JP2015167542A - 炊飯設備における浸漬装置 - Google Patents

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    • A23L7/00Cereal-derived products; Malt products; Preparation or treatment thereof
    • A23L7/10Cereal-derived products
    • A23L7/196Products in which the original granular shape is maintained, e.g. parboiled rice

Abstract

【課題】本発明は、米粒を浸漬水に浸漬するために、炊飯釜とは別の容器を使用する炊飯設備における浸漬装置であって、シンプルな構造の浸漬装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の炊飯設備における浸漬装置は、複数の浸漬容器を循環移送する浸漬容器移送手段を備えるとともに、前記浸漬容器の循環移送経路に沿って米粒・浸漬水供給部、米粒・浸漬水排出部が配設されてなり、前記浸漬容器移送手段を駆動して前記浸漬容器を移送することで、前記米粒・浸漬水供給部において前記浸漬容器に米粒及び浸漬水を供給し、前記米粒・浸漬水排出部において前記浸漬容器から浸漬後の米粒及び浸漬水を排出することを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、炊飯工場、学校、病院等で用いられる炊飯設備における浸漬装置に関する。
従来、米を水に浸漬するために炊飯釜とは別の容器を使用する炊飯設備が知られている(特許文献1を参照。)。
図7は特許文献1に記載された炊飯装置の全体平面図を示す。また、図8は図7のA−A断面図を示す。
特許文献1に記載された炊飯装置は、米を水に浸漬するための浸漬容器110を備え、該浸漬容器110において水を含浸した米を釜101に移し替え、当該釜101で米を炊飯するものである。
上記炊飯装置において、米計量部分A1及び水計量部分A2により米と水が供給された浸漬容器110は、往きのコンベアによって浸漬ラック120の入り口まで搬送され、次いでリフト付きの水平走行体LHによって前記浸漬ラック120の任意の位置に運ばれ載置される。
また、上記炊飯装置において、前記浸漬ラック120に載置されて浸漬を完了した後の浸漬容器110は、前記リフト付き水平走行体LHによって該浸漬ラック120の入り口へと運び出され、ここで内容物が釜101に移し替えられた後、戻りのコンベアによって米計量部分A1へ戻される。そして、この間に前記浸漬容器110の内面が洗浄部分で水洗される。
ところで、一般に米の浸漬には炊飯釜を使用するが、上記特許文献1に記載された炊飯装置は、炊飯釜とは別の浸漬容器110を使用するために高価な炊飯釜を多数準備する必要がない。
しかしながら、上記炊飯装置は、浸漬容器110の取り扱い上の問題から、浸漬のための装置が複雑化し大がかりなものとなっている。
特許第3608074号公報
そこで、本発明は、米粒を浸漬水に浸漬するために炊飯釜とは別の容器を使用する炊飯設備における浸漬装置であって、シンプルな構造の浸漬装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、
浸漬容器内で浸漬水に浸漬した後の米粒を炊飯釜に移し替えて炊飯する炊飯設備における浸漬装置であって、前記浸漬容器内で米粒を浸漬水に浸漬する浸漬装置において、
複数の浸漬容器を循環移送する浸漬容器移送手段を備えるとともに、前記浸漬容器の循環移送経路に沿って米粒・浸漬水供給部、米粒・浸漬水排出部が配設されてなり、
前記浸漬容器移送手段を駆動して前記浸漬容器を移送することで、前記米粒・浸漬水供給部において前記浸漬容器に米粒及び浸漬水を供給し、前記米粒・浸漬水排出部において前記浸漬容器から浸漬後の米粒及び浸漬水を排出することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明は、
浸漬容器内で浸漬水に浸漬した後の米粒を炊飯釜に移し替えて炊飯する炊飯設備における浸漬装置であって、前記浸漬容器内で米粒を浸漬水に浸漬する浸漬装置において、
複数の浸漬容器を循環移送する浸漬容器移送手段を備えるとともに、前記浸漬容器の循環移送経路に沿って米粒供給部、浸漬水供給部、米粒・浸漬水排出部が配設されてなり、
前記浸漬容器移送手段を駆動して前記浸漬容器を移送することで、前記米粒供給部において前記浸漬容器に米粒を供給し、前記浸漬水供給部において前記浸漬容器に浸漬水を供給し、前記米粒・浸漬水排出部において前記浸漬容器から浸漬後の米粒及び浸漬水を排出することを特徴とする。
本発明は、前記浸漬容器が前記浸漬容器移送手段に枢支され、前記米粒・浸漬水排出部において上下反転することで前記浸漬容器から浸漬後の米粒及び浸漬水を排出することが好ましい。
本発明は、前記浸漬容器には前記浸漬容器移送手段に枢支される枢支部を挟んで一対のローラが軸支され、前記浸漬容器は前記ローラと前記米粒・浸漬水排出部に設けられる案内プレートの作用により、当該浸漬容器の移送にともなって上下反転することが好ましい。
本発明は、前記浸漬容器移送手段が、複数の浸漬容器を鉛直面内において循環移送することが好ましい。
本発明は、さらに、前記浸漬容器の循環移送経路に沿って洗浄部、乾燥部が配設されてなり、
前記浸漬容器移送手段を駆動して前記浸漬容器を移送することで、前記洗浄部において浸漬後の米粒及び浸漬水を排出した後の前記浸漬容器を洗浄し、前記乾燥部において前記洗浄した後の前記浸漬容器を乾燥することが好ましい。
本発明は、前記浸漬容器移送手段は無端体であり、平行に配設される一対の無端体に複数の浸漬容器が装着されることが好ましい。
本発明は、前記浸漬容器移送手段が回転体であり、当該回転体に複数の浸漬容器が装着されることが好ましい。
本発明によれば、複数の浸漬容器を循環移送する浸漬容器移送手段を備えるとともに、前記浸漬容器の循環移送経路に沿って米粒・浸漬水供給部、米粒・浸漬水排出部が配設されてなり、前記浸漬容器移送手段を駆動して前記浸漬容器を移送することで、前記米粒・浸漬水供給部において前記浸漬容器に米粒及び浸漬水を供給し、前記米粒・浸漬水排出部において前記浸漬容器から浸漬後の米粒及び浸漬水を排出することとしたので、炊飯設備における浸漬装置をシンプルな構造とすることができる。
また、本発明によれば、複数の浸漬容器を循環移送する浸漬容器移送手段を備えるとともに、前記浸漬容器の循環移送経路に沿って米粒・浸漬水供給部、米粒・浸漬水排出部が配設されてなるので、浸漬作業を連続して効率よく行うことができる。
本発明によれば、複数の浸漬容器を循環移送する浸漬容器移送手段を備えるとともに、前記浸漬容器の循環移送経路に沿って米粒供給部、浸漬水供給部、米粒・浸漬水排出部が配設されてなり、前記浸漬容器移送手段を駆動して前記浸漬容器を移送することで、前記米粒供給部において前記浸漬容器に米粒を供給し、前記浸漬水供給部において前記浸漬容器に浸漬水を供給し、前記米粒・浸漬水排出部において前記浸漬容器から浸漬後の米粒及び浸漬水を排出することとしたので、炊飯設備における浸漬装置をシンプルな構造とすることができる。
また、本発明によれば、複数の浸漬容器を循環移送する浸漬容器移送手段を備えるとともに、前記浸漬容器の循環移送経路に沿って米粒・浸漬水供給部、米粒・浸漬水排出部が配設されてなるので、浸漬作業を連続して効率よく行うことができる。
本発明は、前記浸漬容器が前記浸漬容器移送手段に枢支され、前記米粒・浸漬水排出部において上下反転することで前記浸漬容器から浸漬後の米粒及び浸漬水を排出することとすれば、前記浸漬容器の底部等に米粒及び浸漬水を排出するための排出部を設ける必要がなく、前記浸漬容器移送手段に装着した状態のまま前記浸漬容器から米粒及び浸漬水を排出することができる。
本発明は、前記浸漬容器には前記浸漬容器移送手段に枢支される枢支部を挟んで一対のローラが軸支され、前記浸漬容器は前記ローラと前記米粒・浸漬水排出部に設けられる案内プレートの作用により、前記浸漬容器の移送にともなって上下反転することとすれば、浸漬容器を上下反転させるための新たな駆動手段を必要としない。
本発明は、前記浸漬容器移送手段が、複数の浸漬容器を鉛直面内において循環移送することとすれば、当該浸漬装置の上部空間を利用して前記浸漬容器の移送経路を確保することができるため、浸漬装置を設置するために広い面積を必要とせず省スペース化を図ることができる。
そして、本発明は、さらに、前記浸漬容器の循環移送経路に沿って洗浄部、乾燥部が配設されてなり、前記浸漬容器移送手段を駆動して前記浸漬容器を移送することで、前記洗浄部において浸漬後の米粒及び浸漬水を排出した後の前記浸漬容器を洗浄し、前記乾燥部において前記洗浄した後の前記浸漬容器を乾燥することとすれば、前記浸漬容器を清潔に維持した状態で浸漬作業を連続して行うことができる。
炊飯設備の概略平面図。 炊飯設備の概略正面図。 浸漬装置の概略説明図。 図3の一部拡大図。 浸漬容器の説明図。 浸漬容器を反転させる一例の説明図。 特許文献1に記載された炊飯装置の全体平面図。 図7のA−A断面図。
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は炊飯設備の概略平面図を示す。図2は炊飯設備の概略正面図を示す。
本発明の実施の形態において炊飯設備は、炊飯釜1や釜蓋2を洗浄する洗浄装置10と、米粒に浸漬水を吸水させる浸漬装置20と、前記浸漬装置20で浸漬水を吸水した米粒を水切りした後、炊飯釜1に配米するとともに炊飯水を加水する配米・加水装置30と、前記炊飯釜1に食油や調味料を投入し撹拌する調味料投入・撹拌装置40と、前記炊飯釜1に具材を投入する具材投入位置50と、前記炊飯釜1に釜蓋2を被せる蓋被せ装置60と、前記炊飯釜1を加熱し炊飯する炊飯部及び炊飯後の炊飯釜1を搬送しながら蒸らしを行う蒸らし部を有する炊飯・蒸らし装置70と、蒸らし後の米飯に酢を散布可能な酢散布装置80と、炊飯釜1を反転させて米飯を取り出し、該取り出した米飯をほぐす反転・ほぐし装置90を備える。
前記浸漬装置20は、前記洗浄装置10及び前記配米・加水装置30の上部空間に配設される。
また、前記浸漬装置20以外の各装置10,30〜90は、炊飯釜1を搬送するための搬送コンベアにより接続され又は前記搬送コンベア上に配設される。
図3は浸漬装置の概略説明図であって、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は左側面図を示す。図4は図3の一部拡大図を示す。
本発明の実施の形態における浸漬装置20は、無端体としての無端チェーン21を備える。該無端チェーン21は、鉛直面内を循環可能に一対が平行に配設される。また、前記一対の無端チェーン21には複数の浸漬容器22が装着される。
ここで、前記無端チェーン21は、複数のスプロケットを介してジグザグ状に上方へ伸びる軌道となるように配設されており、複数の前記浸漬容器22を鉛直面内において循環移送する。
また、本発明の実施の形態における浸漬装置20は、前記浸漬容器22の循環移送経路に沿って、米粒・浸漬水供給部20B、米粒・浸漬水排出部20C、洗浄部20D、乾燥部20Eが配設される。
前記米粒・浸漬水供給部20Bでは、前記浸漬容器22に米粒及び浸漬水が供給される。ここでは、上方に洗米機23及び図示しない浸漬水供給機が設けられ、前記浸漬容器22に洗米後の米粒及び浸漬水が供給可能とされている。
前記米粒・浸漬水排出部20Cでは、前記浸漬容器22から浸漬後の米粒及び浸漬水が排出される。ここでは、前記浸漬容器22が上下反転することで米粒及び浸漬水が排出される。当該米粒・浸漬水排出部20Cの下方には、水切り機31及び図示しない炊飯水供給機を備える配米・加水装置30が配設されており、前記浸漬容器22から排出された浸漬後の米粒は、前記水切り機31で浸漬水と分離された後に、炊飯水とともに炊飯釜1に配米される。
前記洗浄部20Dでは、浸漬後の米粒及び浸漬水を排出した後の前記浸漬容器22が洗浄される。ここでは、下部に洗浄ノズル24が設けられ、上下反転した状態の浸漬容器22の内部が洗浄水により洗浄される。
前記乾燥部20Eでは、洗浄した後の前記浸漬容器22を乾燥させる。ここでは、下部に乾燥ノズル25が設けられ、上下反転した状態の浸漬容器22の内部が温熱風により乾燥させる。
本発明の実施の形態における浸漬装置20は、前記無端チェーン21を間欠駆動することで、複数の前記浸漬容器22を循環移送し、該浸漬容器22を前記米粒・浸漬水供給部20B、米粒・浸漬水排出部20C、洗浄部20D、乾燥部20Eの各部に順次停止させ、前記米粒・浸漬水供給部20Bにおいて浸漬容器22に米粒及び浸漬水を供給し、前記米粒・浸漬水排出部20Cにおいて浸漬容器22から浸漬後の米粒及び浸漬水を排出し、前記洗浄部20Dにおいて浸漬後の米粒及び浸漬水を排出した後の浸漬容器22を洗浄し、前記乾燥部20Eにおいて洗浄した後の浸漬容器を乾燥し、再び前記米粒・浸漬水供給部20Bにおいて浸漬容器22に米粒及び浸漬水を供給する。
そして、前記米粒・浸漬水供給部20Bにおいて前記浸漬容器22に供給された米粒は、前記米粒・浸漬水排出部20Cへ移送されるまでの間、前記浸漬容器22内で浸漬水に浸漬される。
このように、本発明の実施の形態における浸漬装置20は、無端チェーン21の駆動により複数の浸漬容器22が循環移送され、各浸漬容器22が循環経路に沿って一巡する間に米粒の浸漬工程が完了するものであり、構造がシンプルである。
また、本発明の実施の形態における浸漬装置20は、複数の浸漬容器20を循環移送する浸漬容器移送手段を備えるとともに、前記浸漬容器の循環移送経路に沿って米粒・浸漬水供給部、米粒・浸漬水排出部が配設されてなるので、浸漬作業を連続して効率よく行うことができる。
さらに、本発明の実施の形態における浸漬装置20は、炊飯設備における前記洗浄装置10及び前記配米・加水装置30の上部空間に配設されるため、設置のために広いスペースを必要としない。
なお、本発明の実施の形態における浸漬装置20は、一対の無端チェーン21が、鉛直面内を循環可能に平行に配設されているので、当該浸漬装置20の上部空間を利用して前記浸漬容器22の移送経路を確保することができるため、設置面積を最小限に止めることができる。
ここで、前記米粒・浸漬水供給部20Bにおいて前記浸漬容器22に供給される米粒は無洗米とすることもできる。その場合、前記洗米機23による洗米は行われない。
また、上記実施の形態では、前記浸漬容器22の循環移送経路に沿って、米粒・浸漬水供給部20Bが配設され、米粒及び浸漬水が同じ位置で浸漬容器22に供給されることとしたが、米粒供給部と浸漬水供給部が異なる位置に配設されるものとし、米粒供給部において浸漬容器22に米粒が供給され、浸漬水供給部において前記浸漬容器22に浸漬水が供給されることとすることもできる。
図5は浸漬容器の説明図を示す。
前記浸漬容器22は、断面略円形の横長形状であって上面に開口部22aを有し、両側面22b,22bに枢軸26,26を有する。
また、前記浸漬容器22の両側面22b,22bには、それぞれ前記枢軸26,26を挟んで一対のローラ27,27が軸支される。
前記浸漬容器22は、前記枢軸26,26により前記無端チェーン21に枢支され、当該浸漬容器22の移送にともない、前記ローラ27,27と後述する案内プレートの作用により上下反転する。
図6は浸漬容器を上下反転させる一例の説明図を示す。
前記浸漬容器22は、前記両側面22b,22bに設けられる一対の枢軸26,26によって前記一対の無端チェーン21,21に回転可能に装着されている。
また、前記浸漬装置20の機枠には、前記浸漬容器22を上下反転させる位置であって該浸漬容器22の両側面22b,22bに対応する位置に、それぞれ3つの案内プレート28a〜28cが配設されている。
前記浸漬容器22は、前記米粒・浸漬水供給部20Bにおいて米粒及び浸漬水が供給された後、開口部22aが上方を向く状態で移送されるが、少なくとも米粒・浸漬水排出部20Cの直前において、前記一対のローラ27,27が前記第1案内プレート28aの上面に案内され当該上面を転動する状態で移送される(図6(a))。
前記浸漬容器22は、さらに移送されると、移送方向前方に位置するローラ27が前記第2案内プレート28bの側面に当接し、該ローラ27が前記第2案内プレート28bによって移送を妨げられるために上下反転し、前記米粒・浸漬水排出部20Cにおいて前記開口部22aが下方を向くため米粒及び浸漬水が排出される。このとき、前記移送方向前方に位置した前記ローラ27は移送方向後方に位置を代える(図6(b)〜(d))。
前記浸漬容器22は、引き続き前記開口部22aが下方を向く状態で移送され、前記洗浄部20Dで内部が洗浄され、前記乾燥部20Eで内部が乾燥される。このとき、前記浸漬容器22は、移送方向後方に位置を変えたローラ27が前記第2案内プレート28bの上面を転動する状態で移送される(図6(e),(f))。
前記乾燥部20Eを通過した浸漬容器22は、前記移送方向後方に位置を変えたローラ27が前記第2案内プレート28bの上面から外れることで元の方向(前記上下反転した方向と逆方向)に反転し、開口部22aが上方を向いた状態となる(図5(g))。
そして、前記浸漬容器22は、少なくとも前記乾燥部20Eの直後において、前記一対のローラ27,27が前記第3案内プレート28cの上面を転動する状態となり、再度、米粒・浸漬水供給部20Bに向けて移送される(図5(h))。
ここでは、浸漬容器22の両側面22b,22bに、それぞれ枢軸26,26を挟んで一対のローラ27,27を軸支するものとし、前記浸漬容器22が、該ローラ27,27と前記案内プレート28a〜28cの作用により当該浸漬容器の移送にともなって上下反転することとしたが、他の手段によって反転させることとしてもよい。
なお、前記浸漬容器22が、前記ローラ27,27と前記案内プレート28a〜28cの作用により当該浸漬容器の移送にともなって上下反転することとすれば、前記浸漬容器22を上下反転させるための新たな駆動手段を必要としない。
また、浸漬容器22を上下反転させることに代えて、該浸漬容器22の底部に排出部を設けることで米粒及び浸漬水を排出することとしてもよい。
上記実施の形態では、前記無端チェーン21は、一対が鉛直面内を循環可能に平行に配設されるものであったが、例えば一対が水平面内を循環可能に配設されるものとすることもできる。
この場合でも、浸漬装置20は、洗浄装置10及び配米・加水装置30の上部空間に配設することができるため、設置のために広いスペースを必要としない。
上記実施の形態では、前記浸漬容器22は、断面略円形の横長形状としたが、他の任意の形状とすることもできる。
なお、前記浸漬容器22を横長形状とすれば、該浸漬容器22のピッチを短縮することで、浸漬装置を小型化することが可能となる。
上記実施の形態では、無端チェーン21により複数の浸漬容器22を循環移送することとしたが、例えば一枚又は複数枚の回転板や一対が平行に配設される回転リング等の回転体により複数の浸漬容器を循環移送することもできる。
この場合においても、前記無端チェーン21の場合と同様に、前記回転体の駆動により複数の前記浸漬容器22を循環移送し、各浸漬容器22が循環経路に沿って一巡する間に米粒の浸漬工程を完了させることができるため、シンプルな構造となる。
本発明は、上記実施の形態に限るものでなく、発明の範囲を逸脱しない限りにおいてその構成を適宜変更できることはいうまでもない。
本発明の炊飯設備における浸漬装置は構造がシンプルであり実用性に優れる。
1 炊飯釜
2 釜蓋
10 洗浄装置
20 浸漬装置
20B 米粒・浸漬水供給部
20C 米粒・浸漬水排出部
20D 洗浄部
20E 乾燥部
21 無端チェーン
22 浸漬容器
22a 開口部
22b 側面
23 洗米機
24 洗浄ノズル
25 乾燥ノズル
26 枢軸
27 ローラ
28a 第1案内プレート
28b 第2案内プレート
28c 第3案内プレート
30 配米・加水装置
31 水切り機
40 調味料投入・撹拌装置
50 具材投入位置
60 蓋被せ装置
70 炊飯・蒸らし装置
80 酢散布装置
90 反転・ほぐし装置

Claims (8)

  1. 浸漬容器内で浸漬水に浸漬した後の米粒を炊飯釜に移し替えて炊飯する炊飯設備における浸漬装置であって、前記浸漬容器内で米粒を浸漬水に浸漬する浸漬装置において、
    複数の浸漬容器を循環移送する浸漬容器移送手段を備えるとともに、前記浸漬容器の循環移送経路に沿って米粒・浸漬水供給部、米粒・浸漬水排出部が配設されてなり、
    前記浸漬容器移送手段を駆動して前記浸漬容器を移送することで、前記米粒・浸漬水供給部において前記浸漬容器に米粒及び浸漬水を供給し、前記米粒・浸漬水排出部において前記浸漬容器から浸漬後の米粒及び浸漬水を排出することを特徴とする炊飯設備における浸漬装置。
  2. 浸漬容器内で浸漬水に浸漬した後の米粒を炊飯釜に移し替えて炊飯する炊飯設備における浸漬装置であって、前記浸漬容器内で米粒を浸漬水に浸漬する浸漬装置において、
    複数の浸漬容器を循環移送する浸漬容器移送手段を備えるとともに、前記浸漬容器の循環移送経路に沿って米粒供給部、浸漬水供給部、米粒・浸漬水排出部が配設されてなり、
    前記浸漬容器移送手段を駆動して前記浸漬容器を移送することで、前記米粒供給部において前記浸漬容器に米粒を供給し、前記浸漬水供給部において前記浸漬容器に浸漬水を供給し、前記米粒・浸漬水排出部において前記浸漬容器から浸漬後の米粒及び浸漬水を排出することを特徴とする炊飯設備における浸漬装置。
  3. 前記浸漬容器は前記浸漬容器移送手段に枢支され、前記米粒・浸漬水排出部において上下反転することで前記浸漬容器から浸漬後の米粒及び浸漬水を排出する請求項1又は2記載の炊飯設備における浸漬装置。
  4. 前記浸漬容器には前記浸漬容器移送手段に枢支される枢支部を挟んで一対のローラが軸支され、前記浸漬容器は前記ローラと前記米粒・浸漬水排出部に設けられる案内プレートの作用により、当該浸漬容器の移送にともなって上下反転する請求項3記載の炊飯設備における浸漬装置。
  5. 前記浸漬容器移送手段は、複数の浸漬容器を鉛直面内において循環移送する請求項1乃至4の何れかに記載の炊飯設備における浸漬装置。
  6. さらに、前記浸漬容器の循環移送経路に沿って洗浄部、乾燥部が配設されてなり、
    前記浸漬容器移送手段を駆動して前記浸漬容器を移送することで、前記洗浄部において浸漬後の米粒及び浸漬水を排出した後の前記浸漬容器を洗浄し、前記乾燥部において前記洗浄した後の前記浸漬容器を乾燥する請求項1乃至5の何れかに記載の炊飯設備における浸漬装置。
  7. 前記浸漬容器移送手段は無端体であり、平行に配設される一対の無端体に複数の浸漬容器が装着される請求項1乃至6の何れかに記載の炊飯設備における浸漬装置。
  8. 前記浸漬容器移送手段は回転体であり、当該回転体に複数の浸漬容器が装着される請求項1乃至6の何れかに記載の炊飯設備における浸漬装置。
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