JP2015182174A - カッターユニット及びカッターアーム - Google Patents

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Kyoichi Umezu
匡一 梅津
上野 純
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Abstract

【課題】より大断面の切断対象部材をより少ない回数で切断可能とすること。
【解決手段】油圧切断装置を構成するカッターユニットであって、前記油圧切断装置の駆動力により、共通の軸を中心として開閉される一対のカッターアームを備え、前記一対のカッターアームの各内側縁には切断刃が形成され、前記切断刃は、刃渡り方向の中央部に尖角部を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は油圧切断装置に装着されるカッターユニットに関する。
構造物の解体作業においては、例えば、特許文献1に記載の切断用作業機のような大型の装置や手持ち式で油圧駆動する小型の切断装置等が用いられる。このような切断装置では、一対の刃物の間に切断対象部材を挟んで、切断対象部材を潰しながらせん断力により切断する。
特開2007−30094号公報
手持ち式の切断装置の場合、外径75mm以下程度の比較的小断面の鋼管等の切断が主用途であるが、外径100mm程度の鋼管等、より大断面の切断対象部材への適用が望まれている。しかし、大断面の切断対象部材では、刃物で潰された始めた後、刃物間から抜け出てしまう場合があり、複数回の切断作業が余儀なくされて効率が悪い。
本発明の目的は、より大断面の切断対象部材をより少ない回数で切断可能とすることにある。
本発明によれば、油圧切断装置を構成するカッターユニットであって、前記油圧切断装置の駆動力により、共通の軸を中心として開閉される一対のカッターアームを備え、前記一対のカッターアームの各内側縁には切断刃が形成され、前記切断刃は、刃渡り方向の中央部に尖角部を備える、ことを特徴とするカッターユニットが提供される。
また、本発明によれば、油圧切断装置を構成するカッターユニットが備えるカッターアームであって、前記カッターアームは前記カッターユニットに一対設けられ、前記油圧切断装置の駆動力により、共通の軸を中心として開閉されるものであり、前記カッターアームの各内側縁には切断刃が形成され、前記切断刃は、刃渡り方向の中央部に尖角部を備える、ことを特徴とするカッターアームが提供される。
本発明によれば、より大断面の切断対象部材をより少ない回数で切断することができる。
本発明の一実施形態に係るカッターユニットの説明図。 (A)〜(C)は図1のカッターユニットを構成するカッターアームの三面図。 (A)〜(D)は図1のカッターユニットの切断時の動作態様を示す説明図。
図1は本発明の一実施形態に係るカッターユニット1の説明図であり、カッターユニット1を備えた手持ち式の油圧切断装置40(以下、単に切断装置40という。)を部分的に示している。切断装置40は、カッターユニット1と、油圧駆動機構40とを備え、カッターユニット1は、油圧駆動機構40に交換可能に装着されるアタッチメントを構成している。
油圧駆動機構40は、カッターユニット1等の支持体を構成する基部41と、シリンダ42と、ロッド43とを備える。シリンダ42とロッド43とは油圧シリンダを構成しており、ロッド43がその軸方向に進退する。
カッターユニット1は、一対のカッターアーム2と、リンク機構3とを備える。一対のカッターアーム2は、油圧駆動機構40の駆動力によって、基部41に支持される共通の軸44を中心として互いに逆方向に回動し、ハサミ状に開閉される。
リンク機構3は、油圧駆動機構40の駆動力を一対のカッターアーム2に伝達する機構であり、一対のリンク31を備える。一対のリンク31の各一端は、共通の軸33を介してロッド43に回動自在に連結されている。一対のリンク31の各他端は、個別の軸32を介して対応するカッターアーム2に回動自在に連結されている。
軸44と軸33とはロッド43の進退方向の同一線上に位置しており、ロッド43の進退により、軸44と軸33との間隔が変化し、これにより一対のリンク31が回動して一対のカッターアーム2が回動することになる。
図1及び図2を参照してカッターアーム2の構成について説明する。図3(A)〜(C)は順に、カッターアーム2の正面図、右側面図及び背面図である。本実施形態の場合、一対のカッターアーム2は同じ形状を有しており、表裏を反転して互いに重ねあわせて油圧駆動機構40に装着される。なお、一対のカッターアーム2は必ずしも同一である必要はなく、本発明の目的の範囲内で別々の形状とすることもできる。
カッターアーム2は、例えば、鉄鋼用の刃物鋼から一体的に形成される。刃物鋼としては、ハイス鋼、コバルトハイス鋼、高バナジウムハイス鋼等を挙げることができる。カッターアーム2は、全体として板状をなし、厚み方向に貫通する軸孔22、23を備える。軸孔22には軸44が挿通し、軸孔23には軸32が挿通する。
カッターアーム2の内側縁には切断刃21が形成されている。なお、内側縁は一対のカッターアーム2の各縁のうち、装着時に互いに向かい合う縁である。切断刃21は、作業時に先端側となる刃先部21aと、手元側となる軸44側の刃元部21bとを備え、刃先部21aから刃元部21bに渡って鋭利な刃が形成されている。
切断刃21は、2つの尖角部211、212を備える。尖角部211は刃先部21aに形成され、尖角部212は刃渡り方向の中央部に形成されている。の尖角部211、212は、カッターアーム2の開閉方向に突出している。尖角部211と尖角部212との間には、これらの頂部を結んで弧状に凹んだ谷部213が形成され、尖角部212と刃元部21bとの間には、尖角部212の頂部とは本部21bとを結んで弧状に凹んだ谷部214が形成されている。
外径100mm程度の鋼材の切断を想定した場合、一対のカッターアーム2の最大開放時の尖角部212間の距離W1は150〜170mmとすることが好ましく、刃先間の距離W2は325〜370mmとすることが好ましい。また、軸孔22の中心(軸44の中心)から尖角部212までの距離Lは160〜175mmとすることが好ましい。更に、谷部213、214の各曲率半径R1、R2は例えば100mm以上120mm以下が好ましい。
厚みが5mm程度の鋼板からなる鋼材の切断を想定した場合、穿孔能力と耐久性の点で尖角部212の挟角θは80度〜95度とすることが好ましく、また、尖角部212の耐久性向上のために面取りを行う場合、面ヅラdは5mm以内であることが好ましい。
これらの条件を満たす場合、カッターユニット1の最大切断力を例えば500kN程度とすることも可能である。
次に、切断時における一対のカッターアーム2及び切断対象物の挙動の例について図3(A)〜(D)を参照して説明する。ここでは角形鋼管100を切断する場合を想定している。一対のカッターアーム2間に角形鋼管100を挟み、一対のカッターアーム2を閉方向に回動させると図3(A)に示すように、接触点Pにおいて各尖角部212が鋼管100の側面を穿孔しながら食い込む。尖角部212の欠けを防止しながら効率よく穿孔するためには、鋼管100の側面に略直角に尖角部212が入刃することが好ましい。尖角部212間で切断対象物を挟むことが困難な場合は、尖角部212と尖角部211との間で切断対象物を挟んで穿孔したり、尖角部211間で切断対象物を挟んで穿孔することも可能である。
一対のカッターアーム2が閉じるにしたがって、切断刃21と鋼管100との接触点が増えてくる。接触点が3か所以上になると、鋼管100に作用する油圧力が分散され、せん断破壊前に曲げ降伏が生じる。図3(B)の状態では、尖角部212と鋼管100との接触点Pが2か所、凹部214と鋼管100との接触点Pが2か所となり、合計で接触点Pが4か所となっている。鋼管100は両側面側から内側へ押し潰されつつある。凹部214は凹部213よりも回動中心である軸孔22側に位置しているため、凹部213よりも鋼管100に対する作用圧力が大きくなり、鋼管100を押し潰し易くなる。
鋼管100の押し潰しがある程度進行すると、凹部214と鋼管100との間に隙間が生じて、切断刃21と鋼管100との接触点は、再び、2つの尖角部212と鋼管100との2点となる。凹部213の尖角部212付近において油圧力が集中し、図3(C)に示すように鋼管100のうち、尖角部212よりも尖角部211側に位置している部分が、凹部213により切断される。この部分の切断が完了すると、切断刃21と鋼管100との接触点が凹部214側に移行し、鋼管100のうち、回動中心である軸孔22側の未切断部分が図3(D)に示すように切断される。こうして1回の操作で鋼管100の切断が可能である。
このように本実施形態では、切断刃21の刃渡り方向の中央部に尖角部212を設けたので、尖角部212で切断対象物を固定し、尖角部212よりも刃先部21a側の刃(凹部213)と、刃元部21b側の刃(凹部214)とで切断対象物を半分ずつ切断することができる。したがって、より大断面の切断対象部材をより少ない回数(例えば1回)で切断することができる。これは、例えば、外壁や柱との接合部近傍など、狭小なスペースであっても、一方向から一対のカッターアーム2を差し込むことができれば切断作業を行うことができる点で有利である。
また、凹部213、214は弧状をなしているので、切断対象部材の逃げを抑制して円滑かつ確実に切断できる。
更に、刃先部21aにも尖角部211を設けたので、切断対象部材のうち、凹部213で切断する部分が抜け出ることを防止できる他、切断対象部材の大きさや形状に応じて、尖角部211で切断対象部材を固定することができ、様々な切断対象部材の切断が可能である。
1 カッターユニット
2 カッターアーム
21 切断刃
211、212 尖角部

Claims (3)

  1. 油圧切断装置を構成するカッターユニットであって、
    前記油圧切断装置の駆動力により、共通の軸を中心として開閉される一対のカッターアームを備え、
    前記一対のカッターアームの各内側縁には切断刃が形成され、
    前記切断刃は、
    刃渡り方向の中央部に尖角部を備える、
    ことを特徴とするカッターユニット。
  2. 請求項1記載のカッターユニットであって、
    前記切断部は、
    刃先部にも尖角部を備え、
    前記中央部の前記尖角部と、前記刃先部の前記尖角部との間に形成された弧状の谷部と、
    前記中央部の前記尖角部と、刃元部との間に形成された弧状の谷部と、を備える、
    ことを特徴とするカッターユニット。
  3. 油圧切断装置を構成するカッターユニットが備えるカッターアームであって、
    前記カッターアームは前記カッターユニットに一対設けられ、前記油圧切断装置の駆動力により、共通の軸を中心として開閉されるものであり、
    前記カッターアームの各内側縁には切断刃が形成され、
    前記切断刃は、
    刃渡り方向の中央部に尖角部を備える、
    ことを特徴とするカッターアーム。
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