JP2015190241A - 衛生洗浄装置 - Google Patents

衛生洗浄装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015190241A
JP2015190241A JP2014069410A JP2014069410A JP2015190241A JP 2015190241 A JP2015190241 A JP 2015190241A JP 2014069410 A JP2014069410 A JP 2014069410A JP 2014069410 A JP2014069410 A JP 2014069410A JP 2015190241 A JP2015190241 A JP 2015190241A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
sanitary washing
sterilizing
nozzle
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014069410A
Other languages
English (en)
Inventor
めぐみ 竹下
Megumi Takeshita
めぐみ 竹下
祥子 庭野
Shoko Niwano
祥子 庭野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP2014069410A priority Critical patent/JP2015190241A/ja
Publication of JP2015190241A publication Critical patent/JP2015190241A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Abstract

【課題】効果的な次亜塩素酸の殺菌水を自由に取り出すことができる衛生洗浄装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本体外部にある吐水口484と、給水源10から供給された水を前記吐水口484に導く流路20と、前記流路20の途中に設けられ、殺菌水を生成可能な殺菌水生成部450と、前記殺菌水生成部450の動作を制御して、前記吐水口484から殺菌水を吐水する制御部405とを備えた衛生洗浄装置である。この衛生洗浄装置により、効果的な次亜塩素酸の殺菌水を自由に取り出すことができる衛生洗浄装置を提供することができる。
【選択図】図1

Description

本発明の態様は、一般的に、衛生洗浄装置に関し、具体的には便器を殺菌あるいは洗浄可能な衛生洗浄装置に関する。
衛生洗浄装置の普及率は高まり、最近では、衛生洗浄装置は公共施設においても利用されている。ここで、便座に座った使用者の「おしり」などの身体を洗浄する洗浄ノズルは、その洗浄ノズルや温水タンクなどの所定の機能部品を取り付けるケーシングから少なくとも一部を外部に露出(進出)した状態で身体に洗浄水を噴射する。そのため、洗浄ノズルには汚水や汚物が付着する恐れがある。これに対して、身体洗浄を行う前や行った後において、洗浄ノズルに付着した汚水や汚物を洗い流し除去する衛生洗浄装置がある。これにより、洗浄ノズルは清潔に保たれている。
これに対して、さらに清潔性を高めるために、ノズル洗浄水生成部として電解槽が組み込まれた局部洗浄装置がある(特許文献1)。特許文献1に記載された局部洗浄装置では、洗浄水として水道水を使ったときには、この中に含まれる塩素が電気分解によって次亜塩素酸に化学変化し、酸性の薬液としてクリーニングすることができる。このため、特にアンモニア等による汚れに対してさらに効果的なクリーニングが可能となる。
また、次亜塩素酸を大便器に吐出するノズル機能を有する便座装置がある(特許文献2)。特許文献1に記載された便座装置は、ノズル機構から大便器のボウル空間全体に次亜塩素酸を吐出し、大便器を清掃することができる。
特許文献1や特許文献2では便器やノズルに対して殺菌水を使用しているが、殺菌水を局部洗浄装置の外部に取り出したいという要望があるが、特許文献1や特許文献2の構成では、殺菌水を外部に取り出しにくいという問題があった。
特開平8−93034号公報 特開2000−144846号公報
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、殺菌水を自由に取り出すことができる衛生洗浄装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、本体外部にある吐水口と、給水源から供給された水を前記吐水口に導く流路と、前記流路の途中に設けられ、殺菌水を生成可能な殺菌水生成部と、前記殺菌水生成部の動作を制御して、前記吐水口から殺菌水を吐水する制御部と、を備えたことを特徴とする衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、使用者が殺菌水を取り出し、使用者の自由な用途で使用することができる。
本発明によれば殺菌水を自由に取り出すことができる衛生洗浄装置が提供される。
本発明の実施の形態にかかる衛生洗浄装置を備えたトイレ装置を表す斜視模式図である。 本実施形態にかかる衛生洗浄装置の要部構成を表すブロック図である。 本実施形態の電解槽ユニットの具体例を例示する断面模式図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本発明の実施の形態にかかる衛生洗浄装置を備えたトイレ装置を表す斜視模式図である。
また、図2は、本実施形態にかかる衛生洗浄装置の要部構成を表すブロック図である。 なお、図2は、水路系と電気系の要部構成を併せて表している。
図1に表したトイレ装置は、洋式腰掛便器(以下説明の便宜上、単に「便器」と称する)800と、その上に設けられた衛生洗浄装置100と、を備える。衛生洗浄装置100は、ケーシング400と、便座200と、便蓋300と、を有する。便座200と便蓋300とは、ケーシング400に対して開閉自在にそれぞれ軸支されている。
ケーシング400の内部には、便座200に座った使用者の「おしり」などの洗浄を実現する身体洗浄機能部などが内蔵されている。また、例えばケーシング400には、使用者が便座200に座ったことを検知する着座検知センサ404が設けられている。着座検知センサ404が便座200に座った使用者を検知している場合において、使用者が例えばリモコンなどの操作部500を操作すると、洗浄ノズル(以下説明の便宜上、単に「ノズル」と称する)473を便器800のボウル801内に進出させることができる。なお、図1に表した衛生洗浄装置100では、ノズル473がボウル801内に進出した状態を表している。
ノズル473の先端部には、ひとつあるいは複数の吐水口474が設けられている。そして、ノズル473は、その先端部に設けられた吐水口474から水を噴射して、便座200に座った使用者の「おしり」などを洗浄することができる。なお、本願明細書において「水」という場合には、冷水のみならず、加熱されたお湯も含むものとする。
より具体的に説明すると、本実施形態にかかる衛生洗浄装置100は、図2に表したように、水道や貯水タンクなどの給水源10から供給された水をノズル473の吐水口474に導く流路20を有する。流路20の上流側には、電磁弁(給水制御部)431が設けられている。電磁弁431は、開閉可能な電磁バルブであり、ケーシング400の内部に設けられた制御部405からの指令に基づいて水の供給を制御する。
電磁弁431の下流には、熱交換器ユニット440が設けられている。熱交換器ユニット440は、温水ヒータ441を有する。温水ヒータ441は、供給された水を加熱し、所定の温水にする。なお、温水温度については、例えば、使用者が操作部500を操作することにより設定することができる。
温水ヒータ441の下流には、殺菌水を生成可能な電解槽ユニット(殺菌水生成部)450が設けられている。使用者が操作部500に設けられた殺菌スイッチ510を押すと、制御部405は、電解槽ユニット450に殺菌水を生成させる制御を実行する。電解槽ユニット450において生成された殺菌水は、殺菌水供給室480の吐水部(図示しない)から衛生洗浄装置外部へ向かって噴射される。これにより、電解槽ユニット450よりも下流側の流路20および後述する分岐路23や、殺菌水供給室480の吐水部の部分は、殺菌水により殺菌され、吐水部より殺菌水を取り出すことができる。すなわち、殺菌スイッチ510には、殺菌水供給室480の動作の指示が入力される。そして、使用者は、殺菌スイッチ510を押して殺菌水供給室480の動作を指示することにより、殺菌水を取り出すことができる。電解槽ユニット450については、後に詳述する。
電解槽ユニット450の下流には、水勢(流量)の調整を行う流量切替弁471と、ノズル473やノズル洗浄室478や殺菌水供給室480への給水の開閉や切替を行う流路切替弁472と、が設けられている。なお、流量切替弁471および流路切替弁472は、1つのユニットとして設けられていてもよい。
続いて、流量切替弁471および流路切替弁472の下流には、ノズル473が設けられている。ノズル473は、ノズルモータ476からの駆動力を受け、便器800のボウル801内に進出したり後退することができる。つまり、ノズルモータ476は、制御部405からの指令に基づいてノズル473を進退させることができる。一方、ノズル洗浄室478は、その内部に設けられた吐水部479から殺菌水あるいは水を噴射することにより、ノズル473の外周表面を殺菌あるいは洗浄することができる。殺菌水供給室480は、その内部に設けられた吐水部から殺菌水を噴射することにより、使用者が自由に殺菌水を使用することができる。吐水部381は前記ノズル473の吐水部とは異なる。
ここで、流路切替弁472の下流には、流路切替弁472とノズル洗浄室478と殺菌水供給室480とを接続する分岐路22が設けられている。つまり、分岐路22と分岐路23は、流路20から分岐している。分岐路22は、給水源10から供給される水や、電解槽ユニット450において生成される殺菌水をノズル洗浄室478と殺菌水供給室480に導くことができる。すなわち、制御部405は、流路切替弁472を制御することにより、流路20を通してノズル473の吐水口474に水や殺菌水を導いたり、分岐路22を通してノズル洗浄室478の吐水部479に水や殺菌水を導いたり、分岐路23を通して殺菌水供給室480の吐水部481に水や殺菌水を導いたりすることができる。そして、分岐路23を通して殺菌水供給室480の吐水部に導かれた殺菌水は、衛生洗浄装置外部へ向かって噴射される。
制御部405は、電源回路401から電力を供給され、トイレ室への使用者の入室を検知する入室検知センサ402や、便座200の前方にいる使用者を検知する人体検知センサ403や、便座200への使用者の着座を検知する着座検知センサ404や、操作部500などからの信号に基づいて、電磁弁431や、温水ヒータ441や、電解槽ユニット450や、流量切替弁471や、流路切替弁472や、ノズルモータ476やの動作を制御することができる。
着座検知センサ404は、使用者が便座200に着座する直前において便座200の上方に存在する人体や、便座200に着座した使用者を検知することができる。すなわち、着座検知センサ404は、便座200に着座した使用者だけではなく、便座200の上方に存在する使用者を検知することができる。このような着座検知センサ404としては、例えば、赤外線投受光式の測距センサなどを用いることができる。
また、人体検知センサ403は、便器800の前方にいる使用者、すなわち便座200から前方へ離間した位置に存在する使用者を検知することができる。つまり、人体検知センサ403は、トイレ室に入室して便座200に近づいてきた使用者を検知することができる。このような人体検知センサ403としては、例えば、赤外線投受光式の測距センサなどを用いることができる。
また、入室検知センサ402は、トイレ室のドアを開けて入室した直後の使用者や、トイレ室に入室しようとしてドアの前に存在する使用者を検知することができる。つまり、入室検知センサ402は、トイレ室に入室した使用者だけではなく、トイレ室に入室する前の使用者、すなわちトイレ室の外側のドアの前に存在する使用者を検知することができる。このような入室検知センサ402としては、焦電センサや、ドップラーセンサなどのマイクロ波センサなどを用いることができる。マイクロ波のドップラー効果を利用したセンサや、マイクロ波を送信し反射したマイクロ波の振幅(強度)に基づいて被検知体を検出するセンサなどを用いた場合、トイレ室のドア越しに使用者の存在を検知することが可能となる。つまり、トイレ室に入室する前の使用者を検知することができる。
図1に表したトイレ装置では、ケーシング400の上面に凹設部409が形成され、この凹設部409に一部が埋め込まれるように入室検知センサ402が設けられている。入室検知センサ402は、便蓋300が閉じた状態では、その基部付近に設けられた透過窓310を介して使用者の入室を検知する。そして、例えば、入室検知センサ402が使用者を検知すると、制御部405は、入室検知センサ402の検知結果に基づいて便蓋300を自動的に開く制御を実行することができる。また、着座検知センサ404および人体検知センサ403は、ケーシング400の前方の中央部に設けられている。但し、着座検
知センサ404、人体検知センサ403、および入室検知センサ402の設置形態は、これだけに限定されるわけではなく、適宜変更することができる。
また、ケーシング400には、便座200に座った使用者の「おしり」などに向けて温風を吹き付けて乾燥させる「温風乾燥機能」や「脱臭ユニット」や「室内暖房ユニット」などの各種の機構が適宜設けられていてもよい。この際、ケーシング400の側面には、脱臭ユニットからの排気口407及び室内暖房ユニットからの排出口408が適宜設けられる。ただし、本発明においては、衛生洗浄機能部やその他の付加機能部は必ずしも設けなくてもよい。
次に、本実施形態の電解槽ユニットについて、図面を参照しつつ説明する。
図3は、本実施形態の電解槽ユニットの具体例を例示する断面模式図である。
電解槽ユニット450は、図3に表したように、その内部に陽極板451および陰極板452を有し、制御部405からの通電の制御によって、内部を流れる水道水を電気分解できる。ここで、水道水は、塩素イオンを含んでいる。この塩素イオンは、水源(例えば、地下水や、ダムの水や、河川などの水)に食塩(NaCl)や塩化カルシウム(CaCl2)として含まれている。そのため、その塩素イオンを電気分解することにより次亜塩素酸が生成される。その結果、電解槽ユニット450において電気分解された水は、次亜塩素酸を含む液に変化する。
次亜塩素酸は、殺菌成分として機能し、その次亜塩素酸を含む液すなわち殺菌水は、アンモニアなどによる汚れを効率的に除去あるいは分解したり、殺菌することができる。ここで、本願明細書において「殺菌水」とは、次亜塩素酸などの殺菌成分を水道水(単に「水」ともいう)よりも多く含む液をいうものとする。次亜塩素酸水は濃度を3ppm以上で殺菌効果を発揮し、100ppmなると流路に使用するチューブやシール部材の劣化が起こる。そのため、殺菌水は、3ppm〜100ppmで調整された殺菌水が望ましい。
このように、熱交換器ユニット440から供給された水道水は、電解槽ユニット450において電気分解されて次亜塩素酸を含む液となり、殺菌水供給室480に通水される。
10 給水源、 20 流路、 22 分岐路、 23 分岐路、 100 衛生洗浄装置、 200 便座、 300 便蓋、 310 透過窓、 400 ケーシング、 401 電源回路、 402 入室検知センサ、 403 人体検知センサ、 404 着座検知センサ、 405 制御部、 409 凹設部、 431 電磁弁、 440 熱交換器ユニット、 441 温水ヒータ、 450 電解槽ユニット、 451 陽極板、 452 陰極板、 471流量切替弁、 472 流路切替弁、 473 ノズル、 474 吐水口、 476 ノズルモータ、 478 ノズル洗浄室、480、殺菌水供給室 500 操作部、 510 殺菌スイッチ、 800 便器、 801 ボウル


Claims (1)

  1. 本体外部にある吐水口と、
    給水源から供給された水を前記吐水口に導く流路と、
    前記流路の途中に設けられ、殺菌水を生成可能な殺菌水生成部と、
    前記殺菌水生成部の動作を制御して、前記吐水口から殺菌水を吐水する制御部と、
    を備えたことを特徴とする衛生洗浄装置。
JP2014069410A 2014-03-28 2014-03-28 衛生洗浄装置 Pending JP2015190241A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014069410A JP2015190241A (ja) 2014-03-28 2014-03-28 衛生洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014069410A JP2015190241A (ja) 2014-03-28 2014-03-28 衛生洗浄装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015190241A true JP2015190241A (ja) 2015-11-02

Family

ID=54424978

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014069410A Pending JP2015190241A (ja) 2014-03-28 2014-03-28 衛生洗浄装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015190241A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5601570B2 (ja) 衛生洗浄装置
JP5741857B2 (ja) 衛生洗浄装置
JP4756404B1 (ja) 衛生洗浄装置
TWI473927B (zh) Sanitary cleaning device
KR101320586B1 (ko) 온수세정기의 노즐어셈블리 살균방법
JP2012082615A (ja) 衛生洗浄装置
JP2012125715A (ja) 電気分解装置および衛生洗浄装置
KR101326783B1 (ko) 살균 기능을 갖는 비데
JP2012067442A (ja) 衛生洗浄装置
JP2012122195A (ja) 衛生洗浄装置
JP6150218B2 (ja) 衛生洗浄装置
JP5660519B2 (ja) 衛生洗浄装置
JP5954681B2 (ja) 衛生洗浄装置
JP4780244B1 (ja) 衛生洗浄装置
JP6714817B2 (ja) 衛生洗浄装置
JP2015190241A (ja) 衛生洗浄装置
JP6635404B2 (ja) 衛生洗浄装置
JP5678540B2 (ja) 衛生洗浄装置
JP2014062388A (ja) トイレ装置
KR200464137Y1 (ko) 온수세정기의 살균장치
JP2011252371A (ja) 衛生洗浄装置
JP2013202539A (ja) 酸性水生成装置およびトイレ装置
JP7380328B2 (ja) 便座装置
JP6432875B2 (ja) 衛生洗浄装置
JP2019056251A (ja) 衛生洗浄装置