JP2015177630A - 電動機の組み立て方法および電動機組み立て用の芯出し治具 - Google Patents
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Abstract
Description
図1の符号1は有底円筒状のケースであり、このケース1の内部に、ステータ2と図示せぬロータが収容される。同図のケース1は、底部11を下にし、開口部12を上にして軸線方向を鉛直方向に沿った状態として、例えば所定の組み立て基台に固定されている。ケース1の内部には、底部11に取り付けられたベアリング15を介して、鉛直方向に延びるモータシャフト3が回転可能に支持されている。モータシャフト3は中空の円管状に形成されており、下端部に、伝達ギヤ311が形成された大径部31を有している。
芯出し治具4は、モータシャフト3に、着脱自在、かつ同心状に装着される芯出しシャフト5と、芯出しシャフト5に摺動自在に挿通され、芯出しシャフト5の軸方向に沿ってモータシャフト3に対し進退自在、すなわち上下動自在に支持された移動部材6と、芯出しシャフト5の上端部に支持され、移動部材6を芯出しシャフト5に対して上下動自在に吊り下げ支持し、かつ移動部材6を上下に駆動する吊り下げ支持部7と、移動部材6に設けられ、移動部材6のモータシャフト3方向への進出時、すなわち下降時にモータシャフト3の径方向に拡がってステータ2のコア21の内周面211に作用することでステータ2をモータシャフト3と同心状に位置決めする拡開機構8と、ケース1の開口縁121に着脱自在に載置される載置板(載置部)9とを備えている。
以下、上記芯出し治具4を用いてケース1内にステータ2を組み込んで固定する組み立て方法を説明する。
上記一実施形態によれば、芯出し治具4を用いて、モータシャフト3を基準としてステータ2をケース1内に位置決めすることができる。このため、ケース1に対するステータ2の同心度を高精度で設定することができ、モータシャフト3の軸支部を基準としてステータ2を位置決めした場合と比べると製品精度を向上させることができる。
2…ステータ
211…ステータの内周面
3…モータシャフト
4…芯出し治具、
5…芯出しシャフト
6…移動部材
8…拡開機構
84…チャック部材(当接手段)
9…載置板(載置部)
Claims (6)
- ケースの内部に円筒状のステータを収容する電動機の組み立て方法であって、
前記ケースの内部に、モータシャフトを回転可能に支持する工程と、
前記ケースの内部に、前記モータシャフトを囲繞する状態に前記ステータを仮置きする工程と、
拡開機構を有する芯出し治具を前記モータシャフトを基準としてセットして、該拡開機構を前記ステータの内部に収容する工程と、
前記拡開機構を前記ステータの内周面に作用させることで、該ステータを前記モータシャフトと同心状に位置決めする工程と、
前記モータシャフトと同心状に位置決めした前記ステータを前記ケースに固定する工程と、
を備えることを特徴とする電動機の組み立て方法。 - 前記芯出し治具に載置部を設け、該載置部を前記ケースに着脱自在に載置することで該芯出し治具を前記モータシャフトを基準としてセットすることを特徴とする請求項1に記載の電動機の組み立て方法。
- ケースの内部に支持されたモータシャフトに着脱自在に取り付けられ、該ケースの内部に該モータシャフトを囲繞して仮置きされるステータを、該モータシャフトと同心状に位置決めする電動機組み立て用の芯出し治具であって、
前記モータシャフトに、着脱自在、かつ同心状に装着される芯出しシャフトと、
該芯出しシャフトに、該芯出しシャフトの軸方向に沿って前記モータシャフトに対し進退自在に支持された移動部材と、
該移動部材に取り付けられ、該移動部材の前記モータシャフト方向への進出時に該モータシャフトの径方向に拡がって前記ステータの内周面に作用することで、該ステータを前記モータシャフトと同心状に位置決めする拡開機構と、
を備えることを特徴とする電動機組み立て用の芯出し治具。 - 前記芯出しシャフトに、前記ケースに着脱自在に載置される載置部が取り付けられ、
該芯出しシャフトが、前記モータシャフトへの装着部と、前記ケースに載置される該載置部により支持されること
を特徴とする請求項3に記載の電動機組み立て用の芯出し治具。 - 前記拡開機構は、前記移動部材が前記モータシャフトに対して進退するに伴って、該モータシャフトの径方向に開いたり閉じたりし、開く動作で前記ステータの内周面に当接する当接手段を有すること
を特徴とする請求項3または4に記載の電動機組み立て用の芯出し治具。 - 前記当接手段は、前記芯出しシャフトの周囲に配設される複数のチャック部材を有し、これらチャック部材が前記移動部材の進退に伴って前記ステータの内周面に向かって互いに同期して進退すること
を特徴とする請求項5に記載の電動機組み立て用の芯出し治具。
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JP2014051946A JP6327893B2 (ja) | 2014-03-14 | 2014-03-14 | 電動機の組み立て方法および電動機組み立て用の芯出し治具 |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007221855A (ja) * | 2006-02-14 | 2007-08-30 | Toyota Motor Corp | ステータの固定構造および回転電機の製造方法ならびに電動車両 |
JP2008306842A (ja) * | 2007-06-07 | 2008-12-18 | Aisin Aw Co Ltd | ステータの調整締結方法及びステータの調整締結システム |
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2014
- 2014-03-14 JP JP2014051946A patent/JP6327893B2/ja active Active
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JP2008306842A (ja) * | 2007-06-07 | 2008-12-18 | Aisin Aw Co Ltd | ステータの調整締結方法及びステータの調整締結システム |
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