JP2015167158A - マルチコアファイバ増幅器 - Google Patents

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Hirotaka Ono
浩孝 小野
増田 浩次
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浩次 増田
山田 誠
Makoto Yamada
誠 山田
壮一 小林
Soichi Kobayashi
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Abstract

【課題】構成部品数を削減し光増幅器の小型化を可能とする増幅用マルチコアファイバを提供する。
【解決手段】本発明は、コアに希土類イオンを添加した増幅用マルチコアファイバと、前記希土類イオンを励起する励起光を発生させる励起光源とを備えたマルチコアファイバ増幅部が少なくとも2つ直列に配置されたマルチコアファイバ増幅器であって、前記マルチコアファイバ増幅部の少なくとも1つの増幅用マルチコアファイバは、前記マルチコアファイバ増幅部に入力する信号光が伝搬するコアと、前記励起光が伝搬するクラッドとを備え、前記マルチコアファイバ増幅部の他の増幅用マルチコアファイバは、前記信号光と前記励起光を合波して前記他の増幅用マルチコアファイバのそれぞれのコアへ入力する合波手段を備え、前記励起光の励起光パワーが前記マルチコアファイバ増幅器へ入力する前記信号光の信号光パワーと前記マルチコアファイバ増幅器により増幅されて出力される信号光の信号光パワーとを演算した結果により調整されることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本願発明は、マルチコアファイバ伝送システムにおいて用いられるマルチコアファイバ増幅器に関する。
光伝送システムの伝送容量を飛躍的に増大するために、1本のファイバに複数コアを有するマルチコアファイバを伝送路に用いたマルチコアファイバ伝送システムの開発が進められている。マルチコアファイバ伝送システムにおいては、マルチコアファイバの各コアに、それぞれ異なる情報を伝送する波長分割多重(WDM)信号を伝搬させる。マルチコアファイバ内の複数のコアにWDM信号が伝搬されるため、1本のファイバに1つのコアのみ有する従来のシングルコアファイバを伝送路とする場合と比較して、飛躍的に伝送容量を増大させることができる。
マルチコアファイバ伝送システムを利用して長距離の光伝送を行う場合、従来のシングルコアファイバを伝送路とする伝送システムと同様、伝送中に強度が小さくなった信号光を増幅するために、光増幅器が必要不可欠である。
従来、マルチコアファイバ伝送システムにおける光増幅器は、ファンイン/ファンアウト部品を使用して、マルチコアEDFA(エルビウムドープトファイバ増幅器)へ、信号光と励起光を合波してマルチコアファイバのコア毎に入力することで、マルチコアファイバの各コアにそれぞれ独立に入力する信号光を同時に増幅している(非特許文献1)。本形態のマルチコアファイバ増幅器をコア直接励起マルチコアファイバ増幅器と呼ぶ。ここで、マルチコアEDFAとは、複数の希土類元素の一つであるエルビウムイオンを添加した各々のコアを有する増幅用マルチコアファイバを使用した、マルチコアファイバ増幅器である。
またこれとは異なるマルチコアファイバ増幅器の構成として、希土類イオンを添加した複数のコアと、ダブルクラッド構造(内側の第1クラッド、外側の第2クラッド)を有し、第1クラッド材屈折率がコアガラス屈折率より小さく、第2クラッド材屈折率より大きいダブルクラッド希土類添加ファイバと、高出力マルチモード励起光源1台を用いたマルチコアファイバ増幅器も報告されている(非特許文献2)。本形態のマルチコアファイバ増幅器をクラッド励起マルチコアファイバ増幅器とよぶ。
H. Takahashi et al., "First demonstration of MC-EDFA-repeatered SDM transmission of 40 × 128-Gbit/s PDM-QPSK signals per core over 6,160-km 7-core MCF," in Proc. ECOC2012, Postdeadline papers, Th.3.C.3. Y. Mimura, et al., "Batch multicore amplification with cladding-pumped multicore EDF," in Proc. ECOC2012, paper Tu.4.F.1. 前田幸一他、「2段構成の高利得低雑音マルチコアEDFA」2013年電子情報通信学会通信ソサイエティ大会、B−10−92
コア直接励起マルチコアファイバ増幅器においても、クラッド励起マルチコアファイバ増幅器においても、利得に波長依存性があるため、WDM信号増幅に適用するためには利得等化が必要となる。利得等化に用いられるフィルタは、その挿入損失による出力光パワーの減少を避けるために、非特許文献3のように、2つまたはそれ以上の増幅段を有する構成の増幅段間に挿入されることになる。また、マルチコアファイバ増幅器においてWDM信号増幅する場合には、WDM信号波長数の増減に対して、常に一定の波長依存性をもった利得を得るための利得制御が必要となる。これらのマルチコアファイバ増幅器に必要な特性・機能は、従来のシングルコアファイバ増幅器と同様である。
非特許文献1に記載のコア直接励起マルチコアファイバ増幅器では、WDM信号増幅時に必要となる利得制御については、コア毎に励起光源を有するため、各コアの利得・出力光パワーを独立に制御することが可能である。しかし、各コア毎に励起光源、励起光と信号光を合波する合波器、光アイソレータを備える必要があるため、部品点数が多く、サイズ、消費電力に課題がある。
一方、非特許文献2に記載のクラッド励起マルチコアファイバ増幅器については、少ない励起光源で光信号を増幅することができ、特に高出力マルチモード半導体レーザ(LD)を使用すれば励起光源は1台で済む場合もある。また、高出力マルチモード半導体レーザは、ペルチェ素子などを使用した電気的な温度調整機構が不要であり、空冷ファンを用いた温度調整でも十分動作可能である。したがって、クラッド励起マルチコアファイバ増幅器は、コア直接励起マルチコアファイバよりも部品点数が少なく、サイズ低減が可能となり、消費電力低減の効果もある。しかしながら、コア数より励起光源数が小さいことから、各コアの利得・出力光パワーを独立に制御することが困難であるという課題がある。
さらに、非特許文献1に記載のコア直接励起マルチコアファイバ増幅器及び非特許文献2に記載のクラッド励起マルチコアファイバ増幅器は、各増幅器単独では利得の波長特性が平坦で、かつ高利得な増幅特性を得ることが困難であった。そこで、コア直接励起マルチコアファイバ増幅器2台を直列に接続し、かつ等利得化フィルタを、2つのコア直接励起マルチコアファイバ増幅器の間にコアごとに配置することで、利得平坦化かつ高利得化を実現可能なマルチコアファイバ増幅器が提案されている(非特許文献3)。
しかし、非特許文献1に記載のコア直接励起マルチコアファイバ増幅器は、部品点数が多く、サイズ、消費電力が大きいというに課題があるため、コア直接励起マルチコアファイバ増幅器を2段接続することで、さらに部品点数が増加し、また増幅器のサイズや消費電力もさらに増加してしまう。
本発明は前記事情に鑑みなされたもので、構成部品数を削減し光増幅器の小型化を可能とすると共に、消費電力の増大を抑制し、かつ、各コアの利得・出力光パワーを独立に制御することが可能なマルチコア用光ファイバ増幅器を提供することにある。
本発明は、このような目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、コアに希土類イオンを添加した増幅用マルチコアファイバと、前記希土類イオンを励起する励起光を発生させる励起光源とを備えたマルチコアファイバ増幅部が少なくとも2つ直列に配置されたマルチコアファイバ増幅器であって、前記マルチコアファイバ増幅部の少なくとも1つの増幅用マルチコアファイバは、前記マルチコアファイバ増幅部に入力する信号光が伝搬するコアと、前記励起光が伝搬するクラッドとを備える第1の増幅用マルチコアファイバであり、前記マルチコアファイバ増幅部の他の増幅用マルチコアファイバは、前記信号光と前記励起光を合波して前記他の増幅用マルチコアファイバのそれぞれのコアへ入力する合波手段を備え、前記励起光の励起光パワーが前記マルチコアファイバ増幅器へ入力する前記信号光の信号光パワーと前記マルチコアファイバ増幅器により増幅されて出力される信号光の信号光パワーとを演算した結果により調整される第2のマルチコアファイバであることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のマルチコアファイバ増幅器であって、前記第1のマルチコアファイバ増幅部及び前記第2のマルチコアファイバとの間の少なくとも1箇所に、利得の波長依存性を補償する利得等化フィルタを備えることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のマルチコアファイバ増幅器であって、最も信号入力側に配置されるマルチコアファイバ増幅部が、前記第1のマルチコアファイバ増幅部であることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載のマルチコアファイバ増幅器であって、最も信号入力側に配置されるマルチコアファイバ増幅部が、前記第2のマルチコアファイバ増幅部であることを特徴とする。
本発明の光ファイバ増幅器は、マルチコアファイバ増幅器の各コアにおいて、利得の波長依存性が低減されると共に、WDM信号波長数の増減に対して、各波長の信号光の利得またはパワーを常に一定の範囲内に維持されるよう制御される。
本発明の第1の実施形態にかかるマルチコアファイバ増幅器を示すブロック図である。 図1のマルチコアファイバ増幅器が有する6コアのうち、一つのコアの利得スペクトルを示す図表である。 図1のマルチコアファイバ増幅器が有する6コアのうち、一つのコアにおける入力WDM信号の波長数減少時の利得の時間変化を示す図表である。 本発明の第2の実施形態にかかるマルチコアファイバ増幅器を示すブロック図である。 図4のマルチコアファイバ増幅器が有する6コアのうち、一つのコアの利得スペクトルを示す図表である。 図4のマルチコアファイバ増幅器が有する6コアのうち、一つのコアにおける入力WDM信号の波長数減少時の利得の時間変化を示す図表である。 本発明の第3の実施形態にかかるマルチコアファイバ増幅器を示すブロック図である。 図7のマルチコアファイバ増幅器が有する6コアのうち、一つのコアの利得スペクトルを示す図表である。 図7のマルチコアファイバ増幅器が有する6コアのうち、一つのコアにおける入力WDM信号の波長数減少時の利得の時間変化を示す図表である。
[第1の実施形態]
図1は本願発明の第1の実施形態にかかるマルチコアファイバ増幅器を示すブロック図である。図1のマルチコアファイバ増幅器100は、第1段増幅部であるクラッド励起マルチコアファイバ増幅器110と、第2段(最終段)増幅部であるコア直接励起マルチコアファイバ増幅器120とにより光信号の増幅を行う。また、マルチコアファイバ増幅器100は、クラッド励起マルチコアファイバ増幅器110に入力する信号光の一部を分岐する光分岐器101と、クラッド励起マルチコアファイバ増幅器110から出力された信号光パワーを調整する可変光減衰部103と、可変光減衰部103に接続され、可変光減衰部103からの信号光パワーの波長依存性を等化する利得等化部104とを備えている。さらに、マルチコアファイバ増幅器100は、光分岐器101の出力側に接続された分岐光用マルチコアファイバの各コアをそれぞれ1つのシングルコアファイバに分離させるファンナウト部品115aと、ファンナウト部品115aから分離されたシングルコアファイバから出力する信号光のパワーを検出する光電変換部105−1〜105−6と、光電変換部105−1〜105−6からの出力電圧によりコア直接励起マルチコアファイバ増幅器120の励起光源を制御する制御部107とを備える。
クラッド励起マルチコアファイバ増幅器110は、増幅用マルチコアファイバ111と、増幅用マルチコアファイバ111に添加された活性イオンを前方から励起する励起光源112aと、励起光源112aからの励起光と信号光を合波する合波器113aと、クラッド励起マルチコアファイバ増幅部110の入力側に配置された光アイソレータ114aと、増幅用マルチコアファイバ111に添加された活性イオンを後方から励起する励起光源112bと、励起光源112bからの励起光と信号光を合波する合波器113bと、クラッド励起マルチコアファイバ増幅部110の出力側に配置された光アイソレータ114bを備える。増幅用マルチコアファイバ111は、入力信号光と励起光源112aからの励起光を、合波器113aにより合波して前方から励起され、出力信号光と励起光源112bからの励起光を、合波器113bにより合波して後方から励起される。
ここで、クラッド励起マルチコアファイバ増幅部110の増幅用マルチコアファイバ111は、ダブルクラッド6コアエルビウム添加ファイバであり、励起光源112aおよび112bは、マルチモード980nm帯LDである。合波器113aおよび113bは、光アイソレータ114aまたは114b側のファイバがシングルクラッド6コアファイバ、増幅用マルチコアファイバ111側のファイバがダブルクラッド6コアファイバ、励起光源112aまたは112b側のファイバがシングルクラッドマルチモードである。合波器113aは、レンズ光学系でシングルクラッド6コアファイバとダブルクラッド6コアファイバとの対応するコアを結合すると共に、ダイクロイックミラーにより光アイソレータ114aからの入力信号と励起光源112aからの励起光とを合波して増幅用マルチコアファイバ111へ結合させる機能を有している。合波器113bは、レンズ光学系でシングルクラッド6コアファイバとダブルクラッド6コアファイバとの対応するコアを結合すると共に、ダイクロイックミラーにより増幅用マルチコアファイバ111からの出力信号と励起光源112aからの励起光とを合波して増幅用マルチコアファイバ111へ結合させる機能を有している。光アイソレータ114aおよび114bは、入出力ファイバがシングルクラッド6コアマルチコアとなっている。なお、合波器113aおよび光アイソレータ114a、または合波器113bおよび光アイソレータ114bは一つの筐体に一体化されている場合もある。
コア直接励起マルチコアファイバ増幅部120は、増幅用マルチコアファイバ121と、増幅用マルチコアファイバ121に添加された活性イオンを、増幅用マルチコアファイバ121の各コア毎に前方から励起する励起光源122a−1〜122a−6と、各コアの入力信号光と、励起光源122a−1〜122a−6からの励起光とをそれぞれ合波する合波器123a−1〜123a−6と、コア直接励起マルチコアファイバ増幅部120の入力側に、各コアごとに配置された光アイソレータ124a−1〜124a−6と、増幅用マルチコアファイバ121に添加された活性イオンを、増幅用マルチコアファイバ121の各コア毎に後方から励起する励起光源122b−1〜122b−6と、各コアの出力信号光と、励起光源122b−1〜122b−6からの励起光とをそれぞれ合波する合波器123b−1〜123b−6と、コア直接励起マルチコアファイバ増幅部120の出力側に、各コアごとに配置された光アイソレータ124b−1〜124b−6とを備える。また、コア直接励起マルチコアファイバ増幅部120は、光アイソレータ124b−1〜124b−6から出力された信号光を分岐する光分岐器102−1〜102−6と、光分岐器102−1〜102−6それぞれの出力側に接続された分岐光用シングルコアファイバから出力する信号光のパワーを検出する光電変換部106−1〜106−6を備え、光電変換部106−1〜106−6から制御部107に電圧を出力し、コア直接励起マルチコアファイバ増幅器120の励起光源を制御する。
ここで、コア直接励起マルチコアファイバ増幅部120の増幅用マルチコアファイバ121はシングルクラッド6コアエルビウム添加ファイバであり、励起光源122a−1〜122a−6及び励起光源122b−1〜122b−6はシングルモード980nm帯LDである。合波器123a−1〜123a−6及び123b−1〜123b−6はWDMファイバカプラ、例えば誘電体多層膜フィルタとレンズにより構成されるバルク型WDMカプラを用いている。合波器123a−1は、光アイソレータ124a−1からの入力信号を、励起光源122a−1からの励起光と合波して、増幅用マルチコアファイバ121の6つのコアのうちの1つのコアへ結合させる機能を有している。合波器123a−2〜123a−6についても同様である。また、合波器123b−1は、増幅用マルチコアファイバ121の6つのコアのうちの1つのコアからの出力信号を、励起光源122b−1からの励起光と合波して、増幅用マルチコアファイバ121の6つのコアのうちの1つのコアへ結合させる機能を有している。合波器123b−2〜123b−6についても同様である。なお、合波器123a−1とアイソレータ124a−1とはそれぞれ一つの筐体に一体化されている場合もある。各合波器123a−1〜123a−6及び123b−1〜123b−6と各光アイソレータ124a−1〜124a−6及び124b−1〜124b−6とについても同様である。
また、コア直接励起マルチコアファイバ増幅部120は、増幅用マルチコアファイバを各コアごとに励起するために、マルチコアファイバの各コアをそれぞれ1つのシングルコアファイバに分離させるファンナウト部品125aおよび125bと、複数のシングルコアファイバのコアを1つのマルチコアファイバのコアに結合させるファンイン部品126aおよび126bとを備えている。ファンナウト部品125aとファンイン部品126aとの間には、前方励起に使用される励起光源122a−1〜122a−6、合波器123a−1〜123a−6、光アイソレータ124a−1〜124a−6が、励起光源、合波器及び光アイソレータを1つの組み合わせとして6組配置され、増幅用マルチコアファイバ121の各コアを前方から励起する。また、ファンナウト部品125bとファンイン部品126bとの間には、前方励起に使用される励起光源122b−1〜122b−6、合波器123b−1〜123b−6、光アイソレータ124b−1〜124b−6、光分岐器102−1〜102−6が、励起光源、合波器、光アイソレータおよび光分岐器を1つの組み合わせとして6組配置され、増幅用マルチコアファイバ121の各コアを後方から励起する。
可変光減衰部103は、入出力ファイバがシングルクラッド6コアファイバであり、レンズを用いて信号光の焦点スポットを調整してコア毎にファラデー回転素子を透過させ、各コアを透過する信号光パワーを独立して調整できる可変光減衰機能を有するものである。可変光減衰部103は、WDM信号の1波長あたりの信号光パワー変化を補償するために使用され、1波長あたりの信号光パワーが大きくなった場合は減衰量を大きくし、反対に1波長あたりの信号光パワーが小さくなった場合は減衰量を小さくして、1波長あたりの出力信号光パワーを一定に保つ機能を有する。
利得等化部104は入出力ファイバがシングルクラッド6コアファイバで、レンズを用いて信号光の焦点スポットを調整して誘電体多層膜を透過させ、各コアを透過する信号光パワーの波長依存性を一括して等化できる利得等化機能を有するものである。
光分岐器101は、分岐比95:5のファイバカプラであり、光電変換器105はフォトダイオードである。光分岐器101は、誘電体多層膜フィルタとレンズにより構成されるバルク型分岐カプラを用いる場合もあり、さらに、分岐器101と光電変換器105は一つの筐体に一体化されている場合もある。
光分岐器102−1〜102−6は、分岐比95:5のファイバカプラであり、光電変換器106はフォトダイオードである。光分岐器102−1〜102−6は、誘電体多層膜フィルタとレンズにより構成されるバルク型分岐カプラを用いる場合もあり、さらに、分岐器102−1〜102−6と光電変換器106−1〜106−6はそれぞれ一つの筐体に一体化されている場合もある。
マルチコアファイバ増幅器100に入力した信号光と、マルチコアファイバ増幅器100により増幅され出力される信号光とは、それぞれその光信号の一部が光分岐器101及び102−1〜102−6において分岐される。分岐された信号光は、それぞれ光電変換部105及び106−1〜106−6において、光パワーに対応する電気信号(電圧値)に変換され、電気信号が制御部107へ送られる。これらの電気信号は、それぞれ入力信号光パワー及び出力信号光パワーに1:1で対応した値であり、制御部107においては、これらの電気信号の演算によりマルチコアファイバ増幅器利得又は出力信号光パワーが所望の値となるように、コア直接励起マルチコアファイバ増幅部120の各コアの励起光源122(シングルモード980nm帯LD)の駆動電流を調整し、励起光源122が出力する励起光パワーを増減させる。すなわち、コア毎にWDM信号波長数の変化により入力信号光パワーに変化があった場合に、コア直接励起マルチコアファイバ増幅部120の励起光源122a−1〜122a−6、122b−1〜122b−6(シングルモード980nm帯LD)の駆動電流が調整され、変化後の入力信号光パワーに対応した励起光パワーにより増幅用マルチコアファイバの各コアに添加されたエルビウムイオンが励起される。一方、クラッド励起マルチコアファイバ増幅部の励起光源のマルチモード980nm帯LDの駆動電流は、WDM信号波長数変化前後では調整されない。ただし、マルチモード980nm帯LDの出力光のパワーが一定になるように制御されている場合、環境温度変化などに対応するためにマルチモード980nm帯LDの駆動電流の微調整を行ってもよい。
図2は、マルチコアファイバ増幅器100が有する6コアのうち、一つのコアの利得スペクトルを示す図表である。図2において、WDM信号の波長数が異なる信号光入力に対しては、異なる記号で表示している。図2の黒い丸印は波長数40のときの各波長の利得値、白い丸印は波長数1のときの波長における利得値を示している。図2において、波長数1のときの波長における利得値は、波長数40のときの利得値に対して0.2dB以下の範囲にあることがわかる。このことから、本実施形態のマルチコアファイバ増幅器では入力するWDM信号の波長数が異なっても、それぞれの信号波長においてほぼ一定の利得となるように制御できていることがわかる。
図3は、マルチコアファイバ増幅器100が有する6コアのうち、一つのコアにおける入力WDM信号の波長数減少時の利得の時間変化を示す図表である。図3は、時刻0において、WDM信号の波長数が40から1に変化し、波長数変化後に残留する波長の利得変化を、制御部107の励起光源の駆動電流を調整する機能を動作(制御ON)させた場合と停止(制御OFF)させた場合についてプロットしている。波長数40のWDM信号の波長は1530.33〜1561.42nmに100GHz間隔で配置されており、波長数変化後に残留する波長は1530.33nmである。制御OFFの場合は、利得がWDM信号減少により16dB以上増大するのに対し、制御ONの場合は、利得変動は0.4ms以内に収束し、変動値は最大でも1.0dBであった。このことから、本実施形態のマルチコアファイバ増幅器100においては、入力するWDM信号の波長数が異なっても、それぞれの信号波長においてほぼ一定の利得となるように制御できていることがわかる。
本実施形態においては、非特許文献3に記載の2つのコア直接励起マルチコアファイバ増幅器のうちの1つを、クラッド励起マルチコアファイバ増幅器に置き換えることで、部品点数削減及びサイズの縮小を図ることができる。また、励起光源の数の削減を図ることで、消費電力を低く抑えることができる。さらに、マルチコアファイバ増幅器利得又は出力信号光パワーが所望の値となるように入力信号光パワー及び出力信号光パワーとを比較してコア直接励起マルチコアファイバ増幅部102の各コアの励起光源122a−1〜122a−6及び122b−1〜122b−6の駆動電流を調整するため、マルチコアファイバ増幅器100の各コアの利得・出力光パワーを独立に制御することが可能であり、常に一定の波長依存性をもった利得を得るための利得制御が可能となる。
[第2の実施形態]
図4は、本願発明の第2の実施形態にかかるマルチコアファイバ増幅器400を示すブロック図である。図4の第2の実施形態にかかるマルチコアファイバ増幅器400は、図1の第1の実施形態にかかるマルチコアファイバ増幅器100と比較して、コア直接励起マルチコアファイバ増幅部110とクラッド励起マルチコアファイバ増幅部120を入れ替えた形態となっており、第1段増幅部であるコア直接励起マルチコアファイバ増幅部410と、最終段増幅部であるクラッド励起マルチコアファイバ増幅部420とにより光信号の増幅を行う。マルチコアファイバ増幅器400は、クラッド励起マルチコアファイバ増幅部420から出力する信号光の一部を分岐する光分岐器402と、コア直接励起マルチコアファイバ増幅部410から出力された信号光パワーを調整する可変光減衰部403と、可変光減衰部403に接続され、可変光減衰部403からの信号光パワーの波長依存性を等化する利得等化部404とを備えている。さらに、マルチコアファイバ増幅器400は、光分岐器402の出力側に接続された分岐光用マルチコアファイバの各コアをそれぞれ1つのシングルコアファイバに分離させるファンナウト部品425aと、ファンナウト部品425aから分離されたそれぞれのシングルコアファイバから出力する信号光のパワーを検出する光電変換部406−1〜406−6と、光電変換部406−1〜406−6からの出力電圧によりコア直接励起マルチコアファイバ増幅部410の励起光源を制御する制御部407とを備える。
コア直接励起マルチコアファイバ増幅部410は、増幅用マルチコアファイバ411と、増幅用マルチコアファイバ411に添加された活性イオンを、増幅用マルチコアファイバ411の各コア毎に前方から励起する励起光源412a−1〜412a−6と、各コアの入力信号光と、励起光源412a−1〜412a−6からの励起光とをそれぞれ合波する合波器413a−1〜413b−6と、コア直接励起マルチコアファイバ増幅部410の入力側に、各コアごとに配置された光アイソレータ414a−1〜414a−6と、増幅用マルチコアファイバ411に添加された活性イオンを、増幅用マルチコアファイバ411の各コア毎に後方から励起する励起光源412b−1〜412b−6と、各コアの出力信号光と、励起光源412b−1〜412b−6からの励起光とをそれぞれ合波する合波器413b−1〜413b−6と、コア直接励起マルチコアファイバ増幅部410の出力側に、各コアごとに配置された光アイソレータ414b−1〜414b−6とを備える。また、コア直接励起マルチコアファイバ増幅部410は、分岐光用マルチコアファイバの各コアをそれぞれ1つのシングルコアファイバに分離させるファンナウト部品415aと、コア直接励起マルチコアファイバ増幅部に入力する信号光を分岐する401−1〜401−6と、光分岐器401−1〜401−6それぞれの出力側に接続された分岐光用シングルコアファイバから出力する信号光のパワーを検出する光電変換部405−1〜405−6を備え、光電変換部405−1〜405−6から制御部107に電圧を出力し、コア直接励起マルチコアファイバ増幅器410の励起光源を制御する。
ここで、コア直接励起マルチコアファイバ増幅部420の増幅用マルチコアファイバ411はシングルクラッド6コアエルビウム添加ファイバであり、励起光源412a−1〜412a−6及び励起光源412b−1〜412b−6はシングルモード980nm帯LDである。合波器413a−1〜413a−6及び413b−1〜413b−6はWDMファイバカプラ、例えば誘電体多層膜フィルタとレンズにより構成されるバルク型WDMカプラを用いている。合波器413a−1は、光アイソレータ414a−1からの入力信号を、励起光源412a−1からの励起光と合波して、増幅用マルチコアファイバ411の6つのコアのうちの1つのコアへ結合させる機能を有している。合波器413a−2〜413a−6についても同様である。また、合波器413b−1は、増幅用マルチコアファイバ411の6つのコアのうちの1つのコアからの出力信号を、励起光源412b−1からの励起光と合波して、増幅用マルチコアファイバ411の6つのコアのうちの1つのコアへ結合させる機能を有している。合波器413b−2〜413b−6についても同様である。なお、合波器413a−1とアイソレータ414a−1とはそれぞれ一つの筐体に一体化されている場合もある。各合波器413a−1〜413a−6及び413b−1〜413b−6と各光アイソレータ414a−1〜414a−6及び414b−1〜414b−6とについても同様である。
また、コア直接励起マルチコアファイバ増幅部410は、増幅用マルチコアファイバを各コアごとに励起するために、マルチコアファイバの各コアをそれぞれ1つのシングルコアファイバに分離させるファンナウト部品415aおよび415bと、複数のシングルコアファイバのコアを1つのマルチコアファイバのコアに結合させるファンイン部品416aおよび416bとを備えている。ファンナウト部品415aとファンイン部品416aとの間には、光分岐器401−1〜401−6、前方励起に使用される励起光源412a−1〜412a−6、合波器413a−1〜413a−6、光アイソレータ414a−1〜414a−6が、励起光源、合波器、光アイソレータおよび光分岐器を1つの組み合わせとして6組配置され、増幅用マルチコアファイバ411の各コアを前方から励起する。また、ファンナウト部品415bとファンイン部品416bとの間には、前方励起に使用される励起光源412b−1〜412b−6、合波器413b−1〜413b−6、光アイソレータ414b−1〜414b−6が、励起光源、合波器及び光アイソレータを1つの組み合わせとして6組配置され、増幅用マルチコアファイバ411の各コアを後方から励起する。
クラッド励起マルチコアファイバ増幅器420は、増幅用マルチコアファイバ421と、増幅用マルチコアファイバ421に添加された活性イオンを前方から励起する励起光源422aと、励起光源422aからの励起光と信号光を合波する合波器423aと、クラッド励起マルチコアファイバ増幅部420の入力側に配置された光アイソレータ424aと、増幅用マルチコアファイバ421に添加された活性イオンを前方から励起する励起光源422bと、励起光源422bからの励起光と信号光を合波する合波器423bと、クラッド励起マルチコアファイバ増幅部420の出力側に配置された光アイソレータ424bを備える。増幅用マルチコアファイバ421は、入力信号光と励起光源422aからの励起光を、合波器423aにより合波して前方から励起され、出力信号光と励起光源422bからの励起光を、合波器423bにより合波して後方から励起される。
ここで、クラッド励起マルチコアファイバ増幅部420の増幅用マルチコアファイバ421は、ダブルクラッド6コアエルビウム添加ファイバであり、励起光源422aおよび422bは、マルチモード980nm帯LDである。合波器423aおよび423bは、光アイソレータ424aまたは424b側のファイバがシングルクラッド6コアファイバ、増幅用マルチコアファイバ421側のファイバがダブルクラッド6コアファイバ、励起光源422aまたは422b側のファイバがシングルクラッドマルチモードである。合波器423aは、レンズ光学系でシングルクラッド6コアファイバとダブルクラッド6コアファイバとの対応するコアを結合すると共に、ダイクロイックミラーにより光アイソレータ424aからの入力信号と励起光源422aからの励起光とを合波して増幅用マルチコアファイバ421へ結合させる機能を有している。合波器423bは、レンズ光学系でシングルクラッド6コアファイバとダブルクラッド6コアファイバとの対応するコアを結合すると共に、ダイクロイックミラーにより増幅用マルチコアファイバ421からの出力信号と励起光源422aからの励起光とを合波して増幅用マルチコアファイバ421へ結合させる機能を有している。光アイソレータ424aおよび424bは、入出力ファイバがシングルクラッド6コアマルチコアとなっている。なお、合波器423aおよび光アイソレータ424a、または合波器423bおよび光アイソレータ424bは一つの筐体に一体化されている場合もある。
本実施形態においても、第1の実施形態と同様に、マルチコアファイバ増幅器利得または出力信号光パワーが所望の値となるようにコア直接励起マルチコアファイバ増幅部410の励起光源412a−1〜412a−6および412b−1〜412b−6の駆動電流を調整し、励起光源412a−1〜412a−6および412b−1〜412b−6のそれぞれが出力する励起光パワーが増減させる。すなわち、WDM信号波長数の変化により入力信号光パワーに変化があった場合に、コア直接励起マルチコアファイバ増幅部410の励起光源412a−1〜412a−6および412b−1〜412b−6の駆動電流がそれぞれ調整され、変化後の入力信号光パワーに対応した励起光パワーにより増幅用マルチコアファイバの各コアに添加されたエルビウムイオンが励起される。一方、クラッド励起マルチコアファイバ増幅部420の励起光源422aおよび422bのマルチモード980nm帯LDの駆動電流は、WDM信号波長数変化前後では調整されない点、マルチモード980nm帯LD出力光パワーが一定になるように制御されている場合、環境温度変化などに対応するためにマルチモード980nm帯LDの駆動電流の微調整を行うことがある点についても第1の実施形態と同様である。
図5はマルチコアファイバ増幅器400が有する6コアのうち、一つのコアの利得スペクトルを示す図表である。図5において、WDM信号の波長数が異なる信号光入力に対しては、異なる記号で表示している。図5の黒い丸印は波長数40のときの各波長の利得値、白い丸印は波長数1のときの波長における利得値を示している。図5において、波長数1のときの波長における利得値、波長数40のときの利得値に対して0.2dB以下の範囲にあることがわかる。このことから、本実施形態のマルチコアファイバ増幅器では入力するWDM信号の波長数が異なっても、それぞれの信号波長においてほぼ一定の利得となるように制御できていることがわかる。なお、本実施形態のマルチコアファイバ増幅器の実験例では最大波長数40としているが、本実施形態では最大波長数が大きい場合には、波長数1となったときに雑音特性が著しく劣化することがあるため、実際には最大波長数は4〜8が適当である。
図6は、マルチコアファイバ増幅器400が有する6コアのうち、一つのコアにおける入力WDM信号の波長数減少時の利得の時間変化を示す。図6は、時刻0においてWDM信号の波長数が40から1に変化したときの波長数変化後に残留する波長の利得変化を、制御部407の励起光源412の駆動電流を調整する機能を動作(制御ON)させた場合と停止(制御OFF)させた場合についてプロットしている。波長数40のWDM信号の波長は1530.33〜1561.42nmに100GHz間隔で配置されており、波長数変化後に残留する波長波1530.33nmである。制御OFFの場合は、利得がWDM信号減少により16dB近く増大するのに対し、制御ONの場合は利得変動が0.3ms以内に収束し、変動値は最大でも1.0dBであった。このことから、本実施形態のマルチコアファイバ増幅器400では、入力するWDM信号の波長数が異なっても、それぞれの信号波長においてほぼ一定の利得となるように制御できていることがわかる。
[第3の実施形態]
図7は、本願発明の第3の実施形態にかかるマルチコアファイバ増幅器700を示すブロック図である。図7のマルチコアファイバ増幅器700は、3つのマルチコアファイバ増幅部を有し、信号光入力側から、第1段増幅部であるコア直接励起マルチコアファイバ増幅部710、第2段増腹部であるクラッド励起マルチコアファイバ増幅部720、最終段増幅部であるコア直接励起マルチコアファイバ増幅部730の順で配置され、光信号の増幅を行う。マルチコアファイバ増幅器700は、コア直接励起マルチコアファイバ710から出力された信号光パワーを調整する可変光減衰部703と、可変光減衰部703に接続され、可変光減衰部703からの信号光パワーの波長依存性を等化する利得等化部704と、クラッド励起マルチコアファイバ増幅部720の各コアを透過する信号光パルスの歪みを補償する分散補償708を備えている。さらに、マルチコアファイバ増幅器700は、コア直接励起マルチコアファイバ増幅部720の励起光源を制御する制御部707を備える。
コア直接励起マルチコアファイバ増幅部710は、増幅用マルチコアファイバ711と、増幅用マルチコアファイバ711に添加された活性イオンを、増幅用マルチコアファイバ711の各コア毎に前方から励起する励起光源712a−1〜712a−6と、各コアの入力信号光と、励起光源712a−1〜712a−6からの励起光とをそれぞれ合波する合波器713a−1〜713b−6と、コア直接励起マルチコアファイバ増幅部710の入力側に、各コアごとに配置された光アイソレータ714a−1〜714a−6と、増幅用マルチコアファイバ711に添加された活性イオンを、増幅用マルチコアファイバ711の各コア毎に後方から励起する励起光源712b−1〜712b−6と、各コアの出力信号光と、励起光源712b−1〜712b−6からの励起光とをそれぞれ合波する合波器713b−1〜713b−6と、コア直接励起マルチコアファイバ増幅部710の出力側に、各コアごとに配置された光アイソレータ714b−1〜714b−6とを備える。また、コア直接励起マルチコアファイバ増幅部710は、分岐光用マルチコアファイバの各コアをそれぞれ1つのシングルコアファイバに分離させるファンナウト部品715aと、コア直接励起マルチコアファイバ増幅部に入力する信号光を分岐する701−1〜701−6と、光分岐器701−1〜701−6それぞれの出力側に接続された分岐光用シングルコアファイバから出力する信号光のパワーを検出する光電変換部705−1〜705−6を備え、光電変換部705−1〜705−6から制御部107に電圧を出力し、コア直接励起マルチコアファイバ増幅器710の励起光源を制御する。
コア直接励起マルチコアファイバ増幅部730についても、光分岐器702−1〜702−6が、光アイソレータ734−1〜734−6それぞれの後段に設置される以外は、同様の構成を有している
ここで、コア直接励起マルチコアファイバ増幅部710の増幅用マルチコアファイバ711はシングルクラッド6コアエルビウム添加ファイバであり、励起光源712a−1〜712a−6及び励起光源712b−1〜712b−6はシングルモード980nm帯LDである。合波器713a−1〜713a−6及び713b−1〜713b−6はWDMファイバカプラ、例えば誘電体多層膜フィルタとレンズにより構成されるバルク型WDMカプラを用いている。合波器713a−1は、光アイソレータ714a−1からの入力信号を、励起光源712a−1からの励起光と合波して、増幅用マルチコアファイバ711の6つのコアのうちの1つのコアへ結合させる機能を有している。合波器713a−2〜713a−6についても同様である。また、合波器713b−1は、増幅用マルチコアファイバ711の6つのコアのうちの1つのコアからの出力信号を、励起光源712b−1からの励起光と合波して、増幅用マルチコアファイバ711の6つのコアのうちの1つのコアへ結合させる機能を有している。合波器713b−2〜713b−6についても同様である。なお、合波器713a−1とアイソレータ714a−1とはそれぞれ一つの筐体に一体化されている場合もある。各合波器713a−1〜713a−6及び713b−1〜713b−6と各光アイソレータ714a−1〜714a−6及び714b−1〜714b−6とについても同様である。
また、コア直接励起マルチコアファイバ増幅部710は、増幅用マルチコアファイバを各コアごとに励起するために、マルチコアファイバの各コアをそれぞれ1つのシングルコアファイバに分離させるファンナウト部品715aおよび715bと、複数のシングルコアファイバのコアを1つのマルチコアファイバのコアに結合させるファンイン部品716aおよび716bとを備えている。ファンナウト部品715aとファンイン部品716aとの間には、光分岐器701−1〜701−6、前方励起に使用される励起光源712a−1〜712a−6、合波器713a−1〜713a−6、光アイソレータ714a−1〜714a−6が、励起光源、合波器、光アイソレータおよび光分岐器を1つの組み合わせとして6組配置され、増幅用マルチコアファイバ711の各コアを前方から励起する。また、ファンナウト部品715bとファンイン部品716bとの間には、前方励起に使用される励起光源712b−1〜712b−6、合波器713b−1〜713b−6、光アイソレータ714b−1〜714b−6が、励起光源、合波器及び光アイソレータを1つの組み合わせとして6組配置され、増幅用マルチコアファイバ711の各コアを後方から励起する。
クラッド励起マルチコアファイバ増幅器720は、増幅用マルチコアファイバ721と、増幅用マルチコアファイバ721に添加された活性イオンを前方から励起する励起光源722aと、励起光源722aからの励起光と信号光を合波する合波器723aと、クラッド励起マルチコアファイバ増幅部720の入力側に配置された光アイソレータ724aと、増幅用マルチコアファイバ721に添加された活性イオンを前方から励起する励起光源722bと、励起光源722bからの励起光と信号光を合波する合波器723bと、クラッド励起マルチコアファイバ増幅部720の出力側に配置された光アイソレータ724bを備える。増幅用マルチコアファイバ721は、入力信号光と励起光源722aからの励起光を、合波器423aにより合波して前方から励起され、出力信号光と励起光源722bからの励起光を、合波器723bにより合波して後方から励起される。
ここで、クラッド励起マルチコアファイバ増幅部720の増幅用マルチコアファイバ721は、ダブルクラッド6コアエルビウム添加ファイバであり、励起光源722aおよび422bは、マルチモード980nm帯LDである。合波器723aおよび723bは、光アイソレータ724aまたは424b側のファイバがシングルクラッド6コアファイバ、増幅用マルチコアファイバ721側のファイバがダブルクラッド6コアファイバ、励起光源722aまたは722b側のファイバがシングルクラッドマルチモードである。合波器723aは、レンズ光学系でシングルクラッド6コアファイバとダブルクラッド6コアファイバとの対応するコアを結合すると共に、ダイクロイックミラーにより光アイソレータ724aからの入力信号と励起光源722aからの励起光とを合波して増幅用マルチコアファイバ721へ結合させる機能を有している。合波器723bは、レンズ光学系でシングルクラッド6コアファイバとダブルクラッド6コアファイバとの対応するコアを結合すると共に、ダイクロイックミラーにより増幅用マルチコアファイバ721からの出力信号と励起光源722bからの励起光とを合波して増幅用マルチコアファイバ721へ結合させる機能を有している。光アイソレータ424aおよび424bは、入出力ファイバがシングルクラッド6コアマルチコアとなっている。なお、合波器723aおよび光アイソレータ724a、または合波器723bおよび光アイソレータ724bは一つの筐体に一体化されている場合もある。
本実施形態にかかるマルチコアファイバ増幅器700の構成では、コアの励起光パワー密度を上昇させて低雑音特性を実現しやすいコア直接励起マルチコアファイバ増幅部を入力側に配置することで、雑音特性を向上できる。
ここで、分散補償部708は、入出力ファイバがシングルクラッド6コアファイバで、ファンアウトを用いて6本にバンドル化されたシングルコアの分散補償ファイバを入出力シングルクラッド6コアファイバに接続された構成であり、各コアを透過する信号光パルスの歪みを一括して補償できる分散補償機能を有するものである。なお、分散補償ファイバはシングルコアをバンドル化したものに限らず、マルチコア分散補償ファイバ(6コア)でも機能としては同じである。なお、図7では分散補償部708を、第2段(中段)のクラッド励起マルチコアファイバ増幅部720と後段のコア直接励起マルチコアファイバ増幅部730との間に設ける構成を示しているが、分散補償部708の設置位置はこの場所に限らず、第1段(前段)のコア直接励起マルチコアファイバ増幅部710と第2段のクラッド励起マルチコアファイバ増幅部720との間に設置してもよい。すなわち、各増幅部の間に設置すればよい。可変光減衰部703や利得等価部704の設置位置についても同様である。
本実施形態においても、第1の実施形態と同様にマルチコアファイバ増幅器利得または出力信号光パワーが所望の値となるようにコア直接励起マルチコアファイバ増幅部710および730の励起光源712および732の駆動電流を調整し、励起光源712a−1〜712a−6、712b−1〜712b−6、732a−1〜732a−6および732b−1〜732b−6が出力する励起光パワーが増減させる。すなわち、WDM信号波長数の変化により入力信号光パワーに変化があった場合に、コア直接励起マルチコアファイバ増幅部710および730の励起光源712a−1〜712a−6、712b−1〜712b−6、732a−1〜732a−6および732b−1〜732b−6の駆動電流が調整され、変化後の入力信号光パワーに対応した励起光パワーにより増幅用マルチコアファイバの各コアに添加されたエルビウムイオンが励起される。また、クラッド励起マルチコアファイバ増幅部720の励起光源722aおよび722bの駆動電流は、WDM信号波長数変化前後では調整されない点、励起光源722aおよび722bの出力光パワーが一定になるように制御されている場合、環境温度変化などに対応するために励起光源722aおよび722bの駆動電流の微調整を行うことがある点についても第1の実施形態と同様である。
図8は、マルチコアファイバ増幅器700が有する6コアのうち、一つのコアの利得スペクトルを示す図表である。図8において、WDM信号の波長数が異なる信号光入力に対しては、異なる記号で表示している。図8の黒い丸印は波長数40のときの各波長の利得値、白い丸印は波長数1のときの波長における利得値を示している。図8において、波長数1のときの波長における利得値は、波長数40のときの利得値に対して0.2dB以下の範囲にあることがわかる。このことから、本実施形態のマルチコアファイバ増幅器では入力するWDM信号の波長数が異なっても、それぞれの信号波長においてほぼ一定の利得となるように制御できていることがわかる。
図9は、マルチコアファイバ増幅器700が有する6コアのうち、一つのコアにおける入力WDM信号の波長数減少時の利得の時間変化を示す。図9は、時刻0においてWDM信号の波長数が40から1に変化したときの波長数変化後に残留する波長の利得変化を、制御部707の励起光源712および732の駆動電流を調整する機能を動作(制御ON)させた場合と停止(制御OFF)させた場合についてプロットしている。波長数40のWDM信号の波長は1530.33〜1561.42nmに100GHz間隔で配置されており、波長数変化後に残留する波長は1530.33nmである。制御OFFの場合は、利得がWDM信号減少により16dB以上増大するのに対し、制御ONの場合は利得変動が0.3ms以内に収束し、変動値は最大でも1.5dBであった。このことから、本実施形態のマルチコアファイバ増幅器では入力するWDM信号の波長数が異なっても、それぞれの信号波長においてほぼ一定の利得となるように制御できていることがわかる。
100、400、700 マルチコアファイバ増幅器
101、102−1〜102−6、401−1〜401−6、402、701−1〜701−6、702−1〜702−6 光分岐器
103、403、703 可変光減衰部
104、404、704 利得等化部
105−1〜105−6、106−1〜106−6、405−1〜405−6、406−1〜406−6、705−1〜705−6、706−1〜706−6 光電変換部
107、407、707 制御部
110、420、720 クラッド励起マルチコアファイバ増幅部
120、410、710、730 コア直接励起マルチコアファイバ増幅部
111、121、411、421、711、721、731 増幅用マルチコアファイバ
112a、112b、122a−1〜122a−6、122b−1〜122b−6、412a−1〜412a−6、412b−1〜412b−6、422a、422b、712a−1〜712a−6、712b−1〜712b−6、722a、722b、732a−1〜732a−6、732b−1〜732b−6 励起光源
113a、113b、123a−1〜123a−6、123b−1〜123b−6、413a−1〜413a−6、413b−1〜413b−6、423a、423b、713a−1〜713a−6、713b−1〜713b−6、723a、723b、733a−1〜733a−6、733b−1〜733b−6 合波器
114a、114b、124a−1〜124a−6、124b−1〜124b−6、414a−1〜414a−6、414b−1〜414b−6、424a、424b、714a−1〜714a−6、714b−1〜714b−6、724a、724b、734a−1〜734a−6、734b−1〜734b−6 光アイソレータ
115a、125a、125b、415a、415b、425a、715a、715b、735a、735b ファンナウト部品
126a、126b、416a、416b、716a、716b、736a、736b ファンイン部品
708 分散補償部
本発明は、このような目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、コアに希土類イオンを添加した第1の増幅用マルチコアファイバを備えるクラッド励起型のマルチコアファイバ増幅部であって第1の励起光源からの励起光を合波手段により前記第1の増幅用マルチコアファイバのクラッドに入力して、前記第1の増幅用マルチコアファイバに入力されるWDM信号である第1の信号光を前記第1の増幅用マルチコアファイバのクラッドから励起し、前記第1の信号光を前記第1の増幅用マルチコアファイバにおいて増幅する、クラッド励起型のマルチコアファイバ増幅部と、前記クラッド励起型のマルチコアファイバ増幅部に接続され、増幅された前記第1の信号光の波長ごとの信号光パワーの波長依存性を一括して等化する利得等化フィルタと、コアに希土類イオンを添加した第2の増幅用マルチコアファイバを備えるコア直接励起型のマルチコアファイバ増幅部であって、前記利得等化フィルタにより波長ごとの信号光パワーの波長依存性が等化された前記第1の信号光を波長ごとに複数の第2の信号光に分波し、波長ごとに設けられた励起光源からの励起光を合波手段によりそれぞれ合波して、前記第2の増幅用マルチコアファイバに入力される前記複数の第2の信号光を前記第2の増幅用マルチコアファイバのコアから励起し、前記複数の第2の信号光を前記第2の増幅用マルチコアファイバにおいて増幅する、コア直接励起型のマルチコアファイバ増幅部とを備え、前クラッド励起型のマルチコアファイバ増幅へ入力する第1の信号光の信号光パワーと前記コア直接励起型のマルチコアファイバ増幅により増幅された、前記複数の第2の信号光の波長ごとの信号光パワーとにより、前記波長ごとに設けられた励起光源の励起光パワーが調整されることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、コアに希土類イオンを添加した第1の増幅用マルチコアファイバを備えるコア直接励起型のマルチコアファイバ増幅部であって、WDM信号である信号光を波長ごとに複数の第1の信号光に分波し、波長ごとに設けられた励起光源からの励起光を合波手段によりそれぞれ合波して、前記第1の増幅用マルチコアファイバに入力される前記複数の第1の信号光を前記第1の増幅用マルチコアファイバのコアから励起し、前記複数の第1の信号光を前記第1の増幅用マルチコアファイバにおいて増幅する、コア直接励起型のマルチコアファイバ増幅部と、前記コア直接励起型のマルチコアファイバ増幅部に接続され、増幅された前記第1の信号光が合波された第2の信号光の波長ごとの信号光パワーの波長依存性を一括して等化する利得等化フィルタと、コアに希土類イオンを添加した第2の増幅用マルチコアファイバを備えるクラッド励起型のマルチコアファイバ増幅部であって、第1の励起光源からの励起光を合波手段により前記第2の増幅用マルチコアファイバのクラッドに入力して、前記第2の増幅用マルチコアファイバに入力される、前記利得等化フィルタにより波長ごとの信号光パワーの波長依存性が等化された第2の信号光を前記第2の増幅用マルチコアファイバのクラッドから励起し、前記第2の信号光を前記第2の増幅用マルチコアファイバにおいて増幅する、クラッド励起型のマルチコアファイバ増幅部とを備え、前記複数の第1の信号光の信号光パワーと、前記クラッド励起型のマルチコアファイバ増幅部により増幅されて出力される前記第2の信号光の信号光パワーとにより、前記波長ごとに設けられた励起光源の励起光パワーが調整されることを特徴とする

Claims (4)

  1. コアに希土類イオンを添加した増幅用マルチコアファイバと、
    前記希土類イオンを励起する励起光を発生させる励起光源と
    を備えたマルチコアファイバ増幅部が少なくとも2つ直列に配置されたマルチコアファイバ増幅器であって、
    前記マルチコアファイバ増幅部の少なくとも1つの増幅用マルチコアファイバは、
    前記マルチコアファイバ増幅部に入力する信号光が伝搬するコアと、
    前記励起光が伝搬するクラッドとを備える
    第1の増幅用マルチコアファイバであり、
    前記マルチコアファイバ増幅部の他の増幅用マルチコアファイバは、
    前記信号光と前記励起光を合波して前記他の増幅用マルチコアファイバのそれぞれのコアへ入力する合波手段を備え、
    前記励起光の励起光パワーが前記マルチコアファイバ増幅器へ入力する前記信号光の信号光パワーと前記マルチコアファイバ増幅器により増幅されて出力される信号光の信号光パワーとを演算した結果により調整される、
    第2のマルチコアファイバである
    ことを特徴とするマルチコアファイバ増幅器。
  2. 前記第1のマルチコアファイバ増幅部及び前記第2のマルチコアファイバとの間の少なくとも1箇所に、利得の波長依存性を補償する利得等化フィルタを備えることを特徴とする、請求項1に記載のマルチコアファイバ増幅器。
  3. 最も信号入力側に配置されるマルチコアファイバ増幅部が、前記第1のマルチコアファイバ増幅部であることを特徴とする請求項1又は2に記載のマルチコアファイバ増幅器。
  4. 最も信号入力側に配置されるマルチコアファイバ増幅部が、前記第2のマルチコアファイバ増幅部であることを特徴とする請求項1又は2に記載のマルチコアファイバ増幅器。
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