオーバーラップして配置されており、これにより、入力軸6にパーキングギヤ12が追加されることによる軸方向寸法の増大が抑制されている。したがって、第2実施形態においても、自動変速機101の軸方向寸法が効果的に短縮され、これにより、車載性の向上を図ることができる。
以上、上述の実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。例えば、上述の実施形態では、入力軸上において減速用プラネタリギヤセットに対向する軸方向位置に、ブレーキ又はプラネタリギヤセットを配設する場合について説明したが、当該軸方向位置に、ブレーキ又はプラネタリギヤセットに代えて、クラッチを配設するようにしてもよい。また、本発明は、入力軸上の当該軸方向位置に、変速機構を構成する1つの構成要素(プラネタリギヤセット又は摩擦締結要素)のみが配設される構成に限られず、当該軸方向位置に複数の構成要素が配設される構成も含むものとする。
以上のように本発明によれば、自動変速機の軸方向寸法の短縮を図りつつ、巻き掛け伝動機構の採用による軸間距離の短縮を効果的に実現して、車載性に優れた自動変速機を提供することが可能になるので、この種の自動変速機ないしこれを搭載する車両の製造技術分野において好適に利用される可能性がある。
1,101 自動変速機
2 動力伝達要素
4 ハウジング
6 入力軸
8 変速機ケース
10,110 変速機構
12 パーキングギヤ
14 歯部
20 プラネタリギヤセット
30 ブレーキ(単一の構成要素)
32a 連結部
40 巻き掛け伝動機構
41 駆動スプロケット(出力部)
42 被動スプロケット(入力部)
43 チェーン(巻き掛け伝動部材)
50 デフ軸
60 減速用プラネタリギヤセット
70 差動装置(差動要素)
80 オイルポンプ駆動用の巻き掛け伝動機構
81 駆動スプロケット(駆動側回転体)
82 被動スプロケット(被動側回転体)
83 チェーン(オイルポンプ駆動用の巻き掛け伝動部材)
86 オイルポンプ
87 ポンプ入力軸
90 油路
91 内側油路部
92 第1径方向油路部
93 外側油路部
94 第2径方向油路部
140 プラネタリギヤセット(単一の構成要素)

Claims (5)

  1. 駆動源に連結された入力軸の軸線上に、反駆動源側から順に、複数のプラネタリギヤセットと複数の摩擦締結要素と出力部とを含む変速機構、前記駆動源からの動力を前記変速機構に伝達する動力伝達要素が配設され、
    前記入力軸に平行に配設されたデフ軸上に、反駆動源側から順に、巻き掛け伝動部材を介して前記出力部に連結された入力部、減速用プラネタリギヤセット、差動要素が配設された自動変速機であって、
    前記減速用プラネタリギヤセットは、前記動力伝達要素よりも軸方向反駆動源側に配置され、
    軸方向から見て、前記減速用プラネタリギヤセットと前記動力伝達要素とは重なるように配置され、
    前記変速機構を構成するプラネタリギヤセット及び摩擦締結要素のうちの一部からなる所定の構成要素は、前記出力部よりも駆動源側に配置され、且つ、前記減速用プラネタリギヤセットと軸方向にオーバーラップして配置され、
    前記入力軸上において、前記出力部の反駆動源側にパーキングギヤが隣接して配設されていることを特徴とする自動変速機。
  2. 前記所定の構成要素は、単一のプラネタリギヤセット又は単一の摩擦要素からなることを特徴とする請求項1に記載の自動変速機。
  3. 前記変速機構を構成するプラネタリギヤセット及び摩擦締結要素のうちの前記所定の構成要素とは別の所定のプラネタリギヤセットは、前記パーキングギヤの反駆動源側に隣接して配設され、
    前記パーキングギヤの歯部は、前記所定のプラネタリギヤセットよりも径方向外側に配置され、且つ、該プラネタリギヤセットと軸方向にオーバーラップして配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動変速機。
  4. 前記入力軸及び前記デフ軸に平行なポンプ入力軸を有するオイルポンプと、
    前記ポンプ入力軸上に配設された被動回転体と、
    前記入力軸の軸線上に配設され、オイルポンプ駆動用の巻き掛け伝動部材を介して前記被動側回転体に連結された駆動側回転体と、
    前記所定の構成要素と前記動力伝達要素との間を通る油路と、を更に備え、
    該油路は、前記駆動側回転体よりも径方向外側において軸方向に延び、前記オイルポンプ駆動用の巻き掛け伝動部材と軸方向にオーバーラップして配置された外側油路部を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の自動変速機。
  5. 前記油路は、前記所定の構成要素の径方向内側を通り、該構成要素と軸方向にオーバーラップして配置された内側油路部を備えることを特徴とする請求項4に記載の自動変速機。
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