JP2015166057A - 担体添加活性汚泥混合液のサンプリング装置及びサンプリング方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】担体添加活性汚泥処理法による廃水浄化装置の運転制御のための混合液サンプリング担体添加活性技術を提供する。【解決手段】サンプリング装置1は、測定容器2と、測定容器2を浸漬させる活性汚泥容器6と、測定容器2内を加圧するコンプレッサー4と、測定容器2内を大気開放又は遮断する電磁弁3と、測定容器2内を減圧する真空ポンプ7と、測定容器2内の圧力を計測する圧力計8と、測定容器2内の液面または担体層面の高さを計測するレベル計9と、を備えている。測定容器2の底部にはコイル状の細長管部5が付設されており、細長管部5を介して測定容器2と担体添加活性汚泥容器6とは連通している。混合液の測定容器2内への流入時又は排出時に、細長管部5を通過する際の流速を操作しつつ、担体添加活性汚泥混合液の汲み上げ、測定容器内から液体のみの排出を、適宜、繰り返し行い、曝気槽内と同じ担体比率の混合液サンプリングを行う。【選択図】図1
Description
本発明は、担体添加活性汚泥処理法による廃水浄化装置の運転制御のためのサンプリング技術に関する。
微生物を利用する工学的分野は多岐に亘っているが、代表的な分野として廃水処理があり、なかでも活性汚泥処理法は最も汎用的な廃水処理法である。近年は、処理能力アップ、汚泥の沈降性改善、余剰汚泥の減容化、硝化菌の保持、などを図るため、微生物を保持させた担体を活性汚泥とともに曝気槽内で流動させる、担体添加活性汚泥法も広く用いられてきている。
担体添加活性汚泥の運転管理には、活性汚泥の運転管理とほぼ同様のデータに加え、担体に保持されている微生物量およびその微生物の活性(流入水のBOD成分の分解能力)の評価が必要となる。
担体添加活性汚泥で保持される微生物量は、浮遊汚泥(MLSS)と担体の表面および内部に保持されている微生物との合計量になるが、担体に保持されている微生物相は好気性微生物から嫌気性微生物まで混在している。
担体添加活性汚泥で保持される微生物量は、浮遊汚泥(MLSS)と担体の表面および内部に保持されている微生物との合計量になるが、担体に保持されている微生物相は好気性微生物から嫌気性微生物まで混在している。
活性汚泥における処理能力の管理は、原水変動が小さく、微生物相が健全な状態においてはMLSSと相関が強いため、MLSS測定によることが一般的である。しかし、原水の基質変動が大きい場合や、原水中の基質に阻害性成分が含まれる場合などは、MLSSと処理能力は必ずしも相関が保てないため、活性汚泥混合液のBOD成分を分解するときに必要な酸素の消費速度を測定する方法などで評価することが有効になる。
一方、担体添加活性汚泥における処理能力は、MLSS及び担体保持微生物量の両方が関与している。MLSSは活性汚泥と同様の手法で管理できるが、担体保持微生物量については測定が大変難しいことに加え、担体表面と担体内部の微生物相が異なるため、保持量だけでは処理能力の評価ができない。このため、流入水と処理水のBODやCODなどの水質データを比較して、除去程度に基づいて能力評価することが一般的である。
しかしながら、この方法では処理水に影響がでるまで、通常1日から2日程度の時間遅れが発生し、また影響程度も緩慢になるため、流入水の変動が大きい場合には、因果関係の正確な把握は容易ではない。
このため、微生物の呼吸やBODの除去に伴う酸素消費速度の測定により能力評価する方法があり、活性汚泥法においては実験室レベルでも、実装置での連続測定でも、すでに行われている技術である(例えば特許文献1、2)。
このため、微生物の呼吸やBODの除去に伴う酸素消費速度の測定により能力評価する方法があり、活性汚泥法においては実験室レベルでも、実装置での連続測定でも、すでに行われている技術である(例えば特許文献1、2)。
特許文献1には、活性汚泥混合液の呼吸速度計が開示されている。同装置は、サンプリングした活性汚泥混合液を、曝気して溶存酸素(DO)を高くしたのち、酸素の供給を断った状態で、活性汚泥混合液中のDOの減少速度を測定することにより、活性汚泥混合液の酸素消費速度を測定し、その値をもってBODの処理能力を評価するものである。
また特許文献2には、サンプリングした活性汚泥混合液を、曝気しながら基準液を添加したときのDOの変化や、原水を添加したときのDOの変化から、汚泥の活性や原水の分解能力を評価するものである。
また特許文献2には、サンプリングした活性汚泥混合液を、曝気しながら基準液を添加したときのDOの変化や、原水を添加したときのDOの変化から、汚泥の活性や原水の分解能力を評価するものである。
担体添加活性汚泥法においても、曝気槽から担体添加活性汚泥混合液(以下適宜、混合液という)を採取し、実験室において上記測定を行うことは可能であるが、実装置での連続測定技術に関しては、これまで開示はない。
担体添加活性汚泥の処理能力を連続評価するためには、まず混合液をサンプリングする必要がある。
担体添加活性汚泥混合液は、微生物フロックの固液混合液である。微生物フロックは形状1mm以下と小さく、比重も水とほぼ同等のため、実質的に均一流体として取り扱える。これに対し担体は、3mmから10mm程度の大きさの固体が用いられ、比重も水より大きく、曝気槽内における担体濃度は流動の強さなどにより分布ができる。このため、活性汚泥混合液は全体として不均一な固液混相流体となっている。
また、担体に保持されている微生物は、液体に接する表面は好気性微生物であり、担体に接する内側は嫌気性微生物相となっている。このため、担体から剥がれると、嫌気性微生物が現れ、酸素消費速度が通常とは異なってしまう。従って、担体から微生物が剥がれないように取扱に細心の注意が必要となる。
担体添加活性汚泥混合液は、微生物フロックの固液混合液である。微生物フロックは形状1mm以下と小さく、比重も水とほぼ同等のため、実質的に均一流体として取り扱える。これに対し担体は、3mmから10mm程度の大きさの固体が用いられ、比重も水より大きく、曝気槽内における担体濃度は流動の強さなどにより分布ができる。このため、活性汚泥混合液は全体として不均一な固液混相流体となっている。
また、担体に保持されている微生物は、液体に接する表面は好気性微生物であり、担体に接する内側は嫌気性微生物相となっている。このため、担体から剥がれると、嫌気性微生物が現れ、酸素消費速度が通常とは異なってしまう。従って、担体から微生物が剥がれないように取扱に細心の注意が必要となる。
さらに、担体添加活性汚泥混合液のサンプリングに際して、ポンプなどは担体を傷めるおそれがあり、またサンプリング配管中に電磁弁があると担体が詰まったりするため、実質的に使用できないという問題がある。
以上のように、担体添加活性汚泥混合液の自動サンプリング技術に関しては、未解決の課題となっているのが現状である。
以上のように、担体添加活性汚泥混合液の自動サンプリング技術に関しては、未解決の課題となっているのが現状である。
本願発明者は、上記課題を解決すべく鋭意研究の結果、安価で簡便で精度よく測定できる手法を見出し、以下の発明を完成させた。
本発明に係る担体添加活性汚泥混合液サンプリング装置は、
(1)担体添加活性汚泥混合液(以下、混合液)の酸素呼吸速度等を測定するためのサンプリング装置であって、
曝気槽内と同一条件の混合液を、常時導入可能とする担体添加活性汚泥容器と、
担体添加活性汚泥容器に浸漬状態で配置され、かつ、底面に付設した細長管部を介して担体添加活性汚泥容器と連通する測定容器と、
測定容器内を大気開放状態又は遮断状態に維持するための遮断弁と、
測定容器内を減圧して、測定容器内に混合液を導入するための減圧手段と、
測定容器内を加圧して、測定容器内に導入した混合液を排出するための加圧手段と、
測定容器内に導入した混合液量を取得するための液量取得手段と、
を備えて成り、
細長管部の管内径Dを、Dmin<D<Dmaxに構成し、
遮断弁、減圧手段及び液量計測手段の操作による、測定容器内への所定量の混合液の導入と、
遮断弁及び減圧手段の操作による、測定容器内に導入した混合液中の液体成分のみ排出と、の適宜繰り返しにより、
測定容器に採取するサンプリング液の担体比率を、所望の設定値に調製可能に構成した、ことを特徴とする。
ここに、Dminは担体の最大外径に等しく、
Dmaxは、前記所定量の混合液を、所定時間で測定容器内に導入する際の単位時間流量Gと、細長管部において担体を随伴流動可能な下限速度Vtと、に基づいて計算される管内径である。
本発明に係る担体添加活性汚泥混合液サンプリング装置は、
(1)担体添加活性汚泥混合液(以下、混合液)の酸素呼吸速度等を測定するためのサンプリング装置であって、
曝気槽内と同一条件の混合液を、常時導入可能とする担体添加活性汚泥容器と、
担体添加活性汚泥容器に浸漬状態で配置され、かつ、底面に付設した細長管部を介して担体添加活性汚泥容器と連通する測定容器と、
測定容器内を大気開放状態又は遮断状態に維持するための遮断弁と、
測定容器内を減圧して、測定容器内に混合液を導入するための減圧手段と、
測定容器内を加圧して、測定容器内に導入した混合液を排出するための加圧手段と、
測定容器内に導入した混合液量を取得するための液量取得手段と、
を備えて成り、
細長管部の管内径Dを、Dmin<D<Dmaxに構成し、
遮断弁、減圧手段及び液量計測手段の操作による、測定容器内への所定量の混合液の導入と、
遮断弁及び減圧手段の操作による、測定容器内に導入した混合液中の液体成分のみ排出と、の適宜繰り返しにより、
測定容器に採取するサンプリング液の担体比率を、所望の設定値に調製可能に構成した、ことを特徴とする。
ここに、Dminは担体の最大外径に等しく、
Dmaxは、前記所定量の混合液を、所定時間で測定容器内に導入する際の単位時間流量Gと、細長管部において担体を随伴流動可能な下限速度Vtと、に基づいて計算される管内径である。
本発明では、細長管を経由して担体をサンプリングするため、細長管内径Dの最小値Dminを、担体の最大外径より大きくする必要がある。
また、担体が液体に随伴して流れるためには、担体が流動する下限速度Vt以上の流速が必要である。測定容器内に担体添加活性汚泥混合液を導入する際の単位時間流量をGとすれば、Vt×π×D×D/4=Gの関係から、細長管の最大内径Dmaxを計算により求めることができる。
また、担体が液体に随伴して流れるためには、担体が流動する下限速度Vt以上の流速が必要である。測定容器内に担体添加活性汚泥混合液を導入する際の単位時間流量をGとすれば、Vt×π×D×D/4=Gの関係から、細長管の最大内径Dmaxを計算により求めることができる。
ここに、Gは測定容器内に混合液を導入するサンプリング時間に係り、測定容器容積等を考慮して、適切な値として設定することができる。
また、Vtは単位時間流量Gを固定し、細長管内径Dを変化させて随伴流動の可否を計測することにより求めることができる。
流量Gは、担体添加活性汚泥容器と測定容器内との圧力差ΔPに概ね比例する。本発明では、減圧手段を備えているため、圧力差ΔPを任意かつ定量的に制御でき、常に細長管内の流速VをVt以上にすることが可能である。
また、Vtは単位時間流量Gを固定し、細長管内径Dを変化させて随伴流動の可否を計測することにより求めることができる。
流量Gは、担体添加活性汚泥容器と測定容器内との圧力差ΔPに概ね比例する。本発明では、減圧手段を備えているため、圧力差ΔPを任意かつ定量的に制御でき、常に細長管内の流速VをVt以上にすることが可能である。
測定容器内に導入する混合液の「所定量」については、測定容器の容積に対応して定めることができる。通常、測定容器としては内径7cm程度、高さ40cm程度で内容積1.5リットル程度の筒状の容器を好適に用いることができる。また、測定容器上部には減圧操作や混合液の発泡などで10cm程度の空間を設ける必要がある。これらを考慮すると、「所定量」としては測定容器内容積の70%程度の値が適当である。
担体比率について「所望の設定値」は、通常、測定対象の曝気槽の担体比率に合わせた値とする。現在、担体の形状や担体にどの程度微生物を保持させるか、などでいろいろな担体添加活性汚泥が実用化されているが、担体比率は10%から50%程度が一般的である。
細長管部については、担体添加活性汚泥容器をコンパクト化するため、コイル形状とすることが望ましい。また、全長Lについては、測定中に測定容器内部のサンプリング液と測定容器外部の混合液が混ざり合わない長さが必要であり、測定容器外部の液面レベルの変動や、測定時間が3時間程度であることを勘案すると、2m程度が適当である。
上述のように、本発明では細長配管内の流速がVt以上になるように、減圧手段により測定容器内外の圧力差ΔPを操作して、担体添加活性汚泥混合液を測定槽内に導入する。
しかしながら実際には、細長管内において担体同士や配管壁面と担体との接触により抵抗が生じ、導入流体の担体比率は必ずしも一定とはならず、担体比率が小さくなる傾向がある。また、曝気槽内の担体濃度が均一ではないことも、その一因となる。
しかしながら実際には、細長管内において担体同士や配管壁面と担体との接触により抵抗が生じ、導入流体の担体比率は必ずしも一定とはならず、担体比率が小さくなる傾向がある。また、曝気槽内の担体濃度が均一ではないことも、その一因となる。
そこで、本発明では以下の操作により、導入流体中の担体比率を設定値に合わせる。
担体添加活性汚泥混合液をサンプリングする際には、測定容器内が空の状態からまず遮断弁を遮断する。次いで、減圧手段により測定容器内を減圧にして、測定容器内外の圧力差により、細長管の流速VをVt以上の状態にして測定容器内に担体添加活性汚泥混合液を導入する。導入した担体添加活性汚泥混合液の量が測定容器容量に対し十分な量になったところで遮断弁を開放する。十分な量になったかどうかは、液量計測手段(例えば、液面レベルを超音波レベル計などで計測)により判断できる。また、測定容器内外の圧力差による流入量を予め検量しておけば、時間計測によっても判断可能である。
担体添加活性汚泥混合液をサンプリングする際には、測定容器内が空の状態からまず遮断弁を遮断する。次いで、減圧手段により測定容器内を減圧にして、測定容器内外の圧力差により、細長管の流速VをVt以上の状態にして測定容器内に担体添加活性汚泥混合液を導入する。導入した担体添加活性汚泥混合液の量が測定容器容量に対し十分な量になったところで遮断弁を開放する。十分な量になったかどうかは、液量計測手段(例えば、液面レベルを超音波レベル計などで計測)により判断できる。また、測定容器内外の圧力差による流入量を予め検量しておけば、時間計測によっても判断可能である。
しかるのち、遮断弁を閉止状態にして加圧手段により測定容器内を加圧して、容器内の液体を排出する。排出完了後、測定容器内に残留する担体量を計測器で測定し、サンプリング容量中の担体量の比率が、設定量と比較する。
測定容器内に残留する担体量を測定する計測器は、超音波式のレベル計などで可能であり、担体層高さを計測することにより測定容器の断面積から担体量を計算できる。比較の結果、担体量が不足する場合は、設定量の担体量が得られるまで上記操作を担体添加活性繰り返し行う。
測定容器内に残留する担体量を測定する計測器は、超音波式のレベル計などで可能であり、担体層高さを計測することにより測定容器の断面積から担体量を計算できる。比較の結果、担体量が不足する場合は、設定量の担体量が得られるまで上記操作を担体添加活性繰り返し行う。
測定容器内を加圧して、容器内の液体を排出する場合、細長管の流速VがVt以下になるように排出速度を調節すれば、確実に液体のみが容器外に排出され、容器内には担体のみ残留する。なお、断面積の大きい容器内から断面積の小さい細長管に混合液が流れる場合は、細長管の入口で担体粒子同士がブリッジを形成するため、Vt以上の流速であっても、必ずしも担体が細長管に流出することはない。
測定容器内に残留する担体量が、全体のサンプリング混合液量に対し、設定比率の量になったら、大気遮断弁を開放して測定容器内外の圧力差による流入量が、細長管内の流速VがVt以下になるように調節しながら、測定容器内に液体を流入させる。Vt以下の流速なので、担体添加活性汚泥混合液中の液体のみ導入される。以上の工程により、設定比率の担体量を備えたサンプリング液を得ることができるとなる。
本発明では、測定容器内のサンプリング液を、外部(担体添加活性汚泥容器内混合液)から完全に遮断する電磁弁などは使用していない。電磁弁使用による担体詰まりを回避するためである。
これに替えて、両容器間を結ぶ流路として、担体添加活性汚泥容器と常時連通している細長管部を用いている。このため、サンプリング後の測定容器を用いた呼吸速度などの測定中に、サンプリング液が測定外部の液と混ざり合う可能性がある。しかしながら、上述のように細長管長さLを十分長く取ることにより、混ざり合う量を測定誤差の許容量以下にすることができ、実用上問題はない。
これに替えて、両容器間を結ぶ流路として、担体添加活性汚泥容器と常時連通している細長管部を用いている。このため、サンプリング後の測定容器を用いた呼吸速度などの測定中に、サンプリング液が測定外部の液と混ざり合う可能性がある。しかしながら、上述のように細長管長さLを十分長く取ることにより、混ざり合う量を測定誤差の許容量以下にすることができ、実用上問題はない。
(2)上記発明において、前記測定容器の底部近傍に滞留する担体を流動させる手段を、さらに備え、混合液排出時に、残留担体を除去可能に構成したことを特徴とする。
測定容器内を加圧して、容器内の液体を排出する際は、混合液は断面積の大きい容器内から断面積の小さい細長管部に流れることになるため、細長管部入口で担体粒子同士がブリッジを形成し、担体が排出できなくなる。
測定容器内を加圧して、容器内の液体を排出する際は、混合液は断面積の大きい容器内から断面積の小さい細長管部に流れることになるため、細長管部入口で担体粒子同士がブリッジを形成し、担体が排出できなくなる。
本発明では、測定容器底部排出口付近からエアをバブリングして、ブリッジを壊して担体を流動させるか、該測定容器底部排出口付近からエアをバブリングして、ブリッジを壊して担体を流動させ、又は/及び、測定容器内を加圧して、細長管内の流速がVt以上になるようにして、担体を測定容器内から排出する。
エアバブリングの場合、測定容器上部からシャワー水などをかけながら、測定容器内を洗浄するとともに、担体を流動させる液を増量すれば一層効果的である。
エアバブリングの場合、測定容器上部からシャワー水などをかけながら、測定容器内を洗浄するとともに、担体を流動させる液を増量すれば一層効果的である。
また、本発明に係る担体添加活性汚泥混合液のサンプリング方法は、
(3)上記各発明の担体添加活性汚泥サンプリング装置において、
細長管内の流速がVt以上となるように、測定容器内を外部より低圧にした状態で測定容器内に混合液を導入するステップと、
測定容器内を加圧して、液体成分のみを測定容器から排出するステップと、
測定容器内に残留する担体量を計測して、混合液中の担体比率を設定量と比較するステップと、を適宜、繰り返し行うことにより、
測定容器内の混合液の担体比率を、所望の設定値に調製することを特徴とする。
(3)上記各発明の担体添加活性汚泥サンプリング装置において、
細長管内の流速がVt以上となるように、測定容器内を外部より低圧にした状態で測定容器内に混合液を導入するステップと、
測定容器内を加圧して、液体成分のみを測定容器から排出するステップと、
測定容器内に残留する担体量を計測して、混合液中の担体比率を設定量と比較するステップと、を適宜、繰り返し行うことにより、
測定容器内の混合液の担体比率を、所望の設定値に調製することを特徴とする。
本発明によれば、担体詰まりのおそれがある電磁弁などの遮断機構を用いることなく、測定装置を担体添加活性汚泥容器内に浸漬した状態で、曝気槽内の担体を正確にサンプリング可能となる。これにより、担体添加活性担体添加活性汚泥処理能力の迅速かつ高精度の評価が可能となる。
以下、本発明に係る担体添加活性汚泥サンプリング装置(以下、サンプリング装置と略記)の各実施形態について、図1乃至6を参照してさらに詳細に説明する。
なお、本発明の範囲は特許請求の範囲記載のものであって、以下の各実施形態に限定されないことはいうまでもない。
なお、本発明の範囲は特許請求の範囲記載のものであって、以下の各実施形態に限定されないことはいうまでもない。
(第一の実施形態)
発明理解容易化のため、本実施形態では直径4mmの球状プラスチックゲル担体を用い、担体容積比率40%混合液のサンプリング装置(空間容積500cc+サンプリング容積1000cc=全内容積1500cc)を例にとり説明する。
図1を参照して、サンプリング装置1は、測定容器2と、測定容器2を浸漬させる担体添加活性汚泥容器6と、測定容器2内を加圧するための加圧手段であるコンプレッサー4と、測定容器2内を減圧するための減圧手段である真空ポンプ7と、測定容器2内を大気開放又は遮断可能とするための遮断弁(電磁弁)3と、容器内の圧力を測定する圧力センサー8と、液レベルおよび担体層面の高さを計測して、採取液量を演算可能とする超音波レベル計9と、容器内を洗浄するシャワー装置10を備えて構成されている。
測定容器2の底部にはコイル状の細長管部5(内径:8mm、長さ:2m)が付設されており、細長管部5を介して測定容器2と担体添加活性汚泥容器6とは連通している。
発明理解容易化のため、本実施形態では直径4mmの球状プラスチックゲル担体を用い、担体容積比率40%混合液のサンプリング装置(空間容積500cc+サンプリング容積1000cc=全内容積1500cc)を例にとり説明する。
図1を参照して、サンプリング装置1は、測定容器2と、測定容器2を浸漬させる担体添加活性汚泥容器6と、測定容器2内を加圧するための加圧手段であるコンプレッサー4と、測定容器2内を減圧するための減圧手段である真空ポンプ7と、測定容器2内を大気開放又は遮断可能とするための遮断弁(電磁弁)3と、容器内の圧力を測定する圧力センサー8と、液レベルおよび担体層面の高さを計測して、採取液量を演算可能とする超音波レベル計9と、容器内を洗浄するシャワー装置10を備えて構成されている。
測定容器2の底部にはコイル状の細長管部5(内径:8mm、長さ:2m)が付設されており、細長管部5を介して測定容器2と担体添加活性汚泥容器6とは連通している。
担体添加活性汚泥容器6としては、曝気槽内の激しい流動を養生する囲いなどを施すことにより、曝気槽自体を担体添加活性汚泥容器とすることが望ましい。但し、別容器を用いて、担体を傷つけないようなタイプのポンプで曝気槽から担体添加活性汚泥混合液をくみ上げ、オーバーフローさせて曝気槽に戻す循環系を形成するようにしてもよい。なお、本実施形態では、曝気槽自体を担体添加活性汚泥容器として用いる態様を想定している。
以下、本実施形態における担体添加活性汚泥混合液のサンプリング操作について説明する。図2〜図4は、サンプリング操作を時系列的に示す模式図である。
まず、図2(a)のように遮断弁3を閉にして、真空ポンプ7を作動させて、容器内をゲージ圧でP1(本実施形態ではマイナス20kPa)まで減圧する。容器内外の圧力差ΔPは、ΔP=P1+容器内外の液レベル差H(図1参照)になり、圧力差で汲み上げられるサンプリング量は毎秒20ccとなる。
直径4mmのプラスチックゲル担体の流動下限速度は概ね毎秒10cm程度であるのに対し、毎秒15ccのサンプリング量に対する細長管部5(内径8mm)内の流速は毎秒40cmであるので、担体をくみ上げるのに十分な速度である。
まず、図2(a)のように遮断弁3を閉にして、真空ポンプ7を作動させて、容器内をゲージ圧でP1(本実施形態ではマイナス20kPa)まで減圧する。容器内外の圧力差ΔPは、ΔP=P1+容器内外の液レベル差H(図1参照)になり、圧力差で汲み上げられるサンプリング量は毎秒20ccとなる。
直径4mmのプラスチックゲル担体の流動下限速度は概ね毎秒10cm程度であるのに対し、毎秒15ccのサンプリング量に対する細長管部5(内径8mm)内の流速は毎秒40cmであるので、担体をくみ上げるのに十分な速度である。
混合液が、細長管部5を介して曝気槽から担体添加活性汚泥容器内に汲み上がるに従い、容器内の圧力は上昇していく。混合液導入を継続させるため、減圧度が低下したら真空ポンプ7を作動させて、容器内を十分減圧(P1)に維持する。
サンプリング設定量は、液面高さと内容積の関係から求めた、液面までの距離(以下、適宜、設定液面距離という)h0を、超音波レベル計9で計測することにより判定可能である。また、減圧度と汲み上げ速度の関係から計算により判定することもできる
サンプリング設定量は、液面高さと内容積の関係から求めた、液面までの距離(以下、適宜、設定液面距離という)h0を、超音波レベル計9で計測することにより判定可能である。また、減圧度と汲み上げ速度の関係から計算により判定することもできる
容器内に設定量のサンプリング量が汲み上がったら(図2(b))、真空ポンプ7を停止し、大気遮断弁3を開放して、容器内を大気圧Paにする。
容器内を大気圧にすることで、容器内外の圧力差は内外の液面レベル差のみとなり、容器内外の液面が同じになる方向に液体のみゆっくりと移動し、担体は容器底部に沈殿する(図2(c))。
残留するサンプリング液中の担体量(h*−ht1に対応)は、担体同士や細長管部5内の抵抗などの影響により液体の割合のほうが大きくなるため、曝気槽内の担体比率より小さくなることが一般的である。
残留するサンプリング液中の担体量(h*−ht1に対応)は、担体同士や細長管部5内の抵抗などの影響により液体の割合のほうが大きくなるため、曝気槽内の担体比率より小さくなることが一般的である。
図3(a)を参照して、しかるのち遮断弁3を閉にして、加圧コンプレッサー4を作動させて、容器内の圧力をP2(本実施例ではプラス15kPa)まで加圧する。測定容器2内外の圧力差により、担体添加活性汚泥混合液は容器内から曝気槽に流出する。P2の値を、細長管部5内の流速がVt以下なるように設定すれば、細長管部5内を通過するのは液体のみとなり、担体は容器内に残留する。実際には、断面積の広い測定容器2内から断面積が非常に小さい細長管部5に混合液が流出する場合、担体粒子同士がブリッジを形成するため、Vt以上の流速であっても担体が細長管部5内に流出することはない。
容器内の液レベルの時間的推移を、容器上部に設置した超音波レベル計9で計測すると、図5のようになる。容器内から液が流出していくと、液面までの距離は増加していくが、液面が担体層以下になると変化しなくなる。そのときの距離htを検知することにより、担体量を計算できる。
もし、計算した担体量が曝気槽の混合液の担体比率から計算される量(本実施例の場合、1000cc×0.4=400cc)より小さい場合には、その時点で遮断弁3を開放し、容器内を大気圧Paにする。
その後、遮断弁3を再度閉にして真空ポンプ7の作動により容器内をP1に減圧して、細長管部5内の流速をVt以上に維持して、液面距離h0となるまで混合液を容器内に汲み上げる(図3(b)参照)。
もし、計算した担体量が曝気槽の混合液の担体比率から計算される量(本実施例の場合、1000cc×0.4=400cc)より小さい場合には、その時点で遮断弁3を開放し、容器内を大気圧Paにする。
その後、遮断弁3を再度閉にして真空ポンプ7の作動により容器内をP1に減圧して、細長管部5内の流速をVt以上に維持して、液面距離h0となるまで混合液を容器内に汲み上げる(図3(b)参照)。
その後、容器内を加圧して液のみ容器から排出し、容器内に残留する担体量(液面距離ht2)を計測する(図3(c))。液面距離が設定値ht3(すなわち、容器内に残留する担体量400cc)に達しない(ht2<ht3)場合は、容器内をP1に減圧して容器内に担体汚泥汚泥混合液を再度、汲み上げる(図4(a))。この場合、不足する担体量に応じて減圧時間を調節し、汲み上げ量を漸減させていく。この操作を液面距離が設定値ht3(すなわち、容器内に残留する担体量400cc)になるまで繰り返す。
容器内に残留する担体量が設定値(400cc)になったら、図4(b)のように遮断弁3を開放する。混合液流入の駆動力は容器内外の液レベル差のみであるため流量Gは小さくなり、細長管部5内の流速はVt以下となるため容器内には液体のみ流入する。容器内外の液レベル差がなくなった時点(液面までの距離h0:図4(c)参照)で、サンプリングは完了する。
なお、通常は、容器内外の液レベル差による流速はVt以下になるが、担体量の割合が小さいケースでは、容器内外の液レベル差が大きくなって流入量が多くなり、細長管部5内流速がVt以上になることがある。この場合には、遮断弁3を閉じて、コンプレーサー4を作動させて容器内部を多少加圧し、流入量をVt以下に制御すればよい。
なお、通常は、容器内外の液レベル差による流速はVt以下になるが、担体量の割合が小さいケースでは、容器内外の液レベル差が大きくなって流入量が多くなり、細長管部5内流速がVt以上になることがある。この場合には、遮断弁3を閉じて、コンプレーサー4を作動させて容器内部を多少加圧し、流入量をVt以下に制御すればよい。
(第二の実施形態)
次に、本発明の他の実施形態について説明する。本実施形態に係るサンプリング装置が上述のサンプリング装置1と異なる点は、測定容器の構成である。すなわち、図6(a)を参照して、本実施形態の測定容器20は、底部21の細長管部5との接続部22近傍に一対のエア吹き出し口23を備えている。
その他の構成はサンプリング装置1と同様であるので、重複説明及び図示を省略する。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。本実施形態に係るサンプリング装置が上述のサンプリング装置1と異なる点は、測定容器の構成である。すなわち、図6(a)を参照して、本実施形態の測定容器20は、底部21の細長管部5との接続部22近傍に一対のエア吹き出し口23を備えている。
その他の構成はサンプリング装置1と同様であるので、重複説明及び図示を省略する。
次に、測定容器20内の担体添加活性汚泥混合液について、酸素吸収速度などの測定終了後の、担体添加活性汚泥混合液の排出方法について説明する。
上述の実施形態と同様に、担体添加活性遮断弁3を閉にし、コンプレッサーで容器内を加圧して容器内から担体添加活性汚泥混合液を排出する。その際、通常、容器底部の細長管部5の入口部分に担体同士でブリッジを形成し、液体のみが排出されて担体は容器内に残留してしまう(図6(a))。
上述の実施形態と同様に、担体添加活性遮断弁3を閉にし、コンプレッサーで容器内を加圧して容器内から担体添加活性汚泥混合液を排出する。その際、通常、容器底部の細長管部5の入口部分に担体同士でブリッジを形成し、液体のみが排出されて担体は容器内に残留してしまう(図6(a))。
この場合、本実施形態ではエア吹き出し口23からエアを吹き出して、容器内の混合液を流動させつつ、容器内を加圧して、Vt以上の流速で排出する(図6(b)参照)。
これにより、担体同士でブリッジを形成することなく、担体を排出することができる。一般に、液体のほうが担体より多く排出されるため、エアを吹き込む場合には、残量が少なくなると液体が不足してエアで流動できなくなるので、洗浄水などで液体を補給しながら排出することが望ましい。通常、容器壁面に付着した汚泥を洗浄する必要があるので、容器上部に設けた洗浄用スプレーノズルから洗浄水供給すれば、無駄がない。
これにより、担体同士でブリッジを形成することなく、担体を排出することができる。一般に、液体のほうが担体より多く排出されるため、エアを吹き込む場合には、残量が少なくなると液体が不足してエアで流動できなくなるので、洗浄水などで液体を補給しながら排出することが望ましい。通常、容器壁面に付着した汚泥を洗浄する必要があるので、容器上部に設けた洗浄用スプレーノズルから洗浄水供給すれば、無駄がない。
なお、本実施形態では容器底部からエアを吹き出す例を示したが、これに替えて、容器底部の細長管部5の入口付近に水流の吹き出し口を設け、水流で容器内も担体添加活性汚泥混合液を流動させつつ、容器内を加圧して、Vt以上の流速で排出する構成としてもよい。
本発明は、担体添加活性汚泥の処理能力などを測定する装置のサンプリング装置又は方法として、広く適用可能である。
1・・・・活性汚泥混合液サンプリング装置
2・・・・測定容器
3・・・・電磁弁
4・・・・コンプレッサー
5・・・・細長管部
6・・・・活性汚泥容器
7・・・・真空ポンプ
8・・・・圧力計
9・・・・超音波レベル計
10・・・シャワー洗浄器
2・・・・測定容器
3・・・・電磁弁
4・・・・コンプレッサー
5・・・・細長管部
6・・・・活性汚泥容器
7・・・・真空ポンプ
8・・・・圧力計
9・・・・超音波レベル計
10・・・シャワー洗浄器
Claims (3)
- 担体添加活性汚泥混合液(以下、混合液)の酸素呼吸速度等を測定するためのサンプリング装置であって、
曝気槽内と同一条件の混合液を、常時導入可能とする担体添加活性汚泥容器と、
担体添加活性汚泥容器に浸漬状態で配置され、かつ、底面に付設した細長管部を介して担体添加活性汚泥容器と連通する測定容器と、
測定容器内を大気開放状態又は遮断状態に維持するための遮断弁と、
測定容器内を減圧して、測定容器内に混合液を導入するための減圧手段と、
測定容器内を加圧して、測定容器内に導入した混合液を排出するための加圧手段と、
測定容器内に導入した混合液量を取得するための液量取得手段と、
を備えて成り、
細長管部の管内径Dを、Dmin<D<Dmaxに構成し、
遮断弁、減圧手段及び液量計測手段の操作による、測定容器内への所定量の混合液の導入と、
遮断弁及び減圧手段の操作による、測定容器内に導入した混合液中の液体成分のみ排出と、の適宜繰り返しにより、
測定容器に採取するサンプリング液の担体比率を、所望の設定値に調製可能に構成した、
ことを特徴とする担体添加活性汚泥サンプリング装置。
ここに、Dminは担体の最大外径に等しく、
Dmaxは、前記所定量の混合液を、所定時間で測定容器内に導入する際の単位時間流量Gと、細長管部において担体を随伴流動可能とする下限速度Vtと、に基づいて計算される管内径である。 - 前記測定容器の底部近傍に滞留する担体を流動させる手段を、さらに備え、
混合液排出時に、残留担体を除去可能に構成したことを特徴とする請求項1に記載の担体添加活性汚泥サンプリング装置。 - 請求項1又は2に記載の担体添加活性汚泥サンプリング装置において、
細長管内の流速がVt以上となるように、測定容器内を外部より低圧にした状態で測定容器内に混合液を導入するステップと、
測定容器内を加圧して、液体成分のみを測定容器から排出するステップと、
測定容器内に残留する担体量を計測して、混合液中の担体比率を設定量と比較するステップと、
を適宜、繰り返し行うことにより、
測定容器内の混合液の担体比率を、所望の設定値に調製することを特徴とする担体添加活性汚泥のサンプリング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014041175A JP2015166057A (ja) | 2014-03-04 | 2014-03-04 | 担体添加活性汚泥混合液のサンプリング装置及びサンプリング方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106277285A (zh) * | 2016-08-12 | 2017-01-04 | 胡智坤 | 一种硒污染河水治理设备 |
CN108693187A (zh) * | 2018-06-21 | 2018-10-23 | 上海工程技术大学 | 一种可用于散纤维连续取样的动态循环装置及其使用方法 |
-
2014
- 2014-03-04 JP JP2014041175A patent/JP2015166057A/ja active Pending
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CN108693187A (zh) * | 2018-06-21 | 2018-10-23 | 上海工程技术大学 | 一种可用于散纤维连续取样的动态循环装置及其使用方法 |
CN108693187B (zh) * | 2018-06-21 | 2023-12-19 | 上海工程技术大学 | 一种用于散纤维连续取样的动态循环装置及其使用方法 |
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