JP2015188559A - 医療用イメージング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 術者が表示部に表示された被検体の画像を、実際の被検体と混乱を生ずることなく認識することが可能な医療用イメージング装置を提供する。
【解決手段】 制御部40は、倍率データ記憶部41に記憶した執刀医用観察モニタ32と執刀医との距離と執刀医用観察モニタ32に表示すべき造影剤の画像の倍率との関係と、距離センサ33により検出した執刀医用観察モニタ32と執刀医との距離とに基づいて、執刀医用観察モニタ32に表示すべきインドシアニングリーンの画像の倍率を設定する倍率設定部42と、執刀医用観察モニタ32に表示するインドシアニングリーンの画像の倍率を変更する画像処理部43とを備える。
【選択図】 図5

Description

この発明は、カメラにより撮影された造影剤の画像を表示部に表示するための医療用イメージング装置に関し、特に、造影剤の赤外画像を表示部に表示する場合に好適な医療用イメージング装置に関する。
近年、近赤外蛍光イメージングと呼称される手法が外科手術に利用されている。この近赤外蛍光イメージングにおいては、蛍光色素としてのインドシアニングリーン(ICG)を患部に注入する。そして、このインドシアニングリーンに750〜810nm(ナノメータ)の励起光を照射すると、インドシアニングリーンは845nmをピークとする赤外領域の蛍光を発する。この蛍光を、赤外光を検出可能なカメラで撮影し、その画像を液晶表示パネル等の表示部に表示する。この近赤外蛍光イメージングによれば、体表から20mm程度までの深さに存在する血管やリンパ管等の観察が可能となる。
特許文献1には、インドシアニングリーンが投与された生体の被検臓器に対して、インドシアニングリーンの励起光を照射して得られた、近赤外蛍光の強度分布イメージと、インドシアニングリーン投与前の被検臓器に対して、X線、核磁気共鳴または超音波を作用させて得られた、癌病巣分布イメージと、を比較し、近赤外蛍光の強度分布イメージで検出されるが、癌病巣分布イメージでは検出されない領域のデータを、癌の副病巣領域データとして収集するデータ収集方法が開示されている。
国際公開第2009/139466号
図7は、従来の医療用イメージング装置を利用して患者100に対する治療を行う様子を示す概要図である。
この医療用イメージング装置は、本体21と、本体21の上方に配設された観察モニタ22と、本体21に対して支持アーム23を介して接続された照明・撮影部24とを備える。照明・撮影部24は、その内部にカメラと赤外線光源とを備えている。本体21は、治療台29上に載置された患者100付近の清潔領域の執刀医101による治療行為の邪魔とならない位置に配置されている。
患者100には、予め、インドシアニングリーン等の造影剤が注入されている。そして、照明・撮影部24から被検体である患者100に対して赤外光を照射するとともに、患者100の体内の造影剤から発生する赤外光を照明・撮影部24によるカメラにより撮影する。撮影された造影剤の画像は、観察モニタ22に表示される。
執刀医101は、患者100の患部そのものと、観察モニタ22に表示された造影剤の画像とを観察しながら治療を行う。観察モニタ22に表示された画像は、看護師102や助手103によっても観察される。また、観察モニタ22に表示された画像は、図示しない技師が画像の明るさ等を調整するためにも観察される。
このとき、執刀医101は、観察モニタ22に表示された造影剤の画像を観察するために、治療中において振り返って自分の背後に設置された観察モニタ22を目視する必要があることから、スムースな施術の進行が妨げられる。また、観察モニタ22に表示される造影剤の画像と患者100の患部との見かけ上の寸法は必ずしも一致していないことから、治療中に混乱を生ずる可能性がある。
この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、術者が表示部に表示された被検体の画像を、実際の被検体と混乱を生ずることなく認識することが可能な医療用イメージング装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、被検体に注入された造影剤を撮影するカメラと、前記カメラにより撮影された前記造影剤の画像を表示する表示部と、前記表示部と前記術者との距離と前記表示部に表示すべき前記造影剤の画像の倍率との関係を記憶する倍率データ記憶部と、前記倍率データ記憶部に記憶した前記表示部と術者との距離と前記表示部に表示すべき前記造影剤の画像の倍率との関係と、前記表示部と前記術者との距離とに基づいて、前記表示部に表示すべき前記造影剤の画像の倍率を設定する倍率設定部と、前記倍率設定部により設定された倍率に基づいて、前記表示部に表示する前記造影剤の画像の倍率を変更する倍率変更部と、を備えたことを特徴とする。
第2の発明は、被検体を撮影するカメラと、前記カメラにより撮影された前記被検体の画像を表示する表示部と、前記表示部と術者との距離と前記表示部に表示すべき前記被検体の画像の倍率との関係を記憶する倍率データ記憶部と、前記倍率データ記憶部に記憶した前記表示部と前記術者との距離と前記表示部に表示すべき前記被検体の画像の倍率との関係と、前記表示部と前記術者との距離とに基づいて、前記表示部に表示すべき前記被検体の画像の倍率を設定する倍率設定部と、前記倍率設定部により設定された倍率に基づいて、前記表示部に表示する前記被検体の画像の倍率を変更する倍率変更部と、を備えたことを特徴とする。
第3の発明は、前記表示部は、前記被検体に対して前記術者とは逆側において、前記術者を向く方向に配置される。
第4の発明は、前記表示部と前記術者との距離を検出する距離センサを備え、前記倍率設定部は、前記倍率データ記憶部に記憶した前記表示部と前記術者との距離と前記表示部に表示すべき前記造影剤の画像の倍率との関係と、前記距離センサにより検出した前記表示部と前記術者との距離とに基づいて、前記表示部に表示する前記造影剤の画像の倍率を設定する。
第5の発明は、前記倍率設定部は、操作部からの信号に基づいて、前記表示部に表示すべき前記造影剤の画像の倍率を、前記表示部と前記術者との距離とに基づいて設定した倍率と、予め設定された固定倍率との間で切り替える。
第6の発明は、前記造影剤は蛍光色素を含み、前記被検体に注入された蛍光色素を励起させるための赤外線を前記被検体に向けて照射する赤外光源をさらに備えるとともに、前記カメラは、赤外線が照射されることにより前記蛍光色素から発生した赤外線を撮影する。
第1および第2の発明によれば、表示部と術者との距離とに基づいて表示部に表示する画像の倍率を変更することから、術者が表示部に表示された被検体の画像を、実際の被検体と混乱を生ずることなく認識することが可能となる。このため、医療行為を適切に実行することが可能となる。
第3の発明によれば、表示部が被検体に対して術者とは逆側に術者を向く方向に配置されることから、術者が医療行為を実行するときに、容易に表示部を目視することが可能となる。
第第4の発明によれば、距離センサの作用により、表示部と術者との距離を正確かつ自動的に測定することが可能となる。
第5の発明によれば、操作部を操作することにより、表示部に表示される造影剤の画像の倍率を、原寸等の予め設定された固定倍率に容易に変更することが可能となる。
第6の発明によれば、蛍光色素から発生した赤外画像を表示部に表示して認識することが可能となる。
この発明に係る医療用イメージング装置の概要図である。 この発明に係る医療用イメージング装置を利用して患者100に対する治療を行う様子を示す概要図である。 照明・撮影部24の斜視図である。 距離センサ33による執刀医用観察モニタ32と執刀医101との距離の検出動作を示す説明図である。 この発明に係る医療用イメージング装置の主要な制御系を示すブロック図である。 執刀医用観察モニタ32に表示されるインドシアニングリーンの赤外画像と執刀医101が目視により認識した患者100の心臓10とを示す説明図である。 従来の医療用イメージング装置を利用して患者100に対する治療を行う様子を示す概要図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、この発明に係る医療用イメージング装置の概要図である。また、図2は、この発明に係る医療用イメージング装置を利用して患者100に対する治療を行う様子を示す概要図である。なお、図2においては、手術等の治療を実行する術者である執刀医101と、看護師102と、執刀医101を補助する助手103とが、被検体である患者100に対して治療を行っている状態を示している。
この医療用イメージング装置は、患者100に注入した造影剤としての蛍光色素であるインドシアニングリーンから発生する赤外領域の蛍光を撮影するものである。この医療用イメージング装置は、後述する制御部40および入力部25を備える本体21と、支持アーム23により移動可能に支持された照明・撮影部24と、液晶表示パネル等から構成されるこの発明に係る表示部としての執刀医用観察モニタ32と、観察モニタ22と、を備える。執刀医用観察モニタ32は、支持部31により支持されている。この執刀医用観察モニタ32の上部には、後述する距離センサ33が配設されている。なお、照明・撮影部24は支持アーム23によって支持されたものに限定されず、手に携帯するものであってもよい。
図2に示すように、支持部31に支持された執刀医用観察モニタ32は、治療台29上に載置された患者100に対して術者である執刀医101とは逆側において、執刀医101を向く方向に配置される。一方、観察モニタ22は、治療台29上に載置された患者100付近の清潔領域の執刀医101による治療の邪魔とならない位置に配置された本体21上に配設されている。
図3は、上述した照明・撮影部24の斜視図である。
この照明・撮影部24は、赤外線および可視光を検出可能なカメラ51と、このカメラ51の外周部に配設された赤外光源52と、赤外光源52の外周部に配設された可視光源53とを備える。なお、赤外画像のみを撮影および表示する場合には、可視光源53を省略することができ、また、カメラ51として赤外線のみを検出可能なものを使用することができる。
図4は、距離センサ33による執刀医用観察モニタ32と執刀医101との距離の検出動作を示す説明図である。
図4に示すように、執刀医101は、例えば、手術帽子等にマーカ39を付設している。なお、このマーカ39は、手術衣等の手術帽子以外の部分に付設されてもよい。距離センサ33は、マーカ39を検出することにより、執刀医用観察モニタ32と執刀医101との距離を検出する。なお、このような距離センサ33の代わりに、光学式あるいは磁気式等の、その他の距離センサを使用してもよい。
図5は、この発明に係る医療用イメージング装置の主要な制御系を示すブロック図である。
この医療用イメージング装置は、論理演算を実行するCPU、装置の制御に必要な動作プログラムが格納されたROM、制御時にデータ等が一時的にストアされるRAM等から構成され、装置全体を制御する制御部40を備える。この制御部40は、上述した執刀医用観察モニタ32、観察モニタ22、距離センサ33およびカメラ51と接続されている。また、この制御部40は、後述する固定倍率ボタン27および実寸大ボタン28や、キーボードやマウス等のその他の入力機器を備えた入力部25と接続されている。また、この制御部40は、執刀医用観察モニタ32と執刀医101との距離と執刀医用観察モニタ32に表示すべきインドシアニングリーンの画像の倍率との関係を記憶する倍率データ記憶部41と、倍率データ記憶部41に記憶した執刀医用観察モニタ32と執刀医101との距離と執刀医用観察モニタ32に表示すべき造影剤の画像の倍率との関係と、距離センサ33により検出した執刀医用観察モニタ32と執刀医101との距離とに基づいて、執刀医用観察モニタ32に表示すべきインドシアニングリーンの画像の倍率を設定する倍率設定部42と、倍率設定部42により設定された倍率に基づいて執刀医用観察モニタ32に表示するインドシアニングリーンの画像の倍率を変更する倍率変更部としての画像処理部43とを備える。
次に、この発明に係る医療用イメージング装置を使用して外科の手術を行う場合の動作について説明する。なお、以下の説明においては、患者100に対して心臓の手術を行う場合について説明する。
この発明に係る医療用イメージング装置を使用して心臓の手術を行う場合には、治療台29上の仰臥した患者100にインドシアニングリーンを注射により注入する。しかる後、患者100の心臓付近に向けて、照明・撮影部24における赤外光源52から赤外線を照射する。なお、赤外光としては、インドシアニングリーンが蛍光を発するための励起光として作用する750〜850nmの近赤外光が採用される。これにより、インドシアニングリーンは、845nmをピークとする赤外領域の蛍光を発生させる。そして、患者100の心臓付近をカメラ51により撮影する。カメラ51により撮影された赤外画像は、図5に示す制御部40に送られる。また、このときには、距離センサ33が執刀医101に付設されたマーカ39を検出した信号が制御部40に送られる。
カメラ51により撮影された赤外画像は、画像処理部43により画像処理され、執刀医用観察モニタ32および観察モニタ22に表示される。また、必要に応じ、照明・撮影部24における可視光源53を点灯して、カメラ51により可視画像を撮影する。この可視画像も、例えば、赤外画像と表示を切り替える、または、赤外画像と重ね合わせる形で、執刀医用観察モニタ32および観察モニタ22に表示される。
執刀医101が治療としての心臓の手術を行うときには、患者100に注入されたインドシアニングリーンの赤外画像が利用される。執刀医101は患者100における心臓を直接目視により確認するとともに、執刀医101と対向配置された執刀医用観察モニタ32に表示されるインドシアニングリーンの赤外画像を確認して手術を実行する。このときに、目視により確認した心臓そのものの大きさと、執刀医用観察モニタ32に表示された心臓の赤外画像の大きさとが見た目上で異なった場合には、混乱を生じ、手術を好適に実行し得ない場合がある。このため、この発明に係る医療用イメージング装置においては、倍率変更部として機能する画像処理部43の作用により、執刀医用観察モニタ32に表示される赤外画像の倍率を変更する構成を採用している。
すなわち、手術中においては、距離センサ33が執刀医101に付設されたマーカ39を常に検出し、執刀医用観察モニタ32と執刀医101との距離を表す信号を制御部40に送信している。また、制御部40における倍率データ記憶部41には、執刀医用観察モニタ32と執刀医101との距離と執刀医用観察モニタ32に表示すべきインドシアニングリーンの赤外画像の倍率との関係を示すデータが、テーブルや近似式の形で記憶されている。このデータは、執刀医用観察モニタ32の大きさや、照明・撮影部24におけるカメラ51の撮像倍率を考慮したものとなっている。そして、倍率設定部42は、倍率データ記憶部41に記憶した執刀医用観察モニタ32と執刀医101との距離と執刀医用観察モニタ32に表示すべき造影剤の画像の倍率との関係と、距離センサ33により検出した執刀医用観察モニタ32と執刀医101との距離とに基づいて、執刀医用観察モニタ32に表示すべきインドシアニングリーンの赤外画像の倍率を設定する。そして、画像処理部43が、倍率設定部42により設定された倍率に基づいて、執刀医用観察モニタ32に表示するインドシアニングリーンの赤外画像の倍率を変更する。
図6は、執刀医用観察モニタ32に表示されるインドシアニングリーンの赤外画像と執刀医101が目視により認識した患者100の心臓10とを示す説明図である。
この図において、符号11、12、13は、執刀医用観察モニタ32に表示されたインドシアニングリーンの赤外画像を模式的に示している。なお、執刀医用観察モニタ32に表示される赤外画像は、患者100の心臓10に注入されたインドシアニングリーンのみの赤外画像であるが、図6においては、説明の便宜上、心臓10全体の画像を図示している。
この医療用イメージング装置においては、執刀医用観察モニタ32に拡大された状態の赤外画像12が表示される場合には、それが縮小された赤外画像11が執刀医用観察モニタ32に表示され、執刀医用観察モニタ32に縮小された状態の赤外画像13が表示される場合には、それが拡大された赤外画像11が執刀医用観察モニタ32に表示される。この執刀医用観察モニタ32に表示される倍率変更後の赤外画像11は、執刀医101が、直視下に目視で認識した心臓10の大きさと同じ大きさとして認識しうる大きさとなっている。このため、目視による心臓の画像とインドシアニングリーンの赤外画像とが同じ大きさと認識できることになり、混乱を生ずることなく、手術を好適に実行することが可能となる。
このとき、執刀医用観察モニタ32が、患者100に対して執刀医101とは逆側において執刀医101を向く方向に配置されていることから、従来のように執刀医101が振り返る動作等を必要とせず、同じサイズで認識可能な目視による心臓の画像とインドシアニングリーンの赤外画像と見比べることができ、手術をより好適に実行することが可能となる。
なお、図5に示すように、入力部25には、固定倍率ボタン27および実寸大ボタン28が配設されている。執刀医101または看護師102が固定倍率ボタン27を操作した場合には、執刀医用観察モニタ32と執刀医101との距離にかかわらず、執刀医用観察モニタ32には予め設定した固定倍率でインドシアニングリーンの赤外画像が表示される。この固定倍率は、例えば100%、すなわち、照明・撮影部24におけるカメラ51により撮影したそのままの倍率である。この状態で、執刀医101または看護師102が実寸大ボタン28を操作した場合には、執刀医用観察モニタ32には、執刀医用観察モニタ32と執刀医101との距離とに基づいた倍率で、赤外画像が表示される。
なお、上述した実施形態においては、倍率変更部として機能する画像処理部43の作用により、画像処理技術を利用して執刀医用観察モニタ32に表示される赤外画像の倍率を変更する構成を採用しているが、画像処理により倍率を変更する代わりに、照明・撮影部24におけるカメラ51に付設された拡大光学系を利用し、あるいは、カメラ51と患者100との距離を変更することにより、執刀医用観察モニタ32に表示される赤外画像の倍率を変更する構成を採用してもよい。
また、上述した実施形態においては、距離センサ33を利用して執刀医用観察モニタ32と執刀医101との距離を検出しているが、距離センサ33を省略し、執刀医用観察モニタ32と執刀医101との距離を、看護師102等が入力部25を利用して入力する構成を採用してもよい。
また、上述した実施形態においては、造影剤としての蛍光色素であるインドシアニングリーンから発生する赤外領域の蛍光を撮影する構成を採用しているが、その他の造影剤を使用してもよい。
また、上述した実施形態においては、術者としての執刀医101が患者100に対して手術を実行する場合について説明したが、医師以外の術者がその他の医療行為を実行するときに、この発明に係る医療用イメージング装置を使用してもよい。
また、上述した実施形態においては、執刀医用観察モニタ32に表示する赤外画像のみの倍率を変更しているが、観察モニタ22に表示する赤外画像の倍率をも変更するようにしてもよい。
さらに、上述した実施形態においては、インドシアニングリーンの赤外画像の倍率を変更する場合を例に説明したが、可視画像、又は、可視画像とインドシアニングリーンの赤外画像とを重ね合わせた画像についても同様に、倍率設定部42によって設定された倍率に基づいて倍率を変更するようにしてもよい。
10 心臓
21 本体
22 観察モニタ
24 照明・撮影部
25 入力部
27 固定倍率ボタン
28 実寸大ボタン
29 治療台
32 執刀医用観察モニタ
33 距離センサ
39 マーカ
40 制御部
41 倍率データ記憶部
42 倍率設定部
43 画像処理部
51 カメラ
52 赤外光源
53 可視光源
100 患者
101 執刀医
102 看護師
103 助手

Claims (6)

  1. 被検体に注入された造影剤を撮影するカメラと、
    前記カメラにより撮影された前記造影剤の画像を表示する表示部と、
    前記表示部と術者との距離と前記表示部に表示すべき前記造影剤の画像の倍率との関係を記憶する倍率データ記憶部と、
    前記倍率データ記憶部に記憶した前記表示部と前記術者との距離と前記表示部に表示すべき前記造影剤の画像の倍率との関係と、前記表示部と前記術者との距離とに基づいて、前記表示部に表示すべき前記造影剤の画像の倍率を設定する倍率設定部と、
    前記倍率設定部により設定された倍率に基づいて、前記表示部に表示する前記造影剤の画像の倍率を変更する倍率変更部と、
    を備えたことを特徴とする医療用イメージング装置。
  2. 被検体を撮影するカメラと、
    前記カメラにより撮影された前記被検体の画像を表示する表示部と、
    前記表示部と術者との距離と前記表示部に表示すべき前記被検体の画像の倍率との関係を記憶する倍率データ記憶部と、
    前記倍率データ記憶部に記憶した前記表示部と前記術者との距離と前記表示部に表示すべき前記被検体の画像の倍率との関係と、前記表示部と前記術者との距離とに基づいて、前記表示部に表示すべき前記被検体の画像の倍率を設定する倍率設定部と、
    前記倍率設定部により設定された倍率に基づいて、前記表示部に表示する前記被検体の画像の倍率を変更する倍率変更部と、
    を備えたことを特徴とする医療用イメージング装置。
  3. 請求項1または2に記載の医療用イメージング装置において、
    前記表示部は、前記被検体に対して前記術者とは逆側において、前記術者を向く方向に配置される医療用イメージング装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載の医療用イメージング装置において、
    前記表示部と前記術者との距離を検出する距離センサを備え、
    前記倍率設定部は、前記倍率データ記憶部に記憶した前記表示部と前記術者との距離と前記表示部に表示すべき前記画像の倍率との関係と、前記距離センサにより検出した前記表示部と前記術者との距離とに基づいて、前記表示部に表示する前記画像の倍率を設定する医療用イメージング装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の医療用イメージング装置において、
    前記倍率設定部は、操作部からの信号に基づいて、前記表示部に表示すべき前記画像の倍率を、前記表示部と前記術者との距離とに基づいて設定した倍率と、予め設定された固定倍率との間で切り替える医療用イメージング装置。
  6. 請求項1に記載の医療用イメージング装置において、
    前記造影剤は蛍光色素を含み、
    前記被検体に注入された蛍光色素を励起させるための赤外線を前記被検体に向けて照射する赤外光源をさらに備えるとともに、
    前記カメラは、赤外線が照射されることにより前記蛍光色素から発生した赤外線を撮影する医療用イメージング装置。
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