JP2020014116A - プログラム、情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】解像度情報に応じた付加画像データを付加した印刷データを生成し、生成した印刷データを好適に印刷できるプログラム及び情報処理装置を提供する。【解決手段】SDKモジュールは、解像度情報を編集画面制御モジュールから受け取り、画像データ等に付加する余白データ等を、解像度情報に応じて生成する(S47、S61、S65、S51)。SDKモジュールは、生成した余白データ等を画像データ等に付加し(S53、S51)、付加した画像データ等をラスタライズして印刷データを生成する(S55)。SDKモジュールは、印刷データと高解像度コマンドをプリンタに送信する(S57)。【選択図】図7

Description

本発明は、印刷データをプリンタに送信するプログラム及び情報処理装置に関する。
下記特許文献には、テープ状の記録媒体の記録幅と、フォントのポイント数(パターンサイズ)とに基づいて、印刷データの印刷解像度を決定する印刷装置が開示されている。印刷装置の制御部は、印刷解像度に応じた印刷データを生成し、印刷部による印刷を行う。
特開2015−182453号公報
ところで、印刷対象の画像データに余白などの付加画像データを付加して印刷データを生成する場合、印刷解像度の情報に応じて付加画像データを適切に処理する必要がある。そこで、解像度情報に応じた付加画像データを付加した印刷データを生成し、生成した印刷データを好適に印刷できるプログラム及び情報処理装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本願に係るプログラムは、情報処理装置のコンピュータが読み取り可能なプログラムであって、前記コンピュータに、画像データと、当該画像データの印刷解像度に係る情報である解像度情報とをアプリケーションから受け取る受取ステップと、前記画像データに付加する付加画像データを、前記解像度情報に応じて生成する付加画像データ生成ステップと、前記付加画像データ生成ステップにおいて生成した前記付加画像データを前記画像データに付加する付加ステップと、前記付加画像データを付加した前記画像データをラスタライズして印刷データを生成する印刷データ生成ステップと、前記印刷データと、前記解像度情報で示される印刷解像度で前記印刷データを印刷することを指示する印刷コマンドとをプリンタに送信する送信ステップと、を実行させる。
また、本願に係る情報処理装置は、制御部を備える情報処理装置であって、前記制御部は、画像データと、当該画像データの印刷解像度に係る情報である解像度情報とをアプリケーションから受け取る受取処理と、前記画像データに付加する付加画像データを、前記解像度情報に応じて生成する付加画像データ生成処理と、前記付加画像データ生成処理において生成した前記付加画像データを前記画像データに付加する付加処理と、前記付加画像データを付加した前記画像データをラスタライズして印刷データを生成する印刷データ生成処理と、前記印刷データと、前記解像度情報で示される印刷解像度で前記印刷データを印刷することを指示する印刷コマンドとをプリンタに送信する送信処理と、を実行する。
本願に係るプログラム、情報処理装置によれば、アプリケーションから受け取った解像度情報に合わせて付加画像データを生成し、その付加画像データを画像データに付加して印刷データを生成する。このため、アプリケーションから受け取った画像データと、解像度情報に応じて生成した付加画像データとを結合することができる。これにより、アプリケーションから受け取った解像度情報に応じた好適な付加画像データを画像データに付加できる。また、付加画像データを付加した画像データをラスタライズし印刷データを生成し、印刷データと印刷解像度に応じた印刷コマンドをプリンタに送信する。これにより、印刷解像度に応じた付加画像データを付加した画像データを好適に印刷できる。
プリンタシステムのブロック図である。 各プログラムやデバイスの関係を概念的に示すブロック図である。 解像度情報に応じた印刷処理のシーケンス図である。 通常印刷を実行する場合の画像データと、余白データとの関係を示す図である。 通常印刷における点線を付加した状態を示す図である。 高解像度情報のフラグ値と、処理内容との対応関係を示す図である。 SDK処理の内容を示すフローチャートである。 (a)は、フラグ値1の高解像度印刷、(b)は、フラグ値2の高解像度印刷、(c)は、フラグ値3の高解像度印刷、の各高解像度印刷における画像データと、余白データとの関係を示す図である。 フラグ値1による印刷結果と、フラグ値2による印刷結果とを示す図である。
<プリンタシステムの構成>
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。例えば、後述する各処理の実行順序は、本発明の要旨を変更しない範囲で、適宜変更できる。
図1は、本実施形態に係るプリンタシステム1のブロック図である。図1に示すプリンタシステム1は、PC10、プリンタ50を備える。PC10は、CPU(コンピュータの一例)12、メモリ14、ディスプレイI/F(インタフェースの略)15、LCD16、入力I/F18、通信I/F20を主に備えている。これらの構成要素は、バス22を介して互いに通信可能とされている。
PC10及びプリンタ50は、通信I/F20及び通信回線56を通じて有線により通信可能となっている。通信回線56は、有線としては、例えば、LANケーブルを採用することができる。なお、有線は、LANケーブルに限らず、USBケーブル等でもよい。また、通信回線56は、例えば、LAN(有線LAN、無線LANを含む)、あるいはWAN(インターネットを含む)でも良い。また、本願のプリンタは、有線で接続可能なプリンタに限らず、無線による接続が可能なプリンタでも良い。無線通信の方式としては、例えば、Wi−Fi(登録商標)やBluetooth(登録商標)の規格を採用できる。
プリンタ50は、例えば、ラベルプリンタであり、PC10との間で各種の情報や指示信号を送受信し、PC10による制御に基づいて、所望のテキストや画像等を印字したラベルを作成する。プリンタ50は、例えば、ラミネートフィルム等の長尺状のテープにテキスト等を印刷してラベルを作成する。なお、本願のプリンタは、長尺の印刷対象物に印刷を行うラベルプリンタに限らず、例えば、1ページごとにシートに印刷を行うページプリンタでも良い。
CPU12は、メモリ14内のラベル作成プログラム26やOS32に従って処理を実行する。ラベル作成プログラム26は、画像を編集し、編集した画像を用いてプリンタ50によってラベルを作成するためのプログラムである。ラベル作成プログラム26は、処理モジュールとして、編集画面制御モジュール27、画像データ作成モジュール28、SDK(Software Development Kitの略)モジュール29を備えている。尚、ラベル作成プログラム26を、上記したように複数のプログラムの集合体で構成せず、単一のプログラムで構成しても良い。また、ラベル作成プログラム26は、編集した画像を、ラベルに印刷させるプログラムに限定されない。例えば、ラベル作成プログラム26は、編集した画像を、A4紙やA3紙に印刷するよう、ページプリンタに指示するプログラムでも良い。また、ラベル作成プログラム26は、編集した画像を、金属、ガラス、あるいは木材の表面に再現するよう、加工機器(レーザマーカなど)に指示するプログラムでも良い。
OS32は、ラベル作成プログラム26に利用される基本的な機能を提供するプログラムである。OS32は、例えば、Windows(登録商標)、MacOS(登録商標)、Linux(登録商標)、Android(登録商標)、iOS(登録商標)等のオペレーティングシステムである。なお、以下の説明では、ラベル作成プログラム26等を実行するCPU12のことを、単にプログラム名でも記載する場合がある。例えば、「ラベル作成プログラム26が」という記載は、「ラベル作成プログラム26を実行するCPU12が」ということを意味する場合がある。
図2は、各プログラムやデバイスの関係を概念的に示している。編集画面制御モジュール27は、例えば、ラベルの作成やラベルの編集を行うための編集画面をLCD16に表示するプログラムである。編集画面制御モジュール27は、例えば、OS32が提供するAPIによりOS32へ表示指示を実行し、OS32の表示プログラムを利用して表示処理を実行する。OS32は、編集画面制御モジュール27からの指示に応じてディスプレイI/F15を制御し、LCD16への表示を行う。編集画面制御モジュール27は、編集対象のラベルを示すオブジェクトを編集画面に表示するための画像データの作成を画像データ作成モジュール28に指示し、画像データ作成モジュール28から受け取った画像データに基づく画像をLCD16へ表示させる。ここでいうオブジェクトとは、ラベルを構成するテキスト、図形(直線や四角形など)、画像などである。
編集画面制御モジュール27は、オブジェクトを編集する入力操作を入力I/F18で受け付け、LCD16への表示処理を行う。また、編集画面制御モジュール27は、編集画面で編集されたラベルをプリンタ50から印刷するための画像データの作成を画像データ作成モジュール28に指示する。編集画面制御モジュール27は、画像データ作成モジュール28が作成した画像データを画像データ作成モジュール28から受け取り、受け取った画像データと印刷指示とをSDKモジュール29に受け渡すことで、プリンタ50からラベルを印刷させる。
画像データ作成モジュール28は、ラベルを作成するための画像データの作成や編集を行うためのライブラリを備えており、画像データの作成、編集等を実行するプログラムである。画像データ作成モジュール28は、編集画面制御モジュール27からの指示に応じて、LCD16にラベルを表示するための画像データや、ラベルをプリンタ50で印刷するための画像データを作成する。
SDKモジュール29は、通信I/F20を介してプリンタ50に印刷を実行させるためのプログラムである。SDKモジュール29は、例えば、ラベルをプリンタ50から印刷するための画像データと印刷指示とを編集画面制御モジュール27から受け取る。この印刷指示には、後述するユーザによって設定された余白の情報、点線の付加情報、印刷解像度の情報などが含まれる(図3のS17参照)。SDKモジュール29は、例えば、受け取った印刷指示に従って、画像データの生成(図7のS45など)や余白データの付加(図7のS53など)を行う。SDKモジュール29は、余白を付加等した画像データをラスタライズして、印刷に用いられるラスター画像データである印刷データを生成する。SDKモジュール29は、生成した印刷データを、プリンタ50に送信することで、プリンタ50に印刷を実行させる。SDKモジュール29は、例えば、OS32に指示することで、通信I/F20を介して印刷データを送信する。
また、図1に示すメモリ14は、データ記憶領域34を備える。データ記憶領域34は、ラベル作成プログラム26等の実行に必要なデータなどを記憶する領域である。なお、メモリ14は、RAM、ROM、フラッシュメモリ、HDD、PC10に着脱されるUSBメモリ等の可搬記憶媒体、CPU12が備えるバッファなどが組み合わされて構成されている。また、メモリ14は、デバイスコンテキスト35を備える。デバイスコンテキスト35は、OS32がメモリ14に確保する領域であり、描画のための記憶領域である。デバイスコンテキスト35は、画像データ作成モジュール28によるオブジェクトの描画に用いられる描画領域を備える。
また、メモリ14は、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってもよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、non−transitoryな媒体である。non−transitoryな媒体には、上記の例の他に、CD−ROM、DVD−ROM等の記録媒体も含まれる。また、non−transitoryな媒体は、tangibleな媒体でもある。一方、インターネット上のサーバなどからダウンロードされるプログラムを搬送する電気信号は、コンピュータが読み取り可能な媒体の一種であるコンピュータが読み取り可能な信号媒体であるが、non−transitoryなコンピュータが読み取り可能なストレージ媒体には含まれない。
LCD16は、PC10の各種情報を表示する。LCD16は、ディスプレイI/F15を介してバス22に接続されている。LCD16は、ディスプレイI/F15を介して表示データを取得する。尚、本願のディスプレイは、液晶ディスプレイに限らず、有機ELディスプレイ等の他の表示方式のディスプレイでも良い。
入力I/F18は、キーボード、マウス等を含み、ユーザ操作を入力するためのインタフェースである。尚、入力I/F18は、キーボード等に限らず、LCD16の表示画面に重畳された膜状のタッチセンサでも良い。
<印刷解像度に応じた印刷作動について>
次に、ラベル作成プログラム26が実行する印刷解像度に応じた印刷の作動について説明する。本実施形態のラベル作成プログラム26では、例えば、編集画面で作成した画像データに余白を付加して印刷を実行する。また、ラベル作成プログラム26は、例えば、編集画面で受け付けた印刷解像度の情報である解像度情報に応じた印刷を実行する。なお、本願における印刷解像度とは、例えば、処理対象の画像データとして用いるデータ量の大きさをいう。データ量とは、例えば、プリンタ50において長尺のテープを搬送する搬送方向に沿った画像データのサイズや、ラスタライズした後の搬送方向に沿った画素数を言う。このため、印刷解像度が高いとは、画像データのサイズがより大きい場合や、ラスタライズした後の搬送方向に沿った画素数が多い場合をいう。本実施形態のラベル作成プログラム26は、例えば、高解像度の設定がなされた場合、指定された印刷解像度に応じて、搬送方向に沿った画像データのサイズ(ラスタライズした後の画素数)を増大させる。そして、ラベル作成プログラム26は、増大させた画像データを、例えば、印刷解像度に応じて印刷速度を下げて印刷する。このため、印刷データを生成する処理段階では画素数が増加するものの、印刷後の画像としては、画素数(印刷ドット数)が低解像度時に比べて増加していない場合もある。
詳述すると、図3は、解像度情報に応じた印刷処理のシーケンスを示している。まず、図3のS11において、編集画面制御モジュール27は、LCD16に表示した編集画面で受け付けた編集内容に基づいて、画像データ作成モジュール28によって画像データを作成した後、作成した画像データの印刷指示を受け付ける。なお、以下の説明では、一例として編集画面制御モジュール27を介して画像データ作成モジュール28で作成した画像データをSDKモジュール29によって印刷する場合について説明するが、編集画面制御モジュール27や画像データ作成モジュール28以外のアプリケーションで作成した画像データを、SDKモジュール29によって印刷しても良い。
S11において、編集画面制御モジュール27は、例えば、印刷設定の画面をLCD16に表示し、入力I/F18を介して印刷設定を受け付ける。この印刷設定には、例えば、余白の設定、点線の付加設定、印刷解像度の設定などが含まれる。図4は、通常の印刷を実行する場合の画像データと、余白データとの関係を示している。図4に示すように、例えば、高解像度ではない通常印刷では、印刷対象のテープの搬送方向における画像データ61の両側に余白データ63を付加したものを印刷データとして用い印刷を実行する。編集画面制御モジュール27は、S11において、余白の設定情報である余白情報として、例えば、搬送方向における余白データ63の幅である余白サイズ65、即ち、印刷される余白の幅を受け付ける。
また、本実施形態のラベル作成プログラム26は、印刷する画像に点線等の付加画像を付加する機能を有する。図5は、一例として点線を、通常印刷の場合に付加した状態を示している。図5に示すように、例えば、点線を付加する設定を受け付けた通常印刷では、テープの搬送方向における画像データ61の両側、即ち、画像データ61と各余白データ63との間に点線データ67を付加したものを印刷データとして用い印刷を実行する。編集画面制御モジュール27は、S11において、点線を付加する設定情報である線付加情報として、例えば、点線の種類、点線の太さなどの情報を受け付ける。なお、線付加情報は、点線を付加するか付加しないかだけの情報でも良い。また、本願の付加画像は、点線に限らず、実線、一点鎖線、飾り枠、マーク、などの他のオブジェクトでも良い。
また、本実施形態のラベル作成プログラム26は、印刷解像度の情報を受け付けて、受け付けた印刷解像度の情報(以下、高解像度情報という)に基づいた印刷を実行する。図6は、解像度情報の設定値であるフラグ値と、そのフラグ値に対応する処理内容を示している。本実施形態のラベル作成プログラム26は、S11で編集画面制御モジュール27によって受け付けた高解像度情報を、フラグ値として処理する。
例えば、編集画面制御モジュール27は、S11で表示する印刷設定の画面に、印刷解像度を選択するメニューを表示する。本実施形態のラベル作成プログラム26では、通常印刷の他に3種類の高解像度、即ち、合計で4種類の印刷解像度に応じた印刷処理が可能となっている。編集画面制御モジュール27は、S11の印刷設定の画面で選択された印刷解像度に応じて高解像度情報のフラグ値を設定する。以下の説明では、3種類の高解像度の印刷処理を区別するために、各印刷処理に対応するフラグ値を、フラグ値1、フラグ値2、フラグ値3と称して説明する。ラベル作成プログラム26は、通常印刷が設定された場合、フラグ値1〜3以外のフラグ値を高解像度情報として設定する。これにより、後述するように、フラグ値に基づいて通常印刷が実行される(図7S35〜S43)。各高解像度の印刷処理の内容については後述する。
<通常印刷について>
まず、図3〜図7に示す通常印刷の処理内容について説明する。通常印刷が実行される場合、高解像度情報としてフラグ値1〜3以外の値が設定される。また、図3に示すS13〜S15の代わりに以下のS13a〜S15aの処理を実行する。
詳述すると、編集画面制御モジュール27は、S11において通常印刷の実行を受け付けると、通常解像度情報(フラグ値1〜3以外のフラグ値)と、余白情報と、印刷対象の画像データを画像データ作成モジュール28に受け渡す(S13a)。画像データ作成モジュール28は、編集画面制御モジュール27から受け取った画像データに対し、通常解像度情報に基づいた画像データ生成処理を実行する(S14a)。具体的には、図4及び図5に示すように、画像データ作成モジュール28は、編集画面制御モジュール27から受け取った画像データに対し、テープの搬送方向におけるサイズが1倍である画像データ61を生成する。この際、編集画面制御モジュール27から受け取った画像データに含まれる印刷されない画像(編集画面での表示用にのみ用いられている破線等の画像)を削除する処理等を実行する。画像データ作成モジュール28は、生成した画像データ61を編集画面制御モジュール27に受け渡す(S15a)。S17において、編集画面制御モジュール27は、S15aにおいて画像データ作成モジュール28から受け取った画像データ61と、S11で受け付けた余白情報、線付加情報、高解像度情報(フラグ値)をSDKモジュール29へ受け渡す(S17)。例えば、編集画面制御モジュール27は、画像データ61や印刷指示(余白情報など)を一時的にメモリ14に記憶させる。SDKモジュール29は、画像データ61や印刷指示をメモリ14から読み取ることで、編集画面制御モジュール27から画像データ61等を受け取る。SDKモジュール29は、編集画面制御モジュール27からの各データを受け付けると(S17)、受け付けたデータに基づいてSDK処理(S19)を実行する。なお、図3は、図面が煩雑となるのを避けるため、高解像度印刷の場合の内容(S13,S14,S15)が記載されているが、通常印刷の場合、上記したように高解像度印刷と同様にS13a,14a,15aを実行し、その処理内容が適宜変更される。例えば、通常印刷のS14aでは、後述する高解像度印刷におけるS14の高解像度用処理に替えて、上記した通常解像度情報に基づいた画像データ生成処理を実行する。
図7は、SDK処理の内容を示している。SDKモジュール29は、SDK処理を開始すると、高解像度情報を示すフラグ値に基づく判断を実行する(S31〜S33)。上記したように通常印刷が設定された場合、フラグ値としてフラグ値1〜3以外の値が設定される。このため、SDKモジュール29は、フラグ値がフラグ値1〜3以外であると判断し(S31〜S33が全てNO)、S35を実行する。
S35において、SDKモジュール29は、線付加情報に基づいて点線を付加する設定がなされたか否かを判断する。SDKモジュール29は、点線を付加する設定がされていると判断すると(S35:YES)、S37を実行し、設定がされていないと判断すると(S35:NO)、S39を実行する。S37において、SDKモジュール29は、編集画面制御モジュール27から受け付けた線付加情報に基づいて点線データ67を付加する(図5参照)。SDKモジュール29は、編集画面制御モジュール27によってメモリ14に記憶された線付加情報を読み込む。SDKモジュール29は、線付加情報で示される線幅や、解像度情報で示される印刷解像度に応じた点線データ67をメモリ14等に記憶されたデータに基づいて生成し画像データ61に付加する。例えば、SDKモジュール29は、搬送方向における画像データ61の両側に1ドット分の点線データ67の画像を付加する。SDKモジュール29は、S37を実行すると、S39を実行する。なお、点線データ67は、予めメモリ14に記憶されたデータでも良く、編集画面制御モジュール27が作成したデータでも良い。
S39において、SDKモジュール29は、余白情報に基づいて余白データ63を付加する。SDKモジュール29は、余白情報が示す余白サイズ65(図4参照)の余白データ63を生成する。SDKモジュール29は、生成した余白データ63を、搬送方向における画像データ61の両側、あるいは、画像データ61の両側に付加された点線データ67の外側に付加する(図4、図5参照)。
SDKモジュール29は、S39を実行した後、点線データ67や余白データ63を付加した画像データ61をラスタライズし、ラスター画像データである印刷データを生成する(S41)。SDKモジュール29は、プリンタ50に対して印刷データの印刷を指示する(S43)。例えば、SDKモジュール29は、OS32が提供するAPIによりOS32へ印刷の指示を行う。OS32は、SDKモジュール29から印刷データを受け取り、SDKモジュール29の指示に応じた印刷コマンドと印刷データとをプリンタ50に送信する。プリンタ50は、受信した印刷コマンドと、印刷データとに基づいて印刷を実行する(S23)。この場合、後述する高解像度の場合(半速)とは異なり、通常の印刷速度で印刷を行う。これにより、図4、図5に示す余白データ63等を付加した画像データ61が印刷される。
ここで、図4、図5、及び後述する図8において実線で囲むデータ及び点線データ67は、SDKモジュール29によって生成(高解像度化など)されたデータを示している。また、図4、図5、及び図8において一点鎖線で囲むデータは、画像データ作成モジュール28によって生成されたデータを示している。また、図4、図5及び図8に示す「SDKの倍率」は、SDKモジュール29によって高解像度化(搬送方向に沿ったサイズの増大など)が実行されたか否かを示している。
上記したように通常印刷において、SDKモジュール29は、編集画面制御モジュール27から受け付けた画像データ61、即ち、画像データ作成モジュール28で生成した画像データ61のサイズを変更せずに、そのままラスタライズする。このため、図4及び図5では、画像データ61を一点鎖線で(画像データ作成モジュール28による生成として)示し、「SDKの倍率:1倍(×1)」と図示している。また、通常印刷において、SDKモジュール29は、白紙情報で設定された余白サイズ65の余白データ63を生成する。従って、SDKモジュール29は、余白情報に基づいた余白データ63のサイズを増大しない。このため、図4及び図5では、余白データ63を、実線で(SDKモジュール29による生成として)示し、「SDKの倍率:1倍(×1)」と図示している。
一方、以下の図8を用いて説明するフラグ値1,2,3の印刷処理では、一例として、搬送方向に沿って画像データ61のサイズを2倍にする高解像度化について説明する。このため、図8に示すように、SDKモジュール29によって高解像度する場合は、SDKの倍率を「2倍(×2)」等と図示している。
<フラグ値1の印刷>
次に、フラグ値として1を示す高解像度情報の印刷設定がされた場合の印刷処理について説明する。図6に示すように、フラグ値1の印刷設定がされた場合、画像データ作成モジュール28では高解像度化を実行させずに、SDKモジュール29による画像データ61の高解像度化を実行させる。このため、編集画面制御モジュール27からSDKモジュール29へ通知するフラグ値1の高解像度情報は、画像データ作成モジュール28により生成された画像データ61が低解像度(通常サイズ、第1印刷解像度の一例)に応じた画像データ61であることを示す情報を含み、且つ印刷解像度の設定が高解像度(第2印刷解像度の一例)であることを示す情報を含んでいる。フラグ値1の高解像度印刷が実行される場合以下の処理を実行する。なお、以下の説明では、上記した通常印刷と同様の内容(S14a,S15aなど)についてはその説明を適宜省略する。
詳述すると、編集画面制御モジュール27は、図3のS11においてフラグ値1を選択する印刷設定を受け付けると、高解像度情報(フラグ値1)と、余白情報と、印刷対象の画像データを画像データ作成モジュール28に受け渡す(S13)。画像データ作成モジュール28は、通常印刷の場合と同様に編集画面制御モジュール27から受け取った画像データに対し、通常解像度情報に基づいた画像データ生成処理を実行する(S14a)。画像データ作成モジュール28は、生成した画像データ61を編集画面制御モジュール27に受け渡す(S15a)。S17において、編集画面制御モジュール27は、S15aにおいて画像データ作成モジュール28から受け取った画像データ61と、S11で受け付けた余白情報、線付加情報、高解像度情報(フラグ値1)をSDKモジュール29へ受け渡す(S17)。SDKモジュール29は、編集画面制御モジュール27からの各データを受け付けると(S17)、受け付けたデータに基づいてSDK処理(S19)を実行する。
図7に示すように、SDKモジュール29は、S31において、高解像度情報のフラグ値が1であるか否かを判断する。SDKモジュール29は、フラグ値がフラグ値1であると判断し(S31:YES)、S45を実行する。S45において、SDKモジュール29は、図3のS17で編集画面制御モジュール27から受け取った画像データ61のサイズを、高解像度情報に基づいて増大させる。例えば、図8(a)に示すように、SDKモジュール29は、テープの搬送方向におけるサイズを2倍にした画像データ61Aを生成する(S45)。SDKモジュール29は、例えば、ラスタライズ前のベクター形式の画像データ61に対し、搬送方向のサイズを2倍にする処理を実行する。
次に、SDKモジュール29は、余白情報が示す余白サイズ65の余白データ63を生成し、生成した余白データ63のサイズを高解像度情報に基づいて増大させる(S47)。図8(a)に示すように、SDKモジュール29は、テープの搬送方向におけるサイズを2倍にした余白データ63Aを生成する(S47)。SDKモジュール29は、例えば、予めメモリ14等に保存されたラスタライズ前のベクター形式の余白データ63に対し、余白情報や高解像度情報に基づいたサイズの拡大処理を実行する。なお、フラグ値1の場合、上記したように、SDKモジュール29によって、画像データ61及び余白データ63のサイズを2倍にする。このため、図8(a)のSDKの倍率は、画像データ61A及び余白データ63Aともに2倍となっている。
次に、S49において、SDKモジュール29は、線付加情報に基づいて点線を付加する設定がなされたか否かを判断する。SDKモジュール29は、点線を付加する設定がされていると判断すると(S49:YES)、S51を実行し、設定がされていないと判断すると(S49:NO)、S53を実行する。S51において、SDKモジュール29は、線付加情報に基づいて、搬送方向における画像データ61Aの両側に点線データ67を付加する(図8(a)参照)。SDKモジュール29は、例えば、編集画面制御モジュール27によってメモリ14に記憶された線付加情報を読み込む。SDKモジュール29は、例えば、線付加情報で示される線幅や、解像度情報で示される印刷解像度に応じた点線データ67をメモリ14等に記憶されたデータに基づいて生成し画像データ61Aに付加する。SDKモジュール29は、S51を実行すると、S53を実行する。
S53において、SDKモジュール29は、S47で生成した余白データ63Aを付加する。図8(a)に示すように、SDKモジュール29は、例えば、搬送方向における画像データ61Aの両側に付加された点線データ67のさらに外側に、余白データ63Aを付加する。なお、点線データ67を付加しない印刷設定の場合、SDKモジュール29は、例えば、搬送方向における画像データ61Aの両側に余白データ63Aを付加する。
SDKモジュール29は、S53を実行した後、点線データ67や余白データ63Aを付加した画像データ61Aをラスタライズして印刷データ(ラスター画像データ)を生成する(S55)。ラスタライズされた印刷データは、例えば、搬送方向における画素数が通常印刷の2倍となり、高解像度化される。
次に、SDKモジュール29は、プリンタ50に対して印刷データの印刷を指示する(S57)。SDKモジュール29は、OS32を介して印刷コマンドと印刷データをプリンタ50に送信する。ここで、上記した通常印刷では、編集画面制御モジュール27から受け付けた画像データ61のサイズを変更せずにラスタライズして通常速度で印刷した。これに対し、高解像度の印刷では、印刷解像度に応じてプリンタ50の印刷速度を通常速度に対して遅らせる。例えば、高解像度情報に基づいて画像データ61のサイズを2倍(搬送方向に沿った画素数を2倍)にした場合、プリンタ50におけるテープの搬送速度を半速(1/2倍)にする。即ち、高解像度化の倍率(2倍)と、テープの搬送速度(1/2倍)とが、逆数の関係となるように制御する。SDKモジュール29は、半速を指示する印刷コマンド(以下、高解像度コマンドという)をプリンタ50へ送信する。プリンタ50は、受信した高解像度コマンドと、印刷データとに基づいて印刷を実行する(S23)。プリンタ50は、2倍の画素数となった印刷データの画像を、通常印刷の1/2の印刷速度でテープを搬送方向へ搬送しながら印刷する。このため、印刷された画像は、例えば、1つの印刷ドットに対して、印刷データに含まれる2つの画素分のデータが印刷されることとなる。これにより、例えば、図形などの複数色で印刷される画像データ61Aでは、2つの画素を重ねて印刷することで、明暗を明確にして写真等をテープに印刷することが可能となる。なお、高解像度化する倍率は、2倍に限らず、他の倍率でも良い。例えば、SDKモジュール29は、画像データ61のサイズを4倍にする高解像度化を実行し(S45)、テープの搬送速度を1/4倍にする高解像度コマンドをプリンタ50へ送信しも良い。これにより、1つの印刷ドットに、4つの画素分のデータが印刷される。また、高解像度の倍率と、テープの搬送速度とは逆数の関係でなくとも良い。
<フラグ値2の印刷>
次に、フラグ値として2を示す高解像度情報の印刷設定がされた場合の印刷処理について説明する。図6に示すように、フラグ値2の印刷設定がされた場合、画像データ作成モジュール28による画像データ61の高解像度化を実行し、SDKモジュール29による画像データ61の高解像度化を実行しない。また、SDKモジュール29は、画像データ作成モジュール28による画像データ61の高解像度化に合わせて、余白データ63の高解像度化を実行する。このため、編集画面制御モジュール27からSDKモジュール29へ通知するフラグ値2の高解像度情報は、画像データ作成モジュール28により生成した画像データ61が高解像度に応じた画像データ61B(図8(b)参照)であることを示す情報を含んでいる。フラグ値2の高解像度印刷が実行される場合、上記した通常印刷、フラグ値1の高解像度印刷とは異なり、図3に示すS13〜S15の処理を実行する。
詳述すると、編集画面制御モジュール27は、図3のS11においてフラグ値2を選択する印刷設定を受け付けると、高解像度情報(フラグ値2)と、印刷対象の画像データを画像データ作成モジュール28に受け渡す(S13)。画像データ作成モジュール28は、編集画面制御モジュール27から受け取った画像データに対し、高解像度情報に基づいた高解像度化を実行する(S14)。本実施形態の画像データ作成モジュール28は、画像データ61に対する様々な画像処理が可能となっている。例えば、画像データ作成モジュール28は、画像データ61に対するアンチエイリアス処理が可能となっている。なお、アンチエイリアス処理の具体的な処理内容は、特に限定されず、画像の境界をなめらかにするように画素値を変更等する一般的な手法を採用しても良い。また、フラグ値2が設定された場合に、編集画面制御モジュール27が画像データ61に対して実行する画像処理は、アンチエイリアス処理に限らず、フィルタリングやエッチングなどの画像の質を向上させる他の画像処理を採用しても良く、これらの画像処理を組み合わせても良い。また、画像データ作成モジュール28は、アンチエイリアス処理と、後述する画像データ61のサイズを2倍にする画像処理のみが実行可能な構成でも良い。
例えば、図8(b)に示すように、画像データ作成モジュール28は、編集画面制御モジュール27から受け取った画像データ61に対し、テープの搬送方向におけるサイズを2倍にする画像処理を実行し、さらにアンチエイリアス処理を実行して画像データ61Bを生成する(S14)。画像データ作成モジュール28は、例えば、ラスタライズ前のベクター形式の画像データ61に対し、搬送方向のサイズを2倍にする処理やアンチエイリアス処理を実行する。画像データ作成モジュール28は、生成した画像データ61Bを編集画面制御モジュール27に受け渡す(S15)。
編集画面制御モジュール27は、S15において画像データ作成モジュール28から受け取った画像データ61Bと、S11で受け付けた余白情報、線付加情報、高解像度情報(フラグ値2)をSDKモジュール29へ受け渡す(S17)。SDKモジュール29は、編集画面制御モジュール27からの各データを受け付けると(S17)、受け付けたデータに基づいてSDK処理(S19)を実行する。
図7に示すように、SDKモジュール29は、S31において、高解像度情報のフラグ値が1でないと判断し(S31:NO)、S32においてフラグ値が2であると判断し(S32:YES)、S59を実行する。上記したように、SDKモジュール29は、画像データ作成モジュール28によってサイズを2倍にした画像データ61Bを受け取っている。このため、フラグ値が2の場合、SDKモジュール29は、高解像度情報に基づいて、画像データ61Bのサイズの変更(高解像度化)を実行しない。S59において、SDKモジュール29は、図3のS17で編集画面制御モジュール27から受け取った画像データ61Bに対し、搬送方向におけるサイズを1倍する、即ち、サイズを変更しない処理を実行する(S59)。
次に、SDKモジュール29は、フラグ値が1の場合と同様に、余白情報が示す余白サイズ65の余白データ63を生成し、生成した余白データ63のサイズを2倍にした余白データ63Aを生成する(S61)。
次に、SDKモジュール29は、フラグ値が1の場合と同様に、S49以降の処理を実行する(S49〜S57)。SDKモジュール29は、線付加情報に基づいて、点線を付加する設定がされていると判断すると(S49:YES)、S51を実行し、設定がされていないと判断すると(S49:NO)、S53を実行する。S51において、SDKモジュール29は、メモリ14から読み込んだ線付加情報に基づいて、2倍の画像データ61Bの両側に点線データ67を付加する(図8(b)参照)。SDKモジュール29は、S61で生成した余白データ63Aを画像データ61Bに付加し(S53)、ラスタライズを実行し印刷データを生成する(S55)。ラスタライズされた印刷データは、搬送方向における画素数が通常印刷の2倍となり、高解像度化される。また、ラスタライズされた印刷データは、画像データ作成モジュール28によって実行されたアンチエイリアス処理が反映されている。
次に、SDKモジュール29は、フラグ値が1の場合と同様に、印刷速度を半速(1/2倍)にする高解像度コマンドと印刷データを、OS32を介してプリンタ50へ送信する(S57)。これにより、プリンタ50は、2倍の画素数となった印刷データの画像を、通常印刷の1/2の印刷速度でテープを搬送方向へ搬送しながら印刷する(S23)。印刷された画像は、例えば、1つの印刷ドットに対して、印刷データに含まれる2つの画素分のデータが印刷されることとなる。これにより、2つの画素データを重ねて印刷することで、明暗を明確にしてカラーの図形等をテープに印刷することが可能となる。
さらに、白黒の文字などの2色の画像を、画像データ作成モジュール28のアンチエイリアス処理によって、角張ったエッジを滑らかにして輪郭を綺麗に印刷することができる。図9は、フラグ値1による印刷結果(アンチエイリアス処理未実行)と、フラグ値2による印刷結果(アンチエイリアス処理実行)との一例を示している。図9に示すように、フラグ値1のアンチエイリアス処理を実行しない場合では、印刷された文字71の輪郭には、凹凸が形成される可能性がある。これに対し、フラグ値2のアンチエイリアス処理を実行した場合では、印刷された文字72の輪郭は、綺麗な直線上のエッジが形成される。このようにして、フラグ値2の印刷処理では、画像データ作成モジュール28によるアンチエイリアス処理(図3のS14)を実行することで、文字等をより高精細に印刷することが可能となる。
また、図7に示すように、フラグ値2の場合における処理内容(S59,S61,S49以降)は、フラグ値1の場合における処理内容(S45,S47,S49以降)と比べて、S59の画像データ61の拡大処理における倍率のみが異なっている(2倍と1倍との差)。このような構成では、SDK処理を実行するプログラムに含まれるサブプログラムを共通化できる。例えば、S59やS61を処理するサブプログラムを共通化し、受け渡す変数(S59の倍率など)のみを変更してS45の処理やS59の処理を実現できる。
<フラグ値3の印刷>
次に、フラグ値として3を示す高解像度情報の印刷設定がされた場合の印刷処理について説明する。図6に示すように、フラグ値3の印刷設定がされた場合、画像データ作成モジュール28による画像データ61の高解像度化を実行し、さらに、画像データ作成モジュール28によって余白データ63(余白データ63A)の付加も実行する。SDKモジュール29は、画像データ61及び余白データ63の高解像度化を実行しない。このため、編集画面制御モジュール27からSDKモジュール29へ通知するフラグ値3の高解像度情報は、画像データ作成モジュール28により生成された画像データ61が、高解像度の余白データ63Aを有する高解像度の画像データ61C(図8(c)参照)であることを示す情報を含む。また、フラグ値3の高解像度情報は、印刷解像度が高解像度であることを示す情報を含んでいる。フラグ値3の高解像度印刷が実行される場合、図3に示すS13〜S15の処理を実行する。
詳述すると、編集画面制御モジュール27は、図3のS11においてフラグ値3を選択する印刷設定を受け付けると、高解像度情報(フラグ値3)と、印刷対象の画像データに加え、余白情報を画像データ作成モジュール28に受け渡す(S13)。画像データ作成モジュール28は、編集画面制御モジュール27から受け取った画像データに対し、テープの搬送方向におけるサイズを2倍にする画像処理を実行し、さらにアンチエイリアス処理を実行する(S14)。
また、画像データ作成モジュール28は、編集画面制御モジュール27から受け取った余白情報が示す余白サイズ65の余白データ63を生成し、生成した余白データ63に対し、搬送方向におけるサイズを2倍にする画像処理を実行して余白データ63Aを生成する(S14)。図8(c)に示すように、画像データ作成モジュール28は、サイズを2倍にしてアンチエイリアス処理を施した画像データ61に、2倍の余白データ63Aを付加した画像データ61Cを生成する。従って、フラグ値3の印刷処理では、画像データ作成モジュール28によって余白データ63Aを含む画像データ61Cを生成する。画像データ作成モジュール28は、生成した画像データ61Cを編集画面制御モジュール27に受け渡す(S15)。
編集画面制御モジュール27は、S15において画像データ作成モジュール28から受け取った画像データ61Cと、S11で受け付けた余白情報、線付加情報、高解像度情報(フラグ値3)をSDKモジュール29へ受け渡す(S17)。SDKモジュール29は、編集画面制御モジュール27からの各データを受け付けると(S17)、受け付けたデータに基づいてSDK処理(S19)を実行する。
図7に示すように、SDKモジュール29は、S31において高解像度情報のフラグ値が1でないと判断し(S31:NO)、S32においてフラグ値が2でないと判断し(S32:NO)、S33においてフラグ値が3であると判断し(S33:YES)、S63を実行する。上記したように、SDKモジュール29は、画像データ作成モジュール28によってサイズを2倍にした画像データ61Cを受け取っている。このため、フラグ値が3の場合、SDKモジュール29は、高解像度情報に基づいて、画像データ61Cのサイズの変更を実行しない。S63において、SDKモジュール29は、図3のS17で編集画面制御モジュール27から受け取った画像データ61Cに対し、搬送方向におけるサイズを1倍する、即ち、サイズを変更しない処理を実行する(S63)。
さらに、上記したように、フラグ値が3の場合、SDKモジュール29によって余白データ63Aが生成され、画像データ61Cに余白データ63Aが含まれている(図8(c)参照)。このため、フラグ値が3の場合、SDKモジュール29は、高解像度情報に基づいて、余白データ63の生成を実行しない。例えば、SDKモジュール29は、余白情報が示す余白サイズ65の余白データ63を生成し、生成した余白データ63のサイズを0倍する、即ち、余白サイズ65がゼロの余白データ63Bを生成する(S65、図8(c)参照)。このため、図8(c)に示す余白データ63Bに対するSDKの倍率は、「0倍(×0)」となっている。なお、フラグ値が3の場合、SDKモジュール29は、S65において、余白情報を用いずに、単純に余白サイズ65がゼロの余白データ63Bを生成しても良い。この場合、編集画面制御モジュール27は、図3のS17において、余白情報をSDKモジュール29に受け渡さなくとも良い。
次に、SDKモジュール29は、フラグ値が1,2の場合と同様に、S49以降の処理を実行する(S49〜S57)。SDKモジュール29は、線付加情報に基づいて、点線を付加する設定がされていると判断すると(S49:YES)、S51を実行し、設定がされていないと判断すると(S49:NO)、S53を実行する。S51において、SDKモジュール29は、線付加情報に基づいて、2倍の画像データ61Cの両側に点線データ67を付加する(図8(c)参照)。SDKモジュール29は、S65で生成した余白データ63B、即ち、余白サイズ65がゼロの余白データ63Bを画像データ61Bに付加する処理を実行する(S53)。このため、SDKモジュール29は、フラグ値1,2の場合と同様の処理を実行するが、結果として画像データ61Cに余白データを付加しない。また、点線データ67は、印刷画像の最も外側に配置される。
SDKモジュール29は、S53を実行した後、ラスタライズを実行し印刷データを生成する(S55)。ラスタライズされた印刷データは、例えば、搬送方向における画素数が通常印刷の2倍となり、画像データ作成モジュール28によって実行されたアンチエイリアス処理が反映されている。SDKモジュール29は、フラグ値が2の場合と同様に、印刷速度を半速(1/2倍)にする高解像度コマンドと印刷データを、OS32を介してプリンタ50へ送信する(S57)。これにより、プリンタ50は、2倍の画素数となった印刷データの画像を、通常印刷の1/2の印刷速度でテープを搬送方向へ搬送しながら印刷する(S23)。これにより、2つの画素分のデータを重ねて印刷することで、明暗を明確にしてカラーの図形等をテープに印刷することが可能となる。また、フラグ値2の場合と同様に、白黒の文字などの2色の画像データを、アンチエイリアス処理によって角張ったエッジを滑らかにして輪郭を高精細に印刷できる(図9参照)。また、図8(c)に示すように、点線データ67を、搬送方向における印刷画像の最も外側に印刷することができる。
因みに、PC10は、情報処理装置の一例である。CPU12は、コンピュータ、制御部の一例である。編集画面制御モジュール27、画像データ作成モジュール28は、アプリケーションの一例である。SDKモジュール29は、プログラムの一例である。余白データ63A,63B、点線データ67は、付加画像データの一例である。点線データ67は、印刷画像データの一例である。フラグ値は、高解像度情報の一例である。通常印刷時の印刷解像度は、第1印刷解像度の一例である。フラグ値1,2,3を設定した場合の印刷解像度は、第2印刷解像度の一例である。
<実施例の効果>
上記した実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)本実施形態のSDKモジュール29は、画像データ61,61B,61Cと当該画像データ61,61B,61Cの印刷解像度に係る情報である解像度情報とを編集画面制御モジュール27から受け取る受取ステップと(S17)、画像データ61A等に付加する余白データ63A,63B、点線データ67を、解像度情報に応じて生成する付加画像データ生成ステップと(S47,S61,S65,S51)、付加画像データ生成ステップにおいて生成した余白データ63A等を画像データ61A等に付加する付加ステップと(S51,S53)、余白データ63A等を付加した画像データ61A等をラスタライズして印刷データを生成する印刷データ生成ステップと(S55)、印刷データと、解像度情報で示される印刷解像度で印刷データを印刷することを指示する印刷コマンド(高解像度コマンドなど)とをプリンタ50に送信する送信ステップと(S57)、を実行する。
これによれば、SDKモジュール29は、編集画面制御モジュール27から受け取った解像度情報(フラグ値)に合わせて余白データ63A等を生成し、その余白データ63A等を画像データ61A等に付加して印刷データを生成する。このため、SDKモジュール29側において、編集画面制御モジュール27から受け取った画像データ61等と、解像度情報に応じて生成した余白データ63A等とを結合することができる。これにより、編集画面制御モジュール27等のアプリケーションから受け取った解像度情報に応じた好適な余白データ63A,63B、点線データ67を画像データ61A等に付加できる。また、余白データ63A等を付加した画像データ61A等をラスタライズし印刷データを生成し、印刷データと印刷解像度に応じた高解像度コマンドなどをプリンタ50に送信する。これにより、印刷解像度に応じた余白データ63A等を付加した画像データ61A等を好適に印刷できる。
(2)また、SDKモジュール29は、S17において、画像データ61A等に付加する余白データ63A等に係る情報である余白情報を受け取り、S47,S61,S65において、余白情報で示される余白サイズ65と、解像度情報で示される印刷解像度とに応じた余白データ63A等を付加画像データとして生成する。SDKモジュール29は、S53において、余白データ63A等を画像データ61A等に付加する。これによれば、付加画像データとして余白データ63A,63Bを用いることで、印刷解像度に応じた余白データ63A,63Bを、編集画面制御モジュール27から受け取った画像データ61等に付加できる。
(3)また、解像度情報(フラグ値)で示される印刷解像度は、通常印刷時の第1印刷解像度と、第1印刷解像度に比べて高い印刷解像度である第2印刷解像度(フラグ値1,2,3時の印刷解像度)とを含む。SDKモジュール29は、S17において受け取ったフラグ値が、画像データ作成モジュール28(アプリケーション)が生成した画像データ61Bが第2印刷解像度に応じた(サイズが2倍の)画像データであることを示す情報を含み、且つ印刷解像度が第2印刷解像度(高解像度印刷)であることを示す情報を含む場合(フラグ値2の場合)に、S61において、第2印刷解像度に応じた(サイズが2倍の)余白データ63Aを生成する。
これによれば、編集画面制御モジュール27から受け取る画像データが、高解像度の第2印刷解像度に応じた画像データ61(例えば、解像度情報が示す印刷解像度に合わせて搬送方向のサイズを大きくした画像データ61B)である場合に、画像データ61Bのサイズに合わせて余白データ63Aを生成できる。
(4)また、SDKモジュール29は、S17において受け取ったフラグ値が、画像データ作成モジュール28が生成した画像データ61が第1印刷解像度(通常印刷の印刷解像度)に応じた画像データ61であることを示す情報を含み、且つ印刷解像度が第2印刷解像度であることを示す情報を含む場合(フラグ値1の場合)に、第1印刷解像度に応じた画像データ61に基づいて、第2印刷解像度に応じた画像データ61Aを生成する画像データ生成ステップ(S45)を実行する。SDKモジュール29は、S47において、第2印刷解像度に応じた余白データ63Aを生成する。SDKモジュール29は、S53において、S45で生成した画像データ61Aに余白データ63Aを付加する。
これによれば、画像データ作成モジュール28で生成された画像データ61が第1印刷解像度(通常印刷)に応じた画像データ61であり、且つ高解像度印刷の場合(フラグ値1の場合)、編集画面制御モジュール27から受け取った画像データ61に基づいて、高解像度に応じた画像データ61Aを生成する(S45)。従って、アプリケーション側から低解像度の画像データ61を受け取り、受け取った画像データ61から高解像度の画像データ61Aを生成する。これにより、印刷解像度に応じた画像データ61の生成(サイズの拡大等)を実行しない様々なアプリケーションに対しても、SDKモジュール29側で第2印刷解像度に応じた画像データ61Aを生成し、適切な対応をすることができる。
(5)また、SDKモジュール29は、S17において受け取った解像度情報が、画像データ作成モジュール28が生成した画像データ61Cが第2印刷解像度に応じた余白データ63Aを有する第2印刷解像度に応じた画像データ61Cであることを示す情報を含み、且つ印刷解像度が第2印刷解像度であることを示す情報を含む場合(フラグ値3の場合)に、S65において余白データ63(余白データ63B)を付加しない(図8(c)参照)。
これによれば、画像データ作成モジュール28で生成さした画像データ61Cが、高解像度印刷の画像データであり、且つ余白データ63Aを有する場合、SDKモジュール29は、余白データ63のさらなる付加を実行しない。これにより、余白データ63Aを有する画像データ61Cを生成するアプリケーションに対しても、SDKモジュール29側で余白データ63を生成せずに印刷データを生成し、適切な対応をすることができる。なお、余白データ63(付加画像データ)を付加しないとは、余白データ63を付加する処理自体を実行しないことで付加画像データを付加しない場合や、処理は実行するものの実質的に余白データ63が付加されていない場合を含む。
(6)また、SDKモジュール29は、S17において、画像データ61に付加されプリンタ50の印刷対象となる点線(印刷画像の一例)に係わる情報である印刷画像付加情報をPC10が備えるメモリ14から取得する取得ステップ(S17)を実行する。SDKモジュール29は、S37,S51(付加画像データ生成ステップ)において、線付加情報(印刷画像付加情報の一例)に応じた点線データ67(印刷画像データ)を付加画像データとして生成し、S51,S37(付加ステップ)において、点線データ67を画像データ61A等に付加する。
これによれば、付加画像データとしてプリンタ50の印刷対象となる印刷画像を用いて、編集画面制御モジュール27から受け取った画像に印刷対象となる画像(例えば、点線等)を付加できる。これにより、例えば、画像と、余白との境界を、点線で区切って印刷できる。また、ラベルプリンタ等では、例えば、テープを切断するカッターと、テープを排出する出口との間に物理的なマージンが発生する場合がある。これに対し、SDKモジュール29は、テープの搬送速度において、印刷画像の最も外側に点線等を印刷できるため(図8(c)参照)、プリンタ50の構造上の制限で発生する物理的なマージンと印刷画像(画像データ61C等)との境界を、点線データ67で示すことができる。例えば、ユーザは、印刷画像の外縁を知りたい場合、点線データ67を印刷画像の最も外側に印刷して確認することができる。
また、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することが可能である。
例えば、上記実施形態では、SDKモジュール29は、画像データ作成モジュール28から受け取った画像データ61の印刷を実行したが、他のアプリケーションから受け取った画像データ61を印刷する処理を実行してもよい。この場合、画像データ作成モジュール28以外のアプリケーションが、サイズの2倍処理(高解像度処理)やアンチエイリアス処理を実行しても良い。
また、SDKモジュール29は、フラグ値1,2,3の少なくとも1つの印刷処理を実行できる構成でも良い。
また、SDKモジュール29は、画像データ61を搬送方向に2倍(テープの搬送速度を半速)、4倍(テープの搬送速度を1/4)、8倍(テープの搬送速度を1/8)などの複数の種類の高解像度印刷が可能な構成でも良い。
また、SDKモジュール29は、余白又は点線のみを付加する構成でも良い。例えば、SDKモジュール29は、図7のS35,S37,S49,S51を実行せず、点線データ67を付加するかの判断や、付加する処理を実行しなくとも良い。この場合、編集画面制御モジュール27は、図3のS11の印刷設定の受け付けにおいて、線付加情報を受け付けなくとも良い。
また、本願の付加画像データは、余白や点線に限らず、他の画像でも良い。また、本願の印刷画像としては、点線に限らず、プリンタ50の印刷対象となる様々な画像を採用できる。
また、上記実施形態では、画像データ作成モジュール28を含むラベル作成プログラム26の処理がCPU12によって実行される例を説明したが、これに限らない。PC10は、ラベル作成プログラム26による処理を、CPU12に限らず、ASICや他の論理集積回路により実行しても良いし、CPU等やASIC、他の論理集積回路を協働させて実行しても良い。
10 PC(情報処理装置)、12 CPU(制御部)、27 編集画面制御モジュール(アプリケーション)、28 画像データ作成モジュール(アプリケーション)、29 SDKモジュール(プログラム)、50 プリンタ、61A,61B,61C 画像データ、63,63A,63B 余白データ、65 余白サイズ、67 点線データ(付加画像データ)。

Claims (7)

  1. 情報処理装置のコンピュータが読み取り可能なプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    画像データと、当該画像データの印刷解像度に係る情報である解像度情報とをアプリケーションから受け取る受取ステップと、
    前記画像データに付加する付加画像データを、前記解像度情報に応じて生成する付加画像データ生成ステップと、
    前記付加画像データ生成ステップにおいて生成した前記付加画像データを前記画像データに付加する付加ステップと、
    前記付加画像データを付加した前記画像データをラスタライズして印刷データを生成する印刷データ生成ステップと、
    前記印刷データと、前記解像度情報で示される印刷解像度で前記印刷データを印刷することを指示する印刷コマンドとをプリンタに送信する送信ステップと、
    を実行させる、プログラム。
  2. 前記コンピュータに、
    前記受取ステップにおいて、前記画像データに付加する余白データに係る情報である余白情報を受け取らせ、
    前記付加画像データ生成ステップにおいて、前記余白情報で示される余白サイズと、前記解像度情報で示される印刷解像度とに応じた余白データを前記付加画像データとして生成させ、
    前記付加ステップにおいて、前記余白データを前記画像データに付加させる、請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記解像度情報で示される印刷解像度は、
    第1印刷解像度と、前記第1印刷解像度に比べて高い印刷解像度である第2印刷解像度とを含むものであり、
    前記コンピュータに、
    前記受取ステップにおいて受け取った前記解像度情報が、前記アプリケーションが生成した前記画像データが前記第2印刷解像度に応じた画像データであることを示す情報を含み、且つ印刷解像度が前記第2印刷解像度であることを示す情報を含む場合に、前記付加画像データ生成ステップにおいて、前記第2印刷解像度に応じた付加画像データを生成させる、請求項1又は請求項2に記載のプログラム。
  4. 前記解像度情報で示される印刷解像度は、
    第1印刷解像度と、前記第1印刷解像度に比べて高い解像度である第2印刷解像度とを含むものであり、
    前記コンピュータに、
    前記受取ステップにおいて受け取った解像度情報が、前記アプリケーションが生成した前記画像データが前記第1印刷解像度に応じた画像データであることを示す情報を含み、且つ印刷解像度が前記第2印刷解像度であることを示す情報を含む場合に、前記第1印刷解像度に応じた画像データに基づいて、前記第2印刷解像度に応じた画像データを生成する画像データ生成ステップを実行させ、
    前記付加画像データ生成ステップにおいて、前記第2印刷解像度に応じた付加画像データを生成させ、
    前記付加ステップにおいて、前記画像データ生成ステップで生成された前記画像データに前記付加画像データを付加させる、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のプログラム。
  5. 前記解像度情報で示される印刷解像度は、
    第1印刷解像度と、前記第1印刷解像度に比べて高い解像度である第2印刷解像度とを含むものであり、
    前記コンピュータに、
    前記受取ステップにおいて受け取った前記解像度情報が、前記アプリケーションが生成した前記画像データが前記第2印刷解像度に応じた前記付加画像データを有する前記第2印刷解像度に応じた画像データであることを示す情報を含み、且つ印刷解像度が前記第2印刷解像度であることを示す情報を含む場合に、前記付加ステップにおいて前記付加画像データを付加させない、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載のプログラム。
  6. 前記コンピュータに、
    前記画像データに付加され前記プリンタの印刷対象となる印刷画像に係わる情報である印刷画像付加情報を前記情報処理装置が備えるメモリから取得する取得ステップを実行させ、
    前記付加画像データ生成ステップにおいて、前記印刷画像付加情報に応じた印刷画像データを前記付加画像データとして生成させ、
    前記付加ステップにおいて、前記印刷画像データを前記画像データに付加させる、請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載のプログラム。
  7. 制御部を備える情報処理装置であって、
    前記制御部は、
    画像データと、当該画像データの印刷解像度に係る情報である解像度情報とをアプリケーションから受け取る受取処理と、
    前記画像データに付加する付加画像データを、前記解像度情報に応じて生成する付加画像データ生成処理と、
    前記付加画像データ生成処理において生成した前記付加画像データを前記画像データに付加する付加処理と、
    前記付加画像データを付加した前記画像データをラスタライズして印刷データを生成する印刷データ生成処理と、
    前記印刷データと、前記解像度情報で示される印刷解像度で前記印刷データを印刷することを指示する印刷コマンドとをプリンタに送信する送信処理と、
    を実行する、情報処理装置。
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