JP2015185923A - 撮像装置および車載カメラシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】画角の異なる画像を並行して取得することが可能な小型の撮像装置および移動体を提供する。
【解決手段】電気的に焦点距離を変更可能な第1の光学素子(可変焦点素子30a)を備える撮像光学系17aと、第1の光学素子の焦点距離を設定する第1の制御信号CT1aを生成する制御部(カメラ制御部20a)と、撮像光学系によって結像される被写体像を光電変換して原画像信号を生成する撮像素子18aと、を備え、制御部は、撮像素子が1フレームの電荷蓄積を終了してから次のフレームの電荷蓄積を開始するまでの間の所定のタイミングで第1の制御信号を変更する。
【選択図】図3

Description

本発明は、画角の異なる画像を並行して取得できる撮像装置および車載カメラシステムに関する。
例えば危険予測等を目的として、車両等の移動体に撮像装置が取り付けられることがある。このような撮像装置を備える車載カメラシステムは、車両走行中の撮像装置からの映像に基づいて前方の障害物を検出し、例えば車両を減速させるための警告表示等をすることが可能である。
ここで、車載カメラシステムは、障害物だけでなく、運転支援のための様々な検出を行うのが一般的である。例えば、車載カメラシステムは、遠方の障害物を検出しつつ、近距離においてレーンキープのための白線検出を行う。よって、車載カメラシステムが備える撮像装置は、遠方の望遠画像、中近距離の広角画像のいずれかのみが撮像できれば十分というわけではなく、両方を撮像できることが要求される。また、撮像画像のリアルタイム性も要求されるため、撮像装置は、望遠画像および広角画像を並行して取得できることが好ましい。
例えば、特許文献1は、望遠画像と広角画像とを1つの撮像手段の撮像面に結像することで、遠方および中近距離を同時に撮像する技術を開示する。
特開2003−116029号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術は並列に配置された2つの光学系を必要とする。そのため、1つの光学系だけを有する撮像装置に比べると装置全体が大型化する。また、特許文献1に記載された技術は、望遠画像と広角画像とを同時に結像させる必要がある。そのため、大型の撮像素子(CCD)が必要となり、やはり装置全体が大型化してしまう。したがって、特許文献1の技術を適用した装置は、一般に設置スペースが限られる車両への搭載に適さない。
かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、画角の異なる画像を並行して取得することが可能な小型の撮像装置および車載カメラシステムを提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る撮像装置は、
電気的に焦点距離を変更可能な第1の光学素子を備える撮像光学系と、
前記第1の光学素子の焦点距離を設定する第1の制御信号を生成する制御部と、
前記撮像光学系によって結像される被写体像を光電変換して原画像信号を生成する撮像素子と、を備え、
前記制御部は、前記撮像素子が1フレームの電荷蓄積を終了してから次のフレームの電荷蓄積を開始するまでの間の所定のタイミングで前記第1の制御信号を変更する。
また、本発明に係る撮像装置において、
前記制御部は、
前記撮像装置が搭載された移動体の制御情報を取得する制御情報取得部を備え、
前記制御情報に応じた前記第1の制御信号を生成することが好ましい。
また、本発明に係る撮像装置において、
前記制御部は、
前記所定のタイミングで、前記第1の光学素子の焦点距離を、第1の焦点距離と、前記第1の焦点距離とは異なる第2の焦点距離とに交互に設定することが好ましい。
また、本発明に係る撮像装置において、
前記第1の光学素子は、
液晶レンズまたは液体レンズであることが好ましい。
また、本発明に係る撮像装置において、
前記原画像信号から被写体の認識を行う画像処理部を備え、
前記画像処理部は、
前記第1の光学素子の焦点距離が異なる画像のそれぞれについて、互いに異なる領域における被写体の認識を行うことが好ましい。
また、本発明に係る撮像装置において、
前記撮像光学系は、
電気的に前記撮像光学系の光軸を変更可能な第2の光学素子をさらに備え、
前記制御部は、
前記所定のタイミングで、前記撮像光学系の光軸を設定する第2の制御信号を変更することが好ましい。
上記課題を解決するために本発明に係る車載カメラシステムは、前記の撮像装置を備える。
本発明に係る撮像装置および車載カメラシステムによれば、画角の異なる画像を並行して取得することが可能であり小型化を実現できる。
本発明の一実施形態に係る撮像装置および撮像装置を備える車載カメラシステムの概略構成を示すブロック図である。 図1の車載カメラシステムの構成要素の配置を示す概略図である。 図1の撮像装置の詳細を示す図である。 図4(A)、図4(B)は可変焦点素子を例示する図である。 図5(A)〜図5(C)は焦点距離を切り替えるタイミングを示す図である。 図6(A)、図6(B)は広角画像と望遠画像とを例示する図である。 被写体の認識がされた様子を例示する図である。 本発明の変形例に係る撮像装置の詳細を示す図である。
(撮像装置、車載カメラシステムの概略構成)
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
はじめに、本発明の一実施形態に係る撮像装置(フロントカメラ11a、リアカメラ11b、左サイドカメラ11c、および右サイドカメラ11d)および車載カメラシステム10について説明する。図1は、複数の撮像装置を備える車載カメラシステム10の概略構成を示す機能ブロック図である。
図1に示すように、車載カメラシステム10は、複数の撮像装置(フロントカメラ11a、リアカメラ11b、左サイドカメラ11c、および右サイドカメラ11d)、画像処理装置12および表示装置13を備える。本実施形態において、車載カメラシステム10の各構成要素は、専用線又はCAN(Controller Area Network)等の車載ネットワーク14を介して情報を送受信可能である。
図2に示すように、フロントカメラ11aは、車両等の移動体15に搭載されて、移動体15の前方の周辺領域を撮像可能となるように配置される。リアカメラ11bは、移動体15の後方の周辺領域を撮像可能となるように配置される。左サイドカメラ11cおよび右サイドカメラ11dは、例えば左右のドアミラー16において鉛直下向きに、移動体15の側方の周辺領域をそれぞれ撮像可能となるように配置される。なお、図2では、右サイドカメラ11dは移動体15の車体に隠れているため図示されていない。また、左サイドカメラ11cおよび右サイドカメラ11dは、移動体15の左右両側にそれぞれ対称に配置される。表示装置13は、運転席から視認可能な位置に配置される。
フロントカメラ11a、リアカメラ11b、左サイドカメラ11c、および右サイドカメラ11dは、例えば魚眼レンズ等の画角の広いレンズを備えており、移動体15の周辺領域を広角撮影可能である。一般に、広角撮影においては広範囲の被写体を撮像可能であって、画像周辺部における被写体は湾曲して撮像されるが、撮像装置自身または画像処理装置12によって湾曲が修正されてから表示装置13に表示される。
次に、再び図1を参照して、フロントカメラ11a、リアカメラ11b、左サイドカメラ11c、および右サイドカメラ11dの構成について説明する。本実施形態に係る撮像装置であるフロントカメラ11aは、撮像光学系17aと、撮像素子18aと、画像処理部19aと、カメラ制御部20aと、制御情報取得部22aと、を備える。
撮像光学系17aは、絞りおよびレンズを含んで構成され、被写体像を結像させる。また、撮像光学系17aは、後述するように、電気的に焦点距離を変更可能な可変焦点素子(本発明の第1の光学素子に対応)を備える。
撮像素子18aは、例えばCMOS撮像素子であって、撮像光学系17aによって結像される被写体像を光電変換して原画像信号を生成する。また、撮像素子18aは、原画像信号を画像処理部19aに出力する。
画像処理部19aは、撮像素子18aから取得した原画像信号に基づいて、例えば歩行者、障害物、対向車、路面上の白線や中央線等の被写体の認識を行う。また、画像処理部19aは、例えばノイズ除去、色補間、明るさ補正、色補正、ガンマ補正、およびホワイトバランス等の所定の画像処理を施してもよい。画像処理部19aは、被写体認識の処理や前記の画像処理を施した画像信号を画像処理装置12に出力する。なお、以下では、路面上の白線(例えば点線である中央線等も含む)を被写体として認識する処理を特に白線検出と呼ぶ。
カメラ制御部20a(本発明の制御部に対応)は、撮像光学系17aが備える可変焦点素子30aの焦点距離を設定する第1の制御信号を生成する。ここで、カメラ制御部20aは、撮像素子18aから垂直同期信号を受け取る。後述するように、カメラ制御部20aは、垂直同期信号によって、撮像素子18aが1フレームの電荷蓄積を終了したタイミングを把握可能である。カメラ制御部20aは、1フレームの電荷蓄積を終了してから次のフレームの電荷蓄積を開始するまでの間のあるタイミングで、第1の制御信号を変更する。例えば、カメラ制御部20aは、垂直同期信号に同期して、第1の制御信号を変更し、可変焦点素子の焦点距離を変更してもよい。また、カメラ制御部20aは、例えばクロック信号等に基づいて、次のフレームの電荷蓄積の開始を把握可能である。カメラ制御部20aは、次のフレームの電荷蓄積の開始まで、任意のタイミングで第1の制御信号を変更することが可能である。
また、カメラ制御部20aは画像処理部19aの動作を制御する。カメラ制御部20aは、例えば垂直同期信号に基づくタイミングで、画像処理部19aに例えば30fps(frame per second)の画像信号を出力させる。
制御情報取得部22aは、移動体15の制御情報を取得する。制御情報は、移動体15の状態に関する種々の情報、例えば、移動体15の前進、後進、操舵角、および速度を示す情報である。
制御情報取得部22aは、制御情報を受け取り、例えば速度の変化を検出して、カメラ制御部20aに制御情報の一部または全部を出力する。後述するように、カメラ制御部20aは、制御情報に応じた第1の制御信号を生成する。例えば制御情報に含まれる速度が低速であると判断したときに、カメラ制御部20aは、望遠画像の比率が少なくなるように第1の制御信号を生成してもよい。
なお、制御情報取得部22aは、任意の方法により制御情報を取得可能であり、例えば車載ネットワーク14を介して移動体15から取得してもよく、あるいは移動体15に備えられる他の構成要素が出力する制御情報を有線または無線を介して取得してもよい。
リアカメラ11b、左サイドカメラ11c、および右サイドカメラ11dは、フロントカメラ11aと同様に、撮像光学系17b、17c、17d、撮像素子18b、18c、18d、画像処理部19b、19c、19d、カメラ制御部20b、20c、20d、および制御情報取得部22b、22c、22dをそれぞれ備える。撮像光学系17b、17c、17d、撮像素子18b、18c、18d、画像処理部19b、19c、19d、カメラ制御部20b、20c、20dおよび制御情報取得部22b、22c、22dの機能および構成は、フロントカメラ11aと同様である。
なお、本実施形態では、リアカメラ11b、左サイドカメラ11c、および右サイドカメラ11dもフロントカメラ11aと同じ構成、性能を有しており、それぞれが後述するように画角の異なる画像を並行して取得可能である。しかし、別の実施形態として、フロントカメラ11aだけ、またはフロントカメラ11aとリアカメラ11b、左サイドカメラ11c、および右サイドカメラ11dの一部だけが画角の異なる画像を並行して取得できてもよい。
画像処理装置12は、画像取得部21と、画像処理部26とを備える。画像取得部21は、車載ネットワーク14を介して、フロントカメラ11a、リアカメラ11b、左サイドカメラ11c、および右サイドカメラ11dからそれぞれの方向の周辺領域の撮像画像を取得する。なお、画像取得部21は、前方、後方および側方(右方、左方)の周辺領域の撮像画像の全部を取得してもよいし、一部を取得してもよい。
画像処理部26は撮像画像を表示装置13に表示させる。画像処理部26は、例えば制御情報等も受け取り、移動体15の前進、後進といった走行状態に応じて進行方向の周辺領域の撮像画像を選択して表示装置13に表示させてもよい。このとき、画像処理部26は、選択した撮像画像を表示装置13の仕様に合わせた信号(例えば、NTSC方式に従ったコンポジット映像信号)に変換してもよい。
表示装置13は、例えばLCDを含んで構成され、リアルタイムの動画像を表示可能である。表示装置13は、車載ネットワーク14を介して、少なくとも画像処理装置12から受け取った画像を表示する。なお、表示装置13は、タッチパネルとして構成され、ユーザ操作を受け付けるインターフェースとして機能してもよい。
以下では、本実施形態に係る撮像装置の詳細な構成についてフロントカメラ11aを例に説明し、可変焦点素子30aの例について説明し、フロントカメラ11aが画角の異なる画像を実質的に並行して取得できることを望遠画像と広角画像とを例に説明する。なお、リアカメラ11b、左サイドカメラ11c、および右サイドカメラ11dについては、フロントカメラ11aと同じ構成、性能を有しているため説明を省略する。
(撮像装置の詳細)
図3は、本実施形態に係る撮像装置であるフロントカメラ11aの詳細な構成を示す図である。なお、図1と同じ要素には同じ符号を付しており詳細な説明を省略する。撮像光学系17aは、可変焦点素子30a、絞り、レンズL1aおよびレンズL2aを備える。なお、レンズL1aおよびレンズL2aの少なくとも一方が省略されてもよいし、撮像光学系17aはさらにレンズを備えていてもよい。被写体像は、撮像光学系17aにより撮像素子18aで結像する。撮像素子18aは、結像した被写体像を光電変換してフレーム単位で原画像信号118aを出力する。図3の例において、撮像素子18aは、1秒間に60フレーム(60fps)の原画像信号118aを出力する。このとき、撮像素子18aは、垂直同期信号VSaに同期して原画像信号118aを生成する。
画像処理部19aは、被写体認識の処理や例えばノイズ除去等の画像処理を施して、画像信号119aを画像処理装置12に出力する。カメラ制御部20aは、垂直同期信号VSaを撮像素子18aから受け取り、垂直同期信号VSaから撮像素子18aが原画像信号118aを生成するタイミングやレートを把握できる。そのため、カメラ制御部20aは、画像処理部19aに対して、適切な画像信号119aの出力レートを指示することが可能である。図3の例において、カメラ制御部20aは、画像処理部19aに1秒間に30フレーム(30fps)の画像信号119aを出力させる。
ここで、可変焦点素子30aは、電気的にその焦点距離を変更可能である。可変焦点素子30aの焦点距離の変更によって、撮像光学系17a全体としての焦点距離が調整される。電気的に焦点距離を変更可能とは、例えばモータ等を用いた物理的な部材の移動がなくても、電気的に変化する信号に応じて焦点距離を調整可能であることを意味する。図3の例において、可変焦点素子30aに印加される電圧はカメラ制御部20aが生成する第1の制御信号CT1aに応じて変化するので、可変焦点素子30aの焦点距離は第1の制御信号CT1aによって変更可能である。
例えば、第1の制御信号CT1aが第1の信号レベルのときには、可変焦点素子30aの焦点距離が短くなり、撮像光学系17aの画角が広くなる。このとき、撮像素子18aは広角画像を撮像可能である。また、例えば、第1の制御信号CT1aが第2の信号レベルのときには、可変焦点素子30aの焦点距離が長くなり、撮像光学系17aの画角が狭くなる。このとき、撮像素子18aは望遠画像を撮像可能である。なお、信号レベルとは、例えば電圧レベルであるが、電流レベルであってもよいし、特に限定されるものではない。また、以下では、可変焦点素子30aが短い焦点距離(本発明の第1の焦点距離に対応)と長い焦点距離(本発明の第2の焦点距離に対応)の2つの焦点距離に設定される場合を例に説明する。しかし、可変焦点素子30aはこれら2つの焦点距離以外(例えば、これらの中間の焦点距離)をとることが可能である。
カメラ制御部20aは、垂直同期信号VSaおよびクロック信号等により、撮像素子18aが1フレームの電荷蓄積を終了してから次のフレームの電荷蓄積を開始するまでを把握できる。そして、カメラ制御部20aは、その間のあるタイミング(本発明の所定のタイミングに対応)で、第1の制御信号CT1aを変更することが可能である。ここで、撮像素子18aが1フレームの電荷蓄積を終了したときから、次のフレームの電荷蓄積の開始するときまでの任意のタイミングで第1の制御信号CT1aが変更されるとする。このとき、撮像素子18aで生成される1フレームの撮像画像において、電荷蓄積の開始時から終了時まで焦点距離は変わらない。つまり、1フレームの撮像画像において、途中で焦点距離が変化するようなことはない。また、カメラ制御部20aは、前記のように、制御情報取得部22aを介して得られる制御情報CCIにより、移動体15の走行状態(例えば速度等)を把握できる。そのため、カメラ制御部20aは、可変焦点素子30aが移動体15の走行状態に応じた適切な焦点距離をとるように、第1の制御信号CT1aを生成できる。
前記のように、本実施形態に係る撮像装置であるフロントカメラ11aは、電気的にその焦点距離を変更可能である可変焦点素子30aを用いるが、その理由は、フレーム毎に焦点距離を変更できるようにするためである。仮に、モータ等を用いたズームレンズによって焦点距離を変更する場合、垂直同期信号VSaの1フレーム分の期間内に焦点距離を変更することは困難である。この場合、焦点距離を切り替える途中で生成された原画像信号118aは移動体15の周辺領域を正しく撮像したものではなく、使用することができない。つまり、フロントカメラ11aは、可変焦点素子30aを用いて焦点距離を変更することで、フレームの欠落なく被写体像を撮像素子18aで結像させることができる。
可変焦点素子30aは、例えば液体レンズ、または液晶レンズであることが好ましい。図4(A)に例示される液体レンズは、導体である水溶液WAと絶縁体である油OIとが混ざらないように接している。図4(A)の例では、油OIは水溶液WA側から入射した光を収束させる凸レンズとして機能する。そして、電極M1と電極M2との間に印加される電圧に応じて、水溶液WAと油OIとが接する面の形状が変化する。例えば、電極M1と電極M2との間に高電圧が印加される場合、水溶液WAが電極M2に引き寄せられて移動するために、水溶液WAと油OIとが接する面の曲率が大きくなる。そのため、電極M1と電極M2との間に印加される電圧を第1の制御信号CT1aで制御することで、カメラ制御部20aは可変焦点素子30a(この例では液体レンズ)の焦点距離を設定することができる。
図4(B)に例示される液晶レンズは、液晶LCを、電極N1および透明電極N2と、別の透明電極N3とで挟んだ構造をしている。図4(B)の例では、電極N1は液晶LCの一部と向き合っており、透明電極N2、N3は液晶LCの全体と向き合っている。透明電極N3と電極N1との間に印加される電圧(以下、第1の電圧)、および透明電極N3と透明電極N2との間に印加される電圧(以下、第2の電圧)を調整することで、液晶LCの分子の配向を変化させることができる。図4(B)の例では、紙面上方および下方の2つの電極N1に挟まれる光の透過領域において、中心部分と電極N1に近い周辺部分とで液晶LCの分子の配向が異なっている。このとき、液晶LCは透明電極N2側から入射した光を収束させる凸レンズとして機能する。このように、第1の電圧および第2の電圧を第1の制御信号CT1aで制御することで、カメラ制御部20aは可変焦点素子30a(この例では液晶レンズ)の焦点距離を設定することができる。
可変焦点素子30aが、例えば液体レンズまたは液晶レンズであるとき、焦点距離を変更するのにモータ等を用いた機械的な部材の移動は必要ない。フロントカメラ11aは、例えば60fpsの垂直同期信号VSaに同期して、フレームごとに焦点距離を変更することができる。ここで、例えば図5(A)のように、カメラ制御部20aは、垂直同期信号VSaの立ち上がりに同期して、可変焦点素子30aの焦点距離を、第1の焦点距離と第2の焦点距離とに交互に設定してもよい。図5(A)における第1の制御信号CT1aの“Wide”は、カメラ制御部20aが広角画像を撮像させるために第1の制御信号CT1aによって、可変焦点素子30aの焦点距離を第1の焦点距離に設定することを意味する。また、図5(A)における第1の制御信号CT1aの“Tele”は、カメラ制御部20aが望遠画像を撮像させるために第1の制御信号CT1aによって、可変焦点素子30aの焦点距離を第2の焦点距離に設定することを意味する。
そして、図5(A)の例において、フロントカメラ11aの画像処理部19aは、広角画像を用いて白線検出を行う。また、画像処理部19aは、望遠画像を用いて被写体の認識(特に、歩行者の認識)を行う。画像処理部19aは、カメラ制御部20aからの出力レートの指示(例えば30fps)に従って、広角画像(図5(A)のWideが対応)だけを、白線検出や被写体の認識の結果を反映した上で画像信号119aとして出力することができる。
このときの、フロントカメラ11aの画像処理部19aが受け取る画像および出力する画像について具体例を示して説明する。画像処理部19aは、例えば図6(A)の広角画像を受け取り、続くフレームで図6(B)のような望遠画像を受け取る。図6(A)の広角画像には、移動体15に近い周辺領域の白線WL1、WL2や中央線CLが明確に写っている。画像処理部19aは、広角画像を用いて白線検出を行うことができる。そして、画像処理部19aは、例えば白線を強調する等、検出結果を反映させた画像を生成できる。しかし、遠い前方を写している領域RTにおいて、歩行者は小さく写っており、画像処理部19aは歩行者を認識できない。
一方、図6(B)の望遠画像は、図6(A)の広角画像の一部である領域RTに対応する。図6(B)のような望遠画像では、歩行者PEが大きく写っている。画像処理部19aは、望遠画像を用いて歩行者PEを認識できる。そして、画像処理部19aは、例えば認識した歩行者PEを四角い枠で囲む等、検出結果を反映させた画像を生成できる。
そして、図6(A)の広角画像および図6(B)の望遠画像を取得した画像処理部19aは、図7の広角画像の画像信号119aを生成することができる。図7の広角画像は、移動体15に近い周辺領域の白線WL1、WL2や中央線CLが強調されているだけでなく、図6(A)の広角画像だけでは検出されなかった歩行者PEが視認容易なように示されている。つまり、画像処理部19aが図6(A)の広角画像で検出した白線WL1、WL2や中央線CLだけでなく、画像処理部19aが図6(B)の望遠画像によって認識した歩行者PEについても四角い枠で囲まれて、図7の広角画像に反映されている。
この例では、カメラ制御部20aが、図5(A)のように可変焦点素子30aの焦点距離を調整して、60fpsで1フレーム毎に交互に望遠画像、広角画像が得られるようにしている。このとき、画像処理部19aは、広角画像で白線検出を行い、望遠画像で被写体の認識を行った上で、これらの両方の処理結果を反映した広角画像の画像信号119aを十分に高速な半分のレート(30fps)で出力することができる。そして、画像処理部19aは、出力のレートの2倍の60fpsで交互に望遠画像、広角画像を得ている。そのため、フロントカメラ11aは、画角の異なる画像を実質的に並行して取得できる。
このとき、画像処理部19aは、焦点距離が異なる画像のそれぞれについて、互いに異なる領域における被写体の認識を行うことが好ましい。重複して被写体の認識を実行する領域をなくすことで、画像処理部19aが被写体の認識を行う処理時間を短縮することが可能である。図6(A)の例では、画像処理部19aは、図6(B)の望遠画像に相当する領域RTを除く領域について白線検出を実行する。そして、前記のように、画像処理部19aは、図6(B)の全領域で歩行者PE等の被写体の認識を行う。
ここで、再び図5(A)〜図5(C)を参照して、カメラ制御部20aの第1の制御信号CT1aについて説明する。図5(A)の例において、カメラ制御部20aは60fpsの1フレーム毎に交互に望遠画像、広角画像が得られるように第1の制御信号CT1aを生成する。しかし、カメラ制御部20aは、望遠画像、広角画像の組み合わせ、すなわち、第1の制御信号CT1aによって設定される第1の焦点距離と第2の焦点距離の組み合わせを自由に変えることが可能である。カメラ制御部20aは、例えば制御情報取得部22aが取得した移動体15の制御情報CCIに応じた前記第1の制御信号CT1aを生成することができる。
図5(A)の例では、カメラ制御部20aは望遠画像と広角画像の出現比率が1:1であるように第1の制御信号CT1aを生成している。一方、図5(B)に示す例で、カメラ制御部20aは望遠画像と広角画像の出現比率が1:3であるように第1の制御信号CT1aを生成している。つまり、図5(B)の例では、図5(A)の例に比べて、望遠画像の比率を減らしている。
本実施形態に係る撮像装置であるフロントカメラ11aは、望遠画像を用いて歩行者PE、障害物、対向車等の被写体の認識を行う必要性が低下する場合に、図5(B)のように望遠画像の比率を減らす。例えば、フロントカメラ11aのカメラ制御部20aは、制御情報取得部22aを介して得られた制御情報CCIから、移動体15の速度が低速(例えば、事前に設定された閾値となる時速未満の速度のとき)であると判断したときに望遠画像の比率を減らしてもよい。また、カメラ制御部20aは、移動体15の速度があまり変わらず、制御情報CCIの操舵角情報から直進している(同じ道路を同じ速さで直線している)と判断できるときであって、既に歩行者PEや障害物を認識しているときには望遠画像の比率を減らしてもよい。
ここで、フロントカメラ11aは、被写体の認識を行う必要性が増大した場合には、図5(B)とは逆に望遠画像の比率を増やしてもよい。例えば、カメラ制御部20aは、制御情報取得部22aを介して得られた制御情報CCIから、移動体15の速度が高速(例えば、事前に設定された閾値となる時速以上の速度のとき)であると判断したときに望遠画像の比率を増加させてもよい。できるだけ早期に前方の歩行者PE等を認識して危険を回避する必要があるからである。また、カメラ制御部20aは、制御情報CCIの操舵角情報から右折または左折をして新たな道路に入ったと判断したときに、望遠画像の比率を増加させてもよい。
カメラ制御部20aは、望遠画像の比率の増減を移動体15の制御情報CCIに応じて素早く行うために、図5(C)の例のように望遠画像と広角画像とを切り替えてもよい。図5(C)において、“Z”は“Tele(望遠画像)”または“Wide(広角画像)”であり、どちらか一方が選択される。つまり、カメラ制御部20aは、固定的に交互に並んだ“Tele”と“Wide”の間に、状況に応じて選択される“Tele”または“Wide”が挿入されるように、第1の制御信号CT1aを生成する。カメラ制御部20aは、望遠画像を用いて被写体の認識を行う必要性が低下する場合には“Z”として“Wide”を選択する。このとき、図5(B)と同じパターンとなる。また、カメラ制御部20aは、望遠画像を用いて被写体の認識を行う必要性が増大する場合には“Z”として“Tele”を選択する。
なお、図5(A)〜図5(C)の垂直同期信号VSaの立ち上がりは、撮像素子18aが1フレームの原画像信号118aの出力を開始するタイミングを示す。よって、カメラ制御部20aは、垂直同期信号VSaによって、撮像素子18aが1フレームの電荷蓄積を終了したタイミングを把握可能である。図5(A)〜図5(C)の例では、カメラ制御部20aは、撮像素子18aが1フレームの電荷蓄積を終了したタイミングの一例である垂直同期信号VSaの立ち上がりで、第1の制御信号CT1aを生成している。
ここで、前記のように、焦点距離を切り替えるタイミングは、撮像素子18aが1フレームの電荷蓄積を終了したときから、次のフレームの電荷蓄積の開始するときまでのいずれかのタイミングであればよい。従って、別の例として、カメラ制御部20aは、垂直同期信号VSaの立ち下がり、または垂直同期信号VSaの立ち上がりから所定時間(例えば1ms)が経過したタイミングで第1の制御信号CT1aを生成してもよい。また、図5(A)〜図5(C)に示された“Tele”と“Wide”との組み合わせは一例であり、前記のように、カメラ制御部20aは、これらの組み合わせを自由に変えることが可能である。
車載カメラシステム10が備える本実施形態の撮像装置(フロントカメラ11a等)は、前記のように、電気的に焦点距離を変更可能な可変焦点素子30aを備える撮像光学系17aと、可変焦点素子30aの焦点距離を設定する第1の制御信号CT1aを生成するカメラ制御部20aと、撮像光学系17aによって結像される被写体像を光電変換して原画像信号118aを生成する撮像素子18aと、を備える。そして、カメラ制御部20aは、1フレームの電荷蓄積を終了してから次のフレームの電荷蓄積を開始するまでの間のあるタイミングで、第1の制御信号CT1aを変更する。そのため、本実施形態の撮像装置(フロントカメラ11a等)は、画角の異なる画像をフレームの欠落なく連続して取得することが可能である。このとき、原画像信号118aと画像信号119aとにおけるフレームレートを調整することで、画角の異なる画像を実質的に並行に得ることが可能である。そして、撮像光学系17aは2つ以上の光学系で構成されるわけではなく、撮像素子18aも異なる画角の複数の画像を同時に結像させるわけでもない。よって、本実施形態の撮像装置(フロントカメラ11a等)は、特許文献1に記載された技術を用いた装置と比べても、小型化が可能である。
(変形例)
本発明を図面や実施形態に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。したがって、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段、各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップなどを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
例えば、前記の実施形態において、カメラ制御部20aは可変焦点素子30aの焦点距離を変更可能であったが、さらに撮像光学系17aの光軸を変更可能(例えば、偏向が可能)であってもよい。この変形例の具体的な構成について図8を参照して説明する。なお、図8において、図3と同じ要素には同じ符号を付しており詳細な説明を省略する。
図8に示される本変形例のフロントカメラ11aの撮像光学系17aは、電気的に撮像光学系17aの光軸を変更可能な液晶素子31a(第2の光学素子に対応)をさらに備える。図8の例では、複数の可変焦点素子30aが存在し、液晶素子31aがこれらの可変焦点素子30aに挟まれている。このとき、可変焦点素子30aによって収束した光に対して光軸を変更すればよいので、液晶素子31aの大きさを小型にできるというメリットがある。また、別の例として、可変焦点素子30aは1つであり、液晶素子31aは可変焦点素子30aの前または後ろに配置されてもよい。このとき、複数の可変焦点素子30aに挟まれる場合に比べて、液晶素子31aの配置の自由度は高くなる。
撮像光学系17aの光軸を変更可能とすることで、移動体15の走行状態に応じて特定方向の被写体像を撮像素子18aで結像させることができる。例えば、カメラ制御部20aは、制御情報CCIの操舵角情報から移動体15が右折または左折して新たな道路に入ると判断したときに、後述するように第2の制御信号CT2aによって、新たな道路の方向の被写体が撮像素子18aの有効撮像エリアで結像するように調整可能である。このとき、カメラ制御部20aは、第1の制御信号CT1aと同じタイミングで、撮像光学系17aの光軸を設定する第2の制御信号CT2aを変更できる。
撮像光学系17aの液晶素子31aは、液晶の分子の配向を変化させることで光軸を変更する。液晶素子31aは、例えば液晶を電極で挟んだ構成であって、電極間の電圧を調整可能である。電極に印加される電圧に応じて液晶LCの分子の配向が変化することで、撮像光学系17a全体としての光軸が調整され、撮像光学系17aの光軸を素早く変更可能である。
カメラ制御部20aは、第1の制御信号CT1aと同じように、移動体15の走行状態(例えば速度等)に応じて第2の制御信号CT2aを変更できる。カメラ制御部20aは、前記のように、制御情報取得部22aを介して得られる制御情報CCIにより、移動体15の走行状態(例えば速度等)を把握できる。
例えば、カメラ制御部20aは、移動体15の速度が高速であると判断したときに、レンズL1aの正面の遠方(上方)の像を撮像素子18aの有効撮像エリアの中心部で結像させるように、液晶素子31aの光軸を変化させてもよい。このとき、画像処理部19aは、通常よりも遠方の被写体を望遠画像に含めて、被写体認識を実行することができる。また、例えば、カメラ制御部20aは、移動体15の速度が低速であると判断したときに、逆にレンズL1aの正面の近傍(下方)の像を撮像素子18aの有効撮像エリアの中心部で結像させるように、液晶素子31aの光軸を変化させてもよい。なお、カメラ制御部20aは、このような液晶素子31aの光軸の変更を、望遠画像を取得するときに実行してもよい。
カメラ制御部20aは、第1の制御信号CT1aによって可変焦点素子30aの焦点距離を変更する場合と同様に、例えば垂直同期信号VSaに同期して、フレームごとに液晶素子31aの光軸を変更することができる。前記のような光軸の変更を、例えばモータ等を用いて物理的にレンズL1aの傾きを調整することで実現する場合、垂直同期信号VSaの1フレーム分の期間内に撮像光学系17aの光軸を変更することは困難である。この場合、撮像光学系17aの光軸を切り替える途中で生成された原画像信号118aは移動体15の周辺領域を正しく撮像したものではなく、使用することができない。つまり、フロントカメラ11aは、液晶素子31aを用いて撮像光学系17aの光軸を変更することで、フレームの欠落なく被写体像を撮像素子18aで結像させることができる。
10 車載カメラシステム
11a フロントカメラ
11b リアカメラ
11c 左サイドカメラ
11d 右サイドカメラ
12 画像処理装置
13 表示装置
14 車載ネットワーク
15 移動体
16 ドアミラー
17a、17b、17c、17d 撮像光学系
18a、18b、18c、18d 撮像素子
19a、19b、19c、19d 画像処理部
20a、20b、20c、20d カメラ制御部
21 画像取得部
22a、22b、22c、22d 画像取得部
26 画像処理部
30a 可変焦点素子
31a 液晶素子
118a 原画像信号
119a 画像信号

Claims (7)

  1. 電気的に焦点距離を変更可能な第1の光学素子を備える撮像光学系と、
    前記第1の光学素子の焦点距離を設定する第1の制御信号を生成する制御部と、
    前記撮像光学系によって結像される被写体像を光電変換して原画像信号を生成する撮像素子と、を備え、
    前記制御部は、前記撮像素子が1フレームの電荷蓄積を終了してから次のフレームの電荷蓄積を開始するまでの間の所定のタイミングで前記第1の制御信号を変更する撮像装置。
  2. 前記制御部は、
    前記撮像装置が搭載された移動体の制御情報を取得する制御情報取得部を備え、
    前記制御情報に応じた前記第1の制御信号を生成する、請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御部は、
    前記所定のタイミングで、前記第1の光学素子の焦点距離を、第1の焦点距離と、前記第1の焦点距離とは異なる第2の焦点距離とに交互に設定する、請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記第1の光学素子は、
    液晶レンズまたは液体レンズである、請求項1から3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記原画像信号から被写体の認識を行う画像処理部を備え、
    前記画像処理部は、
    前記第1の光学素子の焦点距離が異なる画像のそれぞれについて、互いに異なる領域における被写体の認識を行う、請求項1から4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記撮像光学系は、
    電気的に前記撮像光学系の光軸を変更可能な第2の光学素子をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記所定のタイミングで、前記撮像光学系の光軸を設定する第2の制御信号を変更する、請求項1から5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の撮像装置を備える車載カメラシステム。
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