JP2015188563A - 歯科用口唇閉鎖力測定器 - Google Patents

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Abstract

【課題】少ない測定回数で再現性のあるデータを得ることが可能な歯科用口唇閉鎖力測定器を提供する。
【解決手段】歯科用口唇閉鎖力測定器は、引張力伝達部6から伝達された引張力を引張力測定部1に伝える為の引張力接続部2を引張力測定部に有し、引張力測定部に光源3を有し、引張力伝達部と引張力接続部が直線をなす引張力の測定時に、引張力測定部に設置された光源の照射光が患者の方向に照射される。また、引張力伝達部と接続する引張力測定部の引張力接続部が突出しない様に引張力接続部保護部で保護されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、口唇閉鎖力を測定する時に用いられる歯科用口唇閉鎖力測定器に関する。
口唇の閉鎖力は口輪筋と呼ばれる口の周囲の筋肉の筋力が弱いと低下すると言われている。口輪筋は食べることのみならず、話す、食塊形成、嚥下、表情を作るなど様々な行動に対して重要な働きをする。特に、口輪筋が衰えると、高齢者では摂食障害を引き起こし、小児では前歯が前突する傾向が強いとされており、近年口輪筋の筋力を測定する方法や口輪筋のトレーニング効果についての研究が活発に行われている。
口唇閉鎖力測定は口腔内の中切歯と唇の間に紐を通した口腔内装着具を装着し、その装着具から口腔外に出た紐と引張力測定部の測定フックを繋ぎ、引張力測定部を患者の正中から離れる方向にまっすぐ引張り、口腔内から口腔内装着具が離脱するまでの最大引張強さを口唇閉鎖力として測定している。
しかしながら、引張力測定部は引張力伝達部を患者の正中からまっすぐ離れる方向に引くことにより、正確に測定することができるが、実際の測定時は、患者が動くことも多く、測定者は患者を見ながら引張力測定部を引張るため、引張力測定部本体の傾きをコントロールすることが難しく、引張力測定部本体が傾かないようにまっすぐ引くことは難しかった。引張力測定部の測定結果は引張り方向に伝達する力であり、引張力測定部本体の傾き次第では、力が分散されるために測定誤差が大きい。また、測定値が安定せずに幾度も測定することもあり、患者の口輪筋に筋疲労が生じ、正確に測定することは困難であつた。
そこで、引張力測定部本体が引張力測定部から突出した引張力接続部と引張力伝達部が一直線上であることを目視で確認していたが、現実的には目視で一直線上かどうかを確認することは困難であった。図1に引張力伝達部と引張力測定部や引張力接続部が一直線上にならずに測定している概念図を示している。
また、突出した引張力接続部が器材などに当たると、衝撃によって破損や精度低下をまねきやすく、誤測定も発生していた。
特許文献1には、口輪筋鍛錬装置が紹介されているが、引張力測定時に引張方向が定まらず、安定した測定データを得られなかった。
特許文献2には、口唇圧測定装置が紹介されているが、引張力測定時に引張方向が定まらず、安定した測定データを得られなかった。
特開2005-73896号 特開2000-042009号
これまでの口唇閉鎖力測定では、引張力測定部を引張る時に引張力測定部本体が傾き、再現性のある正確なデータを得ることが困難であった。
また、患者の顔の方向が一定せず、測定時に再現性のあるデータを得ることが困難であった。
引張力測定部の引張力接続部は、センサと繋がっており、落下時や殴打時に引張力接続部に衝撃を伝わりセンサが破損することが多く、引張力測定部の故障や精度低下の最大の要因であった。また、引張力測定部の正常と異常の判断を測定者が行うことは難しいため、測定者が故障していることに気付かず測定している場合も多かった。これらの背景により、口唇閉鎖力を測定する時には、再現性のあるデータの測定が難しいばかりでなく、良いデータか悪いデータかを判断することが困難であった。
本発明は中切歯と口唇との間に設置される口腔内装着具、口腔内装着具を口腔外に引出す力を伝える引張力伝達部及び引張力伝達部により伝えられた引張力を測定する引張力測定部から構成される歯科用口唇閉鎖力測定器であって、
引張力伝達部から伝達された引張力を引張力測定部に伝える為の引張力接続部を引張力測定部に有し、引張力測定部に光源を有し、
引張力伝達部と引張力接続部が直線をなす引張力の測定時に、引張力測定部に設置された光源の照射光が患者の方向に照射されることを特徴とする歯科用口唇閉鎖力測定器である。
本発明は引張力伝達部と接続する引張力測定部の引張力接続部が突出しない様に引張力接続部保護部で保護されていることを特徴とする歯科用口唇閉鎖力測定器である。
本発明は引張力測定部の光源付近に印がついていることを特徴とする歯科用口唇閉鎖力測定器である。
歯科用口唇閉鎖力測定器で得られた患者の口唇閉鎖力の最大保持力を正確に測定するための条件は、引張力測定部を患者の正中から引張力測定部本体が傾かないようにまっすぐに引張ることが可能になることで、少ない測定回数で再現性のあるデータを得ることが可能になる。引張力測定部の張力接続部保護部もしくは光源付近の印を患者が直視することで患者の顔ぶれが少なくなり、少ない測定回数で再現性のあるデータを得ることが可能になる。さらに、故障が少なくなる。
口腔内装着具とは平板であり、中切歯と口唇との間に設置され、中央部付近に引張力伝達部との接続するための孔が設けられている。具体的には直径約16〜24mmの平板であり、中央部付近に引張力伝達部を接続する2個の孔が開いてる。
引張力伝達部とは、口腔内装着具を口腔外に引出す力を伝える部分であり、一般的には紐状で伸長しないものであればなんでもよく、紐もしくはデンタルフロスが用いられる。口腔内装着具に開けられた孔にデンタルフロスを通し、結ぶことで接続を行う。
引張力測定部とは引張力伝達部により伝えられた引張力を測定する部分である。引張力測定部の筐体は、片手で持つことができる大きさあることが好ましい。
引張力測定部とは、引張力伝達部を接続する引張力接続部、測定結果を出力する表示部もしくは外部出力端子、データ保存機構を有する。
引張力接続部は引張力伝達部と接続するためにフック状になっていることが好ましく、特にコの字型に湾曲したフックであることが好ましい。取り付け、取り外しが容易であるためである。
引張力接続部はセンサと接続され、センサにより引張力を測定し、測定結果を算出し、引張力測定部の表示部もしくは外部出力端子、データ保存機構へ出力する。引張力測定部は一般的にフォースゲージなどとも呼ばれている。
引張力測定部に取り付ける光源は、引張力の測定時、患者の方向に照射される。
引張力の測定時に顔貌方向に発光した光源が照射されると、引張力測定部の引張る方向が定まり、正しく口唇閉鎖力を測定することができる。
特に好ましくは患者の鼻の下、上唇の上に位置する溝状の正中を中心に光が当たることが好ましく、鼻腔あたりから口唇にかけて、照らされることが更に好ましい。
光源は半導体レーザーでも発光ダイオードのどちらでもよい。光源の発光色は、赤色、青色、緑色の三原色と呼ばれる色が好ましい。引張力測定部本体に取り付けられた光源のON/OFFスイッチで発光、消灯を行うのが最も好ましい。
引張力測定部に有する引張力接続部は引張力伝達部と接続する部分である。引張力接続部を保護するために、引張力接続部保護部を有することが好ましい。
引張力接続部保護部の保護形態は、引張力接続部より突出した突出保護部を有することが好ましい。これらの突出保護部が引張力接続部を囲むように有していることが好ましい。引張力接続部を柱体が囲む様に複数有する場合も考えられるが、保護壁が囲む様に有することが好ましい。保護壁は中空柱であればよく、中空円柱、中空四角柱でもよい。
光源付近には、患者の顔ブレを防ぐための患者が直視する印を有することが好ましい。測定中患者が印を見ることにより、顔を動かさないため、正確に口唇閉鎖力を測定することができる。
本発明は引張力測定部の引張力接続部保護部もしくは光源付近に印がついていることを特徴とする歯科用口唇閉鎖力測定器である。印は、引張力測定部の筐体と区別できるものであればよい。好ましくは引張力測定部の筐体の色と異なる色の印が張り付けられていることであり、引張力測定部の筐体に印刷されている印でもよい。最も好ましいのは発光ダイオードで可能な限り弱い光を点灯させることである。前記、光源が印の役目をしてもよい。
測定時において、引張力測定部に有する引張力接続部の上に光源を設け、その上に印を設けることが好ましい。測定時に、印は目視で確認し、光源は正中方向に照射し、引張力接続部は引張力伝達部を通して、口腔内の口腔内装着具につながる為、順次設定されていることが好ましい。
次に、口唇閉鎖力を測定する手順を以下に示す。
1. 口腔内装着具の孔に任意の長さに切断したデンタルフロス(6)を通して、両端を結ぶ。
2. 患者の咬頭嵌合位の状態で口唇(11)と上下顎中切歯(8、12)と口唇(11)に間に口腔内装着具(15)を装着する。このときデンタルフロス(6)は口腔外に出ている状態にする。
3. 引張力測定部(1)の電源を入れる。
4. 引張力測定部(1)の先端にある引張力接続部に口腔内装着具(15)に取り付けたデンタルフロス(6)を引っかける。
5. 光源(3)を光らせ、患者の鼻(7)や口唇(11)を照らし、患者に印(4)を凝視するように伝える。
6. 引張力測定部(1)を患者の正中から離れる方向にゆっくり引っ張る。
7. 口腔内装着具(15)が患者の口から出たときの最大保持力を記録し、口唇閉鎖力とする。
口唇閉鎖力を測定する時に再現性のあるデータが測定可能になる。
通常の歯科用口唇閉鎖力測定器の図面 本発明の歯科用口唇閉鎖力測定器
1 引張力測定部
2 引張力接続部
3 光源
4 印
5 光源照射光範囲
6 引張力伝達部(デンタルフロス)
7 鼻
8 上顎中切歯
9 目
10 上顎
11 口唇
12 下顎中切歯
13 下顎
14 舌
15 口腔内装着具

Claims (3)

  1. 中切歯と口唇との間に設置される口腔内装着具、口腔内装着具を口腔外に引出す力を伝える引張力伝達部及び引張力伝達部により伝えられた引張力を測定する引張力測定部から構成される歯科用口唇閉鎖力測定器であって、
    引張力伝達部から伝達された引張力を引張力測定部に伝える為の引張力接続部を引張力測定部に有し、
    引張力測定部に光源を有し、
    引張力伝達部と引張力接続部が直線をなす引張力の測定時に、引張力測定部に設置された光源の照射光が患者の方向に照射されることを特徴とする歯科用口唇閉鎖力測定器。
  2. 引張力伝達部と接続する引張力測定部の引張力接続部が突出しない様に引張力接続部保護部で保護されていることを特徴とする請求項1記載の歯科用口唇閉鎖力測定器。
  3. 引張力測定部の筐体で光源付近に印がついていることを特徴とする請求項1記載の歯科用口唇閉鎖力測定器。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
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