JP2015187830A - 表示制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】高い操作性を有する表示制御システムを提供する
【解決手段】表示制御システム1は、複数の第1コーディングパターン131が表示面121に重ねて設けられた表示装置120と、第1コーディングパターン131とは異なるパターンであって、第2コーディングパターン132が設けられた入力面100aを有する入力パッド100と、第1及び第2コーディングパターン131,132を読み取るデジタルペン10とを備えている。第1コーディングパターン131のそれぞれは、第1コーディングパターン131が位置する、表示面121上の位置を表している。第2コーディングパターン132のそれぞれは、第2コーディングパターン132に対応づけられた、表示面121上の位置を表している。デジタルペン10は、読み取ったコーディングパターンが表す表示面121上の位置を求め、求めた位置に関する情報を表示装置120へ送信する。
【選択図】図1

Description

ここに開示された技術は、表示制御システムに関するものである。
特許文献1には、用紙と、ペンと、表示装置とを備えた表示制御システムが開示されている。用紙上の点をペンで指示することによって、その指示する用紙上の位置をペンが求め、求めた位置を表示装置へ出力する。表示装置は、ペンから入力された位置に対応する、表示面上の位置を求め、該位置の表示制御を行う。こうすることにより、この表示制御システムは、例えば、用紙上でのペンの軌跡を表示面上に表現すること、いわゆる、手書き入力を可能としている。
特開2013−20402号公報
本開示は、高い操作性を有する表示制御システムを提供する。
ここに開示された表示制御システムは、画像を表示する表示面を有し、該表示面上の位置を表す複数の第1コーディングパターンが該表示面に重ねて設けられた表示装置と、前記第1コーディングパターンとは異なるパターンであって前記表示面上の位置を表す複数の第2コーディングパターンが設けられた入力面を有する入力部と、前記第1及び第2コーディングパターンを読み取る読取装置とを備え、前記第1コーディングパターンのそれぞれは、該第1コーディングパターンが位置する、前記表示面上の位置を表しており、前記第2コーディングパターンのそれぞれは、該コーディングパターンに対応づけられた前記表示面上の位置を表しており、前記読取装置は、前記第1コーディングパターンを読み取った場合には該第1コーディングパターンが表す前記表示面上の位置を求める一方、前記第2コーディングパターンを読み取った場合には該第2コーディングパターンが表す前記表示面上の位置を求め、求めた該位置に関する情報を前記表示装置へ送信し、前記表示装置は、前記読取装置からの前記位置に関する情報に基づいて前記表示面の表示制御を行うものとする。
本開示における表示制御システムは、操作性を向上させることができる。
実施の形態1における表示制御システムの概略図である。 表示制御システムの構成を示すブロック図である。 デジタルペンの構造及び機能ブロックの概略を示す構成図である。 コーディングパターンの説明する図である。 実施の形態1における表示制御システムの動作を説明するためのフローチャートである。 実施の形態2における表示制御システムの概略図である。 実施の形態2における表示制御システムの動作を説明するためのフローチャートである。 実施の形態3における表示制御システムの動作を説明するためのフローチャートである。 実施の形態3における表示制御システムの動作の変形例を説明するためのフローチャートである。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。ただし、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために、提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
(実施の形態1)
以下、図1〜5を用いて、実施の形態1を説明する。
[1−1.構成]
図1は、実施の形態1にかかる表示制御システムを表した模式図である。表示制御システム1は、デジタルペン10と、表示装置120と、入力パッド100とを備えている。
詳しくは後述するが、表示装置120は、表示面121に様々な画像を表示することができる。また、表示装置120には、複数の第1コーディングパターン131が表示面121に重ねて設けられている。表示面121には、固有の座標系(以下、「ディスプレイ座標系」ともいう)が設定されている。ディスプレイ座標系で特定される各位置に、第1コーディングパターン131が配置されている。各第1コーディングパターン131は、該第1コーディングパターン131が位置する、表示面121上の位置を表している。つまり、第1コーディングパターン131は、表示面121上の位置が符号化されたものである。
入力パッド100は、入力面100aを有し、入力面100aには、表示装置120と同様に、複数の第2コーディングパターン132が設けられている。入力パッド100は、例えば、表面に第2コーディングパターン132が印刷された紙である。あるいは、入力パッド100は、表面に第2コーディングパターン132が設けられた、樹脂製のプレートであってもよい。入力面100aは、表示面121に対応づけられている。入力面100aと表示面121との対応関係は様々である。例えば、入力面100aの全面が表示面121の全面に対応している。ただし、実際の面積比は、この対応関係と一致していない。本実施の形態では、入力面100aは、表示面121の相似形であり、入力面100aの面積が表示面121の面積の1/4になっている。入力パッド100は、入力部の一例である。
入力面100a上に設けられた各第2コーディングパターン132は、該第2コーディングパターン132に対応づけられた、表示面121上の位置を表している。例えば、前述のように入力面100aの全面が表示面121の全面に対応している場合には、入力面100aの左下の或る位置に配置された第2コーディングパターン132は、表示面121の左下の或る位置を表しており、入力面100aの右上の或る位置に配置された第2コーディングパターン132は、表示面121の右上の或る位置を表している。入力面100a上の第2コーディングパターン132も、表示面121上の位置が符号化されたものである。
デジタルペン10は、第1コーディングパターン131及び第2コーディングパターン132を光学的に読み取るように構成されている。デジタルペン10は、表示面121上を指している状態において、その指している部分に配置されている第1コーディングパターン131又は第2コーディングパターン132を読み取る。そして、デジタルペン10は、読み取ったコーディングパターンを復号することによって、表示部21上におけるデジタルペン10が指す、表示面121上の位置を求めることができる。デジタルペン10は、求めた表示面121上の位置に関する情報(位置情報)を表示装置120へ送信する。表示装置120は、該位置に相当する画素に対し様々な表示制御を行う。例えば、デジタルペン10が表示面121上において文字を記入するように移動すると、デジタルペン10はその際に第1コーディングパターン131又は第2コーディングパターン132を逐次読み取り、表示面121上の位置を求める。デジタルペン10が求めた位置は、表示装置120へ逐次送信され、表示装置120は、該位置に点を連続的に表示していく。その結果、表示面121には、デジタルペン10の軌跡、即ち、デジタルペン10で記入された文字が表示される。こうして、いわゆる、手書き入力を行うことができる。
デジタルペン10で表示面121上に入力する場合には、デジタルペン10が指し示す表示面121上の点の表示内容が変更される。そのため、デジタルペン10で表示面121に文字等を直接記入しているような表示制御が行われる。一方、デジタルペン10で入力パッド100上に入力する場合には、デジタルペン10が指し示す入力面100a上の点に対応する、表示面121上の点の表示内容が変更される。そのため、入力面100a上に記入した文字等が表示面121に表示されるような表示制御が行われる。本実施形態では、入力面100aの全面が表示面121の全面に対応し且つ、入力面100aの面積が表示面121の面積の1/4になっているので、入力面100aに記入された線は、縦横それぞれ2倍に拡大されて表示面121に表示される。
尚、デジタルペン10が指す位置に点を表示することは、表示制御の一例であり、デジタルペン10が指す位置の点を消去してもよい。この場合、デジタルペン10を消しゴムのように用いて表示面121の文字や図形を消去することができる。また、表示面121上のカーソルをデジタルペン10によって移動させるように表示制御してもよい。デジタルペン10は、読取装置の一例である一方で、表示制御システム1の入力装置でもある。
[1−1−1.表示装置]
図1、図2を用いて表示装置120について説明する。図2は、デジタルペン10および表示装置120の構成を示すブロック図である。
表示装置120は、受信部122と、表示側マイコン123と、表示部124とを有している。本実施形態の表示装置120は、液晶ディスプレイである。
受信部122は、デジタルペン10から送信された情報を受信する。受信部122が受信した情報は、表示側マイコン123に送られる。
表示部124は、液晶パネルであり、表示面121を有している。
表示側マイコン123は、CPUやメモリなどから構成されており、CPUを動作させるためのプログラムも実装されている。表示側マイコン123は、表示装置120全体を制御する。詳しくは後述するが、デジタルペン10から、表示面121上の位置座標が送信されてくるので、表示側マイコン123は、該位置座標における表示内容を制御する。
[1−1−2.コーディングパターン]
次に、図3を用いて、コーディングパターンについて説明する。コーディングパターンは、特開2006−141061号公報に開示されている公知の規則に基づいて符号化された、ドットの集合により形成される。例えば、各コーディングパターンは、6×6の格子状に配置されたドットの集合で形成されている。ただし、各ドットは、厳密には格子点上に配置されておらず、格子点からずれた位置に配置されている。各ドットは、格子点からずれる方向に応じて特定の数値を表す。例えば、ずれる方向が4種類ある場合には、ドットが表し得る数値も4種類ある。各コーディングパターンに含まれる36個のドットのそれぞれが4種類の数値の何れかを表すので、36個のドットの組み合わせは膨大であり、コーディングパターンにより膨大な量の情報を符号化することができる。
本実施形態では、図3に示すように、複数のコーディングパターンが配列されたベース面Bが用意されている。ベース面Bは、表示面121及び入力面100aを含む広大な面積を有する。ベース面Bには、固有の座標系(以下、「ベース座標系」ともいう)が設定されている。ベース座標系で特定される各位置にコーディングパターンが配置されている。各コーディングパターンは、該コーディングパターンが位置する位置の、ベース座標系の座標が前述の6×6のドットにより符号化されたものである。このベース面Bに含まれるコーディングパターンには同じものは含まれていない。
そして、ベース面Bの一部を表示面121と同じ面積の領域R1で区切り、該領域R1内に含まれるコーディングパターンが第1コーディングパターン131として割り当てられている。該領域R1内の第1コーディングパターン131は、そのままの配列で表示面121上に配置されている。一方、ベース面Bのうち領域R1とは異なる部分を入力面100aと同じ面積の領域R2で区切り、該領域R2内に含まれるコーディングパターンが第2コーディングパターン132として割り当てられている。つまり、ベース面Bのうち領域R1以外の領域R2内のコーディングパターンが第2コーディングパターン132として割り当てられる。そして、該領域R2内の第2コーディングパターン132は、そのままの配列で入力面100a上に配置されている。
このように、第1コーディングパターン131及び第2コーディングパターン132によって表されるベース座標系の座標は、ディスプレイ座標系の座標に対応している。詳しくは、各第1コーディングパターン131が表すベース座標系の座標は、該第1コーディングパターン131が位置する表示面121上の位置のディスプレイ座標系の座標に対応している。
一方、第2コーディングパターン132は、入力パッド100の入力面100a上に配置されており、表示面121上には位置しない。ただし、各第2コーディングパターン132には、表示面121上のディスプレイ座標系の座標が対応づけられている。詳しくは、入力面100aは、前述の如く、表示面121を縮小した相似形であり、入力面100aの左下の角が表示面121の左下の角に対応し、入力面100aの右上の角が表示面121の右上の角に対応する。そして、入力面100aを表示面121まで拡大して重ね合わせたときに各第2コーディングパターン132が位置する位置のディスプレイ座標系の座標が、各第2コーディングパターン132に対応づけられている。
こうして、第1コーディングパターン131及び第2コーディングパターン132は、ベース座標系の座標を表すだけでなく、ディスプレイ座標系の座標も実質的に表している。ただし、各第1コーディングパターン131は、該第1コーディングパターン131が位置する、表示面121上のディスプレイ座標系の座標を表す一方、各第2コーディングパターン132は、該第2コーディングパターン132に対応づけられた表示面121上のディスプレイ座標系の座標を表している。
ここで、第1コーディングパターン131及び第2コーディングパターン132は、同一のコーディングパターンが存在しないベース面Bのコーディングパターンが重複しないように割り当てられているので、複数の第1コーディングパターン131の中には、第2コーディングパターン132と同じコーディングパターンが含まれておらず、同様に、複数の第2コーディングパターン132の中にも、第1コーディングパターン131と同じコーディングパターンは含まれていない。つまり、複数の第1コーディングパターン131及び複数の第2コーディングパターン132のそれぞれは、他に同一のコーディングパターンが存在せず、唯一のコーディングパターンである。そのため、第1コーディングパターン131と第2コーディングパターン132とが表示面121の同じ座標を表す場合もあり得るが、それらは異なるパターンである。
第1コーディングパターン131は、例えば、表示部124のカラーフィルタ上又は表面のガラス基板上に配置される。第1コーディングパターン131は、表示装置120の表示品質を低下させないように、即ち、目視で認識できないように、可視光の透過し且つ、デジタルペン10が読み取りできる波長の光(本実施形態では赤外光)を吸収する材料で形成される。一方、第2コーディングパターン132の材料は、表示面121上に設けられるわけではないので、可視光を透過する材料に限られない。そのため、第2コーディングパターン132は、デジタルペン10が読み取りできる波長の光に加え、可視光を吸収する材料(例えば、カーボンブラック等)で形成され得る。
[1−1−3.デジタルペン]
続いて、図2、図4を用いて、デジタルペン10について説明する。図4は、デジタルペン10の概略断面図である。
デジタルペン10は、照射部11と、読取部12と、座標特定部15と、領域判定部16と、座標変換部17と、マイコン18と、送信部19と、電源20と、記憶部21とを有している。デジタルペン10は、デジタルペン10が指し示す部分におけるコーディングパターンを読み取ることによって、該コーディングパターンに対応する、表示面121上の位置を特定することができる。
照射部11は、赤外光を出射する。第1コーディングパターン131及び第2コーディングパターン132は、赤外光を吸収する材料で形成されている。そのため、照射部11から出射した赤外光は、第1コーディングパターン131及び第2コーディングパターン132により吸収される。
読取部12は、対物レンズ13と撮像素子14とを有している。読取部12は、第1コーディングパターン131及び第2コーディングパターン132を光学的に読み取ることができる。照射部11から出射し、表示面121(又は入力面100a)で反射した赤外光は、対物レンズ13を介して撮像素子14に入射する。撮像素子14の撮像面には、コーディングパターンが結像する。コーディングパターンは赤外光を吸収するので、コーディングパターンは暗く撮影される。このようにして、読取部12によりコーディングパターンが読み取られる。撮像素子14は、例えば、CCDやCMOSである。撮像素子14は、コーディングパターンの画像に対応する電気信号を出力する。この電気信号は、座標特定部15へ送られる。例えば、読取部12によって撮影されたコーディングパターンの画像に対応する電気信号は、コーディングパターンに関する情報である。
座標特定部15は、読取部12からの信号に基づいて画像処理を行ってコーディングパターンを取得し、コーディングパターンを符号化の規則に対応した演算により復号し、コーディングパターンが表す、ベース座標系の座標を求める。
領域判定部16は、座標特定部15が特定した座標が、ベース面Bのうち第1コーディングパターン131に割り当てられた領域R1内のものか、第2コーディングパターン132に割り当てられた領域R2内のものかを判定する。詳しくは、記憶部21には、ベース面Bにおける各領域の座標範囲とその倍率情報が格納されたテーブルであるアドレス範囲テーブルが予め保存されている。倍率情報とは、各領域と表示面121との表示倍率である。例えば、領域R1は、表示面121の全面に対応しており、その面積は同じなので、倍率情報は1倍(すなわち、等倍)である。一方、領域R2は、表示面121の全面に対応しており、表示面121全面の縦横の長さ倍率は領域R2の2倍なので、倍率情報は2倍である。領域判定部16は、特定された座標をアドレス範囲テーブルに照らし合わせて、座標が領域R1内のものか領域R2内のものか、即ち、コーディングパターンが第1コーディングパターン131か第2コーディングパターン132かを判定する。
座標変換部17は、特定された座標を、アドレス範囲テーブルの原点情報及び倍率情報に基づいて、ディスプレイ座標系の座標に変換する。アドレス範囲テーブルには、前述の如く、各領域の座標範囲とその倍率情報が格納されている。各領域の座標範囲には、各領域の原点情報が含まれる。例えば、座標変換部17は、領域R2の原点を表示面121の原点と一致させ且つ、領域R2を対応する倍率情報に基づいて拡大させることによって、領域R2を表示面121に一致させることができる。座標変換部17は、座標特定部15が特定した座標をこのような演算を行うことによってディスプレイ座標系の座標に変換する。
マイコン18は、図示しないCPUやメモリなどから構成されており、CPUを動作させるためのプログラムも実装されている。マイコン18は、デジタルペン10全体を制御する。マイコン18は、座標変換部17から受け取った座標を位置情報として含む送信信号を生成し、該送信信号を送信部19を介して表示装置120へ送信する。送信部19は、マイコン18から受け取った信号を表示装置120へ情報を無線送信する。送信部19は、表示装置120の受信部122と近距離無線通信を行う。
図4に示すように、デジタルペン10は、ペン先端部22を有する。ペン先端部22の形状は、ペン先端部22を表示面121に接触させたときにユーザが表示面121に表示される文字を認識しやすい形状であることが好ましい。ペン先端部22の近傍には、対物レンズ13と照射部11とが設けられている。対物レンズ13の光軸上には撮像素子14が設けられている。照射部11から出射した赤外光は、表示面121又は入力パッド100の入力面100aで反射し、対物レンズ13に入射する。対物レンズ13を通過した赤外光は、撮像素子14上に結像する。
送信部19は、ペン先端部22とは反対側の端部近傍に設けられている。電源20は、各部材に対して電力を供給する。
また、デジタルペン10は、圧力センサ23を有している。圧力センサ23は、ユーザがデジタルペン10を用いて表示面121又は入力面100aに文字などを記入する際に、ペン先端部22に加わる圧力を検出する。圧力センサ23が圧力を検出すると、その情報はマイコン18に送られる。マイコン18は、圧力センサ23から送られる情報に基づいて、ユーザがデジタルペン10で記入しているか否かを判断する。
尚、図4では、座標特定部15、領域判定部16、座標変換部17及びマイコン18を1つのブロックとして図示している。
[1−2.動作]
次に、図5を用いて、表示制御システム1の処理の流れを説明する。図5は、表示制御システム1の処理を示すフローチャートである。
ユーザがデジタルペン10の電源をONにすると、デジタルペン10のマイコン18は、ペン先端部22に圧力が加わったか否かを監視する(S11)。圧力センサ23が圧力を検出した場合(S11でYes)、マイコン18は、ユーザが文字を入力していると判断する。
次に、デジタルペン10の読取部12がコーディングパターンを読み取る(S12)。読取部12により読み取られたコーディングパターンは、座標特定部15へ送られる。
座標特定部15は、コーディングパターンを復号化し、該コーディングパターンに対応するベース座標系の座標を特定する(S13)。続いて、S14において、座標変換が行われる。詳しくは、領域判定部16は、特定された座標をアドレス範囲テーブルに照らし合わせ、該座標が領域R1に含まれるか領域R2に含まれるかを判定する。そして、座標変換部17は、特定された座標を、アドレス範囲テーブルに格納された原点情報及び倍率情報に基づいてディスプレイ座標系の座標に変換する(S14)。例えば、特定された座標が領域R1に含まれる場合、即ち、読み取られたコーディングパターンが第1コーディングパターン131である場合には、領域R1の倍率情報は1倍なので、領域R1を拡大も縮小もせず、原点位置を表示面121の原点位置に一致させるようにして、ベース座標系の座標をディスプレイ座標系の座標に変換する。一方、特定された座標が領域R2に含まれる場合、即ち、読み取られたコーディングパターンが第2コーディングパターン132である場合には、領域R2の倍率情報は2倍なので、領域R2を2倍に拡大し且つ原点位置を表示面121の原点位置に一致させるようにして、ベース座標系の座標をディスプレイ座標系の座標に変換する。
マイコン18は、変換した座標を位置情報として含む送信信号を生成し、該送信信号を送信部19を介して表示装置120へ送信する(S15)。
こうして、デジタルペン10により表示面121上の座標が特定され、該座標に関する位置情報がデジタルペン10から表示装置120へ送信される。表示装置120の受信部122が受け取った位置情報は、表示側マイコン123へ送られる。表示側マイコン123は、該位置情報により特定される表示面121上の位置を求め、該位置に対応する画素の表示を変更する(例えば、所定の色の点を表示する)ように表示部124を制御する(S16)。その後、フローは、S11へ戻り、圧力の検出からの処理を繰り返す。
こうして、デジタルペン10は、デジタルペン10が指し示す位置のコーディングパターンを読み取り、読み取ったコーディングパターンに対応する、表示面121上の座標を特定し、その位置情報を表示装置120へ送信する。表示装置120は、位置情報を受け取り、該位置情報により特定される位置の表示制御を行う。ここで、デジタルペン10が表示面121を指し示している場合には、表示面121上の、デジタルペン10が正に指し示す位置の表示制御を行われる。一方、デジタルペン10が入力パッド100の入力面100aを指し示している場合には、入力面100a上の、デジタルペン10が指し示す位置に対応する表示面121上の位置の表示制御が行われる。デジタルペン10が表示面121を指し示す場合であっても、入力面100aを指し示す場合であっても、デジタルペン10が指し示す位置を逐次検出し、それに対応する表示面121上の位置の表示制御を逐次行うことによって、デジタルペン10の軌跡に応じた表示制御を行い、例えば、手書き入力を実現することができる。ただし、前述のように、入力パッド100は表示面121を1/4に相似縮小した大きさであるため、デジタルペン10の軌跡は、2倍に拡大されて表示面121に表示される。
[1−3.効果等]
以上のように、表示制御システム1は、画像を表示する表示面121を有し、表示面121上の位置を表す複数の第1コーディングパターン131が表示面121に重ねて設けられた表示装置120と、第1コーディングパターン131とは異なるパターンであって、表示面121上の位置を表す複数の第2コーディングパターン132が設けられた入力面100aを有する入力パッド100と、第1及び第2コーディングパターン131,132を読み取るデジタルペン10とを備え、第1コーディングパターン131のそれぞれは、第1コーディングパターン131が位置する、表示面121上の位置を表しており、第2コーディングパターン132のそれぞれは、第2コーディングパターン132に対応づけられた、表示面121上の位置を表しており、デジタルペン10は、第1コーディングパターン131を読み取った場合には該第1コーディングパターン131が表す表示面121上の位置を求める一方、第2コーディングパターン132を読み取った場合には該第2コーディングパターン132が表す表示面121上の位置を求め、求めた該位置に関する情報を表示装置120へ送信し、表示装置120は、デジタルペン10からの位置に関する情報に基づいて表示面121の表示制御を行う。
このような処理を行うことで、表示制御システム1は、ユーザがデジタルペン10で手書き入力した位置を高精細に検知し、その位置に応じた表示制御を行うことができる。
また、ユーザは、デジタルペン10で表示面121を指し示して入力を行う場合でも、デジタルペン10で入力パッド100を指し示して入力を行う場合でも、デジタルペン10が指し示す位置を正確に検知し、該位置に応じた表示面121の表示制御を行うことができる。つまり、ユーザは、表示面121及び入力パッド100のどちらを用いても入力を行うことができるので、操作性を向上させることができる。
さらに、デジタルペン10が表示面121を指し示しているのか、入力パッド100を指し示しているのかを表示制御システム1が判定するので、表示面121及び入力パッド100の何れを用いて入力を行うかをユーザが切り替える必要がない。この点においても、操作性を向上させることができる。
それに加えて、デジタルペン10は、第1コーディングパターン131を読み取った場合には、読み取った第1コーディングパターン131が表す表示面121上の位置を求めて、求めた表示面121上の位置を表示装置120へ送信する一方、第2コーディングパターン132を読み取った場合には、読み取った第2コーディングパターン132が表す表示面121上の位置を求めて、求めた表示面121上の位置を表示装置120へ送信する。つまり、デジタルペン10が表示面121上のコーディングパターン(第1コーディングパターン131)を読み取っているのか、入力面100a上のコーディングパターン(第2コーディングパターン132)を読み取っているのかの判別を行うのはデジタルペン10であり、表示装置120には、デジタルペン10が求めた表示面121上の位置が送信されてくる。そのため、表示装置120とは別の入力部である入力パッド100を用いる場合であっても、表示装置120にソフトウェアを追加する必要がない。例えば、マイクロソフト社製オペレーティングシステムWindowsとの組み合わせにおいては、オペレーティングシステムの標準のドライバを使用することができる。また、表示面121への入力と入力パッド100への入力とを頻繁に切り替えて行う場合であっても、通信の切断やデバイスの再設定の必要がなく、この点においても使い勝手が向上する。
また、所定の規則に基づいて符号化された複数のコーディングパターンのうちの一部が第1コーディングパターン131として割り当てられる一方、該複数のコーディングパターンのうち第1コーディングパターン131に割り当てられていない部分が第2コーディングパターン132として割り当てられている。
これにより、第1コーディングパターン131と第2コーディングパターン132とを互いに異ならせることができる。つまり、デジタルペン10が読み取ったコーディングパターンは、第1コーディングパターン131か第2コーディングパターン132かが一義的に決定される。さらに、第1コーディングパターン131と第2コーディングパターン132との符号化の規則が共通しているので、それらの復号も容易となる。
(実施の形態2)
続いて、図6、7を用いて、実施の形態2を説明する。
[2−1.表示制御装置]
図6は、実施の形態2に係る表示制御システム1を表した模式図である。実施の形態2では、実施の形態1と異なり、入力パッド100上でデジタルペン10を使用したときに、入力面100a上でのデジタルペン10の移動量が表示面121において1/2倍に縮小される。その場合、入力面100aの面積が表示面121の面積の4倍未満であると、入力パッド100を用いて表示面121の全面に入力を行うことができない。しかしながら、実施の形態2では、入力面100aの面積は表示面121の面積よりも小さいので、入力面100aは、表示面121の一部の領域にしか対応していない。そして、入力面100aが対応する表示面121の領域は、固定されておらず、適宜変更される。具体的には、表示面121は16分割され、16個の領域を含んでいる。入力面100aが対応する表示面121の領域は、デジタルペン10が表示面121上で最後に指し示した点が含まれる領域に設定される。つまり、デジタルペン10で表示面121上をタッチして16個のうち何れかの領域を指し示すことによって、該領域に、入力面100aが対応する表示面121の領域が設定される。その後、入力面100aにデジタルペン10を用いて入力を行うと、表示面121において先ほどタッチした点を含む領域に入力を行うことができる。
[2−2.動作]
次に、図7を用いて、実施の形態2に係る表示制御システム1の処理を説明する。
S21〜S23までの処理は、実施の形態1のS11〜S13までの処理と同様である。
読み取ったコーディングパターンに対応するベース座標系の座標を特定した後、領域判定部16は、アドレス範囲テーブルを参照し、座標が領域R1に含まれるか否か、即ち、デジタルペン10が表示面121上を指し示しているのか否かを判定する(S24)。
デジタルペン10が表示面121上を指し示している場合には(S24でYes)、実施の形態1のS14と同様に、座標変換部17は、特定された座標をディスプレイ座標系の座標に変換する(S27)。そして、座標変換部17は、変換した座標を記憶部21に記憶する(S28)。その後、マイコン18は、該座標を位置情報として含む送信信号を生成し、該送信信号を送信部19を介して表示装置120へ送信する(S29)。
表示装置120の受信部122がデジタルペン10からの送信信号を受け取った後の処理は、実施の形態1のS17と同様である。つまり、受信部122が受信した信号は、表示側マイコン123へ送られる。表示側マイコン123は、位置情報により特定される表示面121上の位置を求め、該位置に対応する画素の表示を変更する(例えば、所定の色の点を表示する)ように表示部124を制御する。その後、フローは、S21へ戻り、圧力の検出からの処理を繰り返す。
デジタルペン10で表示面121上を指し示して入力を行う場合には、このような処理が繰り返される。デジタルペン10が第1コーディングパターン131を読み取って、表示面121上の座標が求められる度にS28が実行されるので、デジタルペン10で指し示す位置が逐次、記憶部21に更新されていく。
一方、デジタルペン10が表示面121上を指し示している場合、即ち、デジタルペン10が入力パッド100の入力面100aを指し示している場合には(S24でNo)、座標変換部17は、第1コーディングパターン131により特定された表示面121上の座標が記憶部21に記憶されているか否かを判定する(S25)。座標が記憶されている場合には、座標変換部17は、表示面121の分割領域のうち、記憶部21に記憶されている直近の座標が含まれる分割領域を特定し、アドレス範囲テーブルの原点情報及び倍率情報に基づいて領域R2を該分割領域に一致させるようにして、特定された座標をディスプレイ座標系の座標に変換する(S26)。このとき、領域R2が分割領域よりも大きいので、領域R2は縮小される。入力面100aの面積は表示面121の面積の1/4あり且つ、表示面121は16分割されているので、領域R2は、面積比で1/4に縮小される。その後は、前述のS29,S30の処理が行われる。
デジタルペン10で入力パッド100の入力面100a上を指し示して入力を行う場合には、このような処理が繰り返される。S26において座標変換される際に、領域R2は面積比で1/4に縮小されるので。入力面100a上でのデジタルペン10の軌跡は、表示面121上では1/2に縮小される。
尚、S25において、第1コーディングパターン131により特定された表示面121上の座標が記憶部21に記憶されていない場合には、S21へ戻る。ユーザは、表示面121上の入力を行いたい分割領域をデジタルペン10でタッチすることによって、S28において、第1コーディングパターン131により特定された表示面121上の座標が記憶部21に記憶される。その後、入力パッド100へデジタルペン10で入力を行うと、記憶部21には、第1コーディングパターン131により特定された表示面121上の座標が記憶されているので、S26の処理が実行され、入力パッド100を用いて所望の分割領域へ入力を行うことができる。
[2−3.効果等]
以上のように、実施の形態2に係る表示制御システム1では、デジタルペン10は、第1コーディングパターン131を読み取った場合、該第1コーディングパターン131が表す、表示面121上の位置(座標)を記憶しておく記憶部21を有している。
そのため、デジタルペン10で入力パッド100に入力する際に、入力面100aが対応する表示面121の領域を、記憶された表示面121上の位置に基づいて変更することができる。例えば、入力面100aが表示面121の全面に対応しておらず、表示面121の一部の領域に対応している場合には、入力パッド100を用いて表示面121の全面に入力を行うためには、入力面100aが対応する表示面121の領域を適宜変更する必要がある。そのような場合に、デジタルペン10で表示面121上を指し示して入力を行った直近の位置を記憶しておくことによって、該直近の位置を、入力面100aが対応する表示面121の領域を設定する際の基点として用いることができる。このような構成であれば、例えば、表示面121上の入力したい領域をデジタルペン10でタッチした後に入力パッド100を用いて入力操作を行うことによって、入力面100aが対応する表示面121の領域を簡単な操作で設定し、入力パッド100を用いて入力操作を行うことができる。尚、表示面121では、図6に示すように、最後に入力が行われた位置を含む分割領域が枠等によって表示されている。これにより、入力パッド100を用いて入力操作を行う際に、表示面121のどの分割領域に入力するのかが明らかとなる。
具体的には、入力パッド100の入力面100aは、表示面121上の一部の領域に対応し、第2コーディングパターン132は、前記一部の領域内の位置を表しており、デジタルペン10は、第2コーディングパターン132を読み取った場合、入力面100aが対応する表示面121上の一部の領域を、記憶部21に記憶されている直近の第1コーディングパターン131が表す位置を含む範囲に設定する。
より詳しくは、表示面121は、複数の領域に分割されており、デジタルペン10は、第2コーディングパターン132を読み取った場合、入力面100aが対応する表示面121上の一部の領域を、表示面121の複数の領域のうち記憶部21に記憶されている直近の第1コーディングパターン131が表す位置が含まれる領域に設定する。
このような構成によれば、表示面121においてデジタルペン10で指し示していた直近の位置を含む分割領域に、入力面100aが対応づけられる。例えば、デジタルペン10で表示面121を指して入力したのに引き続いて、入力パッド100を用いて入力を行うケースがある。本実施形態のように入力面100aの面積の方が表示面121の分割領域の面積よりも大きい場合には、入力パッド100を用いて入力することは、表示面121の一部を拡大して入力することに等しい。そのため、デジタルペン10で表示面121を指して入力している際に、より精細な入力を行いたい場合には、表示面121上での入力から入力パッド100を用いた入力に切り替える場合がある。このような場合、表示面121において直前までデジタルペン10で指し示していた位置を含む領域に入力パッド100を介して入力することが多い。前記の構成によれば、表示面121において入力面100aが対応する分割領域は、表示面121においてデジタルペン10で指し示していた直近の位置を含む分割領域に設定されるので、直前まで表示面121を指して入力していた位置を含む分割領域に、入力面100aが対応する領域が設定される。これにより、利便性を向上させることができる。
一方、入力パッド100を用いて入力する際に、表示面121において直前までデジタルペン10で指し示していた位置とは離れた領域に入力を行いたい場合や、入力パッド100を用いた入力を行う前にデジタルペン10で表示面121を指し示した入力を行っていない場合には、表示面121において入力を行いたい分割領域を入力パッド100を用いて入力する前にデジタルペン10でタッチすることによって、該分割領域に入力面100aを簡単に対応づけることができる。この点においても、利便性を向上させることができる。
そして、このような処理をデジタルペン10が行うので、実施の形態1と同様に、表示装置120にソフトウェアを追加する必要がない。例えば、マイクロソフト社製オペレーティングシステムWindowsとの組み合わせにおいては、オペレーティングシステムの標準のドライバを使用することができる。また、表示面121への入力と入力パッド100への入力とを頻繁に切り替えて行う場合であっても、通信の切断やデバイスの再設定の必要がなく、この点においても使い勝手が向上する。
尚、前記の説明では、表示面121が16個の領域に分割され、それらの何れかの領域に、入力面100aが対応する表示面121の領域が設定される。つまり、入力面100aが対応する表示面121の領域は、予め分割された16個の領域に限られる。しかしながら、入力面100aが対応する表示面121の領域の設定方法は、これに限られるものではない。例えば、デジタルペン10が表示面121上で指し示した直近の位置が中心になるように、入力面100aが対応する表示面121の領域を設定してもよい。こうすることで、入力面100aが対応する表示面121の領域をより柔軟に設定することができる。このような場合も、表示面121において入力面100aが対応する領域を枠等で表示することによって、入力パッド100を用いて入力できる範囲が明確になり、利便性が向上する。
また、いわゆるホバリング機能を組み込んでもよい。詳しくは、デジタルペン10の電源がONになると、マイコン18は、照射部11による赤外光の出射と撮像素子14による撮像とを所定の間隔で間欠的に実行させる。そして、マイコン18は、何らかのコーディングパターンが読み取られたか否かを判定する。例えば、ユーザがデジタルペン10の電源をONにした後、デジタルペン10を表示面121又は入力パッド100に近づけなければ、コーディングパターンは読み取られないので、マイコン18は、赤外光の出射と撮像とを繰り返す。やがて、ユーザがデジタルペン10を表示面121又は入力パッド100に近づけると、コーディングパターンが撮像部14によって読み取られるようになる。
コーディングパターンが読み取られると、マイコン18は、フレームレートを上げて、コーディングパターンの読み取り及び、読み取ったコーディングパターンに対応する表示面121上の座標の算出を実行する。それに加えて、マイコン18は、圧力センサ23の検出結果に基づいて、ペン先端部22への圧力の有無を判定する。マイコン18は、求めた位置情報に加え、ペン先端部22への圧力の有無に関する情報を表示装置120へ送信する。
表示装置120は、ペン先端部22への圧力の有無に関する情報に応じて、ホバリングか前述の入力処理を実行する。
詳しくは、ペン先端部22に圧力が加わっていない場合には、ペン先端部22が表示面121又は入力面100aに接近しているだけで入力はまだ実行されていないとして、表示装置120は、ホバリングを実行する。具体的には、表示装置120は、位置情報により特定される表示面121上の位置にポインタを表示させる。こうして、デジタルペン10が現在の位置でペン先端部22を表示面121又は入力面100aに接触させて入力を開始した場合に表示面121において実際の入力が開始される位置がポインタにより表示される。
一方、ペン先端部22に圧力が加わっている場合には、ペン先端部22が表示面121又は入力面100aに接触し、デジタルペン10での入力が実行されているとして、表示装置120は、前述の入力処理を行う。
こうして、ホバリングを行うことによって、入力パッド100を用いて入力を行う場合であっても、高精細な入力を実行することができる。入力パッド100を用いて入力を行う場合、前述のように表示面121上には、入力が行われる分割領域が枠等によって明示されるが、入力が行われる具体的な位置(点)は表示されない。それに対し、ホバリングによれば、入力が開始されるであろう位置がポインタで明示されるので、ユーザは、表示面121上において入力が開始される位置を入力前から知ることができる。これにより、高精細な入力を実行することができる。
(実施の形態3)
続いて、図8、9を用いて、実施の形態3を説明する。
[3−1.表示制御装置]
実施の形態3に係る表示制御システム1において、デジタルペン10の内部での情報処理が実施の形態1と異なる。実施の形態3では、入力パッド100を用いたデジタルペン10での入力が相対座標入力となる。
[3−2.動作]
図8を用いて、実施の形態3に係る表示制御システム1の処理を説明する。
S31〜S33までの処理は、実施の形態1のS11〜S14までの処理と同様である。
コーディングパターンに対応するベース座標系の座標を特定した後、領域判定部16は、アドレス範囲テーブルを参照し、座標が領域R2に含まれるか否か、即ち、デジタルペン10が入力パッド100の入力面100a上を指し示しているのか否かを判定する(S34)。
デジタルペン10が表示面121上を指し示している場合は(S34でNo)、S35〜S37において、実施の形態1のS14〜S17と同様の処理を行う。つまり、座標変換部17は、特定された座標をディスプレイ座標系の座標に変換し(S35)、マイコン18は、該座標を位置情報として含む送信信号を生成し、該送信信号を送信部19を介して表示装置120へ送信する(S37)。表示装置120の受信部122がデジタルペン10からの送信信号を受け取ると、受信した信号は、表示側マイコン123へ送られる。表示側マイコン123は、位置情報により特定される表示面121上の位置を求め、該位置に対応する画素の表示を変更する(例えば、所定の色の点を表示する)ように表示部124を制御する(S38)。その後、フローは、S31へ戻り、圧力の検出からの処理を繰り返す。
一方、デジタルペン10が入力面100a上を指し示している場合は(S34でYes)、座標変換部17は、特定された座標を相対座標としてディスプレイ座標系の座標に変換する(S36)。詳しくは、記憶部21には、コーディングパターンの種類にかかわらず、求められたディスプレイ座標系の座標が逐次記憶されている。座標変換部17は、デジタルペン10が入力した直近のディスプレイ座標系の座標を記憶部21から読み出す。そして、座標変換部17は、直近に入力されたディスプレイ座標系の座標からの相対座標となるように、特定されたベース座標系の座標をディスプレイ座標系の座標に変換する。例えば、座標変換部17は、入力面100aへのデジタルペン10での入力が開始されたときに、特定されたベース座標系の座標を直近に入力されたディスプレイ座標系の座標に変換する。そして、座標変換部17は、入力面100aへのデジタルペン10での入力が継続されると、逐次特定されるベース座標系の座標を、デジタルペン10の軌跡が該直近に入力されたディスプレイ座標系の座標からの軌跡となるようにディスプレイ座標系の座標に変換する。
このように、実施の形態3では、入力パッド100を用いたデジタルペン10での入力が相対座標入力となるように表示制御が行われる。
尚、図9に示すように、デジタルペン10が入力面100a上を指し示している場合に(S34でYes)、表示装置120のオペレーティングシステムから完全にマウスとして認識できるように、オペレーティングシステムに通知されるデバイス設定情報を書き換えてもよい(S39)。この場合、S37において、デジタルペン10から表示装置120へは、マウスと同様に相対座標としての位置情報が送信される。
[3−3.効果等]
以上のように、実施の形態3に係る表示制御システム1では、デジタルペン10は、第2コーディングパターン132を読み取った場合、該第2コーディングパターン132が表す表示面121上の位置を、その読み取りよりも前に入力された表示面121上の位置に対する相対的な位置として処理し、該位置に関する情報を表示装置120に送信する。
つまり、デジタルペン10は、表示面121上を指し示す入力を表示面121の絶対座標の入力と捉える一方、入力パッド100の入力面100a上を指し示す入力を表示面121の相対座標の入力と捉える。つまり、入力方法を切り替えることによって、表示面121への絶対座標の入力か、マウスのような相対座標の入力かを切り替えることができる。そして、この切り替えをデジタルペン10の処理によって行うことができるので、表示装置120にソフトウェアを追加する必要がない。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1〜3を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。また、上記実施の形態1〜3で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
第1及び第2コーディングパターン131,132の材料は、赤外光を吸収する材料に限られるものではない。第1及び第2コーディングパターン131,132は、デジタルペン10により読み取ることができる材料であれば、任意の材料で形成することができる。例えば、第1及び第2コーディングパターン131,132が赤外光を反射する材料で形成され、第1及び第2コーディングパターン131,132の周囲の部分が赤外光を吸収する構成であってもよい。
また、前記表示制御システム1は、1つの入力パッド100を備えているが、複数の入力パッド100を備えていてもよい。複数の入力パッド100はそれぞれ、表示面121に対する倍率が異なっている。具体的には、複数の入力パッド100の入力面100aに設けられたコーディングパターンは、互いに異なっている。つまり、それぞれの入力パッド100には、ベース面Bにおいて異なる領域のコーディングパターンが割り当てられる。また、入力パッドごとに、入力面100a上のデジタルペン10の軌跡を表示面121上に表示する際の倍率が設定されている。デジタルペン10は、フローチャートのS14で説明した、第1コーディングパターン131と第2コーディングパターン132との判別と同様に、コーディングパターンに基づいて入力パッド100の種類を判別することができる。デジタルペン10は、入力パッド100の種類に応じて、コーディングパターンの座標を変換し、表示面121上の座標を求める。このように、異なるコーディングパターンが設けられ且つ、表示面121に対する倍率が異なる複数の入力パッド100を備えることによって、様々な倍率で表示面121に入力を行うことができる。
また、入力パッド100が表面にコーディングパターンが印刷された紙で形成されている場合には、異なるパターンであって且つ表示面121に対する倍率が異なるコーディングパターンを紙に印刷することによって、複数の入力パッド100を容易に準備することができる。
前記実施の形態では、ベース面B上の位置を所定の規則に基づいて符号化された複数のコーディングパターンをベース面B上に配置し、ベース面Bを所定の領域に区切り、異なる領域のコーディングパターンをそれぞれ第1コーディングパターン131及び第2コーディングパターン132として割り当てている。これにより、第1コーディングパターン131と第2コーディングパターン132とは、異なるパターンとなり、重複するコーディングパターンを含んでいない。つまり、前記実施の形態では、第1コーディングパターン131と第2コーディングパターン132とは、種類が同じコーディングパターンであるので、重複するコーディングパターンが生じないように、第1コーディングパターン131及び第2コーディングパターン132にコーディングパターンを割り当てている。しかしながら、例えば、第1コーディングパターン131の符号化及び復号化の規則は、第2コーディングパターンの符号化及び復号化の規則と異なっていてもよい。これにより、第1コーディングパターン131と第2コーディングパターン132とは、異なるパターンとなり、重複するコーディングパターンは生じない。
また、1つの表示制御システム1が実施の形態1〜3の全ての機能を有しており、各機能が切り替え可能であってもよい。あるいは、表示制御システム1は、実施の形態1〜3にそれぞれ対応する複数の入力パッド100を備えていてもよい。複数の入力パッド100は、同一のコーディングパターンを含まないように構成されており、デジタルペン10は、コーディングパターンを読み取ることによって、何れの実施の形態に対応する入力パッド100かを判別すると共に、コーディングパターンに対応する表示面121上の位置を、対応する実施の形態に応じて求める。このように、複数の入力パッド100ごとに、表示面121への対応のさせ方が異なる場合であっても、複数の入力パッド100に同一のコーディングパターンが含まれていなければ、デジタルペン10でコーディングパターンを読み取ることによって、何れの入力パッド100かを判別することができ、判別された入力パッド100に応じて、コーディングパターンから表示面121上の位置を求めることができる。
コーディングパターンは、一旦、ベース座標系の座標に復号された後、ディスプレイ座標系の座標に変換されている。ただし、コーディングパターンは、ディスプレイ座標系の座標が符号化されたものであってもよい。この場合、コーディングパターンを復号することで、ディスプレイ座標系の座標が直接求められる。
実施の形態1〜3では、表示装置120の制御部は、表示側マイコン123に限られるものではなく、同様に、デジタルペン10の制御部は、マイコン18に限られるものではない。制御部は、物理的にどのような構成であってもよい。ただし、プログラム可能なマイコンを用いれば、プログラムの変更により処理内容を変更できるので、制御部の設計の自由度を高めることができる。また、制御部は、ハードロジックで実現してもよい。制御部をハードロジックで実現すれば、処理速度の向上に有効である。制御部は、1つの素子で構成してもよいし、物理的に複数の素子で構成してもよい。複数の素子で構成する場合、特許請求の範囲に記載の各制御を別の素子で実現してもよい。この場合、それらの複数の素子で一つの制御部を構成すると考えることができる。また、制御部と別の機能を有する部材とを1つの素子で構成してもよい。
以上説明したように、ここに開示された技術は、表示装置と別に設けた入力装置を用いて描画等を行う電子機器に適用可能である。具体的には、タブレットPCとデジタルペンとデジタルペンの入力を受け付ける入力パッドの組み合わせに、本開示は適用可能である。
1 表示制御装置
10 デジタルペン
11 照射部
12 読取部
13 対物レンズ
14 撮像素子
15 座標特定部
16 領域判定部
17 座標変換部
18 マイコン
19 送信部
20 電源
21 記憶部
22 ペン先端部
23 圧力センサ
100 入力パッド(入力部)
100a 入力面
120 表示装置
121 表示面
122 受信部
123 表示側マイコン
124 表示部
131 第1コーディングパターン
132 第2コーディングパターン

Claims (6)

  1. 画像を表示する表示面を有し、該表示面上の位置を表す複数の第1コーディングパターンが該表示面に重ねて設けられた表示装置と、
    前記第1コーディングパターンとは異なるパターンであって前記表示面上の位置を表す複数の第2コーディングパターンが設けられた入力面を有する入力部と、
    前記第1及び第2コーディングパターンを読み取る読取装置とを備え、
    前記第1コーディングパターンのそれぞれは、該第1コーディングパターンが位置する、前記表示面上の位置を表しており、
    前記第2コーディングパターンのそれぞれは、該第2コーディングパターンに対応づけられた、前記表示面上の位置を表しており、
    前記読取装置は、
    前記第1コーディングパターンを読み取った場合には該第1コーディングパターンが表す前記表示面上の位置を求める一方、前記第2コーディングパターンを読み取った場合には該第2コーディングパターンが表す前記表示面上の位置を求め、
    求めた該位置に関する情報を前記表示装置へ送信し、
    前記表示装置は、前記読取装置からの前記位置に関する情報に基づいて前記表示面の表示制御を行うことを特徴とする、
    表示制御システム。
  2. 所定の規則に基づいて符号化された複数のコーディングパターンのうちの一部が前記第1コーディングパターンとして割り当てられる一方、該複数のコーディングパターンのうち該第1コーディングパターンに割り当てられていない部分が前記第2コーディングパターンとして割り当てられていることを特徴とする、
    請求項1に記載の表示制御システム。
  3. 前記読取装置は、前記第1コーディングパターンを読み取った場合、該第1コーディングパターンが表す前記表示面上の位置を記憶しておく記憶部を有していることを特徴とする、
    請求項1又は2に記載の表示制御システム。
  4. 前記入力面は、前記表示面上の一部の領域に対応し、
    前記第2コーディングパターンは、前記一部の領域内の位置を表しており、
    前記読取装置は、前記第2コーディングパターンを読み取った場合、前記入力面が対応する前記表示面上の一部の領域を、前記記憶部に記憶されている直近の前記第1コーディングパターンが表す前記表示面上の位置を含む領域に設定することを特徴とする、
    請求項3に記載の表示制御システム。
  5. 前記表示面は、複数の領域に分割されており、
    前記読取装置は、前記第2コーディングパターンを読み取った場合、前記入力面が対応する前記表示面上の一部の領域を、前記複数の領域のうち前記記憶部に記憶されている直近の前記第1コーディングパターンが表す前記表示面上の位置が含まれる領域に設定することを特徴とする、
    請求項4に記載の表示制御システム。
  6. 前記読取装置は、前記第2コーディングパターンを読み取った場合、該第2コーディングパターンが表す前記表示面上の位置を、その読み取りよりも前に入力された前記表示面上の位置に対する相対的な位置として処理し、該位置に関する情報を前記表示装置に送信することを特徴とする、
    請求項1又は2に記載の表示制御システム。
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