JP2015186947A - バーハンドル車両用ブレーキ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】緩衝手段を別途設けることなく、操作フィーリングを良好に保つとともに、低コストでABS制御を実現できるバーハンドル車両用ブレーキ装置を提供することを課題とする。
【解決手段】作動ユニット40は、ユニット本体41と、回動部材43と、回動制御手段51と、駆動力発生手段61とを備える。操作子側牽引部材32は、一端が第1のブレーキ操作子24に接続され、他端がユニット本体41上部の本体側接続部41aに接続されている。車輪側牽引部材33は、一端が回動部材43の部材側接続部43aに接続され、他端が第1ブレーキアーム35に接続されている。回動部材43は、弾性部材44により、車輪側牽引部材33を牽引する方向に付勢されている。
【効果】運転者への衝撃を緩和する緩衝手段を別途設けることなく、操作フィーリングを良好に保つとともに、低コストでABS制御を実現できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、バーハンドル車両用ブレーキ装置に関する。
バーハンドルに設けられたブレーキレバーを操作することにより作動する機械式ブレーキが実用に供されている。このような機械式ブレーキを備えたバーハンドル車両において、ABS(antilock braking system)機構を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この特許文献1の技術では、ブレーキレバーを操作することにより第1ブレーキワイヤが牽引され、その牽引力が、ピストン、コイルばね及びシリンダを介してレバーに伝達される。牽引力が伝達されることで、レバーが上方へ揺動して第2ブレーキワイヤが牽引され、前輪ブレーキが作動される。
車輪がロック状態に近づくと、所定値以上の角速度の減速が減速度センサに検知され、モジュレータが作動し、制御ワイヤが下方へ牽引される。このため、レバーが下方へ揺動し、第2ブレーキワイヤの牽引力が弱められ、前輪ブレーキの制動力が制御される。また、レバーの下方への揺動に伴って第1ブレーキワイヤに作用するキックバック力が、緩衝手段によって吸収される。このように、ブレーキレバーへのキックバック力の伝達が緩和され、運転者の操作フィーリングが損なわれない。
しかし、モジュレータの他に別途、緩衝手段を設けており、部品コストが嵩む。
特許第2756500号公報
本発明は、上述のような緩衝手段を別途設けることなく、操作フィーリングを良好に保つとともに、低コストでABS制御を実現できるバーハンドル車両用ブレーキ装置を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明では、前輪ブレーキおよび後輪ブレーキのいずれか一方が、連繋手段によって牽引される機械式ブレーキとされたバーハンドル車両用ブレーキ装置において、前記連繋手段は、ブレーキ操作子に接続された操作子側牽引部材と、前記機械式ブレーキに接続された車輪側牽引部材と、この車輪側牽引部材および前記操作子側牽引部材に接続され、前記車輪側牽引部材の牽引状態を制御する作動ユニットとを備え、前記作動ユニットは、前記操作子側牽引部材の牽引によって、前記車輪側牽引部材を牽引する方向にスライドするとともに、前記操作子側牽引部材による牽引状態を維持しつつ、前記車輪側牽引部材の牽引状態を制御するものであることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、作動ユニットは、ユニット本体と、このユニット本体に回動可能に支持された回動部材と、この回動部材の回動を制御する回動制御手段と備え、操作子側牽引部材は、ユニット本体に接続され、車輪側牽引部材は、回動部材に接続されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、作動ユニットは、駆動力発生手段を備え、回動制御手段は、駆動力発生手段の回転駆動力を回動部材に伝達するギア機構を備え、このギア機構を介して回動部材が回動することで、車輪側牽引部材の牽引力が制御されることを特徴とする。
請求項4に係る発明では、作動ユニットは、ポンプを備え、回動制御手段は、ポンプから吐出された作動液によって作動されるシリンダユニットを備え、このシリンダユニットは、このシリンダユニット内に摺動可能に設けられ先端が回動部材に当接するピストンを有し、シリンダユニットに形成された液圧室に作動液が流入し液圧が発生し、ピストンが摺動して回動部材を押すことで、回動部材が回動し、車輪側牽引部材の牽引力が制御されることを特徴とする。
請求項5に係る発明では、前輪ブレーキおよび後輪ブレーキのいずれか一方が、連繋手段によって牽引される機械式ブレーキとされたバーハンドル車両用ブレーキ装置において、連繋手段は、ブレーキ操作子に接続された操作子側牽引部材と、一端が前記車両に接地された接地側牽引部材と、この接地側牽引部材および操作子側牽引部材が巻き掛けられた動滑車と、一端が動滑車に接続され他端が機械式ブレーキに接続された車輪側牽引部材と、接地側牽引部材の牽引状態を制御する制御手段とを備え、操作子側牽引部材が牽引されることにより、動滑車は、第1方向に回転しながら車輪側牽引部材を牽引する方向へスライドし、制御手段によって、接地側牽引部材が牽引されることにより、動滑車は、第1方向と反対の第2方向に回転しながら車輪側牽引部材を牽引する方向へスライドするとともに、制御手段によって、接地側牽引部材が牽引方向の逆に戻されることにより、動滑車は、第1方向に回転しながら車輪側牽引部材を牽引とは逆の戻す方向へスライドすることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、車輪側牽引部材および操作子側牽引部材に接続され、車輪側牽引部材の牽引状態を制御する作動ユニットとを備える。作動ユニットは、操作子側牽引部材の牽引状態を維持しつつ、車輪側牽引部材の牽引および戻しによる牽引状態を制御するので、操作子側牽引部材の牽引状態を変えることなく、車輪側牽引部材の牽引力を弱めて、車輪のロックを回避することができる。この結果、操作子側牽引部材に撓みが生じないので、従来のような緩衝手段を別途設けることなく、操作フィーリングを良好に保つとともに、低コストでABS制御を実現できる。
請求項2に係る発明では、作動ユニットは、ユニット本体に回動可能に支持された回動部材を備える。操作子側牽引部材は、ユニット本体に接続され、車輪側牽引部材は、回動部材に接続されるだけであるので、簡単な構造で、操作子側牽引部材の牽引状態を維持しつつ、車輪側牽引部材の牽引状態を制御できる。
請求項3に係る発明では、作動ユニットは、駆動力発生手段の回転駆動力をギア機構を介して回動部材に伝達する。作動液を用いることなく、ギア機構により回動部材を回動させるので、作動液用の配管や液圧回路等が不要となり、作動ユニットの車両への搭載性に優れる。
請求項4に係る発明では、作動ユニットは、ポンプから吐出された作動液によって作動されるシリンダユニットを備え、ピストンが摺動して回動部材を押すことで、回動部材が回動する。液圧によるブレーキ制御を行う構成に容易適用でき、例えば前輪ブレーキおよび後輪ブレーキの他方が、液圧式ブレーキであるバーハンドル車両に容易に搭載することができる。
請求項5に係る発明では、連繋手段は、接地側牽引部材および操作子側牽引部材が巻き掛けられた動滑車と、車輪側牽引部材と、接地側牽引部材の牽引状態を制御する制御手段とを備える。接地側牽引部材が戻されて、動滑車が第1方向に回転しながら、車輪側牽引部材を戻す方向にスライドするので、操作子側牽引部材は動滑車に巻かれることになる。このため、操作子側牽引部材に撓みが生じることなく、車輪側牽引部材の牽引力を弱めて、車輪のロックを回避することができる。結果、従来のような緩衝手段を別途設けることなく、操作フィーリングを良好に保つとともに、低コストでABS制御を実現できる。
実施例1のバーハンドル車両用ブレーキ装置を採用した車両の側面図である。 実施例1のバーハンドル車両用ブレーキ装置の概略図である。 スライド機構の分解斜視図である。 図2の4−4線断面図である。 スライド機構の別態様の説明図である。 実施例1のバーハンドル車両用ブレーキ装置の作用図である。 実施例2のバーハンドル車両用ブレーキ装置の概略図である。 実施例2のバーハンドル車両用ブレーキ装置の作用図である。 実施例3のバーハンドル車両用ブレーキ装置の概略図である。 実施例3のバーハンドル車両用ブレーキ装置の作用図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は図1に示すとおり、図1の左側を前とする。
先ず、本発明の実施例1の概要を図面に基づいて説明する。
図1、図2に示されるように、車両10は、スクータ型のバーハンドル車両であり、車体11に設けられる低床のステップフロア12と、このステップフロア12の車体前部側に立ち上げられたレッグシールド13と、ステップフロア12の車体後部側に連続して形成されたリアボディ14と、このリアボディ14の上面に配設されたシート15とを備える。
レッグシールド13の内部でヘッドパイプ16にフロントフォーク17が回動可能に支持され、このフロントフォーク17の下端に前輪18が軸支されている。リアボディ14に覆われるメインフレーム19の後部下方に、リアサスペンション20を介してパワーユニット21が支持され、このパワーユニット21の後端に後輪22が軸支されている。
パワーユニット21は、エンジン、減速機、後輪22へ動力を伝達する動力伝達機構が一体化されている。パワーユニット21の前端は、メインフレーム19に車体上下方向へ揺動可能に支持され、パワーユニット21の後部上側は、リアサスペンション20に連結されている。
フロントフォーク17の上端には、前輪18を操舵するバーハンドル23が取り付けられている。このバーハンドル23の両端には、第1のブレーキ操作子24と、第2のブレーキ操作子25とが設けられている。
前輪18のホイール18aには、前輪ブレーキ26が収容されており、後輪22のホイール22aには、後輪ブレーキ27が収容されている。バーハンドルブレーキ装置30は、前輪ブレーキ26および後輪ブレーキ27のいずれか一方が、連繋手段31によって牽引される機械式ブレーキとされ、バーハンドル23右端に備える第1のブレーキ操作子24で連繋手段31を牽引することにより機械式ブレーキを制動状態にする。以降は、便宜上、前輪ブレーキ26を機械式ブレーキとして説明する。
連繋手段31は、第1のブレーキ操作子24に接続された操作子側牽引部材32と、前輪ブレーキ26に接続された車輪側牽引部材33と、この車輪側牽引部材33および操作子側牽引部材32に接続され、車輪側牽引部材33の牽引状態を制御する作動ユニット40とを備える。
作動ユニット40は、ヘッドパイプ16に上下方向にスライド可能に設けられており、操作子側牽引部材32の牽引によって、車輪側牽引部材33を牽引する方向(上方向)にスライドするとともに、操作子側牽引部材32による牽引状態を維持しつつ、車輪側牽引部材33の牽引状態を制御するものである。
また、バーハンドル23左端の第2のブレーキ操作子25を操作することにより、後輪用牽引部材34が牽引され、後輪ブレーキ27が作動する。なお、実施例では前輪ブレーキ26をドラム式ブレーキとしたが、他の形式のブレーキであっても差し支えない。
操作子側牽引部材32の大部分は、操作子側アウタチューブ32aに覆われており、この操作子側アウタチューブ32aは、車体11に支持されている。車輪側牽引部材33の大部分は、車輪側アウタチューブ33aに覆われており、車輪側アウタチューブ33aは、車体11に支持されている。
前輪ブレーキ26には、第1ブレーキアーム35が揺動自在に設けられており、この第1ブレーキアーム35が車輪側牽引部材33によって牽引されることで、前輪ブレーキ26が作動する。前輪ブレーキ26には、第1ブレーキアーム35に接続された車輪側牽引部材33を保持する第1ワイヤブラケット26aが突出して設けられ、この第1ワイヤブラケット26aと第1ブレーキアーム35との間には第1レバーリターンスプリング36が縮設されている。第1ブレーキアーム35は、第1レバーリターンスプリング36によって常時非作動方向に付勢されている。
同様に、後輪ブレーキ27には、第2ブレーキアーム37が揺動自在に設けられており、この第2ブレーキアーム37が後輪用牽引部材34によって牽引されることで、後輪ブレーキ27が作動する。後輪ブレーキ27には、第2ブレーキアーム37に接続された後輪用牽引部材34を保持する第2ワイヤブラケット27aが突出して設けられ、この第2ワイヤブラケット27aと第2ブレーキアーム37との間には第2レバーリターンスプリング38が縮設されている。第2ブレーキアーム37は、第2レバーリターンスプリング38によって常時非作動方向に付勢されている。
図2〜図4に示されるように、作動ユニット40は、ユニット本体41と、このユニット本体41の第1の軸42に回動可能に支持された回動部材43と、この回動部材43の回動を制御する回動制御手段51と、駆動力発生手段61とを備える。操作子側牽引部材32は、一端が第1のブレーキ操作子24に接続され、他端がユニット本体41上部の本体側接続部41aに接続されている。操作子側アウタチューブ32aの端部と本体側接続部41aとの間には、作動ユニット40を下方向に付勢するユニットリターンスプリング39が設けられている。ユニットリターンスプリング39の付勢力は、第1レバーリターンスプリング36の付勢力よりも大きい。車輪側牽引部材33は、一端が回動部材43の部材側接続部43aに接続され、他端が第1ブレーキアーム35に接続されている。
回動部材43は、略扇形状の本体部43bと、本体部43bに形成された溝部43cと、扇形状の弧に沿って形成された本体側歯部43dと、第1の軸42に設けられた弾性部材44の一端を受ける受け部43eと、車輪側牽引部材33が接続される部材側接続部43aとを有する。
溝部43cには、ユニット本体41に設けられた位置規制ピン45が嵌められている。溝部43cは、回動部材43が回動する際の位置規制ピン45が相対移動する軌跡に沿って形成されており、位置規制ピン45が溝部43cの端部に当接することにより、回動部材43の回動が規制される。
弾性部材44は、軸42に配置されたねじりコイルばね44であり、一端が受け部43eに掛けられ、他端がユニット本体41に設けられた係止部46に係止されている。回動部材43は、弾性部材44により、車輪側牽引部材33を牽引する方向に付勢されている。
ユニット本体41には、第2の軸47が設けられており、この第2の軸47に静滑車48が回転可能に設けられている。部材側接続部43aから延びる車輪側牽引部材33は、静滑車48の上側に掛けられ、さらに作動ユニット40の外部に延びて第1ブレーキアーム35に接続されている。
弾性部材44により回動部材43を付勢する力は、第1レバーリターンスプリング36により第1ブレーキアーム35を付勢する力よりも大きい。このため、第1のブレーキ操作子24を操作して作動ユニット40を牽引しただけの、通常の制動時には、回動部材43は回動しない。
駆動力発生手段61は、ユニット本体41の蓋部41bに取り付けられたモータ61であり、モータ61の軸62に歯車63が設けられている。なお、駆動力発生手段61は、モータ61に限定されず、アクチュエータ等、回転駆動力を発生するものであれば差し支えない。
回動制御手段51は、駆動力発生手段61の回転駆動力を回動部材43に伝達するための、本体側歯部43dおよび歯車63とからなるギア機構52を備える。制動時、過大な制御力若しくは路面の低摩擦係数に起因して前輪18(図1参照。)がロック状態に近づくと、前輪18による所定値以上の角速度の減速が不図示の減速度センサに検知され、その検知信号に基づいて、不図示の制御回路からの信号により駆動力発生手段61が回転駆動力を発生する。ギア機構52を介して回動部材43が回動することで、車輪側牽引部材33が制動力を弱める方向に戻され、牽引力が制御されたABS制御がなされる。
図3、図4に示されるように、バーハンドル車両用ブレーキ装置30は、作動ユニット40をスライドさせるスライド機構71を備える。スライド機構71は、ヘッドパイプ16に設けられる基部72と、この基部72に設けられるレール支持部73、73と、これらのレール支持部73、73に支持される丸棒状のレール部材74、74と、これらのレール部材74、74に移動可能に挿通されるスライダ75、75、75、75とを備える。
スライダ75、75、75、75は、ユニット本体41の裏面41cに複数個設けられており、レール支持部73、73には、レール部材74、74を挿通する孔73a、73a、73a、73aが形成されている。スライダ75、75、75、75を2つのレール支持部73、73の間に配置して、レール部材74、74を、孔73a、73a、スライダ75、75、75、75および孔73a、73aの順に挿通し、ナット76、76を締結することで、作動ユニット40がレール部材74、74に移動可能に支持される。
レール部材74の長手方向において、2つのレール支持部73、73の内側間の距離よりも、2つのスライダ75、75の外側間の距離は小さいため、作動ユニット40は、レール部材74の長手方向に沿って移動可能となる。
また、スライド機構71は、作動ユニット40の初期位置を規制するための初期位置規制手段77を備える。初期位置規制手段77は、下方側のレール支持部73と、下方側のスライダ75、75とから構成されている。下方側のレール支持部73に、下方側のスライダ75、75が当接することで、作動ユニット40の初期位置が規制される。また、レール部材74、74は、先端部分がねじ部のボルトであり、特別な加工を必要としないので、レール部材74、74の部品コストを低減することができる。
次にスライド機構71の別態様について説明する。なお、図3、図4に示した構成と同一構成については同一符号を付け、詳細説明は省略する。
図5(a)、図5(b)に示されるように、スライド機構81は、いわゆる直線案内機構であり、ユニット本体41に設けられ、先端が外側に折り曲げられた断面L字状の2つのスライダ82、82と、基部72に設けられ、2つのスライダ82、82の折り曲げられた先端を長手方向に沿って支持するレール部材83とからなる。レール部材83の両端部は、断面視で、スライダ82、82の先端を抑えるように折り曲げられている。また、レール部材83の一端側において、基部71にスライダ82、82の初期位置を規制する初期位置規制手段84が設けられている。
図5(c)は、図5(b)の更なる別態様であり、スライド機構85は、いわゆるボールスライドであり、ユニット本体41に設けられた本体側ボール支持部材86と、基部72に設けられた基部側ボール支持部材87と、この基部側ボール支持部材87の両端部と本体側ボール支持部材86の両端部との間に配置された複数のボール部材88、88とからなる。基部側ボール支持部材87の両端部と本体側ボール支持部材86の両端部とは、断面視で、ボール部材88、88を支持できるように湾曲しており、基部側ボール支持部材87および本体側ボール支持部材86は、ユニット本体41のスライド方向に長く形成されている。
以上に述べたバーハンドル車両用ブレーキ装置30の作用について説明する。
図6(a)に示されるように、非作動時において、ユニットリターンスプリング39の付勢力と作動ユニット40の自重により、作動ユニット40は初期位置にある。第1のブレーキ操作子24を矢印(1)のように操作すると、操作子側牽引部材32が矢印(2)のように移動し、作動ユニット40が矢印(3)のように牽引される。弾性部材44によって、回動部材43は車輪側牽引部材33を牽引する方向に付勢され、位置規制ピン45に当接して回動が規制されている。したがって、作動ユニット40が矢印(3)のように牽引されると、車輪側牽引部材33が矢印(4)のように牽引され前輪ブレーキ26が作動される。
図6(b)に示されるように、想像線で示す作動ユニット40aの位置から、実線で示す作動ユニット40の位置に移動する。前輪がロック状態に近づくと、前輪による所定値以上の角速度の減速が減速度センサに検知され、その検知信号に基づいて制御回路からの信号により駆動力発生手段61が矢印(5)のように回転駆動力を発生する。ギア機構52を介して回動部材43が矢印(6)のように回動し、さらに静滑車48が矢印(7)のように回動することで、車輪側牽引部材33が矢印(8)のように制動力を弱める方向に戻され、牽引力が制御されたABS制御がなされる。なお、ABS作動時に、作動ユニット40で車輪側牽引部材33を緩めても、ユニットリターンスプリング39の荷重によって、作動ユニット40の位置は保たれる。
ABS制御時、前輪ブレーキ26の制動力を弱めるために車輪側牽引部材33を緩めても、操作側牽引部材32に撓みが生じないので、操作フィーリングが向上する。
図6(c)に示されるように、再度制動力を発生する際は、作動ユニット40が実線で示す位置を維持した状態で、駆動力発生手段61を制御するとともに、弾性部材44によって、回動部材43が矢印(9)のように回動する。さらに静滑車48が矢印(10)のように回動することで、車輪側牽引部材33が矢印(11)のように牽引され前輪ブレーキ26が作動する。
次に、本発明の実施例2を図面に基づいて説明する。なお、図2に示した構成と同一構成については同一符号を付け、詳細説明は省略する。
図7に示されるように、作動ユニット90は、ユニット本体91と、このユニット本体91の第3の軸92に回動可能に支持された回動部材93と、この回動部材93の回動を制御する回動制御手段101と、ポンプ手段111とを備える。操作子側牽引部材32は、一端が第1のブレーキ操作子24に接続され、他端がユニット本体91上部の本体側接続部91aに接続されている。車輪側牽引部材33は、一端が回動部材93の部材側接続部93aに接続され、他端が第1ブレーキアーム35に接続されている。
回動制御手段101は、ポンプ手段111から吐出された作動液によって作動されるシリンダユニット102を備える。このシリンダユニット102は、シリンダユニット102内に摺動可能に設けられ、先端が回動部材93に当接するピストン103と、シリンダユニット102内に形成され、ポンプ手段111から送られる作動液が流入する液圧室104と、ピストン103に設けられ、ピストン103とシリンダユニット102内をシールするOリング105とを有する。
ポンプ手段111は、作動液を貯留するリザーブタンク112の導入ポート113から液圧室104の導出ポート114までの間を結ぶ主油路115と、この主油路115の分岐部115aからリザーブタンク113のリターンポート116までの間を結ぶ還流油路117とを有する。
主油路115には、導入ポート113側の吸入弁118と、作動液を吐出するポンプ121と、分岐部115a側の吐出弁122とが備えられている。還流油路117には、常開型電磁弁からなる出口弁123が備えられている。
回動部材93の一端部は、ユニット本体91に設けられた弾性部材94によって、シリンダユニット102の端部106に付勢されている。回動部材93の他端部には、車輪側牽引部材33を接続する部材側接続部93aが設けられている。回動部材93は、弾性部材94により、車輪側牽引部材33を牽引する方向に付勢されており、弾性部材94により回動部材93を付勢する力は、第1レバーリターンスプリング36により第1ブレーキアーム35を付勢する力よりも大きい。このため、第1のブレーキ操作子24を操作して作動ユニット90を牽引しただけの、通常の制動時には、回動部材93は回動しない。なお、スライド機構71、81、85は、ユニット本体91に設けられる。
以上に述べたバーハンドル車両用ブレーキ装置30の作用について説明する。
図8(a)に示されるように、非作動時において、ユニットリターンスプリング39の付勢力と作動ユニット90の自重により、作動ユニット90は初期位置にある。第1のブレーキ操作子24を矢印(12)のように操作すると、操作子側牽引部材32が矢印(13)のように移動し、作動ユニット90が矢印(14)のように牽引される。弾性部材94によって、回動部材93は車輪側牽引部材33を牽引する方向に付勢されており、車輪側牽引部材33が矢印(15)のように牽引され前輪ブレーキ26が作動される。
図8(b)に示されるように、想像線で示す作動ユニット90aの位置から、実線で示す作動ユニット90の位置に移動する。制動時、過大な制御力若しくは路面の低摩擦係数に起因して前輪18(図1参照。)がロック状態に近づくと、前輪18による所定値以上の角速度の減速が不図示の減速度センサに検知され、その検知信号に基づいて、不図示の制御回路からの信号によりポンプ121が作動するとともに、出口弁123が閉じられる。主油路115からシリンダユニット102に形成された液圧室104に、矢印(16)のように作動液が流入し液圧が発生し、ピストン103が矢印(17)のように摺動して回動部材93を押す。回動部材93が弾性部材94の付勢力に抗して矢印(18)のように回動し、車輪側牽引部材33が矢印(19)のように制動力を弱める方向に戻され、牽引力が制御されたABS制御がなされる。なお、ABS作動時に、作動ユニット90で車輪側牽引部材33を緩めても、ユニットリターンスプリング39の荷重によって、作動ユニット90の位置は保たれる。
ABS制御時、前輪ブレーキ26の制動力を弱めるために車輪側牽引部材33を緩めても、操作側牽引部材32に撓みが生じないので、操作フィーリングが向上する。
図8(c)に示されるように、再度制動力を発生する際は、作動ユニット90が実線で示す位置を維持した状態で、出口弁123が開けられ、作動液が矢印(20)のように還流油路117からリザーブタンク112に戻され、液圧室104が減圧される。ピストン103が矢印(21)のように戻され、弾性部材94によって回動部材93が矢印(22)のように回動し、車輪側牽引部材33が矢印(23)のように牽引され前輪ブレーキ26が作動する。
次に、本発明の実施例3を図面に基づいて説明する。なお、図2に示した構成と同一構成については同一符号を付け、詳細説明は省略する。
図9に示されるように、連繋手段131は、ブレーキ操作子24に接続された操作子側牽引部材32と、一端が車両10に接地された接地側牽引部材132と、この接地側牽引部材132および操作子側牽引部材32が巻き掛けられた動滑車133と、一端が動滑車133に接続され他端が前輪ブレーキ26に接続された車輪側牽引部材33と、接地側牽引部材132の牽引状態を制御する制御手段140とを備える。
操作子側牽引部材32は、第1の接続部材134を介して動滑車133に接続されている。接地側牽引部材132は、一端が第2の接続部材135を介して車両10に接地され、他端が第3の接続部材136を介して動滑車133に接続されている。車輪側牽引部材33は第4の接続部材137を介して動滑車133の中心部に接続されている。
動滑車133は、前述したようなスライド機構71(図3、図4参照。)を介してスライド可能な状態で車体10に支持されている。また、上方側のレール支持部材73と上方側のスライダ75、75との間に動滑車133を下方に付勢するユニットリターンスプリングが配置される。さらに、スライド機構71、81、85(図3〜図5参照。)には、動滑車支持軸138が設けられ、この動滑車支持軸138に動滑車133が回転可能に支持されている。また、動滑車支持軸138に第4の接続部材137が接続されている。
連繋手段131は、動滑車133の回転を一定量に規制する回転規制手段139を備え、回転規制手段139は、スライド機構71、81、85に設けられたピン139aと、動滑車133に形成された円弧状溝139bとからなる。円弧状溝139bは、動滑車133を回転させた際のピン139aの軌跡に沿って形成されている。操作子側牽引部材32または接地側牽引部材132が牽引されることによって、動滑車133は、回転しつつ前輪ブレーキ26を作動させる方向に移動するとともに、一定量回転して回転規制手段139のピン139aが円弧状溝139bの端に当接することによって回転が規制されつつ、前輪ブレーキ26を作動させる方向に移動する。
制御手段140は、車両10に設けられた基部141と、この基部141の第4の軸142に回動可能に支持された回動部材143と、この回動部材143の回動を制御する回動制御手段151と、駆動力発生手段161とを備える。
回動部材143は、第4の軸142に回動可能に設けられ、接地側滑車152を回転可能に支持する腕部143aと、この腕部143aに一体的に形成された略扇形状の本体部143bと、この本体部143bに形成された溝部143cと、扇形状の弧に沿って形成された本体側歯部143dと、第4の軸142に設けられた弾性部材144の一端を受ける受け部143eとを有する。
溝部143cには、基部141に設けられた位置規制ピン145が嵌められている。溝部143cは、回動部材143が回動する際の位置規制ピン145が相対移動する軌跡に沿って形成されており、位置規制ピン145が溝部143cの端部に当接することにより、回動部材143の回動が規制される。
弾性部材144は、第4の軸142に配置されたねじりコイルばね144であり、一端が受け部143eに掛けられ、他端が基部141に設けられた係止部146に係止されている。回動部材143は、弾性部材144により、接地側滑車152を介して接地側牽引部材132を牽引する方向に付勢されている。
腕部143aには、第5の軸147が設けられており、この第5の軸147に接地側滑車152が回転可能に設けられている。第2の接続部材135から延びる接地側牽引部材132は、接地側滑車152の上側に掛けられ、第3の接続部材136によって動滑車133に接続されている。
弾性部材144により回動部材143を付勢する力は、第1レバーリターンスプリング36により第1ブレーキアーム35を付勢する力よりも大きい。このため、第1のブレーキ操作子24を操作して動滑車133を牽引しただけの、通常の制動時には、回動部材143は回動しない。
駆動力発生手段161は、基部141に取り付けられたモータ161であり、モータ161の軸162に歯車163が設けられている。なお、駆動力発生手段161は、モータ161に限定されず、アクチュエータ等、回転駆動力を発生するものであれば差し支えない。
回動制御手段151は、駆動力発生手段161の回転駆動力を回動部材143に伝達するための、本体側歯部143dおよび歯車163とからなるギア機構153を備える。制動時、過大な制御力若しくは路面の低摩擦係数に起因して前輪18(図1参照。)がロック状態に近づくと、前輪18による所定値以上の角速度の減速が不図示の減速度センサに検知され、その検知信号に基づいて、不図示の制御回路からの信号により駆動力発生手段161が回転駆動力を発生する。ギア機構153を介して回動部材143が回動することで、接地側滑車152が下方に移動し、接地側牽引部材132が下方に移動する。結果、動滑車133が下方に移動し、車輪側牽引部材33が制動力を弱める方向に戻され、牽引力が制御されたABS制御がなされる。
以上に述べたバーハンドル車両用ブレーキ装置30の作用について説明する。
図10(a)に示されるように、第1のブレーキ操作子24を矢印(24)のように操作すると、操作子側牽引部材32が矢印(25)のように移動し、動滑車133が第1方向である矢印(26)の方向に回転するとともに、矢印(27)の方向へスライドする。弾性部材144によって、回動部材143は接地側牽引部材132を牽引する方向に付勢されており、車輪側牽引部材33が矢印(28)のように牽引され、前輪ブレーキ26が作動される。
図10(b)に示されるように、前輪がロック状態に近づくと、前輪による所定値以上の角速度の減速が減速度センサに検知され、その検知信号に基づいて制御回路からの信号により駆動力発生手段161が矢印(29)のように回転駆動力を発生する。ギア機構153を介して回動部材143が矢印(30)のように回動し、さらに接地側滑車152が矢印(31)のように移動することで、接地側牽引部材132が下方に移動する。動滑車133は、第2方向である矢印(32)の向きに回動しながら、矢印(33)の方向にスライドする。結果、車輪側牽引部材33が矢印(34)のように制動力を弱める方向に戻され、牽引力が制御されたABS制御がなされる。なお、ABS作動時に、制御手段140で車輪側牽引部材33を緩めても、ユニットリターンスプリングの荷重によって、制御手段140の位置は保たれる。
ABS制御時、前輪ブレーキ26の制動力を弱めるために車輪側牽引部材33を緩めても、操作側牽引部材32に撓みが生じないので、操作フィーリングが向上する。
図10(c)に示されるように、再度制動力を発生する際は、操作子側牽引部材32牽引された状態で、駆動力発生手段161を制御するとともに、弾性部材144によって、回動部材143が矢印(35)のように回動する。さらに接地側滑車152が矢印(36)のように移動することで、接地側牽引部材132が牽引され、動滑車133が矢印(37)のように回転しながら矢印(38)のように移動し、車輪側牽引部材33が矢印(39)のように牽引され前輪ブレーキ26が再度作動される。
尚、実施の形態では、便宜上、前輪ブレーキ26を機械式ブレーキとして説明したが、後輪ブレーキ27が機械式ブレーキであっても差し支えない。また、バーハンドル車両用ブレーキ装置30を後輪ブレーキ27に適用しても差し支えない。
本発明の車両用ブレーキ装置は、バーハンドル車両に好適である。
10…車両(バーハンドル車両)、23…バーハンドル、24…第1のブレーキ操作子、25…第2のブレーキ操作子、26…前輪ブレーキ(機械式ブレーキ)、27…後輪ブレーキ、30…バーハンドル車両用ブレーキ装置、31、131…連繋手段、32…操作子側牽引部材、33…車輪側牽引部材、40、90…作動ユニット、41…ユニット本体、43、93、143…回動部材、51、101、151…回動制御手段、52…ギア機構、61…駆動力発生手段(モータ)、102…シリンダユニット、103…ピストン、104…液圧室、121…ポンプ、132…接地側牽引部材、133…動滑車、140…制御手段。

Claims (5)

  1. 前輪ブレーキおよび後輪ブレーキのいずれか一方が、連繋手段によって牽引される機械式ブレーキとされたバーハンドル車両用ブレーキ装置において、
    前記連繋手段は、ブレーキ操作子に接続された操作子側牽引部材と、前記機械式ブレーキに接続された車輪側牽引部材と、この車輪側牽引部材および前記操作子側牽引部材に接続され、前記車輪側牽引部材の牽引状態を制御する作動ユニットとを備え、
    前記作動ユニットは、前記操作子側牽引部材の牽引によって、前記車輪側牽引部材を牽引する方向にスライドするとともに、
    前記操作子側牽引部材による牽引状態を維持しつつ、前記車輪側牽引部材の牽引状態を制御するものであることを特徴とするバーハンドル車両用ブレーキ装置。
  2. 請求項1記載のバーハンドル車両用ブレーキ装置において、
    前記作動ユニットは、ユニット本体と、このユニット本体に回動可能に支持された回動部材と、この回動部材の回動を制御する回動制御手段と備え、
    前記操作子側牽引部材は、前記ユニット本体に接続され、
    前記車輪側牽引部材は、前記回動部材に接続されていることを特徴とするバーハンドル車両用ブレーキ装置。
  3. 請求項2記載のバーハンドル車両用ブレーキ装置において、
    前記作動ユニットは、駆動力発生手段を備え、
    前記回動制御手段は、前記駆動力発生手段の回転駆動力を前記回動部材に伝達するギア機構を備え、このギア機構を介して前記回動部材が回動することで、前記車輪側牽引部材の牽引力が制御されることを特徴とするバーハンドル車両用ブレーキ装置。
  4. 請求項2記載のバーハンドル車両用ブレーキ装置において、
    前記作動ユニットは、ポンプを備え、
    前記回動制御手段は、前記ポンプから吐出された作動液によって作動されるシリンダユニットを備え、
    このシリンダユニットは、このシリンダユニット内に摺動可能に設けられ先端が前記回動部材に当接するピストンを有し、
    前記シリンダユニットに形成された液圧室に前記作動液が流入し液圧が発生し、前記ピストンが摺動して前記回動部材を押すことで、前記回動部材が回動し、前記車輪側牽引部材の牽引力が制御されることを特徴とするバーハンドル車両用ブレーキ装置。
  5. 前輪ブレーキおよび後輪ブレーキのいずれか一方が、連繋手段によって牽引される機械式ブレーキとされたバーハンドル車両用ブレーキ装置において、
    前記連繋手段は、ブレーキ操作子に接続された操作子側牽引部材と、一端が前記車両に接地された接地側牽引部材と、この接地側牽引部材および前記操作子側牽引部材が巻き掛けられた動滑車と、一端が前記動滑車に接続され他端が前記機械式ブレーキに接続された車輪側牽引部材と、前記接地側牽引部材の牽引状態を制御する制御手段とを備え、
    前記操作子側牽引部材が牽引されることにより、前記動滑車は、第1方向に回転しながら前記車輪側牽引部材を牽引する方向へスライドし、
    前記制御手段によって、前記接地側牽引部材が牽引されることにより、前記動滑車は、前記第1方向と反対の第2方向に回転しながら前記車輪側牽引部材を牽引する方向へスライドするとともに、
    前記制御手段によって、前記接地側牽引部材が牽引方向の逆に戻されることにより、前記動滑車は、前記第1方向に回転しながら前記車輪側牽引部材を牽引とは逆の戻す方向へスライドすることを特徴とするバーハンドル車両用ブレーキ装置。
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