JP2015174780A - 板ガラスの成形装置、及び板ガラスの成形方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】オーバーフローダウンドロー法によって板ガラスを成形する場合に、耳部と中央部との厚み差を可及的に低減すること。【解決手段】成形体2の頂部に形成された溝21から両側に溢れ出た溶融ガラスGを、それぞれ成形体2の楔部を形作る傾斜面23に沿って幅方向の広がりを一対の傾斜面ガイド32で規制しながら流下させ、成形体2の下端部で融合一体化させることで板ガラスを成形する板ガラスの成形装置1において、傾斜面ガイド32が、幅方向の外側に移行するに連れて傾斜面23からの高さが漸次に大きくなるせり上がりガイド面32aを有し、せり上がりガイド面32aの幅方向における外方端32aaが、溶融ガラスGの流下先側に移行するに連れて漸次に幅方向の外側へと開いていく構成とした。【選択図】図1
Description
本発明は、オーバーフローダウンドロー法に使用する板ガラスの成形装置、及びオーバーフローダウンドロー法を利用した板ガラスの成形方法に関する。
周知のように、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ等のフラットパネルディスプレイ用のガラス基板に代表される板ガラス製品は、品質への要求が厳しく、表面欠陥やうねりを可及的に排除することが求められる。そのため、この種の板ガラス製品の製造方法としては、平滑で欠陥の少ない板ガラスを得ることが可能なオーバーフローダウンドロー法が採用される場合がある。
このオーバーフローダウンドロー法に使用される装置の一例が、特許文献1に開示されている。同文献には、成形体の頂部に形成された溝から両側に溢れ出た溶融ガラスを、それぞれ成形体の楔部を形作る傾斜面に沿って幅方向の広がりを一対のガイドで規制しながら流下させ、成形体の下端部で融合一体化させることで板ガラスを成形する板ガラスの成形装置が開示されている。
ところで、オーバーフローダウンドロー法により板ガラスを成形する場合には、成形体の傾斜面を流下する溶融ガラスの流れが不安定になりやすい。詳述すると、傾斜面を流下中の溶融ガラスには、当該溶融ガラスの自重や表面張力の影響により、ガイドから剥がれて幅方向の中央側へと寄っていく流れが発生する。そのため、溶融ガラスの幅方向における両端には、中央部と比較して厚肉な耳部が形成される。そして、この耳部の形成に起因して以下のような問題が生じている。
成形体の下端部で融合一体化したガラスは、例えば、アニール用のローラー等により下方へと引き出されながら徐冷される。このとき、中央部と耳部との厚みの違いにより、不可避的に両者の冷却速度に差異が生じてしまうため、両者間の温度差に起因して成形後の板ガラスに歪が生じる原因となってしまう。さらには、成形後の板ガラスを折割って切断するような場合においては、当該板ガラスを破損に至らしめる原因ともなっている。
このような問題は、板ガラス製品に対する薄肉化への要請の高まりに伴って、より顕在化することが懸念されている。そのため、オーバーフローダウンドロー法によって板ガラスを成形する場合に、耳部と中央部との厚み差を可及的に低減するための技術を確立することが期待されている。
上記の事情に鑑みなされた本発明は、オーバーフローダウンドロー法によって板ガラスを成形する場合に、耳部と中央部との厚み差を可及的に低減することを技術的課題とする。
上記の課題を解決するために創案された本発明に係る装置は、成形体の頂部に形成された溝から両側に溢れ出た溶融ガラスを、それぞれ成形体の楔部を形作る傾斜面に沿って幅方向の広がりを一対のガイドで規制しながら流下させ、成形体の下端部で融合一体化させることで板ガラスを成形する板ガラスの成形装置において、ガイドが幅方向の外側に移行するに連れて傾斜面からの突出寸法が漸次に大きくなるせり上がりガイド面を有し、せり上がりガイド面の幅方向における外方端が、溶融ガラスの流下先側に移行するに連れて漸次に幅方向の外側へと開いていくことに特徴付けられる。
このような構成によれば、ガイドがせり上がりガイド面(以下、この段落において単にガイド面と表記する)を有することで、溶融ガラスの幅方向における両端は、ガイド面に沿って成形体の傾斜面を流下することになる。そして、このガイド面は、幅方向の外側に移行するに連れて傾斜面からの突出寸法が漸次に大きくなっているので、溶融ガラスの両端を中央側からガイド面側に誘導することが可能となる。また、ガイド面の幅方向における外方端は、溶融ガラスの流下先側に移行するに連れて漸次に幅方向の外側へと開いていく。これにより、ガイド面側に誘導され、当該ガイド面に起因した表面張力によって幅方向の外側へと引っ張られる溶融ガラスの両端を、ガイド面の外方端が開いていくのに伴い幅方向に拡張することができる。その結果、溶融ガラスの両端が厚肉となることが回避され、耳部と中央部との厚み差を可及的に低減することが可能となる。なお、ガイド面の外方端は、漸次に幅方向の外側へと開き、急激な変化をすることがないため、溶融ガラスの両端がガイドから剥がれてしまうような事態の発生も好適に回避される。
上記の構成において、せり上がりガイド面は、溶融ガラスの流下先側に移行するに連れて傾斜面に対する傾斜角度が漸次に小さくなることが好ましい。
溶融ガラスの濡れ性により、せり上がりガイド面(以下、この段落において単にガイド面と表記する)の傾斜面に対する傾斜角度が小さくなれば、溶融ガラスの表面とガイド面との接触位置において、表面の接線が傾斜面に対して傾斜する角度もまた小さくなる。従って、ガイド面の傾斜面に対する傾斜角度が小さくなれば、上記の接触位置で表面の接線方向に作用する表面張力のうち、幅方向の外側に向かって作用する成分が大きくなる。以上のことから、せり上がりガイド面について、溶融ガラスの流下先側に移行するに連れて傾斜面に対する傾斜角度が漸次に小さくなる構成とすれば、溶融ガラスが傾斜面を流下していくに連れて、当該溶融ガラスの両端を幅方向の外側へと引っ張る力が次第に大きくなっていく。これにより、溶融ガラスの両端をより好適に幅方向に拡張することが可能となるため、耳部と中央部との厚み差を低減する上でさらに有利となる。
上記の構成において、せり上がりガイド面の幅方向における内方端が、溶融ガラスが流下する方向と平行に延びていることが好ましい。
このようにすれば、溶融ガラスにガイドから剥がれて幅方向の中央側へと寄っていく流れが発生しにくくなる。このため、耳部と中央部との間に厚み差が生じることをさらに好適に防止することができ、成形される板ガラスの厚みが不均一となることを回避しやすくなる。
上記の構成において、成形体を挟んで対向するガイドについて、溶融ガラスの流下先側の先端部同士が相互に収束して合流していることが好ましい。
このようにすれば、成形体の下端部で融合一体化した溶融ガラスについて、幅方向の両端の内部に空洞が形成されてしまうような不具合を可及的に防止することができる。
上記の構成において、せり上がりガイド面の幅方向における外方端が、傾斜面に対して直立した直立ガイド面と連なっていることが好ましい。
このようにすれば、溶融ガラスの両端が、せり上がりガイド面から幅方向の外側へと食み出てしまうような事態の発生を好適に回避することが可能となる。
また、上記の課題を解決するために創案された本発明に係る方法は、成形体の頂部に形成された溝から両側に溢れ出させた溶融ガラスを、それぞれ成形体の楔部を形作る傾斜面に沿って幅方向の広がりを一対のガイドで規制しながら流下させ、成形体の下端部で融合一体化させることで板ガラスを成形する板ガラスの成形方法において、ガイドに幅方向の外側に移行するに連れて傾斜面からの突出寸法が漸次に大きくなるせり上がりガイド面を設け、せり上がりガイド面の幅方向における外方端を、溶融ガラスの流下先側に移行するに連れて漸次に幅方向の外側へと開かせることに特徴付けられる。
このような方法によれば、上記の板ガラスの成形装置について、既に述べた事項と同様の作用・効果を享受することが可能となる。
以上のように、本発明によれば、オーバーフローダウンドロー法によって板ガラスを成形する場合に、耳部と中央部との厚み差を可及的に低減することが可能となる。
以下、本発明の実施形態に係る板ガラスの成形装置、及び板ガラスの成形方法について添付の図面を参照して説明する。
まず、本発明の第一実施形態に係る板ガラスの成形装置について説明する。図1は、板ガラスの成形装置1を示す正面図であり、図2は、図1におけるZ−Z断面を示す断面図である。また、図3(a)〜(d)は、それぞれ図1におけるA−A断面、B−B断面、C−C断面、D−D断面を示す断面図である。この板ガラスの成形装置1は、成形体2の頂部に形成された溝21から両側に溢れ出た溶融ガラスGを、それぞれ成形体2に形成された垂直面22、及び成形体2の楔部を形作る傾斜面23に沿って流下させ、成形体2の下端部で融合一体化させることで板ガラスを成形するように構成されている。
成形体2の頂部に形成された溝21は、成形体2の長手方向に沿って延びている。そして、溝21に流れ込む溶融ガラスGの流入元側から流入先側に向かって、次第にその深さが浅くなる構成となっている。また、溝21から溢れ出た溶融ガラスGが始めに流下することになる垂直面22は、平面として形成されている。さらに、垂直面22に連なり、且つ当該垂直面22を流下し終えた溶融ガラスGが流下することになる傾斜面23は、垂直面22に対して傾斜した平面として形成されている。そして、成形体2を挟んで対向する傾斜面23同士は、下方に移行するに連れて相互が接近して成形体2の下端部で合流する構成となっている。
成形体2の長手方向における両端には、垂直面22及び傾斜面23を流下する溶融ガラスGの幅方向への広がりを規制するためのガイド3を備えたガイド部材4がそれぞれ嵌め込まれている。これにより、流下中の溶融ガラスGを幅方向に挟んで二つのガイド3が対となる構成となっている。そして、このガイド3の各々は、垂直面22に沿って延びる垂直面ガイド31と、当該垂直面ガイド31に連なり、且つ傾斜面23に沿って延びる傾斜面ガイド32とを備えている。なお、成形体2を挟んで対向する傾斜面ガイド32について、溶融ガラスGの流下先側の先端部32X同士は、相互に収束して成形体2の下端部で合流している。
垂直面ガイド31は、溶融ガラスGが流下する方向と平行に延びている。この垂直面ガイド31は、垂直面22に対して直立した一定幅Wのガイド面31aを有している。一方、傾斜面ガイド32は、幅方向の外側に移行するに連れて傾斜面23からの突出寸法が漸次に大きくなるせり上がりガイド面32aと、当該せり上がりガイド面32aの幅方向における外方端32aaに連なり、且つ傾斜面23に対して直立した直立ガイド面32bとを有している。なお、傾斜面ガイド32について、溶融ガラスGの流下先側の先端部32Xを除いて、傾斜面23から直立ガイド面32bの先端までの寸法Hは一定となっている。
せり上がりガイド面32aは、図3(a)〜(d)に示すように、溶融ガラスGの流下先側に移行するに連れて傾斜面23に対する傾斜角度θ1が漸次に小さくなるように、平面が一定の割合で捻じれてなる構成とされている。このせり上がりガイド面32aの捻じれは、垂直面22と傾斜面23との境界24から開始されている。また、せり上がりガイド面32aの幅方向における外方端32aaは、溶融ガラスGの流下先側に移行するに連れて一定の割合で漸次に幅方向の外側へと開いていく。これにより、せり上がりガイド面32aの外方端32aaに連なった直立ガイド面32bもまた、溶融ガラスGの流下先側に移行するに連れて一定の割合で漸次に幅方向の外側へと開いていく。すなわち、せり上がりガイド面32aの外方端32aa及び直立ガイド面32bが、溶融ガラスGが流下する方向に対して傾斜する構成となっている。一方、せり上がりガイド面32aの幅方向における内方端32abは、溶融ガラスGが流下する方向と平行に延びている。
ここで、傾斜面23同士がなす角度θ2は、20°〜40°の範囲内とすることが好ましい。また、ガイド面31aの幅W、及び傾斜面23から直立ガイド面32bの先端までの寸法Hは、溶融ガラスGの流量等に応じて適宜選択すればよく、溶融ガラスGが垂直面ガイド31、或いは、傾斜面ガイド32から幅方向の外側へと食み出ない長さであればよい。さらに、ガイド3(垂直面ガイド31、傾斜面ガイド32)としては、白金、ロジウム等の白金族元素を含有する材料を使用することが好ましい。加えて、せり上がりガイド面32aの傾斜面23に対する傾斜角度θ1の最小値は、15°〜60°の範囲内とすることが好ましい。また、せり上がりガイド面32aの外方端32aa、及び直立ガイド面32bが、溶融ガラスGが流下する方向に対して傾斜した傾斜角度θ3は、0°超〜15°の範囲内であることが好ましい。
以下、上記の板ガラスの成形装置1を用いた板ガラスの成形方法の作用・効果について説明する。
板ガラスの成形装置1を用いた板ガラスの成形方法では、傾斜面ガイド32がせり上がりガイド面32aを有することで、溶融ガラスGの幅方向における両端Gaは、せり上がりガイド面32aに沿って成形体2の傾斜面23を流下することになる。そして、このせり上がりガイド面32aは、幅方向の外側に移行するに連れて傾斜面23からの突出寸法が漸次に大きくなっているので、図4(a),(b)に白抜き矢印で示すように、溶融ガラスGの両端Gaを中央側からせり上がりガイド面32a側に誘導することが可能となる。
また、せり上がりガイド面32aの幅方向における外方端32aaは、溶融ガラスGの流下先側に移行するに連れて漸次に幅方向の外側へと開いていく。これにより、せり上がりガイド面32a側に誘導され、当該せり上がりガイド面32aに起因した表面張力Fによって幅方向の外側へと引っ張られる溶融ガラスGの両端Gaを、せり上がりガイド面32aの外方端32aaが開いていくのに伴い幅方向に拡張することができる。
ここで、溶融ガラスGの濡れ性により、図4(a),(b)に示すように、せり上がりガイド面32aの傾斜面23に対する傾斜角度θ1が小さくなれば、溶融ガラスGの表面Gsとせり上がりガイド面32aとの接触位置Pにおいて、表面Gsの接線が傾斜面23に対して傾斜する角度θ4もまた小さくなる。従って、せり上がりガイド面32aの傾斜面23に対する傾斜角度θ1が小さくなれば、接触位置Pで表面Gsの接線方向に作用する表面張力Fのうち、幅方向の外側に向かって作用する成分Faが大きくなる。
これにより、溶融ガラスGの両端Gaは、せり上がりガイド面32aが溶融ガラスGの流下先側に移行するに連れて傾斜面23に対する傾斜角度θ1が漸次に小さくなっていることで、傾斜面23を流下していくに連れて、次第により大きな力(表面張力Fの幅方向の外側に向かって作用する成分Fa)で幅方向の外側へと引っ張られることになる。そのため、溶融ガラスGの両端Gaを好適に幅方向に拡張することができる。
また、せり上がりガイド面32aの幅方向における内方端32abが、溶融ガラスGが流下する方向と平行に延びていること、及びせり上がりガイド面32aの外方端32aaが、漸次に幅方向の外側へと開き、急激な変化をすることがないことから、溶融ガラスGの両端Gaが傾斜面ガイド32から剥がれてしまうような事態の発生も好適に回避することが可能である。
以上のことから、この板ガラスの成形方法によれば、溶融ガラスGの両端Gaが厚肉となることが回避され、耳部と中央部との厚み差を可及的に低減することが可能となる。また、このことに起因して成形後の板ガラスの厚みが不均一となることを回避しやすくなる。
また、この板ガラスの成形方法によれば、成形体2を挟んで対向する傾斜面ガイド32について、溶融ガラスGの流下先側の先端部32X同士が相互に収束して合流しているため、成形体2の下端部で融合一体化した溶融ガラスGについて、幅方向の両端Gaの内部に空洞が形成されてしまうような不具合を可及的に防止することができる。
さらに、せり上がりガイド面32aの幅方向における外方端32aaが、傾斜面23に対して直立した直立ガイド面32bと連なっていることで、溶融ガラスGの両端Gaが、せり上がりガイド面32aから幅方向の外側へと食み出てしまうような事態の発生も好適に回避することが可能である。
次に本発明の他の実施形態に係る板ガラスの成形装置について説明する。なお、以下に説明する他の実施形態に係る板ガラスの成形装置と、上記の第一実施形態に係る板ガラスの成形装置との相違点は、せり上がりガイド面の形状のみである。そのため、他の実施形態の説明においては、傾斜面ガイドについてのみ説明し、上記の第一実施形態で既に説明した構成要素と同一の機能、又は、形状を有する構成要素については、他の実施形態を説明するための図面に同一の符号を付すことで重複する説明を省略する。
図5(a)〜(d)は、それぞれ上記の第一実施形態に係る板ガラスの成形装置1に備わった傾斜面ガイド32を示す側面図、正面図、底面図、底面拡大図である。また、図6(a)〜(d)、図7(a)〜(d)は、それぞれ第二実施形態、第三実施形態に係る板ガラスの成形装置1に備わった傾斜面ガイド32を示す側面図、正面図、底面図、底面拡大図である。
図5に示すように、第一実施形態では、せり上がりガイド面32aは、溶融ガラスGの流下先側に移行するに連れて傾斜面23に対する傾斜角度θ1が漸次に小さくなるように、平面が一定の割合で捻じれてなる構成となっていた。これに対し、図6に示すように、第二実施形態では、せり上がりガイド面32aは、傾斜面23(図示省略)に対する傾斜角度θ1が常に一定である平面として構成されている。
また、図7に示すように、第三実施形態では、せり上がりガイド面32aは、溶融ガラスGの流下先側に移行するに連れて傾斜面23(図示省略)に対する傾斜角度θ1が漸次に小さくなるように、湾曲面が一定の割合で捻じれてなる構成とされている。この湾曲面は一定の曲率で湾曲している。なお、この第三実施形態でいう傾斜面23に対する傾斜角度θ1とは、せり上がりガイド面32aの外方端32aaと内方端32abとを結ぶ弦と、傾斜面23とがなす角度である。
ここで、第二実施形態において、せり上がりガイド面32aが傾斜面23に対して傾斜した傾斜角度θ1は、15°〜60°の範囲内とすることが好ましい。また、第三実施形態において、せり上がりガイド面32aの傾斜面23に対する傾斜角度θ1の最小値についても、15°〜60°の範囲内とすることが好ましい。さらに、第三実施形態において、せり上がりガイド面32aの曲率半径は、10mm〜50mmの範囲内とすることが好ましい。
この第二実施形態、第三実施形態に係る板ガラスの成形装置1を用いた板ガラスの成形方法によっても、上記の第一実施形態に係る板ガラスの成形装置1を用いた板ガラスの成形方法と同様の作用・効果を得ることができる。
ここで、本発明に係る板ガラスの成形装置、及び板ガラスの成形方法は、上記の各実施形態で説明した構成や態様に限定されるものではない。上記の第一及び第三実施形態では、せり上がりガイド面が、溶融ガラスの流下先側に移行するに連れて傾斜面に対する傾斜角度が漸次に小さくなるように、平面(湾曲面)が一定の割合で捻じれている。しかしながら、この限りではなく、平面(湾曲面)の捻じれの割合は一定でなくともよい。また、上記の第一及び第三実施形態では、せり上がりガイド面の捻じれが垂直面と傾斜面との境界から開始されているが、せり上がりガイド面の捻じれの開始位置は、垂直面と傾斜面との境界よりも下方であってもよい。
また、上記の各実施形態では、せり上がりガイド面の幅方向における外方端、及び直立ガイド面は、溶融ガラスの流下先側に移行するに連れて一定の割合で漸次に幅方向の外側へと開いていくが、外方端及び直立ガイド面が幅方向の外側へと開いていく割合は一定でなくともよい。さらに、上記の各実施形態では、傾斜面ガイドについて、溶融ガラスの流下先側の先端部を除いて、傾斜面から直立ガイド面の先端までの寸法は一定となっている。しかしながら、この限りではなく、溶融ガラスの流下先側に移行するに連れて傾斜面から直立ガイド面の先端までの寸法が大きくなってもよいし、小さくなってもよい。
また、上記の各実施形態では、せり上がりガイド面の幅方向における外方端に、直立ガイド面が連なっているが、この限りではない。例えば、溶融ガラスの流量について、溶融ガラスの両端がせり上がりガイド面から幅方向の外側へと食み出ない程度の流量である場合には、直立ガイド面は省略してもよい。
また、上記の各実施形態では、成形体を挟んで対向する傾斜面ガイドについて、溶融ガラスの流下先側の先端部同士は、相互に収束して成形体の下端部で合流しているが、この限りではない。先端部同士は成形体の下端部よりも下方で合流していてもよい。さらに、上記の各実施形態では、溶融ガラスが流下する面として、成形体に垂直面と傾斜面との双方が形成されているが、垂直面は省略されていてもよい。
本発明の第一の実施例として、相互に形状が異なる5つ(実施例1〜4及び比較例)の傾斜面ガイドを用いて、当該傾斜面ガイドの形状の差異が耳部の厚みに与える影響について模擬実験により検証を行った。
以下、本検証の実施条件について説明する。まず、本検証で用いた装置について説明する。なお、以下に説明する各装置は、実物の板ガラスの成形装置を縮小した実験装置である。また、本検証では、溶融ガラスに代えて、溶融ガラスに見立てた擬似溶融ガラス流体を使用している。さらに、以下に示す各数値は、模擬実験における各数値を実物に換算した数値である。
実施例1では、上記の第一実施形態に係る板ガラスの成形装置と同一の構成の実験装置を用いた。図5(d)に示すせり上がりガイド面32aの傾斜面に対する傾斜角度θ1の最小値は30°、せり上がりガイド面32aの外方端32aaから内方端32abまでの幅方向に沿った最大寸法Sは13mm、傾斜面23(図示省略)から直立ガイド面32bの先端までの寸法Hは17mmである。
実施例2では、実施例1と同一の実験装置を用いた。ただし、実施例1との相違点として、図5(d)に示すせり上がりガイド面32aの傾斜面に対する傾斜角度θ1の最小値は45°とした。また、せり上がりガイド面32aの外方端32aaから内方端32abまでの幅方向に沿った最大寸法Sは13mm、傾斜面23(図示省略)から直立ガイド面32bの先端までの寸法Hは17mmである。
実施例3では、上記の第二実施形態に係る板ガラスの成形装置と同一の構成の実験装置を用いた。図6(d)に示すせり上がりガイド面32aの傾斜面に対する傾斜角度θ1は45°、せり上がりガイド面32aの外方端32aaから内方端32abまでの幅方向に沿った最大寸法Sは13mm、傾斜面23(図示省略)から直立ガイド面32bの先端までの寸法Hは17mmである。
実施例4では、上記の第三実施形態に係る板ガラスの成形装置と同一の構成の実験装置を用いた。図7(d)に示すせり上がりガイド面32aの傾斜面に対する傾斜角度θ1の最小値は45°、せり上がりガイド面32aの曲率半径は13mm、せり上がりガイド面32aの外方端32aaから内方端32abまでの幅方向に沿った最大寸法Sは13mm、傾斜面23(図示省略)から直立ガイド面32bの先端までの寸法Hは17mmである。
比較例では、実施例1で用いた実験装置において、傾斜面ガイド32を図8(a)〜(c)(それぞれ側面図、正面図、底面図)に示す傾斜面ガイド32に置き換えた実験装置を用いた。この傾斜面ガイド32は、垂直面ガイド31に連なって擬似溶融ガラス流体が流下する方向と平行に延びる構成となっている。また、この傾斜面ガイド32の傾斜面23(図示省略)からの突出寸法Hは17mmである。
次に、本検証において、実施例1〜4及び比較例の全てに共通する実施条件について説明する。なお、実物の板ガラスの成形装置と実験装置との間で、レイノルズ数、フルード数、ボンド数を一致させている。
(1)対となる垂直面ガイドの離間距離(擬似溶融ガラス流体の幅寸法):300mm
(2)擬似溶融ガラス流体が流下する方向に沿った傾斜面の長さ:500mm
(3)傾斜面同士がなす角度:40°
(4)擬似溶融ガラス流体の粘度:3000Pa・s
(5)擬似溶融ガラス流体の流量:200kg/h・m
(1)対となる垂直面ガイドの離間距離(擬似溶融ガラス流体の幅寸法):300mm
(2)擬似溶融ガラス流体が流下する方向に沿った傾斜面の長さ:500mm
(3)傾斜面同士がなす角度:40°
(4)擬似溶融ガラス流体の粘度:3000Pa・s
(5)擬似溶融ガラス流体の流量:200kg/h・m
最後に、耳部の厚みの測定方法について説明する。成形体の下端部から下方に70mm離れた位置において、擬似溶融ガラス流体に対しスリット光(幅1mm〜2mm)を照射した後、カメラにて撮像を行って擬似溶融ガラス流体の断面画像を得た。そして、この画像から耳部の厚みを測定した。
以下、実施例1〜4及び比較例で測定された耳部の厚みの測定値を示す。
実施例1:3.9mm
実施例2:4.1mm
実施例3:4.2mm
実施例4:5.2mm
比較例 :5.3mm
実施例1:3.9mm
実施例2:4.1mm
実施例3:4.2mm
実施例4:5.2mm
比較例 :5.3mm
上記の測定値から、実施例1〜4においては、比較例に対して耳部の厚みが小さくなっていることが分かる。このような結果が得られたのは、傾斜面ガイドがせり上がりガイド面を有することで、擬似溶融ガラス流体の幅方向における両端が拡張されたことによるものと想定される。
本発明の第二の実施例として、相互に形状が異なる2つ(実施例、比較例が1つずつ)の傾斜面ガイドを用いて、当該傾斜面ガイドの形状の差異が耳部の厚みに与える影響について検証を行った。
以下、本検証の実施条件について説明する。まず、本検証で用いた装置について説明する。なお、以下に説明する各装置は、実物の板ガラスの成形装置を縮小した実験装置である。また、本検証では、溶融ガラスに代えて、溶融ガラスに見立てた擬似溶融ガラス流体を使用している。さらに、以下に示す各数値は、模擬実験における各数値を実物に換算した数値である。
実施例では、上記の第二実施形態に係る板ガラスの成形装置と同一の構成の実験装置を用いた。図6(d)に示すせり上がりガイド面32aの傾斜面に対する傾斜角度θ1は45°、せり上がりガイド面32aの外方端32aaから内方端32abまでの幅方向に沿った最大寸法Sは13mm、傾斜面23(図示省略)から直立ガイド面32bの先端までの寸法Hは17mmである。
比較例では、上記の第一実施形態に係る板ガラスの成形装置と同一の構成の実験装置において、傾斜面ガイド32を図8(a)〜(c)(それぞれ側面図、正面図、底面図)に示す傾斜面ガイド32に置き換えた実験装置を用いた。この傾斜面ガイド32は、垂直面ガイド31に連なって擬似溶融ガラス流体が流下する方向と平行に延びる構成となっている。また、この傾斜面ガイド32の傾斜面23(図示省略)からの突出寸法Hは17mmである。
次に、本検証において、実施例と比較例との双方に共通する実施条件について説明する。なお、実物の板ガラスの成形装置と実験装置との間で、レイノルズ数、フルード数、ボンド数を一致させている。
(1)対となる垂直面ガイドの離間距離(擬似溶融ガラス流体の幅寸法):300mm
(2)擬似溶融ガラス流体が流下する方向に沿った傾斜面の長さ:500mm
(3)傾斜面同士がなす角度:40°
(4)擬似溶融ガラス流体の粘度:3000Pa・s
(1)対となる垂直面ガイドの離間距離(擬似溶融ガラス流体の幅寸法):300mm
(2)擬似溶融ガラス流体が流下する方向に沿った傾斜面の長さ:500mm
(3)傾斜面同士がなす角度:40°
(4)擬似溶融ガラス流体の粘度:3000Pa・s
最後に、耳部の厚みの測定方法について説明する。実施例と比較例との双方において、擬似溶融ガラス流体の流量を段階的に変更した(4段階)。そして、各流量の擬似溶融ガラス流体が流下している際に、成形体の下端部から下方に70mm離れた位置において、擬似溶融ガラス流体に対しスリット光(幅1mm〜2mm)を照射した後、カメラにて撮像を行って擬似溶融ガラス流体の断面画像を得た。そして、この画像から耳部の厚みを測定した。
以下、実施例及び比較例で測定された耳部の厚みの測定値を示す。
流量:38kg/h・m 実施例:3.0mm 比較例:4.7mm
流量:58kg/h・m 実施例:3.1mm 比較例:5.1mm
流量:80kg/h・m 実施例:3.3mm 比較例:5.3mm
流量:99.5kg/h・m 実施例:4.4mm 比較例:5.6mm
流量:38kg/h・m 実施例:3.0mm 比較例:4.7mm
流量:58kg/h・m 実施例:3.1mm 比較例:5.1mm
流量:80kg/h・m 実施例:3.3mm 比較例:5.3mm
流量:99.5kg/h・m 実施例:4.4mm 比較例:5.6mm
上記の測定値から、いずれの擬似溶融ガラス流体の流量の下においても、実施例は比較例に対して耳部の厚みが小さくなっていることが分かる。このような結果が得られたのは、傾斜面ガイドがせり上がりガイド面を有することで、擬似溶融ガラス流体の幅方向における両端が拡張されたことによるものと想定される。
上記の第一及び第二の実施例の結果から、本発明に係る板ガラスの成形装置、及び板ガラスの成形方法によれば、オーバーフローダウンドロー法によって板ガラスを成形する場合に、耳部と中央部との厚み差を可及的に低減することが可能となるものと推認される。
1 板ガラスの成形装置
2 成形体
21 溝
23 傾斜面
32 傾斜面ガイド
32x 傾斜面ガイドの溶融ガラスの流下先側の先端部
32a せり上がりガイド面
32aa せり上がりガイド面の幅方向における外方端
32ab せり上がりガイド面の幅方向における内方端
32b 直立ガイド面
θ1 せり上がりガイド面の傾斜面に対する傾斜角度
G 溶融ガラス
2 成形体
21 溝
23 傾斜面
32 傾斜面ガイド
32x 傾斜面ガイドの溶融ガラスの流下先側の先端部
32a せり上がりガイド面
32aa せり上がりガイド面の幅方向における外方端
32ab せり上がりガイド面の幅方向における内方端
32b 直立ガイド面
θ1 せり上がりガイド面の傾斜面に対する傾斜角度
G 溶融ガラス
Claims (6)
- 成形体の頂部に形成された溝から両側に溢れ出た溶融ガラスを、それぞれ前記成形体の楔部を形作る傾斜面に沿って幅方向の広がりを一対のガイドで規制しながら流下させ、前記成形体の下端部で融合一体化させることで板ガラスを成形する板ガラスの成形装置において、
前記ガイドが、幅方向の外側に移行するに連れて前記傾斜面からの突出寸法が漸次に大きくなるせり上がりガイド面を有し、
該せり上がりガイド面の幅方向における外方端が、溶融ガラスの流下先側に移行するに連れて漸次に幅方向の外側へと開いていくことを特徴とする板ガラスの成形装置。 - 前記せり上がりガイド面は、溶融ガラスの流下先側に移行するに連れて前記傾斜面に対する傾斜角度が漸次に小さくなることを特徴とする請求項1に記載の板ガラスの成形装置。
- 前記せり上がりガイド面の幅方向における内方端が、溶融ガラスが流下する方向と平行に延びていることを特徴とする請求項1又は2に記載の板ガラスの成形装置。
- 前記成形体を挟んで対向する前記ガイドについて、溶融ガラスの流下先側の先端部同士が相互に収束して合流していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の板ガラスの成形装置。
- 前記せり上がりガイド面の幅方向における外方端が、前記傾斜面に対して直立した直立ガイド面と連なっていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の板ガラスの成形装置。
- 成形体の頂部に形成された溝から両側に溢れ出させた溶融ガラスを、それぞれ前記成形体の楔部を形作る傾斜面に沿って幅方向の広がりを一対のガイドで規制しながら流下させ、前記成形体の下端部で融合一体化させることで板ガラスを成形する板ガラスの成形方法において、
前記ガイドに、幅方向の外側に移行するに連れて前記傾斜面からの突出寸法が漸次に大きくなるせり上がりガイド面を設け、
該せり上がりガイド面の幅方向における外方端を、溶融ガラスの流下先側に移行するに連れて漸次に幅方向の外側へと開かせることを特徴とする板ガラスの成形方法。
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---|---|---|---|
JP2014050291A JP2015174780A (ja) | 2014-03-13 | 2014-03-13 | 板ガラスの成形装置、及び板ガラスの成形方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018000831A (ja) * | 2016-07-08 | 2018-01-11 | 株式会社三共 | 遊技機 |
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2014
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