JP2015187008A - 解袋装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】被処理物を収容したフレキシブルコンテナバッグなどの袋体を効率よく連続的に(大量に)解袋して被処理物を取り出すことを可能にする解袋装置を提供する。
【解決手段】袋体1を搬送する第1搬送手段2と、第1搬送手段2から受けつつ袋体1を搬送する第2搬送手段3と、第2搬送手段3から受けつつ袋体1を搬送する第3搬送手段4と、下方から上方に向けてウォータージェットを噴出させ、ウォータージェットによって第2搬送手段3で搬送されている袋体1の底部1bに切り込みを入れる破袋手段5とを備えるとともに、ウォータージェットを噴出する噴出ノズル7が、第2搬送手段3による袋体1の搬送方向に交差する方向に進退移動可能に設けられ、且つ噴出ノズル7の進退移動速度を第2搬送手段3による袋体1の搬送速度よりも大きく設定して構成する。
【選択図】図1
【解決手段】袋体1を搬送する第1搬送手段2と、第1搬送手段2から受けつつ袋体1を搬送する第2搬送手段3と、第2搬送手段3から受けつつ袋体1を搬送する第3搬送手段4と、下方から上方に向けてウォータージェットを噴出させ、ウォータージェットによって第2搬送手段3で搬送されている袋体1の底部1bに切り込みを入れる破袋手段5とを備えるとともに、ウォータージェットを噴出する噴出ノズル7が、第2搬送手段3による袋体1の搬送方向に交差する方向に進退移動可能に設けられ、且つ噴出ノズル7の進退移動速度を第2搬送手段3による袋体1の搬送速度よりも大きく設定して構成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、被処理物を収容したフレキシブルコンテナバッグなどの袋体を解袋する装置に関する。
従来、建設分野などでは、各種廃棄物などの被処理物を収容する手段としてフレキシブルコンテナバッグなど(袋体)が多用されている。そして、例えば廃棄物を不燃物や可燃物に仕分けしながらそれぞれフレキシブルコンテナバッグに収容し、これら仕分けした廃棄物をフレキシブルコンテナバッグに収容した状態で処理場に運び、保管・処理するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
また、例えば、フレキシブルコンテナバッグに収容して搬入された不燃物(被処理物)を処理場で処理する際には、フレキシブルコンテナバッグを吊り下げ、作業者がフレキシブルコンテナバッグの下側を切り裂き、不燃物の被処理物を落下させて取り出して、適宜分別処理などするようにしている。切り裂いたフレキシブルコンテナバッグは可燃物として処理される。
一方、フレキシブルコンテナバッグに収容して搬入された可燃物(被処理物)を処理する際には、フレキシブルコンテナバッグに収容した状態のまま、大型破砕機に投入して破砕し、適宜焼却処理などするようにしている。
ここで、例えば、放射性物質で汚染された土地を除染する際には、土砂や落葉・落枝、草木などの放射性物質を含む汚染物が大量に発生し、この汚染物(被処理物)をフレキシブルコンテナバッグに詰めて仮置き保管する。そして、汚染物をフレキシブルコンテナバッグに詰めた状態で中間貯蔵施設(受入/分別/処理施設)に運び、搬入したフレキシブルコンテナバッグを解袋・破袋して、その中身を取り出すことになる。
このとき、被処理物が放射性物質を含む汚染物であるため、フレキシブルコンテナバッグを解袋して被処理物を取り出す際には、短時間でその作業を行うことが重要である。また、被処理物を収容した大量のフレキシブルコンテナバッグが搬入されてくるため、順次迅速にこれらを連続的に処理してゆくことが求められる。
しかしながら、短時間でフレキシブルコンテナバッグを解袋して被処理物を取り出す手段、被処理物を収容した大量のフレキシブルコンテナバッグを効率よく連続的に処理する手段がないのが現状である。
なお、例えば、上記従来のように人力でフレキシブルコンテナバッグを切り裂いて汚染物(被処理物)を取り出すことは、外部被ばくのおそれがあり、また、作業効率が低い。
さらに、被処理物を収容したフレキシブルコンテナバッグごと破砕処理する大型破砕機は、被処理物に合わせて破砕刃や駆動トルクなどを選定・設定することが必要で、例えば除染作業で発生した一様でない被処理物を収容したフレキシブルコンテナバッグなどの袋体を処理する際もこの破砕刃や駆動トルクなどを選定・設定が必要になる。
本発明は、上記事情に鑑み、被処理物を収容したフレキシブルコンテナバッグなどの袋体を効率よく連続的に(大量に)解袋して被処理物を取り出すことを可能にする解袋装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達するために、この発明は以下の手段を提供している。
本発明の解袋装置は、被処理物を収容した袋体を解袋して前記被処理物を取り出すための解袋装置であって、前記袋体を搬送する第1搬送手段と、前記第1搬送手段から受けつつ前記袋体を搬送する第2搬送手段と、前記第2搬送手段から受けつつ前記袋体を搬送する第3搬送手段と、下方から上方に向けてウォータージェットを噴出させ、該ウォータージェットによって前記第2搬送手段で搬送されている前記袋体の底部に切り込みを入れる破袋手段とを備えるとともに、ウォータージェットを噴出する噴出ノズルが、前記第2搬送手段による前記袋体の搬送方向に交差する方向に進退移動可能に設けられ、且つ前記噴出ノズルの進退移動速度を前記第2搬送手段による前記袋体の搬送速度よりも大きく設定して構成されていることを特徴とする。
また、本発明の解袋装置においては、前記噴出ノズルが、前記第2搬送手段で移動されている前記袋体の底部の面積範囲内で進退移動するように構成されていることが望ましい。
また、本発明の解袋装置において、前記破袋手段は、進退移動可能に設けられた前記噴出ノズルの搬送方向前後少なくともいずれか一方に、ウォータージェットを噴出する位置が固定された噴出ノズルがさらに設けられていることが望ましい。
さらに、本発明の解袋装置においては、前記第3搬送手段で搬送され、吊り下げ状態にして前記被処理物を前記底部側から落下させた後の前記袋体内に残った残留被処理物を取り出すための残留処理物排出手段を備えていることがより望ましい。
そして、本発明の解袋装置においては、前記噴出ノズルの初期位置に対向するように開口部が配され、前記袋体の搬送に伴って回動可能に構成された回収配管を有する回収装置が設けられていることが望ましい。
また、本発明の解袋装置においては、前記フレキシブルコンテナバッグの位置を検知する検知手段が設けられ、前記検知手段により前記フレキシブルコンテナバッグが所定の位置に搬送されてきたと確認された段階で、前記ウォータージェットの前記噴出ノズルから水を噴射するとともに、前記フレキシブルコンテナバッグの底部の切欠きが完了した位置に搬送された段階で、前記噴出ノズルからの水の噴射を停止するように構成されていることが望ましい。
本発明の解袋装置においては、被処理物を収容した袋体が第1搬送手段から第2搬送手段に搬送され、第2搬送手段で搬送されている間に、破袋手段の噴出ノズルから噴出したウォータージェットで袋体の底部に切り込みを入れることができる。
また、このとき、第2搬送手段による搬送速度よりも大きな進退移動速度で1つの噴出ノズルが進退移動することにより、袋体の底部にV字状やW字状等のジグザグの切り込みを入れることができる。
また、このとき、第2搬送手段による搬送速度よりも大きな進退移動速度で1つの噴出ノズルが進退移動することにより、袋体の底部にV字状やW字状等のジグザグの切り込みを入れることができる。
これにより、第2搬送手段から第3搬送手段で搬送された袋体を吊り上げる(持ち上げる)だけで、袋体の底部の切り込みが開き、被処理物を自動的に落下させて取り出すことが可能になる。
なお、袋体の底部に一直線の切り込みを入れた場合には、袋体を吊り上げた際に(持ち上げた際に)底部が大きく開かず、被処理物を好適に落下させて取り出すことができない。これに対し、V字状やW字状等のジグザグの切り込みを入れることにより、袋体を吊り上げる(持ち上げる)だけで確実に底部が大きく開き、被処理物を好適に落下させて自動的に取り出すことができる。
そして、被処理物が例えば除染作業で発生した放射性物質を含む汚染物であっても、作業者がフレキシブルコンテナバッグなどの袋体を切り開き、人力で汚染物の被処理物を取り出すことを不要にすることができる。
なお、袋体の底部に一直線の切り込みを入れた場合には、袋体を吊り上げた際に(持ち上げた際に)底部が大きく開かず、被処理物を好適に落下させて取り出すことができない。これに対し、V字状やW字状等のジグザグの切り込みを入れることにより、袋体を吊り上げる(持ち上げる)だけで確実に底部が大きく開き、被処理物を好適に落下させて自動的に取り出すことができる。
そして、被処理物が例えば除染作業で発生した放射性物質を含む汚染物であっても、作業者がフレキシブルコンテナバッグなどの袋体を切り開き、人力で汚染物の被処理物を取り出すことを不要にすることができる。
よって、本発明の解袋装置によれば、被処理物を収容した袋体を順次第1搬送手段に供給するだけで、袋体を破袋して被処理物を取り出すことができ、大量の袋体を連続的に且つ短時間で効率的に処理することが可能になる。
また、例えば、放射性物質で汚染された土地の除染作業などによって大量に発生し、フレキシブルコンテナバッグに詰めた放射性物質を含む汚染物が被処理物であっても、短時間でフレキシブルコンテナバッグを解袋し、効率よく大量に処理することが可能になる。
また、例えば、放射性物質で汚染された土地の除染作業などによって大量に発生し、フレキシブルコンテナバッグに詰めた放射性物質を含む汚染物が被処理物であっても、短時間でフレキシブルコンテナバッグを解袋し、効率よく大量に処理することが可能になる。
また、本発明の解袋装置においては、ウォータージェットを上方に向けて噴出させる噴出ノズルが、第2搬送手段で移動されている袋体の底部の面積範囲内で進退移動するように構成することで、確実に袋体の底部にジグザグの切り込みを入れることができ、確実且つ好適に袋体の底部を開き、自動的に被処理物を落下させて袋体から取り出すことが可能になる。
さらに、本発明の解袋装置においては、進退移動可能に設けられた噴出ノズルに加えて、位置が固定された噴出ノズルを設けることにより、袋体の底部により細かく切り込みを入れることができる。
これにより、袋体を吊り上げる(持ち上げる)だけでより確実に底部が大きく開き、被処理物をより好適に落下させて自動的に取り出すことができる。
これにより、袋体を吊り上げる(持ち上げる)だけでより確実に底部が大きく開き、被処理物をより好適に落下させて自動的に取り出すことができる。
さらに、本発明の解袋装置においては、第3搬送手段で搬送され、吊り下げ状態にして被処理物を底部側から落下させた後に、ジグザグの切り込みを入れた底部の残片部分に引っ掛かるなどして袋体の内部に一部の被処理物が残ってしまった場合であっても、残留処理物排出手段によって、この袋体を揺り動かしたり、袋体に衝撃を与えたり、ローラーなどで袋体を挟み込み残留処理物を絞り出すなどし、確実に被処理物(残留被処理物)を袋体から取り出すことが可能になる。
そして、本発明の解袋装置においては、ウォータージェットの噴出ノズルに対向するように回収配管(回収装置)を設けることにより、未使用水(アイドリング用水)を効果的に回収することができる。これにより、節水およびコスト低減を図ることができる。
また、本発明の解袋装置においては、検知手段によりフレキシブルコンテナバッグの位置に対応させてウォータージェットの噴出ノズルから水を噴射するように構成することができるので、節水とコスト低減を図ることができる。
以下、図1から図7を参照し、本発明の一実施形態に係る解袋装置について説明する。
ここで、本実施形態は、放射性物質で汚染された土地などを除染して大量に発生する土砂や落葉・落枝、草木などの放射性物質を含む被処理物(汚染物、廃棄物)をフレキシブルコンテナバッグに詰め、この状態の被処理物を中間処理施設などでフレキシブルコンテナバッグから取り出して処理する際に用いて好適な解袋装置に関するものである。
はじめに、本実施形態のフレキシブルコンテナバッグは、可撓性を有するシート状部材を用いて形成され、非使用時には折り畳み可能で、使用時(被処理物の収容時)には内容量を大きくして多量の物を収容できる袋体として形成されている。また、このフレキシブルコンテナバッグは、例えば、有底円筒状、有底四角筒状に形成されている。
具体的に、この種のフレキシブルコンテナバッグ1は、図1に示すように、被処理物Sを収容する胴部1a及び底部1bからなる袋体収容部1cと、袋体収容部1cに一体に接続され、被処理物Sを収容した状態で袋体収容部1cの上部側を閉塞させるための略筒状の袋体蓋部1dと、袋体収容部1c及び袋体蓋部1dを吊り下げるための吊りベルト1eと、袋体収容部1cの適所に設けられて袋体収容部1cを補強するための補強材1fとを備えて形成されている。
本実施形態では、このようなフレキシブルコンテナバッグ1に、除染作業で発生した放射性物質を含む(含む可能性がある)落葉・落枝、草木などの可燃物と、土砂や金属などの不燃物とを仕分けしながら収容する。フレキシブルコンテナバッグ1にそれぞれ収容した可燃物や不燃物は、フレキシブルコンテナバッグ1に収容した状態で中間処理施設などに搬送し仮置き保管される。その後、例えば、可燃物は、フレキシブルコンテナバッグ1ごと破砕装置で所定の大きさ、粒度に破砕し、適宜焼却などして処理される。また、不燃物は、フレキシブルコンテナバッグ1から取り出して適宜処理することになる。
また、本実施形態では、上記の不燃物のような被処理物Sをフレキシブルコンテナバッグ(袋体)1から取り出す際に解袋装置Aを使用する。
そして、本実施形態の解体装置Aは、図1及び図2、図3に示すように、被処理物Sを収容したフレキシブルコンテナバッグ1を横方向の一方向T1に順次搬送する第1搬送手段2と、第1搬送手段2からフレキシブルコンテナバッグ1を受けつつこのフレキシブルコンテナバッグ1を第1搬送手段2から連続的に横方向の一方向T1に搬送する第2搬送手段3と、第2搬送手段3からフレキシブルコンテナバッグ1を受けつつこのフレキシブルコンテナバッグ1を第2搬送手段3から連続的に横方向の一方向T1に搬送する第3搬送手段4と、下方から上方に向けてウォータージェットを噴出させ、このウォータージェットによって第2搬送手段3で搬送されているフレキシブルコンテナバッグ1の底部1bに切り込みを入れる破袋手段5とを備えて構成されている。
また、第1搬送手段2は、例えばベルトコンベア(スチールベルトコンベアなど)であり、建設作業機やクレーン付きトラックなどの袋体供給手段10によって順次搬送ベルトに被処理物Sを収容したフレキシブルコンテナバッグ1が上載され、搬送ベルトの回転駆動によって順次上載したフレキシブルコンテナバッグ1が一方向T1に搬送される。なお、第1搬送手段2は、必ずしもベルトコンベアでなくてもよく、所望の方向に被処理物Sを収容した複数のフレキシブルコンテナバッグ1を順次連続的に搬送可能であれば、例えばチェーンコンベアやローラーコンベアなど、他の搬送手段であってもよい。
第2搬送手段3は、例えばローラーコンベアであり、横方向T1に所定の隙間をあけて配設された複数の回転ローラー3aを備えている。また、本実施形態では、各回転ローラー3aの回転軸が横方向の一方向T1に直交する他方向T2に沿うようにして、複数の回転ローラー3aが配設されている。なお、第2搬送手段3の複数の回転ローラー3aは、駆動ローラーを備えていても、全て従動ローラー(単なる回転ローラー)であってもよい。
そして、この第2搬送手段3は、第1搬送手段2によって搬送されてきたフレキシブルコンテナバッグ1(被処理物Sを収容したフレキシブルコンテナバッグ1)を受け入れつつ回転ローラー3aの回転によって一方向T1に連続的に搬送する。なお、第2搬送手段3の回転ローラー3aに駆動ローラーが設けられている場合には、その回転駆動力によってフレキシブルコンテナバッグ1を搬送する。また、駆動ローラーが設けられていない場合には、第1搬送手段2によって順次搬送される前方のフレキシブルコンテナバッグ1が後方のフレキシブルコンテナバッグ1に押されることにより、第2搬送手段3の回転ローラー3a上にフレキシブルコンテナバッグ1が順次受け入れられ、回転ローラー3aの回転によって自動的に且つ連続的に搬送される。
一方、本実施形態の破袋手段5は、第2搬送手段3で搬送されているフレキシブルコンテナバッグ1の底部1bに向けてウォータージェットを噴出させ、フレキシブルコンテナバッグ1の底部1bに切れ目を入れるように設けられている。
具体的に、本実施形態の破袋手段5は、水槽、コンプレッサー、配管6aなどを備えてなる高圧水供給装置6と、高圧水供給装置6の配管6aの先端に設けられ、高圧水供給装置6から送られた高圧水をウォータージェットとして噴出させる1つの噴出ノズル7と、この1つの噴出ノズル7を保持する保持部材8と、噴出ノズル7からウォータージェットが鉛直方向上方に向けて噴出するように、且つ前記一方向T1に直交する他方向T2(フレキシブルコンテナバッグ1の搬送方向に交差する方向)に、保持部材8ひいては噴出ノズル7を進退自在に支持する進退機構9とを備えて構成されている。
また、本実施形態では、進退機構9が、駆動モータと、駆動モータによって正逆回転するスプロケットと、一対のスプロケットに巻き掛けられて正逆回動する無端状のチェーンとを備えて構成されている。
なお、進退機構9は、1つの噴出ノズル7を進退移動させることが可能であれば、どのような構成であってもよい。例えば、駆動モータと、駆動モータによって軸線周りに回転するボールねじと、ボールねじに螺着したボールナットを備え、ボールナットに保持部材8を取り付けたり、直動アクチュエータに保持部材8を取り付けるなどして、進退機構9を構成してもよい。
そして、本実施形態の破袋手段5においては、ウォータージェットが上方に噴出するように、チェーンに保持部材8ひいては噴出ノズル7を固定し、駆動モータの駆動とともにチェーンが正逆回動することで、噴出ノズル7が進退移動する。
また、第2搬送手段3の隣り合う回転ローラー3aの間の隙間からウォータージェットを上方に噴出させるように、且つ回転ローラー3aの軸線に沿う他方向T2に沿って進退移動するように、破袋手段5の進退機構9が配設されている。
また、第2搬送手段3の隣り合う回転ローラー3aの間の隙間からウォータージェットを上方に噴出させるように、且つ回転ローラー3aの軸線に沿う他方向T2に沿って進退移動するように、破袋手段5の進退機構9が配設されている。
さらに、本実施形態の破袋手段5においては、例えば制御手段によって進退機構9の駆動モータの駆動や第1搬送手段2、第2搬送手段3の駆動を制御するなどして、噴出ノズル7の進退移動速度が第2搬送手段3によるフレキシブルコンテナバッグ1の搬送速度よりも大きくなるように、進退機構9が設定・構成されている。
なお、第1搬送手段2、第2搬送手段3、進退機構9を手動で操作して、噴出ノズル7の進退移動速度が第2搬送手段3によるフレキシブルコンテナバッグ1の搬送速度よりも大きくなるようにしても勿論構わない。
なお、第1搬送手段2、第2搬送手段3、進退機構9を手動で操作して、噴出ノズル7の進退移動速度が第2搬送手段3によるフレキシブルコンテナバッグ1の搬送速度よりも大きくなるようにしても勿論構わない。
さらに、本実施形態の破袋手段5においては、噴出ノズル7が第2搬送手段3で移動しているフレキシブルコンテナバッグ1の底部1bの面積範囲内(接地面積範囲内)で進退移動するように、進退機構9が構成されている。
次に、第3搬送手段4は、例えばローラーコンベアであり、複数の回転ローラーを備えている。また、本実施形態では、各回転ローラーの回転軸が横方向の一方向T1に直交する他方向T2に沿うようにして、複数の回転ローラーが配設されている。なお、第3搬送手段4の複数の回転ローラーは、駆動ローラーを備えていても、全て従動ローラー(単なる回転ローラー)であってもよい。
この第3搬送手段4は、第2搬送手段3によって搬送されてきたフレキシブルコンテナバッグ1(被処理物Sを収容し、底部1bに切り込みが入れられたフレキシブルコンテナバッグ1)を受け入れつつ回転ローラーの回転によって一方向T1に連続的に搬送する。なお、第3搬送手段4の回転ローラーに駆動ローラーが設けられている場合には、その回転駆動力によってフレキシブルコンテナバッグ1を搬送する。また、駆動ローラーが設けられていない場合には、第1搬送手段2、第2搬送手段3によって順次搬送される前方のフレキシブルコンテナバッグ1が後方のフレキシブルコンテナバッグ1に押されることにより、第3搬送手段4の回転ローラー上にフレキシブルコンテナバッグ1が順次受け入れられ、回転ローラーの回転によって自動的に且つ連続的に搬送される。
そして、上記構成からなる本実施形態の解袋装置Aにおいては、建設作業機やクレーン付トラックの袋体供給手段10などで仮置き場R1から被処理物Sを収容したフレキシブルコンテナバッグ1が第1搬送手段2上に載せられ、このフレキシブルコンテナバッグ1が順次第1搬送手段2から第2搬送手段3に搬送される。そして、第2搬送手段3で搬送されている間に、破袋手段5の噴出ノズル7からウォータージェットがフレキシブルコンテナバッグ1の底部1bに噴出される。また、この噴出ノズル7が進退機構9によって他方向T2に(フレキシブルコンテナバッグ1の移動方向に交差する方向に)進退移動する。
さらに、このとき、第2搬送手段3による搬送速度よりも大きな進退移動速度で噴出ノズル7が進退移動することにより、また、1つの噴出ノズル7が第2搬送手段3で移動しているフレキシブルコンテナバッグ1の底部1bの面積範囲内で進退移動することにより、フレキシブルコンテナバッグ1の底部1bに自動的にV字状やW字状等のジグザグの切り込みが入ることになる。
これにより、第2搬送手段3から第3搬送手段4に搬送されたフレキシブルコンテナバッグ1を建設作業機などの吊り上げ搬送手段11で吊り上げると(持ち上げると)、フレキシブルコンテナバッグ1の底部1bの切り込みが大きく開き、被処理物Sが自動的に被処理物ストック場R2に落下して取り出されることになる。
また、このとき、例えばフレキシブルコンテナバッグ1の底部1bにウォータージェットで一直線上の切り込みを入れた場合には、フレキシブルコンテナバッグ1を吊り上げた際に(持ち上げた際に)底部1bが大きく開かず、被処理物Sが好適に落下しないため、十分に取り出すことができない。
これに対し、本実施形態では、フレキシブルコンテナバッグ1の底部1bにV字状やW字状等のジグザグの切り込みが入るため、フレキシブルコンテナバッグ1を吊り上げるだけで確実に底部1bが大きく開き、被処理物Sが好適に落下して十分な取り出しが行なえる。
これに対し、本実施形態では、フレキシブルコンテナバッグ1の底部1bにV字状やW字状等のジグザグの切り込みが入るため、フレキシブルコンテナバッグ1を吊り上げるだけで確実に底部1bが大きく開き、被処理物Sが好適に落下して十分な取り出しが行なえる。
したがって、本実施形態の解袋装置Aにおいては、被処理物Sを収容したフレキシブルコンテナバッグ(袋体)1が第1搬送手段2から第2搬送手段3に搬送され、第2搬送手段3で搬送されている間に、破袋手段5の噴出ノズル7から噴出したウォータージェットでフレキシブルコンテナバッグ1の底部1bに切り込みを入れることができる。
また、このとき、第2搬送手段3による搬送速度よりも大きな進退移動速度で噴出ノズル7が進退移動することにより、フレキシブルコンテナバッグ1の底部1bにV字状やW字状等のジグザグの切り込みを入れることができる。
また、このとき、第2搬送手段3による搬送速度よりも大きな進退移動速度で噴出ノズル7が進退移動することにより、フレキシブルコンテナバッグ1の底部1bにV字状やW字状等のジグザグの切り込みを入れることができる。
これにより、第2搬送手段3から第3搬送手段4で搬送されたフレキシブルコンテナバッグ1を吊り上げるだけで、フレキシブルコンテナバッグ1の底部1bの切り込みが開き、被処理物Sを自動的に落下させて取り出すことが可能になる。また、フレキシブルコンテナバッグ1の底部1bに一直線の切り込みではなく、V字状やW字状等のジグザグの切り込みが入ることにより、確実にフレキシブルコンテナバッグ1を吊り上げるだけで底部1bが大きく開き、被処理物Sを好適に落下させて自動的に取り出すことができる。
そして、被処理物Sが例えば除染作業で発生した放射性物質を含む汚染物であっても、作業者がフレキシブルコンテナバッグ1を切り開き、人力で汚染物の被処理物Sを取り出すことを不要にすることができる。
よって、本実施形態の解袋装置Aによれば、被処理物Sを収容したフレキシブルコンテナバッグ1を順次第1搬送手段2に供給するだけで、フレキシブルコンテナバッグ1を破袋して被処理物Sを取り出すことができ、大量のフレキシブルコンテナバッグ1を連続的に且つ短時間で効率的に処理することが可能になる。
また、例えば、放射性物質で汚染された土地の除染作業などによって大量に発生し、フレキシブルコンテナバッグ1に詰めた放射性物質を含む汚染物が被処理物Sであっても、短時間でフレキシブルコンテナバッグ1を解袋し、効率よく大量に処理することが可能になる。
また、例えば、放射性物質で汚染された土地の除染作業などによって大量に発生し、フレキシブルコンテナバッグ1に詰めた放射性物質を含む汚染物が被処理物Sであっても、短時間でフレキシブルコンテナバッグ1を解袋し、効率よく大量に処理することが可能になる。
さらに、本実施形態の解袋装置Aにおいては、ウォータージェットを上方に向けて噴出させる噴出ノズル7が、第2搬送手段3で移動されているフレキシブルコンテナバッグ1の底部1bの面積範囲内で進退移動するように構成することで、確実にフレキシブルコンテナバッグ1の底部1bにジグザグの切り込みを入れることができ、好適にフレキシブルコンテナバッグ1の底部1bを開き、自動的に被処理物Sを落下させてフレキシブルコンテナバッグ1から取り出すことが可能になる。
次に、本実施形態の破袋手段の別の態様について図4を用いて説明する。
図4の破袋手段51は、上述した破袋手段5でフレキシブルコンテナバッグ1の底部1bにV字状やW字状等の切り込みを入れるように構成したが、その後に、さらに位置が固定された噴出ノズル21を配置し、ウォータージェットによって進行方向(T1)に沿った方向にさらに切り込みを入れるように構成した。
このように切り込みをさらに細かく形成することにより、フレキシブルコンテナバッグ1の内容物(被処理物S)をより確実に排出させることができる。
なお、図4においては、固定式の噴出ノズル21を3個設置したが、個数は特にこだわらない。また、噴出ノズル7、8と噴出ノズル21との配置の順序についても特にこだわらない。また、噴出ノズル21の進行方向前後に回転ローラー3aを配置してもよい。
図4の破袋手段51は、上述した破袋手段5でフレキシブルコンテナバッグ1の底部1bにV字状やW字状等の切り込みを入れるように構成したが、その後に、さらに位置が固定された噴出ノズル21を配置し、ウォータージェットによって進行方向(T1)に沿った方向にさらに切り込みを入れるように構成した。
このように切り込みをさらに細かく形成することにより、フレキシブルコンテナバッグ1の内容物(被処理物S)をより確実に排出させることができる。
なお、図4においては、固定式の噴出ノズル21を3個設置したが、個数は特にこだわらない。また、噴出ノズル7、8と噴出ノズル21との配置の順序についても特にこだわらない。また、噴出ノズル21の進行方向前後に回転ローラー3aを配置してもよい。
次に、本実施形態のウォータージェット装置の別の態様について図5を用いて説明する。具体的には、噴出ノズル7から噴出される未使用の水(アイドリング用水)を効率的に回収する回収手段を設けたものである。
図5に示すように、回収手段30は、噴出ノズル7の初期位置に対向するように開口部が配された回収配管32を備えている。つまり、フレキシブルコンテナバッグ1が所定の位置に到達した段階で、ウォータージェットの起動が開始されるが、その際に噴出された水(アイドリング用水)は回収配管32内へ回収されるように構成されている。回収配管32で回収された水は高圧水供給装置6に設けられたタンクなどに導かれて回収される。また、回収配管32は、フレキシブルコンテナバッグ1が当接すると、軸線O1を中心に回動するように構成されている。つまり、フレキシブルコンテナバッグ1が噴出ノズル7の上方に達すると、回収配管32が噴出ノズル7の上方から回避することで、噴出された水をフレキシブルコンテナバッグ1の底部1bに当てて切り込みを入れることができる。なお、フレキシブルコンテナバッグ1が通過すると、回収配管32に設けられた付勢部材(不図示)により回収配管32は初期位置(噴出ノズル7に対向する位置)に戻るように構成されている。
このように構成することにより、ウォータージェットで使用する水量を低減することができる。なお、図4で示した噴出ノズル21に回収手段30を設けてもよいことは言うまでもない。
図5に示すように、回収手段30は、噴出ノズル7の初期位置に対向するように開口部が配された回収配管32を備えている。つまり、フレキシブルコンテナバッグ1が所定の位置に到達した段階で、ウォータージェットの起動が開始されるが、その際に噴出された水(アイドリング用水)は回収配管32内へ回収されるように構成されている。回収配管32で回収された水は高圧水供給装置6に設けられたタンクなどに導かれて回収される。また、回収配管32は、フレキシブルコンテナバッグ1が当接すると、軸線O1を中心に回動するように構成されている。つまり、フレキシブルコンテナバッグ1が噴出ノズル7の上方に達すると、回収配管32が噴出ノズル7の上方から回避することで、噴出された水をフレキシブルコンテナバッグ1の底部1bに当てて切り込みを入れることができる。なお、フレキシブルコンテナバッグ1が通過すると、回収配管32に設けられた付勢部材(不図示)により回収配管32は初期位置(噴出ノズル7に対向する位置)に戻るように構成されている。
このように構成することにより、ウォータージェットで使用する水量を低減することができる。なお、図4で示した噴出ノズル21に回収手段30を設けてもよいことは言うまでもない。
以上、本発明に係る解袋装置の一実施形態について説明したが、本発明は上記の一実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施形態では、放射性物質で汚染された汚染物が被処理物Sであるものとし、この被処理物Sを収容する袋体がフレキシブルコンテナバッグであるものとして説明を行ったが、本発明は、被処理物Sを汚染物に限定する必要がなく、あらゆる物を被処理物とすることができる。また、本発明は、袋体においてもフレキシブルコンテナバッグ1に限定する必要がなく、あらゆる袋体を対象にすることができる。すなわち、本発明は、あらゆる被処理物、袋体に適用可能である。
また、第3搬送手段4で搬送され、吊り下げ状態にして被処理物Sを底部1b側から落下させた後に、切り込みを入れた底部1bの残片部分に引っ掛かるなどして袋体1の内部に一部の被処理物Sが残ってしまうケースも考えられる。このため、図3に示すように残留処理物排出手段13を設けて解袋装置Aを構成するようにしてもよい。すなわち、残留処理物排出手段13を備えることによって、袋体1の内部に一部の被処理物Sが残ってしまうような場合においても、袋体振動/揺動装置や衝撃付加装置、袋体絞り装置などの残留処理物排出手段13によって、袋体1を揺り動かしたり、袋体1に衝撃を与えたり、ローラーなどで袋体1を挟み込み残留処理物Sを絞り出すなどして、より確実に被処理物(残留被処理物)Sを袋体1から取り出すことが可能になる。残留処理物排出手段13の一例としては、図6に示すように、フレキシブルコンテナバッグ1をハンガーレール35に吊り下げて搬送するように構成し、被処理物ストック場R2のエリアにおいて、ハンガーレール35に段差部36を形成し、被処理物Sの自重および段差部36の段差による落下エネルギーを利用して内容物(被処理物S)を確実に排出できるように構成すればよい。また、残留処理物排出手段13の別の事例としては、図7に示すように、フレキシブルコンテナバッグ1をハンガーレール37に吊り下げて搬送し、被処理物ストック場R2で被処理物Sを落下させた後、フレキシブルコンテナバッグ1の進行方向(搬送方向)に交差する方向に沿って棒状の障害物38を設置する構成でもよい。このように棒状の障害物38を設置することにより、フレキシブルコンテナバッグ1に残留処理物Sがあった場合であっても、フレキシブルコンテナバッグ1が障害物に当接し、それを乗り越えた際に、フレキシブルコンテナバッグ1に大きな衝撃が加わるため、残留処理物Sを確実に排出することができる。
また、ウォータージェットの噴出ノズルは、フレキシブルコンテナバッグ1を切削した際に発生する切り屑などにより詰まる虞がある。そのため、噴出ノズルは定期的なメンテナンスが必要となるが、ウォータージェットの噴出ノズルおよび駆動部をユニットとして一体化した構成を採用してもよい。また、ユニット化したものをスライドレールや車輪などでスライド移動できるように構成してもよい。このように構成することで、ユニットの交換を迅速に行うことができる。さらに、メンテナンスを容易にすることにより、噴出ノズルの詰まりを防止でき、常に必要な水量と水圧で噴射を継続することができる。結果として、フレキシブルコンテナバッグ1の底部1bを確実に切り欠くことができる。
また、フレキシブルコンテナバッグ1の位置を検知するために、赤外線モニタや超音波距離計を配置してもよい。赤外線モニタや超音波距離計によりフレキシブルコンテナバッグ1が所定の位置に搬送されてきたと確認された段階で、ウォータージェットの噴出ノズル7、21から水を噴射するように構成し、フレキシブルコンテナバッグ1の底部1bの切欠きが完了した位置に搬送された段階で、噴出ノズル7、21からの水の噴射を停止するように構成すればよい。このように構成することにより、節水とコスト低減を図ることができる。
また、フレキシブルコンテナバッグ1の底部1bの切開時に発生する余剰水を集水する集水設備(例えば、集水パン)を設けてもよい。集水された余剰水は浄化した後、再利用するように構成してもよい。なお、集水設備は、第1搬送手段2、第2搬送手段3、および第3搬送手段4のそれぞれの下部に設けてもよい。
また、破袋手段5およびその周辺を覆うようにカバー(テントなど)を設けてもよい。このようにカバーを設けることで、周囲への汚染水の飛散を防止することができるとともに、カバー内部で汚染水を集水する集水設備(例えば、集水パン)を設けることで汚染水を回収することができる。さらに、回収された汚染水は浄化した後、再利用してもよい。また、破袋手段5およびその周辺をカバーで覆った場合に、集塵装置や消臭装置を有する空気浄化装置を設けて、カバー内の空気を浄化した後に排気する設備を設けてもよい。
なお、カバーなどを設けない場合には、臭気発生源に吸込口を設け、局所ファンで吸込み、空気浄化装置を経由して排気するように構成してもよい。
また、被処理物Sが排出される被処理物ストック場R2では粉塵が飛散する虞があるため、被処理物ストック場R2を覆う粉塵飛散防止カバーを設けてもよい。または、粉塵飛散防止用のミスト噴霧装置を設けてもよい。
さらに、カバーは、解袋装置A全体を覆うように配置してもよいし、図3で示すシステム全体を建屋やテントにて覆うように構成してもよい。
また、破袋手段5およびその周辺を覆うようにカバー(テントなど)を設けてもよい。このようにカバーを設けることで、周囲への汚染水の飛散を防止することができるとともに、カバー内部で汚染水を集水する集水設備(例えば、集水パン)を設けることで汚染水を回収することができる。さらに、回収された汚染水は浄化した後、再利用してもよい。また、破袋手段5およびその周辺をカバーで覆った場合に、集塵装置や消臭装置を有する空気浄化装置を設けて、カバー内の空気を浄化した後に排気する設備を設けてもよい。
なお、カバーなどを設けない場合には、臭気発生源に吸込口を設け、局所ファンで吸込み、空気浄化装置を経由して排気するように構成してもよい。
また、被処理物Sが排出される被処理物ストック場R2では粉塵が飛散する虞があるため、被処理物ストック場R2を覆う粉塵飛散防止カバーを設けてもよい。または、粉塵飛散防止用のミスト噴霧装置を設けてもよい。
さらに、カバーは、解袋装置A全体を覆うように配置してもよいし、図3で示すシステム全体を建屋やテントにて覆うように構成してもよい。
また、必ずしも第1搬送手段2と第2搬送手段3と第3搬送手段4のそれぞれの搬送手段の搬送方向が同一の一方向T1でなくてもよい。さらに、第1搬送手段2と第2搬送手段3と第3搬送手段4のそれぞれの搬送手段の構成を本実施形態のように限定する必要もない。
1 フレキシブルコンテナバッグ(袋体)
1a 胴部
1b 底部
1c 袋体収容部
1d 袋体蓋部
1e 吊りベルト
1f 補強材
2 第1搬送手段
3 第2搬送手段
3a 回転ローラー
4 第3搬送手段
5 破袋手段
6 高圧水供給装置
6a 配管
7 噴出ノズル
8 保持部材
9 進退機構
10 袋体供給手段
11 吊り上げ搬送手段
13 残留処理物排出手段
21 噴出ノズル(固定された噴出ノズル)
30 回収手段
32 回収配管
A 解袋装置
R1 仮置き場
R2 被処理物ストック場
S 被処理物
T1 一方向
T2 他方向
1a 胴部
1b 底部
1c 袋体収容部
1d 袋体蓋部
1e 吊りベルト
1f 補強材
2 第1搬送手段
3 第2搬送手段
3a 回転ローラー
4 第3搬送手段
5 破袋手段
6 高圧水供給装置
6a 配管
7 噴出ノズル
8 保持部材
9 進退機構
10 袋体供給手段
11 吊り上げ搬送手段
13 残留処理物排出手段
21 噴出ノズル(固定された噴出ノズル)
30 回収手段
32 回収配管
A 解袋装置
R1 仮置き場
R2 被処理物ストック場
S 被処理物
T1 一方向
T2 他方向
Claims (6)
- 被処理物を収容した袋体を解袋して前記被処理物を取り出すための解袋装置であって、
前記袋体を搬送する第1搬送手段と、
前記第1搬送手段から受けつつ前記袋体を搬送する第2搬送手段と、
前記第2搬送手段から受けつつ前記袋体を搬送する第3搬送手段と、
下方から上方に向けてウォータージェットを噴出させ、該ウォータージェットによって前記第2搬送手段で搬送されている前記袋体の底部に切り込みを入れる破袋手段とを備えるとともに、
ウォータージェットを噴出する噴出ノズルが、前記第2搬送手段による前記袋体の搬送方向に交差する方向に進退移動可能に設けられ、
且つ前記噴出ノズルの進退移動速度を前記第2搬送手段による前記袋体の搬送速度よりも大きく設定して構成されていることを特徴とする解袋装置。 - 請求項1記載の解袋装置において、
前記噴出ノズルが、前記第2搬送手段で移動されている前記袋体の底部の面積範囲内で進退移動するように構成されていることを特徴とする解袋装置。 - 請求項1または請求項2に記載の解袋装置において、
前記破袋手段は、進退移動可能に設けられた前記噴出ノズルの搬送方向前後少なくともいずれか一方に、ウォータージェットを噴出する位置が固定された噴出ノズルがさらに設けられていることを特徴とする解袋装置。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載の解袋装置において、
前記第3搬送手段で搬送され、吊り下げ状態にして前記被処理物を前記底部側から落下させた後の前記袋体内に残った残留被処理物を取り出すための残留処理物排出手段を備えていることを特徴とする解袋装置。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載の解袋装置において、
前記噴出ノズルの初期位置に対向するように開口部が配され、前記袋体の搬送に伴って回動可能に構成された回収配管を有する回収装置が設けられていることを特徴とする解袋装置。 - 請求項1から請求項5のいずれかに記載の解袋装置において、
前記フレキシブルコンテナバッグの位置を検知する検知手段が設けられ、
前記検知手段により前記フレキシブルコンテナバッグが所定の位置に搬送されてきたと確認された段階で、前記ウォータージェットの前記噴出ノズルから水を噴射するとともに、前記フレキシブルコンテナバッグの底部の切欠きが完了した位置に搬送された段階で、前記噴出ノズルからの水の噴射を停止するように構成されていることを特徴とする解袋装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014156540A JP2015187008A (ja) | 2014-03-11 | 2014-07-31 | 解袋装置 |
Applications Claiming Priority (3)
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---|---|---|---|
JP2014047599 | 2014-03-11 | ||
JP2014047599 | 2014-03-11 | ||
JP2014156540A JP2015187008A (ja) | 2014-03-11 | 2014-07-31 | 解袋装置 |
Publications (1)
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JP2015187008A true JP2015187008A (ja) | 2015-10-29 |
Family
ID=54429525
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2014156540A Pending JP2015187008A (ja) | 2014-03-11 | 2014-07-31 | 解袋装置 |
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Country | Link |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105292636A (zh) * | 2015-10-30 | 2016-02-03 | 天津汇康田科技研发有限公司 | 一种创新型垃圾破袋装置 |
CN108423255A (zh) * | 2018-03-23 | 2018-08-21 | 青岛优享供应链有限公司 | 解袋系统 |
-
2014
- 2014-07-31 JP JP2014156540A patent/JP2015187008A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105292636A (zh) * | 2015-10-30 | 2016-02-03 | 天津汇康田科技研发有限公司 | 一种创新型垃圾破袋装置 |
CN105292636B (zh) * | 2015-10-30 | 2018-02-09 | 天津汇康田科技研发有限公司 | 一种创新型垃圾破袋装置 |
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CN108423255B (zh) * | 2018-03-23 | 2024-04-19 | 青岛优享供应链有限公司 | 解袋系统 |
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