JP2015188142A - 振れ補正機能付き光学ユニット - Google Patents
振れ補正機能付き光学ユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015188142A JP2015188142A JP2014064589A JP2014064589A JP2015188142A JP 2015188142 A JP2015188142 A JP 2015188142A JP 2014064589 A JP2014064589 A JP 2014064589A JP 2014064589 A JP2014064589 A JP 2014064589A JP 2015188142 A JP2015188142 A JP 2015188142A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- magnet
- movable module
- optical axis
- optical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title claims abstract description 246
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 56
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 claims description 5
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 5
- 238000004804 winding Methods 0.000 abstract 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 14
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 11
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 10
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 5
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 4
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 4
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 238000012806 monitoring device Methods 0.000 description 3
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- 229910001369 Brass Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010951 brass Substances 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 239000011435 rock Substances 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 description 1
- 238000011105 stabilization Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Adjustment Of Camera Lenses (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Abstract
Description
および磁石が保持され、他方側にはコイルが保持されている。また、ヨークは、磁石が固定された磁石側ヨーク部と、コイルに対して磁石と反対側で対向するコイル側ヨーク部と、コイル側ヨーク部と磁石側ヨーク部とを繋ぐ繋ぎ部とを有している。このため、磁石とコイル側ヨーク部との間に磁路が形成される分、コイルと鎖交する磁束密度が高い。従って、コイルの巻数や磁石の体積を増大させなくても、可動モジュールに加わるトルクを増大させることができる。それ故、消費電力の低減や応答性の向上等を図ることができる。
石における着磁境界線と重なる位置に前記支持機構としてのジンバル機構が設けられていることが好ましい。かかる構成によれば、可動モジュールを効率よく揺動させることができる。また、可動モジュールが揺動した際、可動モジュールにおいて光軸方向の両端部に変位量が少なく済むので、可動モジュールと固定体との間に過大な隙間を設ける必要がない。
(撮影用の光学ユニットの全体構成)
図1は、本発明の実施の形態1に係る振れ補正機能付きの光学ユニットを携帯電話機等の光学機器に搭載した様子を模式的に示す説明図である。
図2は、本発明の実施の形態1に係る振れ補正機能付きの光学ユニット100を被写体側からみた説明図であり、図2(a)、(b)は、光学ユニット100を被写体側からみたときの斜視図、および光学ユニット100の分解斜視図である。図3は、本発明の実施の形態1に係る振れ補正機能付きの光学ユニット100を分解して内部の様子を被写体側からみたときの分解斜視図である。図4は、本発明の実施の形態1に係る振れ補正機能付きの光学ユニット100をさらに細かく分解した様子を被写体側からみたときの分解斜視図である。図5は、本発明の実施の形態1に係る振れ補正機能付きの光学ユニット100の断面構成を示す説明図であり、図5(a)、(b)は、光学ユニット100のYZ断面図、および光学ユニット100のZX断面図である。
磁気駆動機構5は、角形のヨーク20を備えており、ヨーク20は固定体2の一部として用いられている。ヨーク20は、可動モジュール10の周りを囲む角筒状の胴部21と、胴部21の光軸L方向前側(Z方向の他方側−Z)の端部から径方向内側に張り出した矩形枠状の端板部22とを備えており、端板部22の径方向内側には矩形の開口部221が形成されている。胴部21は、4つの側板部211(側板部211a、211b、211c、211d)からなり、4つの側板部211の光軸L方向後側の端部には矩形の切り欠き212(切り欠き212a、・・212d)が形成されている。
図2、図3および図4に示すように、固定体2は、ヨーク20の光軸L方向前側に固定されたカバー60を有している。カバー60は、ヨーク20の端板部22に重なる矩形の端板部61と、端板部61の中央で光軸L方向後側(Z方向の一方側+Z)に向けて凹んだ略矩形の凹部62とを有しており、凹部62の底部620の中央には円形の開口部621が形成されている。カバー60において、端板部61の2つの対角位置(X軸方向の一方側+XかつY軸方向の一方側+Yに相当する位置、およびX軸方向の他方側−XかつY
軸方向の他方側−Yに相当する位置)の各々からは、光軸L方向後側に向けて支持板部66、67が突出している。
図6は、本発明の実施の形態1に係る振れ補正機能付きの光学ユニット100の可動モジュール10を分解した様子を被写体側からみたときの分解斜視図である。
図7は、本発明の実施の形態1に係る振れ補正機能付きの光学ユニット100のホルダ11等の説明図であり、図7(a)、(b)、(c)は、カバー60や光学モジュール1等を取り外した状態でホルダ11を光軸L方向前側からみた平面図、第1底板70や第2
底板75等を取り外した状態でホルダ11を光軸L方向後側からみた底面図、およびヨーク20等を取り外した状態でホルダ11を光軸L方向前側からみた平面図である。
本形態の光学ユニット100において、手振れを補正するには、可動モジュール10を光軸L方向に交差する第1軸線L1(図7(a)参照)回りに揺動可能に支持するとともに、可動モジュール10を光軸L方向および第1軸線L1に交差する第2軸線L2(図7(a)参照)回りに揺動可能に支持する必要がある。このため、可動モジュール10と固定体2との間には、以下に説明するジンバル機構30(支持機構3)が構成されている。
状部材33が固定されている。板状部材33は、Z軸方向に延在する第1板部331と、第1板部331のZ軸方向の一方側+Zの端部で径方向外側に向けて折れ曲がった第2板部332とを有しており、第1板部331が支持板部66、67の凹部に固定されている。本形態では、第1板部331の径方向外側の面には半球状に凹んだ受け部330が形成されている。
本形態の可動モジュール10は、可動モジュール10と固定体2とに接続して、磁気駆動機構5が停止状態にあるときの可動モジュール10の姿勢を規定する板状バネ14を有している。本形態において、板状バネ14は、金属板を所定形状に加工したバネ部材であり、矩形枠状の固定体側連結部141と、円環状の可動体側連結部142と、固定体側連
結部141と可動体側連結部142とを連結する板バネ部143とを有している。本形態において、板バネ部143は、固定体側連結部141の角部分から周方向の一方側から他方側に折り返しながら可動体側連結部142まで延在している。
(磁気駆動機構5等の構成および基本動作)
このように構成した光学ユニット100において、図1に示す光学機器1000が振れると、かかる振れはジャイロスコープ17によって検出され、制御用IC(図示せず)は、磁気駆動機構5を制御する。すなわち、ジャイロスコープ17で検出した振れを打ち消すような駆動電流をコイル56に供給する。その際、4つのコイル56のうちの一部に通電し、他のコイル56には通電しない。または、4つのコイル56の全てに通電するが、4つのコイル56に供給する電流バランスを制御する。その結果、可動モジュール10は、第1軸線L1周りまたは第2軸線L2周りに揺動し、手振れが補正される。あるいは、可動モジュール10は、第1軸線L1周りに揺動するとともに、第2軸線L2周りに揺動し、手振れが補正される。
図5および図6において、フレキシブル配線基板80は、撮像素子1bで得られた信号を出力するための基板である。また、光学モジュール1の内部にフォーカシング駆動用のアクチュエータ(図示せず)が設けられている場合、かかるアクチュエータへの駆動電流の供給は、フレキシブル配線基板80を利用して行われる。
いて、X軸方向の寸法(幅寸法)は等しい。また、第1帯状部86および第2帯状部87の幅寸法は、スリット85の幅寸法より大である。
図8は、本発明の実施の形態1に係る振れ補正機能付きの光学ユニット100の磁気駆動機構5の構成を示す説明図である。図9は、本発明の実施の形態1に係る振れ補正機能付きの光学ユニット100に用いたヨーク20の製造方法を示す説明図である。
ている。また、ヨーク20は、コイル56に対して磁石52と反対側で対向するコイル側ヨーク部25を有しており、コイル側ヨーク部25と側板部211(磁石側ヨーク部)とは端板部22を繋ぎ部として繋がっている。すなわち、ヨーク20において端板部22の内縁からは、光軸L方向に折れ曲がったコイル側ヨーク部25が形成されており、コイル側ヨーク部25は、コイル56に対して磁石52とは反対側で対向している。
側板部211aの端部と側板部211dの端部とを溶接部28で繋ぐ。
以上説明したように、本形態の光学ユニット100において、ヨーク20は、磁石52が固定された側板部211(磁石側ヨーク部)と、コイル53に対して磁石52と反対側で対向するコイル側ヨーク部25と、コイル側ヨーク部25と側板部211とを繋ぐ端板部22(繋ぎ部)とを備えている。このため、磁石52とコイル側ヨーク部25との間に磁路が形成される分、磁石52からコイル56に向かう磁束密度が高く、コイル56と鎖交する磁束密度が高い。従って、コイル56の巻数や磁石52の体積を増大させなくても、可動モジュール10に加わるトルクを増大させることができる。それ故、消費電力の低減や応答性の向上等を図ることができる。また、コイル56は、光軸L方向の両側で光軸L方向と直交する方向に延在する2つの直線部分561、562と、2つの直線部分561、562の延在方向の両側で2つの直線部分561、562の端部同士を繋げる2つの折り返し部分563、564とを備え、コイル側ヨーク部25は、2つの直線部分561、562と対向している。このため、コイル56の2つの直線部分561、562に鎖交する磁界を利用して、可動モジュール10を揺動させるトルクを効率よく発生させることができる。
図10は、本発明の実施の形態2に係る振れ補正機能付きの光学ユニット100の磁気駆動機構5の構成を示す説明図である。なお、本形態および後述する実施の形態2、3の基本的な構成は、実施の形態1と同様であるため、共通する部分には同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
図11は、本発明の実施の形態3に係る振れ補正機能付きの光学ユニット100の磁気駆動機構5の構成を示す説明図である。実施の形態1では、磁石52が光軸L方向に2つに分割されていたが、図11に示すように、本形態において、磁石52は1枚の板状磁石に対して、光軸L方向においてS極とN極とが隣り合うように着磁されている。また、本形態でも、実施の形態1と同様、コイル側ヨーク部25がコイル56の2つの直線部分561、562の双方と対向している。かかる構成でも、コイル側ヨーク部25を設けない場合に比して、磁石52からコイル56に向かう磁束密度が高い。従って、コイル56の巻数や磁石52の体積を増大させなくても、可動モジュール10に加わるトルクを増大させることができる。それ故、消費電力の低減や応答性の向上等を図ることができる。
図12は、本発明の実施の形態4に係る振れ補正機能付きの光学ユニット100の磁気駆動機構5の構成を示す説明図である。実施の形態1では、1つの磁石52に対してコイル56が1つ設けられていたが、図12に示すように、本形態において、磁石52の両側
にコイル56(コイル56a、56b)が設けられている。また、ヨーク20は、コイル56aに対して磁石52とは反対側にコイル側ヨーク部251を備え、コイル56bに対して磁石52とは反対側にもコイル側ヨーク部252を備えている。また、コイル側ヨーク部251、252を繋ぐ繋ぎ部が磁石52を保持する磁石側ヨーク部26になっており、ヨーク20は、コイル側ヨーク部251と磁石52を保持する磁石側ヨーク部26との間、およびコイル側ヨーク部252と磁石52を保持する磁石側ヨーク部26との間に繋ぎ部261、262を有している。
図13は、本発明の実施の形態5に係る振れ補正機能付きの光学ユニット100の磁気駆動機構5の構成を示す説明図である。実施の形態1等において、磁石52は光軸L方向において異なる極に着磁されていたが、図13に示すように、本形態で用いた磁石52は、コイル56側の面とコイル56側とは反対側の面が異なる極に着磁された単極磁石である。このため、コイル56は、2つの直線部分561、562のうち、一方の直線部分561のみが磁石52と対向している。また、ヨーク20は、磁石52を保持する側板部211(磁石側ヨーク部)と、コイル56の直線部分561に対して磁石52とは反対側に位置するコイル側ヨーク部25と、コイル側ヨーク部25と側板部211(磁石側ヨーク部)とを繋ぐ端板部22(繋ぎ部)を有している。
図14は、本発明の実施の形態6に係る振れ補正機能付きの光学ユニット100の磁気駆動機構5の構成を示す説明図である。図14において、磁石52は光軸L方向に2つに分割されており、磁石52は、光軸L方向の中央側と両端側とは異なる極に着磁されている。コイル56は、磁石52の光軸L方向の中央部分を囲むように巻回するボイスコイルであり、磁石52に対して径方向の内側で対向する直線部分56cと、磁石52に対して径方向の外側で対向する直線部分56dとを有している。ヨーク20は、磁石52の光軸L方向の端部を保持する磁石側ヨーク部26(端板部)と、コイル56の直線部分56dに対して磁石52とは反対側に位置するコイル側ヨーク部256とを有しており、コイル側ヨーク部256と磁石側ヨーク部26との間が繋ぎ部263になっている。本形態において、ヨーク20は、コイル56の直線部分56cに対して磁石52とは反対側に位置するコイル側ヨーク部を有していない。
れ故、消費電力の低減や応答性の向上等を図ることができる。
図15は、本発明の実施の形態7に係る振れ補正機能付きの光学ユニット100の磁気駆動機構5の構成を示す説明図である。図15に示すように、本形態でも、実施の形態6と同様、磁石52は光軸L方向に2つに分割されており、光軸L方向の中央側と両端側とが異なる極に着磁されている。コイル56は、磁石52は、光軸L方向の中央部分を囲むように巻回するボイスコイルであり、コイル56は、磁石52に対して径方向の内側で対向する直線部分56cと、磁石52に対して径方向の外側で対向する直線部分56dとを有している。ヨーク20は、磁石52の光軸L方向の端部を保持する磁石側ヨーク部26(端板部)と、コイル56の直線部分56dに対して磁石52とは反対側に位置するコイル側ヨーク部256と、コイル56の直線部分56cに対して磁石52とは反対側に位置するコイル側ヨーク部257とを有している。このため、コイル側ヨーク部256と磁石側ヨーク部26との間が繋ぎ部263になっており、コイル側ヨーク部257と磁石側ヨーク部26との間が繋ぎ部264になっている。
図16は、本発明を適用した振れ補正機能付きの光学ユニット100の磁気駆動機構5等の評価結果を示すグラフである。図16には、以下の試料(1)〜(7)に対して、磁束密度(左側の縦軸)をシミュレーションした結果を棒グラフで示してある。また、図16には、以下の試料(1)〜(7)に対して、平均磁束密度、コイルターン数、導線1本当たりに磁束が直交する回数の積(右側の縦軸)を折れ線グラフで示してあり、かかる値はローレンツ力に比例する。
試料(1)
実施の形態1、2においてコイル側ヨーク部25を有しない参考例1
試料(2)
実施の形態2
試料(3)
実施の形態1
試料(4)
実施の形態5においてコイル側ヨーク部25を有しない参考例2
試料(5)
実施の形態5
試料(6)
実施の形態6
試料(7)
実施の形態7
上記実施の形態では、磁石52およびヨーク20が固定体2の側に設けられ、コイル56が可動モジュール10の側に設けられていたが、磁石52およびヨーク20が可動モジュール10の側に設けられ、コイル56が固定体2の側に設けられている場合に本発明を
適用してもよい。
上記実施の形態では、カメラ付き携帯電話機に用いる光学ユニット100に本発明を適用した例を説明したが、薄型のデジタルカメラ等に用いる光学ユニット100に本発明を適用してもよい。
1a レンズ(光学素子)
1b 撮像素子(光学素子)
10 可動モジュール
100 光学ユニット
1000 光学機器
11 ホルダ
110 スリット状空間
112 素子ホルダ保持部
115 コイル保持部
116 位置決め突起
14 板状バネ
17 ジャイロスコープ
2 固定体
20 ヨーク
21 胴部
22a〜22d、261〜264 繋ぎ部分
211、211a〜211d、26 側板部(磁石側ヨーク部)
23 スリット
25、25a〜25d、251、252、256、257 コイル側ヨーク部
26 磁石側ヨーク部
28 溶接部
3 支持機構
30 ジンバル機構
5 磁気駆動機構
52 磁石
520 着磁境界線
56、56a、56b コイル
561、562 直線部分
563、564 折り返し部分
G1 第1隙間
G2 第2隙間
L 光軸
L1 第1軸線
L2 第2軸線
Claims (9)
- 光学素子を保持する可動モジュールと、
支持機構を介して前記可動モジュールを揺動可能に支持する固定体と、
前記可動モジュールを揺動させる磁気駆動機構と、
を有し、
前記磁気駆動機構は、前記可動モジュールおよび前記固定体の一方に保持されたヨークと、該ヨークに保持された磁石と、前記可動モジュールおよび前記固定体の他方に保持されたコイルと、を有し、
前記ヨークは、前記磁石が固定された磁石側ヨーク部と、前記コイルに対して前記磁石と反対側で対向するコイル側ヨーク部と、該コイル側ヨーク部と前記磁石側ヨーク部とを繋ぐ繋ぎ部と、を備えていることを特徴とする振れ補正機能付き光学ユニット。 - 前記磁石は、前記コイル側との対向面に、前記光学素子の光軸方向でS極とN極とが隣り合う板状磁石であり、
前記コイルは、前記光軸方向の両側で該光軸方向と直交する方向に延在する2つの直線部分と、当該2つの直線部分の延在方向の両側で当該2つの直線部分の端部同士を繋げる2つの折り返し部分と、を備え、
前記コイル側ヨーク部は、前記2つの直線部分のうちの少なくとも一方と対向していることを特徴とする請求項1に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。 - 前記コイル側ヨーク部は、前記直線部分に対して当該直線部分の延在方向の中央部分と対向し、前記折り返し部分と対向していないことを特徴とする請求項2に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。
- 前記コイルは、前記可動モジュールに保持され、
前記ヨークおよび前記磁石は、前記固定体に保持されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。 - 前記可動モジュールは、前記磁石に前記コイルを挟んで対向するホルダを備え、
前記ホルダは、前記直線部分の延在方向で離間する2箇所から前記折り返し部分の内側に向けて突出して前記コイルを位置決めする2つの位置決め突起を有し、
前記コイル側ヨーク部は、前記ホルダにおいて、前記2つの位置決め突起、および前記直線部分によって囲まれたスリット状空間の内側に位置することを特徴とする請求項4に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。 - 前記位置決め突起と前記磁石とは、前記コイルと前記磁石とが対向する方向において第1隙間を介して対向して前記可動モジュールの可動範囲を規定し、
前記コイル側ヨーク部と前記可動モジュールとは、前記コイルと前記磁石とが対向する方向において第2隙間を介して対向して前記可動モジュールの可動範囲を規定していることを特徴とする請求項4または5に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。 - 前記磁石側ヨーク部は、前記磁石に対して前記コイルと反対側で当該磁石を保持し、
前記繋ぎ部は、前記磁石の前記光学素子の光軸方向の端部に対して、前記光軸方向で離間する位置を通って前記磁石側ヨーク部と前記コイル側ヨーク部とを繋いでいることを特徴とする請求項4乃至6の何れか一項に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。 - 前記光学素子の光軸方向に対して直交する方向からみたとき、前記磁石における着磁境界線と重なる位置に前記支持機構としてのジンバル機構が設けられていることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。
- 前記ヨークでは、前記可動モジュールを囲む胴部の前記光学素子の光軸方向の端部から、前記繋ぎ部および前記コイル側ヨーク部が一体に延在しており、
前記胴部は、前記光軸周りの少なくとも1個所に当該胴部を構成する磁性板の端部同士を繋ぐ溶接部を備えていることを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014064589A JP6325302B2 (ja) | 2014-03-26 | 2014-03-26 | 振れ補正機能付き光学ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014064589A JP6325302B2 (ja) | 2014-03-26 | 2014-03-26 | 振れ補正機能付き光学ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015188142A true JP2015188142A (ja) | 2015-10-29 |
JP6325302B2 JP6325302B2 (ja) | 2018-05-16 |
Family
ID=54430186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014064589A Active JP6325302B2 (ja) | 2014-03-26 | 2014-03-26 | 振れ補正機能付き光学ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6325302B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016103687A1 (ja) * | 2014-12-24 | 2016-06-30 | ミツミ電機株式会社 | アクチュエーター、カメラモジュール及びカメラ搭載装置 |
JP2017116579A (ja) * | 2015-12-21 | 2017-06-29 | 日本電産サンキョー株式会社 | 振れ補正機能付き光学ユニットおよびその製造方法 |
JP2017122823A (ja) * | 2016-01-07 | 2017-07-13 | 日本電産サンキョー株式会社 | 磁気駆動ユニットおよび磁気駆動ユニットの製造方法 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004280031A (ja) * | 2003-03-13 | 2004-10-07 | Shicoh Eng Co Ltd | レンズ駆動装置 |
JP2007049407A (ja) * | 2005-08-10 | 2007-02-22 | Fujifilm Corp | 撮影装置 |
JP2009300879A (ja) * | 2008-06-16 | 2009-12-24 | Nikon Corp | 振れ補正装置および撮影装置 |
JP2013033186A (ja) * | 2011-07-01 | 2013-02-14 | Shicoh Engineering Co Ltd | レンズ駆動装置、オートフォーカスカメラ及び携帯端末装置 |
JP2013097028A (ja) * | 2011-10-28 | 2013-05-20 | Micro Uintekku Kk | 電磁駆動装置 |
JP2014006522A (ja) * | 2012-05-31 | 2014-01-16 | Nidec Sankyo Corp | 振れ補正機能付き光学ユニット |
-
2014
- 2014-03-26 JP JP2014064589A patent/JP6325302B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004280031A (ja) * | 2003-03-13 | 2004-10-07 | Shicoh Eng Co Ltd | レンズ駆動装置 |
JP2007049407A (ja) * | 2005-08-10 | 2007-02-22 | Fujifilm Corp | 撮影装置 |
JP2009300879A (ja) * | 2008-06-16 | 2009-12-24 | Nikon Corp | 振れ補正装置および撮影装置 |
JP2013033186A (ja) * | 2011-07-01 | 2013-02-14 | Shicoh Engineering Co Ltd | レンズ駆動装置、オートフォーカスカメラ及び携帯端末装置 |
JP2013097028A (ja) * | 2011-10-28 | 2013-05-20 | Micro Uintekku Kk | 電磁駆動装置 |
JP2014006522A (ja) * | 2012-05-31 | 2014-01-16 | Nidec Sankyo Corp | 振れ補正機能付き光学ユニット |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016103687A1 (ja) * | 2014-12-24 | 2016-06-30 | ミツミ電機株式会社 | アクチュエーター、カメラモジュール及びカメラ搭載装置 |
US9936134B2 (en) | 2014-12-24 | 2018-04-03 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Actuator, camera module, and camera mounting device |
JP2017116579A (ja) * | 2015-12-21 | 2017-06-29 | 日本電産サンキョー株式会社 | 振れ補正機能付き光学ユニットおよびその製造方法 |
JP2017122823A (ja) * | 2016-01-07 | 2017-07-13 | 日本電産サンキョー株式会社 | 磁気駆動ユニットおよび磁気駆動ユニットの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6325302B2 (ja) | 2018-05-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6143622B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット | |
KR102195417B1 (ko) | 흔들림 보정 기능이 부착된 광학 유닛 | |
JP6077938B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット | |
JP5828686B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット | |
JP5848052B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット | |
JP6412864B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット | |
JP5622443B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット | |
JP5762087B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット | |
JP5893363B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット | |
JP5542681B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット、光学機器、および振れ補正機能付き光学ユニットの製造方法 | |
JP5755414B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット | |
JP5534760B2 (ja) | 振れ補正機能付きの光学ユニット | |
JP6460745B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット | |
JP2011257556A5 (ja) | ||
JP6483980B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット | |
JP6486046B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット | |
JP6325302B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット | |
JP5698939B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット | |
JP5519390B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット | |
JP5755476B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット | |
JP2016061956A (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット、および振れ補正機能付き光学ユニットの製造方法 | |
JP5752978B2 (ja) | 振れ補正機能付き光学ユニット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170208 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171020 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171024 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171222 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180320 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180412 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6325302 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |