JP2015176513A - エンジン制御装置および車両制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
自車が通信などを用いて交差点位置情報を取得できない場合や、交差点以外の場所で対向車線を横断して右左折を行う状況を精度良く見極めてエンジンを始動させ、加速遅れの発生を抑制することができ、操作性が向上する車両制御装置を提供する。
【解決手段】
所定の条件下でエンジンを自動停止することができる車両において、前記車両に搭載された外界認識手段により 、他車両との位置関係及び相対速度情報を取得し、右左折意図取得手段により自車の右左折意図情報を取得し、前記他車両との位置関係及び相対速度情報と前記右左折意図情報を取得した時に、エンジンの始動もしくはエンジンの停止の抑制を実施する。
【選択図】 図1

Description

本発明は所定の条件が整った際にエンジンを自動的に停止させるエンジン自動停止システムに関する。
環境への負担軽減を目的として、不要な二酸化炭素の排出量を減らすことのできるアイドリングストップが実施されている。効果的なアイドリングストップを行うため、交差点までの距離や信号機の色、交差点内の状況を車々間およびインフラシステムとの通信や車載カメラにより判定し、エンジンの停止および再始動のタイミングを判断する技術が知られている。(例えば、特許文献1、2参照)
また近年、より燃費向上に効果的なアイドリングストップを行うため、走行中の車両においてもエンジンを一時的に停止し、クラッチを外して惰性で走行させ、その後エンジンを再始動、クラッチを再締結する制御(以下走行中アイドリングストップと呼ぶ)も実施されている。(例えば、特許文献3)
特開2001−289087号公報 特開2012−31818号公報 特開2013−199144号公報
しかしながら、走行中にクラッチの再締結とエンジンの再始動を行う場合、車軸が回転していることにより、エンジン再始動後駆動力を発生させるまでの時間が、停車中のエンジン再始動よりも長くなることが考えられる。それにより、例えば自車両が対向車線を横断して右左折を行いたい場合に駆動力が発生するまでタイムラグが生じ、ドライバの所望の加速が出来ないことによって、対向車に接近してしまうなどの危険な状況が生じる可能性がある。
通信を活用した制御装置を活用するためには、交差点や各車両が通信装置を備えている必要がある。しかし、車載通信機やインフラ整備が整わない状態では、その効果を発揮することができないという問題点がある。また、例えば道路脇の店舗へ進入する際などの、交差点以外の場所での対向車線を横断して右左折を行う場合には安全な走行を提供できないという課題もある。
そこで本発明では、自車が対向車線を横断して右左折を行う場合を、自車の走行状態と自車両に搭載された外界認識センサで判定し、エンジンが停止状態の場合に自車が対向車線を横断して右左折を行う状況だと判断した時、エンジンの再始動を実施する。
本発明によれば、自車が通信などを用いて交差点位置情報を取得できない場合や、交差点以外の場所で対向車線を横断して右左折を行う状況を精度良く見極めてエンジンを始動させ、加速遅れの発生を抑制することができ、操作性が向上する。
第1実施形態におけるエンジン制御処理の流れを示す図である。 本発明に係る車両制御装置の一実施形態が適用された車両を概略的に示す概略構成図である。 図2に示す車両制御装置の内部構成を示す内部構成図である。 第1実施形態における先行車との速度情報を基に、対向車線の横断を推定する状況を模式的に示す図である。 第1実施形態における先行車との横位置を基に、対向車線の横断を推定する状況を模式的に示す図である。 第2実施形態における対向車情報を基、対向車線の横断を推定する状況を模式的に示す図である。 第3実施形態におけるエンジン制御処理の流れを示す図である。 第3実施形態における、対向車線を横断して右左折を行う際の状況を模式的に示す図である。 第4実施形態におけるエンジン制御処理の流れを示す図である。
以下、本発明の第一の実施形態を図1〜5を参照しながら説明する。
図2は、本発明に係る車両制御装置の一実施形態が適用された車両を概略的に示す概略構成図、図3は、図2に示す車両制御装置の内部構成を示す内部構成図である。
図2に示す車両1は、走行用動力源としての、例えば筒内噴射式ガソリンエンジン10、該エンジン10に接離可能な自動変速機12、プロペラシャフト13、ディファレンシャルギア14、ドライブシャフト15、4つの車輪16、及び各車輪16に設けられた摩擦ブレーキ18を備えた一般的な構成の車両である。
車両1には、当該車両1に搭載配備された装置、アクチュエータ、機器類の統合制御を司る、本発明の車両制御装置5の主要部を構成する車両統合制御ユニット20、エンジン制御を司るエンジン制御ユニット30、変速機制御を司る変速機制御ユニット40等の、マイクロコンピュータを内蔵した制御ユニットが所定部位に配置されている。各制御ユニット及び後述するセンサ類を含む装置、アクチュエータ、機器類は、車内LAN(CAN)を介して信号・データの授受を行えるようになっている。
車両1には、外界認識手段17が配備されている。この外界認識手段17は、マイクロコンピュータを内蔵した制御ユニット部分を有しており、制御ユニット部分は、撮影された映像に基づいて、自車の前方の先行車と自車との相対速度、自車の前方の先行車、障害物、対向車等と自車との距離(車間距離等)などを算出し、その算出結果を車両統合制御ユニット20に送信する。
また、車両統合制御ユニット20には、各車輪16の回転速度を検出する4つの車輪速センサ21、アクセルペダル24が踏み込まれたことを検出するアクセルペダルセンサ25、ブレーキペダル27が踏み込まれたことを検出するブレーキペダルセンサ28、方向指示器信号4等からの信号も送信される。
なお、図示する車両1は、本発明の車両制御装置を適用可能な車両の一例であり、本発明の車両制御装置を適用可能な車両の構成を限定するものではない。
外界認識手段17としては、レーザーレーダーやミリ波レーダー、モノカメラ、ステレオカメラなどのうちの一つないし複数を組み合わせて使用してもよい。また、上記のように自車に搭載する外界認識センサに限定されず、路車間通信、車々間通信、あるいは地図情報を用いて取得してもよい。
前記エンジン制御ユニット30には、前記車両統合制御ユニット20や変速機制御ユニット40等の制御ユニットからの信号・データの他に、エンジン10に配備されたセンサ類から、エンジン10の運転状態(例えば、エンジン回転数、吸入空気量、スロットル開度、筒内圧力等)を表わす、あるいはそれらを求める際の基礎となる様々な信号が送信される。エンジン制御ユニット30は、それらの信号に基づいて、後述する図3に示すように、燃料噴射弁31、点火コイルや点火プラグ等からなる点火ユニット33、電制スロットル弁34等に所定の制御信号を送信し、燃料噴射(量)制御、点火(時期)制御、スロットル開度制御等を実行する。
車両統合制御ユニット20は、システム判定部51とエンジン停止可否判定部52とを有し、システム判定部51は、4つの車輪速センサ21やアクセルペダルセンサ25に基づいて、自車の速度とアクセルペダルの踏み込み量に基づいて、エンジン停止許可の条件が成立したか否か、エンジン始動条件が成立したか否かを判定し、その判定結果をエンジン停止可否判定部52へ送信する。
ここで、エンジン停止許可条件としては、自車の速度が所定速度以下で、アクセルペダルセンサ25が零、即ち、アクセルペダル24が踏まれていない時に、エンジン停止許可と判定し、アクセルペダルセンサ25が零より大きい、即ち、アクセルペダルが踏まれているときに、エンジン始動条件が成立したと判定する。
エンジン停止可否判定部52は、システム判定部51がエンジン停止許可と判定され、外界認識手段17と、方向指示器4によってエンジンを始動する必要がないと判断されたときには、エンジン停止指令をエンジン制御ユニット30に出力する。また、システム判定部51がエンジン始動条件成立と判定された場合は、エンジン始動指令をエンジン制御ユニット30に出力する。
エンジン制御ユニット30は、エンジン停止可否判定部52からエンジン停止指令が送信されると、燃料噴射弁31への燃料噴射(駆動)パルス信号の供給を停止し、さらに点火ユニット33への点火信号の供給も停止し、これにより、エンジン10が停止される。
また、エンジン制御ユニット30は、エンジン停止可否判定部52からエンジン始動指令が送信されると、燃料噴射弁31への燃料噴射(駆動)パルス信号の供給を再開し、さらに点火ユニット33への点火信号の供給も再開し、これにより、エンジン10が始動される。
さらに、エンジン停止可否判定部52は、エンジン制御ユニット30にエンジン停止指令を出力する際に、変速機制御ユニット40にエンジン遮断指令を出力し、エンジン始動指令を出力する際に、変速機制御ユニット40にエンジン接続指令を出力する。これにより、エンジン停止時にエンジン10と変速機12とが機械的に切り離され、エンジン再始動以降には、エンジン10と変速機12とが接続されて通常の動力伝達が行われる。
本実施形態の車両統合制御ユニット20内のエンジン停止可否判定部52における制御方法を、図1、4、5を参照しながら説明する。
本実施形態では図4に示すように、自車両53と、他車両として先行車両54の有無に応じた制御方法について図1を用いて説明する。
まず、図1に示すステップS111では、自車の走行状態として、速度や方向指示器4の情報を取得する。
ステップS112では、方向指示器情報4を基に、対向車線側の方向指示器が挙げられているかを判断する。方向指示器が対向車線側か否かを判断するためにはまず、通行中の道路が右側通行か左側通行かを判定する必要がある。判断する方法としては、仕向地に応じて、右側通行か、左側通行かを予め制御装置内に記憶させておく、あるいは外界認識手段17を活用して、対向車を検知したときに、判断してもよい。通行中の道路が右側通行あるいは左側通行のいずれか判断した後に、方向指示器情報4の右、左の信号を基に、対向車線側の方向指示器がオンになっているか否かを判断し、対向車線側の方向指示器がオンと判定されたときはステップS113の処理を実施し、対向車線側の方向指示器がオフと判定されたときは処理を終了する。
ステップS113では、外界認識手段17によって、先行車54の有無を判定する。先行車54が検出されなかったときはステップS118の処理に、検出されたときはステップS114の処理に移行する。ここで、対向車線側を横断する状況と判定され、エンジン始動が必要な状況と判断されたときに、ステップS118の処理に移行し、エンジン停止中であればステップS119に進み、エンジンを始動し、エンジンが停止していなければ、ステップS120に進み、エンジンの停止を抑制、即ち、エンジン停止を禁止して、処理を終了する。
ステップS114では、自車53の車速情報と、外界認識手段17によって得られた先行車54の位置などを基に、先行車54の速度から自車53の速度の差を演算することで相対速度を取得し、ステップS115の処理に移行する。
ステップS115では、相対速度が零より小さい場合、即ち、自車速が先行車速よりも小さいと判定された場合には、自車53が先行車54への追従走行から離脱する動作と捉え、対向車線側を横断する状況と判断し、ステップS118の処理に進み、相対速度が零以上の場合は、ステップS116の処理に進む。ここで、相対速度が零より小さいという条件に加え、自車53がブレーキペダル27を踏んでいるときに、自車53が先行車54への追従走行から離脱する動作と判断してもよい。
ステップS116の自車の横位置判定を想定する走行シーンを図5に示す。
ステップS116では、外界認識手段17によって先行車54の横位置を検出し、自車53の横位置と先行車54の横位置を比較してステップS117に進む。ここで、自車両の横位置の基準とする情報は、先行車との相対横位置以外に、道路上の白線に自車の車道中央側のカーブミラーが被るかそれよりも対向車線側に寄っていることを用いても良いし、白線がない場合は建物や縁石などの立体物で規定される車道上で、自車の車道中央側のカーブミラーが車道の中央に被るかそれよりも対向車線側に寄っていることを用いてもよい。また、先行車54の横位置の比較として、外界認識手段17により、同一車線上に複数台の先行車54を検知した場合は、最も対向車線側に存在する先行車54の横位置を用いる。これにより、自車53の横位置が対向車線側にある可能性が高いと判断でき、高精度に対向車線の横断を検出することができる。また、外界認識手段17によって、先行車54以外に、二輪車などを検知した場合は横位置の比較処理から除外する。
さらに、自車と前方車両の横位置を比較する際、外界認識手段17によってカーブを検出し、曲率が取得可能な場合は、前方車両と自車の曲率中心まで距離を比較し、曲率情報が取得不可能な場合は、カーブ上にいる前方車両の横位置の比較処理から除外する。また、自車両がカーブ上にいるときは、前方車両との横位置の比較処理から除外する。
ステップS117では、先行車54の横位置に対し、自車両の中心位置が対向車線側にあると判定したとき、自車両が対向車線側を横断する状況であると判断し、ステップS118に進み、それ以外は処理を終了する。また、カーブを検出し、曲率が取得可能な場合は、自車が前方車両よりも曲率中心まで距離が短いと判定したとき、自車両が対向車線側を横断する状況であると判断し、ステップS118に進むようにしてもよい。
ステップS118では、自車両のエンジンが停止しているか否かを判定し、停止している場合には、ステップS119に進み、エンジン始動処理を実施し、停止していない場合には、ステップS120に進み、エンジン停止抑制処理を実施する。
ステップS119では、エンジン停止状態からエンジンを始動するため、エンジン始動指令を出力する。
ステップS120では、エンジン始動状態からエンジン停止を抑制するため、エンジン停止指令を禁止する。
本実施例により、自車両が右左折を行う直前の状況を見極めることができ、右左折時の安全な走行を提供しつつ、燃費の向上を維持することができる。
本発明の第2実施形態について図6、7を用いて説明する。
第2実施形態では、図6に示すように自車53に対し、対向車両55の有無に応じた制御方法について、図7を用いて説明する。
ステップS123では、外界認識手段17によって、対向車両55の検出が可能か不可能かを判断する。具体的には、外界認識手段17により、中央分離帯のフェンスや並木等の遮蔽物を検出した場合は、対向車を検知することできないため、ステップS118に進み、エンジン始動あるいはエンジン停止を抑制する。これにより、対向車両55を見落とし、エンジンの始動遅れに伴う危険な状況が発生することを防ぐことができる。
一方、外界認識手段17によって、対向車両55の検出が可能と判断されたときは、ステップS124に進む。
ステップS124では、外界認識手段17を用いて、対向車両55の有無および車速を検出する。ここで対向車とは自車が走行する車道上で、自車53と逆方向を向いている車両を指す。検出方法としては、外界認識手段17によって、車両を検知し、自車53と逆方向の速度を持った物体を対向車両と判断する方法や、外界認識手段17の一つであるカメラを活用し、検出した物体が車両前面の特徴を有したものと認識することで、対向車両55と判断する方法などを活用する。上記のいずれかの方法で対向車両55を検出できた場合は、ステップS126の処理に進み、検出できなかった場合は、処理を終了する。
ステップS126では、検出した対向車両55の速度が零より大きいとき、対向車両55が走行していると判断し、自車両53が対向車線を横断する場合に加速遅れが生じると危険であると判定し、ステップS118の処理に進み、エンジンを始動あるいはエンジンの停止を抑制する。 一方、対向車が走行していない場合は、自車両53が対向車線を横断する場合には、加速遅れが生じても危険な状況は発生しないと判断して、処理を終了する。
本実施例により、対向車両55が存在せず、対向車線を横断する際に伴う危険な状況が発生しない場合と判断されたときにはエンジン停止状態を維持させることで、燃費を向上させることができる。
本発明の第3の実施形態について説明する(第1実施形態と第2実施形態の変形例)。
第3の実施形態は、第1実施形態と第2実施形態では、他車両として前方車両もしくは対向車両の情報を用いているが、先行車両と対向車両の情報を同時に用いても良く、他車両として先行車両54と、対向車両55の有無に応じた制御方法を図8に記載する。
本実施形態の場合、自車53と先行車54の情報を活用した右左折意図判定を実施した後に、自車53と対向車両55の情報を活用した判定にすることで、上記操作により、自車が対向車線を横断する直前の状況であっても、対向車両が存在しないことによって、加速遅れの発生に伴う危険な状況が生じ得ない場合には、エンジンの始動もしくは停止の抑制を実施しないことができ、燃費の向上を最大限維持することができる。
本発明の第4の実施形態について説明する。
本実施形態の場合は、外界認識手段17に何らかの欠陥が生じて情報が取得できなくなった場合の制御方法について、図9を用いて説明する。
ステップS130では、外界認識手段17の異常の有無を検知し、外界認識手段17に異常ありと判断されたときは、ステップS131の処理に進み、異常なしと判断されたときには、ステップS111の処理に進む。ここで、外界認識手段17の異常とは、認識センサの故障や、認識センサとの信号線あるいは通信異常など、認識センサが正しく機能しないような状況を指す。
ステップS131では、外界認識手段17が使用できないため、方向指示器4のオンが対向車線側か否かを判定ができない。その場合、エンジン始動遅れによる加速遅れを抑制するために、方向指示器4がオン、即ち、右折あるいは左折のいずれかの要求があったときには、ステップS118の処理に進み、エンジン停止中であればエンジンを始動させる。また、方向指示器4がオフの場合は、処理を終了する。
1 車両
4 方向指示器センサ
5 車両制御装置
10 エンジン
12 変速機
13 プロペラシャフト
14 ディファレンシャルギア
15 ドライブシャフト
16 車輪
17 外界認識手段
18 摩擦ブレーキ
19 ジャイロセンサ
20 車両統合制御ユニット
21 車輪速センサ
24 アクセルペダル
25 アクセルペダルセンサ
27 ブレーキペダル
28 ブレーキペダルセンサ
30 エンジン制御ユニット
31 燃料噴射弁
33 点火ユニット
34 電制スロットル弁
40 変速機制御ユニット
51 システム判定部
52 エンジン停止可否判定部
53 自車両
54 先行車両
55 対向車両

Claims (10)

  1. 所定の条件下でエンジンを自動停止することができる車両において、
    前記自車両に搭載された外界認識手段により 、
    自車の右左折意図取得手段により自車の右左折意図を取得する手段と、
    他車両との位置関係及び相対速度情報を取得する手段と、
    前記自車の右左折意図情報と、前記他車両との位置関係及び相対速度情報を基に、
    エンジンの始動もしくはエンジンの停止の抑制を実施することを特徴とする車両制御装置。
  2. 前記車両制御装置であって、前記自車の右左折意図取得手段により、方向指示器が対向車を横断する方向に出されており、前記他車両との位置関係及び相対速度情報が、先行車の情報であって、自車と先行車の相対速度が零より小さいときに、エンジンの始動もしくはエンジンの停止の抑制を実施することを特徴とする請求項1記載の車両制御装置。
  3. 前記車両制御装置であって、自車の進行方向に対し垂直な方向の自車および先行車位置を判定する手段をさらに有し、自車の進行方向に対し垂直な方向の自車および先行車位置を基に、エンジンの始動もしくはエンジンの停止の抑制を実施することを特徴とする請求項1記載の車両制御装置。
  4. 前記自車の進行方向と垂直方向の自車および先行車位置を判定する手段において、自車の位置が先行車よりも対向車線に近いと判定したときに、エンジンの始動もしくはエンジンの停止の抑制を実施することを特徴とする請求項1記載の車両制御装置。
  5. 前記車両制御装置であって、前記自車の右左折意図取得手段により、方向指示器が対向車を横断する方向に出されており、前記他車両との位置関係及び相対速度情報が、対向車の情報であって、対向車の車速が零より大きいときに、エンジンの始動もしくはエンジンの停止の抑制を実施することを特徴とする請求項1記載の車両制御装置。
  6. 前記先行車との位置情報は、自車進行方向と平行方向の位置情報、あるいは、自車の進行方法と垂直方向の情報の少なくとも1つを使用することを特徴とする請求項1記載の車両制御装置。
  7. 前記車両制御装置は、前記外界認識手段の異常を判定する手段をさらに有し、前記外界認識手段の異常判定の結果、異常と判定された場合で、かつ、方向指示器が右折あるいは左折のいずれかがオンであるときに、エンジンの始動もしくはエンジンの停止の抑制を実施することを特徴とする請求項1記載の車両制御装置。
  8. 前記右左折意図情報は、前記車両に備えられた方向指示器の情報もしくは、ブレーキペダル踏み込み情報の少なくとも1つを使用して判断することを特徴とする請求項1記載の車両制御装置。
  9. 前記車両に搭載された外界認識手段は、レーザーレーダー、ミリ波レーダー、モノカメラ、ステレオカメラ、路車間通信、車々間通信あるいは、地図情報などの内、1つ乃至複数を組み合わせて取得することを特徴とする請求項1記載の車両制御装置。
  10. 前記他車両は、先行車両、二輪車、対向車両であることを特徴とする請求項1記載の車両制御装置。
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