JP2015166066A - オゾン溶解装置 - Google Patents

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康一 安岡
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Abstract

【課題】小型で高いオゾン溶解率を実現可能なオゾン発生装置を提供する。【解決手段】溶解反応槽11は、鉛直に配置される円筒部分16を有し、処理対象の液体2の注入口12および排出口14を有する。多孔質誘電体パイプ20は、内部流路22を有し、溶解反応槽11の内部中央に鉛直方向に延伸する。接地電極30は、溶解反応槽11内の多孔質誘電体パイプ20の外側に設けられる。高電圧電極32は、多孔質誘電体パイプ20の内部流路22の中央に、鉛直方向に設けられる。接地電極30と高電圧電極32の間には交流電圧が印加される。空気源は、多孔質誘電体パイプ20の内部流路22に空気を供給する。流量コントローラは、液体2を注入口12から溶解反応槽11内部に所定の流速で供給する。【選択図】図1

Description

本発明は、オゾンを水に溶解させるオゾン溶解装置に関する。
生活用水から工業用水、浄水から下水、プール用水をはじめとする液体を殺菌、脱色、脱臭するためにオゾン処理が用いられる。たとえば特許文献1には、オゾン水処理装置が開示されている。特許文献1の技術では、多孔質パイプの内側に空気の流路を形成し、多孔質パイプの内側で放電を発生する。多孔質パイプの内側の空気がプラズマにより電離し、オゾンが生成され、多孔質パイプから液体中に放出される。
特開2002−126769号公報
効率的な液体処理のためには、オゾンの発生量もさることながら、液体中のオゾンの溶解率が重要である。オゾン溶解率を高めるためには、発生したオゾンを液体に溶解させるためのスタティックミキサーや大型の接触槽が必要となる。特許文献1の装置においても同様であり、その段落[0029]に記載されるように、オゾンガスを混合された処理すべき水を、スタティックミキサーによりオゾンガスの混合、溶解を促進した上で、処理タンクに導入する必要がある。つまり特許文献1のオゾン水処理装置では、それ単体で液体を処理しうる程度のオゾン溶解率を得ることができない。このことは、一般家庭で使用される家電製品等にオゾン処理装置を組み込むことの障壁となる。
本発明はかかる状況においてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、小型で高いオゾン溶解率を実現可能なオゾン発生装置の提供にある。
本発明のある態様はオゾン溶解装置に関する。オゾン溶解装置は、鉛直に配置される円筒部分を有し、処理対象の液体の注入口および排出口が設けられた溶解反応槽と、内部流路を有し、溶解反応槽の内部中央に鉛直方向に延伸する多孔質誘電体パイプと、溶解反応槽内であって多孔質誘電体パイプの外側に設けられた接地電極と、多孔質誘電体パイプの内部流路の中央に、鉛直方向に延伸して設けられた高電圧電極と、接地電極と高電圧電極の間に交流電圧を印加する高電圧電源と、多孔質誘電体パイプの内部流路に空気を供給する空気源と、液体を注入口から溶解反応槽内部に所定の流速で供給する流量コントローラと、を備える。
液体は、多孔質誘電体パイプの表面に滞留するオゾンを含む気泡をせん断可能な流速にて、溶解反応槽内部に供給されてもよい。
この態様によると、多孔質誘電体パイプの内部流路において放電が発生し、オゾンが生成される。このオゾンを含む気泡が、多孔質誘電体パイプの孔を介して多孔質誘電体パイプの径方向に放出される。ここで同軸上に配置される多孔質誘電体パイプおよび溶解反応槽を水平方向に配置すると、気泡同士が合体してガス溜まりが発生し、放電不良を引き起こしたり、気泡と液体の接触時間が短くなるため、溶解率を高めることができない。これに対して多孔質誘電体パイプおよび溶解反応槽を鉛直方向に配置することで、ガス溜まりを抑制し、気泡状態を維持しつつ、液体中に溶解させることができる。加えて、流量コントローラによって液体の流速を十分に大きくすることにより、鉛直方向に流れる液体が気泡に対してせん断力を及ぼし、直径0.1〜0.5mm程度の細泡を発生させることができる。オゾンを細泡化させることで、数十cmの溶解反応槽で、数十%の高い溶解率を実現できる。
なお、以上の構成要素を任意に組み合わせたもの、あるいは本発明の表現を、方法、装置などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様によれば、オゾンの溶解率を高めることができる。
実施の形態に係るオゾン溶解装置のリアクタの構成を示す断面図である。 オゾン溶解装置全体を示すブロック図である。 図3(a)〜(c)は、リアクタによるオゾン溶解処理を示す模式図である。 図4(a)は、本発明者らが実験に用いたリアクタの写真であり、図4(b)は、図4(a)のリアクタの部分断面図である。 図5(a)は、図4(a)のリアクタにおける液体の流速とオゾンの溶解率の測定結果を示す図であり、図5(b)は、リアクタを用いて大腸菌の殺菌実験を行ったときの濃度変化を示す図であり、図5(c)は、流速とD値の関係を示す図である。 図6(a)、(b)は、流速を変化させたときの溶解反応槽内に生ずる気泡の写真である。 第2変形例に係るリアクタの断面図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
図1は、実施の形態に係るオゾン溶解装置1のリアクタ10の構成を示す断面図である。リアクタ10は、溶解反応槽11、多孔質誘電体パイプ20、接地電極30、高電圧電極32、を備える。
溶解反応槽11は、鉛直方向に立てて配置される円筒部分16を有し、処理対象の液体(処理水ともいう)2の注入口12および排出口14が設けられる。多孔質誘電体パイプ20は、内部流路22を有し、溶解反応槽11の内部中央に鉛直方向に延伸する。溶解反応槽11の上底および/または下底には、内部流路22に空気を供給するための開口が設けられており、空気源(不図示)から空気4が供給される。
接地電極30は、溶解反応槽11内であって多孔質誘電体パイプ20の外側に設けられる。接地電極30は、溶解反応槽11の周部内壁に設けることが好ましい。
高電圧電極32は、多孔質誘電体パイプ20の内部流路22の中央に、鉛直方向に延伸して設けられる。高電圧電極32は、導電部材34と、絶縁層36を含む。導電部材34は内部流路22の中央に鉛直方向に設けられる。絶縁層36は導電部材34の周囲を覆っている。たとえば絶縁層36はガラス管であり、導電部材34はガラス管に挿通されたアルミニウムや銅などの棒やフィルムであってもよい。
以上がリアクタ10の構成である。
図2は、オゾン溶解装置1全体を示すブロック図である。オゾン溶解装置1は、リアクタ10に加えて、高電圧電源38、空気源40、流量コントローラ42を備える。なお図2では、模式的にリアクタ10が横置きして示されるが、使用に際しては縦置きされる。リアクタ10の溶解反応槽11には、内部の気泡の様子を観察するための窓13を設けてもよい。あるいはリアクタ10の溶解反応槽11をアクリルなどの透明な材料で構成してもよい。
高電圧電源38は、リアクタ10の接地電極30と高電圧電極32の間に交流電圧VACを印加する。交流電圧VACは正弦波であってもよいし、パルスであってもよい。交流電圧VACの周波数は、数十Hz〜百kHz程度であり、電圧は10kV程度である。
空気源40は、リアクタ10の多孔質誘電体パイプ20の内部流路22に空気4を供給する。流量コントローラ42は、注入口12から溶解反応槽11の内部に所定の流速で液体2を供給する。
以上がオゾン溶解装置1の構成である。続いてその動作を説明する。
図3(a)〜(c)は、リアクタ10によるオゾン溶解処理を示す模式図である。
高電圧電源38により高電圧を印加することにより、多孔質誘電体パイプ20の内周と高電圧電極32の外周の間にバリア放電を発生させ、空気4が電離し、空気4中にオゾンが生成される。
生成されたオゾンを含む空気4は、図3(b)に示すように、多孔質誘電体パイプ20の細孔を介して多孔質誘電体パイプ20の表面に押し出され、その表面に気泡5となって現れる。液体2の流速をある程度大きくすると、多孔質誘電体パイプ20表面に滞留する気泡5aに対して、液体2がせん断力Fを及ぼす。その結果、図3(c)に示すように、気泡5aが大きく成長する前に、オゾンを含む微細な気泡5bとして液体2中に放出される。以上がオゾン溶解装置1の動作である。
実施の形態に係るオゾン溶解装置1の有用性を検証するために、オゾン溶解装置1についていくつかの実験を行った。図4(a)は、本発明者らが実験に用いたリアクタ10の写真であり、図4(b)は、図4(a)のリアクタ10の部分断面図である。リアクタ10の円筒部分の高さは13.5cmである。多孔質誘電体パイプ20は、萩ガラス工房製A−15(外径11.5mm、内径8.5mm)を用いた。また絶縁層36は、PYREX(登録商標)社製のガラス管(外径6mm、内径4mm)を用いている。したがって絶縁層(ガラス管)36の厚みrは1mm、内部流路22の厚みrは1.25mm、多孔質誘電体パイプ20の厚みrは1.5mmとなっている。
図5(a)は、図4(a)のリアクタ10における液体2の流速とオゾンの溶解率の測定結果を示す図である。測定は、処理液2の流量を0.2L/min、0.5L/min、1L/minの3つの場合について行った。流量0.2L/min、0.5L/min、1L/minそれぞれの場合のリアクタ内の液体2の流速は0.86cm/sec、2.2cm/sec、4.3cm/secである。
オゾンの溶解率は以下の式から計算した。
オゾン溶解率[%]
=溶存オゾン量[g/h]/(溶存オゾン量[g/h]+気相オゾン量[g/h])×100
流速0.86cm/secにおいて19%もの高い溶解率が得られており、流速が2.2cm/secのとき25%であり、さらに4.3cm/secまで高めると、溶解率を40%にまで高めることができる。
図5(b)は、リアクタ10を用いて大腸菌の殺菌実験を行ったときの濃度変化を示す図である。初期濃度桁数は6であり、空気流量は250sccm(standard cubic centimeter per minute)、換算電界強度は100〜105Tdとした。図5(c)は、流速とD値の関係を示す図である。D値とは、大腸菌の菌数を1桁減少させるのに要する時間[sec]である。
時刻0は、リアクタの排出口の通過時刻である。流量0.2L/min、0.5L/min、1L/minいずれの場合も、大腸菌を6桁減少させるのに要する時間(処理時間という)は20sec程度となっている。
従来、このような3〜4秒の小さなD値を実現するためには、オゾン発生と溶解を異なる場所で行うリモート方式の処理装置を用いる必要があったが、こうした装置は非常に大型であった。またリモート方式では、オゾンの生成、溶解、反応を別々に行うため、オゾンの生成時間と、溶解時間と、反応時間の合計はそれほど短くはならない。
これに対して、実施の形態に係るオゾン溶解装置1は、処理水中もしくはその近傍において、単一の溶解反応槽11内でオゾンを生成、溶解させ、同時に分解処理を行うものであり、このオゾン溶解装置1により実現される3〜4secのD値は、類似のオゾン処理装置に比べて極めて短い。また、生成、溶解、分解を同時に行うため、それらの時間の合計は極めて短いという利点もある。
図5(c)に示すように、流量が0.2、0.5、1L/minのときのD値は、3〜4sec程度と近い値をとっており、したがって大腸菌を6桁減少させるために要する処理時間もおおよそ20secと同程度となっている。このことは、液体2の単位体積当たりに同量のオゾンが溶解していることを意味しており、これは流速が高まるほど、溶解率が上昇していることと整合する。
すなわち、多孔質誘電体パイプ20の内部に供給される空気4の流量が一定であれば、その内部で単位時間当たりに生成されるオゾンの量は同じと推定される。ここで仮に流量にかかわらず溶解率が同じであれば、液体2の単位体積当たりの溶存オゾン量は、流量に反比例して低下するはずであり、流量が増大すると、D値が低下し、処理時間は長くなるはずである。
一方、実施の形態に係るリアクタ10では、流量が増大するにしたがって、溶解率を増大させることができ、したがって液体2の単位体積あたりの溶存オゾン量を高いレベルに維持することができる。これにより処理時間を延ばすことなく、単位時間当たりに処理可能な液量を増やすことができる。
なお、流量0.2L/minの場合、大腸菌が6桁減少し終わる時刻はほぼ0であり、リアクタ10内で殺菌処理が完了することを意味する。したがって下流に反応槽を設けることが困難な場合には、0.2L/min程度とすることが望ましい。
流量0.5L/min、1L/minの場合、大腸菌が6桁減少し終わる時刻は0より大きい。これは、リアクタ10から排出された後においても、液体2とオゾンを反応させる必要があることを意味し、リアクタ10の下流に反応槽が必要となる。ここで反応槽の断面積がリアクタ内部の液体2の断面積と同一であり、流速が4.3cm/secであると仮定すると、リアクタ10の下流には、15sec×4.3cm/sec=60cm程度の反応槽が必要となる。反応槽の断面積を4倍にすれば、反応槽の長さは1/4の15cmで足りる。このような反応槽は家電製品内にも容易に組み込むことが可能である。したがって反応槽の組み込みが可能である場合には、単純に流量を大きくすれば、単位時間当たりに処理可能な液量を増やすことが可能となる。
図6(a)、(b)は、流速を変化させたときの溶解反応槽11内に生ずる気泡の写真である。図6(a)は流量0.2L/min(流速0.86cm/sec)のときの気泡を、図6(b)は流量1L/min(流速4.3cm/sec)のときの気泡を示す。図6(a)の気泡の直径は0.5mm、図6(b)の気泡の径は0.1mmであり、流速が速い方が気泡の径が小さくなっているが、これは、流速が速いほどせん断力が大きくなり、多孔質誘電体パイプ20の表面に滞留する気泡を、より小さな状態で削り取ることが可能であり、また気泡が再結合して気泡径が増大するのを抑制できているためと考えられる。気泡の径が小さい方がオゾンが液体2中に溶けやすくなり、溶解率が高くなる。
オゾン溶解装置1の利点を検証するため、リアクタ10を水平方向に横置きした場合についても比較実験を行った。リアクタ10を横置きすると、気泡同士が合体して、リアクタ10の側面の鉛直上側にガス溜まりが発生する。ガス溜まりが大きくなると、気泡内のオゾンが液体2に溶解する前に気泡がガス溜まりに混入してしまい、溶解率が低下する要因となる。またガス溜まりが、多孔質誘電体パイプ20の表面と接する程度まで大きくなると、一部で放電が起きなくなりオゾンの発生量そのものが低下する。
これと比較して、鉛直方向で縦置きしてリアクタ10を使用することでこれらの問題を解決でき、ひいては、高い溶解率、大きなD値、短い処理時間が実現でき、大量の液体2を処理することができる。
またリアクタ10のサイズも高さ20cm以下の非常に小型であり、洗濯機や食洗機などの家電製品に容易に組み込むことが可能となる。
さらに接地電極30を多孔質誘電体パイプ20とは接しないように設けることとした。接地電極30を多孔質誘電体パイプ20の表面に設けると、接地電極30によって多孔質誘電体パイプ20の表面に沿った液体2の流れを乱すこととなり、せん断力を低下させる要因となり得るが、接地電極30をリアクタ10の内壁に設けることで、大きいせん断力を得ることができる。
以上、本発明について、実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例について説明する。
(第1変形例)
実施の形態では、液体2自体をオゾン処理する例を説明したが本発明はそれには限定されない。液体2として、処理が不要な液体を用い、その液体にリアクタ10内でオゾンを溶解させて、オゾンが溶存する液体を、処理対象の物体に散布することで、オゾン処理を行ってもよい。
(第2変形例)
図7は第2変形例に係るリアクタ10aの断面図である。このリアクタ10aは、溶解反応槽11の内部に、液体2を螺旋状に旋回させるためのバッフル(邪魔板)18が設けられる。これにより、液体2が多孔質誘電体パイプ20の表面に滞留する気泡に与える大きなせん断力を維持しつつも、液体2が注入口12から排出口14に至るまでの通過時間を長くすることができる。したがって、流速を大きくした場合であっても、溶解反応槽11内で、液体2とオゾンとを十分に反応させることができ、下流の反応槽を不要とし、あるいは反応槽を小型化できる。
(第3変形例)
実施の形態では、内部流路22の上下両方から空気4を供給する場合を説明したが本発明はそれには限定されない。一方を密閉して他方のみから空気4を供給してもよい。
実施の形態にもとづき、具体的な用語を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が認められる。
1…オゾン溶解装置、2…液体、4…空気、10…リアクタ、11…溶解反応槽、12…注入口、14…排出口、16…円筒部分、18…バッフル、20…多孔質誘電体パイプ、22…内部流路、30…接地電極、32…高電圧電極、34…導電部材、36…絶縁層、38…高電圧電源、40…空気源、42…流量コントローラ。

Claims (5)

  1. 鉛直に配置される円筒部分を有し、処理対象の液体の注入口および排出口が設けられた溶解反応槽と、
    内部流路を有し、前記溶解反応槽の内部中央に鉛直方向に延伸する多孔質誘電体パイプと、
    前記溶解反応槽内であって前記多孔質誘電体パイプの外側に設けられた接地電極と、
    前記多孔質誘電体パイプの内部流路の中央に、鉛直方向に延伸して設けられた高電圧電極と、
    前記接地電極と前記高電圧電極の間に交流電圧を印加する高電圧電源と、
    前記多孔質誘電体パイプの前記内部流路に空気を供給する空気源と、
    前記液体を前記注入口から前記溶解反応槽内部に所定の流速で供給する流量コントローラと、
    を備えることを特徴とするオゾン溶解装置。
  2. 前記液体は、前記多孔質誘電体パイプの表面に滞留するオゾンを含む気泡をせん断可能な流速にて、前記溶解反応槽内部に供給されることを特徴とする請求項1に記載のオゾン溶解装置。
  3. 前記液体は、オゾンを含む気泡の径が0.5mm以下となる流速にて、前記溶解反応槽内部に供給されることを特徴とする請求項1または2に記載のオゾン溶解装置。
  4. 前記溶解反応槽内に設けられ、前記溶解反応槽内において前記液体を螺旋状に流通せしめるバッフルをさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のオゾン溶解装置。
  5. 前記接地電極は、前記溶解反応槽の周部内壁に設けられることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のオゾン溶解装置。
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