JP2015177818A - 放射線治療装置 - Google Patents

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【課題】X線撮影から患者の患部を探索する際に、X線照射位置の設定において高い自由度を実現する放射線治療装置を提供する。
【解決手段】放射線治療装置10は、治療スペース11内に設定された治療台12上の患者13に対して粒子線ビーム14を出力するビーム出力部15と粒子線ビーム14をビーム出力部15に案内するビーム輸送系16とが設けられた本体胴17と、本体胴17を支持して、任意の回転角度に本体胴17を回転させる回転ローラと、本体胴17の半径方向に本体胴17を貫通して設けられるとともに、患者13にX線を照射するX線管19が内装されたX線管ケーシング20(20a、20b)と、を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明の実施形態は、患者の患部に粒子線ビームを照射して治療を行う放射線治療装置に関する。
従来から、放射線を患者の患部(癌などの腫瘍)に照射して治療を行なう放射線治療が知られている。近年、特に、放射線として重粒子線等の加速粒子線(粒子線ビーム)を用いる粒子線治療技術が注目されている。そして、この粒子線治療技術では、大型回転機構(以下、回転ガントリーと称す)を有する治療装置が広く利用されている。
この治療装置は、回転ガントリーを構成する本体胴の内部に形成される治療スペースに治療台を挿入して、治療台の上に横たわる患者に対して粒子線ビームを照射し患部を治療するものである。粒子線ビームの照射装置が搭載された本体胴を回転させることで、任意角度からのビーム照射が可能となる。
ところで、様々な大きさと形状、さらには深さも異なる患者の患部に粒子線ビームを正確に照射するためには、患者患部の探索、ビームを照射する照射ポートの位置決め、及び照射ポートに対する患部の位置合わせを正確に実施することが重要となる。
このため、粒子線治療を実施する際には、治療スペース内に設定されたX線管からX線を照射し、撮影されたX線写真から患者患部の探索、特定を行う。そして、照射ポートの位置設定及び患者の精密な位置決めを行なった後に、患部に対して粒子線ビームの照射を行う(例えば、特許文献1)。
特開2000−288102号公報
上述のように、回転ガントリーを有する粒子線治療装置では、粒子線ビームの照射前に、治療スペース内に設定されたX線管からX線を照射し、撮影されたX線写真から患者患部の探索が行われる。
しかし、本体胴内部の限られた空間内にX線管を設定しなければならないため、患者とX線管との間の距離を大きくとることができず、X線を照射する位置の設定は自由度が低いものであった。このため、患部の探索は患者の身体に対して狭い範囲に制限されるという課題があった。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、X線撮影から患者の患部を探索する際に、X線照射位置の設定において高い自由度を実現する放射線治療装置を提供することを目的とする。
本実施形態の放射線治療装置は、治療スペース内に設定された治療台上の患者に対して粒子線ビームを出力するビーム出力ポートと前記粒子線ビームを前記ビーム出力ポートに案内するビーム輸送系とが設けられた本体胴と、前記本体胴を支持して、任意の回転角度に前記本体胴を回転させる回転ローラと、前記本体胴の半径方向に前記本体胴を貫通して設けられるとともに、X線を照射するX線管が内装されたX線管ケーシングと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、X線撮影から患者の患部を探索する際に、X線照射位置の設定において高い自由度を実現する放射線治療装置が提供される。
第一実施形態に係る放射線治療装置の構成を示す斜視図。 第一実施形態に係る放射線治療装置の構成を示すX−Y断面図。 (A)X線管がX線管ケーシング内部に格納された状態を示す図、(B)第2駆動機構の動作によりX線管が送り出されて、X線を患者に近接して照射する状態を示す図。 第二実施形態に係る放射線治療装置の構成を示す斜視図。 第二実施形態に係る放射線治療装置の構成を示すX−Y断面図。 (A)移動床、ガイドレール及びX線管ケーシングの接続構成の一例を示す部分拡大図(X−Y断面)、(B)移動床に形成された貫通孔の一例を示す部分拡大図。 (A)本体胴が反時計回りに45°回転した場合における移動床の移動状態を示す図、(B)本体胴が反時計回りに90°回転した場合における移動床の移動状態を示す図。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
(第一実施形態)
図1は、第一実施形態に係る放射線治療装置10の斜視図を示し、図2はそのX−Y断面図を示している。
放射線治療装置10は、治療スペース11内に設定された治療台12上の患者13に対して粒子線ビーム14を出力するビーム出力部15と粒子線ビーム14をビーム出力部15に案内するビーム輸送系16とが設けられた本体胴17と、本体胴17を支持して、任意の回転角度に本体胴17を回転させる回転ローラ18と、本体胴17の半径方向に本体胴17を貫通して設けられるとともに、X線を照射するX線管19が内装されたX線管ケーシング20(20a、20b)と、を備える。
本体胴17は、内側に治療スペース11が形成される円筒型の形状を有している。患者13を横臥させた治療台12は、本体胴17の外部から挿入される移動アーム29により治療スペース11内の所望する位置及び方向に設定される。なお、移動アーム29は、放射線治療装置10が設置される建屋内の構造物、例えば架台(図示省略)等に固定される。
本体胴17には、粒子線ビーム14を治療スペース11内の患者13に対して出力するビーム出力部15と粒子線ビーム14をビーム出力部15に案内するビーム輸送系16とが一体回転するように設けられている。
粒子線ビーム14は、イオン源(図示省略)で発生したイオン(重粒子あるいは陽子イオン)を直線加速器で加速して、さらに円形加速器に入射して設定エネルギーまでに高めることにより出力される。そして、粒子線ビーム14は、本体胴17の回転軸(Z軸)方向からビーム輸送系16を介して入射して、ビーム輸送系16に搭載されたビーム用電磁石(図示省略)によって軌道が偏向されて、ビーム出力部15に導かれる。
回転ローラ18は、本体胴17の両縁端に外接して複数設けられ、本体胴17の重量を支持する。そして、回転ローラ18は、その回転駆動により本体胴17を回転軸(Z軸)周りに回転させる。回転ローラ18の回転量を制御することにより、本体胴17の回転角度を任意に設定することが可能となり、患者13に対して任意角度からのビーム出力が可能となる。
ケーシング挿入管22は、円筒型の形状を有し、その内部にX線管ケーシング20を内装している。ケーシング挿入管22は、本体胴17の半径方向に形成された貫通孔に挿入され、本体胴17に固定して設置される。
本体胴17の半径方向に固定されたケーシング挿入管22内にX線管ケーシング20を設けることで、X線管ケーシング20は本体胴17と一体回転する。これにより、患者13に対して任意角度からのX線照射が可能となる。
ケーシング挿入管22は、X線管ケーシング20を本体胴17の半径方向に沿って駆動させる第1駆動機構25を備えている。
第1駆動機構25は、第1モータ23、円筒状のボールねじ等で構成された第1駆動軸24を備えている。そして、第1駆動軸24の一端は第1モータ23に直結されており、他端はX線管ケーシング20の底部に接続されている。
第1駆動機構25は、第1モータ23による回転運動を、第1駆動軸24を介して直線運動に変換して、X線管ケーシング20を本体胴17の半径方向に沿って駆動させる。これにより、本体胴17内部に挿入するX線管ケーシング20の長さを調整することが可能となる。
患者13に対してX線管19からX線を近接して照射する際には、X線管ケーシング20bのように本体胴17内に深く挿入する。一方、患者13から距離を置いてX線を照射する際には、X線管ケーシング20aのようにX線管ケーシング20を本体胴17内に浅めに挿入する。
このように、X線管ケーシング20と患者13との距離を調整可能とすることで、X線を照射する位置設定の自由度が広がり、患者13の身体に対して広い範囲での患部探索が可能となる。
なお、第1駆動機構25は、第1モータ23及び第1駆動軸24に代えて、油圧あるいは空圧シリンダー等を用いてX線管ケーシング20を駆動させる構成として良く、X線管ケーシング20を本体胴17の半径方向に沿って駆動させる機構であれば、第1モータ23及び第1駆動軸24を用いる構成に特に限定されない。
X線管ケーシング20は、円筒型の形状を有し、その内部に患者13の患部、あるいは腫瘍位置特定に使用する患者13の骨格を撮影するためのX線を照射するX線管19を内装している。
X線管ケーシング20は、X線管19を本体胴17の半径方向に沿って駆動させる第2駆動機構28を備えている。
第2駆動機構28は、第2モータ26、第1駆動軸24と同軸上に形成された第2駆動軸27を備えている。第2駆動軸27は、第1駆動軸24と同様に、ボールねじ等で構成する。そして、第2駆動軸27の一端は第2モータ26に直結されており、他端はX線管19の底部に接続されている。
なお、第2駆動軸27は、第1駆動軸24との干渉を避けるため、第1駆動軸24より内径が小さく設定され、駆動時には円筒状の第1駆動軸24内部を貫通して動作する。
第2駆動機構28は、第2モータ26による回転運動を、第2駆動軸27を介して直線運動に変換して、X線管19を本体胴17の半径方向に沿って駆動させる。これにより、X線管ケーシング20から本体胴17の中心方向に送り出されるX線管19の長さを調整することが可能となる。
図3は、X線管ケーシング20に内装されるX線管19の動作を示している。
X線管19は、患部探索のためX線を照射する場合以外は、X線管ケーシング20内部に収納される(図3(A))。
一方、X線を照射する場合には、第2駆動機構28によって本体胴17の半径方向に沿って駆動されて、X線管ケーシング20先端から送り出される。
患者13に対して近接してX線を照射する際には、X線管19の先端が患者13に近づくようにX線管19は本体胴17の中心方向にさらに送り出される(図3(B))。
このように、X線管ケーシング20から送り出されるX線管19の位置を調整可能とすることにより、X線照射位置をより細かく設定することが可能となる。また、照射時以外はX線管19をX線管ケーシング20内に収納することで、他の機器との接触等によるX線管19の破損を防止できる。
第2駆動機構28は、第2モータ26及び第2駆動軸27に代えて、油圧あるいは空圧シリンダー等を用いてX線管19を駆動させる構成としても良く、X線管19を本体胴17の半径方向に沿って駆動させる機構であれば、第2モータ26及び第2駆動軸27を用いる構成に特に限定されない。
なお、放射線治療装置10は、第1駆動機構25及び第2駆動機構28のうち少なくとも一方を設けない構成としても良く、もしくは、ケーシング挿入管22を省略してX線管ケーシング20が本体胴17に直接固定して設けられる構成としても良い。
図2に戻って説明を続ける。
X線検出部21は、X線管19から照射されるX線を検出するものであり、X線管19に対向する位置に設けられており、一端は開放されて、他端はビーム出力部15に接続されている。
そして、X線検出部21は、基端38(ビーム出力部15との接続部分)を軸として、回動可能にビーム出力部15に接続される。ビーム出力部15は、X線検出部21が回動した際に干渉しないように湾曲して形成されている。
X線検出部21は、X線が照射される際には、基端38を軸に回動して、X線の照射方向と直交方向に設定される(図中実線)。一方、本体胴17の回転時には、患者13から遠ざかる方向に基端38を軸に回転して、患者13と干渉しない位置に設定される(図中破線)。
このように、X線検出部21が基端38を軸に回動することにより、本体胴17が回転する際に、X線検出部21と患者13との接触を防止することができる。
なお、図2では、X線管ケーシング20a、20bの2つで構成しているが、単一のX線管ケーシング20で構成しても良く、また本体胴17の半径方向にX線管ケーシング20をさらに追加する構成としても良い。
X線管ケーシング20を複数配置することで、他方向から同時にX線を照射できるため、患部探索に必要なX線画像が多く取得できる。これにより、患部位置を早期かつ正確に把握可能となる。
また、治療台12は、X線を透過しやすい材質、例えばアルミ等により構成することが望ましい。これにより、撮影されたX線画像がより鮮明になり、患部の特定をより正確に行うことができる。
(第二実施形態)
図4は、第二実施形態に係る放射線治療装置10の斜視図を示し、図5はそのX−Y断面図を示している。なお、第一実施形態と重複する構成、動作について説明を省略する。また、図1及び図2で示したX線管19、第1駆動機構25等の一部の構成を省略して図示している。
第一実施形態と異なる点は、本体胴17の内側に設けられ、水平面を有するD字型のガイドレール30(30a、30b)と、複数の縦長板34が連結して形成され、ガイドレール30に沿って移動可能な移動床32と、をさらに備え、移動床32とX線管ケーシング20(20a、20b)とが軸支されている点にある。
このように、移動床32とX線管ケーシング20とを軸支させることで、本体胴17の回転に伴いX線管ケーシング20が一体回転する際に、移動床32がX線管ケーシング20に牽引されガイドレール30に沿って移動することができる。
ガイドレール30は、本体胴17の内側にD字型のレールを形成しており、上部は本体胴17の内周に沿って形成され、下部は治療台12に平行な水平面が形成されている。ガイドレール30は、本体胴17の上流側、下流側に2つ設けられ、移動床32を支持している。
ガイドレール30は、ガイドレール支持部材31を介して、本体胴17内部に挿入されて支持される。なお、ガイドレール30aは本体胴17の下流側からガイドレール支持部材31を介して支持され、ガイドレール30bは本体胴17の上流側からガイドレール支持部材31を介して支持される。なお、ガイドレール支持部材31は、本体胴17外部の建屋構造物、例えば架台等に固定される。
ガイドレール30は、ガイドレール支持部材31を介して本体胴17の外部から支持されるため、本体胴17が回転した場合であっても、その位置は変位しない。なお、ガイドレール30は、回転移動するビーム出力部15及びX線管ケーシング20と干渉しない位置に配置する必要がある。
図6(A)は、ガイドレール30、移動床32、及びX線管ケーシング20の接続構成を示す部分拡大図(X−Y断面)である。
移動床32は、複数の縦長板34が連結リング33を介して連結され、屈曲可能な一枚の板を形成する。そして、移動床32は、ガイドレール30上に、縦長板34の長手方向と直交する方向にレールに沿って移動可能に設置される。移動床32をガイドレール30上に設置する構成として、例えばガイドレール30を凸型に移動床32を凹型にして互いに係合させる構成等が考えられる。
X線管ケーシング20は、ピン等の軸支部材により軸支点35で移動床32と軸支される。なお、本体胴17と一体回転するX線管ケーシング20と移動床32との干渉を避けるため、X線管ケーシング20の先端部分を鋭角にして、この鋭角部分と移動床32とが軸支される構成が望ましい。
図6(B)は、移動床32に形成された貫通孔36の一例を示す部分拡大図(X−Z面)である。
貫通孔36は、ガイドレール30aとガイドレール30bとの間の位置で、移動床32の一部がくり抜かれて形成される。そして、移動床32の貫通部分とX線管ケーシング20とが軸支点35で軸支される。X線管19は、貫通孔36を介して移動床32上に出入り可能となる。
この貫通孔36により、移動床32が形成されている場合であっても、X線管19は移動床32と干渉すること無く、患者13に対してX線の近接照射ができる。
なお、移動床32をX線が透過しやすい材質、例えばアルミ等により構成することにより、移動床32に貫通孔36を形成しない構成であっても、患者13に対してX線の近接照射は可能となる。
図7は、移動床32の移動状態の一例を示す図であり、(A)本体胴17が反時計回りに45°回転した場合、(B)90°回転した場合を示している。
本体胴17の回転に伴いX線管ケーシング20が回転した場合、移動床32は軸支されているX線管ケーシング20に牽引されてガイドレール30上を移動する。なお、回転時に、X線管ケーシング20は本体胴17内への挿入長さが調整される必要があるが、軸支点35が起点となり挿入長さが第1駆動機構25(図2)により調整される。
このように、本体胴17が回転した場合であっても、作業員37のアクセスを可能とする水平床が本体胴17内部に形成できる。また、X線管ケーシング20を利用して移動床32を牽引させるため、モータ等の新たな駆動機構を備えることなく移動床32を本体胴17内部で移動させることができる。
また、図7に示すように、移動床32を隣り合う縦長板34同士が脱着可能な構成とすることで、移動床32はよりスムーズにガイドレール30上を移動可能とすることができる。
以上述べた各放射線治療装置によれば、本体胴の半径方向にX線管が内装されたX線管ケーシングを本体胴に貫通させて設けることにより、X線撮影から患者の患部を探索する際に、X線照射位置の設定において高い自由度を実現する放射線治療装置を実現することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…放射線治療装置、11…治療スペース、12…治療台、13…患者、14…粒子線ビーム、15…ビーム出力部、16…ビーム輸送系、17…本体胴、18…回転ローラ、19…X線管、20(20a、20b)…X線管ケーシング、21…X線検出部、22…ケーシング挿入管、23…第1モータ、24…第1駆動軸、25…第1駆動機構、26…第2モータ、27…第2駆動軸、28…第2駆動機構、29…移動アーム、30(30a、30b)…ガイドレール、31…ガイドレール支持部材、32…移動床、33…連結リング、34…縦長板、35…軸支点、36…貫通孔、37…作業員、38…基端。

Claims (6)

  1. 治療スペース内に設定された治療台の患者に対して粒子線ビームを出力するビーム出力ポートと前記粒子線ビームを前記ビーム出力ポートに案内するビーム輸送系とが設けられた本体胴と、
    前記本体胴を支持して、任意の回転角度に前記本体胴を回転させる回転ローラと、
    前記本体胴の半径方向に前記本体胴を貫通して設けられるとともに、X線を照射するX線管が内装されたX線管ケーシングと、を備えること特徴とする放射線治療装置。
  2. 前記X線管ケーシングを前記本体胴の半径方向に沿って駆動させる第1駆動機構を備えることを特徴とする請求項1に記載の放射線治療装置。
  3. 前記X線管を前記本体胴の半径方向に沿って駆動させる第2駆動機構を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の放射線治療装置。
  4. 前記ビーム出力ポートは、X線管と対向する位置で前記患者に照射された前記X線を検出するX線検出部が接続されて、
    前記X線検出部は、基端を軸に回動可能なことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の放射線治療装置。
  5. 前記本体胴の内側に設けられ、水平面を有するD字型のガイドレールと、
    複数の縦長板が連結して形成され、前記ガイドレールに沿って移動可能な移動床と、をさらに備え、
    前記移動床と前記X線管ケーシングとが軸支されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の放射線治療装置。
  6. 前記移動床には、前記X線管ケーシングに内装された前記X線管が出入り可能な貫通孔が設けられることを特徴とする請求項5に記載の放射線治療装置。
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