JP2015182838A - 充電ケーブル収納装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】充電ケーブルを巻き取り、または送り出す際に、供給側ケーブルにねじれが生じ難い充電ケーブル収納装置を提供する。【解決手段】充電ケーブル収納装置1は、充電ケーブル2の巻き取りおよび送り出しが可能な充電ケーブル収納装置1であって、充電ケーブル収納装置1が、充電ケーブル2と、充電ケーブル2の巻き取りおよび送り出しをするドラム4と、一端が充電ケーブル2に接続され、他端が電源に接続された供給側ケーブル3と、供給側ケーブル3を捲回させる捲回部材5とを備え、ドラム4の回転に応じて、供給側ケーブル3の捲回状態が拡縮するように捲回部材5を移動する駆動手段6を有することを特徴とする。【選択図】図1
Description
本発明は、充電ケーブルを有し、充電ケーブルの使用時には、充電ケーブルを装置から送り出し、充電ケーブルの不使用時には、充電ケーブルを装置に巻き取ることが可能な充電ケーブル収納装置に関する。
電気自動車等のバッテリを充電するために、電源からバッテリに電気を供給する充電ケーブルが用いられる。充電ケーブルは、ケーブル長が長いため、不使用時に充電ケーブルをコンパクトに収納するための充電ケーブル収納装置が用いられている。充電ケーブル収納装置は、充電ケーブルを巻き取るための回転式のドラムを備えているものがあり、この様な収納装置において、充電ケーブルは、不使用時にドラムに巻き取られ、使用時にドラムから送り出される。充電ケーブル収納装置はさらに、この充電ケーブルに電気的に接続され、充電ケーブルに電源から電気を供給する供給側ケーブルを備えている。
このような充電ケーブル収納装置としては、接点式と非接点式(固定式)がある。接点式の充電ケーブル収納装置は、充電ケーブルと供給側ケーブルとを電気的に接続する回転電路板を有し、充電ケーブルの巻き取りまたは送り出しによって供給側ケーブルに捻れを生じないようにされている。しかし、回転電路板同士は、相対回転可能なようにされているために、回転が規制されないように他の部材との接触が避けられているために、ケースとの間隔ができやすく、充電ケーブルの出入口などより進入した雨水等により漏電する懸念がある。
一方、非接点式の充電ケーブル収納装置では、充電ケーブルおよび供給側ケーブルが、電気的に固定接続されているので、液密な被覆が可能であるため漏電の問題はないが、充電ケーブルの回転に伴い供給側ケーブルはドラムとともに回転する。非接点式の充電ケーブル収納装置に適用可能な構造として、たとえば特許文献1には、電源コードの引出しコード部が巻き取られる第1巻取部と非引出コード部が巻取られる第2巻取部とを有するリールに、引出しコード部分の内端側と非引出しコード部分の内端側となる両境界部はリールの中心軸近くの環状板に設けた貫通孔に係止され、引出しコード部分がリールから引き出され、引き出された引出しコード部分がリールに巻き取られるコード巻取装置が開示されている。
しかし、特許文献1のコード巻取装置において、非引出コード部分のリールとの係止部位が、非引出コード部分がリールの中心軸に対して同軸となり、リールの中心軸を中心に回転するために、非引出コード部分は、非引出コード部分の軸を中心として回転するためにコード自体が捻れてしまい、捻れた部位においては通常、折れ曲がりを生じてしまう。コード巻取装置の非引出コード部分に捻れや折れ曲がりを生じた場合には、断線やコードの引き出しに支障をきたすことが懸念される。
本発明は、充電ケーブルを巻き取り、または送り出す際に、供給側ケーブルにねじれが生じ難い充電ケーブル収納装置を提供することを課題とする。
本発明の充電ケーブル収納装置は、充電ケーブルの巻き取りおよび送り出しが可能な充電ケーブル収納装置であって、該充電ケーブル収納装置が、充電ケーブルと、前記充電ケーブルの巻き取りおよび送り出しをするドラムと、一端が前記充電ケーブルに接続され、他端が電源に接続された供給側ケーブルと、前記供給側ケーブルを捲回させる捲回部材とを備え、前記ドラムの回転に応じて、前記供給側ケーブルの捲回状態が拡縮するように前記捲回部材を移動する駆動手段を有することを特徴とする。
また、前記捲回部材が、前記供給側ケーブルが前記捲回状態とされた捲回部が所定の位置となるように案内するガイドシャフトであることが好ましい。
また、前記ガイドシャフトが前記捲回部の内側となるように複数設けられ、前記駆動手段が、前記ドラムの回転に応じて前記ガイドシャフトを離合させて、前記捲回部を拡縮させることが好ましい。
また、前記ドラムとともに回転する回転面が設けられ、前記回転面には渦巻状溝を有し、前記ガイドシャフトは、前記渦巻状溝に沿って摺動自在に前記渦巻状溝に遊嵌し、前記ドラムの回転に応じて、前記ガイドシャフトが前記渦巻状溝に案内されて前記ドラムの径方向へ移動することが好ましい。
また、前記回転面の回転軸から回転径方向外側に向かう方向に延び、前記渦巻状溝よりも経路が短く、前記ガイドシャフトが遊嵌する線状の規制溝を有する固定面を備えていることが好ましい。
本発明によれば、供給側ケーブルを捲回する捲回部材を設けることで、充電ケーブルを巻き取り、または送り出す際に、供給側ケーブルにねじれが生じ難い充電ケーブル収納装置を提供することができる。
以下、図面を参照し、本発明の充電ケーブル収納装置を説明する。なお、図面においては、見やすくするために、充電ケーブルおよび供給側ケーブルにドットを付している。
本発明の充電ケーブル収納装置は、電源から充電対象へと電気を供給するために用いられる。本発明の充電ケーブル収納装置は、充電ケーブルの巻き取りおよび送り出しが可能に構成され、不使用時には充電ケーブルを巻き取って収納し、使用時には充電ケーブルを送り出し、充電ケーブル収納装置から充電対象まで充電ケーブルを伸ばして使用される。本発明の充電ケーブル収納装置は、たとえば電気自動車用の充電ケーブルや、電子機器用の充電ケーブル等、様々な用途の充電ケーブルに適用することができる。以下、本発明の充電ケーブル収納装置を電気自動車用の充電ケーブルに適用した例を用いて説明する。
図1は、充電ケーブルが巻き取られ、収納されている状態における本発明の一実施形態である充電ケーブル収納装置1(以下、単に収納装置1という。)を示す断面図である。図1に示される実施形態の収納装置1は、たとえば、壁体Wに取り付けられた支持体Sに吊り下げられて使用される。しかしながら、収納装置1の設置方法は特に限定されず、収納装置1は、床の上や設置台上に設けたりしてもよく、本実施形態の設置方法に限定されることはない。また、収納装置1の設置場所は、電気自動車用の充電ケーブル収納装置として用いた場合は、通常、屋外に設置されるが、屋内に設置されても構わない。
本発明の収納装置1は、図1に示されるように、充電ケーブル2と、充電ケーブル2の巻き取りおよび送り出しをするドラム4と、一端が充電ケーブル2に接続され、他端が電源(図示せず)に接続された供給側ケーブル3と、供給側ケーブル3を捲回させる捲回部材5とを備えている。本実施形態では、収納装置1は、図1に示されるように、ドラム4および捲回部材5がハウジングH内に収容されている。ハウジングHは、充電ケーブル2を外部に導出する充電ケーブル導出口(図示せず)と、供給側ケーブル3を外部に導出する供給側ケーブル導出口(図示せず)とを有している。なお、本実施形態では、ハウジングHを設けたものを示しているが、充電ケーブル2の巻き取りおよび送り出しが可能であり、充電ケーブル2と供給側ケーブル3との間を漏電などの問題がなく接続できる場合は、ハウジングHを設けなくても構わない。
充電ケーブル2は、充電対象に接続するために、収納装置1のドラム4から送り出され、不使用時には、ドラム4によって巻き取られる。図1に示される実施形態では、充電ケーブル2の一端には、充電対象に接続される充電用コネクタCが設けられており、電源から供給側ケーブル3、充電ケーブル2を介して充電対象に給電を行うことが可能である。本実施形態では、充電用コネクタCは、電気自動車のバッテリを充電するために、例えば図示しない電気自動車の充電用ポートに接続される。充電ケーブル2の他端は、充電ケーブル2が巻き取られるドラム4に固定され、ドラム4に固定された部位において、供給側ケーブル3の一端に電気的に固定接続されている。充電ケーブル2は、充電ケーブル2の長さ方向のうちの少なくとも一部がドラム4の外周に巻き付けられる。ここで、充電ケーブル2と供給側ケーブル3とは、両者が一本の電気ケーブルとして形成されていてもよく、異なる二本の電気ケーブルが接続されても構わないが、屋外で本充電ケーブル収納装置1を用いる場合は、漏電防止のために接続箇所が露出しない一本のケーブルにより形成されることが好ましい。
ドラム4は、充電ケーブル2が巻き付けられる部材であり、充電ケーブル2の巻き取り、または送り出しに応じて回転する。本実施形態では、ドラム4は、図1に示されるように、ハウジングHに固定された略円柱状のシャフト7に回転可能に取り付けられ、ドラム4の回転軸となるシャフト7の軸X(以下、単にドラム4の軸Xという)を中心に回転可能に構成されている。
ドラム4は、充電ケーブル2の巻き取りおよび送り出しができるように回転可能に構成されていればその構造は特に限定されない。本実施形態では、充電ケーブル2の引き出しおよび巻取機構は、図1および図2に示されるように、ドラム4を、充電ケーブル2が巻き取られる方向に付勢する付勢部材41と、ドラム4の回転を規制するラチェット機構42とを備えており、ラチェット機構42によりドラム4に回転を規制して充電ケーブル2の引き出し量を制限するようにされている。付勢部材41は、図1に示される実施形態では、公知のぜんまいばねが採用されている。このぜんまいばねは、図1に示されるように、ドラム4の中央部に形成された凹部に収容され、ぜんまいばねの両端がドラム4およびシャフト7に取り付けられ、ドラム4を、充電ケーブル2の巻き取り方向に付勢している。ラチェット機構42は、図1および図2に示されるように、シャフト7の近傍に固定されるラチェット42Rと、回転軸42Xを中心にドラム4に対して相対回転可能にドラム4に取り付けられるラチェットレバー42Lと、ドラム4およびラチェットレバー42Lに両端が接続され、ラチェットレバー42Lを所定の位置に維持するように付勢するラチェットレバー用付勢部材42Sとを備えている。ラチェット機構42については公知であるため、ラチェット機構42の作用の詳細については省略するが、付勢部材41およびラチェット機構42により、充電ケーブル2の引き出しを規制する際には、ラチェット42Rとラチェットレバー42Lとが係合する。充電ケーブル2を巻き取る際には、ラチェット42Rとラチェットレバー42Lとの係合を解除し、付勢部材41によりドラム4を回転させて、充電ケーブル2を巻き取る。充電ケーブル2による充電が完了した場合など、充電ケーブル2を収納する場合には、ラチェットレバー42Lとラチェット42Rとの係合を解除する操作を行うことによって、ドラム4が付勢部材41により充電ケーブル2を巻き取る方向に回転して、充電ケーブル2を収納装置1のドラム4に巻き取ることができる。
供給側ケーブル3は、電源から電気を充電ケーブル2に供給することが可能な電気ケーブルであり、公知の充電用ケーブルを用いることができる。供給側ケーブル3は、一端が充電ケーブル2に電気的に固定接続され、他端が、図示しない電源に接続されて充電ケーブル2に給電可能に構成されている。図1に示される実施形態では、供給側ケーブル3の一端は、ドラム4の軸方向における収納装置1内側に形成された底面43のうち、ドラム4の外周側に取り付けられ、ドラム4に固定された部位において充電ケーブル2に接続されている。したがって、供給側ケーブル3の一端は、移動軌跡がドラム4周方向となるようにドラム4の回転に伴って回転する。供給側ケーブル3の他端側は、供給側ケーブル3を外部に導出するハウジングHに形成された図示しない供給側ケーブル導出口に固定されて、ハウジングHの外部に導出されて電源に接続される。供給側ケーブル3は、図1に示されるように、供給側ケーブル3の一端と他端側との間で、捲回部材5に捲回されて支持されている。
捲回部材5は、充電ケーブル2と電源との間で所定の長さを有する供給側ケーブル3が捲回され、保持する部材である。供給側ケーブル3の一端が充電ケーブル2に固定接続され、供給側ケーブル3の他端が電源側に固定接続されるために、供給側ケーブル3の軸を中心とした回転により供給側ケーブル3にねじれが生じる。しかし、供給側ケーブル3が捲回部材5に捲回されることにより、捲回部材5は捻れを生じた部分に折れ曲がりを生じることがない。図1に示される実施形態では、供給側ケーブル3は、一対の捲回部材5の周りに捲回されている。しかし、捲回部材5は、供給側ケーブル3を捲回可能であればよく、1つであっても3つ以上であっても構わない。また、捲回部材5の形状は、図1に示される実施形態では、後述するように、略円柱状のガイドシャフトとして示されている。しかしながら、供給側ケーブル3を捲回することができれば、捲回部材5の形状は、シャフト状以外の他の形状であっても構わない。捲回部材5は、図1に示されるように、収納装置1において、ドラム4の軸X方向と同軸方向に設けられている。また、捲回部材5に、供給側ケーブル3がドラム4の軸Xを中心として巻き付けられるように構成されている。そのため、本実施形態では、捲回部材5はドラム4の軸Xに対して略平行に配設されている。
本発明の収納装置1はさらに、図1に示されるように、捲回部材5を移動する駆動手段6を有している。この駆動手段6は、ドラム4の回転に応じて、供給側ケーブル3の捲回状態が拡縮するように捲回部材5を移動させる。駆動手段6は、充電ケーブル2の巻き取りおよび送り出しに伴うドラム4の回転動作により、捲回部材5を供給側ケーブル3の捲回状態が拡縮する方向に移動させるように構成されている。本実施形態では、図1に示されるように、捲回部材5は駆動手段6に接続されて支持され、駆動手段6はドラム4に接続されている。なお、捲回部材5およびドラム4は、駆動手段6に対して直接または間接的に接続されていればよく、その接続方法も特に限定されない。ここで、供給側ケーブル3の捲回状態とは、供給側ケーブル3が捲回部材5に掛け回され、捲回部材5により供給側ケーブル3のドラム4に対する位置が保持された状態において、供給側ケーブル3が捲回部材4を支点として湾曲された状態をいう。捲回状態が拡縮するとは捲回部材5に保持された供給側ケーブル3の湾曲部31の曲率半径の大きさが拡大、縮小することをいう。なお、本実施形態における捲回状態は、図1に示されるように、供給側ケーブル3が、一対の捲回部材5に、軸X周りに螺旋状に捲回された捲回状態を形成され、螺旋状に捲回された供給側ケーブル3は、図4に示されるように、捲回部材5の周りに略円形状に捲回されている。しかし、捲回状態は、供給側ケーブル3が捲回された状態であれば図1および図4に示された捲回状態に限定されるものではなく、略楕円形状に捲回された状態であってもよい。駆動手段6は、本実施形態では、後述するように、渦巻状溝61Gを有する回転面61と、線状の規制溝62Gを有する固定面62とから構成され、ガイドシャフトとして示された捲回部材5が渦巻状溝61Gおよび規制溝62Gに案内されて移動するものが示されている。しかしながら、駆動手段6は、捲回部材5をドラム4の回転に応じて、供給側ケーブル3の捲回状態が拡縮するように移動させることができるものであれば、その構造等は特に限定されない。なお、捲回部材5の移動は、供給側ケーブル3の捲回状態が拡縮するように、ドラム4の軸Xに対して近付く方向への移動または離れる方向への移動であればよく、たとえば捲回状態にある供給側ケーブル3の、ドラム4の径方向への直線的な移動に限られず、曲線的な移動など他のいかなる移動であってもよい。
上述したように、本発明の収納装置1においては、ドラム4の回転に応じて、供給側ケーブル3の捲回状態が拡縮するように捲回部材5を移動する駆動手段6を有している。これにより、充電ケーブル2の巻き取りまたは送り出しに伴いドラム4が回転すると、供給側ケーブル3の捲回状態が拡縮するように、捲回部材5が移動する。より具体的には、充電ケーブル2がドラム4に巻き取られると、供給側ケーブル3の捲回状態が拡大するように捲回部材5が移動し、充電ケーブル2が引き出され、ドラム4から送り出されると、供給側ケーブル3の捲回状態が縮小するように捲回部材5が移動する。ここで、供給側ケーブル3の他端側がハウジングH等に固定されている場合、収納装置1の内部で捲回状態にある供給側ケーブル3の長さは、ドラム4に固定された一端と、ハウジングH等に固定された部位との間で一定である。また、充電ケーブル2を巻き取り、または送り出す際にドラム4が回転し、ドラム4の回転に応じて、ドラム4に固定されている供給側ケーブル3の一端もドラム4の回転方向と同方向に回転する。
図1および図4に示す充電ケーブル2がドラム4に巻き取られた状態から、充電ケーブル2が収納装置1から引き出されると、ドラム4が充電ケーブル2の送り出し方向に回転する。ドラム4の回転に伴って供給側ケーブル3の一端が、ドラム4の回転方向と同方向に回転すると、供給側ケーブル3は捲回部材5に巻き付けられる(図5および図6参照)。また、このとき、捲回部材5は、供給側ケーブル3が巻き付けられながら、図1および図4に示される状態から図5および図6に示される状態まで、ドラム4の軸Xに近付く方向に移動する。これにより、供給側ケーブル3の捲回状態が縮小する。供給側ケーブル3は捲回状態が縮小するとともに、図5に示されるように、捲回部材5への供給側ケーブル3の捲回数が多くなる。
逆に、充電ケーブル2が完全にドラム4から送り出された図7および図8の状態から、充電ケーブル2がドラム4に巻き取られ、ドラム4が充電ケーブル2の巻き取り方向に回転し、供給側ケーブル3の一端がドラム4の回転方向と同方向に回転すると、供給側ケーブル3は捲回部材5から捲回が解かれていく。また、このとき、捲回部材5は、供給側ケーブル3の捲回が解かれながら、図7および図8に示される状態から図5および図6に示される状態まで、ドラム4の軸Xから離れる方向に移動する。これにより、供給側ケーブル3の捲回状態が拡大する。供給側ケーブル3は捲回状態が拡大するとともに、図5および図6に示されるように、捲回部材5の捲回数が少なくなる。
このように、ドラム4の回転に応じて、供給側ケーブル3の捲回状態が拡縮するように捲回部材5を移動する駆動手段6を有しているので、捲回状態にある供給側ケーブル3の捲回数が増減して、捲回状態が拡縮する。したがって、充電ケーブル2が収納装置1に収納された状態、途中まで引き出された状態、完全に引き出された状態等、充電ケーブル2がいずれの状態にある場合でも、供給側ケーブル3がドラム4の回転に応じて、捲回数および捲回状態(捲回径)を変化させ、捲回部材5の周りに螺旋状に捲回される。よって、供給側ケーブル3のねじれの生成が抑制される。したがって、上述した本発明の収納装置1によれば、充電ケーブル2を巻き取り、または送り出す際に、供給側ケーブル3にねじれが生じ難くいため、供給側ケーブル3に接続された充電ケーブル2の巻き取り及び送り出しを阻害することを抑制して、スムーズな充電ケーブル2の巻き取りおよび送り出しをすることができる。
つぎに、本発明の収納装置1の捲回部材5および駆動手段6について、図1〜図8を用いて、より詳細に説明する。捲回部材5は、本実施形態では、図1に示されるように、ガイドシャフトとして示されている。以下の具体的な実施形態では、捲回部材としてのガイドシャフトに参照符号5を付して説明するが、本発明の捲回部材はガイドシャフトに限定されるものではない。図1、図4〜図7に示されるように、ガイドシャフト5は、供給側ケーブル3を捲回させるとともに、駆動手段6に接続され、ドラム4の回転に応じて、供給側ケーブル3が捲回状態とされた捲回部31が所定の位置となるように捲回部31を案内する。本実施形態では、ガイドシャフト5は、図1に示されるように、ドラム4のシャフト7が延在する軸Xに対して略平行に延びている。ガイドシャフト5の両端は、一対の駆動手段6に接続され、支持されている。供給側ケーブル3は、ガイドシャフト5と当接する部位である捲回部31がガイドシャフト5に支持され、捲回される。この捲回部31は、ガイドシャフト5が駆動手段6によって移動することによって、所定の位置、すなわち充電ケーブル3の捲回状態が拡縮する位置へ案内され、供給側ケーブル3にねじれが生じ難い位置とされる。ガイドシャフト5は、図1に示される実施形態では円柱状の部材として示されているが、上述した機能を有するものであれば、他の形状でも構わない。
ガイドシャフト5は、本実施形態では、捲回部31の内側となるように複数(図1では2つ)設けられ、図1、図5および図7に示されるように、駆動手段6が、ドラム4の回転に応じてガイドシャフト5を離合させて、捲回部31を拡縮させている。すなわち、複数のガイドシャフト5が、供給側ケーブル3の捲回部31のうち、湾曲半径の内側に設けられ、捲回部31の湾曲半径内側部分と接触可能とされている。駆動手段6により複数のガイドシャフト5が互いに離されたり、近付けられることによって、図1における軸Xを挟んで対向する捲回部31が互いに離れたり、近付いたりして供給側ケーブル3の捲回状態が拡縮される。本実施形態では、複数のガイドシャフト5は、ドラム4の軸Xと対向する位置であって、軸Xから略同一の距離離間して設けられている。そのため、複数のガイドシャフト5を離合させる場合には、図1、図5および図7に示されるようにガイドシャフト5と捲回部31で接触する供給側ケーブル3の螺旋の中心が、ドラム4の軸Xと一致しやすくなる。したがって、よりスムーズな充電ケーブル2の巻き取りおよび送り出しをすることができる。
ガイドシャフト5は、図1に示されるように、ガイドシャフト本体51および摩擦軽減手段を備えている。摩擦軽減手段は、供給側ケーブル3とガイドシャフト5との間の摩擦を軽減する。本実施形態では、摩擦軽減手段は、図1および図4に示されるように、ガイドローラ52として示されている。ガイドローラ52は、略円筒状に形成され、略円柱状のガイドシャフト本体51に挿通されて、ガイドシャフト本体51の軸周りに回転可能に構成される。したがって、供給側ケーブル3がガイドシャフト5の表面を摺動する際、ガイドローラ52が回転することによって、供給側ケーブル3とガイドシャフト5との摩擦が軽減されるので、供給側ケーブル3をスムーズに移動することができる。そのため、ドラム4の回転に応じて供給側ケーブル3の捲回状態が拡縮するとき、供給側ケーブル3はガイドシャフト5の表面を摺動する際、供給側ケーブル3がガイドシャフト5上をスムーズに移動することができる。また、図7および図8に示す状態から図5および図6に示す状態まで、ガイドシャフト5が供給側ケーブル3の捲回状態を広げながらドラム4の軸Xから離れる方向に移動する際にも、摩擦軽減手段であるガイドローラ52により供給側ケーブル3が広がりやすいため、捲回状態の拡径がスムーズになる。その結果、充電ケーブル2の巻き取り、または送り出しをスムーズに行うことができる。なお、摩擦軽減手段は、供給側ケーブル3とガイドシャフト5との間の摩擦を軽減できるものであればガイドローラ52に限定されず、ガイドシャフト51本体の表面に滑材を設けたり、表面に滑り易い加工をするなど、他の摩擦を軽減する手段であっても構わない。
続いて、図1、図3および図4を参照して、駆動手段6をより詳細に説明する。駆動手段6は、図1および図4に示されるように、ドラム4とともに回転する回転面61を有している。回転面61は、渦巻状溝61Gを有している。回転面61は、ドラム4に直接または間接的に接続され、ドラム4の軸Xと同軸に、ドラム4とともに回転するように構成されている。図1に示される実施形態では、一対の対向する回転面61が、筒状体61Tにより互いに連結されている。筒状体61Tは、ハウジングHに固定されたシャフト7を挿通される。一対の回転面61は、シャフト7が挿通された筒状体61Tとともに、シャフト7が延在する軸Xを中心に回転する。本実施形態では、一対の回転面61のうち一方(図1中、左側)がドラム4に固定されている。
渦巻状溝61Gは、後に詳しく説明するように、ガイドシャフト5をドラム4の回転径方向へ移動するように案内する。渦巻状溝61Gは、本実施形態では、図4に示されるように、充電ケーブル2を送り出すようにドラム4を回転する送り出し方向(図4中、反時計方向)にドラム4が回転するにつれて、渦巻状溝61Gに遊嵌したガイドシャフト5の端部が、回転面61の回転中心へと近付くようなガイド溝として形成されている。渦巻状溝61Gは、ガイドシャフト5の端部を案内して、ガイドシャフト5が回転面61の回転方向に応じて、回転面61の回転中心からのガイドシャフト5の距離を近付けたり、遠ざけたりすることができるものであればよく、渦巻状溝61Gの形状はドラム4の径や供給側ケーブル3の長さ等に応じて適宜選択される。また、図1および図4では、渦巻状溝61Gは、回転面61を貫通する貫通溝として示されているが、ガイドシャフト5を案内することができれば、貫通していない有底溝であってもよい。
ガイドシャフト5は、図1および図4に示されるように、渦巻状溝61Gに沿って摺動自在に、渦巻状溝61Gに遊嵌している。渦巻状溝61Gは、ガイドシャフト5の端部が遊嵌可能な幅を有し、ガイドシャフト5の端部が渦巻状溝61Gの溝の形成方向に沿って移動できるように構成されている。本実施形態では、図1に示されるように、ガイドシャフト5は、ガイドシャフト5の延在方向の両方の端部が、一対の回転面61に設けられた渦巻状溝61Gに挿通されて、遊嵌している。ガイドシャフト5は、渦巻状溝61Gに沿って摺動自在に、渦巻状溝61Gに遊嵌していればよく、たとえば貫通孔として形成される渦巻状溝61Gに遊嵌していてもよく、有底溝として形成される渦巻状溝61Gに遊嵌していても構わない。
回転面61に設けられた渦巻状溝61Gに遊嵌するガイドシャフト5は、ドラム4の回転に応じて、渦巻状溝61Gに案内されてドラム4の径方向へ移動する。すなわち、ドラム4が回転するとともに回転面61が回転するが、ドラム4の回転に応じて、回転面61がガイドシャフト5に対して相対回転することによって、ガイドシャフト5は、渦巻状溝61Gに沿って摺動して、ドラム4の径方向へ移動する。ここで、「径方向へ移動」とは、ガイドシャフト5とドラム4の回転中心との距離が変化する方向へ移動することであって、ドラム4の回転径方向へ直線状に移動する場合だけでなく、ドラム4の回転周方向へ移動しながら回転径方向へ曲線状に移動する場合も含まれる。
上述したように、ガイドシャフト5が渦巻状溝61Gに案内されてドラム4の径方向へ移動するように構成することにより、充電ケーブル2の巻き取りや送り出しの際に回転するドラム4の回転に対応して、ガイドシャフト5をドラム4の径方向へ移動させることで、供給側ケーブル3の捲回状態の拡縮を容易に行うことができるので、充電ケーブル2を巻き取り、または送り出す際に、供給側ケーブル3にねじれが生じ難い。
駆動手段6はさらに、ガイドシャフト5が遊嵌する線状の規制溝62Gを有する固定面62を備えている。固定面62は、回転面61に対して相対回転するように構成される。この固定面62に線状の規制溝62Gが形成される。図1および図3に示される実施形態では、一対の固定面62が、一対の回転面61の回転軸方向の外側に設けられ、シャフト7に固定されている。一対の固定面62は、シャフト7に固定されることにより、シャフト7を中心に回転する回転面61に対して相対回転するように構成されている。また、一対の固定面62は、一対の回転面61に対して軸X方向で外側に設けられているが、固定面62が回転面61に対して相対回転可能であればよく、一対の回転面61に対して軸X方向で内側に設けられてもよい。また、固定面62は一対ではなく、1つだけ設けても構わない。また、固定面62は、本実施形態では図3に示されるように、円形のものを示しているが、規制溝62Gが形成されていればよく、固定面62の形状は特に限定されない。
線状の規制溝62Gは、回転面61の回転軸から回転径方向外側に向かう方向に延び、渦巻状溝61Gよりも経路が短くなるように構成される。線状の規制溝62Gは、ガイドシャフト5が移動する方向を、線状の規制溝62Gが延びる方向に規制する。また、規制溝62Gは、ガイドシャフト5の端部が規制溝62内において規制溝62と摺動可能なように形成されている。図1、図5および図7に示されるように、ガイドシャフト5は渦巻状溝61Gおよび線状の規制溝62Gの両方に遊嵌している。これにより、ガイドシャフト5が回転面61およびドラム4とは共に回転せずに、回転面61およびドラム4がガイドシャフト5に対して相対回転するとともに、ガイドシャフト5が規制溝62Gに沿ってドラム4の径方向に移動する。本実施形態では、図3および図4に示されるように、線状の規制溝62Gは、回転面61の回転軸から回転径方向外側に向けて、直線状に延びる、有底の溝として形成されている。そして、ガイドシャフト5は、線状の規制溝62Gに沿って摺動可能に、線状の規制溝62Gに遊嵌している。ここで、規制溝62Gは、ガイドシャフト5が移動する方向を規制することができればよく、有底の溝に限定されず、挿通孔であっても構わない。
上述したように、ガイドシャフト5は、図4、図6および図8に示されるように、ドラム4の回転に応じて、回転面61に設けられた渦巻状溝61Gに案内されて、ドラム4の径方向へ移動する方向への力がガイドシャフト5に作用する。このとき、ガイドシャフト5は、固定面62に設けられた線状の規制溝62Gによって、その移動が、規制溝62Gが延びる方向に規制され、規制溝62Gが延びる方向へ移動する。本実施形態では、図4、図6および図8に示されるように、ドラム4の回転径方向に対して直線状(図3中、矢印で示された方向)にガイドシャフト5が移動する。これによって、回転面61に設けられた渦巻状溝61Gだけを用いた場合(ガイドシャフト5がドラム4の回転周方向にも移動する場合)に比べて、ガイドシャフト5の移動長さが短くなり、充電ケーブル2の巻き取りまたは送り出しを開始してから完了するまでの間に、ガイドシャフト5と供給側ケーブル3とが当接する部分の長さが短くなり、摩擦が低減する。線状の規制溝62Gは、上述の効果を奏するために、回転面61の回転軸から回転径方向外側に向かう方向に延びていればよく、必ずしも直線状でなくても、曲線状であっても構わない。また、線状の規制溝62Gは、渦巻状溝61Gよりも経路が短ければよく、必ずしも最短距離である直線状の経路でなくても、ドラム4の回転によって、ガイドシャフト5が規制溝62Gを摺動する経路が、ガイドシャフト5が渦巻状溝61Gを摺動する経路よりも短ければよい。
以下、図1〜図8を参照して、本実施形態の収納装置1の動作について説明する。
図1〜図4は、充電ケーブル2が収納装置1に収納されている状態を示している。充電ケーブル2は、図1に示されるように、ドラム4の外周に巻き取られて収納装置1の内部に収納され、供給側ケーブル3は、図1および図4に示されるように、一対のガイドシャフト5に捲回されて収納装置1の内部に保持されている。ドラム4は、図1および図2に示されるように、ラチェット機構42により回転が規制された状態で、静止している。図1および図4に示されるように、一対のガイドシャフト5は、ドラム4の回転径方向で最も離れた状態にあって、供給側ケーブル3の捲回状態は拡径した状態にある。
図5および図6は、図1〜図4の状態から、充電用コネクタCを取り出し、充電ケーブル2を収納装置1から途中まで引き出したときの状態を示している。充電ケーブル2を収納装置1から引き出すと、付勢部材41であるぜんまいばねの付勢力に抗してドラム4が充電ケーブル2の送り出し方向(本実施形態では、反時計方向)に回転する。ドラム4が充電ケーブル2の送り出し方向に回転すると、ドラム4に固定された回転面61もドラム4とともに図6中、反時計方向に回転する。このとき、ガイドシャフト5は、固定面62に設けられた線状の規制溝62Gによって回転面61の回転周方向への移動が規制されている。したがって、ガイドシャフト5はドラム4の回転周方向へは移動せずに螺旋状溝61Gに沿って摺動する。つまり、ガイドシャフト5は、螺旋状溝61Gおよび規制溝62Gの両方に案内されて、図4および図6に示されるように、ドラム4の回転径方向外側から回転中心側に向けて直線状に移動する。これによって、一対のガイドシャフト5は、それぞれがドラム4の回転中心側に移動し、互いに接近する。一方で、ドラム4に一端が固定されている供給側ケーブル3は、ドラム4の回転によって一対のガイドシャフト5の周りにさらに捲回される。このとき、供給側ケーブル3の捲回数が増加し、捲回状態とされた供給側ケーブル3の捲回径が減少する。この供給側ケーブル3の捲回状態の変化に対応して、一対のガイドシャフト5が互いに接近するので、供給側ケーブル3の捲回状態が縮小して供給側ケーブル3が一対のガイドシャフト5に無理なく捲回されて、供給側ケーブル3のねじれの生成が抑制される。
図7および図8は、図5および図6の状態から、充電ケーブル2をさらに引き出して、引き操作を停止した状態を示している。充電ケーブル2をさらに引き出すと、上述したように、ドラム4および回転面61が充電ケーブル2の送り出し方向にさらに回転し、一対のガイドシャフト5が、回転面61の螺旋状溝61Gおよび固定面62の線状の規制溝62Gに案内されて、互いにさらに接近して、供給側ケーブル3の捲回状態がさらに縮径する。充電ケーブル2の引き操作を停止すると、ドラム4は、ラチェット機構42により、ドラム4の回転が規制されて停止する。図7および図8に示されるように、一対のガイドシャフト5は、ドラム4の回転径方向で最も接近した状態にあって、供給側ケーブル3の捲回状態は縮径した状態にある。ドラム4の回転が停止した状態で、充電用コネクタCが電気自動車の充電用ポート(図示せず)に接続されて、バッテリの充電が行なわれる。
バッテリの充電が完了した後に充電ケーブル2を収納装置1の内部に収納する場合、ラチェット機構42の係合を解除し、付勢手段41であるぜんまいばねによりドラム4が充電ケーブル2の巻き取り方向に回転する。これにより、充電ケーブル2がドラム4に巻き取られる。このとき、ドラム4の回転によって、供給側ケーブル3の捲回が、一対のガイドシャフト5から徐々に解かれる。一方で、ドラム4の回転にとともに回転面61が回転するので、一対のガイドシャフト5は、回転面61の螺旋状溝61Gおよび固定面62の線状の規制溝62Gに案内されて、互いに離間する。供給側ケーブル3の捲回が一対のガイドシャフト5から解かれながら、一対のガイドシャフト5が互いに離間して、供給側ケーブル3の捲回状態が拡大するので、供給側ケーブル3のねじれの生成を抑制しつつ、供給側ケーブル3が一対のガイドシャフト5に捲回される。
以上に示したように、本発明の収納装置1によれば、供給側ケーブル3を捲回するガイドシャフト(捲回部材)5を設けることで、充電ケーブル2を巻き取り、または送り出す際に、供給側ケーブル3にねじれが生じ難い。さらに、ドラム4の回転に対応して、ガイドシャフト5をドラム4の径方向へ移動させることで、供給側ケーブル3の捲回状態の拡縮を容易に行うことができるので、充電ケーブル2を巻き取り、または送り出す際に、供給側ケーブル3にねじれがより生じ難い。
1 充電ケーブル収納装置
2 充電ケーブル
3 供給側ケーブル
31 捲回部
4 ドラム
41 付勢部材
42 ラチェット機構
42L ラチェットレバー
42R ラチェット
42S ラチェットレバー用付勢部材
42X 回転軸
5 捲回部材(ガイドシャフト)
51 ガイドシャフト本体
52 ガイドローラ
6 駆動手段
61 回転面
61G 渦巻状溝
61T 筒状体
62 固定面
62G 規制溝
7 シャフト
C 充電用コネクタ
H ハウジング
X 軸
2 充電ケーブル
3 供給側ケーブル
31 捲回部
4 ドラム
41 付勢部材
42 ラチェット機構
42L ラチェットレバー
42R ラチェット
42S ラチェットレバー用付勢部材
42X 回転軸
5 捲回部材(ガイドシャフト)
51 ガイドシャフト本体
52 ガイドローラ
6 駆動手段
61 回転面
61G 渦巻状溝
61T 筒状体
62 固定面
62G 規制溝
7 シャフト
C 充電用コネクタ
H ハウジング
X 軸
Claims (5)
- 充電ケーブルの巻き取りおよび送り出しが可能な充電ケーブル収納装置であって、
該充電ケーブル収納装置が、
充電ケーブルと、
前記充電ケーブルの巻き取りおよび送り出しをするドラムと、
一端が前記充電ケーブルに接続され、他端が電源に接続された供給側ケーブルと、
前記供給側ケーブルを捲回させる捲回部材とを備え、
前記ドラムの回転に応じて、前記供給側ケーブルの捲回状態が拡縮するように前記捲回部材を移動する駆動手段を有することを特徴とする、
充電ケーブル収納装置。 - 前記捲回部材が、前記供給側ケーブルが前記捲回状態とされた捲回部が所定の位置となるように案内するガイドシャフトであることを特徴とする請求項1に記載の充電ケーブル収納装置。
- 前記ガイドシャフトが前記捲回部の内側となるように複数設けられ、
前記駆動手段が、前記ドラムの回転に応じて前記ガイドシャフトを離合させて、前記捲回部を拡縮させることを特徴とする請求項2に記載の充電ケーブル収納装置。 - 前記ドラムとともに回転する回転面が設けられ、前記回転面には渦巻状溝を有し、
前記ガイドシャフトは、前記渦巻状溝に沿って摺動自在に前記渦巻状溝に遊嵌し、
前記ドラムの回転に応じて、前記ガイドシャフトが前記渦巻状溝に案内されて前記ドラムの径方向へ移動する請求項2または3に記載の充電ケーブル収納装置。 - 前記回転面の回転軸から回転径方向外側に向かう方向に延び、前記渦巻状溝よりも経路が短く、前記ガイドシャフトが遊嵌する線状の規制溝を有する固定面を備えている請求項4に記載の充電ケーブル収納装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014058974A JP2015182838A (ja) | 2014-03-20 | 2014-03-20 | 充電ケーブル収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014058974A JP2015182838A (ja) | 2014-03-20 | 2014-03-20 | 充電ケーブル収納装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015182838A true JP2015182838A (ja) | 2015-10-22 |
Family
ID=54349810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014058974A Pending JP2015182838A (ja) | 2014-03-20 | 2014-03-20 | 充電ケーブル収納装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2015182838A (ja) |
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-
2014
- 2014-03-20 JP JP2014058974A patent/JP2015182838A/ja active Pending
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