JP2015174972A5 - - Google Patents

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構造式(1)中、R、R、R、及びRは、それぞれ独立に炭素数1〜6の1価の有機基を表す。nは2〜20の整数を表す。
[2]シロキサンオリゴマーの縮合を促進する触媒を含む[1]に記載の水性コート剤。
[3]中空シリカ粒子の平均一次粒子径が75nm以下である[1]又は[2]に記載の水性コート剤。
[4]中空シリカ粒子の含有量が、水性コート剤に含まれる全シリカ粒子に対して10質量%以上90質量%以下である[1]〜[3]のいずれか1つに記載の水性コート剤。
[5] 中空シリカ粒子の平均一次粒子径よりも小さい平均一次粒子径を有するシリカ粒子の平均一次粒子径が45nm以下である[1]〜[4]のいずれか1つに記載の水性コート剤。
[6] 前記構造式(1)におけるnが3〜12である[1]〜[5]のいずれか1つに記載の水性コート剤。
[7] 前記界面活性剤は、ポリエチレングリコールモノラウリルエーテル、ポリエチレングリコールモノステアリルエーテル、及びポリエチレングリコールモノセチルエーテルから選ばれ、ポリオキシエチレン繰り返し単位を12〜20有する界面活性剤を含む[1]〜[6]のいずれか1つに記載の水性コート剤。
]帯電防止剤を含む[1]〜[]のいずれか1つに記載の水性コート剤。
]構造式(1)で表されるシロキサンオリゴマー、及び構造式(1)で表されるシロキサンオリゴマーの縮合物から選ばれる少なくとも1種のシロキサン化合物と、中空シリカ粒子と、中空シリカ粒子の平均一次粒子径よりも小さい平均一次粒子径を有するシリカ粒子と、界面活性剤とを含有し、膜厚が50nm〜350nmである膜。
構造式(1)中、R、R、R、及びRは、それぞれ独立に炭素数1〜6の1価の有機基を表す。nは2〜20の整数を表す。
[10] 前記界面活性剤は、ポリエチレングリコールモノラウリルエーテル、ポリエチレングリコールモノステアリルエーテル、及びポリエチレングリコールモノセチルエーテルから選ばれ、ポリオキシエチレン繰り返し単位を12〜20有する界面活性剤を含む[9]に記載の膜。
11] 基材上に、[1]〜[]のいずれか1つに記載の水性コート剤を塗布し、乾燥することを含む、乾燥膜厚が50nm〜350nmである膜の製造方法。
12]ガラス基材上に、[又は[10]に記載の膜を有する積層体。
13][12]に記載の積層体を有する太陽電池モジュール。

Claims (13)

  1. 水と、構造式(1)で表されるシロキサンオリゴマーと、中空シリカ粒子と、中空シリカ粒子の平均一次粒子径よりも小さい平均一次粒子径を有するシリカ粒子と、界面活性剤とを含み、
    界面活性剤の含有量が、水性コート剤の全固形分に対し0.01質量%以上である水性コート剤。


    構造式(1)中、R、R、R、及びRは、それぞれ独立に炭素数1〜6の1価の有機基を表す。nは2〜20の整数を表す。
  2. シロキサンオリゴマーの縮合を促進する触媒を含む請求項1に記載の水性コート剤。
  3. 中空シリカ粒子の平均一次粒子径が75nm以下である請求項1又は請求項2に記載の水性コート剤。
  4. 中空シリカ粒子の含有量が、水性コート剤に含まれる全シリカ粒子に対して10質量%以上90質量%以下である請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の水性コート剤。
  5. 中空シリカ粒子の平均一次粒子径よりも小さい平均一次粒子径を有するシリカ粒子の平均一次粒子径が45nm以下である請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の水性コート剤。
  6. 前記構造式(1)におけるnが3〜12である請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の水性コート剤。
  7. 前記界面活性剤は、ポリエチレングリコールモノラウリルエーテル、ポリエチレングリコールモノステアリルエーテル、及びポリエチレングリコールモノセチルエーテルから選ばれ、ポリオキシエチレン繰り返し単位を12〜20有する界面活性剤を含む請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の水性コート剤。
  8. 帯電防止剤を含む請求項1〜請求項のいずれか1項に記載の水性コート剤。
  9. 構造式(1)で表されるシロキサンオリゴマー、及び構造式(1)で表されるシロキサンオリゴマーの縮合物から選ばれる少なくとも1種のシロキサン化合物と、中空シリカ粒子と、中空シリカ粒子の平均一次粒子径よりも小さい平均一次粒子径を有するシリカ粒子と、界面活性剤とを含有し、膜厚が50nm〜350nmである膜。


    構造式(1)中、R、R、R、及びRは、それぞれ独立に炭素数1〜6の1価の有機基を表す。nは2〜20の整数を表す。
  10. 前記界面活性剤は、ポリエチレングリコールモノラウリルエーテル、ポリエチレングリコールモノステアリルエーテル、及びポリエチレングリコールモノセチルエーテルから選ばれ、ポリオキシエチレン繰り返し単位を12〜20有する界面活性剤を含む請求項9に記載の膜。
  11. 基材上に、請求項1〜請求項のいずれか1項に記載の水性コート剤を塗布し、乾燥することを含む、乾燥膜厚が50nm〜350nmである膜の製造方法。
  12. ガラス基材上に請求項9又は請求項10に記載の膜を有する積層体。
  13. 請求項12に記載の積層体を備える太陽電池モジュール。
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