JP2015180875A - パケット同期を検出するためのシステムおよび方法 - Google Patents

パケット同期を検出するためのシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

【課題】GPS信号とGLONASS信号の双方に同期化することができる方法を提供する。
【解決手段】GPS信号のフレーム同期をする方法は、GPSビットに対してコヒーレントビット抽出を実行し、そのあとで、コヒーレントビット抽出のビットに基づいてコヒーレントフレームバウンダリ検出を実行する。同時に、GPSビットに対するディファレンシャルビット抽出とディファレンシャルビット抽出のビットに基づくディファレンシャルフレームバウンダリ検出が実行する。コヒーレントフレームバウンダリ検出およびディファレンシャルフレームバウンダリ検出のいずれかが先にフレームバウンダリを見つけると、そのフレームバウンダリはフレーム同期のために使用される。GLONASS信号のためにストリング同期をする方法は、GLONASSビットに対してコヒーレントおよびディファレンシャルビット抽出を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ラジオベースの衛星システムからの信号のパケット同期の検出に関し、具体的には、GPSフレーム同期とGLONASSストリング同期に関する。
GPS(グローバルポジショニングシステム)およびGLONASS(グローバルナビゲーション衛星システム)は今日動作しているラジオベースの衛星システムである。グローバルカバレッジを提供するために、GPSは、24〜32の衛星を使用する。24衛星の最低数を仮定して、4つの衛星が6つの軌道の各々において展開される。6つの軌道面の昇順ノードは60度で分けられている。この構成では、最低限の6つの衛星は、任意の時間において任意の所与地点から見えるべきである。グローバルカバレッジを提供するために、GLONASSは24の衛星を含み、21の衛星は信号を送信するために使用されることができ、3つの衛星はスペアとして使用されることができる。24の衛星は、3つの軌道において展開され、各軌道は、8つの衛星を有する。3つの軌道面の昇順ノードは120度で分けられている。この構成では、最低限の5つの衛星は、任意の時間において任意の所与地点から見えるべきである。
GPSおよびGLONASSの双方は、2つの信号:粗獲得(C/Aコード)信号および精密(Pコード)信号、をブロードキャストする。一般に、グローバルポジションデバイス(ここでは受信機と呼ばれる)は、P送信ではなくC/A送信をロックオンする。P送信はC/A送信よりもずっと長いので、例えば同期を使用することによって、ロックオンすることは実用的ではない。いったんC/A送信によってロックが確立されると、C/A送信自体はクイックPロックを提供することができる。
GPSおよびGLONASSのためのC/Aコードは、2つの最大長さシフトレジスタシーケンスのモジュロ2サムとして生成されることができ、良好な相関プロパティについて選択される。各GPS衛星は自身の固有C/Aコードを送信し、固有C/Aコードは、識別可能な擬似ランダム雑音コード番号(PRN#)を有する。対照的に、各GLONASS衛星は、同じC/Aコードを送信し、そのチャンネル番号(CHN#)によって識別される。
C/Aコードはナビゲーションデータを含み、ナビゲーションデータは衛星の正確なロケーションについての情報、オンボードアトミッククロックのオフセットおよびドリフト、システムにおける他の衛星についての情報を提供する。GPSでは、ナビゲーションデータのためのC/Aフォーマットは、ワード、フレームおよびサブフレームを含む。ワードは30ビット長であり、10ワードは1サブフレームを形成し、5サブフレームは1フレームを形成する。GPSでは、C/Aコードは1023ビット長であり、1.023Mbpsで送信され、したがって、1msの反復期間を有する。GLONASSでは、C/Aフォーマットはストリングであり、各ストリングはナビゲーションデータの1.7秒と、タイムマークシーケンスの0.3秒を含む。特に、GLONASSにおけるC/Aコードは、511ビット長であり、511kbpsで送信され、したがって、GPSと同じコード反復期間(すなわち、1ms)を有する。
GLONASS衛星の出現により今位置情報を提供することが利用可能となっており、位置決定のためにGPS信号とGLONASS信号の双方を使用する機能を含むシステムを有することが望ましい。したがって、GSP信号とGLONASS信号の双方に同期化する必要性が生じる。
GPS信号のためのフレーム同期を提供する方法が説明されている。方法は、GPSビットに対してコヒーレントビット抽出を実行し、そのあとで、コヒーレントビット抽出のビットに基づいてコヒーレントフレームバウンダリ検出を実行すること、を含むことができる。同時に、GPSビットに対するディファレンシャルビット抽出とディファレンシャルビット抽出のビットに基づくディファレンシャルフレームバウンダリ検出が実行されることができる。コヒーレントフレームバウンダリ検出およびディファレンシャルフレームバウンダリ検出のいずれかが先にフレームバウンダリを見つけると、そのフレームバウンダリはフレーム同期のために使用される。
一実施形態では、GPSビットに対してコヒーレントビット抽出を実行することは、第1のGPSサブフレームの第1のテレメトリ(TLM)ワードのプリアンブル、第1のTLMワードおよび第1のハンドオーバーワード(HOW)ワードのパリティビット、第1のHOWワードのタイム・オブ・ウィーク(TOW)、および第1のHOWワードのサブフレームIDビットを見つけることを含むことができる。コヒーレントフレームバウンダリ検出を実行することは、それらのパリティビットを使用して、第1のTLMワードおよび第1のHOWワードの有効性をチェックすること、および有効な第1のHOWワードが有効な第1のTLMワードに続くときTOW同期を宣言することを含むことができる。
GPSビットに対してコヒーレントビット抽出を実行することはさらに、第2のGPSサブフレームの第2のテレメトリ(TLM)ワードのプリアンブル、第2のGPSサブフレームの第2のTLMワードおよびHOWワードのパリティビット、第2のHOWワードのTOW、および第2のHOWワードのサブフレームIDビットを見つけることを含むことができる。コヒーレントフレームバウンダリ検出を実行することは、それらのパリティビットを使用して、第2のTLMワードおよび第2のHOWワードの有効性をチェックすることをさらに含むことができる。検出されたフレームバウンダリは、(1)有効な第2のHOWワードが有効な第2のTLMワードに続くとき、(2)第2のTOWが第1のTOW+1に等しいとき、(3)第2のサブフレームIDビットが第1のサブフレームIDビット+1に等しいとき、宣言されることができる。
一実施形態では、いったん2つのワードが格納されると、コヒーレントおよびディファレンシャルバウンダリ検出のみが実行される。方法は2つのワードのスライディングウィンドウを使用することができ、2つのワードの最初に入ったGPSビットは削除されることができ、新たなGPSビットは2つのワードの最後に入ったGPSビットとして追加されることができる。GPSビットに対してコヒーレントおよびディファレンシャルビット抽出、ならびにコヒーレントおよびディファレンシャルフレームバウンダリ検出は、GPSフレームバウンダリが検出されるまで必要に応じて反復されることができる。
GPSビットに対してディファレンシャルビット抽出を実行することは、GPSサブフレームのテレメトリ(TLM)ワードのプリアンブル、および、ハンドオーバーワード(HOW)ワードのタイム・オブ・ウィークの限定数の最上位ビット(MSB)(STOW)を見つけることを含むことができる。ディファレンシャルフレームバウンダリ検出を実行することは、プリアンブルを使用してTLMワードを識別することを含むことができる。この時点で、限定された数のサバイバーパスはセーブされることができ、サバイバーパスはフレームバウンダリのための最も起こりそうなロケーション(most likely locations)である。一実施形態では、限定された数のサバイバーパスは、起こりうる300のロケーションのうちの10〜12のロケーションである。
ディファレンシャルフレームバウンダリ検出を実行するとき、複数のTLMワードとHOWワードが使用されることができる。したがって、サバイバーパスはフレームバウンダリのための最も起こりそうなロケーションを反映するために更新されることができる。一実施形態では、TLMワードがプリアンブルを使用して識別されるごとに、+1はメトリックに追加されることができる。最後のSTOWの値は格納されることができ、現在のSTOWが最後のSTOWと等しいとき、STOWフラグはONに設定されることができる。検出されたフレームバウンダリは、(1)メトリックがしきい値以上であり、STOWフラグがONに設定されるとき、宣言されることができる。一実施形態では、しきい値は時間の関数であることができる。例えば、しきい値は、10ms毎に「1」だけ増加されることができる。
GLONASS信号のためのストリング同期を提供する方法もまた提供されている。この方法は、GLONASSビットに対してコヒーレントおよびディファレンシャルビット抽出を実行することを含んでいる。一実施形態では、コヒーレント且つディファレンシャルビット抽出について、30ビットは、10ms毎に抽出されることができる。コヒーレントビット抽出のビットに基づくストリングバウンダリ検出はその後で、コヒーレント且つディファレンシャルモードで同時に実行されることができる。コヒーレントストリングバウンダリ検出およびディファレンシャルストリングバウンダリ検出のいずれかが先にストリングバウンダリを見つけると、そのストリングバウンダリはストリング同期のために使用される。
コヒーレントストリングバウンダリ検出を実行することは、ビットフリップを用いずに、30ビットをGLONASSのタイムマークと相関することを含むことができる。各相関出力値についてのメトリックは、そのあとで相関に基づいて割り当てられることができる。一実施形態では、メトリックは2秒毎に各ビットロケーションのために蓄積されることができる。限定された数のサバイバーパス(例えば、8つのサバイバーパス)は最も高い蓄積されたメトリックに基づいて識別されることができる。サバイバーパスは、各抽出されたシーケンスの必要に応じて更新されることができる。蓄積されたメトリックのセットがしきい値以上であるかという決定が行なわれることができ、そうである場合には、タイムマークバウンダリ検出を宣言する。特に、タイムマークバウンダリ検出はストリング同期を提供することができる。
GLONASSビットに対してディファレンシャルビット抽出を実行することはまた、10ms毎に30ビットを抽出することを含むことができる。ディファレンシャルストリングバウンダリ検出を実行するためのステップは、コヒーレントストリングバウンダリ検出について説明されたものと類似している;しかしながら、タイムマークとの30ビットの相関は、ビットフリップを用いて実行されることができる。一実施形態では、ディファレンシャルストリングバウンダリ検出のためのしきい値とコヒーレントストリングバウンダリ検出のためのしきい値は異なる。
コンピュータ可読記憶デバイスもまた説明されている。この記憶デバイスは、コンピュータによって実行されるときに、GPS/GLONASS信号のためにフレーム/ストリング同期を提供するために上述されたステップを実行することができる、命令を含むことができる。
図1は、フレームバウンダリを検出するための、ハイブリッドビット抽出(すなわち、コヒーレントビット抽出およびディファレンシャルビット抽出の双方を使用する)を実行することができる例示的なGPSフレームバウンダリ検出システムを図示する。 図2Aは、TLM(テレメトリ)ワードの構造を図示し、そしてそれは、サブフレームの第1ワードである。 図2Bは、HOW(ハンドオーバワード)の構造を図示し、そしてそれはサブフレームの第2ワードである。 図3は、フレーム同期(sync)のためのTLMおよびHOWビットの上述されたサブセットを使用して例示的な技法を図示する。 図4は、コヒーレントおよびディファレンシャルビット検出のための異なる数のサバイバーパスについての性能を示すグラフを図示する。 図5は、15秒のタイムアウトが与えられた場合の、例示的なGPSフレームバウンダリ検出成功率を示すグラフを図示する。 図6は、30秒のタイムアウトが与えられた場合の、例示的なGPSフレームバウンダリ検出成功率を示すグラフを図示する。 図7は、45秒のタイムアウトが与えられた場合の、例示的なGPSフレームバウンダリ検出成功率を示すグラフを図示する。 図8Aは、バイバイナリコードにおける85データビットと30ビットのタイムマークとを含んでいるGLONASSストリング800を図示する。 図8Bは、メアンダシーケンスによる変調に基づく、相対コードおよびバイバイナリコードの双方における、85データビットを図示する(10ms毎に極性を変える)。 図9は、例示的なGLONASSストリングバウンダリ検出システムのブロック図を図示する。 図10は、限定された数のサバイバーパスを伴うソフトサーチスキームを使用することができる例示的なタイムマークバウンダリ検出技法を図示する。 図11および図12は、コヒーレントおよびディファレンシャルビットバウンダリ検出に関する、スコアしきい値対フォルスアラームをプロットするグラフを図示する。 図11および図12は、コヒーレントおよびディファレンシャルビットバウンダリ検出に関する、スコアしきい値対フォルスアラームをプロットするグラフを図示する。 図13は、タイムマーク検出技法1300を要約するフローチャートを図示する。 図14Aおよび図14Bは、コヒーレントモードにおける20msビットバウンダリ支援を用いて、異なる検出しきい値(すなわち1e−3および1e−4)を比較する。 図14Aおよび図14Bは、コヒーレントモードにおける20msビットバウンダリ支援を用いて、異なる検出しきい値(すなわち1e−3および1e−4)を比較する。 図15Aおよび15Bは、ディファレンシャルモードにおける20msビットバウンダリ支援を用いて、異なる検出しきい値(すなわち1e−3および1e−4)を比較する。 図15Aおよび15Bは、ディファレンシャルモードにおける20msビットバウンダリ支援を用いて、異なる検出しきい値(すなわち1e−3および1e−4)を比較する。 図16Aおよび図16Bは、20msビットバウンダリ支援を用いて、コヒーレントモード対ディファレンシャルモードに関するタイムマーク性能を比較する。 図16Aおよび図16Bは、20msビットバウンダリ支援を用いて、コヒーレントモード対ディファレンシャルモードに関するタイムマーク性能を比較する。 図17Aおよび図17Bは、20msビットバウンダリ支援を用いず、コヒーレントモード対ディファレンシャルモードに関するタイムマーク性能を比較する。 図17Aおよび図17Bは、20msビットバウンダリ支援を用いず、コヒーレントモード対ディファレンシャルモードに関するタイムマーク性能を比較する。
図1は、ハイブリッドビット抽出(すなわち、コヒーレントビット抽出およびディファレンシャルビット抽出の双方を使用する)を実行することができる例示的なGPSフレームバウンダリ検出システム100を図示する。この実施形態では、周波数ロックループ(FLL)101を使用するトラッキングブロックは、FLL周波数出力102を出力することができる。集積されたおよびダンプ(I&D)ブロック103は、所定数のFLL周波数出力102を集積し、出力を生成する。一実施形態では、I&Dブロック103は、20:1の集積およびダンププロセスを実装することができる。コヒーレントビット抽出ブロック104は、FLL周波数出力102と、I&Dブロック103の出力を受信することができる。ディファレンシャルビット抽出ブロック106は、I&Dブロック103の出力だけを受信することができる。フレームバウンダリ検出ブロック105および107は、それぞれ、コヒーレントビット抽出ブロック104およびディファレンシャルビット抽出ブロック106の出力を受信することができる。マルチプレクサ108は、フレームバウンダリ検出ブロック105および107の出力のうちの1つを選択するために使用されることができる。一実施形態では、制御信号109は、FRAME同期信号を最初に生成するいずれのフレームバウンダリ検出ブロックを選択する。ここにおいてさらに詳述されるように、フレームバウンダリ検出105と関連づけられたコヒーレントビット抽出はハイダイナミック検出を提供することができるが、フレームバウンダリ検出107と関連づけられたディファレンシャルビット抽出は、ハイセンシティビティ検出を提供することができる。図1に図示されるように、ディファレンシャルパスとコヒーレントパスの双方は、GPSにおいて同じフレーム同期プロシージャを実行する。ディファレンシャル方法とコヒーレント方法の双方は高いしきい値パスと低いしきい値パスを有する。
ビット抽出は、コヒーレントまたはディファレンシャルであろうと、GPSフレームの諸機能態様によって決まる。GPSフレームは5サブフレームから成り、そのうちの最初の3つはエフェメリスデータである。各サブフレームは10ワードを有し、各ワードは、6つのパリティチェックビットを含む30ビットを有する。正確にエフェメリスデータを抽出するために、各サブフレームのスタート位置を見つけなくてはならない。以下にさらに詳述されるように、サブフレームの第1ワードと第2ワードにおける特定ビットはフレームバウンダリ検出に使用されることができる。
図2Aは、TLM(テレメトリ)ワード200の構造を図示し、そしてそれはサブフレームの第1のワードである。TLMワード200は、8ビットのプリアンブル(1−8)、16のリザーブされたビット(9−24)および6つのパリティビット(25−30)を有する。一実施形態では、8ビットのプリアンブルは、フレームバウンダリ検出に使用されることができる。特に、8ビットのプリアンブルが固定されており、ビットは「10001011」である。
図2Bは、HOW(ハンドオーバーワード)210の構造を図示しており、そしてそれは、サブフレームの第2のワードである。HOWワード210は、17ビットのTOW(タイム・オブ・ウィーク)(MSB(最上位ビット)が左、LSB(最下位ビット)が右)、2つのフラグビット(18−19)(18:設定000について同期フラグ、設定001についてアンチスプーフフラグ)(19:設定000についてモメンタムフラグ、設定001についてアラートフラグ)、および3つのサブフレームIDビット(20−22)、および6つのパリティビット(25−30)を有する。一実施形態では、TOWビットおよびサブフレームIDビットは、フレームバウンダリ検出に使用されることができる。
図3は、フレーム同期(sync)のためにTLMビットおよびHOWビットの上述されたサブセットを使用する例示的な技法300を図示する。技法300では、ステップ301で開始した後に2ワードについてのスライディングウィンドウ(すなわち60ビット長)がステップ302でバッファを埋めるために使用されることができる(例えば、FIFO(first-in-first-out))。ステップ303で示されるように、バッファがフルになると、2セットのステップが同時に作動することができる。第1セットのステップ(すなわち308−310)は短い推定期間を伴う高いしきい値を使用することができ、そしてそれは、高いSNR(信号対雑音比)の迅速な検出を提供する。このセットのステップはまた、コヒーレント抽出について説明されたハイダイナミック検出として特徴づけられることができる。第2セットのステップ(すなわち、ステップ304−307)は、低いSNRについての長い推定期間で低いしきい値を使用することができる。特に、2セットのステップは、それらのうちの1つがサブフレームバウンダリを検出しベリファイするまで同時に作動することができる。
ステップ308では、TLMワードは固定されたプリアンブルを見つけることによって識別されることができる。TLMワードの有効性は、パリティビットを使用してチェックされることができる。有効なHOWワード(そのパリティビットによって決定される)が識別された有効なTLMワードに続くとき、TOW同期条件が宣言されることができる。この時点で、データ抽出が始まることができる(出力サブフレームメッセージ312によってトリガされる)。一実施形態では、HOWワードのTOWビットとサブフレームIDビットは、ステップ308で抽出されることができる(ここにおいて、HOWワードのD29とD30は常にゼロとなる)。TOW同期が見つからない場合、技法は、TOW同期テストをやり直すため次のビットのためにステップ302に戻る。
ステップ309は、次のTLMワードとHOWワードが到達したときを決定する。次のTLMワードとHOWワードが到達しなかった場合、技法300は、次のビットのためにステップ302に戻る。到達後、これらの新たなTLMワードとHOWワードはまた、識別され有効にされることができる(すなわち、新たに到達されたTLMワードとHOWワードのTOW同期状態を本質的に確認する)。特に、抽出されたTOWおよび新たに到達されたTOWワードおよびHOWワードのサブフレームID(SID)は、TOW_old+1およびSID_old+1に等しい場合には、FRAME同期状態は、ステップ310で宣言されることができる。すなわち、TOW(トランケートされたZカウント)およびSIDは1だけ増分されなくてはならない。
そうでない場合には、TOW同期状態はステップ311でドロップされ、TOW同期が再度おこなわれる、すなわちTOW同期状態は入ってくるビットにおいてチェックされることができる(20ms毎)。この時点で、技法300はステップ302に戻る。一実施形態では、ベリファイされたFRAME同期(終了 ステップ313)は、GMLがミスした相関器の割込みを検出しない限り、または、データ復調およびサブフレーム処理(subframe handling)との間のバッファのオーバーフローが検出される場合には、ドロップされる。
上で示されるように、(ステップ303で決定されるように)バッファがフルであるとき、ステップ304−306(長い推定期間を伴う低いしきい値に対応する)は、ステップ308−310と同時に実行する。ステップ304−306は、信号電力が低いとき特に有用である、それによって、TLMワードおよびHOWワードの双方について上述された基準をパスする確率を減らす。以下にさらに詳細に説明されているように、これらのステップは、フレーム同期決定のためにHOWワードの少数ビット(したがって、「低い」しきい値)を使用することができる。
(ステップ308のような)ステップ304は、固定された、8ビットプリアンブルを使用してTLMワードを識別することができる。TLMワードが見つからない場合、技法300は、バッファにロードされるべき次のビットのためにステップ302に戻る。プリアンブルを見つけた後で、ステップ305は、17ビットTOW(以下、STOW(short TOW))の最初の6ビット(すなわちMSB)を抽出することができる。STOWが3.4時間内に変わらないので、検出プロセスの間一定とみなされることができるということに留意されたい。(さらに、検出プロセスがSTOW遷移をクロスするために生じる場合にはビット6のみが影響を受け、そしてそれは受諾可能である)。
抽出後、ステップ306は、サバイバーパスのコンテンツを更新することができる。サバイバーパスは、ベリフィケーションを継続するためにメモリに保持された、可能性があるフレーム同期ロケーションである。これらのサバイバーパスの各々はビットインデクス(0〜299、すなわち、各サブフレームは300ビットを有する)、メトリックの和(後述されている)、最新のSTOW、ベリファイされたSTOWのフラグ(例えば、新しいSTOWが前のSTOWに等しい場合フラグをONに設定する)を含むことができる。
一実施形態では、8ビットプリアンブルがマッチングされるごとに、メトリックは「1」だけ増加されることができる。メトリックの和はしきい値以上であり、ベリファイされたSTOWのフラグがONである場合、FRAME同期状態が宣言され、技法300はステップ313で終了する。一実施形態では、しきい値は時間の関数であることができ、10秒毎に「1」だけ増加することができる。例えば、しきい値は、40秒未満の時間の場合3に設定され、40〜50秒の間の時間の場合4に設定され、50〜60秒の間の時間の場合5に設定される。このことは次の関係に相当する:しきい値=最大(3,フロア(時間/10))(なお、ジェネリック最大値(A,B)演算はAおよびBのうち大きいものを選択し、ジェネリックフロア値(C)演算はCの整数部分をとる)。
図4は、コヒーレントおよびディファレンシャルビット検出に関する異なる数のサバイバーパスについての性能を示すグラフ400を図示する。理想的なケースは300であり、すべての起こりうるケースが確保されることを意味する。1つの商業的に実行可能な数 (commercially viable number)は12または10であり、そしてそれは、小損害で著しく複雑さを減らす(0.1dB未満)。この場合には、プリアンブルマッチの最初の12発生または10発生のみが記録されチェックされる。
図5は、15秒のタイムアウトが与えられた場合の、例示的なGPSフレームバウンダリ検出成功率を示すグラフ500を図示する。図6は、30秒のタイムアウトが与えられた場合の、例示的なGPSフレームバウンダリ検出成功率を示すグラフ600を図示する。図7は、45秒のタイムアウトが与えられた場合の、例示的なGPSフレームバウンダリ検出成功率を図示するグラフ700を図示する。グラフ500、600、および700を生成するためのシミュレーションの場合、フレームバウンダリ検出確率は1500ビット(30秒)毎にシミュレートされるということに留意されたい。デフォルトの機能障害として10Hz/secドップラースロープとコヒーレントビット抽出パラメータ設定としてNB=3およびPH=1が選択される。確率は、10000回のシミュレーションから計算される。低しきい値の場合のパラメータは以下の通りである。しきい値=最大(3,フロア(時間/10))であり、サバイバーパスの数は12である。表1は、図5、6および7に図示されているGPSフレーム検出結果の性能要約を示す。
Figure 2015180875
以下に詳述されるように、GLONASS信号のためのストリングバウンダリ検出はまた、同時コヒーレントおよびディファレンシャルビット抽出を使用することができる。しかしながら、GLONASS信号の場合、タイムマークビットは同期のために使用される。
図8Aは、バイバイナリコードにおける85データビットとタイムマークの30ビットとを含むGLONASSストリング800を図示する。図8Bは、メアンダシーケンス(10ms毎に極値を変える)による変調に基づく、相対コードおよびバイバイナリコードの双方における、85データビットを図示する。したがって、バイバイナリコードにおけるこれらの85ビットが符号化される。
図8Bは、比較のため、85データビットと並べた30ビットのタイムマークを図示する。図示されるように、30タイムマークビットの各々は10ms長である。タイムマークは、受信機のローカルクロックへの衛星のアトミッククロックの時間同期を促進するために提供される。この目的のために、タイムマークとは2秒毎に繰り返す固定パターンである。タイムマーク検出の目的とは、ストリングバウンダリを見つけ、タイムマークシーケンスおよびメアンダシーケンスによって引き起こされた10msビット遷移を取り除くことである。1つの従来の技法では、すべての30ビットはストリングバウンダリ同期をトリガするようにマッチされる。この技法は高いSNR信号のためにのみ達成されることができる。特に、不完全な相関出力(すなわち30/30未満)はまた有益な情報を提供することができ、そしてそれは、ストリングバウンダリ同期を精確にトリガすることができる。
図9は、例示的なGLONASSストリングバウンダリ検出システム900のブロック図を図示する。この簡略化されたブロック図では、システム900は、周波数ロックループ(FLL)ブロック901、インテグレートおよびダンプ(I&D)ブロック902、コヒーレント検出システム903、ディファレンシャル検出システム904、パリティチェックブロック905、906、およびマルチプレクサ(MUX)907を含む。この実施形態では、コヒーレント検出システム903は周波数出力fFLLを受信することができ、そしてそれはFLL901によって生成される。対照的に、ディファレンシャル検出システム904は、I&Dブロック902の出力を受信することができ、そしてそれは、(FLL901から1ms毎にプロンプトを受信し、このような信号をインテグレートするとき)10ms毎にその出力を生成することができる。ストリングバウンダリ検出ブロック905および906は、それぞれ、コヒーレント検出ブロック903およびディファレンシャル検出システム904の出力を受信する。マルチプレクサ907は、ストリングバウンダリ結果信号に基づいて、ストリングバウンダリ検出ブロック905およびストリングバウンダリ検出ブロック906の出力との間で選択する。
一実施形態では、タイムマーク検出は、10msのビット持続時間を伴う、ハイブリッドビット抽出(すなわち、コヒーレント且つディファレンシャル)を含むことができる。以下で詳述されるように、性能のエンハンスメントは、ビットフリップ、ソフトメトリック、および20msビットバウンダリ支援を含むことができる。
受信されたGLONASS信号における、ビット位相反転(ここではビットフリップと呼ばれる)は、雑音により頻繁に生じうる。ビット位相反転は、固定されたタイムマークパターンと受信ビットをマッチさせることに関して、特にディファレンシャル検出モードに関して、難しい課題を生じさせる可能性がある。1ビットがフリップする場合には、30ビットのうちの残りがフリップされるであろうということに留意されたい。したがって、ビット位相反転がタイムマーク内に生じるとき、受信されたタイムマークと所望のタイムマークとの間の相関は、極めて低いことがある、もしくは、ゼロである場合さえもある。例えば、位相の反転がタイムマークシーケンス中で生じる場合、相関は0である。
1つのタイムマーク検出技法によれば、相関(マッチング)は、受信されたシーケンス、ならびに、受信されたシーケンスのビットフリップバージョン、について計算されることができる。仮説的なセグメントに関して、ビット[0:29]、ビット[n:29]はフリップされることができ(なお、n=0−29)、30の異なる相関を計算し、そのあとで、最良なマッチが選ばれる。「n=0」はフリップなしと同等であるということに留意されたい。一実施形態では、ビットフリップからの利得は、コヒーレントおよびディファレンシャル検出の場合それぞれ、およそ0.3および2dBである。しかしながら、ビットフリップは、タイムマーク検出のフォルスアラームレートを増大させる可能性がある。したがって、一実施形態では、ビットフリップは、フォルスアラームと検出レートのバランスを取るためにディファレンシャル検出のみのために使用されることができる。
GLONASS ICD(インタフェース制御ドキュメント)によれば、ストリングの第1ビットは常にゼロであり、そしてそれは、タイムマークを30ビットからフルの31ビットまたは32ビットに拡張する。したがって、30ビット相関を指す後述されるアルゴリズムは31ビット相関または32ビット相関に対し、同等に適用可能である。
上に示されるように、10msビットバウンダリが検出された後で、ストリング同期検出が実行されることができる。各GLONASSストリングが2秒長であるので、ストリングバウンダリの200(すなわち2/0.01)の起こりうるロケーションがある。1つのベーシックアルゴリズムは、2秒にわたって最も高いマッチングスコアでロケーションを選び、2秒後同じ位置でマッチングをベリファイする。
検出確率を改善するため、ソフトメトリックが採用されることができ、ソフトメトリックは、マルチプルストリングにわたって各位置について蓄積されることができ、最良の位置は、蓄積されたメトリックに基づいて選ばれることができる。すべての位置のためにそれをすることは200のアキュムレータを要するであろう。複雑さを低減するため、限定された数のサバイバー(すなわち、最も大きい蓄積メトリックを伴う位置)が保たれることができる。一実施形態では、200ビットロケーションの8つのサバイバー出力が保たれることができる。
一実施形態では、対数の和はソフトメトリックを計算するために使用されることができる。ソフトメトリックは、次のように展開されることができる。
第1に、ランダムシーケンスの任意のNビットセグメントのうちnビットがタイムマークシーケンスにマッチさせるシングルポイントフォルスアラーム確率、P(n/N)が導出されることができる。この場合、Nは、タイムマーク相関に使用されたビット数、例えばN=30であると、n=30,29,28と続く。一実施形態では、Nはユーザ選択であることができる。他の実施形態では、NはGLONASS受信機において設定されることができる。
コヒーレントモードの場合(ビットフリップなし):
Figure 2015180875
なお、
Figure 2015180875
は二項係数である。相関の極性は無視されることができるので、2の係数が使用されることができるということに留意されたい。例えば、P(29/3O)cohのランダムビットフォルスアラーム確率(すなわち30ビットランダムシーケンスのうち29ビットにタイムマークとマッチさせる)が
Figure 2015180875
に等しい。
ディファレンシャルモード(ビットフリップを含む)の場合、ビットをフリップし、最大値を選択する確率は、次のようなシミュレーションからディファレンシャルシングルポイント確率Pをカーブフィットすることによってモデル化されることができる。
Figure 2015180875
位置mについて、ビットマッチの数n(m)が見つけられることができ、対応するフォルスアラームレートq(m)=p(n(m)/N)が得られることができる。位置mについてマルチプルストリングにわたって評価されるフォルスアラーム確率(なお、m=0〜199)は、 P(m)=q(m)*q(m+200)*q(m+400)*…
であり、最も低いP(m)は最も好ましいストリングバウンダリに相当する。
確率の積は、確率Lp(n)の対数の和によって簡略化されることができる。例えば、Lp(n)=−log10(p(n))とし、 metric(m)= −log10(P(m))=(−log10(q(m)))+(−log10(q(m+200)))+(−log10(q(m+400)))+...=Lp(n(m))+Lp(n(m+200)+Lp(n(m+400))+...
と定義すると、最大メトリック(m)は最も起こりうるストリングバウンダリに相当する。
表2はコヒーレントおよびディファレンシャルストリングバウンダリ検出の対数メトリック表(すなわち、ビットフリップを使用しない、また、ビットフリップを使用する)である。表2の確率Lp(n)の対数は以下によって導き出されることができる。
1.正規化因数nor_fac= 3.5e−2を選ぶこと 2.対数を計算すること:Lp(n)=−log10(p(n/N)/nor_fac)3.対数を丸めること:Lp(n)=round(Lp(n)*100)/100 4.メトリックが小さすぎる(例えば、0.1未満)または負である場合(すなわち、p(n/N)が正規化因数よりも高い)、メトリック値をゼロに変更する。このゼロ化は、メトリックを単調に増加することを強制し、サバイバーパス選択を簡略化する。
Figure 2015180875
一実施形態では、8つのサバイバーパスは、複雑さを縮小するために使用されることができる。特に、8つのサバイバーパスを使用することの性能の損失は、200のサバイバーパスすべてを使用することと比べ0.1dB未満である。
図10は、8つのサバイバーパスを伴うソフトサーチスキームを使用することができる例示的なタイムマークバウンダリ検出技法1000を図示する。ステップ1001では、30ビットの受信シーケンスが抽出されることができる(10ms毎に生じる)。ステップ1002では、抽出されたシーケンスは、タイムマークシーケンスと相関されることができる。ディファレンシャルモードの場合、30ビットフリップされたシーケンスが試されることができ、n番目のシーケンスはフリップされたビット[n:29]を有し、最大マッチカウントが記録されることができる。コヒーレントモードの場合、抽出されたシーケンスは、ビットフリップを用いずに単に、固定されたタイムマークシーケンスと相関されることができる。ステップ1003は、マッチカウントに基づいて表2からの対数メトリックを見つけることができる。
ステップ1004はサバイバーを管理することができる。一実施形態において、このビット位置がすでにサバイバーである場合には、位置は、対応するアキュムレータに追加されることができる。この位置がサバイバーではなく、サバイバーの数が8未満である場合には、この位置は、サバイバーとして追加され、メトリックが記録される。この位置がサバイバーではないがサバイバーの数が8である場合には、このメトリックは既存のサバイバーのメトリックと比較されることができる。メトリックがそれらのいずれよりも大きい場合には、サバイバーは、この新たな位置によって最小メトリックと置き換えられることができ、新たなメトリックが記録される。上述されるステップ1004は、8つのサバイバーパスが最後に抽出されたシーケンスに基づいて8つの最も起こりうる位置を保持するということを保証することができる。
ステップ1005は、蓄積されたメトリックが特定のしきい値(後述されている)以上である場合にチェックをすることができる。「Yes」である場合には、ステップ1006はタイムマークバウンダリが見つけられたということを主張することができる。「No」である場合には、技法1000は、次の抽出されたシーケンスのためにステップ1001に戻ることができる。
ステップ1005の検出しきい値は、検出レートとフォルスアラームレートのバランスをとるべきである。すなわち、より高いしきい値はフォルスアラームレートを下げることができるがまた検出レートを下げることができる。システムフォルスアラームの確率は以下のように導出されることができる。
与えられたタイムアウト期間(タイムアウト)の場合、各位置についての観察値の合計数Tは次のように表されることができる:
Figure 2015180875
「丸める」とは、整数演算(whole number operation)に対して四捨五入することである。
を、nビットエラーを有するT観察値のうちの観察値の数であるとする。Nビット相関の場合、0≦n≦Nであり、
Figure 2015180875
である。簡略のため、0≦n≦Neのみが考慮される、すなわち、Ne以上のビットエラーの相関が無視される。この簡略化は、大多数のビットエラーが悪いマッチングを示し、タイムマーク検出のチャンスを増大させないので合理的である。
Figure 2015180875
に留意されたい。
例えば、T=15,k=2,k=1,k2〜Ne=0は、15観察値のうち、ビットエラーなしの2つの観察値があり、1ビットエラーを伴う1つの観察値、2〜Neビットエラーを伴う0の観察値、およびNe以上のビットエラーを伴わない15−2−1=12観察値を意味する。
T観察値の後のk,k,k,...,kNeの結果を有する確率は、
Figure 2015180875
である。
Figure 2015180875
は、M−choose−mの二項係数であり、
Figure 2015180875
と定義され、P(n/N)は、前に導出されたNビット相関値においてnビットマッチを有する(すなわちN−nビットエラー)確率である。
スコアの和がスコアしきい値よりも大きい場合、位置についてフォルスタイムマーク検出が生じる。nビットエラーを有するスコア、Lp(n)が表6−2で与えられている。k,k,k,…,kの結果のためのスコアの和は、
Figure 2015180875
である。
Sをスコアしきい値を超えるすべての起こりうる結果の集合とする。
Figure 2015180875
1つの位置のフォルスアラーム確率は次のように書かれることができる。
Figure 2015180875
1つの位置のフォルスアラーム確率を得た後で、システムフォルスアラーム確率は、20msビットバウンダリ支援を用いて、また20msビットバウンダリ支援を用いずに、それぞれ、100と200を乗算することによって得られることができる。すなわち、
Figure 2015180875
である。
図11および図12は、コヒーレントおよびディファレンシャルビットバウンダリ検出に関する、スコアしきい値対フォルスアラームをプロットするグラフを図示する。具体的には、図11は、30秒タイムアウトが与えられると、例示的なコヒーレントスコアしきい値を図示するグラフ1100を図示する(N=30,31および32ビットであり、ランダム10msビットおよび20msバウンダリ支援(後述されている)を伴う)。図12は、30秒タイムアウトが与えられると、例示的なディファレンシャルスコアしきい値を図示するグラフ1200を図示する(N=30,31および32ビットであり、ランダム10msビットと20msバウンダリ支援(後述されている)を伴う)。図11および図12は、すべてのNのケースについて、分析的でシミュレートされた結果が非常に類似しているということを図示する。
表3は、(図11および図12から選ばれた)30秒タイムアウトと1e−3/1e−4のターゲットフォルスアラームレートのためのしきい値を示す。上述された方法は、指定されたタイムアウト期間内でターゲットより少ないフォルスアラームレートを有利に提供することができる。最悪なケースは相対的に低いCNoにおいて生じる。
Figure 2015180875
一実施形態では、20msビットバウンダリ支援はまた、タイムマークバウンダリ検出のために提供されることができる(上述されるように10msビット同期を使用する)。この20msビットバウンダリ検出は、タイムマーク検出と並行して実行されることができる。特に、20msビット同期が見つけられた後で、(1)AFC(自動周波数制御)のトラッキングエラーが縮小され、タイムマーク検出の感度を改善する、(2)100個の位置のみがタイムマーク検出について試みがなされる必要があり、そしてそれは、フォルスアラームレートを縮小する。20msビットバウンダリ検出のためのアルゴリズムが、アセロス通信社によって2010年8月27日に出願され「GLONASS BIT BOUNDARY DETECTION」と題された米国特許出願第12/870,533号で説明されており、ここにおける参照により組み込まれている。
20msビットバウンダリ支援を使用することによって、GLONASS受信機の性能は、コヒーレントおよびディファレンシャルモードについてそれぞれ0.1〜0.4dBおよび0.7〜1.0dBだけ改善されうる。ディファレンシャルモードのためのより大きな利得は、周波数トラッキングエラーの縮小に起因することがある。コヒーレントモードはこの利点を得ないことがある、なぜならば(例えば、位相ロックループ(PLL)に起因して)周波数変動がすでに縮小されていることがあるからである。
図13は、タイムマーク検出技法1300を要約するフローチャートを図示する。ステップ1301で開始した後で、ステップ1302は、10msビット同期が見つけられるかを決定する(FIND_BITSYNC)。そうでない場合には、ステップ1303は、ストリング同期が見つけられベリファイされるかを決定する(STRINGSYNC_DONE)。そうでない場合には、ステップ1304は、ストリング同期が少なくとも見つけられるかを決定する(STRINGSYNC_FOUND)。そうでない場合には、ステップ1305は、上述されるように、ストリングバウンダリ検出を実行する。すべてのサバイバーパスのうち最大有効スコアが表3で定義されるようにスコアしきい値以上である場合(MAX_VAL≧SCORE_THR)、ステップ1307は、2秒間隔内でストリングバウンダリのインデクスを見つけるためにモジュラー演算を実行する。
MOD(k,2000)に基づいて、ストリング同期はステップ1308で見つけられることができる。ステップ1309は、ビット同期が見つけられるかを決定する。そうである場合には、ステップ1310は、ストリング同期をベリファイすることができ、ステップ1311は20ビット同期を見つけることができる(オプション)。技法1300は、ステップ1313で終了する。要約すると、技法1300は10msビットバウンダリが検出された後でのみタイムマーク検出を開始し、10msビット同期がベリファイされた後でタイムマーク検出を完了する。オプションで、20msビットバウンダリ情報はタイムマーク検出後に更新されることができる。
図14Aおよび図14Bは、コヒーレントモードにおいて20msビットバウンダリ支援を用いて、異なる検出しきい値(すなわち1e−3および1e−4)を比較する。具体的には、図14Aは、1e−3および1e−4検出しきい値に関する成功MAT(秒)対雑音に対するチャネル(SNR)(dB−Hz)をプロットするグラフ1400を図示する。図14Bは、様々なタイムアウト(5、15、30、および45秒)における1e−3および1e−4検出しきい値に関する、検出確率対雑音に対するチャネルをプロットするグラフ1410を図示する。
図15Aおよび15Bは、ディファレンシャルモードにおいて20msビットバウンダリ支援を用いて、異なる検出しきい値(すなわち1e−3および1e−4)を比較する。具体的には、図15Aは、1e−3および1e−4検出しきい値に関する成功MAT(秒)対雑音に対するチャネル(SNR)(dB−Hz)をプロットするグラフ1500を図示する。図15Bは、様々なタイムアウト(5、15、30、および45秒)における1e−3および1e−4検出しきい値に関する、検出確率対雑音に対するチャネルをプロットするグラフ1510を図示する。
図14A、14B、15A、および15Bより、より低いフォルスアラームレートに関連づけられたより高い検出しきい値は、5秒タイムアウトのような最短タイムアウトについていくらかの性能低下を引き起こす、ということが分かる。一実施形態では、広域SNR範囲にわたって検出時間とフォルスアラームのバランスを取るために、複数のしきい値が使用されることができ、しきい値は推定時間Tとともに変更する。例えば、T<5秒であるとき、THR(Pfa 1 e−3)のより低いしきい値が使用されることができる;Tが大きいとき、THR(Pfa 1 e−4)のより高いしきい値が使用されることができる。
図16Aおよび図16Bは、20msビットバウンダリ支援を用いて、コヒーレントモード対ディファレンシャルモードに関するタイムマーク性能を比較する(フォルスアラームレート=0)。具体的に、図16Aは、コヒーレントモードおよびディファレンシャルモードに関する、成功MAT(秒)対雑音に対するチャネル(SNR)(dB−Hz)をプロットするグラフ1600を図示する。図16Bは、様々なタイムアウト(5、15、30、および45秒)におけるコヒーレントモードおよびディファレンシャルモードに関する、検出確率対雑音に対するチャネルをプロットするグラフ1610を図示する。
図17Aおよび17Bは、20msビットバウンダリ支援を用いない(フォルスアラームレート=0)コヒーレントモード対ディファレンシャルモードに関するタイムマーク性能を比較する。具体的に、図17Aは、コヒーレントモードおよびディファレンシャルモードに関する、成功MAT(秒)対雑音に対するチャネル(SNR)(dB−Hz)をプロットするグラフ1700を図示する。図17Bは、様々なタイムアウト(5、15、30、および45秒)におけるコヒーレントモードとディファレンシャルモードに関する、検出確率対雑音に対するチャネルをプロットするグラフ1710を図示する。
図16A、図16B、図17Aおよび図17Bより、コヒーレントモードについてのタイムマーク検出性能はディファレンシャルモードのものよりも良好であるということが分かることができる。具体的には、モード間のギャップは、20msバウンダリ支援を用いるとおよそ0.4〜0.8dBであり、20msバウンダリ支援を用いないとおよそ1〜1.5dBである。
上述の技法がタイムマーク検出のために理想的な10msビットバウンダリ検出を仮定したと留意する。タイムマーク検出に対するフォルス10msビット同期の影響を評価するために、10msビット同期のためのルーズなしきい値が意図的に選ばれ、シミュレーションにおいて多くの10msビット同期フォルス検出を生成することができる。表4は、次のシミュレーション条件:T=1,thr=11/16,10msビット同期ベリフィケーションステージが含まれる、第1のビット同期検出とベリフィケーションとの間のミスマッチがある場合にはタイムマークソフトメトリック値のリセットなし、タイムマーク検出についてTHR(Pfa=1e−3)、10000ラン,およびCNo=17dB−Hzに関する結果として生じるイベントのブレイクダウンを示す
Figure 2015180875
表4に図示されるように、ビット同期フォルスアラームレートは第1の検出のときには7%(ルーズなしきい値により通常より高い)、ベリフィケーション後には0.55%である。ほとんどのビット同期検出エラーが第1の検出時に+/−2ms内にあり、ベリフィケーション後+/−1ms内にある。
タイムマーク検出のフォルスアラームレートは、0.48%である。ほとんどの検出エラーは1msまたは2msであり、すなわち、10ms検出エラーによって引き起こされる。エラーのうち8%のみが10msより大きい(すなわち、真正のタイムマーク検出エラーである)。したがって、タイムマークのための有効なフォルスアラームレートは、0.48%*8%=4e−4である。
Pfa=le−3のターゲットフォルスアラームレートに対応するしきい値が選ばれ、そしてそれは理想的な10msビット同期という想定の下で導出されたということに留意されたい。このことは、10msビット同期エラーの存在下、タイムマーク検出のフォルスアラームレートがまだターゲット内にあり、明白な性能の損失がないということを図示する。特に、ビット同期エラーが小さいとき(1または2ms)、10msダンプのSNRはいまだに受諾可能であり、タイムマークがいまだに検出されることができる。さらに、ビット同期エラーが大きいときには、タイムマークは検出されることができず、フォルスアラームはない。
結果、リセットタイムマーク検出は、ビット同期ベリフィケーションが失敗するときにはリセットされる必要がない。一実施形態では、タイムマーク検出からの粗タイミング(10msの乗数)が保持されることができ、微細タイミングは、最新10msビット同期検出(0〜9ms)にしたがって調節されることができる。
フレーム/ストリング検出を提供する本発明の諸特徴は、ソフトウェアツールで実装されることができる。例えば、図1では、トラッキングブロック101とI&Dブロック103は、ハードウェアにおいて実装されるアナログフロントエンド(AFE)の一部として特徴づけられることができるが、これらの構成要素からのいくつかのブロックのダウンストリームはソフトウェアで実装されることができる(例えば、ビット抽出ブロック104/106およびバウンダリ検出ブロック105/107)。同様なハードウェア/ソフトウェア実装が、図9で図示されたGLONASSストリング同期検出システム900に使用されることができる。これらのソフトウェアブロックは、データストレージシステム、少なくとも1つの入力デバイス、および少なくとも1つの出力デバイスから、データおよび命令を受信するように、また、データストレージシステム、少なくとも1つの入力デバイス、および少なくとも1つの出力デバイスへデータおよび命令を送信するように、結合された少なくとも1つのプログラマブルプロセッサを含むプログラマブルシステム上で実行する1つまたは複数のコンピュータプログラムにおいて有利に実装されることができる。各コンピュータプログラムは、ハイレベルプロシージャルまたはオブジェクトオリエントプログラミング言語で、または、望まれる場合には、アセンブリまたは機械言語で実装されることができ、またいずれの場合において、言語はコンパイルまたは解釈言語であることができる。適切なプロセッサは、例えば、汎用マイクロプロセッサおよび専用マイクロプロセッサ、ならびに他のタイプのマイクロコントローラを含む。一般的に、プロセッサは、読み出し専用メモリおよび/またはランダムアクセスメモリから、命令およびデータを受信するであろう。一般的に、コンピュータは、データファイルを格納するための1つまたは複数のマスストレージデバイスを含み、このようなデバイスは、内部ハードディスクおよびリムーバブルディスク、光磁気ディスク、および光学ディスクのような磁気ディスクを含む。コンピュータプログラム命令およびデータを有形で具現化するのに適切なストレージデバイスは、すべての形式の不揮発性メモリを含み、例えば、EPROM、EEPROM(登録商標)、およびフラッシュメモリデバイスのような半導体メモリデバイス、内部ハードディスクおよびリムーバブルディスクのような磁気ディスク、磁気光学ディスクおよびCDROMディスクを含む。
ここにおいて説明される実施形態は、包括的であること、または、開示された正確な形に本発明を限定すること、を意図していない。そのため、多くの修正および変更が明らかであろう。従って、本発明の範囲は特許請求の範囲とその均等物によって定義されるということが意図される。
ここにおいて説明される実施形態は、包括的であること、または、開示された正確な形に本発明を限定すること、を意図していない。そのため、多くの修正および変更が明らかであろう。従って、本発明の範囲は特許請求の範囲とその均等物によって定義されるということが意図される。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
GPS信号のためのフレーム同期を提供する方法であって、前記方法は、
GPSビットに対してコヒーレントビット抽出を実行することと;
前記コヒーレントビット抽出のビットに基づいて、コヒーレントフレームバウンダリ検出を実行することと;
前記GPSビットに対してディファレンシャルビット抽出を実行することと;
前記ディファレンシャルビット抽出のビットに基づいて、ディファレンシャルフレームバウンダリ検出を実行することと、なお、ディファレンシャルフレームバウンダリ検出を実行すること、および、コヒーレントフレームバウンダリ検出を実行することは、同時に行なわれる;
前記フレーム同期を提供することと、なお、前記コヒーレントフレームバウンダリ検出および前記ディファレンシャルフレームバウンダリ検出のいずれかが先にフレームバウンダリを見つけると、そのフレームバウンダリは前記フレーム同期のために使用される;
を備える、方法。
[C2]
前記GPSビットに対して前記コヒーレントビット抽出を実行することは、第1のGPSサブフレームの第1のテレメトリ(TLM)ワードのプリアンブル、前記第1のTLMワードおよび第1のハンドオーバーワード(HOW)ワードのパリティビット、前記第1のHOWワードのタイム・オブ・ウィーク(TOW)、および前記第1のHOWワードのサブフレームIDビットを見つけることを含む、[C1]に記載の方法。
[C3]
前記コヒーレントフレームバウンダリ検出を実行することは、前記第1のTLMワードの前記パリティビットを使用して前記第1のTLMワードの有効性をチェックすることを含む、[C2]に記載の方法。
[C4]
前記コヒーレントフレームバウンダリ検出を実行することは、前記第1のHOWワードの前記パリティビットを使用して前記第1のHOWワードの有効性をチェックすることを含む、[C3]に記載の方法。
[C5]
前記コヒーレントフレームバウンダリ検出を実行することは、有効な第1のHOWワードが有効な第1のTLMワードに続くとき、TOW同期を宣言することを含む、[C4]に記載の方法。
[C6]
前記GPSビットに対して前記コヒーレントビット抽出を実行することは、第2のGPSサブフレームの第2のテレメトリ(TLM)ワードのプリアンブル、前記第2のGPSサブフレームの前記第2のTLMワードおよびHOWワードのパリティビット、前記第2のHOWワードのTOW、および前記第2のHOWワードのサブフレームIDビットを見つけることを含む、[C5]に記載の方法。
[C7]
前記コヒーレントフレームバウンダリ検出を実行することは、前記第2のTLMワードの前記パリティビットを使用して前記第2のTLMワードの有効性をチェックすることを含む、[C6]に記載の方法。
[C8]
前記コヒーレントフレームバウンダリ検出を実行することは、前記第2のHOWワードの前記パリティビットを使用して前記第2のHOWワードの有効性をチェックすることを含む、[C7]に記載の方法。
[C9]
前記コヒーレントフレームバウンダリ検出を実行することは、(1)有効な第2のHOWワードが有効な第2のTLMワードに続くとき、(2)第2のTOWが第1のTOW+1に等しいとき、(3)第2のサブフレームIDビットが第1のサブフレームIDビット+1に等しいとき、検出されたフレームバウンダリを宣言することを含む、[C8]に記載の方法。
[C10]
2つのワードが格納されたときのみコヒーレントおよびディファレンシャルバウンダリ検出を実行することを進めること、をさらに含む[C9]に記載の方法。
[C11]
前記2つのワードの最初に入ったGPSビットを削除すること、前記2つのワードの最後に入ったGPSビットとして新たなGPSビットを追加すること、GPSビットに対してコヒーレントおよびディファレンシャルビット抽出、ならびに、コヒーレントおよびディファレンシャルフレームバウンダリ検出を実行することを繰り返すこと、をさらに含む[C10]に記載の方法。
[C12]
前記GPSビットに対して前記ディファレンシャル抽出を実行することは、GPSサブフレームのテレメトリ(TLM)ワードのプリアンブル、および、ハンドオーバーワード(HOW)ワードのタイム・オブ・ウィーク(STOW)の限定された数の最上位ビット(MSB)を見つけることを含む、[C1]に記載の方法。
[C13]
前記ディファレンシャルフレームバウンダリ検出を実行することは、
前記プリアンブルを使用して、前記TLMワードを識別すること、
を含む、[C12]に記載の方法。
[C14]
前記ディファレンシャルフレームバウンダリ検出を実行することは、限定された数のサバイバーパスをセーブすることを含み、サバイバーパスは、前記フレームバウンダリの最も起こりうるロケーションである、[C13]に記載の方法。
[C15]
前記限定された数のサバイバーパスは、起こりうる300ロケーションのうちの10〜12ロケーションである、[C14]に記載の方法。
[C16]
複数のTLMワードおよびHOWワードを使用して前記ディファレンシャルフレームバウンダリ検出を実行すること、および、前記フレームバウンダリの最も起こりうるロケーションを反映するために前記サバイバーパスを更新すること、をさらに含む[C14]に記載の方法。
[C17]
TLMワードは前記プリアンブルを使用して識別されるたびにメトリックに+1を追加すること、をさらに含む[C16]に記載の方法。
[C18]
最後のSTOWの値を格納し、現在のSTOWが最後のSTOWに等しいときにSTOWフラグをONに設定すること、をさらに含む[C17]に記載の方法。
[C19]
前記ディファレンシャルフレームバウンダリ検出を実行することは、(1)前記メトリックがしきい値以上であり、前記STOWフラグがONに設定されるとき、検出されたフレームバウンダリを宣言することを含む、[C18]に記載の方法。
[C20]
前記しきい値は時間の関数である、[C19]に記載の方法。
[C21]
前記しきい値は、10ms毎に「1」だけ増加する、[C20]に記載の方法。
[C22]
GLONASS信号のためのストリング同期を提供する方法であって、前記方法は、
GLONASSビットに対してコヒーレントビット抽出を実行することと;
前記コヒーレントビット抽出のビットに基づいて、コヒーレントストリングバウンダリ検出を実行することと;
前記GLONASSビットに対してディファレンシャルビット抽出を実行することと;
前記ディファレンシャルビット抽出のビットに基づいてディファレンシャルストリングバウンダリ検出を実行することと、なお、ディファレンシャルストリングバウンダリ検出を実行することとコヒーレントストリングバウンダリ検出を実行することは同時に行われる;
前記ストリング同期を提供することと、なお、前記コヒーレントストリングバウンダリ検出および前記ディファレンシャルストリングバウンダリ検出のいずれかが先にストリングバウンダリを見つけると、そのストリングバウンダリは前記ストリング同期のために使用される;
を備える方法。
[C23]
前記GLONASSビットに対してコヒーレントビット抽出を実行することは、10ms毎に30ビットを抽出することを含む、[C22]に記載の方法。
[C24]
コヒーレントストリングバウンダリ検出を実行することは、ビットフリップすることなく、前記30ビットをGLONASSのタイムマークと相関することを含む、[C23]に記載の方法。
[C25]
コヒーレントストリングバウンダリ検出を実行することは、相関出力値毎にメトリックを割り当てることをさらに含む、[C24]に記載の方法。
[C26]
コヒーレントストリングバウンダリ検出を実行することは、2秒毎に各ビットロケーションのための前記メトリックを蓄積することをさらに含む、[C25]に記載の方法。
[C27]
コヒーレントストリングバウンダリ検出を実行することは、最も高い蓄積されたメトリックに基づいて限定された数のサバイバーパスを識別することをさらに含む、[C26]に記載の方法。
[C28]
前記限定された数のサバイバーパスは8である、[C27]に記載の方法。
[C29]
コヒーレントストリングバウンダリ検出を実行することは、各抽出されたシーケンスの必要に応じて、前記サバイバーパスを更新することをさらに含む、[C27]に記載の方法。
[C30]
コヒーレントストリングバウンダリ検出を実行することは、蓄積されたメトリックのセットがしきい値以上であるかを決定し、そうである場合には、タイムマークバウンダリ検出を宣言すること、をさらに含み、タイムマークバウンダリ検出は、前記ストリング同期を提供する、[C29]に記載の方法。
[C31]
前記GLONASSビットに対してディファレンシャルビット抽出を実行することは、10ms毎に30ビットを抽出することを含む、[C22]に記載の方法。
[C32]
ディファレンシャルストリングバウンダリ検出を実行することは、ビットフリップを用いて、前記30ビットをGLONASSのタイムマークと相関することを含む、[C31]に記載の方法。
[C33]
ディファレンシャルストリングバウンダリ検出を実行することは、相関出力値毎にメトリックを割り当てることをさらに含む、[C32]に記載の方法。
[C34]
ディファレンシャルストリングバウンダリ検出を実行することは、2秒毎に各ビットロケーションのための前記メトリックを蓄積することをさらに含む、[C33]に記載の方法。
[C35]
ディファレンシャルストリングバウンダリ検出を実行することは、最も高い蓄積されたメトリックに基づいて限定された数のサバイバーパスを識別することをさらに含む、[C34]に記載の方法。
[C36]
前記限定された数のサバイバーパスは8である、[C35]に記載の方法。
[C37]
ディファレンシャルストリングバウンダリ検出を実行することは、各抽出されたシーケンスの必要に応じて、前記サバイバーパスを更新することをさらに含む、[C35]に記載の方法。
[C38]
ディファレンシャルストリングバウンダリ検出を実行することは、蓄積されたメトリックのセットがしきい値以上であるかを決定し、そうである場合には、タイムマークバウンダリ検出を宣言すること、をさらに含み、タイムマークバウンダリ検出は、前記ストリング同期を提供する、[C37]に記載の方法。

Claims (38)

  1. GPS信号のためのフレーム同期を提供する方法であって、前記方法は、
    GPSビットに対してコヒーレントビット抽出を実行することと;
    前記コヒーレントビット抽出のビットに基づいて、コヒーレントフレームバウンダリ検出を実行することと;
    前記GPSビットに対してディファレンシャルビット抽出を実行することと;
    前記ディファレンシャルビット抽出のビットに基づいて、ディファレンシャルフレームバウンダリ検出を実行することと、なお、ディファレンシャルフレームバウンダリ検出を実行すること、および、コヒーレントフレームバウンダリ検出を実行することは、同時に行なわれる;
    前記フレーム同期を提供することと、なお、前記コヒーレントフレームバウンダリ検出および前記ディファレンシャルフレームバウンダリ検出のいずれかが先にフレームバウンダリを見つけると、そのフレームバウンダリは前記フレーム同期のために使用される;
    を備える、方法。
  2. 前記GPSビットに対して前記コヒーレントビット抽出を実行することは、第1のGPSサブフレームの第1のテレメトリ(TLM)ワードのプリアンブル、前記第1のTLMワードおよび第1のハンドオーバーワード(HOW)ワードのパリティビット、前記第1のHOWワードのタイム・オブ・ウィーク(TOW)、および前記第1のHOWワードのサブフレームIDビットを見つけることを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記コヒーレントフレームバウンダリ検出を実行することは、前記第1のTLMワードの前記パリティビットを使用して前記第1のTLMワードの有効性をチェックすることを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記コヒーレントフレームバウンダリ検出を実行することは、前記第1のHOWワードの前記パリティビットを使用して前記第1のHOWワードの有効性をチェックすることを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記コヒーレントフレームバウンダリ検出を実行することは、有効な第1のHOWワードが有効な第1のTLMワードに続くとき、TOW同期を宣言することを含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記GPSビットに対して前記コヒーレントビット抽出を実行することは、第2のGPSサブフレームの第2のテレメトリ(TLM)ワードのプリアンブル、前記第2のGPSサブフレームの前記第2のTLMワードおよびHOWワードのパリティビット、前記第2のHOWワードのTOW、および前記第2のHOWワードのサブフレームIDビットを見つけることを含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記コヒーレントフレームバウンダリ検出を実行することは、前記第2のTLMワードの前記パリティビットを使用して前記第2のTLMワードの有効性をチェックすることを含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記コヒーレントフレームバウンダリ検出を実行することは、前記第2のHOWワードの前記パリティビットを使用して前記第2のHOWワードの有効性をチェックすることを含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記コヒーレントフレームバウンダリ検出を実行することは、(1)有効な第2のHOWワードが有効な第2のTLMワードに続くとき、(2)第2のTOWが第1のTOW+1に等しいとき、(3)第2のサブフレームIDビットが第1のサブフレームIDビット+1に等しいとき、検出されたフレームバウンダリを宣言することを含む、請求項8に記載の方法。
  10. 2つのワードが格納されたときのみコヒーレントおよびディファレンシャルバウンダリ検出を実行することを進めること、をさらに含む請求項9に記載の方法。
  11. 前記2つのワードの最初に入ったGPSビットを削除すること、前記2つのワードの最後に入ったGPSビットとして新たなGPSビットを追加すること、GPSビットに対してコヒーレントおよびディファレンシャルビット抽出、ならびに、コヒーレントおよびディファレンシャルフレームバウンダリ検出を実行することを繰り返すこと、をさらに含む請求項10に記載の方法。
  12. 前記GPSビットに対して前記ディファレンシャル抽出を実行することは、GPSサブフレームのテレメトリ(TLM)ワードのプリアンブル、および、ハンドオーバーワード(HOW)ワードのタイム・オブ・ウィーク(STOW)の限定された数の最上位ビット(MSB)を見つけることを含む、請求項1に記載の方法。
  13. 前記ディファレンシャルフレームバウンダリ検出を実行することは、
    前記プリアンブルを使用して、前記TLMワードを識別すること、
    を含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記ディファレンシャルフレームバウンダリ検出を実行することは、限定された数のサバイバーパスをセーブすることを含み、サバイバーパスは、前記フレームバウンダリの最も起こりうるロケーションである、請求項13に記載の方法。
  15. 前記限定された数のサバイバーパスは、起こりうる300ロケーションのうちの10〜12ロケーションである、請求項14に記載の方法。
  16. 複数のTLMワードおよびHOWワードを使用して前記ディファレンシャルフレームバウンダリ検出を実行すること、および、前記フレームバウンダリの最も起こりうるロケーションを反映するために前記サバイバーパスを更新すること、をさらに含む請求項14に記載の方法。
  17. TLMワードは前記プリアンブルを使用して識別されるたびにメトリックに+1を追加すること、をさらに含む請求項16に記載の方法。
  18. 最後のSTOWの値を格納し、現在のSTOWが最後のSTOWに等しいときにSTOWフラグをONに設定すること、をさらに含む請求項17に記載の方法。
  19. 前記ディファレンシャルフレームバウンダリ検出を実行することは、(1)前記メトリックがしきい値以上であり、前記STOWフラグがONに設定されるとき、検出されたフレームバウンダリを宣言することを含む、請求項18に記載の方法。
  20. 前記しきい値は時間の関数である、請求項19に記載の方法。
  21. 前記しきい値は、10ms毎に「1」だけ増加する、請求項20に記載の方法。
  22. GLONASS信号のためのストリング同期を提供する方法であって、前記方法は、
    GLONASSビットに対してコヒーレントビット抽出を実行することと;
    前記コヒーレントビット抽出のビットに基づいて、コヒーレントストリングバウンダリ検出を実行することと;
    前記GLONASSビットに対してディファレンシャルビット抽出を実行することと;
    前記ディファレンシャルビット抽出のビットに基づいてディファレンシャルストリングバウンダリ検出を実行することと、なお、ディファレンシャルストリングバウンダリ検出を実行することとコヒーレントストリングバウンダリ検出を実行することは同時に行われる;
    前記ストリング同期を提供することと、なお、前記コヒーレントストリングバウンダリ検出および前記ディファレンシャルストリングバウンダリ検出のいずれかが先にストリングバウンダリを見つけると、そのストリングバウンダリは前記ストリング同期のために使用される;
    を備える方法。
  23. 前記GLONASSビットに対してコヒーレントビット抽出を実行することは、10ms毎に30ビットを抽出することを含む、請求項22に記載の方法。
  24. コヒーレントストリングバウンダリ検出を実行することは、ビットフリップすることなく、前記30ビットをGLONASSのタイムマークと相関することを含む、請求項23に記載の方法。
  25. コヒーレントストリングバウンダリ検出を実行することは、相関出力値毎にメトリックを割り当てることをさらに含む、請求項24に記載の方法。
  26. コヒーレントストリングバウンダリ検出を実行することは、2秒毎に各ビットロケーションのための前記メトリックを蓄積することをさらに含む、請求項25に記載の方法。
  27. コヒーレントストリングバウンダリ検出を実行することは、最も高い蓄積されたメトリックに基づいて限定された数のサバイバーパスを識別することをさらに含む、請求項26に記載の方法。
  28. 前記限定された数のサバイバーパスは8である、請求項27に記載の方法。
  29. コヒーレントストリングバウンダリ検出を実行することは、各抽出されたシーケンスの必要に応じて、前記サバイバーパスを更新することをさらに含む、請求項27に記載の方法。
  30. コヒーレントストリングバウンダリ検出を実行することは、蓄積されたメトリックのセットがしきい値以上であるかを決定し、そうである場合には、タイムマークバウンダリ検出を宣言すること、をさらに含み、タイムマークバウンダリ検出は、前記ストリング同期を提供する、請求項29に記載の方法。
  31. 前記GLONASSビットに対してディファレンシャルビット抽出を実行することは、10ms毎に30ビットを抽出することを含む、請求項22に記載の方法。
  32. ディファレンシャルストリングバウンダリ検出を実行することは、ビットフリップを用いて、前記30ビットをGLONASSのタイムマークと相関することを含む、請求項31に記載の方法。
  33. ディファレンシャルストリングバウンダリ検出を実行することは、相関出力値毎にメトリックを割り当てることをさらに含む、請求項32に記載の方法。
  34. ディファレンシャルストリングバウンダリ検出を実行することは、2秒毎に各ビットロケーションのための前記メトリックを蓄積することをさらに含む、請求項33に記載の方法。
  35. ディファレンシャルストリングバウンダリ検出を実行することは、最も高い蓄積されたメトリックに基づいて限定された数のサバイバーパスを識別することをさらに含む、請求項34に記載の方法。
  36. 前記限定された数のサバイバーパスは8である、請求項35に記載の方法。
  37. ディファレンシャルストリングバウンダリ検出を実行することは、各抽出されたシーケンスの必要に応じて、前記サバイバーパスを更新することをさらに含む、請求項35に記載の方法。
  38. ディファレンシャルストリングバウンダリ検出を実行することは、蓄積されたメトリックのセットがしきい値以上であるかを決定し、そうである場合には、タイムマークバウンダリ検出を宣言すること、をさらに含み、タイムマークバウンダリ検出は、前記ストリング同期を提供する、請求項37に記載の方法。
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