JP2015167076A - 光源装置およびプロジェクター - Google Patents

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Abstract

【課題】光学効率が高い光源装置を提供する。また、このような光源装置を用い、高輝度な画像表示が可能なプロジェクターを提供する。
【解決手段】第1の光ビームLB1と第2の光ビームLB2とを含む複数の光ビームを射出する発光装置10と、複数の光ビームが入射するコリメータレンズ20と、コリメータレンズ20を透過した第1の光ビームLB1が入射する第1の光屈折素子30と、を備え、第2の光ビームLB2は、第1の光屈折素子30の外側の領域を通過し、第1の光屈折素子30は、第1の光ビームLB1と第2の光ビームLB2とのなす角を減少させるように構成されている光源装置。
【選択図】図2

Description

本発明は、光源装置およびプロジェクターに関するものである。
光学系を小型化するために、一つのパッケージの中に発光色が互いに異なる二つの半導体レーザーを実装して、発光部同士の間隔を短くした光源装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
本明細書においては、光源装置から射出される光の量に対する、後段の光学系に入射する光の量の割合を「光学効率」と称することがある。例えば、光源装置から射出される光のうち、後段の光学系に入射する光が多いことを「光学効率が高い」と称することがある。反対に、光源装置から射出される光のうち、後段の光学系に入射する光が少ないことを「光学効率が低い」と称することがある。
特開2010−40443号公報
半導体レーザーから射出される光は拡散光であるため、光を後段の光学系に効率よく入射させるためには、拡散光を平行光に変換するコリメートレンズが必要である。そこで、特許文献1において、互いの間隔が短い二つの発光部の各々にコリメートレンズを設けた場合、コリメートレンズの焦点距離が短いため、コリメートレンズから射出される光はアラインメントのずれの影響を受けやすい。そのため、光源装置全体として、光学効率が低下するおそれがある。一方、二つの発光部に対して一つのコリメートレンズを設けることが考えられる。この場合、各光源から射出される光は、コリメートレンズを透過した後、互いに異なる方向に射出される。そのため、この場合も光源装置全体として、光学効率が低下するおそれがある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、発光部同士の間隔を短くした場合でも高い光学効率が得られる光源装置を提供することを目的とする。また、このような光源装置を用い、高輝度な画像表示が可能なプロジェクターを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の一態様は、第1の光ビームと第2の光ビームとを含む複数の光ビームを射出する第1の発光装置と、前記複数の光ビームが入射する第1のコリメータレンズと、前記第1のコリメータレンズを透過した前記第1の光ビームが入射する第1の光屈折素子と、を備え、前記第2の光ビームは、前記第1の光屈折素子の外側の領域を通過し、前記第1の光屈折素子は、前記第1の光ビームと前記第2の光ビームとのなす角を減少させるように構成されている光源装置を提供する。
この構成によれば、第2の光ビームとの第1の光屈折素子から射出される第1の光ビームとなす角が小さくなり、第1の光屈折素子の後段に配置された光学系に第1の光ビームと第2の光ビームとが入射しやすくなる。そのため、光学効率が高い光学装置とすることができる。
なお、本明細書において、「第1の光ビームと第2の光ビームとのなす角」とは、第1の光ビームの主光線軸および第2の光ビームの主光線軸について、いずれか一方の主光線軸と平行な仮想面への射影を考えたときに、第1の光ビームの主光線軸および第2の光ビームの主光線軸がなす角の最大角のことを指す。詳しくは、一方の主光線軸と平行な仮想面は無数にあり、仮想面の設定が変われば、2本の光ビームのなす角は変化する。そこで、仮想面は2本の光ビームのなす角が最大になるように設定される。
本発明の一態様においては、前記第1のコリメータレンズを透過直後の前記第1の光ビームと前記第1のコリメータレンズを透過直後の前記第2の光ビームとのなす角をθとすれば、前記第1の光屈折素子は、前記第1の光ビームと前記第2の光ビームとのなす角が0より大きくθより小さくなるように構成されていてもよい。
この構成によれば、第1の光屈折素子を用いることで、第1の光ビームと第2の光ビームとのなす角が、コリメータレンズの直後における第1の光ビームと第2の光ビームとのなす角よりも小さくなる。そのため、第1の光屈折素子の後段に配置された光学系に第1の光ビームと第2の光ビームとが入射しやすくなり、光学効率が高い光学装置とすることができる。
本発明の一態様においては、前記第1の発光装置は、前記第1の光ビームを射出する第1の発光面と、前記第2の光ビームを射出する第2の発光面と、を含む複数の発光面を有し、前記複数の発光面は所定の平面上に配置されており、前記第1のコリメータレンズの焦点は前記所定の平面上に位置している構成としてもよい。
この構成によれば、コリメータレンズから射出された第1の光ビームおよび第2の光ビームが平行化されるため、後段の光学系に入射しやすく、光学効率が高い光源装置とすることができる。
本発明の一態様においては、前記第1のコリメータレンズの光軸は前記所定の平面に垂直である構成としてもよい。
この構成によれば、後段の光学系において光学効率が高い光源装置とすることができる。
本発明の一態様においては、前記第1のコリメータレンズから射出された光線束の強度分布を均一にするインテグレータを有し、前記第1の光屈折素子は、前記第1のコリメータレンズと前記インテグレータとの間の光路上に配置されている構成としてもよい。
この構成によれば、被照射面において均一な光照射が可能な光源装置とすることができる。
本発明の一態様においては、前記インテグレータと前記第1の光屈折素子との間に光拡散素子を有する構成としてもよい。
この構成によれば、射出瞳における照度分布を広げることができるため、光ビームが可干渉性を有する場合、スペックルを低減することが可能な光源装置とすることができる。
本発明の一態様においては、前記第1のコリメータレンズの光軸が、前記第2の光ビームの主光線軸と一致している構成としてもよい。
この構成によれば、コリメータレンズから射出される第2の光ビームの主光線軸が、コリメータレンズの光軸と平行となるため、第1の光ビームと第2の光ビームとの射出方向の制御が容易となる。
本発明の一態様においては、前記第1の光ビームと前記第2の光ビームとは、同一の波長を有する構成としてもよい。
この構成によれば、単一色の強い光を射出し光学効率が高い光源装置とすることができる。
本発明の一態様においては、第3の光ビームと第4の光ビームとを射出する第2の発光装置と、前記第3の光ビームと前記第4の光ビームとが入射する第2のコリメータレンズと、前記第2のコリメータレンズを透過した前記第3の光ビームが入射する第2の光屈折素子と、前記第1の光屈折素子と前記第2の光屈折素子とを接続する接続部と、をさらに備え、前記第4の光ビームは、前記第2の光屈折素子の外側の領域を通過し、前記第2の光屈折素子は、前記第3の光ビームと前記第4の光ビームとのなす角を減少させるように構成されていてもよい。
この構成によれば、第1の光屈折素子と第2の光屈折素子とは、接続部によって互いに接続されたアレイ構造を構成する。そのため、各光屈折素子を個別に設ける場合と比べ、部品数を削減し構成が簡略化された光源装置とすることができる。
本発明の一態様においては、第5の光ビームと第6の光ビームとを射出する第3の発光装置と、前記第5の光ビームと前記第6の光ビームとが入射する第3のコリメータレンズと、をさらに備え、前記第3のコリメータレンズを透過した前記第5の光ビームは前記第1の光屈折素子に入射し、前記第6の光ビームは、前記第1の光屈折素子の外側の領域を通過し、前記第1の光屈折素子は、前記第5の光ビームと前記第6の光ビームとのなす角を減少させるように構成されていてもよい。
この構成によれば、1つの第1の光屈折素子によって第1の発光装置と第3の発光装置との光ビームの射出方向を調整することができるため、部品数を削減し構成が簡略化された光源装置とすることができる。
本発明の一態様においては、前記発光装置はレーザー光源である構成としてもよい。
この構成によれば、レーザー光源を用い光学効率が高い光源装置を実現することができる。
本発明の一態様は、上述の光源装置と、前記光源装置から射出される光を変調する光変調素子と、前記光変調素子によって変調された光を投写する投写光学系と、を備えるプロジェクターを提供する。
この構成によれば、高輝度な画像表示が可能なプロジェクターとすることができる。
本実施形態のプロジェクターを示す模式図である。 本実施形態の光源装置が有する光源部を示す模式図である。 偏光変換素子の概略説明図である。 第1の光ビームおよび第2の光ビームの角度分布を示す計算結果の模式図である。 光源部の変形例を示す説明図である。
以下、図1〜図5を参照しながら、本実施形態に係る光源装置およびプロジェクターについて説明する。なお、以下の全ての図面においては、図面を見やすくするため、各構成要素の寸法や比率などは適宜異ならせてある。
図1は、本実施形態のプロジェクターPJを示す模式図である。図に示すようにプロジェクターPJは、本実施形態の光源装置100、フィールドレンズ300R、フィールドレンズ300G、フィールドレンズ300B、液晶ライトバルブ(光変調素子)400R、液晶ライトバルブ(光変調素子)400G、液晶ライトバルブ(光変調素子)400B、色合成素子500、投写光学系600を含んでいる。
光源装置100は、光源部110、レンズアレイ120、レンズアレイ130、偏光変換素子140、重畳レンズ150を含んでいる。プロジェクターPJは、光源装置100として、赤色光を射出する光源装置100R、緑色光を射出する光源装置100G、青色光を射出する光源装置100Bを備えている。
プロジェクターPJは、概略すると以下のように動作する。光源装置100Rから射出された色光は、フィールドレンズ300Rを介して、液晶ライトバルブ400Rに入射して変調される。同様に、光源装置100Gから射出された色光は、液晶ライトバルブ400Gに入射して変調され、光源装置100Bから射出された色光は、液晶ライトバルブ400Bに入射して変調される。液晶ライトバルブ400R、液晶ライトバルブ400G、液晶ライトバルブ400Bにより変調された複数の色光は、色合成素子500に入射して合成される。色合成素子500により合成された光は、投写光学系600により壁やスクリーン等のスクリーンSCRに拡大投写され、フルカラーの投写画像が表示される。
以下、プロジェクターPJの各構成要素について説明する。
図2は、光源装置100が有する光源部110を示す模式図である。光源部110は、発光装置(第1の発光装置)10と、コリメータレンズ(第1のコリメータレンズ)20と、光屈折素子(第1の光屈折素子)30と、を含む。
発光装置10は、第1の光ビームLB1を射出する第1の光源11と、第2の光ビームLB2を射出する第2の光源12と、を有する。本実施形態の発光装置10は、レーザー光源である。第1の光源11における発光面は第1の発光面11sであり、第2の光源12における発光面は第2の発光面12sである。第1の発光面11sと第2の発光面12sとは、所定の平面上に配置されている。
本実施形態において、発光装置10は、第1の光ビームLB1および第2の光ビームLB2として、同一の波長を有する光を射出する。これにより、単一色の強い光を射出し光学効率が高い光源装置100とすることができる。
図2では、第1の光ビームLB1の主光線軸を符号RA1で示し、第2の光ビームLB2の主光線軸を符号RA2で示している。また、第1の光ビームLB1および第2の光ビームLB2は、いずれも拡散光であることとして、図示している。
コリメータレンズ20は、発光装置10から射出された第1の光ビームLB1および第2の光ビームLB2を平行化するレンズである。コリメータレンズ20は、発光装置10側(入射側)の焦点20pが第2の光源12における第2の発光面12s上に位置している。また、コリメータレンズ20の光軸20axは、第2の光ビームLB2の主光線軸RA2と一致している。さらに、コリメータレンズ20の光軸20axは、第1の発光面11sおよび第2の発光面12s(所定の平面)に垂直である。
そのため、コリメータレンズ20から射出された第2の光ビームLB2は、平行化され、コリメータレンズ20の光軸20axと同方向に射出される。
一方、第1の光ビームLB1は、主光線軸RA1がコリメータレンズ20の光軸20axと同方向を向いているが、位置がずれている。そのため、コリメータレンズ20から射出された第1の光ビームLB1は、平行化されるが、第2の光ビームLB2とは異なる方向に射出される。
図2では、コリメータレンズ20から射出された第1の光ビームLB1と第2の光ビームLB2とのなす角をθとして示している。
光屈折素子30には、コリメータレンズ20を透過した第1の光ビームLB1が入射し、第1の光ビームLB1を屈折させる。また、光屈折素子30は、第2の光ビームLB2が入射することなく、光屈折素子30の外側の領域を通過するように配置されている。
光屈折素子30は、第1の光ビームLB1と第2の光ビームLB2とのなす角を減少させるように構成されている。具体的には、光屈折素子30は、第1の光ビームLB1と第2の光ビームLB2とのなす角を、第1の光ビームLB1が光屈折素子30に入射する前よりも小さくする。より具体的には、光屈折素子30は、第2の光ビームLB2と光屈折素子30を透過直後の第1の光ビームLB1とのなす角が0以上かつθより小さくなるように構成されている。図2では、光屈折素子30から射出された第1の光ビームLB1と、コリメータレンズ20から射出された第2の光ビームLB2とは、主光線軸同士が平行となることとして示している。なお、光屈折素子30に入射した第1の光ビームLB1の屈折角度は、スネルの法則によって求めることができる。
レンズアレイ120、レンズアレイ130は、発光装置10から射出された光の強度分布を均一化するインテグレータである。そのため、光屈折素子30は、コリメータレンズ20とインテグレータとの間の光路上に配置していることとなる。
レンズアレイ120は、複数の第1小レンズ122を含んでおり、レンズアレイ130は複数の第2小レンズ132を含んでいる。複数の第1小レンズ122は、複数の第2小レンズ132と1対1で対応している。発光装置10から射出された光は、複数の第1小レンズ122に空間的に分かれて入射する。第1小レンズ122は、入射した光を対応する第2小レンズ132に結像させる。これにより、複数の第2小レンズ132の各々に、二次光源像が形成される。なお、第1小レンズ122、第2小レンズ132の外形形状は、液晶ライトバルブ400R、液晶ライトバルブ400G、液晶ライトバルブ400Bの画像形成領域の外形形状と略相似形となっている。
偏光変換素子140は、レンズアレイ120、レンズアレイ130から射出された光Lの偏光状態を揃えるものである。図3は、偏光変換素子の概略説明図である。
図に示すように、偏光変換素子140は、複数の偏光変換セル141を含んでいる。複数の偏光変換セル141は、複数の第2小レンズ132と1対1で対応している。第2小レンズ132に形成された二次光源像からの光Lは、この第2小レンズ132に対応する偏光変換セル141の入射領域142に入射する。
偏光変換セル141の各々には、入射領域142に対応させて、偏光ビームスプリッター膜143(以下、PBS膜143と称する)及び位相差板145が設けられている。入射領域142に入射した光Lは、PBS膜143によりPBS膜143に対するP偏光L1とS偏光L2とに分離される。P偏光L1、S偏光L2の一方の偏光(ここではS偏光L2)は、反射部材144で反射した後、位相差板145に入射する。位相差板145に入射したS偏光L2は、位相差板145により偏光状態が他方の偏光(ここではP偏光L1)の偏光状態に変換されてP偏光L3になり、P偏光L1とともに射出される。
重畳レンズ150は、偏光変換素子140から射出された光を被照明領域にて重畳させるものである。発光装置10から射出された光は、空間的に分割された後、重畳されることにより強度分布が均一化されて光線軸周りの軸対称性が高められる。
光源装置100Rから射出された赤色光Rは、フィールドレンズ300Rに入射する。赤色光Rは、フィールドレンズ300Rにより平行化された後に、液晶ライトバルブ400Rに入射する。同様に、光源装置100Gから射出された緑色光Gは、フィールドレンズ300Gにより平行化された後に、液晶ライトバルブ400Gに入射する。また、光源装置100Bから射出された青色光Bは、フィールドレンズ300Bにより平行化された後に、液晶ライトバルブ400Bに入射する。
液晶ライトバルブ400R、液晶ライトバルブ400G、液晶ライトバルブ400Bは、例えば透過型の液晶ライトバルブ等の光変調装置により構成される。液晶ライトバルブ400R、液晶ライトバルブ400G、液晶ライトバルブ400Bは、画像情報を含んだ画像信号を供給するPC等の信号源(図示略)と電気的に接続されている。液晶ライトバルブ400R、液晶ライトバルブ400G、液晶ライトバルブ400Bは、供給された画像信号に基づいて、入射光を画素ごとに変調して画像を形成する。液晶ライトバルブ400R、液晶ライトバルブ400G、液晶ライトバルブ400Bは、それぞれ赤色画像、緑色画像、青色画像を形成する。液晶ライトバルブ400R、液晶ライトバルブ400G、液晶ライトバルブ400Bにより変調された光(形成された画像)は、色合成素子500に入射する。
色合成素子500は、ダイクロイックプリズム等により構成される。ダイクロイックプリズムは、4つの三角柱プリズムが互いに貼り合わされた構造になっている。三角柱プリズムにおいて貼り合わされる面は、ダイクロイックプリズムの内面になる。ダイクロイックプリズムの内面に、赤色光が反射し緑色光が透過するミラー面と、青色光が反射し緑色光が透過するミラー面とが互いに直交して形成されている。ダイクロイックプリズムに入射した緑色光は、ミラー面を通ってそのまま射出される。ダイクロイックプリズムに入射した赤色光、青色光は、ミラー面で選択的に反射あるいは透過して、緑色光の射出方向と同じ方向に射出される。このようにして3つの色光(画像)が重ね合わされて合成され、合成された色光が投写光学系600によってスクリーンSCRに拡大投写される。
本実施形態のプロジェクターPJは、以上のような構成となっている。
図4は、図2に示すレンズアレイ120に入射する際の、第2の光ビームLB2の主光線軸に直交する平面における、第1の光ビームLB1および第2の光ビームLB2の角度分布を示す計算結果の模式図である。図4において、a軸とb軸との交点は原点である。
図4(a)(b)は、図2に示す光屈折素子30を用いない場合、図4(c)〜(f)は、光屈折素子30を用いる場合を示している。
さらに、図4(c)(d)は、光屈折素子30により第1の光ビームおよび第2の光ビームの主光線軸同士が平行になった場合を示している。図4(e)(f)は、光屈折素子30により第1の光ビームおよび第2の光ビームの主光線軸同士のなす角が光屈折素子30を用いない場合よりも小さくなった場合を示している。
図4(a)(c)(e)は、それぞれ第2の光ビームの主光線軸を原点としたときの、第1の光ビームおよび第2の光ビームの角度分布を示している。図4においては、第2の光ビームの主光線軸に直交する平面における第1の光ビームの照射角度分布を符号S1で示し、第2の光ビームの照射角度分布を符号S2で示している。図4では、照射される光成分が多い角度ほど明るく、照射される光成分が少ない箇所ほど暗くなるようにして、角度分布と照射される光量とを対応させて表示している。
図4(b)(d)(f)は、対応する図4(a)(c)(e)において、原点を通り、a軸に沿う方向での光量と入射角度との関係を示す模式図である。図4(b)(d)(f)の横軸は、図4(a)(c)(e)におけるa軸上の位置(角度)、縦軸は光量を示している。
図4(a)(b)に示すように、光屈折素子30を用いない場合、第1の光ビームおよび第2の光ビームは離散的な角度分布を有している。対して、図4(c)〜(f)に示すように、光屈折素子30を用いることで、第1の光ビームおよび第2の光ビームの角度分布が同じ状態(図4(c)(d))や、一部異なるもののほぼ同じ状態(図4(e)(f))とすることができる。
光屈折素子30による屈折角を調整することにより、図4(c)(d)に示す角度分布や図4(e)(f)に示す角度分布に制御することが可能である。第1の光ビームおよび第2の光ビームの角度分布を図4(c)〜(f)のように制御することには、それぞれ以下のような利点がある。
まず、第1の光ビームおよび第2の光ビームの角度分布を図4(c)(d)に示すように制御すると、図1に示すレンズアレイ120、レンズアレイ130に入射する光の角度分布が狭くなるため、後段の光学系に入射しない方向に射出される光が減少し、光学効率が高まる。
また、第1の光ビームおよび第2の光ビームの角度分布を図4(e)(f)に示すように制御すると、図4(c)(d)に示す状態よりは光学効率が低いが、図4(a)(b)に示す状態よりは光学効率を高めることができる。
さらに、第1の光ビームおよび第2の光ビームが可干渉性を有する場合、図4(e)(f)に示すような状態に制御すると、図4(c)(d)に示す状態と比べ、スペックルの発生を抑制することが可能となる。
一般に、例えばレーザー光のような可干渉性を有する光を射出する光源を用いたプロジェクターでは、可干渉光の干渉によって生じるスペックルノイズと呼ばれる斑点模様がスクリーン上に視認される場合がある。これにより、投写画像の表示品質が大きく低下する。そのため、可干渉光を射出する光源を用いたプロジェクターでは、スペックルノイズに起因する表示品質の低下を抑えるための対策を施すことが好ましい。
発明者は、別途行った検討により、プロジェクターの投写光学系の射出瞳における照度分布が広い範囲において均一であると、スペックルノイズ発生しにくいことを見出した。また、プロジェクターの投写光学系の射出瞳における照度分布は、レンズアレイ130の位置に形成される発光装置10の二次光源像の照度分布と相関があること、およびその二次光源像の照度分布は、レンズアレイ120に入射する光線束の角度分布と相関があることを見出した。
すなわち、発明者の知見によれば、レンズアレイ120に入射する光線束の角度分布は、プロジェクターの投写光学系の射出瞳における照度分布と相関がある。具体的には、レンズアレイ120に入射する光線束の角度分布を広げることによって、射出瞳における照度分布を広げることができる。したがって、レンズアレイ120に入射する第1の光ビームおよび第2の光ビームの角度分布を、図4(e)(f)に示すように広げるように制御することで、スペックルノイズを低減することができる。
上記のようなレンズアレイ120に入射する光線束の角度分布を広げるという観点から、光屈折素子30とインテグレータとの間の光路上、すなわち光源部110とレンズアレイ120との間に、第1の光ビームおよび第2の光ビームを拡散する光拡散素子を配置することとしてもよい。光拡散素子としては、すり硝子や拡散フィルム等の拡散板、ホログラフィックディフューザー等の回折光学素子、マイクロレンズアレイ等のレンズ部品等を例示することができる。光拡散素子を配置することで、スペックルをさらに低減できる。
以上のような構成の光源装置によれば、光学効率が高い光源装置を提供することができる。また、このような光源装置を用い、高輝度な画像表示が可能なプロジェクターを提供することができる。
なお、本実施形態においては、光屈折素子30によって第1の光ビームLB1のみを屈折させることとしたが、第2の光ビームLB2の光路上に他の光屈折素子を配置して、第1の光ビームLB1と第2の光ビームLB2との射出方向を制御することとしてもよい。
また、本実施形態においては、発光装置10が第1の光ビームLB1と第2の光ビームLB2とを射出することとしたが、これに加えて、第3の光ビームを射出することとしてもよい。この場合、第3の光ビームの光路上にも他の光屈折素子を配置して、第3の光ビームの射出方向を制御することとするとよい。
また、本実施形態においては、第1の発光面11sと第2の発光面12sとが所定の平面上に配置され、コリメータレンズ20の焦点20pが第2の発光面12s上に位置していることとしたが、これに限らない。コリメータレンズ20の焦点20pが第2の発光面上に位置していないと、コリメータレンズ20を透過した光ビームが完全には平行にはならないが、光屈折素子を用いることで、後段の光学系における光学効率を向上させるという本発明の効果は得ることが可能である。
また、本実施形態においては、コリメータレンズ20の光軸20axが発光面に垂直であることとしたが、傾斜していてもよい。
また、本実施形態においては、レンズアレイ120およびレンズアレイ130で構成されるフライアイインテグレータを用いることとしたが、これに限らず、ロッドインテグレータや、回折構造を有するインテグレータを用いることとしても構わない。また、インテグレータを用いない構成も採用可能である。
また、本実施形態においては、第1の光ビームLB1と第2の光ビームLB2とが、同一の波長を有することとしたが、これに限らず、異なる波長、例えば第1の光ビームLB1が赤色光であり、第2の光ビームLB2が緑色光であることとしてもよい。この場合、色分離光学系を採用したプロジェクターに適用することで、光学効率が高く、高輝度な画像表示が可能なプロジェクターを提供することができる。
また、本実施形態においては、発光装置にレーザー光源を用いることとしたが、他の構成の光源を用いることとしてもよい。
(変形例)
図5は、光源部の変形例を示す説明図である。図5(a)は光源部111の概略斜視図であり、図5(b)は光源部111が有する光屈折素子の近傍の概略平面図である。
図5に示すように、光源部111は、発光装置(第1の発光装置)10Aと、発光装置10Aから射出された複数の光ビームが入射するコリメータレンズ(第1のコリメータレンズ)20Aと、発光装置(第2の発光装置)10Bと、発光装置10Bから射出された複数の光ビームが入射するコリメータレンズ(第2のコリメータレンズ)20Bと、発光装置(第3の発光装置)10Cと、発光装置10Cから射出された複数の光ビームが入射するコリメータレンズ(第3のコリメータレンズ)20Cと、を有している。図5では、複数の発光装置10がマトリクス状(3×3)に配列している。また、各発光装置10に対応して複数のコリメータレンズ20がマトリクス状(3×3)に配列している。
発光装置10Aは、第1の光ビームと第2の光ビームとを射出する。図5では、発光装置(第1の発光装置)10Aが射出する第1の光ビームの主光線軸を符号RA1で示し、第2の光ビームの主光線軸を符号RA2で示している。
発光装置10Bは、第3の光ビームと第4の光ビームとを射出する。発光装置10Bが射出する第3の光ビームの主光線軸を符号RA3で示し、第4の光ビームの主光線軸を符号RA4で示している。
発光装置10Cは、第5の光ビームと第6の光ビームとを射出する。発光装置10Cが射出する第5の光ビームの主光線軸を符号RA5で示し、第6の光ビームの主光線軸を符号RA5で示している。
発光装置10A、発光装置10Bおよび発光装置10Cは、上述の実施形態で示した発光装置10と同様の構成を有している。発光装置10Aが射出する第1の光ビーム、発光装置10Bが射出する第3の光ビームおよび発光装置10Cが射出する第5の光ビームは、上述の実施形態における発光装置10が射出する第1の光ビームLB1に対応する。同様に、発光装置10Aが射出する第2の光ビーム、発光装置10Bが射出する第4の光ビームおよび発光装置10Cが射出する第6の光ビームは、上述の実施形態における発光装置10が射出する第2の光ビームLB2に対応する。
また、コリメータレンズ20A、コリメータレンズ20Bおよびコリメータレンズ20Cは、上述の実施形態で示したコリメータレンズ20と同様の構成を有している。
さらに、発光装置10Aとコリメータレンズ20Aとの関係、発光装置10Bとコリメータレンズ20Bとの関係、および発光装置10Cとコリメータレンズ20Cとの関係は、上述の実施形態で示した発光装置10とコリメータレンズ20との関係と同様の構成を採用することができる。
図5ではxyz座標系を採用し、複数の発光装置10が配列している行列方向をそれぞれx方向およびy方向とし、発光装置10の発光面の法線方向をz方向としている。
光源部111が有する光屈折部300は、複数の光屈折素子310と、複数の光屈折素子310同士を接続する接続部320と、を有するアレイ構造を有している。詳しくは、発光装置10Aから射出された第1の光ビームおよび発光装置10Cから射出された第5の光ビームが入射する光屈折素子(第1の光屈折素子)310Aと、発光装置10Bから射出された第3の光ビームが入射する光屈折素子(第2の光屈折素子)310Bと、光屈折素子310Aと光屈折素子310Bとを接続する接続部320ABと、を有する。
接続部320は、光透過性を有する形成材料を用いて形成されている。接続部320の形成材料としては、例えば、光屈折素子310と同じ材料を用いることができる。光屈折素子310と接続部320とを同じ形成材料で形成することにより、光屈折部300の形成が容易となる。もちろん、光屈折素子310と接続部320とを異なる形成材料で形成してもよい。
図5(b)において主光線軸を用いて示すように、各発光装置10から射出された第2の光ビーム、第4の光ビームおよび第6の光ビームは、接続部320を透過して光屈折部300から射出される。そのため、第2の光ビーム、第4の光ビームおよび第6の光ビームを屈折させないように、接続部320の光入射面および光射出面が互いに平行であるとよい。
光屈折素子310Aは、発光装置10Aと発光装置10Cとにまたがって設けられている。光屈折素子310Aは、発光装置10Aが射出する第1の光ビームを屈折させて、第1の光ビームと第2の光ビームとのなす角(主光線軸RA1と主光線軸RA2とのなす角θ1)を減少させるとともに、発光装置10Cが射出する第5の光ビームを屈折させて、第5の光ビームと第6の光ビームとのなす角(主光線軸RA5と主光線軸RA6とのなす角θ3)を減少させる。
また、光屈折素子310Bは、発光装置10Bが射出する第3の光ビームを屈折させて、第3の光ビームと第4の光ビームとのなす角(主光線軸RA3と主光線軸RA4とのなす角θ2)を減少させる。
例えば、図5(b)に示すように、光屈折部300は、第1の光ビーム、第2の光ビーム、第3の光ビーム、第4の光ビーム、第5の光ビームおよび第6の光ビームを同一方向に射出する。
このような構成の光源部111を有する光源装置においては、複数の発光装置10から射出される第1の光ビームを屈折させる構成部品の数を削減することができる。そのため、構成が簡略化された光源装置とすることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施の形態例について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。上述した例において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
以下に本発明を実施例により説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
本実施例においては、照明設計解析ソフトウェア(LightTools、Synopsys社製)を用いたシミュレーションにより、光屈折素子を透過した後の第1の光ビームと第2の光ビームとのなす角θとスペックル低減効果との関係を検討した。
シミュレーションにおいては、図2に示す光源部110を30個用いたモデルを想定した。また、光源部110から射出された光が図1に示すレンズアレイ120、レンズアレイ130、重畳レンズ150を介して投写光学系600に入射するとして、投写光学系600の射出瞳における照度分布を評価した。
シミュレーション結果を表1に示す。表1において、「重なり状態」は、第1の光ビームの角度分布と第2の光ビームの角度分布との重なり方を示している。「重なる」、「一部重なる」、「重ならない」はそれぞれ、図4(c)、図4(e)、図4(a)の重なり状態に対応する。角度θは「重なり状態」に反映されている。また、「均一性」は、拡散板を用いない場合において、第1の光ビームの角度分布と第2の光ビームの角度分布とが重なる場合の射出瞳における照度分布を基準としたときの相対値である。均一性が高いほど、スペックルノイズが発生しにくい。
Figure 2015167076
上記結果から、光屈折素子を透過した後の第1の光ビームと第2の光ビームとを平行にしないことで、均一性が高まり、スペックル低減に効果があることが分かった。また、インテグレータと第1の光屈折素子との間に光拡散素子を設けることによって、射出瞳における照度分布を広げることができるため、スペックル低減効果を高めることができることが分かった。
10,10A…発光装置(第1の発光装置)、10B…発光装置(第2の発光装置)、10C…発光装置(第3の発光装置)、11s…第1の発光面、12s…第2の発光面、20,20A…コリメータレンズ(第1のコリメータレンズ)、20B…コリメータレンズ(第2のコリメータレンズ)、20C…コリメータレンズ(第3のコリメータレンズ)、20ax…光軸、20p…焦点、30,310A…光屈折素子(第1の光屈折素子)、100,100B,100G,100R…光源装置、300…光屈折部、310B…光屈折素子(第2の光屈折素子)、310…光屈折素子、320…接続部、400R,400G,400B…液晶ライトバルブ(光変調素子)、600…投写光学系、L…光、LB1…第1の光ビーム、LB2…第2の光ビーム、PJ…プロジェクター、RA1…第1の光ビームの主光線軸、RA2…第2の光ビームの主光線軸、RA3…第3の光ビームの主光線軸、RA4…第4の光ビームの主光線軸、RA5…第5の光ビームの主光線軸、RA6…第6の光ビームの主光線軸

Claims (12)

  1. 第1の光ビームと第2の光ビームとを含む複数の光ビームを射出する第1の発光装置と、
    前記複数の光ビームが入射する第1のコリメータレンズと、
    前記第1のコリメータレンズを透過した前記第1の光ビームが入射する第1の光屈折素子と、を備え、
    前記第2の光ビームは、前記第1の光屈折素子の外側の領域を通過し、
    前記第1の光屈折素子は、前記第1の光ビームと前記第2の光ビームとのなす角を減少させるように構成されている光源装置。
  2. 前記第1のコリメータレンズを透過直後の前記第1の光ビームと前記第1のコリメータレンズを透過直後の前記第2の光ビームとのなす角をθとすれば、前記第1の光屈折素子は、前記第1の光ビームと前記第2の光ビームとのなす角が0より大きくθより小さくなるように構成されている請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記第1の発光装置は、前記第1の光ビームを射出する第1の発光面と、前記第2の光ビームを射出する第2の発光面と、を含む複数の発光面を有し、
    前記複数の発光面は所定の平面上に配置されており、
    前記第1のコリメータレンズの焦点は前記所定の平面上に位置している請求項1または2に記載の光源装置。
  4. 前記第1のコリメータレンズの光軸は前記所定の平面に垂直である請求項3に記載の光源装置。
  5. 前記第1のコリメータレンズから射出された光線束の強度分布を均一にするインテグレータを有し、
    前記第1の光屈折素子は、前記第1のコリメータレンズと前記インテグレータとの間の光路上に配置されている請求項1から4のいずれか1項に記載の光源装置。
  6. 前記インテグレータと前記第1の光屈折素子との間に光拡散素子を有する請求項5に記載の光源装置。
  7. 前記第1のコリメータレンズの光軸が、前記第2の光ビームの主光線軸と一致している請求項1から6のいずれか1項に記載の光源装置。
  8. 前記第1の光ビームと前記第2の光ビームとは、同一の波長を有する請求項1から7のいずれか1項に記載の光源装置。
  9. 第3の光ビームと第4の光ビームとを射出する第2の発光装置と、
    前記第3の光ビームと前記第4の光ビームとが入射する第2のコリメータレンズと、
    前記第2のコリメータレンズを透過した前記第3の光ビームが入射する第2の光屈折素子と、
    前記第1の光屈折素子と前記第2の光屈折素子とを接続する接続部と、をさらに備え、
    前記第4の光ビームは、前記第2の光屈折素子の外側の領域を通過し、
    前記第2の光屈折素子は、前記第3の光ビームと前記第4の光ビームとのなす角を減少させるように構成されている請求項1から8のいずれか1項に記載の光源装置。
  10. 第5の光ビームと第6の光ビームとを射出する第3の発光装置と、
    前記第5の光ビームと前記第6の光ビームとが入射する第3のコリメータレンズと、をさらに備え、
    前記第3のコリメータレンズを透過した前記第5の光ビームは前記第1の光屈折素子に入射し、
    前記第6の光ビームは、前記第1の光屈折素子の外側の領域を通過し、
    前記第1の光屈折素子は、前記第5の光ビームと前記第6の光ビームとのなす角を減少させるように構成されている請求項1から9のいずれか1項に記載の光源装置。
  11. 前記発光装置はレーザー光源である請求項1から10のいずれか1項に記載の光源装置。
  12. 請求項1から11のいずれか1項の光源装置と、
    前記光源装置から射出される光を変調する光変調素子と、
    前記光変調素子によって変調された光を投写する投写光学系と、を備えるプロジェクター。
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