JP2015173821A - 先端偏向可動カテーテル、及びカテーテル用ハブの接合方法 - Google Patents

先端偏向可動カテーテル、及びカテーテル用ハブの接合方法 Download PDF

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Abstract

【課題】カテーテルの近位端においてハブの接合強度に優れ、裂けにくく、気密性に優れ、作業性も良好なハブの接合部を持つ先端偏向可動カテーテルとカテーテル用ハブの接合方法を提供すること。【解決手段】シース本体2の近位端2bに形成してあるワイヤルーメン28a,29aに、それぞれ線材90,92を挿入する。線材90,92が挿入してあるワイヤルーメン28a,29aの位置で、シース本体2の近位端を拡径して拡径部2b1を形成する。拡径部2b1の主ルーメン21内部に、係止用凸部78が外周部に形成してあるハブ70の先端部72を挿入する。ハブ70の先端部72が挿入固定してあるシース本体2の近位端2b外周に、カシメ用リング80を嵌合する。【選択図】図8

Description

本発明は、先端部を自在に偏向することが可能な先端偏向可動カテーテルとカテーテル用ハブの接合方法に関する。
血管、体腔、または体内管腔部等を通して、各種の臓器(たとえば、心臓)等の目的組織まで挿入されるカテーテル(例えば、電極カテーテル、アブレーションカテーテル、カテーテルシースを含む)においては、その挿入や目的組織への接近の容易化等を図るため、体内に挿入されるカテーテルの遠位端(先端)の向きを、体外に配置されるカテーテルの近位端(基端)に設けられた操作部を操作することにより偏向できるようにした先端偏向可動カテーテルが知られている(特許文献1、特許文献2参照)。
カテーテルチューブの遠位端部の偏向すべき部分は、例えば遠位端に行くにしたがってその硬度が段階的に低く設定されており、その先端に一体的に内挿されたリング部材(プルリング)の180度対向位置に一対のワイヤのそれぞれの遠位端を接続し、該一対のワイヤのそれぞれの近位端において、一方のワイヤ(第1ワイヤ)を引っ張り、他方のワイヤ(第2ワイヤ)を弛ませることにより、チューブ先端の向きを制御できるようにしている。
このようなカテーテルチューブには、主ルーメン以外に、ワイヤが長手方向移動自在に装着される副ルーメンとしてのワイヤルーメンが形成される。カテーテルチューブの近位端には、たとえば止血弁などが装着してあるカテーテル用ハブをカシメ用リングを用いて接合することがある。
しかしながら、従来技術では、カシメ用リングを用いてカテーテル用ハブをカテーテルチューブの近位端に接合するときに、副ルーメンとしてのワイヤルーメンの存在により、チューブが裂けやすいなどの課題があった。また、ワイヤルーメンを経由して、カテーテルチューブ内部から外部への漏れが発生するおそれがあるという課題もあった。
このような課題への対策として、カテーテルチューブの近位端に形成してあるワイヤルーメンの内部に接着剤を充填して、ワイヤルーメンを介しての漏れを防止する構造が提案されている。しかしながら、カテーテルチューブの近位端を拡径する(内径および外径を大きくする)際の加熱などにより、接着剤が劣化し、接合強度が低下するなどの課題を有している。また、拡径した後に、接着剤をワイヤルーメンに充填することも考えられるが、拡径により潰れているワイヤルーメンの内部に接着剤を良好に充填することが困難であり、漏れを防止することが困難である。さらに、接着剤の塗布および硬化に時間がかかり、作業性が低下するという課題もある。
特開2005−230471号公報 特表2009−537244号公報
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、その目的は、カテーテルの近位端においてハブの接合強度に優れ、裂けにくく、気密性に優れ、作業性も良好なハブの接合部を持つ先端偏向可動カテーテルとカテーテル用ハブの接合方法を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係る先端偏向可動カテーテルは、
主ルーメンと少なくとも一対のワイヤルーメンとが長手方向に沿って形成してあるカテーテルチューブと、
前記カテーテルチューブの遠位端に設けられたリング部材と、
前記リング部材にそれぞれの遠位端が接続され、前記ワイヤルーメン内に長手方向に移動自在に装着してある第1ワイヤおよび第2ワイヤと、
前記カテーテルチューブの近位端に設けられた操作部とを有する先端偏向可動カテーテルであって、
前記第1ワイヤおよび第2ワイヤの近位端が前記カテーテルチューブの外部に引き出される引出部が形成してある前記カテーテルチューブの近位端側で、前記カテーテルチューブの近位端に形成してある前記ワイヤルーメンには、それぞれ線材が挿入してあり、
前記線材が挿入してある前記ワイヤルーメンの位置で、前記カテーテルチューブの近位端が拡径してあり、
拡径してある前記カテーテルチューブの近位端の前記主ルーメン内部には、係止用凸部が外周部に形成してあるハブの先端部が挿入固定してあり、
前記ハブの先端部が挿入固定してある前記カテーテルチューブの近位端外周には、カシメ用リングが嵌合してあることを特徴とする。
また、本発明に係るカテーテル用ハブの接合方法は、
主ルーメンと少なくとも一対の副ルーメンとが長手方向に沿って形成してあるカテーテルチューブの近位端にハブを接合するためのカテーテル用ハブの接合方法であって、
前記カテーテルチューブの近位端に形成してある前記副ルーメンに、それぞれ線材を挿入する工程と、
前記線材が挿入してある前記副ルーメンの位置で、前記カテーテルチューブの近位端を拡径する工程と、
拡径してある前記カテーテルチューブの近位端の前記主ルーメン内部に、係止用凸部が外周部に形成してあるハブの先端部を挿入する工程と、
前記ハブの先端部が挿入固定してある前記カテーテルチューブの近位端外周に、カシメ用リングを嵌合する工程とを有する。
本発明に係るカテーテル用ハブの接合方法および先端偏向可動カテーテルでは、副ルーメンとしてのワイヤルーメンの内部には、線材が予め挿入してある。そのため、カテーテルチューブの近位端を拡径する際、ハブの先端部を挿入する際、またはカシメリングを嵌合する際に、ワイヤルーメンでカテーテルチューブが裂けることを抑制することができる。また、ワイヤルーメンの内部にチューブの近位端側から線材を挿入する作業は、接着剤を充填させて硬化させる作業よりも容易である。
また本発明では、ワイヤルーメンの内部に接着剤のような液体ではなく、固体である線材を挿入するために、接着剤の加熱劣化などによる接合強度の低下が無く、接合強度に優れている。
また本発明では、ワイヤルーメンの内部に線材が挿入してあることから、ワイヤルーメンを介してチューブの内部(特に主ルーメンの内部)からチューブの外部へ漏れることが無くなる。
特に、線材が、ワイヤルーメンを構成する材料と同じ材料または当該よりも硬い材料で構成してあることが好ましい。その場合には、特に、カテーテルチューブの近位端を拡径した後では、拡径された部分に対応するワイヤルーメンに位置する前記線材が、ワイヤルーメンを気密に閉塞する。そのため、特に気密性に優れる。
なお、本発明において、遠位端とは、操作側と反対側の端部で、先端側とも言い変えることも可能であり、遠位端の近傍も含む概念で用いる。また、近位端とは、遠位端の反対側であり、操作する側に近い端部であり、基端と言い変えることも可能であり、近位端の近傍も含む概念で用いる。遠位端および近位端は、相対的な概念であり、厳密な意味での端のみでなく、端の近くも含む。
図1は本発明の一実施形態に係る先端偏向可動カテーテルの外観構成を示す平面図である。 図2は図1に示すII−II線に沿う断面図である。 図3は図1に示すIII−III線に沿う断面図である。 図4は図3に示すIV−IV線に沿う断面図である。 図5は図3に示すV−V線に沿う断面図である。 図6Aは図1に示す先端偏向可動カテーテルの操作部の内部構造を示す概略断面図である。 図6Bは図1に示す先端偏向可動カテーテルの操作部の内部構造を示す概略断面図であり、第1方向に操作した状態を示す。 図6Cは図1に示す先端偏向可動カテーテルの操作部の内部構造を示す概略断面図であり、第2方向に操作した状態を示す。 図7は図6A〜図6Cに示すガイド滑車の概略断面図である。 図8は図1に示す操作部の近位端におけるカテーテル用ハブの接合部の要部概略断面図である。 図9は図8に示すカテーテル用ハブの接合部を形成するための工程を示す要部概略断面図である。 図10は図9の続きの工程を示す要部概略断面図である。
以下、本発明を、図面に示す実施形態に基づき説明する。
本実施形態の先端偏向可動カテーテルとしてのカテーテルシース(先端偏向可動カテーテル)は、たとえば、不整脈治療を行う際の心電を検出する電極カテーテルや心筋の焼灼を行うアブレーションカテーテルを案内するためのシースとしてや、その他の用途に用いられる。その他の用途としては、胆管にステントを導入するためのカテーテル(ステント搬送用カテーテル)を案内するためのシースなどが例示される。
図1に示すように、本実施形態のカテーテルシース1は、カテーテルチューブとしてのシース本体2と、シース本体2の近位端に設けられる操作部3およびグリップ部4とを有する。
図2および図3に示すように、シース本体2は、主ルーメン21を有する中空チューブ20からなる。本実施形態の中空チューブ20は、内側チューブ22と、外側チューブ24とを有する多層チューブで構成してある。外側チューブ24には、網状の補強線(たとえばステンレス等の金属線)からなるブレード層26が埋め込まれており、シース本体2に耐キンク特性を付与している。
外側チューブ24におけるブレード層26の内側には、副ルーメンとしてのワイヤルーメン28a,29aが軸方向に沿って形成してあるワイヤルーメン用チューブ28,29がシース本体2の中心軸に対して約180度対称位置に埋め込まれている。チューブ28,29のワイヤルーメン28a,29aには、それぞれ第1ワイヤ30および第2ワイヤ31が軸方向に移動自在に挿入してある。ワイヤルーメン28a,29aの内径は、ワイヤ30,31の外径よりもわずかに大きい程度であり、主ルーメン21の内径と比較すると、1/10以下程度に小さい。
ブレード層26は、図2に示すように、外側チューブ24の内部に、横断面が楕円形状を有するように埋め込まれており、楕円状のブレード層26の長軸方向に第1ワイヤ30および第2ワイヤ31が配置されるようになっている。楕円状のブレード層26の短軸方向では、ブレード層26は、内側チューブ22に近い側の外側チューブ24の内部に埋め込まれており、楕円状のブレード層26の長軸方向では、ブレード層26は、外周に近い外側チューブ24の内部に埋め込まれている。
内側チューブ22の内周面に軸方向に沿って形成してある主ルーメン21には、電極カテーテル、アブレーションカテーテル、ステント搬送用カテーテル、その他の用途のカテーテル、あるいはガイドワイヤ、その他の医療器具が軸方向に移動自在に挿入可能になっている。主ルーメン21の内周面は、滑り特性が良いことが好ましく、内側チューブ22は、たとえばポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、テトラフルオロエチレン・エチレン共重合体(ETFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)などのフッ素樹脂などで構成される。
外側チューブ24は、樹脂で形成されることが好ましく、たとえばポリエーテルブロックアミド共重合体などのポリアミド系エラストマー、ポリアミド、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニルなどで構成される。また、ワイヤルーメン用チューブ28,29は、滑り特性が良い樹脂で形成されることが好ましく、たとえばポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、テトラフルオロエチレン・エチレン共重合体(ETFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)などのフッ素樹脂などで構成される。第1ワイヤ30および第2ワイヤ31は、たとえばステンレスなどの金属で構成してあり、撚り線でも単線でも良い。
図1に示すように、シース本体2の遠位端は、その向きが矢印αおよび矢印βのように、相互に180度の反対方向に任意に偏向可能な偏向部2aとなっている。偏向部2aの偏向方向αとβは、前述したワイヤルーメン用チューブ28,29の180度対称な取付位置に対応している。偏向部2aでは、その余の部分よりも硬度が低く(柔軟に)設定されていることが好ましく、さらに偏向部においてはその先端にいくにしたがって徐々にまたは段階的に硬度が低くなるように設定されていてもよい。
図4に示すように、シース本体2の遠位端(偏向部2aの先端近傍)には、円環状のプルリング(リング部材)32を有するワイヤ付きリング35が埋め込まれている。プルリング32の内周面でシース本体2の中心軸に対して180度対称位置には、第1ワイヤ30および第2ワイヤ31の遠位端30a,31aが接続固定されている。
なお、第1ワイヤ30および第2ワイヤ31の遠位端30a,31aをプルリング32の内周面に接続固定するための方法については特に限定されず、銀ロウなどのロウ材によるロウ付け、レーザ溶接、超音波溶着、アーク溶接、半田付けなどが例示される。
ワイヤ付きリング35を、シース本体2の遠位端に埋め込むために、図3および図5に示すように、外側チューブ24の遠位端には、プルリング32の通孔に挿入される段差状先端部24aが切削などの手段で形成してある。段差状先端部24aの外周面は、プルリング32の通孔の内周面形状に合わせて、円筒外周面形状に切削加工してある。そのため、図3および図5に示すように、横断面が楕円状のブレード層26の短軸方向では、ブレード層26はリング32の内側に残っていても良い。
また、図3および図4に示すように、横断面が楕円状のブレード層26の長軸方向では、ブレード層26の一部も除去されており、ワイヤルーメン用チューブ28,29の一部も除去され、ワイヤルーメンがリング32の内側で開口している。ワイヤルーメンがリング32の内側で開口している位置で、各ワイヤ30,31の遠位端がリング32の内周面に接続固定してある。
図4および図5に示すように、偏向部2aの遠位端では、リング32の外周と段差状先端部24aの外周と内側チューブ22の外周と内側チューブ22の遠位端とは、遠位端被覆樹脂34により覆われて一体化されている。遠位端被覆樹脂34は、ワイヤルーメン用チューブ28,29の遠位端側ルーメン内に一部入り込んでも良いが、ワイヤ30,31がワイヤルーメン内を軸方向に移動することを妨げないようになっている。
遠位端被覆樹脂34は、たとえばディピング法により形成され、たとえばポリエーテルブロックアミド共重合体などのポリアミド系エラストマー、ポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニルなどの樹脂で構成してある。
リング32は、たとえばステンレス鋼などの金属で構成してあり、その遠位端には、造影リングが装着してあっても良い。造影リングは、X線などで検出しやすい金属で構成してあり、たとえば金、白金、イリジウム、タングステンなどで構成される。なお、リング32の全体を造影リングで構成しても良い。
ワイヤ付きリング35は、図4および図5に示す遠位端被覆樹脂34が形成される前に、ワイヤルーメン用チューブ28,29のルーメン内に、各ワイヤ30,31が挿入され、リング32の通孔に図5に示す段差状先端部24aが通される。その後に、遠位端被覆樹脂34が形成されて、偏向部2aの遠位端では、リング32の外周と段差状先端部24aの外周と内側チューブ22の外周と内側チューブ22の遠位端とが、遠位端被覆樹脂34により覆われて一体化される。
第1ワイヤ30および第2ワイヤ31の近位端は、図1に示すシース本体2の近位端に設けられた操作部3に接続されている。操作部3はグリップ部4の先端(遠位端)側に設けられている。
操作部3は、図6A〜図6Cに示すように、シース本体2の近位端に固定される固定部50を有する。固定部50は、円盤状の固定部本体51と、グリップ部4の遠位端4aに挿入されて連結するグリップ連結部52と、グリップ連結部52の180度反対側に位置するシース引き込み部54とを有する。固定部50を構成する固定部本体51とグリップ連結部52とシース引き込み部52とは、プラスチックなどで一体成形される。
固定部50のシース引き込み部54の外周には、カバー56が取り付けられる。シース本体2の近位端2bは、カバー56の内部を通り、シース引き込み部54の内部、固定部本体51の中央部、グリップ連結部52の内部を通り、グリップ部4の内部に到達している。
カバー56の内部に位置するシース本体2の外周部には、それぞれ第1ワイヤ30および第2ワイヤ31を取り出すための引出部2cが形成してある。引出部2cは、シース本体2の外周部に形成してある孔であり、図2に示すワイヤルーメン用チューブ28,29の内部に連通しており、そこから各ワイヤ30,31の近位端30b,31bがシース本体2の外部に取り出されるようになっている。
引出部2cから引き出された各ワイヤ30,31の近位端30b,31bは、カバー56の内部およびシース引き込み部54の内部を通して、操作部3の内部に導かれるようになっている。固定部50には、円盤状の固定部本体51の中心回りに回動(枢軸回転移動)自在に回動カバー45が取り付けてある。回転カバー45には、回動摘み58が固定してあり、回動摘み58を操作することで、回転カバー45を固定部50に対して回動可能になっている。
回動カバー45には、第1回動片40と第2回動片41とが円盤状の固定部本体51の円周方向に沿ってビスなどで取り付けられ、これらの第1回動片40と第2回動片41とは、同時に同一方向に同期して回動するようになっている。第1回動片40と第2回動片41とは、円盤状の固定部本体51の円周方向に沿って所定間隔で設けられ、シース本体2を挟んで、操作部3の内部で反対側に位置するようになっている。
第1回動片40における回動中心から第1半径R1の円弧状外周部40aには、第1ワイヤ30の近位端30bが巻き付けられてビス42などにより回動片40に固定してあり、回動片40が回動中心回りに回動することで、ワイヤ30の近位端30bが引出部2cから引き出されたり戻されたりするようになっている。また、同様に、第2回動片41における回動中心から第2半径R2の円弧状外周部41aには、第2ワイヤ31の近位端31bが巻き付けられてビス43などにより回動片41に固定してあり、回動片41が回動中心回りに回動することで、ワイヤ31の近位端31bが引出部2cから引き出されたり戻されたりするようになっている。
固定部50のシース引き込み部54には、シース本体2を挟んで所定の配置間隔D2で一対のガイド滑車60が、各滑車60の軸芯回りで回転自在に装着してある。各ガイド滑車60には、図7に示すように、ワイヤ30,31の近位端30b,31bが係止する係止溝62が形成してあっても良い。また、各ガイド滑車60には、回転軸64が一体に形成してあっても良く、回転軸64が、固定部50のシース引き込み部54の底壁に形成してある軸受け孔50aに差し込まれることで、各滑車60が回転するようになっていても良い。
一対の滑車60の配置間隔D2は、シース本体2の外径D1よりも少し大きい程度が好ましく、引出部2から引き出されるワイヤ30,31の近位端30b,31bがシース本体2の軸方向に沿って略平行に滑車60に向かうようになっている。滑車60は、引出部2cから引き出された各ワイヤ30,31の近位端30b,31bを、それぞれ第1回動片40の外周部40aと第2回動片41の外周部41aとに導くようになっている。
これらの一対のガイド滑車60は、図6Bおよび図6Cに示すように、第1回動片40および第2回動片41の回動移動に応じた第1ワイヤ30および第2ワイヤ31の長手方向に沿った移動により回転するように、固定部50に取り付けてある。なお、配置間隔D2とシース本体2の外径D1との関係は、D2/D1が好ましくは1.05〜1.60である。D2/D1が大きすぎると、引出部2cからワイヤ30,31を軸方向に沿って略平行に引き出すことが困難になる傾向にあり、小さすぎるとワイヤ30,31とシース本体2の外周面との摩擦が大きくなる傾向にある。第1ワイヤ30および第2ワイヤ31の近位端30b,31bをシース本体2の近位端2bから当該シース本体2の軸方向に沿って略平行に引き出すことで、シース本体2とワイヤ30,31との間の摩擦力を低減することができ操作性が向上する。
また、本実施形態では、第1半径R1と第2半径R2とは、略等しいことが好ましい。また、シース本体2の外径D1と第1半径R1や第2半径R2との関係は、R1/D1またはR2/D1が、好ましくは8.0〜12.0であり、R1およびR2を大きくする程、回動摘み58の回動角度当たりのワイヤ30,31の長手方向移動量を大きくすることができる。ただしR1およびR2を大きくし過ぎると、操作部3の外径が大きくなり、片手での操作が困難になる傾向にある。本実施形態では、図6Bおよび図6Cに示すように、第1回動片40と第2回動片41とは、同じ回動方向に同じ回動角度で移動可能になっている。
固定部50を構成するブラスチックとしては、特に限定されず、たとえばポリカーボネート樹脂、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエチレン樹脂などが例示される。回動カバー45およびカバー56に関しても、固定部50と同様なプラスチックで構成すればよい。
本実施形態では、図6Bに示すように、摘み58を第1回転方向(たとえば左回り)に操作することにより、図2〜図5に示す第1ワイヤ30が操作部3の方向に引っ張られ、第2ワイヤ31が偏向部2aの側に戻され、偏向部2aが矢印αに示すように偏向される。また、図6Cに示すように、摘み58を第1回転方向と反対方向の第2回転方向(たとえば右回り)に操作することにより、図2〜図5に示す第2ワイヤ31が操作部3の方向に引っ張られ、第1ワイヤ30が偏向部2aの側に戻され、先端の偏向部2aが矢印βに示すように偏向される。
本実施形態では、一対のガイド滑車60が、それぞれ自ら回転することによって、シース本体2の近位端2bから当該シース本体2の軸方向に沿って略平行に引き出される第1ワイヤ30および第2ワイヤ31の近位端30b,31bを、それぞれ第1回動片40の外周部40aと第2回動片41の外周部41aとに導く。そのため、ワイヤ30,31とガイド滑車60とは擦れることなく、ワイヤ30,31をシース本体2の引出部2cから引き出す動作や押し込む動作をスムーズに行うことができる。すなわち、ワイヤ30,31と滑車60との間の摩擦を低減することが可能になり、操作性が向上する。
また、本実施形態では、第1回動半径R1および第2回動半径R2を大きくすることで、第1回動片40および第2回動片41の回動移動によりワイヤ30,31を大きく長手方向に移動させることが可能になり、カテーテル遠位端を大きく偏向させることが可能となる。すなわち、本実施形態では、操作性が良好で、シース本体2の偏向部2aを大きく偏向させることが可能であり、しかもワイヤ30,31に損傷が生じることが少ない先端偏向可動カテーテルシース1を実現することができる。
本実施形態においては、図6A〜図6Cに示すように、グリップ部4の内部を、シース本体2の近位端2bが延びており、図1に示すグリップ部4の近位端に接続してあるカテーテル用ハブ70がシース本体2の近位端2bと接続してある。グリップ部4の内部において、シースハブ70とシース本体2の近位端2bとの接続部の詳細を図8に示す。
図8に示すように、図6A〜図6Cに示す引出部2cより近位端側のシース本体2の近位端では、各ワイヤルーメン28a,29aに、第1ワイヤ30および第2ワイヤ31が挿入されておらず空洞になっている。そして、各ワイヤルーメン28a、29aの近位端には、それぞれ線材90,92が挿入してあり、線材90,92が挿入してあるワイヤルーメン28a,29aの位置で、シース本体2の近位端2bが拡径してあり拡径部2b1が形成してある。
拡径部2b1の主ルーメン21内部には、係止用凸部78が外周部に形成してあるカテーテル用ハブ70の先端部72が挿入固定してある。ハブ70の先端部72が挿入固定してあるシース本体2の拡径部2b1の外周には、カシメ用リング80が緊密に嵌合してある。係止用凸部78は、拡径部2b1の内周面に食い込んでいる。係止用凸部78は、先端部72の外周面に沿って円周方向に連続して形成しても良いし、断続的に形成しても良い。また、係止用凸部78は、先端部72の軸方向に沿って、複数個設けても良い。
カテーテル用ハブ70の中央には、連通孔76が軸方向に貫通するように形成してある。連通孔76には、図示省略してある止血弁などが装着してあっても良い。連通孔76の内径は、主ルーメン21の内径と同程度またはそれ以上であることが好ましい。そして、カテーテル用ハブ70に、その基端部74側から、連通孔76および主ルーメン21を通して、他のカテーテル(たとえば電極カテーテルやアブレーションカテーテル)を主ルーメン21の遠位端方向に挿入可能になっている。
線材90,92は、ワイヤルーメン28a,29aを構成する材料(ワイヤルーメン用チューブ28,29)と同じ材料または当該材料よりも硬い材料で構成してあることが好ましい。その場合、シース本体2の近位端2bを拡径した後では、拡径部2b1に対応するワイヤルーメン28a,29aが狭められ、さらに、先端部72とリング80との間で挟まれることにより、線材90,92がルーメン28a,29aの内周面に密着し、ルーメンを気密に閉塞し、特に気密性に優れる。
線材90,92の外径は、拡径部2b1が形成される前の各ルーメン28a,29aの内径よりもわずかに小さい(たとえば0.01〜0.03mm小さい)ことが好ましく、図9に示すように、ルーメン28a,29aの近位端開口28b,29bから容易に挿入可能になっている。線材90,92の長手方向長さは、図8に示すように、少なくとも拡径部2b1の軸方向長さよりも長いことが好ましく、たとえば拡径部2b1の軸方向長さの1.1〜2.0倍程度が好ましい。線材90,92の長さが短すぎると、本実施形態の効果が少なくなる傾向にあり、長すぎると、線材90,92のルーメン28a,29aへの挿入作業が困難になる傾向にある。
線材90,92としては、特に限定されないが、たとえば合成樹脂製の単線または撚り線、あるいは無機材料の単線または撚り線、あるいは金属の単線または撚り線、あるいはこれらの複合の撚り線でも良い。ハブ70としては、特に限定されず、たとえばポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリアセタール樹脂などの合成樹脂で構成され、拡径部2b1を構成する樹脂よりも硬いことが好ましい。また、ハブ70には、図1に示すように、側注チューブ75が接続してあっても良い。
ハブ70における先端部72の外径は、図10に示すハブ挿入前の拡径部2b1の内径よりも少し大きいことが好ましく、先端部72が拡径部2b1の内部に挿入されることで、拡径部2b1がわずかに広がり、拡径部2b1の内周面と先端部72の外周面とが気密に密着する。
リング80としては、特に限定されず、たとえばポリアミド樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマーなどの合成樹脂やステンレス鋼などの金属で構成され、拡径部2b1を構成する樹脂よりも硬いことが好ましい。リング80の内径は、図10に示すようにリング装着前の拡径部2b1の外径よりもわずかに小さいことが好ましく、リング80を拡径部2b1の外周に取り付けた後には、リング80の内周面と拡径部2b1の外周面とが気密に密着するようになっている。拡径部2b1の外径および内径は、拡径部2b1が形成される前のシース本体2の近位端2bにおける外径および内径の1.2〜1.4倍程度に大きいことが好ましい。
次に、本実施形態に係るカテーテル用ハブ70の接合方法について説明する。本実施形態では、まず、図9に示すように、シース本体2の近位端2bに形成してあるワイヤルーメン28a,29aに、それぞれ線材90,92を挿入する。次に、線材90,92が挿入してあるワイヤルーメン28a,29aの位置で、シース本体2の近位端2bを拡径して拡径部2b1を形成する。拡径部2b1の形成は、たとえば加熱した金型を用いて行う。加熱温度は、特に限定されず、たとえば近位端2bを構成する樹脂の軟化温度の0.7〜1.2倍程度の温度が好ましい。
次に、拡径部2b1が形成してある主ルーメン21の内部に、近位端側から、係止用凸部78が外周部に形成してあるハブ70の先端部72を挿入する。最後に、ハブ70の先端部72が挿入固定してあるシース本体2の近位端外周に、遠位端側からカシメ用リング80を嵌合する。
本実施形態に係るカテーテル用ハブ70の接合方法を用いて製造された先端偏向可動カテーテル1では、ワイヤルーメン28a,29aの内部には、線材90,92が予め挿入してある。そのため、シース本体2の近位端2bを拡径する際、ハブ70の先端部72を挿入する際、またはカシメリング80を嵌合する際に、ワイヤルーメン28a,29aでシース本体2が裂けることを有効に抑制することができる。また、ワイヤルーメン28a,29aの内部に近位端側から線材90,92を挿入する作業は、接着剤を充填させて硬化させる作業よりも容易である。
また本実施形態では、ワイヤルーメン28a,29aの内部に接着剤のような液体ではなく、固体である線材90,92を挿入するために、接着剤の加熱劣化などによる接合強度の低下が無く、接合強度に優れている。
また本実施形態では、ワイヤルーメン28a.29aの内部に線材90,92が挿入してあることから、ワイヤルーメン28a.29aを介してシース本体2の内部(特に主ルーメン21)からシース本体2の外部へ血液や体液あるいは薬液などが漏れることが無くなる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変することができる。
たとえば上述した実施形態では、先端偏向可動カテーテルを、主ルーメン21を有するカテーテルシースとして用いたが、主ルーメン21を持たないカテーテルやその他のカテーテルに本発明を適用することも可能である。また、上述した実施形態では、ワイヤルーメンがワイヤルーメン用チューブ28,29により形成してあるが、これに限定されず、チューブ28,29を設けることなくワイヤルーメンを外側チューブ24自体に形成しても良い。また、上述した実施形態では、シース本体2を多層チューブで構成したが、単層チューブで構成しても良い。
また、上述した実施形態では、第1回動半径R1と第2回動半径R2とを同じに構成したが、第1回動半径R1と第2回動半径R2とを異ならせてもよい。その場合には、シース本体2の偏向部2aを、相互に反対側の第1方向αと第2方向βとで異なる偏向角度で偏向できる。
また上述した実施形態では、各ワイヤルーメン28a,29aの近位端開口28b,29bから線材90,92を挿入した後に、拡径部2b1を形成したが、本発明では、拡径部2b1を形成した後に、各ワイヤルーメン28a,29aの近位端開口28b,29bから線材90,92を挿入してもよい。拡径後では、各ワイヤルーメン28a,29aの開口断面面積が狭まり、多少、線材90,92を挿入し難くなるが、問題は無い。線材90,92を挿入した後に、主ルーメン21の内部にハブ70の先端部72を挿入すると共に、シース本体2の近位端外周にカシメ用リング80を嵌合することで、各ワイヤルーメン28a,29aの横断面面積が狭まり、ルーメンの内周面と線材の外周面とが密着し気密性が保たれる。
1…先端偏向可動カテーテル(カテーテルシース)
2…シース本体
2a…偏向部
3…操作部
4…グリップ部
20…中空チューブ
21…主ルーメン
22…内側チューブ
24…外側チューブ
26…ブレード層
28,29…ワイヤルーメン用チューブ
28a,29a…ワイヤルーメン(副ルーメン)
30…第1ワイヤ
31…第2ワイヤ
32…プルリング
34…遠位端被覆樹脂
35…ワイヤ付きリング
40…第1回動片
40a…外周部
41…第2回動片
41a…外周部
45…回動カバー
50…固定部
51…固定部本体
52…グリップ連結部
54…シース引き込み部
56…カバー
58…摘み
60…ガイド滑車
70…ハブ
72…先端部
74…基端部
76…連通孔
78…係止用凸部
80…カシメ用リング
90,92…線材

Claims (3)

  1. 主ルーメンと少なくとも一対のワイヤルーメンとが長手方向に沿って形成してあるカテーテルチューブと、
    前記カテーテルチューブの遠位端に設けられたリング部材と、
    前記リング部材にそれぞれの遠位端が接続され、前記ワイヤルーメン内に長手方向に移動自在に装着してある第1ワイヤおよび第2ワイヤと、
    前記カテーテルチューブの近位端に設けられた操作部とを有する先端偏向可動カテーテルであって、
    前記第1ワイヤおよび第2ワイヤの近位端が前記カテーテルチューブの外部に引き出される引出部が形成してある前記カテーテルチューブの近位端側で、前記カテーテルチューブの近位端に形成してある前記ワイヤルーメンには、それぞれ線材が挿入してあり、
    前記線材が挿入してある前記ワイヤルーメンの位置で、前記カテーテルチューブの近位端が拡径してあり、
    拡径してある前記カテーテルチューブの近位端の前記主ルーメン内部には、係止用凸部が外周部に形成してあるハブの先端部が挿入固定してあり、
    前記ハブの先端部が挿入固定してある前記カテーテルチューブの近位端外周には、カシメ用リングが嵌合してあることを特徴とする先端偏向可動カテーテル。
  2. 前記線材が、前記ワイヤルーメンを構成する材料と同じ材料または当該材料よりも硬い材料で構成してある請求項1に記載の先端偏向可動カテーテル。
  3. 主ルーメンと少なくとも一対の副ルーメンとが長手方向に沿って形成してあるカテーテルチューブの近位端にハブを接合するためのカテーテル用ハブの接合方法であって、
    前記カテーテルチューブの近位端に形成してある前記副ルーメンに、それぞれ線材を挿入する工程と、
    前記線材が挿入してある前記副ルーメンの位置で、前記カテーテルチューブの近位端を拡径する工程と、
    拡径してある前記カテーテルチューブの近位端の前記主ルーメン内部に、係止用凸部が外周部に形成してあるハブの先端部を挿入する工程と、
    前記ハブの先端部が挿入固定してある前記カテーテルチューブの近位端外周に、カシメ用リングを嵌合する工程とを有するカテーテル用ハブの接合方法。
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