JP2015189388A - 車載装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】パーキングブレーキの作動忘れ及び作動解除忘れの場合に、車輌の運転者及びその他乗員に通知し、パーキングブレーキの作動及び作動解除を促すことができる車載装置を提供する。【解決手段】ボディECU2は、原動機55とパーキングブレーキ6の作動状態及び作動解除状態に応じてLEDライト104の発光信号を発光ECU3に送信する。発光ECU3はその信号に従いLEDライト104を発光させる。LEDライト104はパーキングブレーキ6の操作部又は操作部を照らすことができる箇所に取り付けられている。【選択図】図1
Description
本発明は、パーキングブレーキの作動状態及び作動解除状態を車輌の運転者及びその他乗員に通知することができる車載装置に関する。
従来パーキングブレーキの作動解除忘れ防止の手段としてインジケータランプを点灯するものが用いられてきた。また、特許文献1では、パーキングブレーキの作動解除忘れの通知に警報音を用いている。これは、パーキングブレーキの使用でインジケータランプが点灯する回路においてスピードセンサー及びアラームブザーを付加し、一定速度以上の車輌の走行を感知した場合に警報音を発生させるようにしてある。更に、スピードセンサーに代えて距離センサーを付加し、一定距離以上の車輌の走行を感知した場合に警報音を発生させるようにしてある。これらの手段により車輌の運転者及びその他乗員にパーキングブレーキの状態を通知し、パーキングブレーキを作動したままの走行を防止することができる。
ところで、パーキングブレーキの状態がインジケータランプを点灯させることで通知されていても車輌の運転者及びその他乗員は点灯に気づかずパーキングブレーキの作動解除を忘れたまま走行し続けるおそれがある。特許文献1に記載の発明は、パーキングブレーキのブレーキレバーの作動解除忘れを防ぐために音による警報を用いているが、車輌の周囲や車内の状況によっては運転者及びその他乗員がこの警報を聞き取れない場合がある。この場合にもパーキングブレーキの作動解除を忘れたまま走行し続けるおそれがある。したがって、これらの装置では車輌の運転者及びその他乗員に対して十分に注意喚起しているとは言えず、パーキングブレーキの作動解除忘れの対策として不十分である。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、運転者及びその他乗員に、パーキングブレーキの作動状態及び作動解除状態をパーキングブレーキの操作部と結びつけて認識させ、通知することができる車載装置を提供することにある。
本発明に係る車載装置は、発光体が車輌に取り付けられ、該発光体の発光を制御することが可能な車載装置において、前記発光体は、前記車輌に設置されたパーキングブレーキの操作部又は該操作部を照らすことができる箇所に取り付けられ、該パーキングブレーキの作動状態及び作動解除状態に応じて前記発光体の発光を制御する発光制御部を備えることを特徴とする。
本発明によれば、発光制御部が、パーキングブレーキの作動状態及び作動解除状態に応じて発光体を発光させることで、パーキングブレーキの作動状態及び作動解除状態を車輌の運転者及びその他乗員に通知することができる。特に、発光体がパーキングブレーキの操作部又は該操作部を照らすことができる箇所に取り付けられているので、発光と発光の原因となる操作部とを車輌の運転者及びその他乗員に対して視覚を通じて結びつけて認識させることができる。
本発明に係る車載装置は、前記発光制御部は、前記車輌に搭載された原動機が作動し、前記パーキングブレーキが作動している場合に前記発光体を発光させるようにしてあることを特徴とする。
本発明によれば、原動機が作動し、パーキングブレーキが作動している場合に、発光制御部が発光体を発光させるので、パーキングブレーキが作動解除されていないことを車輌の運転者およびその他乗員に通知することができる。これにより、パーキングブレーキを作動したまま走行することによりパーキングブレーキが摩耗し故障するということを防止できる。
本発明に係る車載装置は、前記発光制御部は、前記原動機が停止し、前記パーキングブレーキが作動解除している場合に前記発光体を発光させるようにしてあることを特徴とする。
本発明によれば、原動機が停止し、パーキングブレーキが作動解除している場合に、発光制御部が発光体を発光させるので、パーキングブレーキが作動していないことを車輌の運転者及びその他乗員に通知することができる。これにより、パーキングブレーキを操作するのを忘れた場合に坂道で意図せず車輌が動き出してしまうことを防止できる。
本発明に係る車載装置は、前記発光制御部は、前記車輌に搭載された原動機が停止し、前記パーキングブレーキが作動解除している場合に前記発光体を発光させるようにしてあることを特徴とする。
本発明によれば、原動機が停止し、パーキングブレーキが作動解除している場合に、発光制御部が発光体を発光させるので、パーキングブレーキが作動していないことを車輌の運転者及びその他乗員に通知することができる。これにより、パーキングブレーキを操作するのを忘れた場合に坂道で意図せず車輌が動き出してしまうことを防止できる。
本発明に係る車載装置は、温度検出部を更に備え、前記発光制御部は、該温度検出部が検出した温度が所定の閾値以下である場合に、前記パーキングブレーキの作動状態及び作動解除状態に関わらず前記発光体を発光させないか又は前記温度が所定の閾値超過である場合とは異なる態様で発光させるようにしてあることを特徴とする。
本発明によれば、温度検出部が検出した温度が所定の閾値以下である場合に、パーキングブレーキの作動状態及び作動解除状態に関わらず発光体を発光させないか又は温度検出部が検出した温度が所定の閾値超過である場合とは異なる態様で発光させる。これによりパーキングブレーキの作動状態及び作動解除状態を運転者及びその他乗員に通知することができ、運転者及びその他乗員に検出した温度及びパーキングブレーキの状態に応じて、パーキングブレーキの作動又は作動解除の操作を促すことができる。したがって、例えば閾値が水の凍結温度の場合に、パーキングブレーキを作動させないように促すことで、水分の凍結が原因でパーキングブレーキの作動解除が不可能となる事態を回避できる。
本発明では、発光制御部が、パーキングブレーキの作動状態及び作動解除状態に応じてパーキングブレーキの操作部又は該操作部を照らすことができる箇所に取り付けられた発光体を発光させることができる。これにより車輌の運転者及びその他乗員に発光と発光の原因となる操作部を結びつけて認識させてパーキングブレーキの状態を通知することができる。したがって、車輌の運転者及びその他乗員にパーキングブレーキの作動あるいは作動解除を促すことができる。
以下、本発明に係る車載装置についてその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係る車載装置の構成例を示すブロック図である。実施の形態1の車載装置は、ボディECU(Electronic Control Unit)2、発光ECU3及び原動機ECU5を備える。ボディECU2、発光ECU3及び原動機ECU5は通信線1を介して接続されている。各ECU間の通信の形態としては、例としてLAN(Local Area Network)、LIN(Local Interconnect Network)等の有線通信又は無線通信が挙げられる。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係る車載装置の構成例を示すブロック図である。実施の形態1の車載装置は、ボディECU(Electronic Control Unit)2、発光ECU3及び原動機ECU5を備える。ボディECU2、発光ECU3及び原動機ECU5は通信線1を介して接続されている。各ECU間の通信の形態としては、例としてLAN(Local Area Network)、LIN(Local Interconnect Network)等の有線通信又は無線通信が挙げられる。
車輌には原動機55が搭載され、原動機55の動作は原動機ECU5により制御される。原動機55の例としてはガソリンエンジン又は電動モーター等が挙げられるが、いかなる方式でもよい。
原動機ECU5は原動機55を制御する装置である。原動機ECU5は、CPU(Central Processing Unit)又はMPU(Micro Processing Unit)などの制御部51と、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)又はフラッシュメモリなどの記憶部52とを有する。また、原動機ECU5は、通信部53と、入出力部54とを有する。制御部51は、通信部53を介して通信線1に接続されている。記憶部52は、制御部51にて実行される制御プログラム、適正なエンジン回転数又はスロットルの開閉量等の各種データ、制御部51による制御プログラムの実行時に発生するデータ等を記憶する。
また、原動機55は、入出力部54を介して制御部51に接続されている。入出力部54には、イグニッションスイッチの状態又はエンジン回転数等の情報が入力される。該情報をもとに制御部51が演算した結果、入出力部54から原動機55の点火時期又は燃料供給量等の制御指令が出力される。入出力部54には原動機55の作動及び停止状態に係る情報が入力され、原動機ECU5は該情報を通信部53及び通信線1を介してボディECU2に送信する。
また、原動機55は、入出力部54を介して制御部51に接続されている。入出力部54には、イグニッションスイッチの状態又はエンジン回転数等の情報が入力される。該情報をもとに制御部51が演算した結果、入出力部54から原動機55の点火時期又は燃料供給量等の制御指令が出力される。入出力部54には原動機55の作動及び停止状態に係る情報が入力され、原動機ECU5は該情報を通信部53及び通信線1を介してボディECU2に送信する。
図2は、実施の形態1に係るパーキングブレーキ6のブレーキレバー61及びLEDライト104の構成例を示す図である。車輌にはパーキングブレーキ6が設置され、パーキングブレーキ6はボディECU2と接続されている。パーキングブレーキ6は例としてドラム式又はディスク式等が挙げられるが、いかなる方式でもよい。パーキングブレーキ6は手動式のものでありブレーキレバー61を備える。
ブレーキレバー61の操作によりパーキングブレーキ6の作動及び作動解除が行われる。ブレーキレバー61はパーキングブレーキスイッチを備えており、ブレーキレバー61の操作によりパーキングブレーキ6が作動する場合、パーキングブレーキスイッチはオンとなる。また、ブレーキレバー61の操作によりパーキングブレーキ6が作動解除される場合、パーキングブレーキスイッチはオフとなる。実施の形態1では、パーキングブレーキ6はブレーキレバー61により操作される構成であるが、電動式の操作部により操作する構成であってもよい。また、携帯可能な操作部が操作されることで、該操作に係る情報が無線通信で送信され、該情報を受信することによりパーキングブレーキ6が作動又は作動解除するという構成であってもよい。
ブレーキレバー61の操作によりパーキングブレーキ6の作動及び作動解除が行われる。ブレーキレバー61はパーキングブレーキスイッチを備えており、ブレーキレバー61の操作によりパーキングブレーキ6が作動する場合、パーキングブレーキスイッチはオンとなる。また、ブレーキレバー61の操作によりパーキングブレーキ6が作動解除される場合、パーキングブレーキスイッチはオフとなる。実施の形態1では、パーキングブレーキ6はブレーキレバー61により操作される構成であるが、電動式の操作部により操作する構成であってもよい。また、携帯可能な操作部が操作されることで、該操作に係る情報が無線通信で送信され、該情報を受信することによりパーキングブレーキ6が作動又は作動解除するという構成であってもよい。
車輌にはLEDライト104が取り付けられ、LEDライト104は発光ECU3に接続されている。実施の形態1では発光体としてLEDライト104を用いたがこれに限られるものではなく有機EL(Electro Luminescence)又は白熱電球等であってもよい。
LEDライト104は、ブレーキレバー61の先端部に取り付けられている。ボディECU2から送信される発光信号を発光ECU3が受信した場合、発光ECU3の制御によりLEDライト104が発光する。また、ボディECU2から送信される発光停止信号を発光ECU3が受信した場合、LEDライト104は発光しない。
なお、LEDライト104はパーキングブレーキ6のブレーキレバー61の先端部に取り付けられることに限定されるものではなく、ブレーキレバー61のレバー側面又は土台部等ブレーキレバー61の他の箇所に取り付ける構成であってもよい。また、ブレーキレバー61を照らすことができる、ブレーキレバー61の取り付け部又は車両の天井等ブレーキレバー61以外の他の箇所に取り付けられる構成であってもよい。
LEDライト104は、ブレーキレバー61の先端部に取り付けられている。ボディECU2から送信される発光信号を発光ECU3が受信した場合、発光ECU3の制御によりLEDライト104が発光する。また、ボディECU2から送信される発光停止信号を発光ECU3が受信した場合、LEDライト104は発光しない。
なお、LEDライト104はパーキングブレーキ6のブレーキレバー61の先端部に取り付けられることに限定されるものではなく、ブレーキレバー61のレバー側面又は土台部等ブレーキレバー61の他の箇所に取り付ける構成であってもよい。また、ブレーキレバー61を照らすことができる、ブレーキレバー61の取り付け部又は車両の天井等ブレーキレバー61以外の他の箇所に取り付けられる構成であってもよい。
ボディECU2は、車輌に搭載されたボディ系の機器を制御する装置である。ボディECU2は、CPU又はMPU等の制御部21と、EEPROM又はフラッシュメモリ等の記憶部22とを有する。記憶部22は、制御部21が実行する制御プログラムを記憶する。制御部21は記憶部22に記憶されている制御プログラムを実行することにより、ボディ系の機器の動作を制御する。
また、ボディECU2は通信部23と入力部24とを有する。制御部21は通信部23を介して通信線1と接続され、通信部23及び通信線1を介して発光ECU3にLEDライト104の発光信号又は発光停止信号を送信する。制御部21は、入力部24を介して前記パーキングブレーキスイッチと接続している。制御部21は入力部に入力される前記パーキングブレーキスイッチのオン及びオフに係る情報に基づいて、パーキングブレーキ6の状態を判定する。
更に、原動機ECU5は入出力部54に入力された原動機55の作動及び停止状態に係る情報をボディECU2に送信し、ボディECU2は通信部23及び通信線1を介して受信する。なお、原動機55の作動及び停止状態は、ボディECU2がイグニッションスイッチのオン及びオフにより判定する構成であってもよい。
また、ボディECU2は通信部23と入力部24とを有する。制御部21は通信部23を介して通信線1と接続され、通信部23及び通信線1を介して発光ECU3にLEDライト104の発光信号又は発光停止信号を送信する。制御部21は、入力部24を介して前記パーキングブレーキスイッチと接続している。制御部21は入力部に入力される前記パーキングブレーキスイッチのオン及びオフに係る情報に基づいて、パーキングブレーキ6の状態を判定する。
更に、原動機ECU5は入出力部54に入力された原動機55の作動及び停止状態に係る情報をボディECU2に送信し、ボディECU2は通信部23及び通信線1を介して受信する。なお、原動機55の作動及び停止状態は、ボディECU2がイグニッションスイッチのオン及びオフにより判定する構成であってもよい。
発光ECU3は、LEDライト104の発光を制御する制御装置である。発光ECU3はCPU又はMPUなどの制御部31と、EEPROM又はフラッシュメモリなどの記憶部32とを有する。記憶部32は、制御部31にて実行される制御プログラムを記憶する。更に発光ECU3は通信部33及び駆動部34を有する。制御部31は通信部33を介して通信線1と接続され、通信部33及び通信線1を介してボディECU2からの発光信号を受信する。
また、LEDライト104は駆動部34を介して制御部31と接続されている。制御部31は、ボディECU2からの発光信号を受信した場合、記憶部32に記憶されている制御プログラムを実行することにより、駆動部34を作動させLEDライト104を発光させる。また、制御部31は発光停止信号を受信した場合、駆動部34の作動を止めさせ、LEDライト104を発光させない。
実施の形態1においては発光ECU3がLEDライト104を常時発光させる。実施の形態1においては常時発光という発光態様であるが、これに限定されるものではなく、LEDライト104を点滅させる発光態様であってもよい。実施の形態1では、LEDライト104を発光ECU3により制御したがLEDライト104をボディECU2により制御する構成であってもよい。
また、LEDライト104は駆動部34を介して制御部31と接続されている。制御部31は、ボディECU2からの発光信号を受信した場合、記憶部32に記憶されている制御プログラムを実行することにより、駆動部34を作動させLEDライト104を発光させる。また、制御部31は発光停止信号を受信した場合、駆動部34の作動を止めさせ、LEDライト104を発光させない。
実施の形態1においては発光ECU3がLEDライト104を常時発光させる。実施の形態1においては常時発光という発光態様であるが、これに限定されるものではなく、LEDライト104を点滅させる発光態様であってもよい。実施の形態1では、LEDライト104を発光ECU3により制御したがLEDライト104をボディECU2により制御する構成であってもよい。
以下、ボディECU2及び発光ECU3が行う処理について説明する。ボディECU2及び発光ECU3は車輌のイグニッションスイッチがオンになる時から、カーテシスイッチ又はキーレスエントリーシステムのドア開閉の検知等により運転者及びその他乗員が車輌から下車したことを検知するまで定期的に以下の処理を行う。
図3は、実施の形態1に係るボディECU2が行う処理の手順を示すフローチャートである。
ボディECU2は、原動機ECU5から通信線1を介して送信される原動機の作動及び停止状態に係る情報を受信し、受信した情報に基づいて原動機55が作動しているか否かを判定する(S1)。
ボディECU2は、原動機55が作動していると判定した場合(S1:YES)、前記パーキングブレーキスイッチから入力部24に入力される前記パーキングブレーキスイッチのオン及びオフに係る情報に基づいてパーキングブレーキ6が作動しているか否かを判定する(S2)。
ボディECU2は、パーキングブレーキ6が作動していると判定した場合(S2:YES)、発光信号を発光ECU3に送信する(S3)。発光ECU3は、ボディECU2から発光信号を受信した場合、該発光信号に従ってLEDライト104を常時発光させる。 ボディECU2は、パーキングブレーキ6が作動解除されていると判定した場合(S2:NO)、発光停止信号を発光ECU3に送信する(S5)。発光ECU3はボディECU2から発光停止信号を受信した場合、LEDライト104が発光しているときは発光を停止し、LEDライト104が発光していないときは発光していない状態を維持する。
ボディECU2は、原動機ECU5から通信線1を介して送信される原動機の作動及び停止状態に係る情報を受信し、受信した情報に基づいて原動機55が作動しているか否かを判定する(S1)。
ボディECU2は、原動機55が作動していると判定した場合(S1:YES)、前記パーキングブレーキスイッチから入力部24に入力される前記パーキングブレーキスイッチのオン及びオフに係る情報に基づいてパーキングブレーキ6が作動しているか否かを判定する(S2)。
ボディECU2は、パーキングブレーキ6が作動していると判定した場合(S2:YES)、発光信号を発光ECU3に送信する(S3)。発光ECU3は、ボディECU2から発光信号を受信した場合、該発光信号に従ってLEDライト104を常時発光させる。 ボディECU2は、パーキングブレーキ6が作動解除されていると判定した場合(S2:NO)、発光停止信号を発光ECU3に送信する(S5)。発光ECU3はボディECU2から発光停止信号を受信した場合、LEDライト104が発光しているときは発光を停止し、LEDライト104が発光していないときは発光していない状態を維持する。
ボディECU2は、原動機55が停止していると判定した場合(S1:NO)、前記パーキングブレーキスイッチから入力部24に入力されるパーキングブレーキスイッチのオ
ン及びオフに係る情報に基づいてパーキングブレーキ6が作動解除されているか否かを判定する(S4)。
ボディECU2は、パーキングブレーキ6が作動解除されていると判定した場合(S4:YES)、発光ECU3に発光信号を送信する(S3)。発光ECU3は、ボディECU2から発光信号を受信した場合、該発光信号に従ってLEDライト104を常時発光させる。
ボディECU2は、パーキングブレーキ6が作動していると判定した場合(S4:NO)、発光ECU3に発光停止信号を送信する(S5)。発光ECU3はボディECU2から発光停止信号を受信した場合、LEDライト104が発光しているときは発光を停止し、LEDライト104が発光していないときは発光していない状態を維持する。
ン及びオフに係る情報に基づいてパーキングブレーキ6が作動解除されているか否かを判定する(S4)。
ボディECU2は、パーキングブレーキ6が作動解除されていると判定した場合(S4:YES)、発光ECU3に発光信号を送信する(S3)。発光ECU3は、ボディECU2から発光信号を受信した場合、該発光信号に従ってLEDライト104を常時発光させる。
ボディECU2は、パーキングブレーキ6が作動していると判定した場合(S4:NO)、発光ECU3に発光停止信号を送信する(S5)。発光ECU3はボディECU2から発光停止信号を受信した場合、LEDライト104が発光しているときは発光を停止し、LEDライト104が発光していないときは発光していない状態を維持する。
ボディECU2及び発光ECU3は、車輌のイグニッションスイッチがオンになる時から、カーテシスイッチ又はキーレスエントリーシステムのドア開閉の検知等により運転者及びその他乗員が車輌から下車したことを検知するまで定期的に前記処理を行う。該処理の結果、ボディECU2は、LEDライト104の発光信号又は発光停止信号を発光ECU3に送信する。
発光ECU3はボディECU2から発光信号を受信した場合は、LEDライト104を発光させる。発光ECU3はボディECU2から発光停止信号を受信した場合、LEDライト104が発光しているときは発光を停止し、LEDライト104が発光していないときは発光していない状態を維持する。
なお、LEDライト104の発光は常時発光という態様に限られるものではなく、点滅その他の態様であってもよい。また実施の形態1では、原動機が停止しパーキングブレーキ6が作動解除されている場合と、原動機55が作動しパーキングブレーキ6が作動している場合とで発光の態様を同一とする構成としたが、異なる態様で発光させる構成であってもよい。
発光ECU3はボディECU2から発光信号を受信した場合は、LEDライト104を発光させる。発光ECU3はボディECU2から発光停止信号を受信した場合、LEDライト104が発光しているときは発光を停止し、LEDライト104が発光していないときは発光していない状態を維持する。
なお、LEDライト104の発光は常時発光という態様に限られるものではなく、点滅その他の態様であってもよい。また実施の形態1では、原動機が停止しパーキングブレーキ6が作動解除されている場合と、原動機55が作動しパーキングブレーキ6が作動している場合とで発光の態様を同一とする構成としたが、異なる態様で発光させる構成であってもよい。
LEDライト104がパーキングブレーキ6のブレーキレバー61の先端部に取り付けられることにより、車輌1の運転者及びその他乗員に発光とブレーキレバー61を、視覚を通じて結びつけて認識させることができる。これにより、車輌の運転者及びその他乗員にパーキングブレーキ6の作動あるいは作動解除を促すことができる。また、運転者が見落とした場合であっても、その他乗員が発光に気づくことでパーキングブレーキ6の作動忘れ及び作動解除忘れを防止することができる。
したがって、パーキングブレーキ6を作動したまま走行することによるパーキングブレーキ6の摩耗を防ぐことができる。そして、通常のブレーキが利かなくなった場合において、パーキングブレーキ6が摩耗していて使用できないという事態がなくなり、緊急時の安全性向上を図ることができる。
なお、LEDライト104の発光に加えて、ハンドルや座席が振動する構成であってもよい。この場合は触覚からパーキングブレーキの状態を運転者その他乗員に対し通知し、その作動忘れ又は作動解除忘れの防止が可能となる。
したがって、パーキングブレーキ6を作動したまま走行することによるパーキングブレーキ6の摩耗を防ぐことができる。そして、通常のブレーキが利かなくなった場合において、パーキングブレーキ6が摩耗していて使用できないという事態がなくなり、緊急時の安全性向上を図ることができる。
なお、LEDライト104の発光に加えて、ハンドルや座席が振動する構成であってもよい。この場合は触覚からパーキングブレーキの状態を運転者その他乗員に対し通知し、その作動忘れ又は作動解除忘れの防止が可能となる。
(変形例)
車速センサーを原動機ECU5に入出力部54を介して取り付け、ボディECU2が行う処理に速度条件による処理を加える。前記車速センサーから入出力部54に入力される車速が一定速度以上である場合、パーキングブレーキが作動しているときは、ボディECU2が発光ECU3にLEDライト104の発光信号を送信する。該発光信号を発光ECU3が受信した場合、LEDライト104が発光する。パーキングブレーキが作動していないときは、ボディECU2は発光ECU3に発光停止信号を送信する。発光ECU3が該発光停止信号を受信した場合、LEDライト104が発光しているときは発光を停止し、LEDライト104が発光していないときは発光していない状態を維持する。
車速センサーを原動機ECU5に入出力部54を介して取り付け、ボディECU2が行う処理に速度条件による処理を加える。前記車速センサーから入出力部54に入力される車速が一定速度以上である場合、パーキングブレーキが作動しているときは、ボディECU2が発光ECU3にLEDライト104の発光信号を送信する。該発光信号を発光ECU3が受信した場合、LEDライト104が発光する。パーキングブレーキが作動していないときは、ボディECU2は発光ECU3に発光停止信号を送信する。発光ECU3が該発光停止信号を受信した場合、LEDライト104が発光しているときは発光を停止し、LEDライト104が発光していないときは発光していない状態を維持する。
(実施の形態2)
図4は、実施の形態2に係る車載装置の構成例を示すブロック図である。実施の形態2の車載装置において、実施の形態1と共通する構成については、同様の符号を付してその説明を省略する。
実施の形態2では実施の形態1の構成に加えて温度計7が車輌に搭載され、温度計7は入力部24を介してボディECU2に接続されている。温度計7は車輌の外の気温を検出し、検出した気温を入力部24に入力する。温度計は例としてサーミスタ又は熱電対等によるものが挙げられるが、いかなる方式でもよい。なお、車輌外の気温ではなく、パーキングブレーキ6の温度を測定する構成であってもよい。
図4は、実施の形態2に係る車載装置の構成例を示すブロック図である。実施の形態2の車載装置において、実施の形態1と共通する構成については、同様の符号を付してその説明を省略する。
実施の形態2では実施の形態1の構成に加えて温度計7が車輌に搭載され、温度計7は入力部24を介してボディECU2に接続されている。温度計7は車輌の外の気温を検出し、検出した気温を入力部24に入力する。温度計は例としてサーミスタ又は熱電対等によるものが挙げられるが、いかなる方式でもよい。なお、車輌外の気温ではなく、パーキングブレーキ6の温度を測定する構成であってもよい。
LEDライト104は複数の発光色を用いて発光できる。更に、発光ECU3の記憶部32には実施の形態1と同様の常時発光という発光態様及び該発光態様と異なる発光態様が記憶されている。実施の形態1と同様の常時発光という発光態様を発光パターン1とし、実施の形態2において新たに追加された発光態様を発光パターン2とする。発光パターン1とは異なる発光態様の発光パターン2は、LEDライト104を点滅させる発光態様であってもよい。また、発光パターン2は、パターン1と異なる発光色で発光する発光態様であってもよい。制御部31はボディECU2から発光信号を受信した場合、該発光信号に従い前記発光パターン1又は2に係る制御プログラムを実行し、駆動部34を作動させLEDライト104を発光させる。実施の形態2において、LEDライト104を発光ECU3により制御したがLEDライト104をボディECU2により制御する構成であってもよい。
パーキングブレーキ6は手動式のものであり、実施の形態1と同様の構成であるので、その説明を省略する。
以下、ボディECU2及び発光ECU3が行う処理について説明する。ボディECU2及び発光ECU3は、車輌のイグニッションスイッチがオンになる時から、カーテシスイッチ又はキーレスエントリーシステムのドア開閉の検知等により運転者及びその他乗員が
車輌から下車したことを検知するまで定期的に以下の処理を行う。
車輌から下車したことを検知するまで定期的に以下の処理を行う。
図5は、実施の形態2に係るボディECU2が行う処理の手順を示すフローチャートである。
ボディECU2は、原動機ECU5から通信線1を介して送信される原動機の作動及び停止状態に係る情報を受信し、受信した情報に基づいて原動機55が作動しているか否かを判定する(S11)。
ボディECU2は、原動機55が作動していると判定した場合(S11:YES)、前記パーキングブレーキスイッチから入力部24に入力される前記パーキングブレーキスイッチのオン及びオフに係る情報に基づいてパーキングブレーキ6が作動しているか否かを判定する(S12)。
ボディECU2は、パーキングブレーキ6が作動していると判定した場合(S12:YES)、発光パターン1の発光信号を発光ECU3に送信する(S13)。発光ECU3は、ボディECU2からの発光パターン1の発光信号を受信した場合、該発光信号に従ってLEDライト104を常時発光させる。
ボディECU2は、パーキングブレーキ6が作動解除されていると判定した場合(S12:NO)は発光停止信号を送信する(S16)。発光ECU3はボディECU2からの発光停止信号を受信した場合、LEDライト104が発光しているときは発光を停止し、LEDライト104が発光していないときは発光していない状態を維持する。
ボディECU2は、原動機ECU5から通信線1を介して送信される原動機の作動及び停止状態に係る情報を受信し、受信した情報に基づいて原動機55が作動しているか否かを判定する(S11)。
ボディECU2は、原動機55が作動していると判定した場合(S11:YES)、前記パーキングブレーキスイッチから入力部24に入力される前記パーキングブレーキスイッチのオン及びオフに係る情報に基づいてパーキングブレーキ6が作動しているか否かを判定する(S12)。
ボディECU2は、パーキングブレーキ6が作動していると判定した場合(S12:YES)、発光パターン1の発光信号を発光ECU3に送信する(S13)。発光ECU3は、ボディECU2からの発光パターン1の発光信号を受信した場合、該発光信号に従ってLEDライト104を常時発光させる。
ボディECU2は、パーキングブレーキ6が作動解除されていると判定した場合(S12:NO)は発光停止信号を送信する(S16)。発光ECU3はボディECU2からの発光停止信号を受信した場合、LEDライト104が発光しているときは発光を停止し、LEDライト104が発光していないときは発光していない状態を維持する。
ボディECU2は、原動機55が停止していると判定した場合(S11:NO)、温度計7が検出し、入力部24に入力される車輌外の気温が、所定の閾値以下であるかを判定する(S14)。実施の形態2では、例として所定の閾値を摂氏0度とする。
ボディECU2は車輌外の気温が摂氏0度以下でないと判定した場合(S14:NO)、前記パーキングブレーキスイッチから入力部24に入力される前記パーキングブレーキスイッチのオン及びオフに係る情報に基づいてパーキングブレーキ6が作動解除されているか否かを判定する(S15)。
ボディECU2はパーキングブレーキ6が作動解除されていると判定した場合(S15:YES)、発光ECU3にパターン1の発光信号を送信する(S13)。発光ECU3は、ボディECU2からのパターン1の発光信号を受信した場合は、該発光信号に従ってLEDライト104を常時発光させる。
ボディECU2はパーキングブレーキ6が作動していると判定した場合(S15:NO)、発光停止信号を送信する(S16)。発光ECU3はボディECU2からの発光停止信号を受信した場合、LEDライト104が発光しているときは発光を停止し、LEDライト104が発光していないときは発光していない状態を維持する。
ボディECU2は車輌外の気温が摂氏0度以下でないと判定した場合(S14:NO)、前記パーキングブレーキスイッチから入力部24に入力される前記パーキングブレーキスイッチのオン及びオフに係る情報に基づいてパーキングブレーキ6が作動解除されているか否かを判定する(S15)。
ボディECU2はパーキングブレーキ6が作動解除されていると判定した場合(S15:YES)、発光ECU3にパターン1の発光信号を送信する(S13)。発光ECU3は、ボディECU2からのパターン1の発光信号を受信した場合は、該発光信号に従ってLEDライト104を常時発光させる。
ボディECU2はパーキングブレーキ6が作動していると判定した場合(S15:NO)、発光停止信号を送信する(S16)。発光ECU3はボディECU2からの発光停止信号を受信した場合、LEDライト104が発光しているときは発光を停止し、LEDライト104が発光していないときは発光していない状態を維持する。
ボディECU2は車輌外の気温が摂氏0度以下であると判定した場合(S14:YES)、前記パーキングブレーキスイッチから入力部24に入力される前記パーキングブレーキスイッチのオン及びオフに係る情報に基づきパーキングブレーキ6が作動しているか否かを判定する(S17)。
ボディECU2はパーキングブレーキ6が作動していると判定した場合(S17:YES)は発光ECU3にパターン2の発光信号を送信する(S18)。発光ECU3は、ボディECU2からのパターン2の発光信号を受信した場合は、該発光信号に従ってLEDライト104をパターン2に係る態様で発光させる。
ボディECU2は、パーキングブレーキ6が作動していないと判定した場合(S17:NO)、発光停止信号を送信する(S16)。発光ECU3はボディECU2からの発光停止信号を受信した場合、LEDライト104が発光しているときは発光を停止し、LEDライト104が発光していないときは発光していない状態を維持する。
ボディECU2はパーキングブレーキ6が作動していると判定した場合(S17:YES)は発光ECU3にパターン2の発光信号を送信する(S18)。発光ECU3は、ボディECU2からのパターン2の発光信号を受信した場合は、該発光信号に従ってLEDライト104をパターン2に係る態様で発光させる。
ボディECU2は、パーキングブレーキ6が作動していないと判定した場合(S17:NO)、発光停止信号を送信する(S16)。発光ECU3はボディECU2からの発光停止信号を受信した場合、LEDライト104が発光しているときは発光を停止し、LEDライト104が発光していないときは発光していない状態を維持する。
実施の形態2では、LEDライト104がパーキングブレーキ6のブレーキレバー61の先端部に取り付けられることにより、実施の形態1と同様の効果を奏する。
更に、実施の形態2では温度計7が車輌外の気温を検出する。検出した車輌外の気温が所定の閾値以下であり、パーキングブレーキ6が作動している場合、LEDライト104を他の態様で発光させることでパーキングブレーキ6を作動解除するように促すことができる。また該気温が所定の閾値以下でありパーキングブレーキ6が作動していない場合、発光ECU3がLEDライト104を発光させないことでパーキングブレーキ6を作動させないように促すことができる。
したがって、例えば閾値が摂氏0度の場合、パーキングブレーキ6を作動させないようにすることで、水分の凍結が原因でパーキングブレーキの作動解除が不可能となる事態を回避できる。
したがって、例えば閾値が摂氏0度の場合、パーキングブレーキ6を作動させないようにすることで、水分の凍結が原因でパーキングブレーキの作動解除が不可能となる事態を回避できる。
なお、実施の形態2では、原動機が停止しパーキングブレーキ6が作動解除されている場合と、原動機55が作動しパーキングブレーキ6が作動している場合とで発光の態様を同一とする構成としたが、異なる態様で発光させる構成であってもよい。また、実施の形態2では、発光態様としてパターン1及びパターン2があるが、パターン2が存在せず発光態様をパターン1の一種類のみとする構成であってもよい。
更に、LEDライト104の発光に加えて、ハンドルや座席が振動する構成であってもよい。この場合は触覚からパーキングブレーキの状態を運転者その他乗員に対し通知し、その作動忘れ又は作動解除忘れの防止が可能となる。
更に、LEDライト104の発光に加えて、ハンドルや座席が振動する構成であってもよい。この場合は触覚からパーキングブレーキの状態を運転者その他乗員に対し通知し、その作動忘れ又は作動解除忘れの防止が可能となる。
(実施の形態3)
実施の形態3の車載装置において、実施の形態2と共通する構成については、同様の符号を付してその説明を省略する。
車輌にはパーキングブレーキ6が取り付けられ、パーキングブレーキ6はボディECU2と接続されている。パーキングブレーキ6は足踏み式であり、パーキングブレーキ6はブレーキペダル62を備えている。パーキングブレーキ62の操作によりパーキングブレーキの作動及び解除が行われる。
ブレーキペダル62はパーキングブレーキスイッチを備えており、ブレーキペダル62の操作によりパーキングブレーキ6が作動する場合、パーキングブレーキスイッチはオンとなる。またブレーキペダル62の操作によりパーキングブレーキ6が作動解除される場合、パーキングブレーキスイッチはオフとなる。
パーキングブレーキ6はパーキングペダル62により操作される構成であるが、電動式の操作部により操作する構成であってもよい。また、携帯可能な操作部が操作されることで、該操作に係る情報が無線通信で送信され、該情報を受信することによりパーキングブレーキ6が作動又は作動解除するという構成であってもよい。
制御部21は入力部24に入力される前記パーキングブレーキスイッチのオン及びオフに係る情報に基づいて、パーキングブレーキ6の状態を判定する。
実施の形態3の車載装置において、実施の形態2と共通する構成については、同様の符号を付してその説明を省略する。
車輌にはパーキングブレーキ6が取り付けられ、パーキングブレーキ6はボディECU2と接続されている。パーキングブレーキ6は足踏み式であり、パーキングブレーキ6はブレーキペダル62を備えている。パーキングブレーキ62の操作によりパーキングブレーキの作動及び解除が行われる。
ブレーキペダル62はパーキングブレーキスイッチを備えており、ブレーキペダル62の操作によりパーキングブレーキ6が作動する場合、パーキングブレーキスイッチはオンとなる。またブレーキペダル62の操作によりパーキングブレーキ6が作動解除される場合、パーキングブレーキスイッチはオフとなる。
パーキングブレーキ6はパーキングペダル62により操作される構成であるが、電動式の操作部により操作する構成であってもよい。また、携帯可能な操作部が操作されることで、該操作に係る情報が無線通信で送信され、該情報を受信することによりパーキングブレーキ6が作動又は作動解除するという構成であってもよい。
制御部21は入力部24に入力される前記パーキングブレーキスイッチのオン及びオフに係る情報に基づいて、パーキングブレーキ6の状態を判定する。
図6は実施の形態3に係るパーキングブレーキ6のブレーキペダル62及びLEDライト304の構成例を示す図である。実施の形態3では車輌にダッシュボード8が取り付けられている。また、LEDライト304が、ブレーキペダル62を照らすことができる姿勢でダッシュボード8下部に取り付けられている。LEDライト304はダッシュボード8下部に取り付けられているが、ブレーキペダル62の側面又は土台部等ブレーキペダル62に取り付ける構成であってもよい。また、車輌の床又は天井等ブレーキペダル62を照らすことができる他の箇所に取り付けられる態様であってもよい。
LEDライト304は駆動部34を介して発光ECU3に接続されている。記憶部32には実施の形態2と同様に発光パターン1及び発光パターン2が記憶されている。制御部31が夫々の発光パターンに係る制御プログラムを実行し、駆動部34を作動させてLEDライト304を発光させる。
実施の形態3では、LEDライト304を発光ECU3により制御する構成としたがLEDライト304をボディECU2により制御する構成であってもよい。
LEDライト304は駆動部34を介して発光ECU3に接続されている。記憶部32には実施の形態2と同様に発光パターン1及び発光パターン2が記憶されている。制御部31が夫々の発光パターンに係る制御プログラムを実行し、駆動部34を作動させてLEDライト304を発光させる。
実施の形態3では、LEDライト304を発光ECU3により制御する構成としたがLEDライト304をボディECU2により制御する構成であってもよい。
ボディECU2及び発光ECU3が行う処理の手順は実施の形態2と同様であるのでその説明を省略する。
LEDライト304がブレーキペダル62を照らすことができる箇所であるダッシュボード8下部に取り付けられることにより、車輌の運転者及びその他乗員に発光とブレーキペダル62を、視覚を通じて結びつけて認識させることができる。これにより、車輌の運転者及びその他乗員にパーキングブレーキ6の作動あるいは作動解除を促すことができる。また、運転者が見落とした場合であっても、その他乗員が発光に気づくことでパーキングブレーキ6の作動忘れ及び作動解除忘れを防止することができる。
したがって、パーキングブレーキ6を作動したまま走行することによるパーキングブレーキの摩耗を防ぐことができる。そして、通常のブレーキが利かなくなった場合において、パーキングブレーキ6が摩耗していて使用できないという事態がなくなり、緊急時の安全性向上を図ることができる。
したがって、パーキングブレーキ6を作動したまま走行することによるパーキングブレーキの摩耗を防ぐことができる。そして、通常のブレーキが利かなくなった場合において、パーキングブレーキ6が摩耗していて使用できないという事態がなくなり、緊急時の安全性向上を図ることができる。
実施の形態3では実施の形態2と同様に温度計7が車輌外の気温を検出するので、実施の形態2と同様の効果を奏する。
なお、実施の形態2では、発光態様としてパターン1及びパターン2があるが、パターン2が存在せず発光態様をパターン1の一種類のみとする構成であってもよい。
また、実施の形態1及び2と同様にLEDライト304の発光の代わりに、ハンドルや座席が振動する構成であってもよい。この場合は触覚からパーキングブレーキの状態を運転者その他乗員に対し通知し、その作動忘れ又は作動解除忘れの防止が可能となる。
また、実施の形態1及び2と同様にLEDライト304の発光の代わりに、ハンドルや座席が振動する構成であってもよい。この場合は触覚からパーキングブレーキの状態を運転者その他乗員に対し通知し、その作動忘れ又は作動解除忘れの防止が可能となる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
2 ボディECU(発光制御部)
3 発光ECU(発光制御部)
104、304 LEDライト(発光体)
55 原動機
6 パーキングブレーキ
61 ブレーキレバー(操作部)
62 ブレーキペダル(操作部)
7 温度計(気温検出部)
3 発光ECU(発光制御部)
104、304 LEDライト(発光体)
55 原動機
6 パーキングブレーキ
61 ブレーキレバー(操作部)
62 ブレーキペダル(操作部)
7 温度計(気温検出部)
Claims (5)
- 発光体が車輌に取り付けられ、該発光体の発光を制御することが可能な車載装置において、
前記発光体は、前記車輌に設置されたパーキングブレーキの操作部又は該操作部を照らすことができる箇所に取り付けられ、該パーキングブレーキの作動状態及び作動解除状態に応じて前記発光体の発光を制御する発光制御部を備えることを特徴とする車載装置。 - 前記発光制御部は、前記車輌に搭載された原動機が作動し、前記パーキングブレーキが作動している場合に前記発光体を発光させるようにしてあることを特徴とする請求項1に記載の車載装置。
- 前記発光制御部は、前記原動機が停止し、前記パーキングブレーキが作動解除している場合に前記発光体を発光させるようにしてあることを特徴とする請求項2に記載の車載装置。
- 前記発光制御部は、前記車輌に搭載された原動機が停止し、前記パーキングブレーキが作動解除している場合に前記発光体を発光させるようにしてあることを特徴とする請求項1に記載の車載装置。
- 温度検出部を更に備え、
前記発光制御部は、該温度検出部が検出した温度が所定の閾値以下である場合に、前記パーキングブレーキの作動状態及び作動解除状態に関わらず前記発光体を発光させないか又は前記温度が所定の閾値超過である場合とは異なる態様で発光させるようにしてあることを特徴とする請求項1から4までのいずれか一つに記載の車載装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014069322A JP2015189388A (ja) | 2014-03-28 | 2014-03-28 | 車載装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014069322A JP2015189388A (ja) | 2014-03-28 | 2014-03-28 | 車載装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015189388A true JP2015189388A (ja) | 2015-11-02 |
Family
ID=54424262
Family Applications (1)
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JP2014069322A Pending JP2015189388A (ja) | 2014-03-28 | 2014-03-28 | 車載装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2015189388A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105818800A (zh) * | 2016-04-14 | 2016-08-03 | 北京汽车研究总院有限公司 | 一种手刹提醒系统、方法及汽车 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5847551U (ja) * | 1981-09-28 | 1983-03-30 | 小島プレス工業株式会社 | 自動車用パ−キングブレ−キ |
JPS60115169U (ja) * | 1983-08-24 | 1985-08-03 | いすゞ自動車株式会社 | 駐車ブレ−キ引き忘れ防止装置 |
JPH037654A (ja) * | 1989-06-05 | 1991-01-14 | Akebono Brake Ind Co Ltd | 駐車ブレーキ用警報装置 |
-
2014
- 2014-03-28 JP JP2014069322A patent/JP2015189388A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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