JP2015174330A - 液滴吐出ヘッド、画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】吐出孔が形成された吐出面に付着した液体を、吐出孔から遠ざけることができる液滴吐出ヘッド、及び画像形成装置を得る。【解決手段】溝86の一端86Aは、ノズル40から離れて配置され、溝86の他端86Bは、一端86Aに比して、ノズル40から離れて配置されている。そして、ノズル40の周囲に付着したインク(液体)は、毛細管現象により、溝86に浸入する。これにより、ノズル面62Aに付着したインクがノズル40から遠ざかる。【選択図】図1
Description
本発明は、液滴吐出ヘッド、画像形成装置に関する。
特許文献1には、液滴吐出ヘッドのインク吐出口形成面(吐出面)を、毛細管力を持ったインク搬送部材で覆うことにより、インク吐出口形成面上に残った余分なインクを吸引する構成が記載されている。
本発明の課題は、吐出孔が形成された吐出面に付着した液体を、吐出孔から遠ざけることである。
請求項1に係る液滴吐出ヘッドは、平面状の吐出面に開口し、液滴を吐出する吐出孔と、前記吐出面において前記吐出孔と間隔を空けて配置された一端から、他端が前記吐出孔から遠ざかるように延びる溝と、が形成されることを特徴とする。
請求項2に係る液滴吐出ヘッドは、請求項1に記載の液滴吐出ヘッドにおいて、前記溝の溝幅は、前記吐出孔から遠ざかるにつれて狭くなることを特徴とする。
請求項3に係る液滴吐出ヘッドは、請求項1又は2に記載の液滴吐出ヘッドにおいて、前記溝の他端に連結され、液体を保持する保持部を備えることを特徴とする。
請求項4に係る画像形成装置は、記録媒体を搬送する搬送部材と、前記搬送部材によって搬送された記録媒体に吐出孔から液滴を吐出して画像を形成する請求項1〜3の何れか1項に記載の液滴吐出ヘッドと、を備えることを特徴とする。
請求項1の液滴吐出ヘッドによれば、吐出面において吐出孔と間隔を空けて配置された一端から他端が吐出孔から遠ざかる溝が形成されていない場合と比して、吐出孔が形成された吐出面に付着した液体を、吐出孔から遠ざけることができる。
請求項2の液滴吐出ヘッドによれば、溝の溝幅が一定の場合と比して、溝に浸入した液体を溝の他端側へ移動させることができる。
請求項3の液滴吐出ヘッドによれば、溝の他端に、液体を保持する保持部が連結されていない場合と比して、溝に浸入した液体が、溝の一端側へ移動するのを抑制することができる。
請求項4の画像形成装置によれば、請求項1〜3の何れか1項に記載の液滴吐出ヘッドを備えていない場合と比して、吐出孔から吐出される液滴の吐出特性が変わることに起因して生じる出力画像の品質低下を抑制することができる。
本発明の実施形態に係る液滴吐出ヘッド、及びこの液滴吐出ヘッドを備えた画像形成装置の一例を図1〜図5に従って説明する。なお図中に示す矢印UPは、鉛直方向上方を示す。
(全体構成)
図5には、本実施形態に係る画像形成装置10の概略構成が記載されている。画像形成装置10は、所謂FWA(Full Width Array)型インクジェットプリンタである。
図5には、本実施形態に係る画像形成装置10の概略構成が記載されている。画像形成装置10は、所謂FWA(Full Width Array)型インクジェットプリンタである。
画像形成装置10は、図5に示されるように、複数のローラ14に巻き掛けられた無端状の搬送ベルト12(搬送部材の一例)を備えている。そして、複数のローラ14の中の一のローラ14には、駆動手段(図示省略)から回転力が伝達され、搬送ベルト12は図中矢印Aの方向(以下「ベルト周回方向」)に周回するようになっている。この搬送ベルト12には、記録媒体としてのシート部材Pを密着保持する機能が備えられている。
また、画像形成装置10は、シート部材Pが積み重ねられて収容される用紙収容部20と、用紙収容部20に収容されたシート部材Pを搬送経路22に沿って搬送する複数の搬送ロール11とを備えている。
この構成において、用紙収容部20に収容されたシート部材Pは、ピックアップ機構(図示省略)により最上位から1枚ずつ持ち出され、搬送ロール11によって搬送経路22に沿って搬送され、搬送ベルト12上に送り出されるようになっている。そして、搬送ベルト12上に送り出されたシート部材Pは、搬送ベルト12に密着保持され、ベルト周回方向に搬送されるようになっている。
さらに、搬送ベルト12によって搬送されるシート部材Pと対向するように、シート部材Pの搬送経路に沿ってヘッドアレイ37が配置されている。このヘッドアレイ37には、インク滴(液滴の一例)をシート部材Pに向かって吐出する4個の液滴吐出ヘッド36を備えている。
4個の液滴吐出ヘッド36は、同様の構成とされており、ベルト周回方向の上流側から、シアン(C)色インク吐出用、マゼンタ(M)色インク吐出用、イエロー(Y)色インク吐出用、及びブラック(K)色吐出用とされている。そして、搬送ベルト12によって搬送されるシート部材Pは、各色の液滴吐出ヘッド36と順次対向するようになっており、搬送されるシート部材P上に各色の液滴吐出ヘッド36から各色のインク滴が吐出され、シート部材Pに画像が形成されるようになっている。なお、液滴吐出ヘッド36については後述する。
さらに、画像形成装置10は、各色の液滴吐出ヘッド36を制御する制御部80を備えている。
また、搬送ベルト12おいて液滴吐出ヘッド36と対向する部分に対して、ベルト周回方向の下流側には、搬送ベルト12を挟んでローラ14と対向するように、シート部材Pを搬送ベルト12から分離させるスクレーパ26が配置されている。
さらに、画像形成装置10は、画像が形成されたシート部材Pが排出される排出部30と、搬送ベルト12から分離されるシート部材Pを排出部30に案内する排出路28と、を備えている。
〔液滴吐出ヘッド〕
次に、液滴吐出ヘッド36について説明する。
次に、液滴吐出ヘッド36について説明する。
液滴吐出ヘッド36は、シート部材Pの最大幅よりも幅広で、図5の紙面奥行方向に延びる長尺状とされ、液滴吐出ヘッド36の長手方向に並ぶ複数のイジェクタ34(図4参照)を有している。さらに、液滴吐出ヘッド36は、各イジェクタ34に供給されるインクが流れる共通流路41を備えている。
イジェクタ34は、図4に示されるように、インク滴(液滴の一例)を吐出する吐出孔の一例としてのノズル40と、ノズル40の上方に配置され、共通流路41を流れるインクが供給されると共にノズル40に繋がる圧力室46と、を備えている。
圧力室46とノズル40との間には、図中上下方向に延びるノズル流路64が形成され、圧力室46とノズル40とは、このノズル流路64を介して繋がっている。また、圧力室46と共通流路41との間には、共通流路41から図中上方に延びる流路70と、流路70の上端部から図中右方に延びて圧力室46の下端部に至るインク供給路44とが形成されている。そして、圧力室46と共通流路41とは、流路70及びインク供給路44を介して繋がっている。
これらはプレートが積層された流路ユニット78に形成されている。そして、この流路ユニット78は、下方から順に積層されるノズルプレート62、インクプールプレート66、インクプールプレート68、スループレート72、インク供給路プレート74、及び圧力室プレート76を備えている。
ノズルプレート62には、前述したノズル40が形成されている。さらに、インクプールプレート66及びインクプールプレート68には、ノズル流路64及び共通流路41が形成され、スループレート72には、流路70及びノズル流路64が形成されている。また、インク供給路プレート74には、インク供給路44及びノズル流路64が形成され、圧力室プレート76には、圧力室46が形成されている。
さらに、圧力室46の天井は、圧力室プレート76に重ねられた振動板47により構成されており、振動板47の上面には圧力室46と対応するように駆動素子42が取り付けられている。また、駆動素子42の上方には、駆動素子42と離間して基板45が配置されている。そして、基板45と駆動素子42とは、半田バンプ39を介して接合されている。
この構成において、制御部80(図5参照)によって基板45を介して駆動波形が印加された駆動素子42は、振動板47に対する押圧力を変化させ、圧力室46内の容積が収縮又は膨張する。そして、圧力室46の容積の変化により圧力室46に蓄えられたインクが、ノズル流路64を通ってインク滴となってノズル40からシート部材Pに向かって吐出されるようになっている。
(要部の構成)
次に、ノズルプレート62について説明する。
次に、ノズルプレート62について説明する。
ノズルプレート62は、一例としてシリコン基板で成形されている。そして、図3に示されるように、ノズルプレート62においてシート部材Pと対向するノズル面62A(吐出面の一例)には、液滴吐出ヘッド36の長手方向(以下「ヘッド長手方向」)に並ぶ、複数の前述したノズル40が形成されている。ノズル40は円形とされ、ノズル40の直径寸法は、一例として、25〔μm〕とされている。さらに、隣合うノズル40間の間隔は、一例として、85〔μm〕とされている。そして、ヘッド長手方向に並ぶ複数のノズル40によってノズル列50が形成されている。
さらに、ノズル面62Aには、ノズル40と間隔を空けて配置された一端86Aから、他端86Bがノズル40から遠ざかる複数の凹状の溝86が形成されている。この溝86の縁は、例えば、既知のエッチング法等により断面U字状に形成され、溝深さは、一例として、300〔μm〕とされている。そして、溝86を囲む壁面及び底面の親水性は、ノズル面62Aの親水性に比して、高くされている。なお、一例として、ノズル面62Aに凹凸を設けること(荒らすこと)で、前述した新水性の相違が生じる。
また、溝86の一端86Aは、図1、図3に示されるように、一例として、ノズル列50(ノズル40)から50〔μm〕(図1中のF寸法)離れて配置され、溝86の他端86Bは、一端86Aに比して、ノズル列50(ノズル40)から離れて配置されている。そして、溝86は、直線状に延び、隣合う溝86の間隔(図1中G寸法)は、一例として、1〔mm〕〜2〔mm〕とされている。
さらに、溝86の溝幅は、図1、図2に示されるように、ノズル列50(ノズル40)から遠ざかるにつれて狭くなっている。溝86の一端86Aの溝幅(図2中H寸法)は、一例として、300〔μm〕とされ、溝86の他端86Bの溝幅(図2中J寸法)は、一例として、100〔μm〕とされ、溝86の溝長(図2中K寸法)さは、一例として、5〔mm〕とされている。なお、溝幅については、後述する毛細管現象を生じさせるために、100〔μm〕〜500〔μm〕が好ましい。
この構成において、ノズル40から吐出されたインク滴によって生じたミスト等がノズル40の周囲に付着する。そして、このノズル40の周囲に付着したインク(液体の一例)は、毛細管現象により、溝86に浸入して溝幅が狭くされる溝86の他端86B側へ向かって移動するようになっている。
さらに、ノズル面62Aには、図1、図3に示されるように、全ての溝86を囲むように、環状の溝90(保持部の一例)が形成されている。この溝90の縁は、例えば、既知のエッチング法等により断面U字状に形成され、溝深さは、一例として、300〔μm〕とされている。また、溝90の溝幅は、一例として、500〔μm〕とされている。そして、溝86の他端86Bに溝90が連結されており(流路が連続して繋がっており)、溝86に浸入して溝86の他端86B側へ向かって移動するインクが、溝90に浸入して溝90内に保持されるようになっている。
(要部の作用)
以上説明したように、溝86の一端86Aは、ノズル40から離れて配置され、溝86の他端86Bは、一端86Aに比して、ノズル40から離れて配置されている。そして、ノズル40の周囲に付着したインク(液体)は、毛細管現象により、溝86に浸入する。これにより、ノズル面62Aに付着したインクがノズル40から遠ざかる。
以上説明したように、溝86の一端86Aは、ノズル40から離れて配置され、溝86の他端86Bは、一端86Aに比して、ノズル40から離れて配置されている。そして、ノズル40の周囲に付着したインク(液体)は、毛細管現象により、溝86に浸入する。これにより、ノズル面62Aに付着したインクがノズル40から遠ざかる。
また、溝86を囲む壁面及び底面の親水性は、ノズル面62Aの親水性に比して、高くされている。このため、溝86を囲む壁面及び底面の親水性とノズル面62Aの親水性とが同じ場合と比して、ノズル40の周囲に付着したインクが、毛細管現象により、効果的に溝86に浸入する。
また、溝86の溝幅は、ノズル40から遠ざかるにつれて狭くなっている。これにより、溝幅が一定の場合と比して、溝86に浸入したインクは、毛細管現象により、ノズル40から離れた溝86の他端86B側へ移動する。
また、溝86の他端86B側へ向かって移動するインクが、溝90に浸入して溝90内に保持される。これにより、溝86に浸入したインクが、溝86の一端86A側へ移動する(逆流する)のが抑制される。
また、ノズル面62Aに付着したインクがノズル40から遠ざかることで、ノズル40から吐出されるインク滴(液滴の一例)の吐出特性が変化するのが抑制される。なお、吐出特性の一例としては、インク滴の吐出方向であり、ノズル40から吐出されるインク滴が、ノズル面62Aに付着したインクに触れて吐出方向が変化するのが抑制される。
また、画像形成装置10においては、ノズル40から吐出されるインク滴の吐出特性の変化が抑制されることで、出力画像の品質低下が抑制される。
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態をとることが可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、液滴吐出ヘッド36は、シート部材Pの最大幅よりも幅広の所謂FWA(Full Width Array)式とされたが、液滴吐出ヘッドがシート幅方向に移動する走査式等であってもよい。
また、上記実施形態では、溝86の溝幅は、ノズル40から遠ざかるにつれて狭くなったが、溝幅が同様の寸法でもよく、溝幅がノズルから遠ざかるにつれて広くなってもよい。
また、上記実施形態では、溝86の縁は、断面U字状とされたが、断面V字状等であってもよい。
また、上記実施形態では、溝86の深さは、一例として、300〔μm〕とされたが、溝86の一端86Aから他端86Bにかけて溝深さを変えてもよい。
また、上記実施形態では、全ての溝86を囲むように、環状の溝90が形成されたが、環状の溝90が形成されなくてもよい。この場合には、溝86の他端86Bをノズルプレート62の縁部まで延ばすことで、ノズルプレート62の端面が開口され、溝86に浸入したインクがノズルプレート62の縁部から排出される。
また、上記実施形態では、溝86に浸入して溝86の他端86B側へ向かって移動するインクが、溝90に浸入することで溝90に保持されたが、溝90ではなく多孔質体等であってもよい。この場合には、多孔質体等がインクを吸収して保持する。
また、上記実施形態では、ノズル面62Aに付着するインクの特性について特に説明しなかったが、例えば、静的表面張力の小さいインクは、表面張力の大きいインクに比して、ノズル面62Aに広がり易い。このため、静的表面張力の小さいインクを用いる際には、ノズル40の周囲に付着したインクが、容易に溝86に浸入する。例えば、出力画像の解像度を優先して静的表面張力を30mN/m以下のインクを使用する場合には、このようなインクが、容易に溝86に浸入する。なお、静的表面張力は、ウイルヘルミー型表面張力計CBVP−Z(協和界面科学株式会社製)を用い、23℃、55%RHの環境において測定した値である。
また、上記実施形態では、特に説明しなかったが、画像形成動作がされていないジョブとジョブとの間に、制御部80が、図示せぬ駆動源を制御して液滴吐出ヘッド36に振動を印加してもよい。液滴吐出ヘッド36が振動することで、ノズル面62Aに付着したインクが移動して、溝86に浸入する。これにより、ノズル面62Aに付着したインクが、ノズル40の周囲から遠ざかる。
また、上記実施形態では、特に説明しなかったが、同一色の液滴吐出ヘッド36を複数設け、ヘッド長手方向にずらして、複数の液滴吐出ヘッドをベルト周回方向に並べることで、出力画像の解像度が向上する。
10 画像形成装置
12 搬送ベルト(搬送部材の一例)
36 液滴吐出ヘッド
40 ノズル(吐出孔の一例)
62A ノズル面(吐出面の一例)
86 溝
86A 一端
86B 他端
90 溝(保持部の一例)
12 搬送ベルト(搬送部材の一例)
36 液滴吐出ヘッド
40 ノズル(吐出孔の一例)
62A ノズル面(吐出面の一例)
86 溝
86A 一端
86B 他端
90 溝(保持部の一例)
Claims (4)
- 平面状の吐出面に開口し、液滴を吐出する吐出孔と、
前記吐出面において前記吐出孔と間隔を空けて配置された一端から、他端が前記吐出孔から遠ざかるように延びる溝と、
が形成される液滴吐出ヘッド。 - 前記溝の溝幅は、前記吐出孔から遠ざかるにつれて狭くなる請求項1に記載の液滴吐出ヘッド。
- 前記溝の他端に連結され、液体を保持する保持部を備える請求項1又は2に記載の液滴吐出ヘッド。
- 記録媒体を搬送する搬送部材と、
前記搬送部材によって搬送された記録媒体に吐出孔から液滴を吐出して画像を形成する請求項1〜3の何れか1項に記載の液滴吐出ヘッドと、
を備える画像形成装置。
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