JP2015172659A - 転写装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】異常画像が発生するのを抑えつつ、像担持体に対してベルト部材を接離させることができる転写装置及び画像形成装置を提供する。【解決手段】トナー像を担持する像担持体20に対向し回転可能に設けられた無端状のベルト部材11と、ベルト部材を介して像担持体と当接し、像担持体とベルト部材とにより形成されたニップ部で像担持体上のトナー像を、ベルト部材の表面またはベルト部材の表面に担持された記録材上に転写する転写部材13と、転写部材とベルト部材回転方向で隣り合う位置に設けられ、ベルト部材を支持する支持部材18と、像担持体に対してベルト部材を接離させる接離手段100とを備えた転写装置60において、接離手段は、転写部材を保持する第一保持部材131と、支持部材を保持する第二保持部材181と、ベルト幅方向に軸線を有し、第一保持部材と第二保持部材とを揺動可能に軸支する共通の揺動軸19とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、プリンタ、ファクシミリ、複写機などの画像形成装置に用いられる転写装置、及び、その転写装置を備えた画像形成装置に関するものである。
従来、感光体上に形成されたトナー像を無端状の中間転写ベルトに一次転写し、中間転写ベルト上に順次保持された複数色のフルカラートナー像を、記録紙上に一括して二次転写する、所謂中間転写方式の転写装置を備えた画像形成装置が実用化されている。この中でも、複数の感光体を並べたタンデム方式は、より短い時間でフルカラー像を記録紙に転写することができるため、特に広く用いられている。
特許文献1に記載の画像形成装置では、中間転写ベルトが複数の張架ローラによって回転可能に張架されており、複数の感光体が中間転写ベルトのおもて面に対向して並設されている。中間転写ベルトを挟んだ感光体との対向位置には、中間転写ベルトを介して感光体に当接し感光体と中間転写ベルトとにより形成された一次転写ニップで、感光体上から中間転写ベルト上にトナー像を転写する転写部材である一次転写ローラが設けられている。
また、この一次転写ローラと中間転写ベルト回転方向上流側で隣り合う位置には、中間転写ベルトを支持し中間転写ベルトの回転に従動して回転する従動ローラが設けられている。
一次転写ローラと従動ローラとは、感光体に対して中間転写ベルトを接離させる接離機構に設けられた、単一のブラケットに保持されている。このブラケットは、中間転写ベルト回転方向と直交する方向であるベルト幅方向に軸線を有する揺動軸を中心に、装置本体に対して揺動可能に設けられている。
接離機構は、揺動軸を中心にブラケットを感光体から遠ざける方向や近づける方向に揺動させることで、感光体に対して一次転写ローラ及び従動ローラを変位させ、中間転写ベルトの軌道を変化させることにより感光体に対して中間転写ベルトを接離させる。
しかしながら、接離機構に設けられた単一のブラケットに一次転写ローラと従動ローラとが保持されていると、中間転写ベルトから従動ローラに伝わった振動が、ブラケットを介して一次転写ローラに伝わってしまう。そのため、一次転写ローラが振動することで一次転写ニップのニップ圧などが変動してしまい、画像ムラなどの異常画像が発生してしまうといった問題が生じる。
また、転写搬送ベルトの表面に担持された記録紙上に、感光体上からトナー像を転写する直接転写方式の転写装置を備えた画像形成装置においても、上述したのと同様の問題が生じ得る。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、転写部材が振動することに起因した異常画像の発生を抑制できる転写装置、及び、その転写装置を備えた画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、トナー像を担持する像担持体に対向し回転可能に設けられた無端状のベルト部材と、前記ベルト部材を介して前記像担持体と当接し、該像担持体と該ベルト部材とにより形成されたニップ部で像担持体上のトナー像を、前記ベルト部材の表面または該ベルト部材の表面に担持された記録材上に転写する転写部材と、前記転写部材とベルト部材回転方向で隣り合う位置に設けられ、前記ベルト部材を支持する支持部材と、前記像担持体に対して前記ベルト部材を接離させる接離手段とを備えた転写装置において、前記接離手段は、前記転写部材を保持する第一保持部材と、前記支持部材を保持する第二保持部材とを有しており、前記第一保持部材と前記第二保持部材とが、ベルト部材裏面からおもて面へ突き出す方向と、該突き出す方向とは逆方向とに揺動可能なように共通の揺動軸に軸支されていることを特徴とするものである。
以上、本発明によれば、転写部材が振動することに起因した異常画像の発生を抑制することができるという優れた効果がある。
当接時における一次転写ローラ及び従動ローラの接離機構を、斜め上方から見た斜視図。 実施形態に係る画像形成装置の全体構成の一例を示す概略図。 当接時における一次転写ローラ及び従動ローラの接離機構を、装置前側から見た側面図。 当接時における一次転写ローラ及び従動ローラの接離機構を、装置後側から見た側面図。 当接時における一次転写ローラ及び従動ローラの接離機構を、斜め下方から見た斜視図。 離間時における一次転写ローラ及び従動ローラの接離機構を、斜め上方から見た斜視図。 離間時における一次転写ローラ及び従動ローラの接離機構を、装置前側から見た側面図。 離間時における一次転写ローラ及び従動ローラの接離機構を、装置後側から見た側面図。 離間時における一次転写ローラ及び従動ローラの接離機構を、斜め下方から見た斜視図。 離間時における中間転写ベルト、一次転写ローラ、従動ローラ及び感光体の位置関係を示した図。 当接時における中間転写ベルト、一次転写ローラ、従動ローラ及び感光体の位置関係を示した図。 入り口ニップ角度及び出口ニップ角度の説明に用いる図。
以下に、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図2は、本実施形態に係る画像形成装置の全体構成の一例を示す概略図である。図2に示す画像形成装置1は、プロセスカートリッジとしても用いることが可能な画像形成部としての画像形成ユニット10を並列し、転写体としての中間転写体である中間転写ベルト11に一旦画像を重ね合わせて、それを記録紙Pに一括転写する方式である。
画像形成装置1は、図2に示すように、トナー画像を形成する画像形成部3や、記録紙Pを収容して供給する給紙部2などを備えている。
画像形成部3は、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の複数の有色トナーであるプロセスカラートナーに対応した画像形成ユニット10Y,10C,10M,10Kを備えている。また、無色透明なトナーである透明トナー(S)に対応した画像形成ユニット10Sを備えている。そして、これら画像形成ユニット10S,10Y,10C,10M,10Kが、略水平方向に並列に並べられたタンデム型の構成を有する。
透明トナーSは、Y、C、M、Kの各有色トナーの画像表面を覆うことにより、透明トナーSによるオーバーコート層が有色トナーの画像表面を保護する働きをする。表面が平滑な記録紙Pに透明トナーSでパターンを作成することで、ファンシーペーパーのような質感を与える働きもする。
なお、透明トナーSの作像順は、他の作像順も考えられ、特に、ここに記載した例に限定するものではない。また、透明トナーSの代わりに白トナーを用いる構成でも構わない。
透明トナーSの代わりに白トナーを用いる構成では、透明なシート状の記録媒体である透明記録媒体の画像形成面に、Y,C,M,Kの各色トナーの少なくとも1色のトナーを用いてカラートナー画像を形成する。そして、そのカラートナー画像の上に、白トナーを用いて白トナー画像を形成する。これにより、透明記録媒体のカラートナー画像が形成された画像形成面とは反対側の面からカラートナー画像を見たときに、カラートナー画像が透けて見えることがなく、且つ、透明記録媒体の光沢感により均一光沢のある付加価値の高い印刷物を作成できる。
画像形成ユニット10S,10Y,10C,10M,10Kの上方には、各感光体20S,20Y,20C,20M,20Kの表面に各色の画像データに基づいて露光をし、静電潜像を形成する潜像形成手段としての露光装置4が備わっている。
また、画像形成ユニット10S,10Y,10C,10M,10Kの下方には、駆動ローラ12、テンションローラ14、従動ローラ18等に掛け渡された状態で回転駆動する無端ベルト状の中間転写ベルト11を備えた中間転写装置60が配置されている。
なお、いずれの画像形成ユニット10S,10Y,10C,10M,10Kも同様の構成であるので、以下、適宜、色分け符号S、Y、C、M、Kの表示を省略する。
画像形成ユニット10は、像担持体である感光体20と、感光体20の表面を帯電する帯電手段である帯電ローラ30とを備える。また、画像形成ユニット10は、帯電ローラ30によって帯電された感光体表面上に潜像形成手段である露光装置4からレーザー光Lが照射されることで感光体20上に形成された静電潜像に、トナーを供給して現像する現像手段である現像装置50を備える。
さらに、画像形成ユニット10は、感光体20上から中間転写ベルト11にトナー像が転写された後の感光体表面を、クリーニングブレード41によってクリーニングする感光体クリーニング装置40を有する。
帯電ローラ30は、図示しない電源に接続されており、直流に交流成分のバイアスが重畳印加された所定の帯電バイアスが印加される。帯電ローラ30は、感光体20に対して微小な間隙をもって配設される。また、帯電ローラ30は、感光体20に近接させずに、接触させても良い。
現像装置50は、磁性キャリアとトナーとを有する二成分現像剤(以下、単に「現像剤」という。)を用いている。そして、静電潜像を有する感光体20を現像するために、対向する位置に設けられている。
現像装置50は、現像剤担持体としての現像ローラ51が配置されている。現像ローラ51によって搬送される現像剤は、図示しない現像剤規制部材によって所定の現像剤層の厚みに規制された後、感光体20との対向位置へ搬送される。そして、現像ローラ51上に担持された現像剤中のトナーを、感光体20上に形成された静電潜像に付着させて現像する。
また、画像形成装置1には、現像装置50にトナーを補給するための不図示のトナーボトルが設けられており、トナーボトルから不図示の搬送経路を通って、所定の補給量だけ各現像装置50にトナーが補給される。
中間転写装置60は、駆動ローラ12とテンションローラ14と従動ローラ18とに掛け渡された状態で回転駆動する無端ベルト状の中間転写ベルト11を備えている。さらに、各感光体20上のトナー像を中間転写ベルト11へ一次転写させる一次転写ローラ13なども備えている。
一次転写ローラ13は、中間転写ベルト11を挟んで各感光体20と対向する位置にそれぞれ配置されている。各一次転写ローラ13は、図示しない電源に接続されており、所定の一次転写バイアスが印加される。
中間転写ベルト11を挟んで画像形成部3とは反対の側に、二次転写装置22を備える。二次転写装置22は、二次転写ローラ16と張架ローラ23,24とによって、二次転写ベルト15を回転可能に掛け渡して構成されている。
二次転写装置22は、二次転写ローラ16が支持する位置で、二次転写ベルト15が中間転写ベルト11を介して二次転写対向ローラ17に押し当てられている。そして、二次転写ベルト15と中間転写ベルト11との間で二次転写部としての二次転写ニップを形成するように配置されている。また、二次転写ローラ16、一次転写ローラ13と同様に、図示しない電源に接続されており、所定の二次転写バイアスが印加される。
また、二次転写後の中間転写ベルト11の表面をクリーニングする中間転写ベルトクリーニング装置70が設けられている。さらに、この画像形成装置1には、中間転写ベルト11に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装置(不図示)が設けられている。
また、本実施形態においては、各画像形成ユニット10の感光体20と中間転写ベルト11とを接離させる図示しない接離機構が設けられている。本実施形態の接離機構は、中間転写ベルト11を内周面側から支持している一次転写ローラ13を、対応する感光体20に対して接離させる方向に移動させるものである。
画像形成装置1の下部には、記録紙Pを複数枚重ねた記録紙束の状態で収容する給紙トレイ81や、給紙ローラ82などを備えた給紙部2が設けられている。給紙ローラ82は、給紙トレイに81に収容されている記録紙束の一番上の記録紙Pに当接している。そして、図示しない駆動手段によって回転駆動せしめられることで、その一番上の記録紙Pを搬送路80に向けて送り出す。
搬送路80に送り出された記録紙Pは、搬送路に設けられた搬送ローラ対85,86によって搬送路80内を搬送され、レジストローラ対83のローラ間に先端が挟まれる。レジストローラ対83のローラ間に記録紙Pの先端が挟まれると、適切なタイミングで両ローラが回転して記録紙Pを後述の二次転写ニップに向けて送り出す。
二次転写ニップよりも記録紙搬送方向下流側には、記録紙P上のトナー像を記録紙Pに定着させる定着装置90が備えられている。定着装置90は、図示しないが、主に、内部にハロゲンヒータを有する定着ローラと、これに対向し、圧接して配置される加圧ローラとから構成されている。
次に、本実施形態における画像形成装置1の画像形成動作について簡単に説明する。
画像形成モードに応じて接離機構を制御し、その画像形成モードに用いる画像形成ユニット10の感光体20と中間転写ベルト11とは当接させ、その画像形成モードに用いない画像形成ユニット10の感光体20と中間転写ベルト11とは離間させる。
中間転写ベルト11に当接している感光体20は、図示しない駆動手段によって図中反時計方向に回転駆動する。回転駆動する感光体20の表面は、帯電ローラ30によって所定の極性に一様に帯電される。帯電された感光体表面には露光装置4からの走査光が照射され、これによって感光体20の表面に静電潜像が形成される。このように形成された静電潜像に現像装置50から各色トナーが付与され、トナー像として可視化される。
また、感光体20の回転駆動とともに中間転写ベルト11も図中時計回りに回転駆動される。一次転写ローラ13の作用により、トナー像が形成された感光体20から中間転写ベルト11上に各色トナー像が互いに重なり合うように一次転写される。
一方、記録紙Pは、給紙トレイ81から給紙ローラ82によって給送され、記録紙Pの先端がレジストローラ対83まで到達すると図示しないセンサによって検知される。そして、この検知により中間転写ベルト11上に形成されたトナー像とのタイミングをとって、レジストローラ対83により記録紙Pを二次転写ベルト15と中間転写ベルト11との間に形成された二次転写ニップに向けて送り出す。
そして、二次転写ニップで二次転写ローラ16に印加された二次転写バイアスの作用により、二次転写対向ローラ17と二次転写ローラ16との間に所定の電位差を生じさせ電界を形成し、中間転写ベルト11上の各色トナー像を記録紙P上に一括して二次転写する。
二次転写ニップでトナー像が二次転写された記録紙Pは、定着装置90へと送られ、定着装置90を通過する際に熱と圧力によってトナー像が記録紙Pに定着される。トナー像が定着された記録紙Pは排紙ローラ対84によって、装置外に設けられた不図示の排紙トレイに排出され、1枚の画像形成ジョブが終了する。
なお、トナー像を転写した後の感光体20の表面に残留する転写残トナーは、感光体クリーニング装置40によって感光体20の表面から回収され、不図示の廃トナー回収容器へ搬送される。感光体クリーニング装置40でクリーニングされた感光体20の表面は、その後、帯電ローラ30によって除電と同時に帯電され、次の作像ジョブに備える。
また、中間転写ベルト11上の残留トナーは、中間転写ベルトクリーニング装置70によってクリーニングされ、次の作像ジョブに備える。
本実施形態の画像形成装置1には、「フルカラー画像形成モード」、「モノクロ画像形成モード」、「特殊画像形成モード」、「フルカラー画像+特殊画像形成モード」、「潤滑剤塗布モード」の5つの画像形成モードが存在する。
フルカラー画像形成モードは、Y、C、M、K色のトナーを用いてフルカラーの画像形成動作を実行するものである。
フルカラー画像形成モードでは、図示しない接離機構により、一次転写ローラ13Y,13C,13M,13Kを感光体20Y,20C,20M,20K側に近づく位置に位置決めして、中間転写ベルト11と感光体20Y,20C,20M,20Kとを当接させる。
一方で、フルカラー画像形成モードに用いない画像形成ユニット10Sについては、図示しない接離機構により、一次転写ローラ13Sを感光体20Sから遠ざかる位置に位置決めして、中間転写ベルト11と感光体20Sとを離間させる。
モノクロ画像形成モードは、K色のトナーを用いてフルカラーの画像形成動作を実行するものである。モノクロ画像形成モードでは、図示しない接離機構により、一次転写ローラ13Kを感光体20K側に近づく位置に位置決めして、中間転写ベルト11と感光体20Kとを当接させる。
一方で、モノクロ画像形成モードに用いない画像形成ユニット10S,10Y,10C,10Mについては、図示しない接離機構により、一次転写ローラ13S,13Y,13C,13Mを感光体20S,20Y,20C,20Mから遠ざかる位置に位置決めする。これにより、中間転写ベルト11と感光体20S,20Y,20C,20Mとが離間する。
特殊画像形成モードは、透明トナーSを用いて画像形成動作を実行するものである。特殊画像形成モードでは、図示しない接離機構により、一次転写ローラ13Sを感光体20S側に近づく位置に位置決めして、中間転写ベルト11と感光体20Sとを当接させる。
一方で、特殊画像形成モードに用いない画像形成ユニット10Y,10C,10M,10Kについては、図示しない接離機構により、一次転写ローラ13Y,13C,13M,13Kを感光体20Y,20C,20M,20Kから遠ざかる位置に位置決めする。これにより、中間転写ベルト11と感光体20Y,20C,20M,20Kとが離間する。
フルカラー画像+特殊画像形成モードは、全ての画像形成ユニット10S,10Y,10C,10M,10Kを用いて画像形成動作を実行するものである。フルカラー画像+特殊画像形成モードでは、図示しない接離機構により、一次転写ローラ13S,13Y,13C,13M,13Kを、感光体20S,20Y,20C,20M,20K側に近づく位置に位置決めする。そして、中間転写ベルト11と感光体20S,20Y,20C,20M,20Kとを当接させる。
潤滑剤塗布モードは、全ての画像形成ユニット10S,10Y,10C,10M,10Kを中間転写ベルト11から離間させた状態で、中間転写ベルト11を回転させて潤滑剤塗布装置により潤滑剤を中間転写ベルト表面に塗布する動作を実行するものである。
潤滑剤塗布モードでは、図示しない接離機構により、一次転写ローラ13S,13Y,13C,13M,13Kを感光体20S,20Y,20C,20M,20Kから遠ざかる位置に位置決めする。これにより、中間転写ベルト11と感光体20S,20Y,20C,20M,20Kとが離間する。
図3は、当接時における一次転写ローラ13S及び従動ローラ18の接離機構100を、装置前側から見た側面図である。図4は、当接時における一次転写ローラ13S及び従動ローラ18の接離機構100を、装置後側から見た側面図である。図1は、当接時における一次転写ローラ13S及び従動ローラ18の接離機構100を、斜め上方から見た斜視図である。図5は、当接時における一次転写ローラ13S及び従動ローラ18の接離機構100を、斜め下方から見た斜視図である。
図1、図3、図4、及び図5では、中間転写ベルト11や感光体20Sなどの図示を省略しているが、感光体20Sと中間転写ベルト11とが当接した状態を示している。
図7は、離間時における一次転写ローラ及び従動ローラの接離機構100を、装置前側から見た側面図である。図8は、離間時における一次転写ローラ13S及び従動ローラ18の接離機構100を、装置後側から見た側面図である。図6は、離間時における一次転写ローラ13S及び従動ローラ18の接離機構100を、斜め上方から見た斜視図である。図9は、離間時における一次転写ローラ13S及び従動ローラ18の接離機構100を、斜め下方から見た斜視図である。
図6、図7、図8、及び図9では、中間転写ベルト11や感光体20Sなどの図示を省略しているが、感光体20Sから中間転写ベルト11が離間した状態を示している。
なお、図1、図3〜図9では、特色トナーの一次転写ローラ13Sについて示しているが、特に、色の規定はない。以下、図1、図3〜図9を用いて、一次転写ローラ13S及び従動ローラ18の接離機構100について説明する。
まず、感光体20Sと中間転写ベルト11とが当接した状態(接離機構100が図1や図5に示す状態)から、感光体20Sから中間転写ベルト11が離間した状態(接離機構100が図6や図9の状態)に移る離間動作について説明する。
感光体20Sに対する中間転写ベルト11の離間動作を行うときには、図示しないモータによって回転軸191aを介して接離カム191を回転させ、図7などに示すように接離スライダ軸193を接離カム191とは反対側に向かって移動させる。接離スライダ軸193には、接離スライダ軸193と共に同じ向きに移動する接離スライダ192が取り付けられており、接離スライダ192には2本のスタッド141,142がかしめられている。
接離スライダ192が接離カム191とは反対側に向かって移動すると、図7に示すように接離スライダ192に設けられたスタッド141は転写ローラブラケット131Sと当接し、図8に示すようにスタッド142は従動ローラブラケット181と当接する。
接離スライダ192は、2本のスタッド141,142がそれぞれ転写ローラブラケット131Sや従動ローラブラケット181と当接した後も、接離カム191とは反対側に向かって移動していく。
すると、転写ローラブラケット131S及び従動ローラブラケット181は、共通軸19を支点にしてベルト裏面からおもて面へ突き出す方向とは逆方向、言い換えれば、感光体20Sから遠ざかる方向に揺動する。そして、これにともなって一次転写ローラ13S及び従動ローラ18が下方に移動して、一次転写ローラ13Sが感光体20から離間する。
次に、感光体20Sから中間転写ベルト11が離間した状態(接離機構100が図6や図9の状態)から、感光体20Sと中間転写ベルト11とが当接した状態(接離機構100が図1や図5に示す状態)に移る当接動作について説明する。
接離スライダ軸193は、接離スライダ192の下端に設けられた引掛け部192aに取り付けられたスプリング101によって、接離カム191側に引っ張られる引っ張り力を常に受けている。
感光体20Sに対する中間転写ベルト11の当接動作を行うときには、図示しないモータにより回転軸191aを介して接離カム191を回転させ、スプリング101からの引っ張り力により、図3のように接離スライダ193を接離カム191側に移動させる。そして、接離カム191に接離スライダ軸193を突き当てる。
このような接離スライダ軸193の移動により接離スライダ192が接離カム191側に向かって移動すると、図3に示すように接離スライダ192に設けられたスタッド141が転写ローラブラケット131Sから離間する。また、図4に示すように接離スライダ192に設けられたスタッド142が従動ローラブラケット181から離間する。
転写ローラブラケット131S及び従動ローラブラケット181には、スプリング102及びスプリング103によって常に感光体20側に向かって力が働いている。そのため、転写ローラブラケット131S及び従動ローラブラケット181からスタッド141,142が離間すると、転写ローラブラケット131S及び従動ローラブラケット181は共通軸19を支点にしてベルト裏面からおもて面へ突き出す方向、言い換えれば、感光体20Sに近づく方向へ揺動する。
これにより、転写ローラブラケット131S及び従動ローラブラケット181にそれぞれ保持された一次転写ローラ13S及び従動ローラ18が上方に移動する。そして、従動ローラブラケット181が、中間転写装置60に設けられたフレームの一部を装置内側に向かって折り曲げて突出させた曲げ部194の下面に突き当たり、従動ローラ18の位置決めがなされる。また、一次転写ローラ13Sは、中間転写ベルト11を介して感光体20Sに当接して位置決めがなされる。
このように、一次転写ローラ13Sと従動ローラ18の位置決めがなされることで、一次転写ローラ13Sと従動ローラ18とで張架されるベルト部分の軌道を、適切に維持することができる。
図10は、離間時における中間転写ベルト11、一次転写ローラ13S、従動ローラ18及び感光体20Sの位置関係を示した図である。図11は、当接時における中間転写ベルト11、一次転写ローラ13S、従動ローラ18及び感光体20Sの位置関係を示した図である。図11に示す当接時では、従動ローラ18が一次転写ローラ13Sの入り口ニップ角度及びニップ量を適切に形成する役割を果たしている。
なお、「入り口ニップ角度」とは、図12に示すように、感光体20Sの回転中心Oと一次転写ローラ13Sの回転中心Oとを結んだ直線lと、中間転写ベルト11の軌跡とで作られる、中間転写ベルト回転方向上流側の角度θ1のことである。
入り口ニップ角度θ1は、一次転写ローラ13Sのオフセット量や、感光体20Sに対する一次転写ローラ13Sの食い込み量や、従動ローラ18の位置などによって決まる。
仮に、一次転写ローラ13Sよりも中間転写ベルト回転方向上流であってテンションローラ14よりも中間転写ベルト回転方向下流側に従動ローラ18が設けられていないと、従動ローラ18を設けた場合よりも入り口ニップ角度θ1が大きくなってしまう。そのため、従動ローラ18を設けた場合よりも中間転写ベルト11と感光体20Sとの接触面積が減り、ニップ量が少なくなって異常画像が発生するおそれがある。
一方、本実施形態の画像形成装置1のように、一次転写ローラ13Sの中間転写ベルト回転方向上流側に従動ローラ18を設けることで、入り口ニップ角度θ1を適切な大きさにでき、中間転写ベルト11と感光体20Sとのニップ幅を適切に確保することができる。
また、本実施形態では、感光体20Sの回転中心Oと一次転写ローラ13Sの回転中心Oとを結んだ直線lと、中間転写ベルト11の軌跡とで作られる、中間転写ベルト回転方向下流側の角度θ2を「出口ニップ角度」とする。
なお、本実施形態の画像形成装置1では、一次転写ローラ13Sの中間転写ベルト回転方向下流側に、中間転写ベルト11の回転に従動して回転する不図示の下流側従動ローラが、一次転写ローラ13と隣り合うように設けられている。そして、このように一次転写ローラ13Sの中間転写ベルト回転方向下流側に下流側従動ローラを設けることで、出口ニップ角度θ2を良好な転写が行える適切な大きさにすることができる。
また、本実施形態に係る接離機構100では、従動ローラ18が一次転写ローラ13Sと同じように感光体20Sから遠ざかることで、中間転写ベルト11を感光体20Sから離間させる役割を果たしている。
ここで、一次転写ローラ13と従動ローラ18とが単一のブラケットに保持されていると、中間転写ベルト11から従動ローラ18に伝わった振動が、ブラケットを介して一次転写ローラ13に伝わってしまう。そのため、一次転写ローラ13が振動することで一次転写ニップのニップ圧などが変動してしまい、転写不良が生じて画像ムラなどの異常画像が発生してしまう。
一方、本実施形態に係る接離機構100のように、一次転写ローラ13と従動ローラ18とを、転写ローラブラケット131Sと従動ローラブラケット181とでそれぞれ保持することで、従動ローラ18から一次転写ローラ13に振動が伝わり難くなる。よって、その分、一次転写ニップのニップ圧などの変動が抑えられ、転写不良が生じて画像ムラなどの異常画像が発生するのを抑制することができる。
また、単一のブラケットで一次転写ローラ13と従動ローラ18とを保持した場合に、ブラケットの揺動中心が一次転写ローラ13及び従動ローラ18の位置よりも外側にあると、一次転写ローラ13と従動ローラ18との位置関係を精度良く決められなくなる。
これは、ブラケットに対して一次転写ローラ13や従動ローラ18に組み付け誤差が生じた場合、前記揺動中心から離れれば離れるほど、一次転写ローラ13や従動ローラ18の位置のばらつきが大きくなるためである。
仮に、前記揺動中心から一次転写ローラ13までの距離をt、前記揺動中心から従動ローラ18までの距離を2tとした場合、従動ローラ18の位置のばらつきは一次転写ローラ13の位置の2倍になる。そのため、一次転写ローラ13の位置及び従動ローラ18の位置の誤差が積みあがり、一次転写ローラ13と従動ローラ18との位置関係を精度良く決められなくなる。
このように、一次転写ローラ13と従動ローラ18との位置関係を精度良く決められないと、入り口ニップ角度θ1を適切な大きさにすることができず、所望のニップ量が得られないことで異常画像が発生するおそれがある。
一方、本実施形態の接離機構100では、一次転写ローラ13と従動ローラ18とを別個のブラケットで保持するとともに、中間転写ベルト回転方向で一次転写ローラ13と従動ローラ18との間に、共通軸19を位置させて設けている。
そのため、一次転写ローラ13及び従動ローラ18よりも外側に共通軸19がある場合よりも、共通軸19から一次転写ローラ13や従動ローラ18までの距離を近づけることが可能となり、一次転写ローラ13や従動ローラ18の位置のばらつきを小さくできる。よって、その分、一次転写ローラ13及び従動ローラ18の位置の誤差の積み上げを低減し、一次転写ローラ13と従動ローラ18との位置関係をより精度良く決めることができる。
さらに、転写ローラブラケット131S及び従動ローラブラケット181が共通の共通軸19に、装置本体に対して感光体20Sから遠ざかる方向と近づく方向とに揺動可能なように軸支されている。そのため、一次転写ローラ13Sと従動ローラ18との位置関係に寸法誤差や組み付け誤差などの積み上げ誤差の影響を少なくすることができる。
また、一次転写ローラ13S及び従動ローラ18を共通軸19の軸線方向で重ねて配置したことで、一次転写ローラ13Sと従動ローラ18それぞれに揺動軸を並べて配置した場合よりも接離機構100の中間転写ベルト回転方向の幅を小さくすることができる。よって、その分、中間転写装置60ひいては画像形成装置1が幅方向に大型化するのを抑制することが可能となる。
なお、本実施形態では、各感光体上のトナー像を一旦、中間転写ベルト上に重ね合わせて転写し、この重ね合わせたトナー像を記録紙に一括転写する中間転写方式の転写装置を備えた画像形成装置に本発明を適用した例で説明したが、これに限るものではない。すなわち、転写搬送ベルトの表面に担持された記録紙上に、各感光体から順次トナー像を重ね合わせて転写する直接転写方式の転写装置を備えた画像形成装置に対しても、本発明は適用可能である。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
トナー像を担持する感光体20などの像担持体に対向し回転可能に設けられた無端状の中間転写ベルト11などのベルト部材と、ベルト部材を介して像担持体と当接し、像担持体とベルト部材とにより形成されたニップ部で像担持体上のトナー像を、ベルト部材の表面またはベルト部材の表面に担持された記録紙などの記録材上に転写する一次転写ローラ13などの転写部材と、前記転写部材とベルト部材回転方向で隣り合う位置に設けられ、ベルト部材を支持する従動ローラ18などの支持部材と、像担持体に対してベルト部材を接離させる接離機構100などの接離手段とを備えた中間転写装置60などの転写装置において、前記接離手段は、前記転写部材を保持する転写ローラブラケット131などの第一保持部材と、前記支持部材を保持する従動ローラブラケット181などの第二保持部材とを有しており、第一保持部材と第二保持部材とが、ベルト部材裏面からおもて面へ突き出す方向と、当該突き出す方向とは逆方向とに揺動可能なように共通の共通軸19などの揺動軸に軸支されている。
(態様A)においては、共通の揺動軸を中心に第一保持部材と第二保持部材とを、前記突き出す方向と前記逆方向とに揺動させることで、転写部材及び支持部材を変位させベルト部材の軌道を変化させることにより、像担持体に対してベルト部材を接離させる。(態様A)では、第一保持部材と第二保持部材とを共通の揺動軸で軸支するので、第一保持部材と第二保持部材とを別個の揺動軸で軸支するよりも、転写部材及び支持部材の組み付け誤差を小さくし、転写部材と支持部材との位置関係を精度良く決めることができる。また、共通の揺動軸で軸支された第一保持部材と第二保持部材とで、転写部材と支持部材とを別々に保持するので、ベルト部材から支持部材に伝わった振動は、第二保持部材と揺動軸と第一保持部材とを介して転写部材に伝わることになる。そのため、転写部材と支持部材とを単一の保持部材で保持した場合よりも、支持部材から転写部材に振動を伝わり難くすることができる。よって、その分、転写部材が振動することに起因したニップ部のニップ圧の変動が抑えられ、画像ムラなどの異常画像が発生するのを抑制することができる。
(態様B)
(態様A)において、前記転写部材とベルト部材回転方向上流側で隣り合う位置に、前記支持部材を設けた。これによれば、上記実施形態について説明したように、ベルト部材を介して転写部材と像担持体とで形成されるニップ部のプレニップ幅を適切に確保することができる。
(態様C)
(態様A)または(態様B)において、ベルト部材回転方向で前記転写部材と前記支持部材との間に、前記揺動軸を位置させて設けた。これによれば、上記実施形態について説明したように、転写部材と支持部材との位置関係をより精度良く決めることができる。
(態様D)
(態様A)、(態様B)または(態様C)において、前記接離手段によって前記ベルト部材を前記像担持体に接触させるときに、前記支持部材が予め設定された位置よりも像担持体側に位置しないように前記第二保持部材の移動を規制する曲げ部194などの規制手段を有する。これによれば、上記実施形態について説明したように、転写部材と支持部材とで張架されるベルト部分の軌道を、適切に維持することができる。
(態様E)
トナー像を担持する感光体20などの感光体と、走行可能に設けられた中間転写ベルト11などのベルト部材と、ベルト部材の裏面に当接し、感光体上のトナー像をベルト部材上へ転写する一次転写ローラ13bなどの転写ローラと、ベルト部材走行方向において転写ローラと隣り合う位置でベルト部材の裏面に当接し、ベルト部材を支持する従動ローラ18などの従動ローラと、転写ローラを保持する転写ローラブラケット131などの転写ローラブラケットと、従動ローラを保持する従動ローラブラケット181などの従動ローラブラケットと、転写ローラの軸と平行に設けられ、転写ローラブラケット及び従動ローラブラケットを共に軸支する共通軸19などの揺動軸と、揺動軸を中心に転写ローラブラケット及び従動ローラブラケットを揺動させる接離スライダ192などのスライダと、を備える。
(態様E)においては、転写ローラの軸と平行に設けられ、転写ローラブラケット及び従動ローラブラケットを共に軸支する揺動軸を備えるので、これらを別個の軸で軸支するよりも、転写ローラ及び従動ローラの組み付け誤差を小さくし、転写ローラと従動ローラとの位置関係を精度良く決めることができる。また、前記揺動軸で軸支された転写ローラブラケット及び従動ローラブラケットとで、転写ローラと従動ローラとを別々に保持するので、ベルト部材から従動ローラに伝わった振動は、従動ローラブラケットと揺動軸と転写ローラブラケットとを介して転写ローラに伝わることになる。そのため、転写ローラと従動ローラとを単一のブラケットで保持した場合よりも、従動ローラから転写ローラに振動を伝わり難くすることができる。よって、その分、感光体上のトナー像をベルト部材上へ転写する際に、転写ローラが振動することに起因した画像ムラなどの異常画像が発生するのを抑制することができる。
(態様F)
(態様E)において、前記揺動軸は、ベルト部材走行方向において前記転写ローラと前記従動ローラとの間に設けられている。これによれば、上記実施形態について説明したように、転写ローラと従動ローラとの位置関係をより精度良く決めることができる。
(態様G)
感光体20などの像担持体上のトナー像を、中間転写装置60などの転写手段を用いて最終的に記録紙などの記録材上へ転写することにより当該記録材に画像を形成する画像形成装置1などの画像形成装置において、前記転写手段として、(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)、(態様E)または(態様F)などの転写装置を用いた。これによれば、上記実施形態について説明したように、転写部材が振動することに起因したニップ部のニップ圧の変動が抑えられ、画像ムラなどの異常画像が発生するのを抑制し、良好な画像形成を行うことができる。
1 画像形成装置
2 給紙部
3 画像形成部
4 露光装置
10 画像形成ユニット
11 中間転写ベルト
12 駆動ローラ
13 一次転写ローラ
14 テンションローラ
15 二次転写ベルト
16 二次転写ローラ
17 二次転写対向ローラ
18 従動ローラ
19 共通軸
20 感光体
22 二次転写装置
23 張架ローラ
24 張架ローラ
30 帯電ローラ
40 感光体クリーニング装置
41 クリーニングブレード
50 現像装置
51 現像ローラ
60 中間転写装置
70 中間転写ベルトクリーニング装置
80 搬送路
81 給紙トレイ
82 給紙ローラ
83 レジストローラ対
84 排紙ローラ対
85 搬送ローラ対
86 搬送ローラ対
90 定着装置
100 接離機構
101 スプリング
102 スプリング
103 スプリング
131 転写ローラブラケット
141 スタッド
142 スタッド
181 従動ローラブラケット
191 接離カム
191a 回転軸
192 接離スライダ
192a 引掛け部
193 接離スライダ軸
194 曲げ部
特開2010−256459号公報

Claims (7)

  1. トナー像を担持する像担持体に対向し回転可能に設けられた無端状のベルト部材と、
    前記ベルト部材を介して前記像担持体と当接し、該像担持体と該ベルト部材とにより形成されたニップ部で像担持体上のトナー像を、前記ベルト部材の表面または該ベルト部材の表面に担持された記録材上に転写する転写部材と、
    前記転写部材とベルト部材回転方向で隣り合う位置に設けられ、前記ベルト部材を支持する支持部材と、
    前記像担持体に対して前記ベルト部材を接離させる接離手段とを備えた転写装置において、
    前記接離手段は、前記転写部材を保持する第一保持部材と、前記支持部材を保持する第二保持部材とを有しており、前記第一保持部材と前記第二保持部材とが、ベルト部材裏面からおもて面へ突き出す方向と、該突き出す方向とは逆方向とに揺動可能なように共通の揺動軸に軸支されていることを特徴とする転写装置。
  2. 請求項1に記載の転写装置において、
    前記転写部材とベルト部材回転方向上流側で隣り合う位置に、前記支持部材を設けたことを特徴とする転写装置。
  3. 請求項1または2に記載の転写装置において、
    ベルト部材回転方向で前記転写部材と前記支持部材との間に、前記揺動軸を位置させて設けたことを特徴とする転写装置。
  4. 請求項1、2または3に記載の転写装置において、
    前記接離手段によって前記ベルト部材を前記像担持体に接触させるときに、前記支持部材が予め設定された位置よりも像担持体側に位置しないように前記第二保持部材の移動を規制する規制手段を有することを特徴とする転写装置。
  5. トナー像を担持する感光体と、
    走行可能に設けられたベルト部材と、
    前記ベルト部材の裏面に当接し、前記感光体上のトナー像を前記ベルト部材上へ転写する転写ローラと、
    ベルト部材走行方向において前記転写ローラと隣り合う位置で前記ベルト部材の裏面に当接し、前記ベルト部材を支持する従動ローラと、
    前記転写ローラを保持する転写ローラブラケットと、
    前記従動ローラを保持する従動ローラブラケットと、
    前記転写ローラの軸と平行に設けられ、前記転写ローラブラケット及び前記従動ローラブラケットを共に軸支する揺動軸と、
    前記揺動軸を中心に前記転写ローラブラケット及び前記従動ローラブラケットを揺動させるスライダと、を備えることを特徴とする転写装置。
  6. 請求項5に記載の転写装置において、
    前記揺動軸は、ベルト部材走行方向において前記転写ローラと前記従動ローラとの間に設けられていることを特徴とする転写装置。
  7. 像担持体上の画像を、転写手段を用いて最終的に記録材上へ転写することにより該記録材に画像を形成する画像形成装置において、
    前記転写手段として、請求項1、2、3、4、5または6に記載の転写装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
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