JP2015188931A - レーザーマーキング画像形成物の製造方法、情報処理装置及びレーザー照射装置 - Google Patents

レーザーマーキング画像形成物の製造方法、情報処理装置及びレーザー照射装置 Download PDF

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Abstract

【課題】レーザーマーキングによる画像形成時に、レーザー照射に必要な構成を変更又は追加することなく、様々な印刷結果を得られるようにする。【解決手段】情報処理装置2は、レーザー照射装置1によりレーザー照射させるレーザー照射能力の指定を受け付ける照射能力受付部206と、照射対象物に対するレーザー照射装置1のレーザー照射による目標の発色状態の指定を受け付ける目標発色状態受付部207と、照射能力受付部206により指定が受け付けられたレーザー照射能力により、照射対象物に対して、上記指定が受け付けられた発色状態に対応付けられた回数のレーザー照射をレーザー照射装置1に行わせる指示を出力する指示出力部204と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置及びレーザー照射装置に関し、特に、レーザー光の照射により照射対象物の表面上に画像を印刷する際におけるレーザー照射に関する。
樹脂組成物等を発色剤として印刷対象物の表面に塗布し、当該樹脂組成物に対してレーザー照射を行うことで、高速に印刷を行うレーザーマーキングが知られている。このようなレーザーマーキング法としては、例えば下記特許文献1に示されるように、樹脂組成物に所定のチタン酸カリウムを予め定められた重量だけ含有させておき、この樹脂組成物にレーザー照射を行うことで、コントラストの高いマーキングを可能にするものがある。また、下記特許文献2には、発色剤としての塩基性ロイコ染料と顕色剤としての酸性物質とを含有する印刷インキ中に、地肌発色防止剤として水溶性アミノ酸類等の物質を添加するとともに、レーザーマーキング用増感剤として硼酸塩類を添加し、この印刷インキが印刷された基材の感熱性発色印刷領域にレーザー照射を行うレーザーマーキング法が示されている。
特許第2730812号公報 特許第2751089号公報
上記特許文献1,2に示されるレーザーマーキングは、容易に高速なレーザー印刷を行うことが可能であるが、1回のレーザー照射によりレーザーマーキングを行って印刷結果を得るものであるため、印刷結果として得られる発色状態に限りがあった。また、レーザー照射に必要な構成を変更又は追加することなく、様々な印刷結果を得られるようなレーザー照射が可能になることが好ましい。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、レーザーマーキングによる画像形成時に、レーザー照射に必要な構成を変更又は追加することなく、様々な印刷結果を得られるようにすることを目的とする。
本発明の一局面に係るレーザーマーキング画像形成物の製造方法は、レーザー照射装置によりレーザー照射させるレーザー照射能力を設定する照射能力設定工程と、
照射対象物に対する前記レーザー照射装置のレーザー照射による目標の発色状態を設定する目標発色状態設定工程と、
前記設定されたレーザー照射能力により、前記照射対象物に対して、前記設定された発色状態に対応付けられた回数のレーザー照射を、前記レーザー照射装置に行わせるレーザー照射工程と、を有するものである。
また、本発明の更なる一局面に係る情報処理装置は、レーザー照射装置によりレーザー照射させるレーザー照射能力の指定を受け付ける照射能力受付部と、
照射対象物に対する前記レーザー照射装置のレーザー照射による目標の発色状態の指定を受け付ける目標発色状態受付部と、
前記照射能力受付部により指定が受け付けられた前記レーザー照射能力により、前記照射対象物に対して、前記指定が受け付けられた発色状態に対応付けられた回数のレーザー照射を、前記レーザー照射装置に行わせるレーザー照射指示を、前記レーザー照射装置に出力する指示出力部と、を備える。
また、本発明の更なる一局面に係る情報処理装置は、レーザー照射部によるレーザー照射に用いる予め定められた複数のレーザー強度及びレーザー照射速度を、前記レーザー照射装置によるレーザー照射の回数毎に記憶する照射パラメーター記憶部と、
前記照射パラメーター記憶部に前記レーザー照射の回数別に記憶された、前記各複数のレーザー強度及びレーザー照射速度を用いた組み合わせ毎に、照射対象物における予め定められた位置に前記レーザー照射部にレーザー照射を行わせる照射指示を前記レーザー照射装置に出力する照射指示出力部と、を備えるものである。
また、本発明の更なる一局面に係るレーザー照射装置は、レーザー照射部と、
前記レーザー照射部によるレーザー照射に用いる予め定められた複数のレーザー強度及びレーザー照射速度の組み合わせを、前記レーザー照射部によるレーザー照射の回数別に記憶する照射行程記憶部と、
前記照射行程記憶部に前記レーザー照射の回数別に記憶された、前記各複数のレーザー強度及びレーザー照射速度を用いた組み合わせ毎に、照射対象物における予め定められた位置に対して前記レーザー照射部によりレーザー照射を行わせる駆動制御部と、を備える。
本発明によれば、レーザーマーキングによる画像形成時に、レーザー照射に必要な構成を変更又は追加することなく、様々な印刷結果が得られる。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置及びレーザー照射装置を示す図である。 情報処理装置の内部構成の概略を示すブロック図である。 レーザー強度及びレーザー照射速度の組み合わせ毎の発色状態を示す画像の例を示す図である。 情報処理装置によるレーザー照射指示の受付処理を示すフローチャートである。 表示部に上記発色状態を示す画像と、印刷対象データの示す画像とが表示されている様子を示す図である。 レーザー照射回数別の各発色画像の例を示し、操作者により所望の画像が指定される様子を示す図である。

上記発色画像と、印刷対象データの示す画像とが表示されている様子を示し、操作者により所望の箇所が指定される様子を示す図である。 発色画像の他の例を示す図である。 発色画像の他の例を示す図である。 レーザー照射装置について電気的構成の概略を示す構成を示すブロック図である。 (A)は照射対象物としての梱包材の一例を示す平面図、(B)は照射対象物としての梱包材の一例を示す側面図である。 レーザー照射装置の一部及びその照射対象物を側方から見た状態を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係る情報処理装置及びレーザー照射装置について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置及びレーザー照射装置を示す図である。
レーザー照射装置1は、情報処理装置2から出力されてくるレーザー照射指示に従って、後述するレーザー照射部12(図11)が梱包材、金属板、又は合成樹脂板(ABS、ポリカーボネート)等の照射対象物にレーザーを照射して、当該梱包材の表面上に塗布されているインクを発色させることにより、照射対象物の表面上に、レーザーマーキングにより画像を形成(印刷)するものである。
情報処理装置2は、レーザー照射装置1にデータ送受信可能に接続されており、レーザー照射装置1にレーザー照射指示を出力する。情報処理装置2は、レーザー照射駆動用プログラムを記憶している。このレーザー照射駆動用プログラムは、レーザー照射装置1のレーザー照射部12を駆動制御して、レーザー照射を行わせるためのプログラムである。すなわち、レーザー照射駆動用プログラムは、レーザー照射装置1に対してレーザー照射の駆動を制御する指示を作成して送信するプログラムである。
次に、情報処理装置2の構成を説明する。図2は情報処理装置2の内部構成の概略を示すブロック図である。
情報処理装置2は、制御ユニット200と、ROM212と、RAM213と、HDD(Hard Disk Drive)214と、表示部215と、通信インターフェイス216と、入力部217とを備える。これら各部は、互いにCPUバスによりデータ又は信号の送受信が可能とされている。
制御ユニット200は、CPU等からなる。ROM212は、当該情報処理装置2の基本動作についての動作プログラムを記憶する。RAM213は、制御ユニット200の動作領域等として使用される。
HDD(記憶部)214は、各種のデータやプログラムを記憶するための記憶媒体である。HDD214には、上記レーザー照射駆動用プログラムが記憶されている。また、HDD214には、レーザー強度及びレーザー照射速度の組み合わせ毎についてのレーザー照射対象物の発色状態を示す画像群からなる画像(後述する発色画像)を記憶している。
制御ユニット200は、上記レーザー照射駆動用プログラムに従って動作することで、制御部201、指示出力部204、照射能力受付部206、目標発色状態受付部207、表示制御部202、及びデータ取得部205として機能する。
但し、制御ユニット200のこれら制御部201、指示出力部204、照射能力受付部206、目標発色状態受付部207、表示制御部202、及びデータ取得部205は、レーザー照射駆動用プログラムに基づく制御ユニット200の動作にはよらずに、それぞれハード回路により構成されてもよい。
表示部215は、LCD(Liquid Crystal Display)等からなる。
通信インターフェイス216は、レーザー照射装置1、コンピューター、又はスキャナー等とのデータ通信を行うためのインターフェイスとして機能する。
入力部217は、キーボード又はマウスポインター等から構成され、操作者から各種操作指示が入力される。
制御ユニット200は、上述したように、制御部201、指示出力部204、照射能力受付部206、目標発色状態受付部207、表示制御部202、及びデータ取得部205を備える。
制御部201は、当該情報処理装置2の全体的な動作制御を司る。
表示制御部202は、表示部215による表示制御を司る。表示制御部202は、上記HDD214に記憶されている上記レーザー照射対象物の発色状態をレーザー強度及びレーザー照射速度の組み合わせ毎に示す画像等を、レーザー照射の回数別に表示する。
照射能力受付部206は、レーザー照射装置1によりレーザー照射させるレーザー照射能力の指定を操作者から受け付ける。当該各指定は、操作者による入力部217の操作により入力される。例えば、照射能力受付部206は、レーザー照射能力として、レーザー照射強度及びレーザー照射速度を受け付ける。
目標発色状態受付部207は、照射対象物に対するレーザー照射装置1のレーザー照射による目標の発色状態の指定を受け付ける。すなわち、目標発色状態受付部207は、照射能力受付部206に指定が受け付けられたレーザー照射能力でのレーザー照射を1回以上行った場合における各回数での発色状態(例えば、回数毎に異なる濃淡、各回数別の色合い等)を記憶している。目標発色状態受付部207は、これら回数毎に異なる濃淡又は各回数別の色合いを示す画像(又はメッセージ)に関連付けて、濃淡又は色合いにより示される発色状態の選択を促すメッセージを記憶している。表示制御部202は、これらを表示部215に表示させる。
目標発色状態受付部207は、上記画像毎に、対応付けられたレーザー強度、レーザー照射速度、及びレーザー照射回数を記憶している。操作者による入力部217の操作で、濃淡又は色合いを指定する指示が入力されると、目標発色状態受付部207が当該指示を受け付ける。また、目標発色状態受付部207は、照射対象物における各位置についての当該濃淡又は色合いを指定する指示を受け付けることが可能とされている。
指示出力部204は、照射能力受付部206により指定が受け付けられたレーザー照射能力により、照射対象物に対して、目標発色状態受付部207により指定が受け付けられた発色状態に対応付けられた回数のレーザー照射を、前記レーザー照射装置に行わせるレーザー照射実行指示を、レーザー照射装置1に対して出力する。すなわち、指示出力部204は、上記濃淡又は色合いに対応付けられた各レーザー照射能力及びレーザー照射回数を記憶しており、目標発色状態受付部207で受け付けられた指定が示す上記濃淡又は色合いに対応付けられた各レーザー照射能力及びレーザー照射回数により、レーザー照射をレーザー照射装置1に行わせる。
上記図3に例を示すような、レーザー照射の回数別に、レーザー照射強度及びレーザー照射速度の組み合わせに対応付けられた発色状態を示す画像が、レーザー照射回数別にHDD214又は目標発色状態受付部207に記憶されている。図3には、当該各画像を一列に並べてなる発色画像を示している。表示制御部202は、照射能力受付部206によりレーザー照射強度及びレーザー照射速度の指定が受け付けられると、当該受け付けられたレーザー照射強度及びレーザー照射速度の組み合わせに対応付けられた発色状態を示す画像im1,im2,im3を、表示部215に表示させる。
表示部215が上記発色状態を示す画像を表示しているときに、操作者が、入力部217としてのマウスポインターを操作して、所望の発色状態を示す画像部分を指定すると、目標発色状態受付部207が、当該部分に表示されている発色状態を示す画像に対応付けられているレーザー強度、レーザー照射速度、及びレーザー照射回数の指定を受け付ける。
指示出力部204は、目標発色状態受付部207により指定が受け付けられた画像に対応する回数で、上記指定されたレーザー強度及びレーザー照射速度によるレーザー照射を実行させるレーザー照射実行指示を、レーザー照射装置1に出力する。
なお、操作者は、例えば、入力部217を操作して、通信インターフェイス216を介してコンピューター又はスキャナーから情報処理装置2に、レーザー照射強度及びレーザー照射速度の組み合わせ毎にレーザー照射回数別の上記発色画像を入力しておく。制御部201は、当該発色画像を取得し、HDD214に記憶させる。表示制御部202は、HDD214等に記憶された当該発色画像を表示部215に表示させる。
表示部215が上記発色画像を表示しているときに、操作者が、入力部217としてのマウスポインターを操作して、所望の発色状態を示す画像部分を指定すると、目標発色状態受付部207が、当該部分に表示されている発色状態を示す画像に対応付けられているレーザー強度、レーザー照射速度、及びレーザー照射回数の指定を受け付ける。制御部201は、目標発色状態受付部207により指定が受け付けられたレーザー強度、レーザー照射速度、及びレーザー照射回数によるレーザー照射実行指示を、レーザー照射装置1に出力する。
データ取得部205は、通信インターフェイス216を介してレーザー照射装置1、コンピューター、スキャナー等から、印刷対象データとしての画像データを取得する。データ取得部205は、印刷対象データとして、例えば、イラストレーター(登録商標)等の描画アプリケーションにより作成された描画データ、CADアプリケーションにより作成された作図データ、ワードプロセッサー等の文字入力が可能なアプリケーションにより作成された文字データ、又はJPEG,BMP等のイメージデータ等からなる画像を取得する。印刷対象データは、例えば、ベクターデータ、ラスターデータ、又はこれらの組合せ等からなる。但し、これらは印刷対象データの例示列挙に過ぎず、印刷対象データをこれらに限定する趣旨ではない。なお、目標発色状態受付部207は、データ取得部205により取得された印刷対象画像データの示す画像における位置を、レーザー照射装置1によるレーザー照射位置として指定指示を受け付け可能である。
次に、情報処理装置2によるレーザー照射指示の受付処理を説明する。図4は情報処理装置2によるレーザー照射指示の受付処理を示すフローチャートである。前提として、HDD214には、操作者により、上記レーザー強度及びレーザー照射速度の組み合わせ毎にレーザー照射回数別の発色画像が記憶されているものとする。
操作者による入力部217の操作により、レーザー照射指示を開始する旨と、レーザー強度及びレーザー照射速度を指定する指示が入力されて照射能力受付部206に受け付けられると(S1)、表示制御部202は、上記発色状態を示す画像、すなわち上記発色画像をHDD214から読み出して表示部215に表示させる(S2)。
続いて、操作者による入力部217の更なる操作に基づいて、データ取得部205により上記印刷対象データが受け付けられると(S3)、表示制御部202は、当該印刷対象データを表示部215に表示させる(S4)。この時点では、図5に例を示すように、上記発色画像G10及び印刷対象データの示す画像im30が表示部215に表示される。
なお、S3及びS4の処理は、S2の処理よりも先に行うようにしてもよい。
上記のように、表示制御部202が印刷対象データにより示される画像im30を表示部215に表示させているときに(S4)、操作者が入力部217としてのマウスポインターを操作して、例えば図6に例を示すように、表示部215に表示されている上記発色状態を示す発色画像G10の表示領域のうち、所望の発色状態を示す画像部分im2の表示領域を指定すると(S5でYES)、当該画像部分im2に表示されている発色状態の画像に対応付けられているレーザー強度、レーザー照射速度、及びレーザー照射回数の指定を目標発色状態受付部207が受け付ける(S6)。なお、目標発色状態受付部207は、この発色画像に含まれている上記それぞれの画像毎に、対応付けられたレーザー強度、レーザー照射速度、及びレーザー照射回数を記憶している。
そして、図7に例を示すように、更に操作者がマウスポインターを操作して、表示部215に表示されている印刷対象データが示す画像im30において、上記S6で受け付けられたレーザー強度、レーザー照射速度、及びレーザー照射回数でのレーザー照射を行う位置p1を指定すると(S7でYES)、S6で受け付けられたレーザー強度、レーザー照射速度、及びレーザー照射回数でのレーザー照射を行う箇所として、当該位置p1を目標発色状態受付部207が受け付ける(S8)。
ここで、操作者は、入力部217の操作により、印刷対象データが示す画像im30の全体を、S6で目標発色状態受付部207により受け付けられたレーザー強度、レーザー照射速度、及びレーザー照射回数でのレーザー照射を行う箇所として指定することも可能とされている。
この後、操作者により、レーザー強度、レーザー照射速度、及びレーザー照射回数でのレーザー照射位置を指定する処理を終了する指示が入力部217の操作で入力されるまで、S5乃至S8の処理が続けられる(S9でNO)。
そして、操作者により、レーザー強度、レーザー照射速度、及びレーザー照射回数でのレーザー照射位置を指定する処理を終了する指示が入力されると(S9でYES)、表示制御部202は、この時点においてS8で既に受け付けられている各箇所(印刷対象データの示す画像im30が示す画像上の各箇所)について、レーザー強度、レーザー照射速度、及びレーザー照射回数に対応付けられた発色状態をそれぞれ判別し、当該発色状態を示す画像を用いて、照射対象物へのレーザー照射後に得られると予想される発色状態を示す疑似画像を作成する(S10)。表示制御部202は、当該作成した疑似画像を表示部215に表示させる(S11)。例えば、S10において、表示制御部202は、HDD214に記憶されている上記発色画像の一部である各発色状態を示す画像のデータを用いて上記疑似画像を作成する。
この疑似画像の表示により、操作者は、上記のように印刷対象データの各箇所に設定した発色状態による画像形成の結果を正確に予測することが可能になる。
この疑似画像の表示後、操作者による入力部217の操作で、この時点で受け付けられている上記各箇所へのレーザー強度、レーザー照射速度、及びレーザー照射回数でのレーザー照射を行う旨の指示が入力されると(S12でYES)、指示出力部204は、上記各箇所に上記指定されたレーザー強度、レーザー照射速度、及びレーザー照射回数でレーザー照射を行う旨のレーザー照射実行指示を作成する(S13)。指示出力部204は、当該作成したレーザー照射実行指示を、通信インターフェイス216を介してレーザー照射装置1に出力する(S14)。
レーザー照射装置1は、上記指示を受信すると、制御部201(図11)が当該指示に従ってレーザー照射部を駆動制御して、レーザー照射対象物に対するレーザー照射を実行する。
この実施形態では、上記のように、レーザーマーキングによる画像形成時に、操作者が求める発色状態に応じてレーザー照射の回数を異ならせて設定し、発色状態に応じた回数による各位置へのレーザー照射により、レーザーマーキングによる発色状態を変化させる。このため、この実施形態によれば、レーザー照射装置1におけるレーザー照射に必要な構成を変更又は追加することなく、レーザー照射の制御を変更するだけで、レーザーマーキングによる画像形成結果を異ならせることができ、これにより様々な印刷結果が得られる。
また、レーザーマーキングによる画像形成時に、レーザー照射対象物へのレーザー照射前に、画像形成結果を予測可能として、ユーザーの所望に近い画像形成結果を得ることも可能になる。
また、上記実施形態では、目標発色状態受付部207は、データ取得部205により取得された印刷対象データの示す画像内において操作者により指定された位置をレーザー照射位置とする指定指示を受け付けるので、印刷対象データが示す画像中のどの位置をどのように発色させるかの設定を容易に行うことができる。
例えば、上記レーザー照射指示の受付処理によれば、操作者が、入力部217を操作することにより、印刷対象データの示す画像内における文字画像部分im11と背景画像部分im12のそれぞれに異なるレーザー照射回数を設定するという簡単な設定で、文字画像部分im11及び背景画像部分im12の色合いを異ならせることが可能になる。また、図7に示した複数の文字画像部分im11のそれぞれに異なるレーザー照射回数を設定するという簡単な設定で、文字画像部分im11同士の色合いを異ならせることも可能である。
なお、上記実施形態では、照射能力受付部206は、レーザー照射能力として、レーザー照射強度及びレーザー照射速度を受け付けるものとしたが、これをレーザー照射強度及びレーザー照射密度とすることも可能である。この場合、HDD214等には、レーザー強度及びレーザー照射密度の組み合わせ毎についてのレーザー照射対象物の発色状態を示す画像群からなる発色状態を示す画像が記憶される。表示制御部202は、当該発色状態を示す画像(画像im1,im2,im3)を表示部215に表示させ、当該発色状態を示す画像のうち、操作者により指定された画像に対応付けられているレーザー強度、レーザー照射密度、及びレーザー照射回数の指定を目標発色状態受付部207が受け付ける。指示出力部204は、操作者により指定された各箇所に当該指定されたレーザー強度、レーザー照射密度、及びレーザー照射回数でレーザー照射を行う旨のレーザー照射実行指示を作成し、レーザー照射装置1に出力する。
次に、HDD214に記憶される上記発色画像の他の例を説明する。図8は発色画像の他の例を示す図である。上記では、各レーザー強度及びレーザー照射速度に対応付けられた発色状態をレーザー照射回数別に示した画像からなる発色画像が用いられる例を示したが、これに限られず、例えば、レーザー強度及びレーザー照射速度の組み合わせ毎の上記発色状態を示す発色画像がマトリクス状に並べられた画像(以下、マトリクス画像という)が、レーザー照射回数別に用意されたものを、上記発色画像として用いてもよい。
例えば、上記発色状態を示す画像としては、予め定められた位置に、上記各レーザー強度及びレーザー照射速度を用いた組み合わせでのレーザー照射による発色状態を示すそれぞれの画像が描かれた画像が適用される。例えば、上記図8に示したようなマトリクス画像が適用される。このマトリクス画像は、各レーザー強度及びレーザー照射速度を用いた組み合わせでのレーザー照射による発色状態を示すそれぞれの画像im10が、y方向にレーザー照射強度の順に並び、x方向にレーザー照射速度の順に並ぶマトリクス状とされる。このマトリクス画像が図8に示すように、レーザー照射回数別に用意される。
操作者は、例えば、入力部217を操作して、通信インターフェイス216を介してコンピューター又はスキャナーから情報処理装置2に当該マトリクス画像を入力する。制御部201は、当該マトリクス画像を取得し、HDD214に記憶させる。目標発色状態受付部207は、このマトリクス画像に含まれている上記各画像im10毎に、対応付けられたレーザー強度、レーザー照射速度、及びレーザー照射回数を記憶している。表示制御部202は、HDD214に記憶された当該マトリクス画像を表示部215に表示させる。
表示部215が上記マトリクス画像を表示しているときに、操作者が、入力部217としてのマウスポインターを操作して、所望の回数に対応付けられているマトリクス画像における、所望の発色状態を示す画像部分を指定すると、目標発色状態受付部207が、当該部分に表示されている発色状態を示す画像に対応付けられているレーザー強度、レーザー照射速度、及びレーザー照射回数の指定を受け付ける。指示出力部204は、目標発色状態受付部207により指定が受け付けられたレーザー強度、レーザー照射速度、及びレーザー照射回数によるレーザー照射実行指示を、レーザー照射装置1に出力する。
更に他の例として、上記発色状態を示す画像として、予め定められた位置に、上記各レーザー強度及びレーザー照射密度を用いた組み合わせでのレーザー照射による発色状態を示すそれぞれの画像が描かれた画像が適用されてもよい。例えば、図9に示すようなグラデーション画像が適用される。
このグラデーション画像は、各レーザー強度及びレーザー照射密度を用いた組み合わせでのレーザー照射による発色状態を示すそれぞれの画像が、レーザー照射強度別に、段階的に異ならせたレーザー照射密度毎に並べられ、更にこれらがレーザー照射回数別に用意されたものとされる。
図9の「レーザー照射1回」「レーザー照射2回」「レーザー照射3回」にそれぞれ示されるように、異なるレーザー強度毎に、異なるレーザー照射密度で照射したそれぞれの発色状態を示す画像を一列に並べてグラデーションを付けた画像を示している。レーザー密度をレーザー照射装置1で設定可能な範囲において5〜100までの範囲で、5,10,20,30,40,50,60,70,80,90,100の11段階にこの順で並べたグラデーション画像G1で示している。また、その隣には、レーザー密度をレーザー照射装置1で設定可能な範囲において0〜100までを無段階に変換させて照射した場合における発色状態を示す帯状のグラデーション状画像G2が示されている。これらグラデーション画像G1,G2の組からなる画像がレーザー強度の段階を示す画像「1」「2」「3」とともに示されている。
目標発色状態受付部207は、このグラデーション画像に含まれている上記それぞれの画像又は部分毎に、対応付けられたレーザー強度及びレーザー照射密度を記憶している。例えば、上記予め定められたグラデーション画像の場合、当該それぞれの画像G1はグラデーション画像内における配置位置が定められているため、目標発色状態受付部207は、グラデーション画像内における当該配設位置を示す領域毎に、その領域に対応付けてレーザー強度及びレーザー照射密度を予め記憶している。また、グラデーション画像G2については、目標発色状態受付部207は、各グラデーション画像G2内におけるその長さ方向において異なる位置毎に、その部分に対応付けてレーザー強度及びレーザー照射密度を予め記憶している。
表示部215が上記グラデーション画像を表示しているときに、操作者が、入力部217としてのマウスポインターを操作して、所望の回数に対応付けられているグラデーション画像における、所望の発色状態を示す画像部分を指定すると、目標発色状態受付部207が、当該部分に表示されている発色状態を示す画像に対応付けられているレーザー強度、レーザー照射密度、及びレーザー照射回数の指定を受け付ける。指示出力部204は、目標発色状態受付部207により指定が受け付けられたレーザー強度、レーザー照射密度、及びレーザー照射回数によるレーザー照射実行指示を、レーザー照射装置1に出力する。
なお、目標発色状態受付部207は、表示部215に当該グラデーション画像が表示されているときに、操作者による入力部217の操作でグラデーション画像中の一部領域が指定されるとともに、レーザー強度及びレーザー照射密度が入力されると、この指定された一部領域に表示されている画像(グラデーション画像内における上記それぞれの画像のいずれか)に対応付けて、当該入力されたレーザー強度及びレーザー照射密度を記憶するようにしてもよい。これによれば、操作者がレーザー照射装置の性能に応じてレーザー強度及びレーザー照射密度を設定することが可能である。
レーザーマーキングによる画像形成結果は、レーザー照射の強度、照射速度、照射密度によって再現性が大きく左右されるが、このような発色画像を用意することで、実際にレーザー照射を行わなくても、レーザー照射回数別に、当該レーザー照射による発色性等の印刷結果を予測することが容易になる。
次に、レーザー照射装置1の構成を説明する。図10はレーザー照射装置1について電気的構成の概略を示す構成を示すブロック図である。図11(A)は照射対象物としての梱包材の一例を示す平面図、(B)は照射対象物としての梱包材の一例を示す側面図である。図12はレーザー照射装置1の一部及びその照射対象物を側方から見た状態を示す図である。
レーザー照射装置1は、情報処理装置2から出力されてくる上記レーザー照射実行指示に従って、その制御ユニット100の制御部101がレーザー照射部12を制御して、梱包材10表面、又は当該表面上に形成されている下地層としての印刷インキに対して、レーザーマーキングにより画像を形成するものである。
梱包材10は、例えば、段ボール材質や厚紙材質、又は合成樹脂材質等からなる。本実施形態では、段ボール材質からなる梱包材10を例にして説明する。梱包材10は、例えば、図11(A)(B)に示すように、その表面上における印刷対象箇所に、ベタ塗装により印刷インキからなる下地層3が形成されている。この印刷対象箇所とは、レーザー照射装置1によるレーザー照射でレーザーマーキングによる画像形成を行う領域である。
レーザー照射装置1を説明する。レーザー照射装置1は、制御ユニット100と、支持台11と、レーザー照射部12と、操作部15とを備えている。
支持台11は、レーザー照射部12に対して梱包材10を位置決めして支持するための載置台である。
レーザー照射部12は、支持台11に支持された梱包材10の表面にレーザー光を射出する。レーザー照射部12は、支持台11上の梱包材10に対向して上方に固定配置されている。レーザー照射部12による梱包材10表面上の下地層3へのレーザー光照射により、当該レーザー照射部分の下地層3が化学変化する。
レーザー照射部12は、赤外線領域のレーザー、例えば、炭酸ガスレーザー(COレーザー)を照射し、当該レーザーの波長は10.6μm、出力30Wとされる。なお、レーザー照射部12は、他のレーザー、例えば、YAGレーザーを用いて照射することも可能である。YAGレーザーによる照射の場合、波長は1.064μm、出力30Wとされる。
レーザー照射部12を移動させることなく、当該レーザー照射部12により1度にレーザー照射を行うことができる範囲は、例えば300mm×300mmの範囲のように、一定の範囲内となっている。レーザー照射部12は、当該照射範囲に対するレーザー照射時には、レーザー光を予め定められた一定方向に走査して照射を行う。レーザー照射部12は、少なくともレーザー強度及びレーザー照射速度を可変としてレーザー照射を行うことが可能である。
操作部15は、操作者により操作されるキー、又はタッチパネル機能を備えたLCD(Liquid Crystal Display)等の表示部を備え、操作者による当該キー又は表示部の操作者により、当該操作者からの各種指示の入力を受け付ける。操作部15は、受け付けた指示の内容を、制御部101に出力する。
制御ユニット100は、CPU等からなり、制御部101と、指示取得部103とを備える。
制御部101は、レーザー照射装置1の全体的な動作制御を司る。特に、制御部101は、レーザー照射部12によるレーザー照射を駆動制御する。
指示取得部103は、図略のインターフェイスを介して、情報処理装置2から、上記レーザー照射実行指示を取得する。
なお、レーザー照射装置1は、情報処理装置2と同様の構成からなる情報処理装置を有し、レーザー照射装置1のみで、操作者から、上記レーザー照射指示の受付処理を行って、レーザー照射を行う構成としてもよい。
次に、レーザー照射装置1による発色画像形成のためのレーザー照射制御を説明する。
ここでは、レーザー照射装置1は、記憶部16を有し、記憶部16には、上記のような発色画像をレーザーマーキングにより形成するためのレーザー照射プログラムが更に記憶されているものとする。
制御部101は、当該レーザー照射プログラムに従って、上記の発色画像をレーザーマーキングにより形成するためのレーザー照射制御を行う。当該レーザー照射プログラムは、予め定められたレーザー強度及びレーザー照射速度について異なるレーザー照射回数を対応付けた組み合わせを記憶しており、制御部101に、当該各組み合わせによるレーザー照射をそれぞれに行わせるものである。制御部101は、特許請求の範囲における駆動制御部の一例である。
又は、当該レーザー照射プログラムは、予め定められたレーザー強度及びレーザー照射密度について異なるレーザー照射回数を対応付けた組み合わせを記憶しており、制御部101に、当該各組み合わせによるレーザー照射をそれぞれに行わせる。
当該レーザー照射プログラムは、レーザー照射部12が当該各組み合わせによるレーザー照射を、上記の発色画像をなす図3に示した画像im1の配置位置に対して行うように、制御部101を動作させる。すなわち、制御部101は、当該レーザー照射プログラムに従ってレーザー照射部12を駆動制御し、上記図3に示したように、一定方向にレーザー照射回数の異なる各画像を並べ、当該各画像に隣り合う位置に、対応するレーザー照射回数を示す画像を形成させる。
これにより、レーザー照射装置1は、当該レーザー照射プログラムに従った動作を行うことで、上記の発色画像を形成可能である。このため、操作者は、このようにして発色画像が形成された照射対象物の画像を、スキャナーによる読込等を行って通信インターフェイス216を介して情報処理装置2に取り込むことによって、当該発色画像を、上記レーザー照射指示の受付処理に用いることが可能になる。
なお、情報処理装置2のHDD214に当該レーザー照射プログラムが記憶されるものとし、制御ユニット200が当該レーザー照射プログラムに従って動作することで、レーザー照射装置1に動作制御指示を送り、レーザー照射装置1に当該発色画像形成のための動作を行わせる構成を採ることも可能である。
また、レーザー照射装置1が情報処理装置2を包含するものとしてもよい。
また、上記に図3を用いて示した、レーザー強度及びレーザー照射速度(あるいはレーザー照射密度)の組み合わせについてのレーザー照射回数毎の発色状態を示す画像群からなる発色画像は、上記発色画像が好ましいが、これに限られず、他の配列で配置されていてもよい。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成等は一例であって、本発明の趣旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態においては、照射象物が、段ボール等からなる梱包材10である実施形態について説明したが、レーザー照射装置1によるレーザー照射は、他の材質からなる物に対してもレーザー照射が可能である。
また、図1乃至図12を用いて上記実施形態により示した構成及び処理は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。
1 レーザー照射装置
12 レーザー照射部
100 制御ユニット
101 制御部
2 情報処理装置
200 制御ユニット
201 制御部
202 表示制御部
204 指示出力部
205 データ取得部
206 照射能力受付部
207 目標発色状態受付部
215 表示部
216 通信インターフェイス
217 入力部

Claims (8)

  1. レーザー照射装置によりレーザー照射させるレーザー照射能力を設定する照射能力設定工程と、
    照射対象物に対する前記レーザー照射装置のレーザー照射による目標の発色状態を設定する目標発色状態設定工程と、
    前記設定されたレーザー照射能力により、前記照射対象物に対して、前記設定された発色状態に対応付けられた回数のレーザー照射を、前記レーザー照射装置に行わせるレーザー照射工程と、を有するレーザーマーキング画像形成物の製造方法。
  2. 前記目標発色状態設定工程において、前記照射対象物における各位置について前記目標の発色状態を設定し、
    前記レーザー照射工程においては、前記各位置に対して設定された前記目標の発色状態に対応付けられた回数を用いて、各位置にレーザー照射を行う請求項1に記載のレーザーマーキング画像形成物の製造方法。
  3. レーザー照射装置によりレーザー照射させるレーザー照射能力の指定を受け付ける照射能力受付部と、
    照射対象物に対する前記レーザー照射装置のレーザー照射による目標の発色状態の指定を受け付ける目標発色状態受付部と、
    前記照射能力受付部により指定が受け付けられた前記レーザー照射能力により、前記照射対象物に対して、前記指定が受け付けられた発色状態に対応付けられた回数のレーザー照射を、前記レーザー照射装置に行わせるレーザー照射指示を、前記レーザー照射装置に出力する指示出力部と、を備える情報処理装置。
  4. 表示部と、
    レーザー照射装置によるレーザー照射に用いるレーザー強度及びレーザー照射速度の組み合わせ毎に、当該レーザー強度及びレーザー照射速度でのレーザー照射によるレーザー照射対象物の発色状態を、前記レーザー照射装置によるレーザー照射の回数別に記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記発色状態を、前記回数別とされた前記レーザー強度及びレーザー照射速度の組み合わせ毎に、前記表示部に表示させる表示制御部とを更に備え、
    前記目標発色状態受付部は、前記表示部に表示された前記各発色状態の表示部分のいずれかを指定する指定指示を、前記目標の発色状態の指定として、操作者から受け付け、
    前記指示出力部は、前記指示受付部により指定指示が受け付けられた表示部分に対応する前記レーザー強度、レーザー照射速度及びレーザー照射回数によるレーザー照射実行指示を、前記レーザー照射指示として、前記レーザー照射装置に出力する請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 表示部と、
    レーザー照射装置によるレーザー照射に用いるレーザー強度及びレーザー照射密度の組み合わせ毎に、当該レーザー強度及びレーザー照射密度でのレーザー照射によるレーザー照射対象物の発色状態を、前記レーザー照射装置によるレーザー照射の回数別に記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記発色状態を、前記回数別とされた前記レーザー強度及びレーザー照射密度の組み合わせ毎に、前記表示部に表示させる表示制御部とを更に備え、
    前記目標発色状態受付部は、前記表示部に表示された前記各発色状態の表示部分のいずれかを指定する指定指示を、前記目標の発色状態の指定として、操作者から受け付け、
    前記指示出力部は、前記指示受付部により指定指示が受け付けられた表示部分に対応する前記レーザー強度、レーザー照射密度及びレーザー照射回数によるレーザー照射実行指示を、前記レーザー照射指示として、前記レーザー照射装置に出力する請求項3に記載の情報処理装置。
  6. 画像データを取得するデータ取得部を更に備え、
    前記目標発色状態受付部は、前記データ取得部により取得された画像データの示す画像内において操作者により指定された位置を、前記レーザー照射位置として前記目標発色状態を指定する指示を受け付ける請求項3に記載の情報処理装置。
  7. レーザー照射部によるレーザー照射に用いる予め定められた複数のレーザー強度及びレーザー照射速度を、前記レーザー照射装置によるレーザー照射の回数毎に記憶する照射パラメーター記憶部と、
    前記照射パラメーター記憶部に前記レーザー照射の回数別に記憶された、前記各複数のレーザー強度及びレーザー照射速度を用いた組み合わせ毎に、照射対象物における予め定められた位置に前記レーザー照射部にレーザー照射を行わせる照射指示を前記レーザー照射装置に出力する照射指示出力部と、を備える情報処理装置。
  8. レーザー照射部と、
    前記レーザー照射部によるレーザー照射に用いる予め定められた複数のレーザー強度及びレーザー照射速度の組み合わせを、前記レーザー照射部によるレーザー照射の回数別に記憶する照射行程記憶部と、
    前記照射行程記憶部に前記レーザー照射の回数別に記憶された、前記各複数のレーザー強度及びレーザー照射速度を用いた組み合わせ毎に、照射対象物における予め定められた位置に対して前記レーザー照射部によりレーザー照射を行わせる駆動制御部と、を備えるレーザー照射装置。
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