JP2015185969A - 圧電振動片、圧電デバイス、及び圧電振動片の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、圧電ウエハの切断時に引出電極の断線が防がれると共に引出電極の電気抵抗の上昇が防がれた圧電振動片を提供する。【解決手段】圧電振動片(130)は、パッケージ内のキャビティに配置される圧電振動片である。また、圧電振動片は、一対の長辺及び長辺に直交する一対の短辺を有し、圧電材料により平面状に形成される圧電基材(131)と、圧電基材の両主面にそれぞれ形成される励振電極(134)と、各励振電極からそれぞれ引き出される引出電極(135)と、を有する。圧電基材には、長辺及び短辺が交差する角部を切欠く少なくとも1つの切欠き部(132)が形成され、少なくとも一方の引出電極が切欠き部の側面を介して一方の主面から他方の主面に引き出される。【選択図】図3
Description
本発明は、製造時の引出電極の断線が防がれると共に引出電極の電気抵抗の上昇が防がれた圧電振動片、該圧電振動片を含む圧電デバイス、及び圧電振動片の製造方法に関する。
特許文献1では、所定の振動周波数で振動する圧電振動片が開示されている。圧電振動片には、両主面に励振電極が形成され、励振電極からは引出電極が引き出される。引出電極は、圧電振動片の側面を介して一方の面から他方の面に引き出されている。このような圧電振動片は、特許文献1に示されているように、圧電ウエハに複数の圧電振動片が形成された後に、ダイシング等により圧電ウエハから切り離される。
しかし、特許文献1では、圧電ウエハを切断して圧電振動片を分離する場合に、圧電振動片の側面に形成される引出電極が削られて引出電極が断線する場合があった。また、引出電極の断線を避けるように引出電極を形成しようとする場合には、圧電振動片の側面に形成される引出電極の面積が狭くなり、引出電極の電気抵抗が高くなる場合があった。
本発明は、圧電ウエハの切断時に引出電極の断線が防がれると共に引出電極の電気抵抗の上昇が防がれた圧電振動片を提供することを目的とする。
第1観点の圧電振動片は、パッケージ内のキャビティに配置される圧電振動片である。また、圧電振動片は、一対の長辺及び長辺に直交する一対の短辺を有し、圧電材料により平面状に形成される圧電基材と、圧電基材の両主面にそれぞれ形成される励振電極と、各励振電極からそれぞれ引き出される引出電極と、を有する。圧電基材には、長辺及び短辺が交差する角部を切欠く少なくとも1つの切欠き部が形成され、少なくとも一方の引出電極が切欠き部の側面を介して一方の主面から他方の主面に引き出される。
第2観点の圧電振動片は、第1観点において、切欠き部が、長辺の端及び短辺の端を円弧状に繋ぐように、又は長辺及び短辺に対して斜めの1本の直線で繋ぐように圧電基材を切欠いている。
第3観点の圧電振動片は、第1観点及び第2観点において、切欠き部が一方の短辺の両端に形成され、各引出電極がそれぞれ異なる切欠き部を介して一方の主面から他方の主面又は他方の主面から一方の主面に引き出される。
第4観点の圧電デバイスは、第1観点から第3観点の圧電振動片と、一方の面が内側に凹むことにより形成される凹部を有し凹部に圧電振動片を載置するパッケージと、圧電振動片が載置された凹部を密封するリッドと、を備える。
第5観点の圧電振動片の製造方法は、パッケージ内のキャビティに配置され、圧電材料により形成される圧電基材により形成され、所定の振動周波数で振動する圧電振動片の製造方法である。また、圧電振動片の製造方法は、1つの圧電基材が含まれる領域であり、長辺及び短辺を含む矩形形状の圧電領域を複数有する圧電ウエハを用意する圧電ウエハ準備工程と、フォトリソグラフィ加工により各圧電領域の一部に、圧電ウエハを貫通する貫通孔を形成する貫通孔形成工程と、圧電基材の両主面に、一対の励振電極及び一対の励振電極からそれぞれ引き出される一対の引出電極を形成する電極形成工程と、圧電基材に励振電極及び引出電極を含む圧電振動片を圧電ウエハから分離するダイシング工程と、を有する。電極形成工程では、一対の引出電極の少なくとも一方の引出電極を貫通孔の側面を介して両主面の間で導通させ、ダイシング工程では引出電極が形成される貫通孔の側面を含まない部分がダイシングされる。
第6観点の圧電振動片の製造方法は、第5観点において、貫通孔が、長辺に沿って細長く形成される第1貫通孔を含む。
第7観点の圧電振動片の製造方法は、第5観点において、貫通孔が、矩形形状の角部に、円弧状、長方形状、又は矩形形状の短辺に対して斜め形状に形成される第2貫通孔を含む。
第8観点の圧電振動片の製造方法は、第5観点において、貫通孔が、矩形形状の一方の短辺の中央に形成される。
本発明の圧電振動片によれば、製造時の引出電極の断線を防ぐと共に引出電極の電気抵抗の上昇を防ぐことができる。
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明の範囲は以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
(第1実施形態)
<圧電デバイス100の構成>
図1は、圧電デバイス100の分解斜視図である。圧電デバイス100は、圧電振動片130と、リッド110と、パッケージ120と、により形成されている。圧電振動片130には例えばATカットの水晶振動片が用いられる。ATカットの水晶振動片は、主面(YZ面)が結晶軸(XYZ)のY軸に対して、X軸を中心としてZ軸からY軸方向に35度15分傾斜されている。以下の説明では、ATカットの水晶振動片の軸方向を基準とし、傾斜された新たな軸をY’軸及びZ’軸として用いる。すなわち、圧電デバイス100においては圧電デバイス100の長辺方向をX軸方向、圧電デバイス100の高さ方向をY’軸方向、X軸及びY’軸方向に垂直な方向をZ’軸方向として説明する。
<圧電デバイス100の構成>
図1は、圧電デバイス100の分解斜視図である。圧電デバイス100は、圧電振動片130と、リッド110と、パッケージ120と、により形成されている。圧電振動片130には例えばATカットの水晶振動片が用いられる。ATカットの水晶振動片は、主面(YZ面)が結晶軸(XYZ)のY軸に対して、X軸を中心としてZ軸からY軸方向に35度15分傾斜されている。以下の説明では、ATカットの水晶振動片の軸方向を基準とし、傾斜された新たな軸をY’軸及びZ’軸として用いる。すなわち、圧電デバイス100においては圧電デバイス100の長辺方向をX軸方向、圧電デバイス100の高さ方向をY’軸方向、X軸及びY’軸方向に垂直な方向をZ’軸方向として説明する。
圧電デバイス100は、パッケージ120の+Y’軸側に形成される凹部121に圧電振動片130が載置され、さらに凹部121を密封するようにリッド110がパッケージ120の+Y’軸側の面に接合されることにより形成される。圧電デバイス100は、表面実装型の圧電デバイスであり、プリント基板等にハンダ(不図示)を介して実装されることにより用いられる。
圧電振動片130は、圧電材料により形成される圧電基材131と、圧電基材131の両主面に形成される励振電極134と、各励振電極134からそれぞれ引き出される引出電極135と、により形成されている。
パッケージ120は、X軸に平行な長辺とZ’軸に平行な短辺とを有する矩形形状の平面を有するように形成されている。パッケージ120の外壁の四隅には、パッケージ120の内側に凹んだキャスタレーション127が形成され、パッケージ120の−Y’軸側の面には一対の実装端子125が形成されている。
パッケージ120の+Y’軸側の面には、−Y’軸方向に凹んだ凹部121が形成されている。凹部121の−X軸側の端には圧電振動片130が載置される一対の載置部123が形成されており、各載置部123の+Y’軸側の面には実装端子125に電気的に接続される電極パッド124が形成されている。また、パッケージ120の凹部121の周囲にはリッド110に接合される接合面122が形成されている。
パッケージ120は3つの層により構成されており、各層は例えばセラミックにより形成される。パッケージ120の+Y’軸側には第1層120aが配置される。第1層120aの中央部には第1層120aを貫通して凹部121の一部を形成する貫通孔が形成されており、第1層120aの+Y’軸側の面には接合面122が形成されている。第1層120aの−Y’軸側の面には第2層120bが配置される。第2層120bの中央部には、第2層120bを貫通して凹部121の一部を形成する貫通孔が形成されている。また第2層120bは凹部121内に載置部123を形成する。第2層120bの−Y’軸側の面には第3層120cが配置される。第3層120cは平板状に形成されており、第3層120cの−Y’軸側の面には実装端子125が形成されている。
リッド110は、平面状の板として形成されている。リッド110はパッケージ120の+Y’軸側の面の接合面122に封止材142(図2参照)を介して接合されることによりパッケージ120の凹部121を密封する。
図2は、図1のA−A断面図である。圧電デバイス100では、リッド110がパッケージ120の接合面122に封止材142を介して接合されることによりパッケージ120の凹部121が密封されている。密封された凹部121の−X軸側の端には、+Y’軸側の面に電極パッド124が形成された載置部123が形成されている。載置部123には、圧電振動片130が導電性接着剤141を介して固定される。また、引出電極135と載置部123に形成される電極パッド124とは導電性接着剤141を介して電気的に接続される。電極パッド124は、パッケージ120を貫通し又は第3層120cの+Y’軸側の面等に形成される接続電極126を介して、実装端子125に電気的に接続される。これにより、励振電極134と実装端子125とが電気的に接続される。パッケージ120に形成される電極パッド124、接続電極126、及び実装端子125等の電極は、例えばパッケージ120を構成するセラミック上にタングステンの層が形成され、その上に下地めっきとしてニッケル層が形成され、さらにその上に仕上げメッキとして金層が形成されることにより形成される。
図3(a)は、圧電振動片130の斜視図である。圧電振動片130の圧電基材131は、X軸方向に長辺が伸びZ’軸方向に短辺が伸びる矩形形状から−X軸側の+Z’軸側の角部が切欠かれた形状に形成されている。この切欠かれた部分を切欠き部132とする。圧電基材131の+Y’軸側の面と−Y’軸側の面とにはそれぞれ矩形形状の励振電極134が形成されており、各励振電極134からは−X軸方向にそれぞれ引出電極135が引き出されている。
図3(b)は、圧電振動片130の平面図である。切欠き部132は、圧電基材131の−X軸側の短辺の+Z’軸側の端及び+Z’軸側の長辺の−X軸側の端をX軸及びZ’軸に対して斜めの1本の直線で繋ぐように圧電基材131を切欠く。すなわち、切欠き部132は切欠き部132の側面がX軸及びZ’軸に対してXZ’平面内の斜めの法線を有するように形成される。圧電基材131の+Y’軸側の面に形成されている励振電極134から引き出される引出電極135は、切欠き部132に引き出され、さらに切欠き部132の側面を介して圧電基材131の−Y’軸側の面に引き出されている。
図3(c)は、圧電振動片130の下面図である。圧電基材131の−Y’軸側の面に形成されている励振電極134から引き出される引出電極135は、圧電基材131の−Y’軸側の面の−X軸側の−Z’軸側の角部にまで引き出されている。また、切欠き部132の側面を介して圧電基材131の+Y’軸側の面から−Y’軸側の面に引き出される引出電極135は、圧電基材131の−X軸側の+Z’軸側にまで引き出される。
圧電振動片を導電性接着剤により載置部に載置する場合には、導電性接着剤の硬化により圧電基材に応力が生じ、圧電振動片の振動周波数に影響を及ぼす場合がある。この影響を軽減するために、圧電振動片における導電性接着剤の塗布位置は、励振電極から離れた圧電基材の−X軸側の端であることが望ましい。また、引出電極を一方の主面から他方の主面に引き出す場合には、主面と側面との間の角で電極の厚さが薄くなる等の理由で電気抵抗が高くなる場合がある。これを避けるため、圧電振動片では圧電基材の側面に形成される引出電極の面積が増やされることが望ましい。
上記のことを考慮すると、切欠き部が形成されず矩形形状に形成される従来の圧電振動片では、引出電極が圧電基材の+Z’軸側の辺の側面及び−X軸側の辺の側面の両側面を介して引き出されることが望ましい。しかし、後述の圧電デバイス100の製造方法で述べられるように、圧電振動片のダイシング工程において、圧電基材の側面に形成される引出電極が切断され断線することが懸念されるため、圧電基材の+Z’軸側の辺の側面及び−X軸側の辺の側面の両側面に引出電極を形成することが困難な場合がある。一方の側面のみに引出電極を形成する場合には、圧電基材の側面に形成される引出電極の面積が狭くなり、引出電極の電気抵抗が高くなる場合があった。
圧電振動片130は、これらの問題を解消するものである。切欠き部が形成されない従来の圧電振動片において、引出電極が引き出される圧電基材の側面が、+Z’軸側の辺の側面である場合の引出電極が引き出される側面の長さをL2、−X軸側の辺の側面である場合の引出電極が引き出される側面の長さをL3とする。引出電極が引き出される側面の長さL2、L3は励振電極及び他の引出電極が形成されること等によりその長さが制限されるが、同様の条件で切欠き部132を形成した場合には、切欠き部132の側面の長さL1はL2及びL3よりも長くなる(図3(c)参照)。そのため、圧電振動片130では面に形成される引出電極135の面積を広く形成することができ、引出電極135の電気抵抗が高くなることを防ぐことができる。また、切欠き部132は圧電基材131の−X軸側の辺に接するように形成されるため、導電性接着剤141の塗布位置を励振電極134から離れた圧電基材131の−X軸側の端とすることができる。
<圧電デバイス100の製造方法>
図4は、圧電デバイス100の製造方法が示されたフローチャートである。以下に図4のフローチャートを参照して圧電デバイス100の製造方法について説明する。
図4は、圧電デバイス100の製造方法が示されたフローチャートである。以下に図4のフローチャートを参照して圧電デバイス100の製造方法について説明する。
ステップS101では、圧電振動片130が形成される。圧電振動片130は、圧電材料により形成される圧電ウエハW130に複数の圧電振動片130が形成され、圧電ウエハW130から各圧電振動片130を分離することにより形成される。以下に、図5及び図6を参照して圧電振動片130の形成方法について説明する。
図5は、圧電ウエハW130の平面図である。図5に示される圧電ウエハW130では、複数の圧電振動片130が形成されている状態が示されている。圧電ウエハW130に形成される各圧電振動片130は、各圧電振動片130の+Z’軸側及び−Z’軸側の両隣に圧電ウエハW130を貫通する貫通孔143が形成されている。また、圧電振動片130は、各圧電振動片130の+X軸側及び−X軸側において圧電ウエハW130と繋がっている。図5では、後述されるダイシング工程で圧電ウエハW130が切断される箇所を示すスクライブライン144が示されている。
図6は、圧電振動片130の製造方法が示されたフローチャートである。図6の左側には圧電振動片130の製造方法が示されたフローチャートが示されており、図6の右側には圧電振動片130の製造方法が示されたフローチャートの各ステップを説明において参照される図6(a)〜図6(c)が示されている。図6(a)〜図6(c)は、図5における圧電ウエハW130の点線145で囲まれた領域に相当する領域が示されている。
ステップS211では、圧電ウエハW130が用意される。ステップS211は、圧電ウエハ準備工程である。ステップS211で用意される圧電ウエハW130は、両主面が研磨された状態で用意される。図6(a)は、ステップS211で用意される圧電ウエハW130の部分平面図である。図6(a)では、1つの圧電振動片130が形成される領域である圧電領域147が示されている。圧電ウエハW130には、このような圧電領域147が複数形成される。1つの圧電領域147の+X軸側及び−X軸側は、スクライブライン144により区切られている。また、図6(a)では、圧電領域147の+Z’軸側及び−Z’軸側の範囲を示す直線が点線146として示されている。圧電領域147は、X軸方向に長い矩形形状に形成される。
ステップS212では、貫通孔143が形成される。ステップS212は、貫通孔形成工程である。図6(b)は、ステップS212で貫通孔143が形成された後の圧電ウエハW130の部分平面図である。圧電ウエハW130の各圧電領域147の+Z’軸側及び−Z’軸側の両側に、フォトリソグラフィ加工により点線146に沿って細長い貫通孔143が形成される。各圧電領域147において、貫通孔143及びスクライブライン144で囲まれた領域が圧電基板131となる。圧電領域147の+Z’軸側に形成される貫通孔143の−X軸側の一部には、圧電基板131に切欠き部132を形成する斜めの側面が形成される。
ステップS213では、励振電極134及び引出電極135が形成される。ステップS213は、電極形成工程である。図6(c)は、ステップS213で励振電極134及び引出電極135が形成された後の圧電ウエハW130の部分平面図である。各圧電領域147の圧電基板131には、スパッタ又は蒸着等により励振電極134及び引出電極135が形成される。これにより、圧電ウエハW130に圧電振動片130が形成される。
ステップS214では、圧電振動片130が圧電ウエハW130から分離される。ステップS214は、ダイシング工程である。圧電振動片130の圧電ウエハW130からの分離は、例えば、図6(c)においてスクライブライン144をダイシングすることにより行う。各圧電振動片130は圧電ウエハW130と+X軸側及び−X軸側の両端で繋がっているため、スクライブライン144に沿って切断することにより圧電振動片130が圧電ウエハW130から切り離されて個片化される。
従来の圧電振動片では、スクライブラインと引出電極が引き出される側面とが互いに近接して平行に形成される場合があった。この場合には、切断位置のわずかなずれ等により側面に形成される引出電極が傷つき、引出電極の電気抵抗が上がる又は引出電極が切断される等の場合があった。
図6に示される圧電振動片130の製造方法では、圧電振動片130の切欠き部132がスクライブライン144に対して斜めに形成されるため、圧電ウエハW130のスクライブライン144を切断する際に切断位置がずれたとしても切欠き部132の側面に形成される引出電極135が切断されることを防ぐことができる。
また、ATカットの水晶振動片はXZ’平面内で厚みすべり振動をする。これに起因して、特に小型の(たとえば2.0mm×1.6mm以下の)ATカットの水晶振動片では、X軸方向及びZ’軸方向の寸法によっては発振が不安定になる場合がある。特にZ’軸方向の寸法は設計された寸法と大きく異なる場合には、温度特性においてスプリアス振動の影響により振動周波数のジャンプ変動が生じ易い。
圧電振動片130は、圧電ウエハW130に形成された状態で、各圧電振動片130の+Z’軸側及び−Z’軸側の両側にフォトリソグラフィ加工により貫通孔143が形成される。フォトリソグラフィ加工はダイシング加工に比べて精度の良い加工を行うことができるため、圧電振動片130のZ’軸方向の寸法を精度よく加工することができる。
圧電振動片の圧電ウエハからの分離では、圧電振動片と圧電ウエハとを連結部により連結されるように形成し、連結部を折ることにより圧電振動片を圧電ウエハから分離する方法がある。このような方法では、連結部を太く形成すれば折り取り難くなり、細く形成すれば圧電振動片が圧電ウエハから落下し易くなる。そのため、設計及び取扱いが困難な場合があった。圧電振動片130では、ダイシング加工により圧電振動片130を圧電ウエハW130から分離するため、圧電ウエハW130の取り扱いが容易であり、製造途中の圧電振動片の落下などの不良が生じにくい。
図4に戻って、ステップS102では、パッケージ120が形成される。パッケージ120は第1層120a、第2層120b、及び第3層120cが互いに重ね合わされて焼結されることにより形成される。
ステップS103では、リッド110が形成される。リッド110は、例えば金属材料により平面状に形成される。
ステップS104では、圧電振動片130がパッケージ120に載置される。圧電振動片130は、図2に示されるように、導電性接着剤141を介してパッケージ120の凹部121に載置される。
ステップS105では、パッケージ120とリッド110とが接合される。ステップS105では、パッケージ120の接合面122に封止材142を介してリッド110が接合される。これにより、圧電振動片130が載置された凹部121が密封される。
(第2実施形態)
圧電振動片の切欠き部の形状は、様々な形状に形成されることができる。また、圧電振動片の製造方法に関しても、貫通孔の形状を変える等の変形例が考えられる。以下に、圧電振動片及びその製造方法の変形例について説明する。また、以下の説明では、第1実施形態と同じ部分に関しては第1実施形態と同様の符号を付してその説明を省略する。
圧電振動片の切欠き部の形状は、様々な形状に形成されることができる。また、圧電振動片の製造方法に関しても、貫通孔の形状を変える等の変形例が考えられる。以下に、圧電振動片及びその製造方法の変形例について説明する。また、以下の説明では、第1実施形態と同じ部分に関しては第1実施形態と同様の符号を付してその説明を省略する。
<圧電振動片130の製造方法>
圧電振動片130の製造方法では、図6のフローチャートに示される製造方法と同じであっても、圧電領域及び貫通孔の形状は様々に形成されることができる。以下に、圧電ウエハW130とは異なる圧電領域及び貫通孔が形成される圧電ウエハW230について説明する。
圧電振動片130の製造方法では、図6のフローチャートに示される製造方法と同じであっても、圧電領域及び貫通孔の形状は様々に形成されることができる。以下に、圧電ウエハW130とは異なる圧電領域及び貫通孔が形成される圧電ウエハW230について説明する。
図7(a)は、圧電ウエハW230の部分平面図である。図7(a)では、圧電ウエハW230の+X軸側の部分が示されている。圧電ウエハW230には複数の圧電領域247が形成され、各圧電領域247には貫通孔243及び圧電振動片130が形成される。圧電ウエハW230は、図5に示される圧電ウエハW130とは圧電領域247及び貫通孔243の形状が異なっている。圧電ウエハW230ではスクライブライン144がX軸方向及びZ’軸方向に伸びており、各圧電領域247がスクライブライン144を介して互いに隣接するように形成されている。
図7(b)は、図7(a)の点線245で囲まれる領域の拡大図である。圧電ウエハW230では、1つの圧電振動片130が形成される領域である圧電領域247において、+X軸側、−X軸側、+Z’軸側、及び−Z’軸側の四方がスクライブライン144により囲まれて形成される。各圧電領域247の−X軸側の+Z’軸側の角部には、切欠き部132を形成するための貫通孔243が形成される。圧電領域247は、X軸方向に伸びる貫通孔143(図6(b)参照)が形成されない分、圧電領域147よりもZ’軸方向の幅が狭く形成されている。
圧電ウエハW230では、各圧電振動片130同士がスクライブライン144を介して隣接するように配置されることで圧電ウエハW130よりも多くの圧電振動片130を形成することができるため、圧電ウエハW230から得られる圧電振動片130の個数を多くすることができる。
<圧電振動片230の構成>
圧電振動片130では、圧電基材131の−X軸側の+Z’軸側の角部のみに切欠き部132が形成されたが、切欠き部は−X軸側の−Z’軸側にも形成されても良い。以下に、2つの切欠き部が形成された圧電振動片230について説明する。
圧電振動片130では、圧電基材131の−X軸側の+Z’軸側の角部のみに切欠き部132が形成されたが、切欠き部は−X軸側の−Z’軸側にも形成されても良い。以下に、2つの切欠き部が形成された圧電振動片230について説明する。
図8(a)は、圧電振動片230の斜視図である。圧電振動片230は、圧電材料により形成される圧電基材231と、圧電基材231の両主面に形成される励振電極134と、励振電極134から引き出される引出電極235と、により形成されている。圧電基材231は、X軸方向に長辺が伸びZ’軸方向に短辺が伸びる矩形形状から−X軸側の+Z’軸側の角部及び−X軸側の−Z’軸側の角部が切欠かれた形状に形成されている。−X軸側の+Z’軸側の角部が切欠かれた部分を切欠き部132とし、−X軸側の−Z’軸側の角部が切欠かれた部分を切欠き部232とする。圧電基材231の+Y’軸側の面と−Y’軸側の面とにはそれぞれ矩形形状の励振電極134が形成されており、各励振電極134からはそれぞれ引出電極235が引き出されている。
図8(b)は、圧電振動片230の平面図である。切欠き部132及び切欠き部232は、切欠き部132及び切欠き部232の側面がXZ’平面内でX軸及びZ’軸に対して斜めの法線を有するように形成される。圧電基材231の+Y’軸側の面に形成されている励振電極134から引き出される引出電極235は、切欠き部132に引き出され、さらに切欠き部132の側面を介して圧電基材231の−Y’軸側の面に引き出されている。圧電基材231の−Y’軸側の面に形成されている励振電極134から引き出される引出電極235は、切欠き部232に引き出され、さらに切欠き部232の側面を介して圧電基材231の+Y’軸側の面に引き出されている。切欠き部232は切欠き部132とX軸に対して線対称に形成されている。
圧電振動片230では、下面図も図8(b)と同様の形状に形成される。そのため、圧電振動片230は、上面、下面の区別なくどちらの面をもパッケージ120に載置することができる。
<圧電振動片330の構成>
図9(a)は、圧電振動片330の平面図である。圧電振動片330は、圧電材料により形成される圧電基材331と、圧電基材331の両主面に形成される励振電極134と、励振電極134から引き出される引出電極135、335と、により形成されている。圧電基材331は、X軸方向に長辺が伸びZ’軸方向に短辺が伸びる矩形形状から−X軸側の+Z’軸側の角部が切欠かれた形状に形成されている。この切欠かれた部分を切欠き部332とする。切欠き部332は、圧電基材331の−X軸側の辺の+Z’軸側の端と+Z’軸側の辺の−X軸側の端とを円弧状に繋ぐように圧電基材331を切欠いている。また、引出電極335は切欠き部332の側面を介して+Y’軸側の面から−Y’軸側の面に引き出されている。
図9(a)は、圧電振動片330の平面図である。圧電振動片330は、圧電材料により形成される圧電基材331と、圧電基材331の両主面に形成される励振電極134と、励振電極134から引き出される引出電極135、335と、により形成されている。圧電基材331は、X軸方向に長辺が伸びZ’軸方向に短辺が伸びる矩形形状から−X軸側の+Z’軸側の角部が切欠かれた形状に形成されている。この切欠かれた部分を切欠き部332とする。切欠き部332は、圧電基材331の−X軸側の辺の+Z’軸側の端と+Z’軸側の辺の−X軸側の端とを円弧状に繋ぐように圧電基材331を切欠いている。また、引出電極335は切欠き部332の側面を介して+Y’軸側の面から−Y’軸側の面に引き出されている。
圧電振動片330では、切欠き部332の側面が円弧状に形成されることにより、側面の長さを長く形成することができる。そのため、圧電基材331の側面に形成される引出電極335の長さが長くなり、引出電極335の電気抵抗の上昇を防ぐことができる。また、圧電ウエハをエッチングして貫通孔を形成する場合には、その側面が曲線状にエッチングされやすく、図3に示される圧電振動片130を形成する場合でも、実際の形状が圧電振動片330に近くなる場合がある。
<圧電振動片430の構成>
図9(b)は、圧電振動片430の平面図である。圧電振動片430は、圧電材料により形成される圧電基材431と、圧電基材431の両主面に形成される励振電極134と、励振電極134から引き出される引出電極135、435と、により形成されている。圧電基材431は、X軸方向に長辺が伸びZ’軸方向に短辺が伸びる矩形形状から−X軸側の+Z’軸側の角部が切欠かれた形状に形成されている。この切欠かれた部分を切欠き部432とする。切欠き部432は、X軸及びZ’軸に平行な辺を有するように圧電基材431の内側に凹んで形成されている。+Y’軸側の面に形成されている励振電極134から引き出されている引出電極435は切欠き部432の側面を介して+Y’軸側の面から−Y’軸側の面に引き出されている。また、−Y’軸側の面に形成されている励振電極134からは引出電極135が引き出されている。
図9(b)は、圧電振動片430の平面図である。圧電振動片430は、圧電材料により形成される圧電基材431と、圧電基材431の両主面に形成される励振電極134と、励振電極134から引き出される引出電極135、435と、により形成されている。圧電基材431は、X軸方向に長辺が伸びZ’軸方向に短辺が伸びる矩形形状から−X軸側の+Z’軸側の角部が切欠かれた形状に形成されている。この切欠かれた部分を切欠き部432とする。切欠き部432は、X軸及びZ’軸に平行な辺を有するように圧電基材431の内側に凹んで形成されている。+Y’軸側の面に形成されている励振電極134から引き出されている引出電極435は切欠き部432の側面を介して+Y’軸側の面から−Y’軸側の面に引き出されている。また、−Y’軸側の面に形成されている励振電極134からは引出電極135が引き出されている。
圧電振動片430では、切欠き部432の側面がX軸及びZ’軸に平行な辺を有するように形成されることにより、切欠き部432の側面の長さが長く形成される。これにより、引出電極435の電気抵抗の上昇を防ぐことができる。切欠き部432ではZ’軸方向に伸びる側面が形成されるが、圧電振動片430が図6に示される方法により形成される場合でもスクライブライン144とZ’軸方向に伸びる側面との間に距離があるため、引出電極435がダイシングにより断線することが防がれる。
<圧電振動片530の構成>
図9(c)は、圧電振動片530の平面図である。圧電振動片530は、圧電材料により形成される圧電基材531と、圧電基材531の両主面に形成される励振電極134と、励振電極134から引き出される引出電極135、535と、により形成されている。圧電基材431は、X軸方向に長辺が伸びZ’軸方向に短辺が伸びる矩形形状から−X軸側の辺の中央が切欠かれた形状に形成されている。この切欠かれた部分を切欠き部532とする。図9(c)に示されるように、切欠き部532は+Z’軸側の側面がX軸及びZ’軸に対して斜めに形成されている。+Y’軸側の面に形成されている励振電極134から引き出されている引出電極535は切欠き部532の斜めの側面を介して+Y’軸側の面から−Y’軸側の面に引き出されている。また、−Y’軸側の面に形成されている励振電極134からは引出電極135が引き出されている。
図9(c)は、圧電振動片530の平面図である。圧電振動片530は、圧電材料により形成される圧電基材531と、圧電基材531の両主面に形成される励振電極134と、励振電極134から引き出される引出電極135、535と、により形成されている。圧電基材431は、X軸方向に長辺が伸びZ’軸方向に短辺が伸びる矩形形状から−X軸側の辺の中央が切欠かれた形状に形成されている。この切欠かれた部分を切欠き部532とする。図9(c)に示されるように、切欠き部532は+Z’軸側の側面がX軸及びZ’軸に対して斜めに形成されている。+Y’軸側の面に形成されている励振電極134から引き出されている引出電極535は切欠き部532の斜めの側面を介して+Y’軸側の面から−Y’軸側の面に引き出されている。また、−Y’軸側の面に形成されている励振電極134からは引出電極135が引き出されている。
圧電振動片330及び圧電振動片430では、図8(b)に示される圧電振動片230と同様に、圧電基材の−X軸側の−Z’軸側の角にも切欠き部が形成されても良い。また、上記の圧電振動片530では、切欠き部532の+Z’軸側の側面もX軸及びZ’軸に対して斜めに形成されて、−Y’軸側の面から引出電極135を+Y’軸側の面に引き出すように形成されても良い。これにより、圧電振動片230と同様に、上面、下面の区別なくどちらの面をもパッケージ120に載置することができる。
以上、本発明の最適な実施形態について詳細に説明したが、当業者に明らかなように、本発明はその技術的範囲内において実施形態に様々な変更・変形を加えて実施することができ、また、各実施形態の特徴を様々に組み合わせて実施することができる。
例えば、上記実施形態では、圧電振動片がATカットの水晶振動片である場合を示したが、同じように厚みすべりモードで振動するBTカットなどであっても同様に適用できる。また、音叉型水晶振動片についても適用できる。さらに圧電材料は水晶材料のみならず、タンタル酸リチウムやニオブ酸リチウムあるいは圧電セラミックを含む圧電材料を用いることができる。
100 … 圧電デバイス
110 … リッド
120 … パッケージ
120a … 第1層
120b … 第2層
120c … 第3層
121 … 凹部
122 … 接合面
123 … 載置部
124 … 電極パッド
125 … 実装端子
126 … 接続電極
127 … キャスタレーション
130、230、330、430、530 … 圧電振動片
131、231、331、431、531 … 圧電基材
132、232、332、432、532 … 切欠き部
134 … 励振電極
135、235、335、435、535 … 引出電極
141 … 導電性接着剤
142 … 封止材
143、243 … 貫通孔
144 … スクライブライン
147 … 圧電領域
W130、W230 … 圧電ウエハ
110 … リッド
120 … パッケージ
120a … 第1層
120b … 第2層
120c … 第3層
121 … 凹部
122 … 接合面
123 … 載置部
124 … 電極パッド
125 … 実装端子
126 … 接続電極
127 … キャスタレーション
130、230、330、430、530 … 圧電振動片
131、231、331、431、531 … 圧電基材
132、232、332、432、532 … 切欠き部
134 … 励振電極
135、235、335、435、535 … 引出電極
141 … 導電性接着剤
142 … 封止材
143、243 … 貫通孔
144 … スクライブライン
147 … 圧電領域
W130、W230 … 圧電ウエハ
Claims (8)
- パッケージ内のキャビティに配置される圧電振動片であって、
一対の長辺及び前記長辺に直交する一対の短辺を有し、圧電材料により平面状に形成される圧電基材と、
前記圧電基材の両主面にそれぞれ形成される励振電極と、
前記各励振電極からそれぞれ引き出される引出電極と、を有し、
前記圧電基材には、前記長辺及び前記短辺が交差する角部を切欠く少なくとも1つの切欠き部が形成され、
少なくとも一方の前記引出電極が前記切欠き部の側面を介して一方の主面から他方の主面に引き出される圧電振動片。 - 前記切欠き部は、前記長辺の端及び前記短辺の端を円弧状に繋ぐように、又は前記長辺及び前記短辺に対して斜めの1本の直線で繋ぐように前記圧電基材を切欠く請求項1に記載の圧電振動片。
- 前記切欠き部は一方の前記短辺の両端に形成され、前記各引出電極はそれぞれ異なる前記切欠き部を介して一方の主面から他方の主面又は他方の主面から一方の主面に引き出される請求項1又は請求項2に記載の圧電振動片。
- 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の圧電振動片と、
一方の面が内側に凹むことにより形成される凹部を有し、前記凹部に前記圧電振動片を載置するパッケージと、
前記圧電振動片が載置された前記凹部を密封するリッドと、を備える圧電デバイス。 - パッケージ内のキャビティに配置され、圧電材料により形成される圧電基材により形成され、所定の周波数で振動する圧電振動片の製造方法であって、
1つの前記圧電基材が含まれる領域であり、長辺及び短辺を含む矩形形状の圧電領域を複数有する圧電ウエハを用意する圧電ウエハ準備工程と、
フォトリソグラフィ加工により前記各圧電領域の一部に、前記圧電ウエハを貫通する貫通孔を形成する貫通孔形成工程と、
前記圧電基材の両主面に、一対の励振電極及び前記一対の励振電極からそれぞれ引き出される一対の引出電極を形成する電極形成工程と、
前記圧電基材に前記励振電極及び前記引出電極を含む圧電振動片を、前記圧電ウエハから分離するダイシング工程と、を有し、
前記電極形成工程は、前記一対の引出電極の少なくとも一方の引出電極を前記貫通孔の側面を介して両主面の間で導通させ、
前記ダイシング工程では前記引出電極が形成される前記貫通孔の側面を含まない部分がダイシングされる圧電振動片の製造方法。 - 前記貫通孔は、前記長辺に沿って細長く形成される第1貫通孔を含む請求項5に記載の圧電振動片の製造方法。
- 前記貫通孔は、前記矩形形状の角部に、円弧状、長方形状又は前記矩形形状の短辺に対して斜め形状に、形成される第2貫通孔を含む請求項5に記載の圧電振動片の製造方法。
- 前記貫通孔は、前記矩形形状の一方の前記短辺の中央に形成される請求項5に記載の圧電振動片の製造方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014059405A JP2015185969A (ja) | 2014-03-24 | 2014-03-24 | 圧電振動片、圧電デバイス、及び圧電振動片の製造方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020198492A (ja) * | 2019-05-31 | 2020-12-10 | 京セラ株式会社 | 水晶素子、水晶デバイス及び電子機器並びに水晶素子の製造方法 |
-
2014
- 2014-03-24 JP JP2014059405A patent/JP2015185969A/ja active Pending
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