JP2015162344A - 有機エレクトロルミネッセンス発光装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ガスによる発光機能層の経時的劣化を無くし、狭額縁化を実現して2次元的配列の小型有機EL発光装置の視覚上の問題を解決し、高品位の有機EL発光装置の製造方法を提供する。【解決手段】 透光性第1の基材1と、基材表面に形成された第1の電極2と、電極に対向する第2の電極4,4pとの間に介在した有機発光層3とを備える発光素子部91と、発光素子部を挟むように第1の基材と対向配置された第2の基材5と、平面的に見て発光素子部を取り囲んで形成した封止部6とを備える有機EL発光装置の製造方法であり、平面的に見て発光素子部と貫通配線部配置用空間50の少なくとも発光素子側とを取り囲む封止部6,11を第1の基材に形成し、第2の基材を第1の基材と対向配置し、貫通配線部上端が外部制御回路接続用端子部として第2の基材の貫通穴から露出しかつ下端が発光素子部の第1又は第2の電極と接続する貫通配線部を封止部内に形成する。【選択図】図1A

Description

本発明は、有機エレクトロルミネッセンス(有機EL)発光装置の製造方法に関するものである。特に、本発明は、照明用光源又はフラットパネルディスプレイ等の有機EL発光装置の電極引き回し構造の製造方法に関するものである。
有機エレクトロルミネッセンス(以下、有機ELという。)発光装置は、自発光、高速応答、及び、低消費電力という特徴を有し、ディスプレイ、及び、照明等、幅広い分野で応用されている。
近年、ディスプレイ、及び、照明等の分野では、大型化の要求が高まっており、小型の有機EL発光装置を2次元的にタイル状(レンガ状)に配置することで実現しようという試みが、盛んに行われている。
小型の有機EL発光装置を2次元的に配列して大型化を図る理由は、有機EL素子自体のサイズを大型化すると、有機EL素子を構成する信号電極及び走査電極が長くなることにより、電極の抵抗が増加し、駆動電圧を高くする必要性が生じてしまう為である。
一方、小型の有機EL発光装置を2次元的に配列した場合、小型の有機発光装置同士の継ぎ目に沿って、どうしても発光しない部分が存在する為、視覚上、目地のように見えてしまうという問題が生じる(以下、この小型EL発光装置同士の継ぎ目に沿って生じる非発光部を「額縁」を呼ぶ。)。このような視覚上の問題を解決する為には、出来る限り額縁部を小さくすること、即ち、狭額縁化が望ましい。
有機EL発光素子の基本構成は、有機層を陽極と陰極とで挟むという単純なものである。しかしながら、外部制御回路と接続する為に、陽極及び陰極からの「引き出し電極」を額縁部に形成する必要があり、「引き出し電極」が、現状、額縁面積の大部分を占めている。狭額縁化に向けては、「引き出し電極」を陽極と陰極とに挟まれた発光部の出来るだけ近くに、出来るだけ小さく形成する必要があり、その電極引き出し構造がポイントとなる。
そこで、例えば、特許文献1では、図5に示すように、小型有機EL発光装置150の透明性を有する基板101に形成された陽極102上、及び陰極104とつながる電極102p上に鉛直方向に接続部108、109を配置し、陽極102と陰極104とで挟まれた箇所である発光層と対向した基板110の電極110a、110cと接続された構造が提案されている。
尚、図5において、103は発光機能層、107は絶縁封止樹脂の壁部、110bは基板110の一部を構成する絶縁基材を示す。
図6A及び図6Bは、小型EL発光装置150を2元的に配置(縦5個×横5個=25個を配置)した際の平面図及び図6AのA−B断面図を示す。
発光機能層103が陽極102と陰極104とで挟まれた領域が、発光領域125となる。また、発光機能層103が陽極102と陰極104とで挟まれていない領域が、非発光領域120となり、この非発光領域120が額縁となる。陽極102、及び、陰極104とつながる電極102pは、絶縁封止樹脂の壁部107の外側まで引き出され、発光層と対向した基板110の電極110a、110cと、絶縁封止樹脂の壁部107の外側にて、基板101に対し、鉛直方向に形成された接続部108、109を介して接続された構造となっている。外部制御回路との接続は、基板110上の電極にて行われる。その為、陽極102及び陰極104と外部制御回路とを接続する為の配線を絶縁樹脂の壁部107の外側に長く引き出す必要も無く、また外部制御回路とつなぐためのコネクタ等の接合及び接続スペースを基板101上に広く設ける必要も無い。その結果、発光領域125から接続部108、109までの距離121、123を短く出来、非発光領域120が小さくなる。尚、基板110と絶縁封止樹脂の壁部107及び基板101とで、密封空間を形成することで、発光素子部の保護を行っている。
特開2008−186618号公報
しかしながら、特許文献1に提案された構造では、絶縁封止樹脂の壁部107の外側で、発光領域125から引き出された陽極102の配線及び電極102pの配線と接続部108、109とを接合し、発光領域125と対向した基板110の電極110a、110cと接続されている為、更なる狭額縁化に限界が生じる。そこで、究極的には、絶縁封止部の壁部107の内側に接続部108及び109が形成されることが望ましい。
しかし、接合部108、109を絶縁封止樹脂の壁部107の内側に形成する場合、特許文献1に記載の構造及び工程では、図7Aに示す、絶縁封止樹脂の壁部107が形成された基板101と、図7Bに示す接続部108、109が形成された基板110とを図7Cに示すように対向させて接合する為、接続部108、109をクリーム半田などで接合する際には、活性剤の分解ガスが発生し、また、Ag等の導電性ペーストで接合する際には、樹脂の縮合反応時にガスが発生し、発生したガスが、基板101と、基板110と、絶縁封止樹脂の壁部107とで囲まれた密封空間に閉じ込められてしまう。その結果、密封空間に閉じ込められたガスにより、有機化合物からなる発光機能層103が経時的に劣化してしまうという課題が発生する。
そこで、本発明は、前記課題を考慮し、電極接合時に発生するガスによる発光機能層の経時的劣化を無くし、狭額縁化を実現することで、小型有機EL発光装置を2次元的に配列した際の視覚上の問題を解決し、高品位の有機EL発光装置の製造方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は以下のように構成する。
上述した課題を解決するために、本発明の第1の態様は、
透光性を有する第1の基材と、
前記第1の基材の表面に形成された第1の電極と、前記第1の電極に対向する第2の電極と、前記第1の電極と前記第2の電極との間に介在せしめられた有機発光層とを有する発光素子部と、
前記発光素子部を挟むように前記第1の基材と対向して配置された第2の基材と、
前記第1の基材と前記第2の基材との間に、平面的に見て前記発光素子部を取り囲むように形成された絶縁性の封止部と、
前記第2の基材の貫通穴を貫通して前記第1の電極の厚み方向或いは前記第2の電極の厚み方向と直交する方向に延び、上端が外部制御回路接続用端子部として前記第2の基材の前記貫通穴内に露出し、かつ、下端が前記発光素子部の前記第1の電極又は前記第2の電極と電気的に接続される貫通配線部と、
を備える有機エレクトロルミネッセンス発光装置の製造方法であって、
平面的に見て前記発光素子部を取り囲むとともに、前記第2の基材の前記貫通穴に対応する部分の少なくとも発光素子側を取り囲むように前記第1の基材に前記封止部を形成する工程と、
前記第2の基材を、前記第1の基材と対向して配置する工程と、
前記貫通配線部の前記上端が前記外部制御回路接続用端子部として前記第2の基材の前記貫通穴から露出し、かつ、前記下端が前記発光素子部の前記第1の電極又は前記第2の電極と電気的に接続するように、前記封止部内に前記第1の電極の厚み方向或いは前記第2の電極の厚み方向と直交する方向に前記貫通配線部を形成する工程と、
を備える、有機エレクトロルミネッセンス発光装置の製造方法を提供する。
本発明の第2の態様は、
前記封止部を形成する工程は、
平面的に見て前記発光素子部を取り囲むように前記第1の基材に前記第1の封止部を形成する工程と、
平面的に見て、前記第2の基材の前記貫通穴に対応する部分に円柱状の空間を確保した状態で、当該空間の少なくとも発光素子側を取り囲むように前記第1の基材に第2の封止部を形成する工程とを有し、
前記第2の基材を配置する工程では、前記第2の基材を貫通しかつ平面的に見て前記発光素子部の外側に配置された少なくとも2つ以上の貫通穴のそれぞれを前記空間と連通させるように、前記第2の基材を配置し、
前記貫通配線部を形成する工程では、前記第2の基材の前記貫通穴から前記空間内に導電材料を供給して前記貫通配線部を形成する、第1の態様に記載の有機エレクトロルミネッセンス発光装置の製造方法を提供する。
本発明の第3の態様は、
前記貫通配線部を形成する工程では、前記第2の基材及び前記封止部を貫通しかつ平面的に見て前記発光素子部の外側に配置された少なくとも2つ以上の貫通穴を形成したのち、前記第2の基材及び前記封止部の前記貫通穴内に導電材料を供給して前記貫通配線部を形成する、第1の態様に記載の有機エレクトロルミネッセンス発光装置の製造方法を提供する。
本発明の第4の態様は、
前記封止部を形成する工程は、
平面的に見て前記発光素子部を取り囲むように前記第1の基材に前記第1の封止部を形成する工程と、
平面的に見て、前記第2の基材の前記貫通穴に対応する部分に円柱状の空間を確保した状態で、当該空間の少なくとも発光素子側を取り囲むように前記第1の基材に第2の封止部を形成する工程とを有し、
前記第2の基材を配置する工程では、前記第2の基材を貫通しかつ平面的に見て前記発光素子部の外側に配置された少なくとも2つ以上の貫通穴のそれぞれを前記空間と連通させるように、前記第2の基材を配置し、
前記貫通配線部を形成する工程では、前記第2の基材の前記貫通穴から前記空間内に電極端子部材を挿入するとともに、接合材料によって前記第1の基材の前記第1の電極2又は前記第2の電極と前記電極端子部材とを接合して、前記貫通配線部を形成する、第1の態様に記載の有機エレクトロルミネッセンス発光装置の製造方法を提供する。
本発明の第5の態様は、
前記貫通配線部が、はんだ、若しくは導電ペーストである、
第1から4のいずれか1つの態様に記載の有機エレクトロルミネッセンス発光装置の製造方法を提供する。
本発明の第6の態様は、
前記第1の封止部と、前記第2の封止部と、前記貫通配線部とを一括で加熱硬化して形成する、
第1から5のいずれか1つの態様に記載の有機エレクトロルミネッセンス発光装置の製造方法を提供する。
本発明の第7の態様は、
前記第1の封止部と、前記第2の封止部との材料が同一材料である、
第1〜6のいずれか1つの態様に記載の有機エレクトロルミネッセンス発光装置の製造方法を提供する。
以上のように、本発明の前記態様の有機エレクトロルミネッセンス発光装置の製造方法によれば、外部制御回路と発光素子部から引き出された陽極若しくは陰極の電極とを電気的に接続可能とする貫通配線部を形成する際、第2の基材の貫通穴の周囲に形成された封止部によって、貫通配線部の形成材料から発生するガスが発光素子部から遮断される。このような構造により、第1の基材と第2の基材と絶縁性の封止部とで囲まれた密封空間に貫通配線部形成材料から発生するガスが閉じ込められてしまうことが無い。その結果、有機化合物からなる発光機能層が経時的に劣化することが無く、高品位の有機EL発光装置を得ることが可能となる。
また、本発明の前記態様によれば、外部制御回路と発光素子部から引き出された陽極もしくは陰極の電極と接続する貫通配線部を絶縁性の封止部の内側に形成することが可能に成る為、狭額縁化された有機EL発光装置の提供が可能となる。
従って、貫通配線部形成材料から発生するガスによる発光機能層の経時的劣化を無くし、狭額縁化を実現することで、小型有機EL発光装置を2次元的に配列した際の視覚上の問題を解決し、高品位の有機EL発光装置を提供することが出来る。
本発明の第1実施形態の有機EL発光装置の構造を示す模式断面図 本発明の第1実施形態の有機EL発光装置の第1の基材とその上の構造物を示す模式平面図 本発明の第1実施形態の有機EL発光装置の製造方法を示す模式断面図 本発明の第1実施形態の有機EL発光装置の製造方法を示す模式断面図 本発明の第1実施形態の有機EL発光装置の製造方法を示す模式断面図 本発明の第1実施形態の有機EL発光装置の製造方法を示す模式断面図 本発明の第1実施形態の有機EL発光装置の製造方法を示す模式断面図 本発明の第1実施形態の有機EL発光装置の第1の基材とその上の構造物を示す模式平面図 本発明の第1実施形態の第1変形例の有機EL発光装置の第1の基材とその上の構造物を示す模式平面図 本発明の第1実施形態の第2変形例の有機EL発光装置の第1の基材とその上の構造物を示す模式平面図 本発明の第1実施形態の第3変形例の有機EL発光装置の第1の基材とその上の構造物を示す模式平面図 本発明の第1実施形態の第4変形例の有機EL発光装置の第1の基材とその上の構造物を示す模式平面図 本発明の第1実施形態の第5変形例の有機EL発光装置の第1の基材とその上の構造物を示す模式平面図 本発明の第2実施形態の有機EL発光装置の製造方法を示す模式断面図 本発明の第2実施形態の有機EL発光装置の製造方法を示す模式断面図 本発明の第2実施形態の有機EL発光装置の製造方法を示す模式断面図 本発明の第2実施形態の有機EL発光装置の製造方法を示す模式断面図 本発明の第2実施形態の有機EL発光装置の製造方法を示す模式断面図 本発明の第2実施形態の有機EL発光装置の製造方法を示す模式断面図 本発明の第3実施形態の有機EL発光装置の製造方法を示す模式断面図 本発明の第3実施形態の有機EL発光装置の製造方法を示す模式断面図 本発明の第3実施形態の有機EL発光装置の製造方法を示す模式断面図 本発明の第3実施形態の有機EL発光装置の製造方法を示す模式断面図 本発明の第3実施形態の有機EL発光装置の製造方法を示す模式断面図 従来の有機EL発光装置の構造を示す模式断面図 従来の有機EL発光装置を2次元的に配置した構造を示す模式的な平面図 従来の有機EL発光装置を2次元的に配置した構造を示す模式断面図 従来の有機EL発光装置の製造方法を示す模式断面図 従来の有機EL発光装置の製造方法を示す模式断面図 従来の有機EL発光装置の製造方法を示す模式断面図
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
図1A及び図1Bは、本発明の第1実施形態における有機EL発光装置90の構造を示す模式断面図及び平面図である。ただし、図1Bには、第2の基材5と第3封止部13とは図示を省略している。
絶縁性材料の例としてのガラスで構成された透光性を有する第1の基材1の表面上には、ITO(Indium Tin Oxide)などの透明導電膜で構成される第1の電極2及び第2の電極4pが形成されている。第1の電極2上には、有機発光層の一例として機能する発光機能層3が印刷又は塗布又は蒸着により形成されている。発光機能層3は、蒸着法等により形成されたAl又はCuで構成される第2の電極4と第1の電極2とで挟まれた構造となっている。第2の電極4pは、第2の電極4と短絡し、同電位となる。
この発光機能層3が透明な第1の電極2と第2の電極4とで挟まれた箇所が、実際の発光層92となる。よって、第1の電極2に対向する第2の電極4との間に介在せしめられた発光機能層3を備えた発光素子部91が構成される。
発光機能層3は、図1Aでは単層のように記載しているが、実際には、ホール輸送層、有機EL発光層、及び、電子輸送層等で構成される多層構造となっている。
第2の基材5は、発光層92を挟むように第1の基材1と対向して配置している。第2の基材5と第1の基材1との間には、平面的に見て発光層92を取り囲むように形成された絶縁性壁部としての矩形枠体状の絶縁性の第1封止部6が形成されている。また、第2の基材5と第1の基材1との間には、貫通配線部8と発光素子部91とを空間的に遮断する絶縁性の第2封止部11が形成されている。具体的には、第2封止部11は、平面的に見て円柱状の貫通配線部8を第1封止部6と共に取り囲むように大略半円筒状に配置されている。貫通配線部8は、上端が第2の基材5を貫通して露出し、一例として矩形の第2の基材5の各短辺側の中央縁部に配置されている。貫通配線部8の上端は外部制御回路95に電気的に接続可能とするとともに、下端は第1の電極2又は第2の電極4pに電気的に接続している。また、第2の基材5と第1の基材1との間でかつ第1封止部6と第2封止部11との間には、平面的に見て第1封止部6及び第2封止部11のそれぞれの発光素子側の残りの空間に絶縁封止樹脂が封入されて第1の電極2及び発光機能層3及び第2の電極4,4pの各露出部を覆うように第3封止部13が形成されている。
第1封止部6、第2封止部11、及び第3封止部13の材料としては、それぞれ、半導体パッケージ等で用いられる絶縁性の一般的なエポキシ系の封止材料を用いるが、防湿性に優れた材料であれば、熱硬化、UV硬化、又は、併用硬化材料などが考えられ、それに拘るものでは無い。また、第1封止部6と第2封止部11とについては、同一材料を用いても構わない。
第2の基材5の材料としては、ガラスを適用し、外部制御回路95と、第1の電極2又は第2の電極4pと電気的に接続可能とする貫通配線部8を形成する貫通穴10が形成されている。第2の基材5には、少なくとも2つ以上の貫通穴10を、平面的に見て発光素子部91の外側に形成している。
なお、第2の基材5には、透光性が要求されない為、ガラスでは無く、絶縁性の一般的なガラスエポキシ又はセラミックの基板等を用いても良い。
貫通配線部8の材料は、発光機能層3の耐熱性が低い為、例えば、Sn−Bi等の低温はんだ材料又はAg等の導電性ペーストを用い、第1封止部6の内側で、第1の電極2と接合された構造となっている。第1封止部6と第2封止部11との硬化温度と、貫通配線部8の硬化温度とを制御することにより、硬化工程を一括で完了することが可能となる。貫通配線部8は、外部制御回路95と、発光素子部91の第1の電極2とを電気的に接続可能とするものであり、第2の基材5の貫通穴10を介して、第1の電極2の厚み方向或いは第2の電極4,4pの厚み方向と直交する方向に形成されている。
尚、図には示していないが、貫通配線部8の上部は、外部制御回路基板の外部制御回路95とつながれる構造となる。よって、貫通配線部8の上端は、外部制御回路接続用端子部として機能する。
この構造により、第1の電極2及び第2の電極4pと外部制御回路95とを接続する為の貫通配線部8を、第1封止部6の外側に長く引き出す必要も無く、また、外部制御回路95とつなぐ為のコネクタ等の接合及び接続スペースを、第1の基材1の額縁上に広く設ける必要も無い。この為、狭額縁化が可能となる。
また、この構造により、第1の電極2及び第2の電極4pを第1封止部6の外側に引き出して大気暴露しなくてよいため、接続信頼性が向上する。
次に、この有機EL発光装置90の製造方法の一例について、図2A〜図2Eを用いて説明する。
まず、図2Aに示すように、ガラス基板で構成される第1の基材1上に、スパッタリング法等により、50〜300nm程度の膜厚で、ITO薄膜を形成し、それをパターニングすることにより、第1の電極2を形成する。
その後、第1の電極2の上に発光機能層3を印刷又は蒸着法等で形成する。その後、発光機能層3の上に、Al又はCuをスパッタリング法等により、膜厚み50〜300nm程度に形成し、パターニングすることで第2の電極4を形成する。この結果、発光素子部91を有する有機EL素子を形成する。
この後、図2Bに示すように、ディスペンス法又はスクリーン印刷法により、発光素子部91を取り囲むように、エポキシ系樹脂で構成される第1封止部6を矩形枠体状に形成し、さらに、第1の電極2からの貫通配線部8を形成するための円柱状の空間50を確保した状態で、大略半円筒状の第2封止部11を形成する。
さらに、図2Cに示すように、ディスペンス法によって第1封止部6及び第2封止部11の各発光素子側に、発光素子部91上を満たすように第3封止部13の材料を供給する。
そして、図2Dに示すように、貫通穴10が施された、ガラスで構成される第2の基材5を基材1に対向するよう位置合わせして配置する。すなわち、第1封止部6及び第2封止部11とで形成された2つの円柱状の空間50に第2の基材5の2つの貫通穴10が一致するように位置合わせを行う。このとき、第1封止部6、第2封止部11、及び第3封止部13と第2の基材5とは接触し、第1封止部6と第2封止部11とで第2の基材5を一時的に支持する。
次に、図2Eに示すように、第2の基材5に施された各貫通穴10から貫通配線部8の導電材料がそれぞれ供給され、第1の電極2の上面から第2の基材5の上面までを電気的に接続する貫通配線部8が形成される。
貫通配線部8の材料が、はんだであれば、加熱及び溶融時に活性剤の分解ガスが発生する。また、貫通配線部8の材料がAg等の導電性ペーストの場合には、加熱及び硬化時に樹脂の縮合反応時によるガスが発生する。しかしながら、発生ガスが発光素子部91に到達する経路は、第2封止部11によって遮断されているため、貫通配線部8の材料が発生するガスが、発光素子部91の機能に影響を及ぼすことはない。
尚、第1実施形態では、貫通配線部8を第1の基材1の第1の電極2と接続する際の製造方法を説明したが、貫通配線部8を第1の基材1の第2の電極4pと接続する際も製造方法は同様である。
前記方法にて形成された有機EL発光装置の平面図を図2F〜図2Kに示す。ただし、第2の基材5と第3封止部13とは図示を省略している。
図2Fでは、第1封止部6を矩形枠体形状に形成し、矩形の第2の基材5の各短辺側の中央縁部の貫通穴10の外側を矩形枠体形状の第1封止部6で構成し、第1封止部6に密着して大略半円筒形状の第2封止部11を設けることで、貫通配線部8の周囲を第1封止部6と第2封止部11とで封止して、発光素子部91と貫通配線部8が遮断されている。
図2Gでは、第1封止部6を矩形枠体形状に形成する際に、矩形の第2の基材5の各短辺側の中央縁部の貫通穴10の周囲外側に半円筒状に突出するように第1封止部6の絶縁性の湾曲突出部6aを設けて、貫通穴10の外側周囲を囲む。一方、貫通穴10の残りの内側周囲を囲むように、貫通穴10の周囲発光素子側に半円筒状の絶縁性の第2封止部11aを設ける。このように構成することで、貫通配線部8の周囲を第1封止部6の湾曲突出部6aと第2封止部11aとで封止して、発光素子部91と貫通配線部8とが遮断されている。
図2Hでは、第1封止部6の厚みと第2封止部11の厚みとの合計の厚みを有し、矩形の第2の基材5の各短辺側の中央縁部の貫通穴10の直径よりも大きな厚さを有する厚肉の矩形枠体状の絶縁性の第1封止部6bを形成している。このとき、貫通穴10の部分に円柱状の空間50を設けて、当該空間50内に貫通配線部8を形成する。このように構成することで、発光素子部91と貫通配線部8とを遮断する。このとき、貫通穴10に対応する円柱状の空間50を形成する発光素子部側の壁部が、絶縁性の第2封止部11bとなる。
図2I〜図2Kでは、図2F〜図2Hの貫通穴10の位置を、有機EL発光装置90の短辺の中央縁部から矩形の対向する一対の角部に変更した場合である。
図2Iでは、図2Fと同様に第1封止部6を矩形枠体形状に形成し、矩形の第2の基材5の対向する一対の角部の貫通穴10の外側を矩形枠体形状の角部であってL字状の絶縁性の第1封止部6cで構成し、第1封止部6cに密着して円筒形状の大略4分の1の形状の絶縁性の第2封止部11cを設けることで、貫通配線部8の周囲を第1封止部6cと第2封止部11cとで封止して、発光素子部91と貫通配線部8が遮断されている。
図2Jでは、図2Gと同様に第1封止部6を矩形枠体形状に形成する際に、矩形の第2の基材5の対向する一対の角部の貫通穴10の周囲外側に円筒形状の大略4分の3の形状に突出するように第1封止部6の絶縁性の湾曲突出部6dを設けて、貫通穴10の外側周囲を囲む。一方、貫通穴10の残りの内側周囲を囲むように、貫通穴10の周囲発光素子側に円筒状の大略4分の1の形状に絶縁性の第2封止部11dを設ける。このように構成することで、貫通配線部8の周囲を第1封止部6の湾曲突出部6dと第2封止部11dとで封止して、発光素子部91と貫通配線部8とが遮断されている。
図2Kでは、図2Hと同様に第1封止部6の厚みと第2封止部11の厚みとの合計の厚みを有し、矩形の第2の基材5の対向する一対の角部の貫通穴10の直径よりも大きな厚さを有する厚肉の矩形枠体状の絶縁性の第1封止部6eを形成している。このとき、貫通穴10の部分に円柱状の空間50を設けて、当該空間50内に貫通配線部8を形成する。このように構成することで、発光素子部91と貫通配線部8とを遮断する。このとき、貫通穴10に対応する円柱状の空間50を形成する発光素子部側の壁部が、絶縁性の第2封止部11eとなる。
このように、貫通穴10の位置が角部の場合においても、発光素子部91と貫通配線部8とが遮断され、図2F〜図2Hと同様の効果が得られる。
尚、第1実施形態では、貫通穴10及び貫通配線部8はそれぞれ2個の場合を説明したが、3個以上の場合においても同様の効果が得られ、貫通穴10及び貫通配線部8の数に拘るものでは無い。
この第1実施形態にかかる有機EL発光装置の製造方法を用いれば、外部制御回路95と第1の電極2又は第2の電極4,4pとを接続可能な貫通配線部8を形成する工程において、第2の基材5の貫通穴10の周囲に形成された第2の封止部11によって、貫通配線部8の形成材料から発生するガスが発光素子部91に到達することは無い。言い換えれば、第1の基材1と第2の基材5と絶縁性の封止部6,11とで囲まれた密封空間に貫通配線部形成材料から発生するガスが閉じ込められてしまうことが無い。また、第1封止部6の内側に配置された貫通配線部8によって、外部制御回路95と第1の電極2又は第2の電極4,4pとの電気的に接続可能となるため、狭額縁化を実現することが可能となる。よって、前記製造方法によれば、電極接合時に発生するガスによる発光機能層3の経時的劣化を無くし、狭額縁化を実現することで、小型有機EL発光装置90を2次元的に配列した際の視覚上の問題を解決し、高品位の有機EL発光装置を製造することができる。
(第2実施形態)
図3A〜図3Fを参照して、本発明に基づく第2実施形態における有機EL発光装置の製造方法について説明する。
図3Aの工程は、第1実施形態の図2Aの工程と同様の為、詳細説明は省略する。
図3Bにおいて、第2実施形態では、封止部21を形成する際に、貫通配線部8を形成するための空間50を確保せずに封止部を形成している。
その後、図3Cにおいて、ディスペンス法によって封止部21の発光素子側に、発光素子部91上を満たすように第3封止部13の材料を供給する。
そして、図3Dに示すように、ガラスで構成される第2の基材5を第1の基材1に対向するよう位置合わせして配置する。このとき、封止部21及び第3封止部13と第2の基材5とは接触し、封止部21で第2の基材5を一時的に支持する。
次いで、図3Eのように第2の基材5及び封止部21に、第2の基材5の上面から第1の電極2に到達する貫通穴22をレーザー又はドリル等によって形成する。
その後の図3Fの工程は、第1実施形態の図2Eと同様の工程であるため、説明は省略する。
第2実施形態にかかる有機EL発光装置の製造方法を用いれば、封止部21よって、貫通配線部8の材料は発光素子部91から遮断されているため、第1実施形態と同様の効果が得られる。また、封止部21の形成の際に、第1封止部6と第2封止部11とに分けて形成する必要が無いため、工程の短時間化が図れ、生産性が向上する。また、第2の基材5は、第1実施形態における貫通穴10が形成される前の状態で納入することができ、材料費の削減に効果が期待できる。
(第3実施形態)
図4A〜図4Eを参照して、本発明の第3実施形態における有機EL発光装置の製造方法について説明する。なお、図4A〜図4Dの工程は、第1実施形態の図2A〜図2Dの工程と同じである。
第1実施形態と異なる点は、第3実施形態では、図4Eにおいて、第2の基材5の貫通穴10から、導電性の電極端子部材31を配置し、接合材料32によって第1の基材1の第1の電極2又は第2の電極4pと電極端子部材31とを接合する。
電極端子部材31の材料は、Cu又はAlで構成するが、電気に導通する材料であれば、それに拘るものでは無い。
図4Eにおいては、電極端子部材31は縦断面T字状であるが、外部制御回路95と接続できる形状であれば、縦断面長方形であっても構わない。また、接合材料32は、はんだ又はAg等の導電性ペーストが用いられ、第1の基材1の第1の電極2又は第2の電極4p上にディスペンス又は印刷による供給してもよいし、電極端子部材31に転写法などによって予め形成しておいてもよい。
第3実施形態にかかる有機EL発光装置の製造方法を用いれば、接合材料32から反応ガスが発生するが、第2封止部11によって、発光素子部91から遮断されているため、第1実施形態と同様の効果が得られる。また、電極端子部材31の材料をCu又はAlで構成するため、配線抵抗の低減が期待される。
なお、前記様々な実施形態又は変形例のうちの任意の実施形態又は変形例を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
本発明にかかる有機EL発光装置の製造方法によれば、外部制御回路と接続可能な電極端子部材を絶縁封止材の内側に形成することが可能に成る。その結果、狭額縁化された有機EL発光装置の提供が可能となり、小型の有機EL発光装置を2次元的にタイル状(レンガ状)に配置する際に発生する、視覚上、目地のように見えてしまうという問題を解決でき、大型の有機EL照明又はフラットパネルディスプレイ等に用いることが出来る。
1 第1の基材
2 第1の電極
3 発光機能層
4、4p 第2の電極
5 第2の基材
6,6a,6b,6c,6d 第1封止部
8 貫通配線部
10 貫通穴
11,11a,11b,11c,11d 第2封止部
13 第3封止部
21 封止部
22 貫通穴
31 電極端子部材
32 接合材料
50 円柱状の空間
90 有機EL発光装置
91 発光素子部
92 発光層
95 外部制御回路
101 基板
102 陽極
102p 電極
103 発光機能層
104 陰極
107 絶縁封止樹脂の壁部
108 接続部
109 接続部
110 基板
110a 電極
110b 絶縁基材
110c 電極
120 非発光領域(額縁)
125 発光領域
150 小型EL発光装置

Claims (7)

  1. 透光性を有する第1の基材と、
    前記第1の基材の表面に形成された第1の電極と、前記第1の電極に対向する第2の電極と、前記第1の電極と前記第2の電極との間に介在せしめられた有機発光層とを有する発光素子部と、
    前記発光素子部を挟むように前記第1の基材と対向して配置された第2の基材と、
    前記第1の基材と前記第2の基材との間に、平面的に見て前記発光素子部を取り囲むように形成された絶縁性の封止部と、
    前記第2の基材の貫通穴を貫通して前記第1の電極の厚み方向或いは前記第2の電極の厚み方向と直交する方向に延び、上端が外部制御回路接続用端子部として前記第2の基材の前記貫通穴内に露出し、かつ、下端が前記発光素子部の前記第1の電極又は前記第2の電極と電気的に接続される貫通配線部と、
    を備える有機エレクトロルミネッセンス発光装置の製造方法であって、
    平面的に見て前記発光素子部を取り囲むとともに、前記第2の基材の前記貫通穴に対応する部分の少なくとも発光素子側を取り囲むように前記第1の基材に前記封止部を形成する工程と、
    前記第2の基材を、前記第1の基材と対向して配置する工程と、
    前記貫通配線部の前記上端が前記外部制御回路接続用端子部として前記第2の基材の前記貫通穴から露出し、かつ、前記下端が前記発光素子部の前記第1の電極又は前記第2の電極と電気的に接続するように、前記封止部内に前記第1の電極の厚み方向或いは前記第2の電極の厚み方向と直交する方向に前記貫通配線部を形成する工程と、
    を備える、有機エレクトロルミネッセンス発光装置の製造方法。
  2. 前記封止部を形成する工程は、
    平面的に見て前記発光素子部を取り囲むように前記第1の基材に前記第1の封止部を形成する工程と、
    平面的に見て、前記第2の基材の前記貫通穴に対応する部分に円柱状の空間を確保した状態で、当該空間の少なくとも発光素子側を取り囲むように前記第1の基材に第2の封止部を形成する工程とを有し、
    前記第2の基材を配置する工程では、前記第2の基材を貫通しかつ平面的に見て前記発光素子部の外側に配置された少なくとも2つ以上の貫通穴のそれぞれを前記空間と連通させるように、前記第2の基材を配置し、
    前記貫通配線部を形成する工程では、前記第2の基材の前記貫通穴から前記空間内に導電材料を供給して前記貫通配線部を形成する、請求項1に記載の有機エレクトロルミネッセンス発光装置の製造方法。
  3. 前記貫通配線部を形成する工程では、前記第2の基材及び前記封止部を貫通しかつ平面的に見て前記発光素子部の外側に配置された少なくとも2つ以上の貫通穴を形成したのち、前記第2の基材及び前記封止部の前記貫通穴内に導電材料を供給して前記貫通配線部を形成する、請求項1に記載の有機エレクトロルミネッセンス発光装置の製造方法。
  4. 前記封止部を形成する工程は、
    平面的に見て前記発光素子部を取り囲むように前記第1の基材に前記第1の封止部を形成する工程と、
    平面的に見て、前記第2の基材の前記貫通穴に対応する部分に円柱状の空間を確保した状態で、当該空間の少なくとも発光素子側を取り囲むように前記第1の基材に第2の封止部を形成する工程とを有し、
    前記第2の基材を配置する工程では、前記第2の基材を貫通しかつ平面的に見て前記発光素子部の外側に配置された少なくとも2つ以上の貫通穴のそれぞれを前記空間と連通させるように、前記第2の基材を配置し、
    前記貫通配線部を形成する工程では、前記第2の基材の前記貫通穴から前記空間内に電極端子部材を挿入するとともに、接合材料によって前記第1の基材の前記第1の電極2又は前記第2の電極と前記電極端子部材とを接合して、前記貫通配線部を形成する、請求項1に記載の有機エレクトロルミネッセンス発光装置の製造方法。
  5. 前記貫通配線部が、はんだ、若しくは導電ペーストである、
    請求項1から4のいずれか1つに記載の有機エレクトロルミネッセンス発光装置の製造方法。
  6. 前記第1の封止部と、前記第2の封止部と、前記貫通配線部とを一括で加熱硬化して形成する、
    請求項1から5のいずれか1つに記載の有機エレクトロルミネッセンス発光装置の製造方法。
  7. 前記第1の封止部と、前記第2の封止部との材料が同一材料である、
    請求項1〜6のいずれか1つに記載の有機エレクトロルミネッセンス発光装置の製造方法。
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