JPH08215223A - 咬合力測定装置 - Google Patents
咬合力測定装置Info
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- JPH08215223A JPH08215223A JP7023111A JP2311195A JPH08215223A JP H08215223 A JPH08215223 A JP H08215223A JP 7023111 A JP7023111 A JP 7023111A JP 2311195 A JP2311195 A JP 2311195A JP H08215223 A JPH08215223 A JP H08215223A
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- occlusal
- load
- force measuring
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C19/00—Dental auxiliary appliances
- A61C19/04—Measuring instruments specially adapted for dentistry
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Dentistry (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 歯科領域における咀嚼能力の力学的検査基準
となる上下歯の咬合力を正確かつ簡単に測定する咬合力
測定装置を提供する。 【構成】 咬合力をデシタル表示する表示部10aを有
する表示装置10と、該表示装置10に接続されたコー
ド11と、該コード11の先端に取り付けられたハンド
ル部12と、該ハンドル部12の先端に取り付けられた
咬合力検出部13とを備えた咬合力測定装置Aにおい
て、前記咬合力検出部13の底面部には、前記ハンドル
部12の先端方向に対して直角方向に連続状の凸部2
6,凹部27、凸部26が配設され、前記咬合力検出部
13の上部には、装着孔20を有するガイド体21が取
り付けられると共に、該装着孔20内には荷重受体22
が回転自在に装着され、かつ、該荷重受体22の底面部
は上記検出受部13の上面部と接することを特徴とす
る。
となる上下歯の咬合力を正確かつ簡単に測定する咬合力
測定装置を提供する。 【構成】 咬合力をデシタル表示する表示部10aを有
する表示装置10と、該表示装置10に接続されたコー
ド11と、該コード11の先端に取り付けられたハンド
ル部12と、該ハンドル部12の先端に取り付けられた
咬合力検出部13とを備えた咬合力測定装置Aにおい
て、前記咬合力検出部13の底面部には、前記ハンドル
部12の先端方向に対して直角方向に連続状の凸部2
6,凹部27、凸部26が配設され、前記咬合力検出部
13の上部には、装着孔20を有するガイド体21が取
り付けられると共に、該装着孔20内には荷重受体22
が回転自在に装着され、かつ、該荷重受体22の底面部
は上記検出受部13の上面部と接することを特徴とす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歯科領域における咀嚼
能力の力学的検査基準となる上下歯の咬合力を正確かつ
簡単に測定する咬合力測定装置に関する。
能力の力学的検査基準となる上下歯の咬合力を正確かつ
簡単に測定する咬合力測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、咬合における咀嚼は、日常茶飯
事的な現象でありながら、実際は生態の複雑な働きの組
み合わせによって咬合が成立しており、人間の健康状態
(体調)と密接に関係しているといわれている。従っ
て、咬合力のデータを得ることは、年齢による咬合力の
違いをはじめ、男女別、義歯と天然歯の最大咬合力の差
が明確に把握でき、咀嚼機能の異常をチェックすること
により、その原因等の究明を容易にすることができる。
事的な現象でありながら、実際は生態の複雑な働きの組
み合わせによって咬合が成立しており、人間の健康状態
(体調)と密接に関係しているといわれている。従っ
て、咬合力のデータを得ることは、年齢による咬合力の
違いをはじめ、男女別、義歯と天然歯の最大咬合力の差
が明確に把握でき、咀嚼機能の異常をチェックすること
により、その原因等の究明を容易にすることができる。
【0003】従来における咬合力測定装置は、例えば、
図7(a)(b)に示すように、咬合力をデジタル表示
する表示部1aを有する表示装置1と、該表示装置1に
接続されたコード2と、該コード2の先端に取り付けら
れたハンドル部3と、該ハンドル部3の先端に取り付け
られた咬合力検出部4とを備えたものである。この咬合
力検出部4は、ひずみゲージ式荷重変換器であり、図7
(a)及び図8に示すように、咬合荷重を受ける検出受
部となるロードボタン部4aを有し、ハウジング4b内
部にはロードボタン部4aにより荷重を受けて弾性変形
する受感部4cと、該受感部4cに接着された自己温度
補償型のひずみゲージ4dとが配設されている。
図7(a)(b)に示すように、咬合力をデジタル表示
する表示部1aを有する表示装置1と、該表示装置1に
接続されたコード2と、該コード2の先端に取り付けら
れたハンドル部3と、該ハンドル部3の先端に取り付け
られた咬合力検出部4とを備えたものである。この咬合
力検出部4は、ひずみゲージ式荷重変換器であり、図7
(a)及び図8に示すように、咬合荷重を受ける検出受
部となるロードボタン部4aを有し、ハウジング4b内
部にはロードボタン部4aにより荷重を受けて弾性変形
する受感部4cと、該受感部4cに接着された自己温度
補償型のひずみゲージ4dとが配設されている。
【0004】この咬合力測定装置による咬合力の測定
は、ハンドル部3を把持して、咬合力検出部4を口の中
に入れ、上歯と下歯との間に該検出部4を配置して、ロ
ードボタン部4aを噛むことにより、該咬合力を表示装
置1の表示部1aにデジタル表示することにより行われ
る。
は、ハンドル部3を把持して、咬合力検出部4を口の中
に入れ、上歯と下歯との間に該検出部4を配置して、ロ
ードボタン部4aを噛むことにより、該咬合力を表示装
置1の表示部1aにデジタル表示することにより行われ
る。
【0005】しかしながら、このような従来の咬合力測
定装置にあっては、ロードボタン部4a(着力点)の立
ち上がりが1mmと低く、また、直径も小さいため、天
然歯牙咬頭、人口歯咬頭を確実に当てて測定することが
困難であり、また、たとえ咬合力の測定ができたとして
も、測定誤差が大きく、正確な咬合力を測定することが
できないという課題がある。また、強く噛み込んだとき
には、側方運動が働いて咬合力検出部4が外れてしま
い、そのショックが歯牙、ロードボタン部4aにも加わ
って歯牙が欠けたり、咬合力検出部4が損傷したりする
という課題がある。さらに、人間の歯は、人それぞれに
よって複雑な形状を有し、上下歯の咬合状態も複雑であ
り、上記構成の咬合検出部4では咬合力を測定すること
は困難となる課題がある。
定装置にあっては、ロードボタン部4a(着力点)の立
ち上がりが1mmと低く、また、直径も小さいため、天
然歯牙咬頭、人口歯咬頭を確実に当てて測定することが
困難であり、また、たとえ咬合力の測定ができたとして
も、測定誤差が大きく、正確な咬合力を測定することが
できないという課題がある。また、強く噛み込んだとき
には、側方運動が働いて咬合力検出部4が外れてしま
い、そのショックが歯牙、ロードボタン部4aにも加わ
って歯牙が欠けたり、咬合力検出部4が損傷したりする
という課題がある。さらに、人間の歯は、人それぞれに
よって複雑な形状を有し、上下歯の咬合状態も複雑であ
り、上記構成の咬合検出部4では咬合力を測定すること
は困難となる課題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来の課題に鑑み、これを解消しようとするものであ
り、天然歯、義歯であっても、また、これらの咬合状態
が複雑であっても、咬合力を正確かつ簡単に測定できる
咬合力測定装置を提供することにある。
従来の課題に鑑み、これを解消しようとするものであ
り、天然歯、義歯であっても、また、これらの咬合状態
が複雑であっても、咬合力を正確かつ簡単に測定できる
咬合力測定装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記従来の
課題に鑑み、これを解決するべく、鋭意検討・研究を行
った結果、咬合力検出部を特定形状等とすることによ
り、上記目的を達成することができる咬合力測定装置を
得ることに成功し、本発明を完成するに至ったのであ
る。すなわち、本発明の咬合力測定装置は、以下のとお
りである。 (1) ハンドル部の先端に咬合荷重を受ける検出受部
を有する咬合力検出部を備えた咬合力測定装置におい
て、前記咬合力検出部の上部には、装着孔を有するガイ
ド体が取り付けられると共に、該装着孔内には上部が凹
部又は凸部となる荷重受体が回転自在に装着され、か
つ、該荷重受体の底面部は上記検出受部の上面部と接す
ることを特徴とする。 (2) 前記咬合力検出部の底面部には、連続状の凸部
が少なくとも一つ配設された上記(1)記載の咬合力測
定装置。
課題に鑑み、これを解決するべく、鋭意検討・研究を行
った結果、咬合力検出部を特定形状等とすることによ
り、上記目的を達成することができる咬合力測定装置を
得ることに成功し、本発明を完成するに至ったのであ
る。すなわち、本発明の咬合力測定装置は、以下のとお
りである。 (1) ハンドル部の先端に咬合荷重を受ける検出受部
を有する咬合力検出部を備えた咬合力測定装置におい
て、前記咬合力検出部の上部には、装着孔を有するガイ
ド体が取り付けられると共に、該装着孔内には上部が凹
部又は凸部となる荷重受体が回転自在に装着され、か
つ、該荷重受体の底面部は上記検出受部の上面部と接す
ることを特徴とする。 (2) 前記咬合力検出部の底面部には、連続状の凸部
が少なくとも一つ配設された上記(1)記載の咬合力測
定装置。
【0008】
【作用】請求項1の発明によれば、ハンドル部によりそ
の先端に取り付けられた咬合力検出部を口の中に入れ、
上顎歯牙と下顎歯牙間に配置し、上顎歯牙の内側咬頭を
ガイド体の装着孔内に回転自在に装着される荷重受体の
凹部で上顎歯牙の内側咬頭を捕らえて噛み込むことによ
り、該荷重受体と当接する検出受部で荷重を受けること
ができるので、当該咬合力が簡単に検出されることとな
る。請求項2の発明によれば、下顎歯牙の咬頭を咬合力
検出部の底面部に配設された連続状の凸部で補足するこ
とができるので、凸部に下顎歯牙の咬頭を簡単にセット
することができることとなる。
の先端に取り付けられた咬合力検出部を口の中に入れ、
上顎歯牙と下顎歯牙間に配置し、上顎歯牙の内側咬頭を
ガイド体の装着孔内に回転自在に装着される荷重受体の
凹部で上顎歯牙の内側咬頭を捕らえて噛み込むことによ
り、該荷重受体と当接する検出受部で荷重を受けること
ができるので、当該咬合力が簡単に検出されることとな
る。請求項2の発明によれば、下顎歯牙の咬頭を咬合力
検出部の底面部に配設された連続状の凸部で補足するこ
とができるので、凸部に下顎歯牙の咬頭を簡単にセット
することができることとなる。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例を図1〜図6に基づい
て説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。
て説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。
【0010】図1〜図3は、本発明に係る咬合力測定装
置の第1実施例を示すものである。本実施例の咬合力測
定装置Aは、図1(a)(b)に示すように、検出され
た咬合力をデジタル表示する表示部10aを有する表示
装置10と、該表示装置10に接続されたコード11
と、該コード11の先端に取り付けられたハンドル部1
2と、該ハンドル部12の先端に取り付けられた咬合力
検出部13とから構成されている。なお、上記ハンドル
部12は、把持部12aと、先端が所定角度曲がった柄
部12bとから構成されている。また、12cは、柄部
12bの先端外周に被覆された被覆部材である。
置の第1実施例を示すものである。本実施例の咬合力測
定装置Aは、図1(a)(b)に示すように、検出され
た咬合力をデジタル表示する表示部10aを有する表示
装置10と、該表示装置10に接続されたコード11
と、該コード11の先端に取り付けられたハンドル部1
2と、該ハンドル部12の先端に取り付けられた咬合力
検出部13とから構成されている。なお、上記ハンドル
部12は、把持部12aと、先端が所定角度曲がった柄
部12bとから構成されている。また、12cは、柄部
12bの先端外周に被覆された被覆部材である。
【0011】この咬合力検出部13は、ひずみゲージ式
荷重変換器からなるものであり、咬合荷重を受ける検出
受部となるロードボタン部13aを有し、ハウジング1
3b内部には従来例(図8)と同様な構成、すなわち、
荷重を受けて弾性変形する受感部、該受感部に接着され
た自己温度補償型のひずみゲージ等が配設されている。
荷重変換器からなるものであり、咬合荷重を受ける検出
受部となるロードボタン部13aを有し、ハウジング1
3b内部には従来例(図8)と同様な構成、すなわち、
荷重を受けて弾性変形する受感部、該受感部に接着され
た自己温度補償型のひずみゲージ等が配設されている。
【0012】前記咬合力検出部13の外周上部には、図
1(b)及び図2(a)に示すように、中央部に円形の
装着孔20を有するガイド体21が固着されている。こ
のガイド体21の装着孔20内には、円柱形状で上面が
逆三角形状の凹部22aを備えた荷重受体22が回転自
在に装着されると共に、該荷重受体22の底面部は上記
ロードボタン部13aの上面と接している。
1(b)及び図2(a)に示すように、中央部に円形の
装着孔20を有するガイド体21が固着されている。こ
のガイド体21の装着孔20内には、円柱形状で上面が
逆三角形状の凹部22aを備えた荷重受体22が回転自
在に装着されると共に、該荷重受体22の底面部は上記
ロードボタン部13aの上面と接している。
【0013】前記咬合力検出部13の外周下部には、図
1(b)及び図2(b)に示すように、上記ガイド体2
1と同寸法の下部ガイド体25が固着され、該下部ガイ
ド体25の底面部に前記ハンドル部12の柄部12aの
先端方向に対して直角方向となる位置に硬質樹脂又は硬
度の高いゴムからなる凹凸部、すなわち、連続状の凸部
26、凹部27、凸部26、凹部27が2列配設されて
いる。前記凹部22a、前記凸部31、31は、歯(臼
歯)の形状、すなわち、咬頭嵌合位をとらえて設計した
ものである。
1(b)及び図2(b)に示すように、上記ガイド体2
1と同寸法の下部ガイド体25が固着され、該下部ガイ
ド体25の底面部に前記ハンドル部12の柄部12aの
先端方向に対して直角方向となる位置に硬質樹脂又は硬
度の高いゴムからなる凹凸部、すなわち、連続状の凸部
26、凹部27、凸部26、凹部27が2列配設されて
いる。前記凹部22a、前記凸部31、31は、歯(臼
歯)の形状、すなわち、咬頭嵌合位をとらえて設計した
ものである。
【0014】このように構成される本実施例の咬合力測
定装置Aの測定を図1及び図3等を参照して説明する。
なお、図3は、測定者の左側の歯を測定した状態を示
す。まず、ハンドル部12の把持部12aを把持して、
歯列弓に対して柄部12bが直角に位置するように検出
部13を口の中に入れ、上顎歯牙と下顎歯牙間に配置す
る。次いで、上顎歯牙30の内側咬頭30aを凹部22
aで捕らえ、下顎歯牙31の外側咬頭31aを凸部26
で補足することにより咬合圧を加える。これにより、該
咬合力は表示装置1おの表示部10aにデジタル表示さ
れることとなる。
定装置Aの測定を図1及び図3等を参照して説明する。
なお、図3は、測定者の左側の歯を測定した状態を示
す。まず、ハンドル部12の把持部12aを把持して、
歯列弓に対して柄部12bが直角に位置するように検出
部13を口の中に入れ、上顎歯牙と下顎歯牙間に配置す
る。次いで、上顎歯牙30の内側咬頭30aを凹部22
aで捕らえ、下顎歯牙31の外側咬頭31aを凸部26
で補足することにより咬合圧を加える。これにより、該
咬合力は表示装置1おの表示部10aにデジタル表示さ
れることとなる。
【0015】本実施例の咬合力測定装置Aでは、咬頭嵌
合位を凹部22a及び凸部26で確実に捕らえることが
できるので、噛み易く、義歯の場合において強く咬合力
を加えても、咬合時の側方への滑りが確実に防止でき、
従って、義歯が転覆してしまったり、歯牙が欠けたり、
咬合力検出部13を損傷したりすることがなく、しか
も、咬合力を垂直にかけることができるので、正確な咬
合力を測定できることとなる。また、荷重受体22が装
着孔20内に回転自在に装着されているので、人それぞ
れがによって複雑な形状の歯であっても、上顎歯牙30
の咬頭の向きあわせて調整することができると共に、簡
単にセットすることができ、しかも、凸部26、26が
柄部12aの先端方向に対して直角方向となる位置に配
設されているので、咬合時に柄部12aが邪魔になら
ず、凸部26を下顎歯牙の咬頭に簡単にセットすること
ができることとなる。
合位を凹部22a及び凸部26で確実に捕らえることが
できるので、噛み易く、義歯の場合において強く咬合力
を加えても、咬合時の側方への滑りが確実に防止でき、
従って、義歯が転覆してしまったり、歯牙が欠けたり、
咬合力検出部13を損傷したりすることがなく、しか
も、咬合力を垂直にかけることができるので、正確な咬
合力を測定できることとなる。また、荷重受体22が装
着孔20内に回転自在に装着されているので、人それぞ
れがによって複雑な形状の歯であっても、上顎歯牙30
の咬頭の向きあわせて調整することができると共に、簡
単にセットすることができ、しかも、凸部26、26が
柄部12aの先端方向に対して直角方向となる位置に配
設されているので、咬合時に柄部12aが邪魔になら
ず、凸部26を下顎歯牙の咬頭に簡単にセットすること
ができることとなる。
【0016】図4は、本発明に係る咬合力測定装置の第
2実施例を示すものであり、測定者の右側の歯を測定し
た状態を示す。なお、以下の実施例において、上記第1
実施例と同様な構成は同一符号を示してその説明を省略
する。本実施例の咬合力測定装置Bは、凹凸部の形状
(高さ等)、すなわち、連続状の凸部26、凹部27、
凸部26とした点でのみ上記第1実施例と異なり、上記
第1実施例と同様に使用されるものである。
2実施例を示すものであり、測定者の右側の歯を測定し
た状態を示す。なお、以下の実施例において、上記第1
実施例と同様な構成は同一符号を示してその説明を省略
する。本実施例の咬合力測定装置Bは、凹凸部の形状
(高さ等)、すなわち、連続状の凸部26、凹部27、
凸部26とした点でのみ上記第1実施例と異なり、上記
第1実施例と同様に使用されるものである。
【0017】図5は、本発明に係る咬合力測定装置の第
3実施例を示すものである。本実施例の咬合力測定装置
Cは、凸部26を一列とした点でのみ上記第1実施例と
異なり、上記第1実施例と同様に使用されるものであ
る。
3実施例を示すものである。本実施例の咬合力測定装置
Cは、凸部26を一列とした点でのみ上記第1実施例と
異なり、上記第1実施例と同様に使用されるものであ
る。
【0018】図6は、本発明に係る咬合力測定装置の第
4実施例を示すものである。本実施例の咬合力測定装置
Dは、荷重受体22の高さを高くした点、凸部26、2
6の代わりに咬合力検出部13の底面部に軟質材シート
体28を固着した点でのみ上記第1実施例と異なり、上
記第1実施例と同様に使用される。上記シート体28は
軟質材からなるので、咬んだ部分はへこむこととなるの
で、下顎歯牙31の咬頭の滑りが防止される。本実施例
では、特に天然歯に対しての咬合力の測定に有効であ
る。
4実施例を示すものである。本実施例の咬合力測定装置
Dは、荷重受体22の高さを高くした点、凸部26、2
6の代わりに咬合力検出部13の底面部に軟質材シート
体28を固着した点でのみ上記第1実施例と異なり、上
記第1実施例と同様に使用される。上記シート体28は
軟質材からなるので、咬んだ部分はへこむこととなるの
で、下顎歯牙31の咬頭の滑りが防止される。本実施例
では、特に天然歯に対しての咬合力の測定に有効であ
る。
【0019】本発明の咬合力測定装置は、上述のように
構成され、使用されるものであるが、上記実施例に限定
されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲で
種々の態様に設計変更等できるものである。例えば、上
記実施例では、装着孔20内に荷重受体22を回転自在
に装着すると共に、該荷重受体22の底面部を検出受部
となるロードボタン部13aの上面部と接する構造とし
たが、荷重受体22とロードボタン部13aとを一体と
したものであってもよい。また、荷重受体22の上部を
凹部としたが上顎歯牙の咬頭を確実に捕らえることがで
きれば、凸部であってもよい。
構成され、使用されるものであるが、上記実施例に限定
されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲で
種々の態様に設計変更等できるものである。例えば、上
記実施例では、装着孔20内に荷重受体22を回転自在
に装着すると共に、該荷重受体22の底面部を検出受部
となるロードボタン部13aの上面部と接する構造とし
たが、荷重受体22とロードボタン部13aとを一体と
したものであってもよい。また、荷重受体22の上部を
凹部としたが上顎歯牙の咬頭を確実に捕らえることがで
きれば、凸部であってもよい。
【0020】本発明の咬合力測定装置は、咬合力検出部
13の外観形状、咬合荷重を受ける検出受部の構造に特
徴を有するので、表示装置10の構造、咬合力検出部1
3の内部構造等は何等限定されるものではない。例え
ば、表示装置10の表示部10aはアナログ表示であっ
てもよく、また、表示装置10に測定した咬合力を印刷
するプリンター(印刷機構)を備えたものであってもよ
い。また、上記実施例では咬合力検出部13の内部構造
を、ひずみゲージ式荷重変換器としたが、半導体圧力セ
ンサーによる荷重変換器であってもよい。
13の外観形状、咬合荷重を受ける検出受部の構造に特
徴を有するので、表示装置10の構造、咬合力検出部1
3の内部構造等は何等限定されるものではない。例え
ば、表示装置10の表示部10aはアナログ表示であっ
てもよく、また、表示装置10に測定した咬合力を印刷
するプリンター(印刷機構)を備えたものであってもよ
い。また、上記実施例では咬合力検出部13の内部構造
を、ひずみゲージ式荷重変換器としたが、半導体圧力セ
ンサーによる荷重変換器であってもよい。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載の咬合力測定装置によれ
ば、天然歯、義歯であっても、また、これらの歯の噛み
合わせ状態が複雑であっても、咬合時のすべりを防止し
て、咬合嵌合位に咬合力検出部を確実にセットすること
ができると共に、当該咬合力を正確かつ簡単に測定する
ことができる咬合力測定装置が提供される。請求項2の
記載の咬合力測定装置によれば、更に、確実に咬合時の
すべりを防止して、咬合嵌合位に咬合力検出部を確実に
セットすることができる咬合力測定装置が提供される。
ば、天然歯、義歯であっても、また、これらの歯の噛み
合わせ状態が複雑であっても、咬合時のすべりを防止し
て、咬合嵌合位に咬合力検出部を確実にセットすること
ができると共に、当該咬合力を正確かつ簡単に測定する
ことができる咬合力測定装置が提供される。請求項2の
記載の咬合力測定装置によれば、更に、確実に咬合時の
すべりを防止して、咬合嵌合位に咬合力検出部を確実に
セットすることができる咬合力測定装置が提供される。
【図1】(a)は本発明の第1実施例を示す咬合力測定
装置の斜視図、(b)はその要部を断面態様で示す側面
図である。
装置の斜視図、(b)はその要部を断面態様で示す側面
図である。
【図2】(a)は図1(b)の平面図、(b)は図1
(b)の底面図である。
(b)の底面図である。
【図3】第1実施例の使用状態を断面態様で示す側面図
である。
である。
【図4】本発明の第2実施例の使用状態の要部を断面態
様で示す側面図である。
様で示す側面図である。
【図5】本発明の第3実施例の使用状態の要部を断面態
様で示す側面図である。
様で示す側面図である。
【図6】本発明の第4実施例の使用状態の要部を断面態
様で示す側面図である。
様で示す側面図である。
【図7】(a)は従来の咬合力測定装置を示す斜視図、
(b)はその咬合力検出部を示す側面図である。
(b)はその咬合力検出部を示す側面図である。
【図8】図7(b)の咬合力検出部の内部機構を説明す
る一部切り欠き斜視図である。
る一部切り欠き斜視図である。
A 咬合力測定装置 10 表示装置 11 コード 12 ハンドル部 13 咬合力検出部 13a 検出受部(ロ−ドボタン部) 20 装着孔 21 ガイド体 22 荷重受体 22a 凹部 26 凸部
Claims (2)
- 【請求項1】 ハンドル部の先端に咬合荷重を受ける検
出受部を有する咬合力検出部を備えた咬合力測定装置に
おいて、前記咬合力検出部の上部には、装着孔を有する
ガイド体が取り付けられると共に、該装着孔内には上部
が凹部又は凸部となる荷重受体が回転自在に装着され、
かつ、該荷重受体の底面部は上記検出受部の上面部と接
することを特徴とする咬合力測定装置。 - 【請求項2】 前記咬合力検出部の底面部には、連続状
の凸部が少なくとも一つ配設された請求項1記載の咬合
力測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7023111A JPH08215223A (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | 咬合力測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7023111A JPH08215223A (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | 咬合力測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08215223A true JPH08215223A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=12101375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7023111A Pending JPH08215223A (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | 咬合力測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08215223A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2759898A1 (fr) * | 1997-02-26 | 1998-08-28 | Nagano Keiki Seisakusho Kk | Dispositif de mesure de force occlusale |
DE102007024479A1 (de) * | 2007-05-25 | 2008-11-27 | Universität des Saarlandes Campus Saarbrücken | Verfahren zur Dimensionierung von Zahnbrücken unter Berücksichtigung der auf ein antagonistisches Zahnpaar wirkenden Kraft sowie Apparatur zu deren Messung und Verwendung derselben |
WO2012037923A3 (de) * | 2010-09-01 | 2012-07-19 | Hochschule Für Technik Und Wirtschaft Des Saarlandes | Vorrichtung zur ermittlung patientenspezifischer kaukräfte |
CN104367392A (zh) * | 2014-11-06 | 2015-02-25 | 上海品瑞医疗器械设备有限公司 | 带有触摸显示的磁致伸缩牙科综合治疗仪 |
CN104367393A (zh) * | 2014-11-06 | 2015-02-25 | 上海品瑞医疗器械设备有限公司 | 带有液晶显示的磁致伸缩牙科综合治疗仪 |
WO2022185806A1 (ja) * | 2021-03-05 | 2022-09-09 | 株式会社村田製作所 | 咬合力計 |
-
1995
- 1995-02-10 JP JP7023111A patent/JPH08215223A/ja active Pending
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CN104367393B (zh) * | 2014-11-06 | 2016-08-17 | 上海品瑞医疗器械设备有限公司 | 带有液晶显示的磁致伸缩牙科综合治疗仪 |
WO2022185806A1 (ja) * | 2021-03-05 | 2022-09-09 | 株式会社村田製作所 | 咬合力計 |
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