JP2015165556A - 熱隔離ダイ上にヒータを有する原子源 - Google Patents

熱隔離ダイ上にヒータを有する原子源 Download PDF

Info

Publication number
JP2015165556A
JP2015165556A JP2015016799A JP2015016799A JP2015165556A JP 2015165556 A JP2015165556 A JP 2015165556A JP 2015016799 A JP2015016799 A JP 2015016799A JP 2015016799 A JP2015016799 A JP 2015016799A JP 2015165556 A JP2015165556 A JP 2015165556A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
atomic
sensing chamber
thermal isolation
sensor
alkali
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2015016799A
Other languages
English (en)
Inventor
ロバート・コンプトン
Robert Compton
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honeywell International Inc
Original Assignee
Honeywell International Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honeywell International Inc filed Critical Honeywell International Inc
Publication of JP2015165556A publication Critical patent/JP2015165556A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/62Systems in which the material investigated is excited whereby it emits light or causes a change in wavelength of the incident light
    • G01N21/63Systems in which the material investigated is excited whereby it emits light or causes a change in wavelength of the incident light optically excited
    • G01N21/64Fluorescence; Phosphorescence
    • G01N21/6402Atomic fluorescence; Laser induced fluorescence
    • G01N21/6404Atomic fluorescence
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01KMEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01K13/00Thermometers specially adapted for specific purposes
    • G01K13/02Thermometers specially adapted for specific purposes for measuring temperature of moving fluids or granular materials capable of flow
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01KMEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01K7/00Measuring temperature based on the use of electric or magnetic elements directly sensitive to heat ; Power supply therefor, e.g. using thermoelectric elements
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N1/00Sampling; Preparing specimens for investigation
    • G01N1/28Preparing specimens for investigation including physical details of (bio-)chemical methods covered elsewhere, e.g. G01N33/50, C12Q
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04FTIME-INTERVAL MEASURING
    • G04F5/00Apparatus for producing preselected time intervals for use as timing standards
    • G04F5/14Apparatus for producing preselected time intervals for use as timing standards using atomic clocks
    • G04F5/145Apparatus for producing preselected time intervals for use as timing standards using atomic clocks using Coherent Population Trapping
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03BGENERATION OF OSCILLATIONS, DIRECTLY OR BY FREQUENCY-CHANGING, BY CIRCUITS EMPLOYING ACTIVE ELEMENTS WHICH OPERATE IN A NON-SWITCHING MANNER; GENERATION OF NOISE BY SUCH CIRCUITS
    • H03B17/00Generation of oscillations using radiation source and detector, e.g. with interposed variable obturator

Abstract

【課題】熱隔離ダイ上にヒータを有する原子源を提供する。【解決手段】一実施形態では、チップスケール原子センサが提供される。チップスケール原子センサは、少なくとも1つの感知室を画定する本体を含む。本体は、本体に取り付けられた熱隔離ダイを含む。熱隔離ダイは、少なくとも1つの感知室と連通する場所に配置される。熱隔離ダイは、フレーム部分および隔離部分を画定する基板と、基板の隔離部分をフレーム部分に機械的に結合する複数のテザーとを含む。熱隔離ダイは、また、基板の隔離部分上に取り付けられた原子源と、隔離部分上に取り付けられ、原子源を加熱するように構成された加熱要素とを含む。【選択図】図3

Description

[0001]関連出願の相互参照
本出願は、その開示が参照により本明細書に組み込まれている、2014年2月12日に出願した米国仮出願第61/939,090号の優先権を主張するものである。
本願は、熱隔離ダイ上にヒータを有する原子源に関する。
[0002]原子時計および原子慣性センサを含む原子ベースセンサは、感知室内にアルカリ蒸気を形成するために、アルカリ金属原子を放出するアルカリ金属源を使用する。原子ベースセンサの1つのタイプは、レーザ冷却センサである。レーザ冷却原子ベースセンサは、アルカリ蒸気中のアルカリ原子の原子標本を冷却するために、アルカリ蒸気に向けられた1つまたは複数のレーザビームを使用する。
[0003]原子ベースセンサで一般的に使用されるアルカリ金属であるルビジウム(Rb)およびセシウム(Cs)は、摂氏40度以下の融点と、指数関数的に増加する蒸気圧とを有する。多くの原子ベースセンサ用途でそのようなアルカリ金属を使用することは、感知室内の望ましくない高い蒸気圧をもたらす可能性がある。この高い蒸気圧は、レーザ冷却原子と衝突し、原子標本の寿命を制限する大きい背景蒸気をもたらす。
[0004]背景蒸気圧を低減するために、動作温度でアルカリ金属自体よりも低い蒸気圧を有する合金または化合物を形成するために、アルカリ金属源は、少なくとも1つの他の元素とアルカリ金属から構成され得る。ソース材料は、また、アルカリ金属を含む黒鉛層間化合物から構成され得る。
[0005]一実施形態では、チップスケール原子センサが提供される。チップスケール原子センサは、少なくとも1つの感知室を画定する本体を含む。本体は、本体に取り付けられた熱隔離ダイを含む。熱隔離ダイは、少なくとも1つの感知室と連通する場所に配置される。熱隔離ダイは、フレーム部分および隔離部分を画定する基板と、基板の隔離部分をフレーム部分に機械的に結合する複数のテザーとを含む。熱隔離ダイは、また、基板の隔離部分に取り付けられた原子源と、隔離部分に取り付けられ、原子源を加熱するように構成された加熱要素とを含む。
[0006]図面は、例示的な実施形態のみを示し、したがって範囲を限定するものとみなされるべきではないことを理解し、例示的な実施形態は、添付図面の使用を通じて、さらに具体的かつ詳細に説明される。
[0007]熱隔離ダイ上に配置された原子源および加熱要素を有するチップスケール原子ベースセンサの例示的な物理パッケージの平面図である。 [0008]熱隔離ダイ上に配置された原子源および加熱要素を有するチップスケール原子ベースセンサの別の例示的な物理パッケージの切断斜視図である。 [0009]原子源および加熱要素が上に配置されている、図1および図2に示す物理パッケージ内で使用するための例示的な熱隔離ダイの斜視図である。 [0010]原子源を加熱するための図3の熱隔離ダイ上の加熱要素の閉ループ制御のための例示的なレーザおよび光検出器の図である。
[0011]慣行に従って、説明される様々な特徴は、一定の縮尺で描かれておらず、例示的な実施形態に関連する特定の特徴を強調するように描かれている。
[0012]原子源に適した二元合金の例は、ルビジウム−インジウム(Rb−In)、ルビジウム−鉛(Rb−Pb)、およびルビジウム−ガリウム(Rb−Ga)を含む。90パーセントのアルカリ金属(溶媒)中に少量(10パーセント程度)の(溶質)金属を有する合金の融解温度は、100℃よりも十分に上である。さらに、溶質原子の蒸気圧は、ア
ルカリ溶媒の蒸気圧と比較して非常に低い。これは、複合原子源を使用する原子ベースセンサが、基本的な原子源と比較して低下した蒸気圧で、上昇した温度(100℃程度)で動作することを可能にすることができる。溶媒に対する溶質の比率は、所望の蒸気圧曲線を達成するように選択され得る。
[0013]黒鉛層間化合物によって提供される原子源は、アルカリ金属の単原子層によって分離された黒鉛の単原子層または多原子層のシートから構成され得る。黒鉛層間化合物中のアルカリ層に対する炭素の比率は、所望の蒸気圧曲線を達成するように選択され得る。
[0014]二元合金または黒鉛層間化合物の例のいずれでも、原子源の組成は、センサの最高の所望の動作温度で、望まれるよりも低い蒸気圧を有するように選択され得る。次いで、原子源は、感知室内の所望の蒸気圧を上昇させ、維持するために、制御された方法で加熱され得る。一例では、そのような原子源は、原子源の低電力温度制御を可能にする熱隔離ダイ上に配置され得る。有利には、そのような二元合金または黒鉛層間化合物は、感知室から過剰なアルカリ蒸気を再吸収するために、可逆的な方法で作用することもできる。
[0015]図1は、チップスケール原子ベースセンサの物理パッケージ100の一例の平面図である。一例では、物理パッケージ100は、原子時計用である。別の例では、物理パッケージ100は、原子慣性センサ用である。物理パッケージ100は、感知室103を画定する本体102を含む。本体102は、構造部材であり、ガラスまたはセラミックなどの任意の適切な材料から構成され得る。図1に示す例では、本体102は、球状であるが、本体102は、任意の適切な幾何学的形状を有することができる。
[0016]アルカリ蒸気は、感知室103内に維持される。一例では、アルカリ蒸気は、ルビジウム(Rh)原子またはセシウム(Cs)原子から構成される。1つまたは複数のレーザ104、105、106は、アルカリ蒸気中の原子を冷却し、原子の状態を感知するために、および/またはアルカリ蒸気の密度を感知するために、感知室103内に光を放射するように構成される。1つまたは複数のレーザ104、105、106は、物理パッケージ100の本体102上に配置され得、または、本体102の外部に配置され得る。一例では、1つまたは複数のレーザ104、105、106のうちの少なくとも1つは、熱隔離ダイ114上に取り付けられる。1つまたは複数の光検出器108は、アルカリ蒸気中の原子から放射される光を感知するために、感知室103内からの光を感知するように構成される。アルカリ蒸気中の原子から放射された光は、次いで、原子時計または原子慣性センサのための出力を生成するために使用され得る。
[0017]感知室103内のアルカリ蒸気は、原子源110から放出される。原子源110は、アルカリ単体、アルカリおよび別の元素の化合物、アルカリおよび別の金属の合金、または、アルカリを含む黒鉛層間化合物から構成され得る。原子源110は、原子源110から放出された原子が感知室103に入るように取り付けられた熱隔離ダイ112上に配置される。すなわち、熱隔離ダイ112は、感知室103と連通する場所に配置される。図1は、感知室103と連通する場所に配置されたそのような熱隔離ダイ112の一例を示す。例えば、熱隔離ダイ112は、アルカリ原子が感知室103内に直接放出されるように、感知室103内に取り付けられ得る。別の例では、熱隔離ダイ112は、図1の例に示すように、感知室に開口する凹部に取り付けられる。
[0018]図2は、チップスケール原子ベースセンサの物理パッケージ200の別の例を示す。図2は、感知室203と連通する場所に配置された原子源210を有する熱隔離ダイ212の別の例を示す。物理パッケージ200では、熱隔離ダイ212は、感知室203とは別個の副室216内に取り付けられる。そのような副室216は、原子源210によって副室216内に放出された原子が感知室203内に移動することができるように、感知室203と連通する。副室216は、原子源210によって放出された原子が感知室203内に移動する前に広がるための初期位置を提供するために使用され得る。
[0019]図1の物理パッケージ100と同様に、物理パッケージ200は、感知室203を画定する本体202を含む。図2に示す物理パッケージ200の例は、慣性センサに対応し、2つの感知室203、205を画定する。1つまたは複数のレーザ(図示せず)および1つまたは複数の光検出器(同様に図示せず)は、物理パッケージ100に関して上記で説明したものと同様の各感知室203、205のために使用される。加えて、図2の物理パッケージ200の例は、それぞれの熱隔離ダイ212、213上に取り付けられた原子源210、211を各々が有する2つの副室216、218を有する。
[0020]図3は、熱隔離ダイ112、212、214のいずれかのために使用され得る熱隔離ダイ300の一例の斜視図である。熱隔離ダイ300は、ケイ素などの任意の適切な材料から構成されたモノリシック基板302を含む。モノリシック基板302は、フレーム部分304と、隔離部分306と、フレーム部分304を隔離部分306に接続する複数のテザー308とを画定する。フレーム部分304、隔離部分306、および複数のテザー308の各々は、フレーム部分304、隔離部分306、および複数のテザー308を残して基板302の一部を除去するために、モノリシック基板302をエッチングすることによって形成される。したがって、複数のテザーは、基板302内に画定される(すなわち、基板302の材料で形成される)。フレーム部分304は、テザー308によって吊り下げられた隔離部分306を取り囲む。図3に示すように、隔離部分306とフレーム302との間の基板302に大きな間隙が存在するように、基板302の大部分(例えば、少なくとも75パーセント)は、フレーム部分304と隔離部分306との間で除去されている。フレーム部分304と隔離部分306との間の基板302のこの除去は、隔離部分306のフレーム部分304からの高い熱隔離をもたらす。図3に示す例では、隔離部分306は、円形状を有し、環状間隙が、(テザー308を除いて)隔離部分306とフレーム304との間の隔離部分306を取り囲む。テザー308は、環状間隙を介して隔離部分306からフレーム304まで延在する。他の例では、円形状および環状以外の形状が使用され得る。
[0021]一例では、基板302の上部作業面上の電子的構成要素(例えば、リード線)を基板302から絶縁するために、酸化物層などの絶縁層が、基板302の上部作業面上に配置される。原子源310は、基板302の隔離部分306上に取り付けられる。加熱要素312も、基板302の隔離部分306上に取り付けられ、隔離部分306および周囲の領域を加熱するように構成される。原子源310は、アルカリ単体、アルカリおよび別の元素の化合物、アルカリおよび別の金属の合金、または、アルカリを含む黒鉛層間化合物などの、任意の適切な組成物から構成され得る。原子源310の組成は、原子源310が使用されるセンサの最高の所望の動作温度で、望まれるよりも低い蒸気圧を有するように選択され得る。次いで、原子源310は、感知室内の所望の蒸気圧を上昇させ、維持するために、制御された方法で加熱要素312によって加熱され得る。加熱要素312は、隔離部分304内の基板302内に製作された抵抗器であり得る。一例では、加熱要素312は、ニッケルクロム(NiCr)から構成された抵抗器である。複数の電気リード線は、1つまたは複数のテザー308を横切って延在し、加熱要素312を、フレーム部分304上のまたはフレーム部分304に結合された構成要素に結合する。
[0022]動作中、加熱要素312は、原子源310の温度を制御し、感知室内の所望の蒸気圧を維持するように制御される。具体的には、原子源310の温度が上昇するにつれて、原子源310によってもたらされる蒸気圧は、上昇する。基本的な例では、加熱要素312は、開ループ方式で制御される。有利には、加熱要素312および原子源310を熱隔離ダイ300の隔離部分306上に配置することは、原子源310が低電力で加熱されることを可能にする。一例では、そのような構成で原子源310を加熱するために、約20mWを要する。
[0023]他の例では、加熱要素312は、閉ループ方式で制御される。1つのそのような例では、温度センサが、隔離部分306上に、その温度を感知するために配置される。温度設定点は、原子源310の所望の蒸気圧に基づいて選択される。温度センサは、隔離部分206の/その周囲の温度を感知し、それを示す信号を制御電子機器(図示せず)に送信する。制御電子機器は、加熱要素312に結合され、隔離部分306の温度を設定点に維持するために、加熱要素312によってもたらされる熱を調整する。そのような例では、温度設定点は、静的であり得る。図3に示すそのような例の一実施態様では、温度センサは、基板302の隔離部分306内に製作されたホイートストンブリッジ309である。そのようなホイートストンブリッジ309は、2つのプラチナ(Pt)抵抗器に結合された2つのニッケルクロム(NiCr)抵抗器から構成され得る。複数の電気リード線は、ホイートストンブリッジ309をフレーム304上のまたはフレーム304に結合された他の構成要素に結合するために、1つまたは複数のテザー308を横切って延在することができる。代替例では、隔離部分306上の温度センサは、完全なホイートストンブリッジの代わりに、プラチナ抵抗器単独であり得る。
[0024]図4は、加熱要素312の閉ループ制御の別の例の図である。この例は、図3に関して上記で説明したような熱隔離ダイの隔離部分406を示す。隔離部分406は、その上に取り付けられた原子源410を有する。加えて、レーザ422は、チップスケール原子センサの本体に取り付けられ、センサ室内に光を放射するように配置される。具体的には、レーザ422は、感知室内のアルカリ蒸気雲内に光を放射するように配置される。レーザ422は、アルカリ蒸気中のアルカリ原子(すなわち、原子源410によって放出されるアルカリ原子)の原子超微細遷移にロックされる。AC変調は、当該技術分野で公知のように、原子微細遷移にレーザをロックするために使用され得る。光検出器(例えば、光検出器420または426)は、レーザ422によって放射された光に基づいて、感知室からの光を感知するように構成される。光検出器によって感知されたこの光は、アルカリ蒸気雲中に存在するアルカリ原子の量を示す。したがって、光検出器からの出力は、感知室内のアルカリ原子の蒸気圧を示す。
[0025]光検出器420は、アルカリ蒸気雲中のアルカリ原子の量を示す光を感知するように構成された光検出器の第1の例である。光検出器420は、蒸気雲を通って伝播するレーザ422からの光の強度を感知するように配置される。レーザ422からの光がアルカリ蒸気雲を通って伝播するにつれて、光は、その経路中の任意のアルカリ原子によって吸収される。したがって、アルカリ蒸気雲の密度がより高くなると、光検出器420によって感知される光は、より少なくなる。この第1の例では、光検出器420は、レーザ422によって放射された光と整列され、この光を感知するように構成される。レーザ422および光検出器420は、レーザ422からの光が感知室内のアルカリ蒸気雲を通って伝播するように配置される。
[0026]光検出器426は、アルカリ蒸気雲中のアルカリ原子の量を示す光を感知するように構成された光検出器の第2の例である。光検出器426は、光検出器420の代わりに、またはそれに加えて使用され得る。光検出器426は、アルカリ原子がレーザ422からの光を吸収した後に、アルカリ原子によって放射される蛍光を感知するように配置される。アルカリ蒸気雲の密度がより高くなると、レーザ422からの光の経路中にあるアルカリ原子は、より多くなり、したがって、レーザ422からの光を吸収するアルカリ原子は、より多くなる。レーザ422からの光を吸収する各アルカリ原子は、蛍光を発する。したがって、アルカリ蒸気雲の密度がより高くなると、より多くの蛍光が放射される。このようにして、感知された蛍光を示す光検出器420からの信号は、制御電子機器に提供され得、加熱要素312は、それによって、感知室内の所望の蒸気圧を維持するように制御され得る。そのような光検出器426は、限定はしないが、レーザ422と同じ熱隔離ダイ上(具体的には、同じ隔離部分424上)を含む、任意の実際的な場所に取り付けられ得る。熱隔離ダイの隔離部分424は、レーザ422および/または第2の光検出器426の温度を安定化するために(例えば、上記で図3に関して考察したのと同様の加熱要素を介して)制御されたその温度を有することができる。
[0027]いずれの場合でも、光検出器420および/または426は、感知室内の蒸気圧を示す信号を、加熱要素312に結合された制御電子機器に出力する。一例では、光検出器420、426からの出力信号は、DC信号である。制御電子機器は、感知室内の所望の蒸気圧を維持するために、感知室内のアルカリ蒸気雲の密度に基づいて、加熱要素312によってもたらされる熱を制御するために、この信号を使用することができる。光検出器420、426は、また、隔離部分406上に取り付けられる。有利には、光検出器420、426を、原子源410および加熱要素と同じ熱隔離ダイ(具体的には、同じ隔離部分406)上に取り付けることは、光検出器420、426のためのフィードバック抵抗器の温度安定化をもたらす。しかしながら、光検出器420、426が、原子源410および加熱要素と同じ熱隔離ダイ上に取り付けられることは、必要ではない。したがって、他の例では、光検出器420、426は、異なる熱隔離ダイ上に取り付けられる。さらに他の例では、光検出器420、426は、物理パッケージの本体などの、熱隔離ダイではない構造上に取り付けられる。
[0028]レーザ422は、また、(原子源410のための熱隔離ダイとは異なる)熱隔離ダイ上に取り付けられ得る。具体的には、レーザ422は、レーザ422が光検出器420、426に向けて光を放射するように配置された熱隔離ダイの隔離部分424上に取り付けられ得る。レーザ422は、VCSELまたはDBRレーザなどの、任意の適切なレーザであり得る。
[0029]いくつかの例では、(原子超微細遷移にロックされた)レーザ422は、また、レーザ冷却および他の原子感知タスクを実行するために使用される他のスレーブレーザを位相ロックするためのマスタレーザとして使用され得る。
[0030]一例では、原子源310、410の温度は、原子源310、410が取り付けられた隔離部分306、406上の温度センサ(例えば、ホイートストンブリッジ309)と、レーザ422および光検出器420、426との両方を使用して制御され得る。具体的には、原子源310、410を有する隔離部分306、406上の温度センサは、粗調整を提供するために使用され得、光検出器420および/または光検出器426を有するレーザ422は、微調整を提供することができる。例えば、初期温度設定点は、ホイートストンブリッジ309のために、隔離部分306、406のための初期想定温度に選択され得る。制御電子機器は、ホイートストンブリッジ309および初期温度設定点を維持するために、加熱要素312を制御することができる。一例では、初期温度設定点は、摂氏約100度である。加熱要素312がホイートストンブリッジ309を初期温度設定点に維持するように制御されている間、光検出器420、426を有するレーザ422は、感知室内のアルカリ蒸気の密度を測定することができる。密度が所望のものよりも低い場合、制御電子機器は、原子源310、410によって放出されるアルカリ原子を増加させるために、ホイートストンブリッジ309のための温度設定点を上昇させることができる。密度が所望のものよりも高い場合、制御電子機器は、ホイートストンブリッジ309のための温度設定点を低下させることができ、それによって、原子源310、410によって放出されるアルカリ原子を減少させることができ、いくつかの例では、原子源310、410に、感知室からのアルカリ原子を再吸収させることができる。制御電子機器は、次いで、感知室内の蒸気圧を微調整するために、ホイートストンブリッジ309および調整温度設定点を維持することができる。
[0031]熱隔離ダイ300は、ホウ素などのエッチストップを用いて、基板302の上面の一部の上にドープされた層を形成することによって、製作され得る。具体的には、隔離部分306、その周囲の間隙、およびテザー308に対応する上面の少なくとも一部は、ドープされ得る。基板302は、次いで、裏面側から、基板を経て、ドープされた層までエッチングされ得る。このエッチングは、隔離部分306、その周囲の間隙、およびテザー308に対応する裏面の領域をエッチングすることができる。このエッチングは、例えば、深堀反応性イオンエッチングを使用して実行され得る。この第1のエッチングの後、上面の基板302の層は、隔離部分306、その周囲の間隙、およびテザー308に残る。次に、(例えば、ホウ素がドープされた層を含む)この層は、間隙を形成し、それによって、テザー308および隔離部分306を画定するために、前面側からエッチングされる。そのような第2のエッチングは、リソグラフィで実行され得る。いくつかの例では、テザー308は、ケイ素の酸化物もしくは窒化物、またはパイレックス(登録商標)などの適当なガラスなどの、基板302(例えば、ケイ素)以外の材料から形成され得る。
[0032]酸化物層は、基板302を電気的構成要素(例えば、リード線)から絶縁するために、フレーム304、隔離部分306、およびテザー308の上面上に形成され得る。電気リード線、加熱要素312、ホイートストンブリッジ309、および任意の他の構成要素は、上面に製作(パターン化)され得る。加熱要素312およびホイートストンブリッジ309は、隔離部分306に製作され得、電気リード線は、隔離部分306上の構成要素をフレーム部分304上のまたはフレーム部分304に結合された構成要素に結合するために、1つまたは複数のテザー308を横切って製作され得る。例えば、NiCr加熱要素312は、隔離部分306内のリソグラフィでパターン化された抵抗器であり得る。1つまたは複数のビアは、前面側の電気リード線を、フレーム部分304の裏面に結合された構成要素に結合するために、基板の前面側から、フレーム部分304を経て、裏面側まで製作され得る。原子源310は、隔離部分306上に取り付けられ得る。フレーム部分304の裏面は、熱隔離ダイ300を別の構造に取り付けるための別の部材に取り付けられ得る。
[0033]例示的実施形態
例1は、少なくとも1つの感知室を画定する本体と、本体に取り付けられた熱隔離ダイとを備えるチップスケール原子センサを含み、熱隔離ダイは、少なくとも1つの感知室と連通する場所に配置され、熱隔離ダイは、フレーム部分および隔離部分を画定する基板と、基板の隔離部分をフレーム部分に機械的に結合する複数のテザーと、基板の隔離部分上に取り付けられた原子源と、隔離部分上の、原子源を加熱するように構成された加熱要素とを含む。
[0034]例2は、例1のチップスケール原子センサを含み、熱隔離ダイは、隔離部分上に配置された温度センサを含み、温度センサは、原子源近傍の温度を感知するように構成され、チップスケール原子センサは、温度センサからの温度読み取り値を取得し、原子源近傍の温度を温度設定点に維持するために加熱要素を制御するように構成された制御電子機器を含む。
[0035]例3は、例2のチップスケール原子センサを含み、温度センサは、ホイートストンブリッジである。
[0036]例4は、例2〜3のいずれかのチップスケール原子センサを含み、熱隔離ダイは、複数のテザー上に部分的に配置された複数の電気リード線を含み、複数の電気リード線は、ヒータおよび温度センサに電気的に結合される。
[0037]例5は、例2〜4のいずれかのチップスケール原子センサを含み、感知室内に光を放射するように配置されたレーザであって、原子源のアルカリ原子の原子微細遷移にロックされたレーザと、感知室内の蒸気圧を示す感知室内の光を感知するように配置された光検出器とを備え、制御電子機器は、光検出器から信号を受信し、それに基づいて、感知室内のアルカリ原子の所望の蒸気圧を維持するように加熱要素を制御するように構成される。
[0038]例6は、例5のチップスケール原子センサを含み、光検出器は、レーザによって放射された光が感知室内のアルカリ原子の蒸気雲を通過した後、この光と整列され、この光を感知するように構成される。
[0039]例7は、例5〜6のいずれかのチップスケール原子センサを含み、光検出器は、アルカリ原子がレーザからの光を吸収した後、感知室内の蒸気雲中のアルカリ原子によって放射された蛍光を感知するように配置される。
[0040]例8は、例5〜7のいずれかのチップスケール原子センサを含み、光検出器は、熱隔離ダイの隔離部分上に取り付けられる。
[0041]例9は、例8のチップスケール原子センサを含み、レーザは、第2の熱隔離ダイの隔離部分上に取り付けられる。
[0042]例10は、例5〜9のいずれかのチップスケール原子センサを含み、制御電子機器は、感知室内の蒸気圧を維持するために、光検出器からの蒸気圧を示す信号に基づいて、温度設定点を調整するように構成される。
[0043]例11は、例1〜10のいずれかのチップスケール原子センサを含み、複数のテザーは、基板内に画定される。
[0044]例12は、例1〜11のいずれかのチップスケール原子センサを含み、基板は、ケイ素から構成される。
[0045]例13は、例1〜12のいずれかのチップスケール原子センサを含み、原子源は、アルカリおよび他の元素の化合物、アルカリおよび他の金属の合金、または、アルカリを含む黒鉛層間化合物のうちの1つを含む。
[0046]例14は、例1〜13のいずれかのチップスケール原子センサを含み、熱隔離ダイは、感知室内、感知室に開口する凹部内、または、感知室と連通する副室内に配置される。
[0047]例15は、チップスケール原子センサ内の蒸気圧を制御する方法を含み、方法は、原子源近傍の温度を感知するステップと、原子源近傍の温度を温度設定点に維持するために、感知された温度に基づいて原子源近傍の加熱要素を制御するステップと、チップスケール原子センサの感知室内のアルカリ原子の蒸気雲に向けてレーザから光を放射するステップと、感知室内の光を感知するステップであって、光が感知室内のアルカリ原子の蒸気圧を示す、ステップと、感知室内の蒸気圧を所望のレベルに維持するために、感知室内の感知された光に基づいて温度設定点を調整するステップとを含む。
[0048]例16は、例15の方法を含み、光を感知するステップは、蒸気雲を通過したレーザによって放射された光を感知するステップと、アルカリ原子がレーザからの光を吸収した後に、アルカリ原子によって放射された蛍光を感知するステップとのうちの1つまたは複数を含む。
[0049]例17は、感知室を画定する本体と、本体に取り付けられた熱隔離ダイとを備えるチップスケール原子センサを含み、熱隔離ダイは、感知室と連通する場所に配置され、熱隔離ダイは、ケイ素から構成された基板を含み、基板は、フレーム部分、隔離部分、および、隔離部分とフレーム部分との間に機械的に延在する複数のテザーを画定し、複数のテザーは、フレーム部分と隔離部分との間の基板の間隙を通って延在し、熱隔離ダイは、基板の隔離部分上に取り付けられた原子源と、基板の隔離部分上に取り付けられた加熱要素と、複数のテザー上に部分的に配置された複数の電気リード線とを含み、複数の電気リード線は、ヒータに電気的に結合される。
[0050]例18は、例17のチップスケール原子センサを含み、感知室内に光を放射するために配置されたレーザであって、原子源のアルカリ原子の原子微細遷移にロックされた、レーザと、感知室内の蒸気圧を示す感知室内の光を感知するために配置された光検出器とを備え、制御電子機器は、光検出器からの信号を受信し、それに基づいて、感知室内のアルカリ原子の所望の蒸気圧を維持するために、加熱要素を制御するように構成される。
[0051]例19は、例18のチップスケール原子センサを含み、熱隔離ダイは、隔離部分上に配置された温度センサを含み、温度センサは、原子源近傍の温度を感知するように構成され、チップスケール原子センサは、温度センサからの温度読み取り値を取得し、原子源近傍の温度を温度設定点に維持するために、加熱要素を制御するように構成された制御電子機器を含む。
[0052]例20は、例19のチップスケール原子センサを含み、制御電子機器は、感知室内の蒸気圧を維持するために、光検出器からの蒸気圧を示す信号に基づいて温度設定点を調整するように構成される。

Claims (3)

  1. 少なくとも1つの感知室(103、203、205)を画定する本体(102、202)と、
    前記本体(102、202)に取り付けられた熱隔離ダイ(112、212、213、300)と
    を備え、前記熱隔離ダイ(112、212、213、300)が、前記少なくとも1つの感知室(103、203、205)と連通する場所に配置され、前記熱隔離ダイ(112、212、213、300)が、
    フレーム部分(304)および隔離部分(306、406)を画定する基板(302)と、
    前記基板(302)の前記隔離部分(306、406)を前記フレーム部分(304)に機械的に結合する複数のテザー(308)と、
    前記基板(302)の前記隔離部分(306、406)上に取り付けられた原子源(110、210、211、310、410)と、
    前記隔離部分(306、406)上の、前記原子源(110、210、211、310、410)を加熱するように構成された加熱要素(312)と
    を含む、チップスケール原子センサ(100、200)。
  2. 前記熱隔離ダイ(112、212、213、300)が、前記隔離部分(306、406)上に配置された温度センサ(309)を含み、前記温度センサ(309)が、前記原子源(110、210、211、310、410)近傍の温度を感知するように構成され、
    前記チップスケール原子センサ(100、200)が、前記温度センサ(309)から温度読み取り値を取得し、前記原子源(110、210、211、310、410)近傍の前記温度を温度設定点に維持するために、前記加熱要素(312)を制御するように構成された制御電子機器を含む、請求項1に記載のチップスケール原子センサ(100、200)。
  3. 前記感知室内に光を放射するように配置されたレーザ(422)であって、前記原子源(112、212、213、300)のアルカリ原子の原子微細遷移にロックされた、レーザ(422)と、
    前記熱隔離ダイ(112、212、213、300)の前記隔離部分(306、406)上に取り付けられ、前記感知室(103、203、205)内の蒸気圧を示す前記感知室(103、203、205)内の光を感知するように配置された光検出器(420)と
    を備え、
    前記制御電子機器が、前記光検出器(420)から信号を受信し、それに基づいて、前記感知室(103、203、205)内のアルカリ原子の所望の蒸気圧を維持するために、前記加熱要素(312)を制御するように構成され、前記制御電子機器が、前記感知室(103、203、205)内の蒸気圧を維持するために、前記光検出器(420)からの蒸気圧を示す前記信号に基づいて前記温度設定点を調整するように構成された、請求項2に記載のチップスケール原子センサ(100、200)。
JP2015016799A 2014-02-12 2015-01-30 熱隔離ダイ上にヒータを有する原子源 Ceased JP2015165556A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201461939090P 2014-02-12 2014-02-12
US61/939,090 2014-02-12
US14/249,012 US9983131B2 (en) 2014-02-12 2014-04-09 Atomic source with heater on thermal isolation die
US14/249,012 2014-04-09

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015165556A true JP2015165556A (ja) 2015-09-17

Family

ID=52465191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015016799A Ceased JP2015165556A (ja) 2014-02-12 2015-01-30 熱隔離ダイ上にヒータを有する原子源

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9983131B2 (ja)
EP (1) EP2908192B1 (ja)
JP (1) JP2015165556A (ja)
CN (1) CN104833455B (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10447286B2 (en) * 2015-07-30 2019-10-15 Korea Advanced Institute Of Science And Technology Vapor cell comprising electro-optic function for chip-scale atomic clock, and method for manufacturing sealed container for chip-scale instrument
US10545461B1 (en) 2016-08-31 2020-01-28 Hrl Laboratories, Llc Alkali source and/or sink using ion-conducting solid electrolyte and intercalation-compound electrode
US10774220B1 (en) 2018-04-12 2020-09-15 Hrl Laboratories, Llc Inorganic passive coatings for atomic vapor cells
US11849532B1 (en) 2018-11-30 2023-12-19 Hrl Laboratories, Llc Electrochemical atom vapor source and/or sink with integrated heater
US11101809B1 (en) 2019-08-26 2021-08-24 Hrl Laboratories, Llc Metal vapor-density control system with composite multiphase electrode
US11869679B2 (en) 2021-03-10 2024-01-09 Hrl Laboratories, Llc Ramsey-bordé ion frequency-reference apparatus, and methods of making and using the same
CN117616349A (zh) 2021-07-16 2024-02-27 微芯片技术股份有限公司 用于控制蒸气单元中的对象材料的蒸气压的技术和相关方法
WO2023086119A1 (en) 2021-11-11 2023-05-19 Microchip Technology Incorporated Vapor cells and related systems and methods

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110031969A1 (en) * 2009-08-07 2011-02-10 Government Of The United States Of America, As Represented By The Secretary Of Commerce, The Atomic magnetometer and method of sensing magnetic fields
JP2011257375A (ja) * 2010-02-04 2011-12-22 Honeywell Internatl Inc 2つの熱領域をそなえるチップスケール原子時計
JP2013003139A (ja) * 2011-06-13 2013-01-07 Honeywell Internatl Inc 蒸気セル原子時計物理パッケージ
JP2013011589A (ja) * 2011-06-29 2013-01-17 Honeywell Internatl Inc 飽和分光法のための単純な低電力マイクロシステム

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1437530A (fr) 1965-03-22 1966-05-06 Csf Perfectionnements aux cellules de pompage optique
FR1567163A (ja) 1968-02-05 1969-05-16
US4434406A (en) * 1981-08-10 1984-02-28 Rockwell International Corporation Lamp housing assembly primarily for the lamp of a rubidium frequency standard
US6570459B1 (en) * 2001-10-29 2003-05-27 Northrop Grumman Corporation Physics package apparatus for an atomic clock
US20060257296A1 (en) 2005-05-13 2006-11-16 Sarnoff Corporation Alkali metal dispensers and uses for same
EP1906271B1 (en) 2005-07-21 2011-05-04 Seiko Epson Corporation Portable clock and electronic device
US7359059B2 (en) * 2006-05-18 2008-04-15 Honeywell International Inc. Chip scale atomic gyroscope
JP2011523787A (ja) * 2008-06-05 2011-08-18 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 自己混合干渉に基づく原子周波数取得装置
US7902927B2 (en) * 2008-06-18 2011-03-08 Sri International System and method for modulating pressure in an alkali-vapor cell
JP5256999B2 (ja) * 2008-10-29 2013-08-07 セイコーエプソン株式会社 原子発振器の物理部
CN101774529B (zh) * 2010-01-26 2012-11-14 北京航空航天大学 一种mems原子腔芯片及其制备方法
CN102323738B (zh) * 2011-07-20 2014-04-02 中国科学院上海微系统与信息技术研究所 一种采用mems工艺制作的槽型原子气体腔及其构造的原子钟物理系统
US8890088B2 (en) * 2012-01-05 2014-11-18 National Central University Laser cavity two-photon spectroscopy
US8907276B2 (en) 2012-04-11 2014-12-09 Honeywell International Inc. Measuring the populations in each hyperfine ground state of alkali atoms in a vapor cell while limiting the contribution of the background vapor
CN103269527B (zh) * 2013-04-21 2015-04-29 北京航空航天大学 一种用于原子自旋陀螺仪的无磁电加热系统

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110031969A1 (en) * 2009-08-07 2011-02-10 Government Of The United States Of America, As Represented By The Secretary Of Commerce, The Atomic magnetometer and method of sensing magnetic fields
JP2011257375A (ja) * 2010-02-04 2011-12-22 Honeywell Internatl Inc 2つの熱領域をそなえるチップスケール原子時計
JP2013003139A (ja) * 2011-06-13 2013-01-07 Honeywell Internatl Inc 蒸気セル原子時計物理パッケージ
JP2013011589A (ja) * 2011-06-29 2013-01-17 Honeywell Internatl Inc 飽和分光法のための単純な低電力マイクロシステム

Also Published As

Publication number Publication date
CN104833455A (zh) 2015-08-12
US20150226669A1 (en) 2015-08-13
EP2908192B1 (en) 2019-12-04
CN104833455B (zh) 2019-05-28
EP2908192A3 (en) 2016-11-16
EP2908192A2 (en) 2015-08-19
US9983131B2 (en) 2018-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2015165556A (ja) 熱隔離ダイ上にヒータを有する原子源
JP5616752B2 (ja) 2つの熱領域をそなえるチップスケール原子時計
US10069504B2 (en) Quantum interference device, atomic oscillator, electronic apparatus, and moving object
CN102160246B (zh) 波长受控的半导体激光器设备
JP5785380B2 (ja) チップスケールの原子時計内の垂直共振器面発光レーザー(vcsel)を熱的に安定させる設計および方法
JP5481977B2 (ja) 温度制御方法、温度制御装置及び光デバイス
CN110361959B (zh) 用于具有改善的频率稳定性的蒸气池原子频率参考的设备和方法
JP2016092146A5 (ja) 量子干渉装置、原子発振器および電子機器
US10707884B2 (en) Atomic oscillator and electronic apparatus
CN108369204A (zh) 感测层构造
US11651951B2 (en) Device and method for generating radiation
Park et al. Flexible hybrid approach for a 3D integrated physics package of chip-scale atomic clocks
JP2016012855A (ja) アルカリ金属セル及び原子発振器
Li et al. Integrated physics package of a chip-scale atomic clock
JP2006173213A (ja) 温度安定化装置及び発振装置
Gruet et al. A miniature frequency-stabilized VCSEL system emitting at 795 nm based on LTCC modules
JP7319623B2 (ja) 量子光学装置
JP5005421B2 (ja) 波長ロッカー用温度制御装置、波長ロッカー及び光モジュール
JP2017011680A (ja) 原子発振器
JP2016015363A (ja) 量子干渉装置、原子発振器
JP5275203B2 (ja) 波長ロッカー
JP2004247543A (ja) 熱電装置用パッケージ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181212

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190121

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190220

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20190524