JP2015169189A - 吐出ケーシング及びこれを備えた立型水中ポンプ - Google Patents

吐出ケーシング及びこれを備えた立型水中ポンプ Download PDF

Info

Publication number
JP2015169189A
JP2015169189A JP2014047190A JP2014047190A JP2015169189A JP 2015169189 A JP2015169189 A JP 2015169189A JP 2014047190 A JP2014047190 A JP 2014047190A JP 2014047190 A JP2014047190 A JP 2014047190A JP 2015169189 A JP2015169189 A JP 2015169189A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
discharge
submersible pump
air vent
pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2014047190A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015169189A5 (ja
Inventor
要 栗田
Kaname Kurita
要 栗田
川井 政人
Masato Kawai
政人 川井
浩美 坂頂
Hiromi Sakagami
浩美 坂頂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
Priority to JP2014047190A priority Critical patent/JP2015169189A/ja
Priority to CN201510102954.8A priority patent/CN104912849A/zh
Priority to TW104107160A priority patent/TW201537027A/zh
Priority to EP15158639.3A priority patent/EP2918842A1/en
Publication of JP2015169189A publication Critical patent/JP2015169189A/ja
Publication of JP2015169189A5 publication Critical patent/JP2015169189A5/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D13/00Pumping installations or systems
    • F04D13/02Units comprising pumps and their driving means
    • F04D13/06Units comprising pumps and their driving means the pump being electrically driven
    • F04D13/08Units comprising pumps and their driving means the pump being electrically driven for submerged use
    • F04D13/10Units comprising pumps and their driving means the pump being electrically driven for submerged use adapted for use in mining bore holes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/40Casings; Connections of working fluid
    • F04D29/42Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/60Mounting; Assembling; Disassembling
    • F04D29/62Mounting; Assembling; Disassembling of radial or helico-centrifugal pumps
    • F04D29/628Mounting; Assembling; Disassembling of radial or helico-centrifugal pumps especially adapted for liquid pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D9/00Priming; Preventing vapour lock
    • F04D9/004Priming of not self-priming pumps
    • F04D9/006Priming of not self-priming pumps by venting gas or using gas valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2250/00Geometry
    • F05D2250/20Three-dimensional
    • F05D2250/28Three-dimensional patterned
    • F05D2250/281Three-dimensional patterned threaded
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2250/00Geometry
    • F05D2250/20Three-dimensional
    • F05D2250/29Three-dimensional machined; miscellaneous
    • F05D2250/294Three-dimensional machined; miscellaneous grooved
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2260/00Function
    • F05D2260/60Fluid transfer
    • F05D2260/605Venting into the ambient atmosphere or the like

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

【課題】水位が復活したときに適切にポンプ本体の内部空間から空気を抜くことができる、立型水中ポンプを提供すること。
【解決手段】立型水中ポンプに用いられる吐出ケーシング9であって、この吐出ケーシング9の外面の少なくとも一部には締結用ネジ部18bが形成され、この締結用ネジ部18bは外側ケーシング24の内面の雌ネジ部に螺合するようになっており、締結用ネジ部18bにはこの締結用ネジ部18bのネジ山を横切る少なくとも1つの空気抜き溝25が形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、立型水中ポンプに係り、特に、井戸水等を吸い上げるために水中に沈められる、立型水中ポンプに関する。
図3に基づいて、立型水中ポンプを用いた一般的な深井戸ポンプ設備について説明する。この図3は、井戸に立型水中ポンプ107が設置されている場合を、地面を断面として表現した図である。井戸内には井戸水103が所定の水位で存在している。そして、この井戸水103内に、立型水中ポンプ107が全体的に水没する形態で設置されている。立型水中ポンプ107は、下部に水中モータ101が取り付けられ、水中モータ101の上側にポンプ本体102が取り付けられている。井戸水103を吸い込むための吸込ケーシング108は、水中モータ101の側に設けられている。そして、吸込ケーシング108の反対側に、羽根車(図示略)で昇圧した井戸水を給水するための吐出ケーシング109が備えられている。
吐出ケーシング109には吐出配管104が接続され、この吐出配管104が地上まで延びている。地上における吐出配管104の途中には、所定の制御装置105が設けられている。この制御装置105には、吐出配管104から分岐した圧力タンク、吐出配管104内の圧力を検出する圧力センサ、給水の開始及び停止を制御する制御部(何れも図示略)が設けられている。そして、制御装置105の下流側には末端部106が設けられ、この末端部106から井戸水が排水されるようになっている。
次に、図4に基づいて、ポンプ本体102の詳細な構成について説明する。吸込ケーシング108の下方部は吸込口110となっている。一方、吐出ケーシング109の上端部は吐出口111となっている。これら吸込ケーシング108と吐出ケーシング109の間には、下方から順に中間ケーシング114、上部ケーシング116が設けられ、更にその外側には、中空円筒状の外側ケーシング124が設けられている。
中間ケーシング114の内部には、羽根車113とディフューザ117が配置され、羽根車113は水中モータ101の駆動力を伝えるポンプ軸112に固定されている。このため、ポンプ軸112の回転と共に羽根車113が回転するようになっている。なお、図4の例は多段ポンプであり、羽根車113とディフューザ117が複数組設けられている。ポンプ軸112の上端部は、上部ケーシング116内に設置された軸受119により、回転自在に支持されている。
吸込ケーシング108と吐出ケーシング109とは、外側ケーシング124に対して締結用ネジ部118a,118bによって締結されている。また、吐出ケーシング109の内部には、逆止弁120とこれに接触する逆止弁座121が設けられている。運転をした後の立型水中ポンプでは、逆止弁120の上から吐出配管104内の井戸水の重さがかかっており、これによって井戸水が逆止弁120から下方に逆流しないようになっている。一方、立型水中ポンプの運転が再開されると、羽根車113によって加圧された井戸水が逆止弁120を下方から押圧することにより、逆止弁120が開くようになっている。
次に、立型水中ポンプ107におけるポンプ本体102の動作について説明する。末端部106で井戸水が使用されると、まず圧力タンク内の井戸水によって給水を開始する。なぜなら、圧力タンク内にはあらかじめ加圧された井戸水が保持されているからである。給水の初期は、吐出配管104内の圧力は圧力タンク内の圧力とほぼ等しい。しかし、給
水を継続すると、吐出配管104内の圧力が低下し、圧力センサで検出される圧力が低下する。圧力が所定値以下になった場合には、制御部がこれを検知し、水中モータ101の運転を開始するよう指令を出す。水中モータ101が始動すると、ポンプ本体102のポンプ軸112が回転駆動されて、井戸水を加圧して吐出配管104への給水を開始する。
一方、末端部106を閉止すると、井戸水は圧力タンクに供給されて、圧力タンク及び吐出配管104内の圧力が上昇する。この上昇した圧力が圧力センサによって検知される。圧力タンク及び吐出配管104内の圧力が所定値まで上昇した場合には、制御部は水中モータ101を停止させ、ポンプ本体102からの揚水を停止する。その際に、吐出配管104内に給水された井戸水は、ポンプ本体102内に設けられた逆止弁120の作用により、吐出ケーシング109及び吐出配管104内に保持される。
しかしながら、上記従来技術には、以下のような課題があった。すなわち、立型水中ポンプ107を運転して揚水を開始するためには、ポンプ本体102の内部が井戸水で満たされていることが必要である。新品の立型水中ポンプ107を設置する時には、逆止弁120の上には井戸水が存在していないため、井戸水の進入に伴って逆止弁120が開き、逆止弁120の下方に残留しているポンプ本体102の内部の空気は外部に排出される。一方、立型水中ポンプ107を一度でも運転して揚水した場合には、逆止弁120の上部に井戸水の重さがかかっているため、逆止弁120が開かず空気が排出されない。
上記のような状況は、例えば、井戸水3の水位が吸込口110よりも低いレベルまで下がってしまった場合に発生する。すなわち、水位の低下と共にポンプ本体102の内部に満たされていた井戸水が落水し、ポンプ本体102の内部には空気が流入する。その後、井戸水の水位が吐出口111よりも高いレベルに回復したとしても、ポンプ本体102の内部の空気が外部に排出されず、いわゆるエアロック状態となり、井戸水103を揚水することができない。これを復旧するためには、立型水中ポンプ107を一旦地上まで引き上げて、吐出配管104内の井戸水を取り除く必要があった。このため、立型水中ポンプ107を使用する前提条件として、井戸水103の水位が常にポンプ吸込口110より上にあることが必要であった。
上記課題を解決するために、図4のB部に示すように、上部ケーシング116の側面に小孔122を設けるものが提案されている。これにより、井戸水103の水位が吸込口110より下に下がった後に再度復帰した場合でも、ポンプ本体102内の空気が小孔122を通して外部に排気され、エアロック発生を防止することができる(特許文献1参照)。
実開平2−7393号公報
しかしながら、上記従来技術の立型水中ポンプにも、以下のような課題があった。すなわち、立型水中ポンプの運転中には常に小孔122より加圧された井戸水が噴出する。立型水中ポンプ107が井戸に設置された場合、立型水中ポンプ107の外周面は井戸壁に接近しているため、噴出流Fが井戸壁の近傍から衝突し、井戸壁に損傷を与える可能性があった。
上記課題を解決するために、噴出流Fを上下方向に逃がすためのカバー123を設けることも提案されていた(図5及び図6参照)。しかしながらこの場合、部品点数の増加、
作業工数の増加が発生する。さらに、カバー123を外側ケーシング124の外面に取り付けてしまうと、ポンプ本体102の外径が増大してしまう。このため、井戸壁と干渉してしまい、結果的に井戸の径を広げざるを得なくなってしまう。本発明が対象とする立型水中ポンプ107は、最深150m程度まで設置可能であり、井戸の掘削はそれ以上の深さになることもある。その場合、工期も作業量も余計にかかるため、効率よく立型水中ポンプ107を設置することができなかった。
本発明は、前述のような問題点を解消すべくなされたもので、その目的は、井戸壁に損傷を与えることなく、またポンプの外径を拡大することなく、井戸水の水位が復活したときに適切にポンプ本体の内部空間から空気を抜くことができる、立型水中ポンプを提供することである。
上記課題を解決するために、第1手段では、立型水中ポンプに用いられる吐出ケーシングであって、この吐出ケーシングの外面の少なくとも一部には締結用ネジ部が形成され、この締結用ネジ部は外側ケーシングの内面の雌ネジ部に螺合するようになっており、締結用ネジ部にはこの締結用ネジ部のネジ山を横切る少なくとも1つの空気抜き溝が形成されている、という構成を採っている。
このような構成を採ることにより、立型水中ポンプは以下のように作用する。すなわち、井戸水の水位が一旦吸込口よりも低いレベルに低下すると、ポンプ本体内に空気が流入する。このまま立型水中ポンプを運転しても、エアロックにより揚水をすることはできない、しかし、井戸水の水位が上昇するか、立型水中ポンプを井戸水内に沈めると、空気抜き溝を通してポンプ本体の内部の空気を外部に排出できる。このため、ポンプ本体に対して井戸水の水位が変動しても、エアロックする恐れが無くなる。
また、空気抜き溝は立型水中ポンプの長手方向に沿って形成されているため、部品点数や作業工数を増やすことなく、ポンプ運転時の噴流による井戸壁への影響を排除した。さらに、ポンプ外径を増大させずに済むため、井戸径を広げる必要が無くなった。このため、井戸を掘削するに当たり、径を広げずに工事を進めることができるようになり、工期を短くすることもできるようになった。
第2手段は、第1手段の構成に加え、空気抜き溝は、吐出ケーシングの中心軸線方向と平行に形成されている、という構成を採っている。
第3手段は、第1手段又は第2手段の構成に加え、空気抜き溝の底部は、ネジ山の底部よりも深い位置にある、という構成を採っている。
第4手段は、第1手段から第3手段の何れかの構成に加え、空気抜き溝の断面形状は、矩形、丸型、ひし形、楕円形、三角形、半円形からなる群から選択される少なくとも1つの形状である、という構成を採っている。
第5の手段は、立型水中ポンプであって、井戸水を吸い込む吸込口を有する吸込ケーシングと、井戸水を昇圧する羽根車と、この羽根車を覆う中間ケーシングと、第1手段から第4手段の何れかの構成の吐出ケーシングと、この吐出ケーシングと中間ケーシングの間に設置される上部ケーシングと、吐出ケーシングの内部に設けられる逆止弁と、中間ケーシング及び上部ケーシングの外周を覆う外側ケーシングとを備えた、という構成を採っている。
第6手段は、立型水中ポンプに用いられる吐出ケーシングと外側ケーシングの組合体で
あって、吐出ケーシングの外面の少なくとも一部には締結用ネジ部が形成され、外側ケーシングの内面の少なくとも一部には締結用ネジ部と螺合する雌ネジ部が形成され、締結用ネジ部及び雌ネジ部の少なくとも何れか一方にはネジ山を横切る少なくとも1つの空気抜き溝が形成されている、という構成を採っている。
本発明の一実施形態に係る立型水中ポンプの断面図である。 図1に開示した立型水中ポンプに用いられている吐出ケーシングを示す図であり、図2(A)は図2(B)のD−D線における断面図であり、図2(B)は中心軸線Lに沿った断面図であり、図2(C)は空気抜き溝が正面にある時の正面図である。 深井戸ポンプ設備の全体構成図である。 従来技術に係る立型水中ポンプの断面図である。 改良された従来技術に係る立型水中ポンプの部分拡大図であり、図5(A)は図4におけるB部に対応する位置の拡大図であり、図5(B)は図5(A)のC−C線における断面図である。 図5に開示した従来技術の噴出流の流れ方向を説明する図である。
以下に、添付図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る立型水中ポンプについて説明する。なお、以下に説明する個別の構成要素を任意に組み合わせた発明についても、本発明が対象とする技術思想に含まれるものである。
[全体概要]
図1及び図2を参照しながら、本発明の一実施形態に係る立型水中ポンプの全体概要を説明する。なお、立型水中ポンプを含む深井戸ポンプ設備は、従来技術として図3に開示したものと共通しているので、ここでの説明は省略する。また、以下の説明では井戸水を使って詳述するが、扱う対象物としては井戸水に限定されるものではなく、あらゆる種類の液体を対象にすることができる。
立型水中ポンプは、上部にポンプ本体2を備え、下部に水中モータ1(一部図示)を備えている。ポンプ本体2は、下から順に、井戸水を吸い込むための吸込ケーシング8と、羽根車13を収容する中間ケーシング14と、ポンプ軸受19を支持する上部ケーシング16と、この上部ケーシング16の上に配置される吐出ケーシング9とを備えている。そして更に、これら吸込ケーシング8、中間ケーシング14、上部ケーシング16及び吐出ケーシング9を外部から覆う、中空円筒状の外側ケーシング24を備えている。
吸込ケーシング8と吐出ケーシング9は、外側ケーシング24と同軸で、締結用ネジ部18a、18bによって締結されるようになっている。このため、吸込ケーシング8及び吐出ケーシング9の外径が、外側ケーシング24の内径と略等しい。なお、本実施形態は吐出ケーシング9と外側ケーシング24に特徴を有しているので、最初に吐出ケーシング9と外側ケーシング24から説明を始める。
[吐出ケーシング]
吐出ケーシング9は、ポンプ本体2の上端部に設けられ、吐出配管4に向けて井戸水を給水するためのケーシングである。吐出ケーシング9は、下側における中空円筒状の大直径部と、上側における中空円筒状の小直径部と、これら大直径部と小直径部とを一体的に接続する中空の円錐台状部とからなる。そして、小直径部の上端が吐出口11となっており、この吐出口11に吐出配管4が接続されている。
吐出口11の内面には雌ネジが形成されており、吐出配管4の外周面に形成された雄ネ
ジが螺合するようになっている。また、吐出ケーシング9の下端の内面には、逆止弁座21を支持するための溝が円周方向に沿って形成されている。すなわち、この溝にリング状の逆止弁座21の外周部が嵌め込まれるようになっている。
[締結用ネジ部]
吐出ケーシング9の大直径部における外周面の少なくとも一部には、締結用ネジ部18bが形成されている。この締結用ネジ部18bは、吐出ケーシング9と外側ケーシング24とを締結するためのものである。本実施形態の締結用ネジ部18bは、大直径部のほぼ全面にわたって形成されている。但し、締結用ネジ部18bは大直径部の下方の一部や上方の一部、あるいは中間部の一部にのみ形成するようにしてもよい。
[空気抜き溝]
吐出ケーシング9の締結用ネジ部18bの一部には、空気抜き溝25が形成されている。この空気抜き溝25は、後述する上部ケーシング16内の空気を外部に放出するための溝であり、締結用ネジ部18bのネジ山を横切るように、上下方向に延びて形成されている。特に本実施形態では、吐出ケーシング9の中心軸線Lの方向(すなわち、鉛直方向)に沿って形成されている。但し、本発明の空気抜き溝25はこのような構成に限定されるものではなく、締結用ネジ部18において多少は斜めに傾けて形成してもよい。換言すると、ネジ山を横切って外部に連通する構造のものであればよいということである。もちろん、加工の容易性を考慮すれば、吐出ケーシング9の中心軸線Lの方向と平行にすることが有利であるが、必ずしもこれに限定する必要はない。
本実施形態における空気抜き溝25の断面形状は、図2(A)に示すように略矩形である。しかし、丸型、ひし形、楕円形、三角形、半円形など、どのような断面形状であってもよい。また、本実施形態の空気抜き溝25は、常に外部と連通した状態とされている。このため、ポンプ本体2が通常運転されると、中間ケーシング14及び上部ケーシング16内の加圧された井戸水が、この空気抜き溝25を通して外部に漏洩する。この漏洩はポンプ性能に影響を及ぼす場合があるので、必要に応じて空気抜き溝25を閉鎖できるような所定の対策を講じてもよい。例えば、運転中の井戸水の圧力では閉じるが、運転停止中の空気圧では閉じないような特性の開閉弁を、空気抜き溝25に設けるようなことが考えられる。
また、図2(A)に示すように、空気抜き溝25の底部25aは、締結用ネジ部18bのネジ山の底部よりも深い位置にある。これは、吐出ケーシング9と外側ケーシング24とが螺合された場合でも、空気抜き溝25が外側ケーシング24のネジ山によって閉塞されないようにするためである。空気抜き溝25によって、この位置における吐出ケーシング9の側壁厚さは薄くなるが、求められる強度は確保できるような寸法で、空気抜き溝25の深さは決定されている。また、図に示す例では、空気抜き溝25は1つだけ形成されているが、例えば吐出ケーシング9の周方向に沿って180°ずれた位置に2つ目の空気抜き溝を設けたり、更には120°ごとに3つの空気抜き溝を設けるようにしてもよい。もちろん、4つ以上設けてもよいが、上述した井戸水の漏れを考慮すると、必要以上に多数設けるのは望ましくない。但し、空気抜き溝25を必要に応じて閉鎖する機能を追加するのであれば、多数の空気抜き溝を設けてもよい。
上述したように、本実施形態の空気抜き溝25は吐出ケーシング9に形成されている。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、外側ケーシング24の雌ネジ部に他の空気抜き溝を設けるようにしても、同様の効果を期待することができる。但し、外側ケーシング24に他の空気抜き溝を設ける場合には、外側ケーシング24の内面に溝加工を施す必要があり、吐出ケーシング9の外面への加工の場合と比較して加工は困難である。また、外側ケーシング24の側壁厚さは吐出ケーシング9のそれと比較し
て薄い場合も考えられる。このため、加工手段および側壁厚さが確保できる場合に限って、外側ケーシング24に空気抜き溝を設けてもよい。
更には、吐出ケーシング9と外側ケーシング24の両方に空気抜き溝を形成することも考えられる。特に、締結後の吐出ケーシング9の空気抜き溝25の円周方向位置と、外側ケーシングの空気抜き溝の円周方向位置とを一致させることができれば、断面積のより大きな空気抜き溝を形成することが可能となる。また、締結用ネジ部18b及び雌ネジ部のネジ山の高さ程度の深さしかない空気抜き溝を形成した場合でも、各空気抜き溝の円周方向位置が一致すれば、十分な断面積の空気抜き溝を確保することが可能である。このため、吐出ケーシング9及び外側ケーシング24の強度を低下させることがない。ただし、吐出ケーシング9と外側ケーシング24の締結後の円周方向位置関係を一定にする必要があるので、所定の工夫をすることが望ましい。
[逆止弁]
吐出ケーシング9の内部には、逆止弁20とこれに当接する逆止弁座21が設けられている。逆止弁20は、平面形状が略円形状で、縦断面形状は台形状の中央部と略L字状の外周部とからなる。この逆止弁20は、図示しない支持機構によって、吐出ケーシング9に支持されている。一方、逆止弁座21は、略S字状の断面形状を有するリング状の部材である。この逆止弁座21の最外周部が吐出ケーシング9の内面に形成された円周方向溝に嵌合され、逆止弁座21が吐出ケーシング9に支持される。
逆止弁20は金属製の部材であり、下側からの押圧で逆止弁座から浮き、井戸水や空気を上方に流すことができる。特に、新品の立型水中ポンプの場合、逆止弁20の上には井戸水が満たされておらず、小さな押圧力でも逆止弁20が開くようになっている。一方、一度でも運転をした後の立型水中ポンプでは、逆止弁20の上に吐出配管4内の井戸水が滞留している。このため、井戸水の重さが逆止弁20に加わって逆止弁20を閉じることで、井戸水が逆止弁20から下方に逆流しないようになっている。その後、エアロックが生じていない状態で立型水中ポンプの運転が再開されると、羽根車13によって加圧された井戸水が逆止弁20を下方から押圧することにより、逆止弁20が開いて給水が再開される。
[外側ケーシング]
外側ケーシング24は、上述した吐出ケーシング9、吸込ケーシング8、中間ケーシング14および上部ケーシング16を覆うケーシングである。吐出ケーシング9と外側ケーシング24との締結は、上述した締結用ネジ部18bによって行われる。このため、外側ケーシング24の上端部内面には、締結用ネジ部18bに螺合する雌ネジ部が形成されている。また、外側ケーシング24の下端部内面にも雌ネジ部が形成されており、この雌ネジ部に対して吸込ケーシング8の締結用ネジ部18aが螺合される。
[吸込ケーシング]
次に、吸込ケーシング8について説明する。吸込ケーシング8は、ポンプ本体2の下端部に設けられ、水中モータ1と接続されている。吸込ケーシング8には吸込口10が形成され、この吸込口10から水を吸い込むようになっている。吸込ケーシング8の上端部外周面には、締結用ネジ部18aが形成されており、外側ケーシング24と螺合するようになっている。
また、吸込ケーシング8の内部には、中空で逆円錐台形状の網状部材26が設けられている。この網状部材26は、羽根車13内に大きな異物が進入するの防止するためのものである。このため、網状部材26の表面には多数の穴が形成され、この穴を通して井戸水は通過させるが、大きな異物の進入は防ぐことができる。但し、この網状部材26は本発
明に必須の構成要素という訳ではない。
[中間ケーシング]
中間ケーシング14は、羽根車(インペラ)13およびディフューザ17を収容し、井戸水を昇圧するためのものである。すなわち、羽根車13が後述するポンプ軸12の回転に伴って回転することで、井戸水に半径方向外方に向かう速度エネルギを付与する。この速度エネルギが与えられた井戸水はディフューザ17によって昇圧され、次段の羽根車13に供給されるようになっている。中間ケーシング14は、これら羽根車13とディフューザ17と共に井戸水のための昇圧通路を形成するのである。なお、本実施形態に係るポンプ本体2は多段ポンプであり、羽根車13とディフューザ17が複数組設けられている。本実施形態の中間ケーシング14は、それぞれの羽根車13とディフューザ17の組毎に一つ設けられているため、段数に対応した数の中間ケーシング14が中心軸線Lに沿って並んで連結されている。
[上部ケーシング]
次に、上部ケーシング16について説明する。上部ケーシング16は中間ケーシング14と吐出ケーシング9との間に配置されるケーシングである。上部ケーシング16は中空円筒状で、内部にポンプ軸12を支持するための軸受19を収容している。すなわち、上部ケーシング16の内壁面から軸受支持機構が中心軸線Lの方向に延び、この中心軸線Lの位置で軸受19を支持している。
[ポンプ軸]
ポンプ本体2の内部には、中心軸線Lに沿ってポンプ軸12が配置されている。このポンプ軸12は、上述した羽根車13を回転させるためのものであり、水中モータ1の回転軸に連結されている。ポンプ軸12と水中モータ1の回転軸とは、スプライン結合されている。そして、ポンプ軸12の上端部は、上述した上部ケーシング16内の軸受19によって回転自在に支持されている。
[空気抜き溝の作用]
次に、本実施形態の特徴部分の一つである、空気抜き溝25の作用について説明する。空気抜き溝25は、吐出ケーシング9の下端部外周面と外側ケーシング24の上端部内周面との間に形成されている。そして、空気抜き溝25の下端部は上部ケーシング16内の空間に連通すると共に、空気抜き溝25の上端部はポンプ本体2の外部空間に連通している。このため、吐出ケーシング9が外側ケーシング24に締結された場合でも、空気抜き溝25を通して上部ケーシング16の内部空間と外部空間とが常時連通することとなる。
本実施形態の立型水中ポンプが一度でも運転されると、逆止弁20の作用により逆止弁20の上には吐出配管4内の井戸水が滞留する。この状態において、何らかの理由で井戸水の水位が吸込ケーシング8よりも下方に低下した場合、中間ケーシング14や上部ケーシング16内に空気が進入する。このため、これら中間ケーシング14や上部ケーシング16内の井戸水は落水してしまう。その後、井戸水の水位が復活した場合、井戸水が吸込ケーシング8から進入する。このとき、空気抜き溝25が形成されていない従来の立型水中ポンプ107の場合、空気が抜ける通路が形成されていないため、井戸水がポンプ本体102内に進入できず、いわゆるエアロックを起こしてしまう。逆止弁120から空気が抜ければ問題無いが、逆止弁120は上部から井戸水の重さが加わっており、空気の圧力では全く開かないので、空気を抜くことはできない。
しかしながら、本実施形態の立型水中ポンプの場合は、上述の空気抜き溝25が形成されているため、井戸水の進入に伴い中間ケーシング14、上部ケーシング16内の空気は除々に外部空間に放出される。最終的に立型水中ポンプが井戸水内に完全に水没すれば、
ポンプ本体2内の空気も完全に外部に放出される。これにより、エアロックを完全に回避することができる。
以上説明したように、ポンプ本体2の内部の空気を常に排出できるようになり、井戸水の水位が変動しても、エアロックを心配する必要が無くなった。また、空気抜き溝25の方向を井戸壁と略平行にしたため、部品点数や作業工数を増やすことなく、ポンプ運転時の噴出流Fによる井戸壁への悪影響を排除することができる。更に、ポンプ外径を増大させる必要も無いため、井戸径を広げる必要が無い。その結果、井戸を掘削するに当たり、径を広げずに工事を進めることができるようになり、工期を短くすることもできるようになる。
なお、上記効果は本実施形態に係る立型水中ポンプが奏する効果の一例であり、本発明はこれら以外の効果を奏することも可能である。このため、本発明の技術思想及び技術的範囲は、上述の技術的効果に基づいて限定解釈されるべきではない。また、発明の実施の形態で説明した個別の構成要素については、すべてを組み合わせることが必要ではなく、個別の構成要素を任意に組み合わせて成立する発明も、本出願が想定するものである。このため、特定の構成要素の組み合わせが明示されていないとしても、実質的にはすべての組み合わせを開示していると解釈されるべきである。
本発明は、水中に水没させて使用される立型水中ポンプに利用することが可能である。
1,101 水中モータ
2,102 ポンプ本体
3,103 井戸水
4,104 吐出配管
5,105 制御装置
6,106 末端部
8,108 吸込ケーシング
9,109 吐出ケーシング
10,110 吸込口
11,111 吐出口
12,112 ポンプ軸
13,113 羽根車
14,114 中間ケーシング
16,116 上部ケーシング
17,117 ディフューザ
18a,18b,118a,118b 締結用ネジ部
19,119 ポンプ軸受
20,120 逆止弁
21,121 逆止弁座
24,124 外側ケーシング
25 空気抜き溝
25a 空気抜き溝の底
26,126 網状部材
107 立型水中ポンプ
122 小孔
123 カバー
F 噴出流
L 中心軸線

Claims (6)

  1. 立型水中ポンプに用いられる吐出ケーシングであって、
    この吐出ケーシングの外面の少なくとも一部には締結用ネジ部が形成され、この締結用ネジ部は外側ケーシングの内面の雌ネジ部に螺合するようになっており、前記締結用ネジ部にはこの締結用ネジ部のネジ山を横切る少なくとも1つの空気抜き溝が形成されている、吐出ケーシング。
  2. 前記空気抜き溝は、前記吐出ケーシングの中心軸線方向と平行に形成されている、請求項1に記載の吐出ケーシング。
  3. 前記空気抜き溝の底部は、前記ネジ山の底部よりも深い位置にある、請求項1又は2に記載の吐出ケーシング。
  4. 前記空気抜き溝の断面形状は、矩形、丸型、ひし形、楕円形、三角形、半円形からなる群から選択される少なくとも1つの形状である、請求項1から3の何れか一項に記載の吐出ケーシング。
  5. 立型水中ポンプであって、
    請求項1から4の何れか一項に記載の吐出ケーシングに加え、
    水を吸い込む吸込口を有する吸込ケーシングと、前記水を昇圧する羽根車と、この羽根車を覆う中間ケーシングと、前記吐出ケーシングと前記中間ケーシングの間に設置される上部ケーシングと、前記吐出ケーシングの内部に設けられる逆止弁と、前記中間ケーシング及び上部ケーシングの外周を覆う外側ケーシングと、を備えた立型水中ポンプ。
  6. 立型水中ポンプに用いられる吐出ケーシングと外側ケーシングの組合体であって、
    前記吐出ケーシングの外面の少なくとも一部には締結用ネジ部が形成され、前記外側ケーシングの内面の少なくとも一部には前記締結用ネジ部と螺合する雌ネジ部が形成され、前記締結用ネジ部及び雌ネジ部の少なくとも何れか一方にはネジ山を横切る少なくとも1つの空気抜き溝が形成されている、組合体。
JP2014047190A 2014-03-11 2014-03-11 吐出ケーシング及びこれを備えた立型水中ポンプ Ceased JP2015169189A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014047190A JP2015169189A (ja) 2014-03-11 2014-03-11 吐出ケーシング及びこれを備えた立型水中ポンプ
CN201510102954.8A CN104912849A (zh) 2014-03-11 2015-03-09 排出壳体以及具备该排出壳体的立式水中泵
TW104107160A TW201537027A (zh) 2014-03-11 2015-03-10 吐出套管及具備該吐出套管之直立型水中幫浦
EP15158639.3A EP2918842A1 (en) 2014-03-11 2015-03-11 Discharge casing and vertical submersible pump provided with the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014047190A JP2015169189A (ja) 2014-03-11 2014-03-11 吐出ケーシング及びこれを備えた立型水中ポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015169189A true JP2015169189A (ja) 2015-09-28
JP2015169189A5 JP2015169189A5 (ja) 2017-02-23

Family

ID=52784900

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014047190A Ceased JP2015169189A (ja) 2014-03-11 2014-03-11 吐出ケーシング及びこれを備えた立型水中ポンプ

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP2918842A1 (ja)
JP (1) JP2015169189A (ja)
CN (1) CN104912849A (ja)
TW (1) TW201537027A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102016200909A1 (de) * 2016-01-22 2017-07-27 Ksb Aktiengesellschaft Entlüftungseinrichtung

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2098660A (en) * 1981-05-19 1982-11-24 Marley Wylain Co Submersible pump discharge head
JPH09290854A (ja) * 1996-04-23 1997-11-11 Hitachi Constr Mach Co Ltd エヤーブリーザ装置
JP2004100457A (ja) * 2002-09-04 2004-04-02 Koshin:Kk 風呂水用汲み上げポンプ

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2851951A (en) * 1956-09-13 1958-09-16 Red Jacket Mfg Co Air charger
JPS5726296A (en) * 1980-07-25 1982-02-12 Hitachi Ltd Submerged pump
JPS5870091A (ja) * 1981-10-23 1983-04-26 Shindo Pump Kk 細型水中ポンプのケ−シング締付装置
JPH027393U (ja) * 1988-06-29 1990-01-18
JP2003014250A (ja) * 2001-06-27 2003-01-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 水冷式空気調和装置
CN202348701U (zh) * 2011-11-04 2012-07-25 苏州沃达园林机械有限公司 具有水位高度调节装置的潜水泵

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2098660A (en) * 1981-05-19 1982-11-24 Marley Wylain Co Submersible pump discharge head
JPH09290854A (ja) * 1996-04-23 1997-11-11 Hitachi Constr Mach Co Ltd エヤーブリーザ装置
JP2004100457A (ja) * 2002-09-04 2004-04-02 Koshin:Kk 風呂水用汲み上げポンプ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102016200909A1 (de) * 2016-01-22 2017-07-27 Ksb Aktiengesellschaft Entlüftungseinrichtung

Also Published As

Publication number Publication date
EP2918842A1 (en) 2015-09-16
CN104912849A (zh) 2015-09-16
TW201537027A (zh) 2015-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9239056B2 (en) Pump impeller and submersible pump having such pump impeller
KR101732980B1 (ko) 침수배출기능을 구비한 수중펌프
CN118346616B (zh) 基于三道机械密封串联布置的高压潜水泵
JP2015169189A (ja) 吐出ケーシング及びこれを備えた立型水中ポンプ
JP6158106B2 (ja) ポンプ装置
AU2019203725B2 (en) Impeller with axially curving vane extensions to prevent airlock
US8714917B2 (en) Anti-airlock pump
KR101707339B1 (ko) 진공강자흡식펌프
AU2018205135A1 (en) Anti-airlock valve assembly
JP2015143476A (ja) ポンプ装置
US7074014B2 (en) Dipping type pump where discharging performance at a time of actuation has been improved
US9726183B2 (en) Systems and methods for preventing damage to pump diffusers
JP2016044628A (ja) ポンプ
JP6711806B2 (ja) 片吸込立軸ポンプ
JP5042745B2 (ja) 深井戸用水中ポンプ
JP2017201136A (ja) ポンプ
US8764386B2 (en) Bypass system for purging air from a submersible pump
JP2005337203A (ja) 排水ポンプシステム
CN110374883B (zh) 内装式井泵自动排气装置
JP2011007091A (ja) ポンプ
JP3532348B2 (ja) 高揚程ポンプを具備する揚水装置
JP6137963B2 (ja) ポンプ
KR101408649B1 (ko) 자동 공기배출구조를 갖는 펌프
KR20130001126U (ko) 체크밸브가 구비된 진공펌프
JP2021088978A5 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170119

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170123

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171006

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171012

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171211

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180523

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20180921