JP2015184780A - 駐車場利用システム及び駐車券読取装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】駐車券読取装置10は、受光センサ23(撮像部)によって情報コードが撮像された場合に、情報追加領域を解析し、当該情報追加領域内に追加された所定の追加情報を取得する構成となっている。そして、データ記録領域読取部によって読み取られたデータと、追加情報取得部によって取得された追加情報とに基づいて、精算料金の算出又は駐車場からの退出許可の判断の少なくともいずれかを行う構成となっている。
【選択図】図1
Description
前記駐車券を読み取る駐車券読取装置と、
を備えた駐車場利用システムであって、
前記駐車券発行装置は、
前記コード領域の内部に、予め定められた形状の特定パターンが配置される特定パターン領域と、複数種類の前記セルによってデータを記録するデータ記録領域と、前記データ記録領域に記録されたデータとは別の追加情報を記録可能な情報追加領域と、を設けた構成で前記情報コードを生成する情報コード生成部と、
前記情報コード生成部によって生成された前記情報コードを表示媒体に表すように前記駐車券を形成する駐車券形成部と、
を備え、
前記駐車券読取装置は、
前記駐車券発行装置によって発行された前記駐車券に表された前記情報コードを撮像可能な撮像部と、
前記撮像部によって前記情報コードが撮像された場合に、その撮像された前記情報コードのコード画像における前記データ記録領域の内容に基づいて前記データ記録領域に記録されたデータを読み取るデータ記録領域読取部と、
前記撮像部によって前記情報コードが撮像された場合に、前記情報コードのコード画像の前記情報追加領域を解析し、当該情報追加領域内に追加された所定の追加情報を取得する追加情報取得部と、
前記データ記録領域読取部によって読み取られたデータと、前記追加情報取得部によって取得された前記追加情報とに基づいて、精算料金の算出又は前記駐車場からの退出許可の判断の少なくともいずれかを行う情報処理部と、
を有することを特徴とする。
レシートを発行するレシート発行装置と、
前記レシート及び前記駐車券を読み取る駐車券読取装置と、
を備えた駐車場利用システムであって、
前記駐車券発行装置は、
前記コード領域の内部に、予め定められた形状の特定パターンが配置される特定パターン領域と、複数種類の前記セルによってデータを記録するデータ記録領域とを設けた構成で前記情報コードを生成する情報コード生成部と、
前記情報コード生成部によって生成された前記情報コードを表示媒体に表すように前記駐車券を形成する駐車券形成部と、
を備え、
前記レシート発行装置は、
前記情報コードとは異なる第2コードを生成する第2コード生成部と、
前記第2コード生成部によって生成された前記第2コードが形成された前記レシートを発行するレシート発行部と、
を備え、
前記駐車券読取装置は、
前記駐車券発行装置によって発行された前記駐車券に表された前記情報コードと、前記レシート発行装置によって発行された前記レシートに表された前記第2コードとを撮像可能な1又は複数の撮像部と、
前記撮像部によって前記情報コードが撮像された場合に、その撮像された前記情報コードのコード画像における前記データ記録領域の内容に基づいて前記データ記録領域に記録されたデータを読み取るデータ記録領域読取部と、
前記撮像部によって前記第2コードが撮像された場合に、その撮像された前記第2コードに記録されたデータを読み取る第2コード読取部と、
前記データ記録領域読取部によって読み取られたデータと、前記第2コード読取部によって読み取られたデータとに基づいて、精算料金の算出又は前記駐車場からの退出許可の判断の少なくともいずれかを行う情報処理部と、
を有することを特徴とする。
前記駐車券に表された前記情報コードは、前記コード領域の内部に、予め定められた形状の特定パターンが配置される特定パターン領域と、複数種類の前記セルによってデータを記録するデータ記録領域と、前記データ記録領域に記録されたデータとは別の追加情報を記録可能な情報追加領域と、が設けられた構成であり、
前記駐車券発行装置によって発行された前記駐車券に表された前記情報コードを撮像可能な撮像部と、
前記撮像部によって前記情報コードが撮像された場合に、その撮像された前記情報コードのコード画像における前記データ記録領域の内容に基づいて前記データ記録領域に記録されたデータを読み取るデータ記録領域読取部と、
前記撮像部によって前記情報コードが撮像された場合に、前記情報コードのコード画像の前記情報追加領域を解析し、当該情報追加領域内に追加された所定の追加情報を取得する追加情報取得部と、
前記データ記録領域読取部によって読み取られたデータと、前記追加情報取得部によって取得された前記追加情報とに基づいて、精算料金の算出又は前記駐車場からの退出許可の判断の少なくともいずれかを行う情報処理部と、
を有することを特徴とする。
前記駐車券に表された前記情報コードは、前記コード領域の内部に、予め定められた形状の特定パターンが配置される特定パターン領域と、複数種類の前記セルによってデータを記録するデータ記録領域とが設けられた構成であり、
前記レシートは、前記情報コードとは異なる第2コードが表された構成であり、
前記駐車券発行装置によって発行された前記駐車券に表された前記情報コードと、前記レシート発行装置によって発行された前記レシートに表された前記第2コードとを撮像可能な1又は複数の撮像部と、
前記撮像部によって前記情報コードが撮像された場合に、その撮像された前記情報コードのコード画像における前記データ記録領域の内容に基づいて前記データ記録領域に記録されたデータを読み取るデータ記録領域読取部と、
前記撮像部によって前記第2コードが撮像された場合に、その撮像された前記第2コードに記録されたデータを読み取る第2コード読取部と、
前記データ記録領域読取部によって読み取られたデータと、前記第2コード読取部によって読み取られたデータとに基づいて、精算料金の算出又は前記駐車場からの退出許可の判断の少なくともいずれかを行う情報処理部と、
を有することを特徴とする。
特に、精算金額の算出又は退出許可の判断に用いるための情報を、事後的に情報コード内に記入して用いることができ、読取時には、読取装置が、情報コードに記録されたデータと追加情報の両方をより正確に関連付けて把握することができるため、サービス提供主体(例えば、駐車場の近くの施設等を運営する主体等)において精算金額の割引や免除のための対応をとりやすくなる。また、精査時には、管理者が複雑な対応や面倒な対応を極力行わずとも、読取装置は、駐車券に事後的に追加された情報を把握して、自動的に、「精算料金の算出」又は「退出許可の判断」の少なくともいずれかを行うことが可能となる。
特に、精算金額の算出又は退出許可の判断に用いるための情報を、レシート内の第2コードに記録して用いることができ、読取時には、読取装置が、駐車券の情報コードに記録されたデータと、レシート内の第2コードに記録されたデータの両方をより正確に関連付けて把握することができるため、サービス提供主体(例えば、駐車場の近くの施設等を運営する主体等)において精算金額の割引や免除のための対応をとりやすくなる。また、精査時には、管理者が複雑な対応や面倒な対応を極力行わずとも、読取装置は、事後的に発行されたレシートの情報を把握して、自動的に、「精算料金の算出」又は「退出許可の判断」の少なくともいずれかを行うことが可能となる。
以下、本発明を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示す情報コード利用システム1は、所定のコード領域の内部に情報を表示する単位となるセルを配列した情報コード100を生成する情報コード生成装置2と、情報コード生成装置2によって生成された情報コード100を読み取る情報コード読取装置10とを備えた構成をなしている。なお、情報コード生成装置2は、後述する駐車券発行装置の要部として機能するものであり、情報コード読取装置10は、後述する駐車券読取装置の要部として機能するものである。
情報コード生成装置2は、例えばパーソナルコンピュータやその他のコンピュータ等の情報処理装置として構成されており、CPUなどからなる制御部3と、キーボード、マウス、その他の入力装置からなる操作部4と、ROM、RAM、HDD、不揮発性メモリ等の記憶装置からなる記憶部5と、公知の表示装置(液晶ディスプレイやその他の表示デバイス)などからなる表示部6と、外部装置と有線通信或いは無線通信を行うための通信インタフェースとして機能する通信部7と、公知のプリンタ等と同様のハードウェア構成をなし且つ制御部3からの印刷データに基づいて情報コード100等を印刷可能な印刷部8(印刷装置)とを備えている。
次に、情報コード読取装置10の全体構成について説明する。図2に示すように、情報コード読取装置10は、ハードウェア的には二次元コードを読取可能なコードリーダとして構成されており、図示しないケースによって外郭が構成され、このケース内に各種電子部品が収容された構成をなしている。
次に、図1の情報コード利用システムで利用される情報コード100について図1、図5等を参照して説明する。なお、図1の例と図5右図の例では、セル配列や特定パターンのサイズ等が若干異なるが基本的な考えは同様であり、同様の特徴を有している。図1、図5等に示す情報コード100は、例えば上述の情報コード生成装置2によって生成されるものであり、所定のコード領域の内部に情報を表示する単位となるセル102を配列した構成となっている。図1、図5等の情報コード100において、「コード領域」は、複数配列された暗色セルを全て含み得る矩形状の領域であり、特定パターン領域とデータ記録領域を全て含む最小の正方形領域又は長方形領域となっている。具体的には、3つの位置検出パターン(切り出しシンボル)104を全て含む最小の正方形領域又は長方形領域となっている。なお、「コード領域」は、情報コードを構成する複数種類のセルを全て含む最小の正方形領域又は長方形領域であればよく、図1、図5のような例に限られるものではない。また、図1、図5等の例では、複数のセル102が、矩形状(例えば外径が正方形状)の明色(白色)セル及び暗色(黒色)セルのいずれかによって構成されており、コード領域の内部において後述する空き領域110の周囲にこれらセル102がマトリックス状に配置されている。明色セル及び暗色セルは、それぞれ白色セル、黒色セルに限られるものではなく、暗色セルが所定の明度で構成される場合、明色セルはそれよりも明度が高ければよい。また、情報コード100において上記コード領域の周囲には、当該コード領域を取り囲むように明色又は暗色のマージン領域が構成されるようになっており、図1、図5等の例では、明色(例えば、白色或いは暗色セルよりも明度の大きい他色)のマージン領域がコード領域の周囲に隣接して配置されている。
次に、図8等を参照して情報コード生成処理及び情報コード生成方法について説明する。以下では、図5のように他種コード120がQRコード(登録商標)であり、情報コード100がQRコードと同様の特定パターンを有する場合を例に挙げて説明する。なお、この例では、空き領域110を有する情報コード100を「額縁QR」とも称する。
欄)の位置が行位置及び列位置によって指定されているため、S18では、このように指定された位置に、情報追加領域(記入欄)121の図形データを配置し、情報追加領域121の外縁を特定し得る図形(図10等の例ではマーク121a)も配置する。図3、図5等に示す例では、例えば情報追加領域(記入欄)の図形が矩形状の図形(例えば、領域内全体が単一色又は複数色の明色の背景で構成されてなる四角形の図形)として予め定められており、S18では、例えば、このように決められた図形の四隅の位置がヘッダデータで指定される記入欄位置情報の各位置となるように図形を配置する。また、情報追加領域121の外縁部を示す枠(マーク121a)が矩形状の枠(例えば、四角形の暗色の枠)として予め定められており、S18では、このように決められた枠が情報追加領域121の外縁部に沿って配置されるように図形を配置する。
次に、図2の情報コード読取装置10によって図1、図5右図等に示す情報コード100を読み取る場合の処理について説明する。図9の読取処理は、例えばユーザによって所定操作(例えば、操作スイッチ42の操作等)がなされたときに実行されるものであり、まず、図9のS40に示すように、受光センサ23の撮像エリアにある二次元コードを撮像して当該二次元コードの撮像画像を取得すると共に、その二次元コードの形を検出する。具体的には、位置検出パターン104の認識や二次元コードの外形を公知の方法で試みる。例えば、QRコード(登録商標)で行われる、1:1:3:1:1の波形を検出する公知の方法等により位置検出パターン104を検出し、撮像された二次元コードの外形をQRコード(登録商標)で行われる公知の方法で検出する。このとき、S40で情報コード100が撮像された場合には、情報コード100の外形が検出されることになる。なお、S40での処理方法は、特定パターンの形状や二次元コードの外形を検出し得る方法であれば他の方法であってもよい。
本構成では、受光センサ23が「撮像部」の一例に相当し、情報コード生成装置2によって生成された情報コード100を撮像するように機能する。
更に、情報コード読取装置には、データ記録領域に記録されたデータを読み取るデータ記録領域読取部と、コード画像の空き領域内を解析し、当該空き領域内に追加された所定の追加情報を取得する追加情報取得部とが設けられている。この構成によれば、情報コード読取装置は、データ記録領域において各セルによって記録された情報だけでなく、空き領域に追加された情報も取得することができ、例えば、コード形成後に事後的に追加された情報等を取得し、利用することが可能となる。
この構成によれば、利用者は識別表示を目印とすることができるため、情報を書き込む位置を容易に把握し易くなる。また、読取装置は、情報追加領域内を選択的に解析して書き込まれた追加情報を取得することができるため、追加情報を正確に認識し利用し易くなる。
この構成によれば、利用者が情報追加領域内を他の色(情報追加領域を構成する色以外の色)で書き込んだ場合に、その書き込んだ情報が情報コード読取装置によってより正確に認識されることになる。
この構成によれば、セルによってデータが記録された情報コードを構成しつつ、セルによって解読対象データが記録されない領域をマークシートとして利用できるようになる。このように情報コードの高機能化を図ることで、利用者の利便性を一層高めることができる。
この構成によれば、セルによってデータが記録された情報コードを構成しつつ、セルによって解読対象データが記録されない領域を、記号(文字、数字、その他の記号など)の入力領域として利用できるようになる。このように情報コードの高機能化を図ることで、利用者の利便性を一層高めることができる。
このようにコード画像全体を複数行且つ複数列のセル配列として認識し、色判別部による情報追加領域内の各行における各列位置の色の判別結果に基づいて記号を抽出すれば、読取装置の傾き等に起因してコード画像に歪み等が生じたとしても正規化した上で処理することができるため、記号の認識精度が高まる。
この構成では、情報追加領域の位置を特定するデータが予め情報コード読取装置内に存在しなくても、情報コード読取装置の追加情報取得部はコード画像内での情報追加領域の位置をより正確に特定することが可能となる。
この構成では、データ記録領域に識別情報が記録されていなければ空き領域の解析、情報取得がなされないことになる。つまり、空き領域の解析が不要な場合にはデータ記録領域内に識別情報を記録しておかないことで、無用な解析、情報取得を省略することができる。逆に、空き領域を解析すべき場合にはデータ記録領域内に識別情報を記録しておけば情報追加領域の解析、情報取得につなげることができる。
この構成では、情報コード読取装置10が判別部によって所定位置105のフォーマット構成を確認することで、情報コード生成装置2によって生成された特徴的な情報コード100(空き領域110を備えた情報コード100)であるか否かを判別できるようになる。そして、特定のフォーマット構成であると判別できた場合には、コード領域での複数のデータワードの各配置位置を特定し得る情報(対応情報)に基づいてコード領域内の各データワードの位置を特定することができ、解読対象データを解読することができる。
この構成によれば、所定位置105にかけるマスクパターンの種別によって情報コード生成装置2によって生成された特徴的な情報コード100(空き領域110を備えた情報コード100)であるか否かを確実に判別でき、フォーマット情報のデータ量を抑えつつ「特定のフォーマット構成」を実現しやすくなる。
次に、情報コード利用システム1を駐車場利用システムとして機能させる代表例を説明する。
図12には、上述の情報コード利用システム1を駐車場利用システムに適用した例を示している。この例では、駐車場が入場ゲート183、発券機181、駐車スペース、通路、柵、退場ゲート184、精算機182などによって構成されている。また、図13には、精算機182の外観の例を示している。
発券機181は、図8の方法によって情報コード100を生成すると共にこの情報コード100が印刷等によって形成された駐車券190を形成可能な情報コード生成装置2が設けられている。また、精算機182には、図1、図2のような構成をなす読取装置10が設けられている。
使用者が駐車場を退出する際には、図14のような流れで精算処理を行う。この処理では、図13の精算機182の挿入口182aから駐車券190が挿入されるまで待機処理を行い(S1)、挿入を感知したときに駐車券190に記録された情報コード100の撮像を行う。なお、精算機182には、例えば、挿入口182aに駐車券190が挿入されたときにその挿入を検知して精算機182内の所定の読取位置(受光センサ23によって情報コード100が撮像可能となる位置)に送る公知の移送装置が組み込まれており、このように移送装置によって送り込まれた所定位置で情報コード100が撮像されるようになっている(S2)。具体的には、上述のように光源21a,21bによって情報コード100に照明光を照射した状態で情報コード100及びその近傍領域を撮像する。そして、情報コード100が撮像された後には、この情報コード100の解読処理を行う(S3)。S3での情報コード100の解読処理は、上述した図9の流れで行うことができる。そして、情報コード100の解読が成功した場合にはS4にてYesに進み、失敗した場合には、S4にてNoに進む。なお、情報コード100の解読が成功した場合とは、少なくともデータ記録領域のデータの解読が成功した場合であり、情報追加領域121からのデータ取得は行われていても、行われていなくてもよい。
本構成によれば、コード領域内に追加情報(データ記録領域に記録された情報とは別の情報であり、事後的に追加可能な情報)を記録可能な領域が設けられた特徴的な情報コードを利用した駐車場システムを構築できる。このため、広範な磁気領域等が必須とならず、磁気領域を設ける上での制約(磁気材料の準備等に起因するコストや管理負担など)を低減することができる。
特に、精算金額の算出又は退出許可の判断に用いるための情報を、事後的に情報コード内に記入して用いることができ、読取時には、読取装置が、情報コードに記録されたデータと追加情報の両方をより正確に関連付けて把握することができるため、サービス提供主体(例えば、駐車場の近くの施設等を運営する主体等)において精算金額の割引や免除のための対応をとりやすくなる。また、精査時には、管理者が複雑な対応や面倒な対応を極力行わずとも、読取装置は、駐車券に事後的に追加された情報を把握して、自動的に、「精算料金の算出」又は「退出許可の判断」の少なくともいずれかを行うことが可能となる。
図1、図11等の例では、情報コード100の情報追加領域121に割引時間を記入する運用例を示したが、このような運用に代えて、又はこのような運用と共に、図15のように、情報追加領域121に、支払い免除を示す目印(支払い免除マーク171)を記入することを可能とするような運用がなされてもよい。例えば、駐車券190の情報追加領域121に対して図15のような支払い免除マーク171が記入される可能性があるケースでは、上述した第1実施形態の代表例の処理に加え、図14のS11において、情報追加領域121の画像内に支払い免除マークが含まれているか否かの判断を加えればよい。そして、公知のパターンマッチングなどにより情報追加領域121の画像に支払い免除マーク171が含まれているか否かを判断し、情報追加領域121の画像に支払い免除マーク171が含まれている場合には、S11において精算金額を0円と決定し、支払免除と判定すればよい。なお、情報追加領域121の画像に支払い免除マーク171が含まれていない場合には、第1実施形態の代表例と同様の方法で精算金額の算出、決定を行えばよい。
変更例2では、情報追加領域121での記入方法と、読取装置10での具体的な読み取り方法のみが第1実施形態の上記代表例と異なり、それ以外は代表例と同様である。なお、情報コード生成装置2で生成される駐車券190(即ち、発券機181で発券される駐車券)や情報コード100の構成は、第1実施形態と同一である。
次に、第2実施形態について説明する。
第2実施形態は、レシートによる割り引きを可能とした点が第1実施形態と異なり、それ以外は第1実施形態と同様である。例えば、情報コード100の生成方法や駐車券190の発券方法は第1実施形態と同様であり、この駐車券190の読み取り方法も第1実施形態と同様である。第2実施形態は、これらの構成に加えて、レシートの発券及びレシートの読み取りが付加されている。
特に、精算金額の算出又は退出許可の判断に用いるための情報を、レシート内の第2コードに記録して用いることができ、読取時には、読取装置が、駐車券の情報コードに記録されたデータと、レシート内の第2コードに記録されたデータの両方をより正確に関連付けて把握することができるため、サービス提供主体(例えば、駐車場の近くの施設等を運営する主体等)において精算金額の割引や免除のための対応をとりやすくなる。また、精査時には、管理者が複雑な対応や面倒な対応を極力行わずとも、読取装置は、事後的に発行されたレシートの情報を把握して、自動的に、「精算料金の算出」又は「退出許可の判断」の少なくともいずれかを行うことが可能となる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
この構成では、追加情報取得部に相当する制御回路40は、特定情報記録部に記録された特定情報に基づいてコード画像内での情報追加領域の位置を特定し、当該情報追加領域を解析して追加情報を取得するように機能する。
本構成でも、情報コード1100の種別において複数の型番が用意されており、型番毎にセルの行数及び列数、特定パターンの形状及び位置、フォーマット情報の位置、コードワードの候補位置(アドレス)が予め定められている。そして、生成装置2が情報コード1100を生成する際には、型番情報をコード領域内の決められた位置(図22の例では予約領域107)に配置するようになっている。従って、読取装置10が情報コード1100を読み取る際には、情報コード1100のコード画像を解析し、所定位置に配置された型番情報を読み取ることで、情報コード1100のセルの行数及び列数、特定パターンの形状及び位置、フォーマット情報の位置、コードワードの候補位置(アドレス)を把握できることになる。
情報コード1100を生成する際には、予め用意された複数の型番の中からいずれかの型番を選択する。これにより、コード領域内の基本構成(特定パターン104の位置、セルの行数及び列数、コードワードの候補位置)が決定する。例えば、図22に示す構成の型番では、29行29列のセル配列となっており、予め定められた3つの角部に、QRコード(登録商標)の切り出しシンボルと同一の構造の特定パターン104が配置されるようになっている。そして、特定パターン104の近くの所定位置に、フォーマット情報を記録する領域(所定位置105)が設けられている。また、29行29列のマトリックス領域において、特定パターン104及び所定位置105以外の位置に、予めコードワードの候補位置が定められており、各候補位置に0〜67までのアドレスが割り当てられている。このように、型番に対応する構成で予めコード領域内の構成が規定されているため、型番が特定されれば、どの順番のコードワードがどの位置に配置されるかを特定することが可能となる。なお、決定した型番の情報は、その型番の配列において予め定められた固定位置に記録される。例えば図22の例では、所定種類のハッチングで特定される領域107に型番の情報が記録されるようになっている。
そして、型番が決定し、コード領域内の基本構成が決定した後には、空き領域の形状及び位置を決定する。空き領域の形状の決定方法は、例えば、予め用意された複数の候補形状の中から選定する方式で決定してもよく、或いは、情報コード生成装置2に対して外部から入力された形状指定情報に従った形状に設定する方式で決定してもよい。或いは、決められた固定形状のみに決定してもよい。また、空き領域の位置については、予め決められた固定位置に決定してもよく、ユーザが位置を指定する情報を入力することで、その位置に決定するようにしてもよい。
そして、空き領域が決定した後には、決定された空き領域の位置から外れるコードワードの候補位置に、データ記録領域のコードワード及び誤り訂正符号記録領域のコードワードをそれぞれ配置する構成で情報コード1100を生成する。例えば、図22のような構成の型番では、3つの角部に特定パターン104が配置され、これら特定パターン104の位置を基準として、0〜67の番号が付された68個のコードワードの候補位置が予め規定されている。このようなレイアウトにおいて、図22のように空き領域1110が決定した場合、少なくとも一部が空き領域1110内に入るコードワードの候補位置を配置対象位置から除外し、その除外されたコードワードの位置を飛ばすようにして、順番にコードワードを配置する。例えば、図22の例では、50、51番、53、54番、60〜67番のコードワードの候補位置に入り込むように空き領域1110が設定されているため、これら50、51番、53、54番、60〜67番のコードワードの候補位置にはコードワードを配置しないようにする。即ち、0〜49番の位置に順番にコードワードを配置した後、50、51番を飛ばして52番の位置にコードワードを配置し、その後、53、54番を飛ばして55〜59番の位置にコードワードを順番に配置することになる。このようにすれば、解読対象データを符号化したデータコードワードと、誤り訂正符号を表す誤り訂正コードワードとを、空き領域1110から外れた候補位置に確実に配置することができる。
このように特定パターン領域(特定パターン104やその他の特定パターンの領域)、フォーマット領域(所定位置105)、型番領域107、各コードワード領域などを決定した後には、空き領域1110の具体的な内容を決定する。この情報コード1100でも、空き領域1110に、空き領域110と同様の画像を表すことで、図1と同様の機能を有する情報コード1100を構成することができる。なお、情報コード1100の利用方法は第1実施形態やその他の実施形態と同様である。
2…情報コード生成装置(駐車券発行装置)
3…制御部(情報コード生成部)
8…印刷部(駐車券形成部)
10…情報コード読取装置(駐車券読取装置)
21a、21b…照明光源
23…受光センサ(撮像部)
40…制御回路(データ記録領域読取部、追加情報取得部、情報処理部、第2コード読取部)
100…情報コード
102…セル
104…位置検出パターン(特定パターン)
110…空き領域
181…発券機(駐車券発行装置)
182…精算機(駐車券読取装置)
202…レシート発行装置
213…制御部(第2コード生成部)
218…印刷部(レシート発行部)
Claims (16)
- 所定のコード領域の内部に情報を表示する単位となるセルを配列してなる情報コードが表示された駐車券を発行する駐車券発行装置と、
前記駐車券を読み取る駐車券読取装置と、
を備えた駐車場利用システムであって、
前記駐車券発行装置は、
前記コード領域の内部に、予め定められた形状の特定パターンが配置される特定パターン領域と、複数種類の前記セルによってデータを記録するデータ記録領域と、前記データ記録領域に記録されたデータとは別の追加情報を記録可能な情報追加領域と、を設けた構成で前記情報コードを生成する情報コード生成部と、
前記情報コード生成部によって生成された前記情報コードを表示媒体に表すように前記駐車券を形成する駐車券形成部と、
を備え、
前記駐車券読取装置は、
前記駐車券発行装置によって発行された前記駐車券に表された前記情報コードを撮像可能な撮像部と、
前記撮像部によって前記情報コードが撮像された場合に、その撮像された前記情報コードのコード画像における前記データ記録領域の内容に基づいて前記データ記録領域に記録されたデータを読み取るデータ記録領域読取部と、
前記撮像部によって前記情報コードが撮像された場合に、前記情報コードのコード画像の前記情報追加領域を解析し、当該情報追加領域内に追加された所定の追加情報を取得する追加情報取得部と、
前記データ記録領域読取部によって読み取られたデータと、前記追加情報取得部によって取得された前記追加情報とに基づいて、精算料金の算出又は前記駐車場からの退出許可の判断の少なくともいずれかを行う情報処理部と、
を有することを特徴とする駐車場利用システム。 - 所定のコード領域の内部に情報を表示する単位となるセルを配列してなる情報コードが表示された駐車券を発行する駐車券発行装置と、
レシートを発行するレシート発行装置と、
前記レシート及び前記駐車券を読み取る駐車券読取装置と、
を備えた駐車場利用システムであって、
前記駐車券発行装置は、
前記コード領域の内部に、予め定められた形状の特定パターンが配置される特定パターン領域と、複数種類の前記セルによってデータを記録するデータ記録領域とを設けた構成で前記情報コードを生成する情報コード生成部と、
前記情報コード生成部によって生成された前記情報コードを表示媒体に表すように前記駐車券を形成する駐車券形成部と、
を備え、
前記レシート発行装置は、
前記情報コードとは異なる第2コードを生成する第2コード生成部と、
前記第2コード生成部によって生成された前記第2コードが形成された前記レシートを発行するレシート発行部と、
を備え、
前記駐車券読取装置は、
前記駐車券発行装置によって発行された前記駐車券に表された前記情報コードと、前記レシート発行装置によって発行された前記レシートに表された前記第2コードとを撮像可能な1又は複数の撮像部と、
前記撮像部によって前記情報コードが撮像された場合に、その撮像された前記情報コードのコード画像における前記データ記録領域の内容に基づいて前記データ記録領域に記録されたデータを読み取るデータ記録領域読取部と、
前記撮像部によって前記第2コードが撮像された場合に、その撮像された前記第2コードに記録されたデータを読み取る第2コード読取部と、
前記データ記録領域読取部によって読み取られたデータと、前記第2コード読取部によって読み取られたデータとに基づいて、精算料金の算出又は前記駐車場からの退出許可の判断の少なくともいずれかを行う情報処理部と、
を有することを特徴とする駐車場利用システム。 - 前記情報コード生成部は、前記特定パターン領域と、前記データ記録領域と、前記データ記録領域に記録されたデータとは別の追加情報を記録可能な情報追加領域と、を設けた構成で前記情報コードを生成する構成であり、
前記駐車券読取装置は、前記撮像部によって前記情報コードが撮像された場合に、前記情報コードのコード画像の前記情報追加領域を解析し、当該情報追加領域内に追加された所定の追加情報を取得する追加情報取得部を備え、
前記情報処理部は、前記データ記録領域読取部によって読み取られたデータと、前記第2コード読取部によって読み取られたデータ又は前記追加情報取得部によって取得された前記追加情報の少なくともいずれかと、に基づいて、精算料金の算出又は前記駐車場からの退出許可の判断の少なくともいずれかを行うことを特徴とする請求項2に記載の駐車場利用システム。 - 前記情報コード生成部は、前記コード領域の内部に、前記特定パターン領域と、前記データ記録領域と、複数種類の前記セルによって誤り訂正符号を記録する誤り訂正符号記録領域と、前記情報追加領域と、を設ける構成で前記情報コードを生成することを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の駐車場利用システム。
- 前記情報コード生成部は、前記コード領域の内部において、前記特定パターン領域及び前記データ記録領域以外の位置に、前記セルによって解読対象データが記録されない領域である空き領域を、単一の前記セルのサイズよりも大きいサイズで設け、前記空き領域の一部又は全部を前記情報追加領域とする構成で前記情報コードを生成し、
前記追加情報取得部は、前記コード画像の前記空き領域内を解析し、当該空き領域内の前記情報追加領域に追加された前記追加情報を取得することを特徴とする請求項1、請求項3、請求項4のいずれか一項に記載の駐車場利用システム。 - 前記情報コード生成部は、前記駐車券発行装置によって前記駐車券を発行する際の時刻の情報を前記データ記録領域に記録する構成で前記情報コードを生成し、
前記駐車券読取装置は、当該駐車券読取装置によって前記駐車券に対する処理を行う際の時刻を検出する時計部を備え、
前記情報処理部は、前記データ記録領域読取部によって読み取られたデータと、前記駐車券読取装置によって前記駐車券に対する処理を行う際に前記時計部で検出された時刻と、前記追加情報取得部によって取得された前記追加情報と、に基づいて、精算料金の算出又は前記駐車場からの退出許可の判断の少なくともいずれかを行うことを特徴とする請求項1、請求項3から請求項5のいずれか一項に記載の駐車場利用システム。 - 前記駐車券発行装置によって発行された前記駐車券において、前記情報コードの前記情報追加領域には、割引時間、又は割引金額、若しくは支払い免除の少なくともいずれかを特定可能な特定情報が前記追加情報として記入可能とされており、
前記情報処理部は、前記追加情報取得部によって前記特定情報が取得された場合に、当該特定情報と、前記データ記録領域読取部によって読み取られたデータとに基づいて、精算料金の算出又は前記駐車場からの退出許可の判断の少なくともいずれかを行うことを特徴とする請求項1、請求項3から請求項6のいずれか一項に記載の駐車場利用システム。 - 前記駐車券発行装置によって発行された前記駐車券において、前記情報コードの前記情報追加領域には、可視光とは異なる所定波長帯の光が照射された場合に反応する特殊インクによる記入が可能とされており、
前記駐車券読取装置は、前記駐車券に対して前記所定波長帯の光を照射する光源を備え、
前記情報処理部は、前記光源によって前記所定波長帯の光を照射しているときに前記撮像部によって撮像された前記情報コードのコード画像において、前記情報追加領域を解析し、その解析結果にて所定の正規結果が得られた場合に、前記データ記録領域読取部によって読み取られたデータと、前記追加情報取得部によって取得された前記追加情報とに基づいて、精算料金の算出又は前記駐車場からの退出許可の判断の少なくともいずれかを行うことを特徴とする請求項1、請求項3から請求項7のいずれか一項に記載の駐車場利用システム。 - 所定のコード領域の内部に情報を表示する単位となるセルを配列してなる情報コードが表示された駐車券を読み取る駐車券読取装置であって、
前記駐車券に表された前記情報コードは、前記コード領域の内部に、予め定められた形状の特定パターンが配置される特定パターン領域と、複数種類の前記セルによってデータを記録するデータ記録領域と、前記データ記録領域に記録されたデータとは別の追加情報を記録可能な情報追加領域と、が設けられた構成であり、
前記駐車券発行装置によって発行された前記駐車券に表された前記情報コードを撮像可能な撮像部と、
前記撮像部によって前記情報コードが撮像された場合に、その撮像された前記情報コードのコード画像における前記データ記録領域の内容に基づいて前記データ記録領域に記録されたデータを読み取るデータ記録領域読取部と、
前記撮像部によって前記情報コードが撮像された場合に、前記情報コードのコード画像の前記情報追加領域を解析し、当該情報追加領域内に追加された所定の追加情報を取得する追加情報取得部と、
前記データ記録領域読取部によって読み取られたデータと、前記追加情報取得部によって取得された前記追加情報とに基づいて、精算料金の算出又は前記駐車場からの退出許可の判断の少なくともいずれかを行う情報処理部と、
を有することを特徴とする駐車券読取装置。 - 所定のコード領域の内部に情報を表示する単位となるセルを配列してなる情報コードが表示された駐車券と、レシートと、を読み取る駐車券読取装置であって、
前記駐車券に表された前記情報コードは、前記コード領域の内部に、予め定められた形状の特定パターンが配置される特定パターン領域と、複数種類の前記セルによってデータを記録するデータ記録領域とが設けられた構成であり、
前記レシートは、前記情報コードとは異なる第2コードが表された構成であり、
前記駐車券発行装置によって発行された前記駐車券に表された前記情報コードと、前記レシート発行装置によって発行された前記レシートに表された前記第2コードとを撮像可能な1又は複数の撮像部と、
前記撮像部によって前記情報コードが撮像された場合に、その撮像された前記情報コードのコード画像における前記データ記録領域の内容に基づいて前記データ記録領域に記録されたデータを読み取るデータ記録領域読取部と、
前記撮像部によって前記第2コードが撮像された場合に、その撮像された前記第2コードに記録されたデータを読み取る第2コード読取部と、
前記データ記録領域読取部によって読み取られたデータと、前記第2コード読取部によって読み取られたデータとに基づいて、精算料金の算出又は前記駐車場からの退出許可の判断の少なくともいずれかを行う情報処理部と、
を有することを特徴とする駐車券読取装置。 - 前記情報コードは、前記特定パターン領域と、前記データ記録領域と、前記データ記録領域に記録されたデータとは別の追加情報を記録可能な情報追加領域と、が設けられた構成であり、
前記撮像部によって前記情報コードが撮像された場合に、前記情報コードのコード画像の前記情報追加領域を解析し、当該情報追加領域内に追加された所定の追加情報を取得する追加情報取得部を備え、
前記情報処理部は、前記データ記録領域読取部によって読み取られたデータと、前記第2コード読取部によって読み取られたデータ又は前記追加情報取得部によって取得された前記追加情報の少なくともいずれかと、に基づいて、精算料金の算出又は前記駐車場からの退出許可の判断の少なくともいずれかを行うことを特徴とする請求項10に記載の駐車券読取装置。 - 前記情報コードは、前記コード領域の内部に、前記特定パターン領域と、前記データ記録領域と、複数種類の前記セルによって誤り訂正符号を記録する誤り訂正符号記録領域と、前記情報追加領域と、が設けられた構成であることを特徴とする請求項9又は請求項11に記載の駐車券読取装置。
- 前記情報コードは、前記コード領域の内部において、前記特定パターン領域及び前記データ記録領域以外の位置に、前記セルによって解読対象データが記録されない領域である空き領域が、単一の前記セルのサイズよりも大きいサイズで設けられ、前記空き領域の一部又は全部が前記情報追加領域とされた構成であり、
前記追加情報取得部は、前記コード画像の前記空き領域内を解析し、当該空き領域内の前記情報追加領域に追加された前記追加情報を取得することを特徴とする請求項9、請求項11、請求項12のいずれか一項に記載の駐車券読取装置。 - 前記情報コードは、前記駐車券が発行される際の時刻の情報が前記データ記録領域に記録された構成であり、
当該駐車券読取装置によって前記駐車券に対する処理を行う際の時刻を検出する時計部を備え、
前記情報処理部は、前記データ記録領域読取部によって読み取られたデータと、前記駐車券読取装置によって前記駐車券に対する処理を行う際に前記時計部で検出された時刻と、前記追加情報取得部によって取得された前記追加情報と、に基づいて、精算料金の算出又は前記駐車場からの退出許可の判断の少なくともいずれかを行うことを特徴とする請求項9、請求項11から請求項13のいずれか一項に記載の駐車券読取装置。 - 前記駐車券発行装置によって発行された前記駐車券において、前記情報コードの前記情報追加領域には、割引時間、又は割引金額、若しくは支払い免除の少なくともいずれかを特定可能な特定情報が前記追加情報として記入可能とされており、
前記情報処理部は、前記追加情報取得部によって前記特定情報が取得された場合に、当該特定情報と、前記データ記録領域読取部によって読み取られたデータとに基づいて、精算料金の算出又は前記駐車場からの退出許可の判断の少なくともいずれかを行うことを特徴とする請求項9、請求項11から請求項14のいずれか一項に記載の駐車券読取装置。 - 前記駐車券発行装置によって発行された前記駐車券において、前記情報コードの前記情報追加領域には、可視光とは異なる所定波長帯の光が照射された場合に反応する特殊インクによる記入が可能とされており、
前記駐車券に対して前記所定波長帯の光を照射する光源を備え、
前記情報処理部は、前記光源によって前記所定波長帯の光を照射しているときに前記撮像部によって撮像された前記情報コードのコード画像において、前記情報追加領域を解析し、その解析結果にて所定の正規結果が得られた場合に、前記データ記録領域読取部によって読み取られたデータと、前記追加情報取得部によって取得された前記追加情報とに基づいて、精算料金の算出又は前記駐車場からの退出許可の判断の少なくともいずれかを行うことを特徴とする請求項9、請求項11から請求項15のいずれか一項に記載の駐車券読取装置。
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