JP2015161882A - プロジェクター用発光デバイス - Google Patents

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Hiroyuki Shimizu
寛之 清水
隆史 西宮
Takashi Nishimiya
隆史 西宮
義正 山口
Yoshimasa Yamaguchi
義正 山口
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Masaaki Kadomi
昌昭 角見
忠仁 古山
Tadahito Furuyama
忠仁 古山
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Abstract

【課題】蛍光体層の温度上昇を効率的に抑制することができるプロジェクター用発光デバイスを提供する。
【解決手段】励起光21を照射する光源20と、光源20からの励起光21が照射される蛍光体層12を有し、回転軸Cを中心にして回転するリング状の蛍光ホイール10と、回転軸Cを中心にして蛍光ホイール10を回転させる回転機構30と、光源20及び/または蛍光ホイール10を移動させる移動機構40とを備え、回転機構30により蛍光ホイール10を回転させながら、移動機構40により励起光21の照射スポットを、回転している蛍光体層12に対して径方向に相対的に移動させることを特徴としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、プロジェクター用発光デバイスに関するものである。
近年、プロジェクターを小型化するため、LED(Light Emitting Diode)と蛍光体とを用いた発光デバイスが提案されている。例えば、励起光を照射する光源と、光源からの励起光を蛍光に変換する蛍光体層とを備える発光デバイスを用いたプロジェクターが提案されている。これらの発光デバイスでは、リング状の回転可能な基板の上に、リング状の蛍光体層を設けることにより作製した蛍光ホイールなどが用いられている。
ところで、光源として高出力の光源を用いる場合、励起光の照射により蛍光体が発熱し、蛍光体層の温度が上昇する。蛍光体の温度が上昇すると、発光強度が低下したり、蛍光体層が基板から剥離するという問題を生じる。
これらの問題を解消するため、特許文献1〜5では、蛍光ホイールに、高い熱伝導性を有するヒートシンクや、放熱用フィンまたは放熱のための凹凸構造を設けることにより、放熱性を向上させることが提案されている。
特開2012−169049号公報 特開2001−142146号公報 特開2002−90886号公報 特開2003−156796号公報 特開2011−186350号公報
しかしながら、上記従来の技術では、発光デバイスの構造が複雑になったり、蛍光体層の温度上昇を効率的に抑制することができないという問題があった。
本発明の目的は、蛍光ホイールにおける蛍光体層の温度上昇を効率的に抑制することができるプロジェクター用発光デバイスを提供することにある。
本発明のプロジェクター用発光デバイスは、励起光を照射する光源と、光源からの励起光が照射される蛍光体層を有し、回転軸を中心にして回転するリング状の蛍光ホイールと、回転軸を中心にして蛍光ホイールを回転させる回転機構と、光源及び/または蛍光ホイールを移動させる移動機構とを備え、回転機構により蛍光ホイールを回転させながら、移動機構により励起光の照射スポットを、回転している蛍光体層に対して径方向に相対的に移動させることを特徴としている。
本発明における移動機構は、蛍光ホイールを移動させるものであってもよい。この場合の移動機構としては、回転機構を移動させることによって蛍光ホイールを移動させるものが挙げられる。
本発明における移動機構は、光源を移動させるものであってもよい。
蛍光体層は、蛍光ホイールの周方向に沿って複数の領域に分割されており、複数の領域に、互いに異なる種類の蛍光体が含まれているものであってもよい。
蛍光ホイールは、透過型の蛍光ホイールであってもよい。この場合、蛍光ホイールは、透明基板と、透明基板上に設けられる蛍光体層とを有するものが好ましい。
蛍光ホイールは、反射型の蛍光ホイールであってもよい。この場合、蛍光ホイールは、反射基板と、反射基板上に設けられる蛍光体層とを有するものが好ましい。
本発明によれば、プロジェクター用発光デバイスに用いられる蛍光ホイールにおける蛍光体層の温度上昇を効率的に抑制することができ、蛍光体層の発光効率を高めることができる。
本発明の第1の実施形態のプロジェクター用発光デバイスを示す模式的側面図である。 本発明の第1〜第4の実施形態に用いる蛍光ホイールを示す模式的斜視図である。 図2のIV−IV線に沿う模式的断面図である。 蛍光ホイールの蛍光体層が移動機構によって往復移動する状態を示す模式的平面図である。 蛍光体層における照射スポットの経路の一例を示す模式的平面図である。 蛍光体層における照射スポットの経路の他の例を示す模式的平面図である。 蛍光体層における照射スポットの経路のさらなる他の例を示す模式的平面図である。 蛍光体層における照射スポットの経路のさらなる他の例を示す模式的平面図である。 蛍光体層における照射スポットの経路のさらなる他の例を示す模式的平面図である。 蛍光体層における照射スポットの経路のさらなる他の例を示す模式的平面図である。 本発明の第2の実施形態のプロジェクター用発光デバイスを示す模式的側面図である。 本発明の第3の実施形態のプロジェクター用発光デバイスを示す模式的側面図である。 本発明の第4の実施形態のプロジェクター用発光デバイスを示す模式的側面図である。
以下、好ましい実施形態について説明する。但し、以下の実施形態は単なる例示であり、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。また、各図面において、実質的に同一の機能を有する部材は同一の符号で参照する場合がある。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態のプロジェクター用発光デバイスを示す模式的側面図である。本実施形態の発光デバイス1は、蛍光ホイール10と、光源20と、回転機構30と、移動機構40とを備えている。本実施形態の蛍光ホイール10は、反射型の蛍光ホイールであり、本実施形態の発光デバイス1は、反射型の発光デバイスである。
図2は、本実施形態における蛍光ホイール10を示す模式的斜視図である。図3は、図2のIV−IV線に沿う模式的断面図である。図2及び図3に示すように、蛍光ホイール10は、リング状の基板11と、基板11上に設けられるリング状の蛍光体層12を有している。
図1に示すように、リング状の蛍光ホイール10は、回転機構30であるモーターに取り付けられている。具体的には、蛍光ホイール10は、モーター軸31に、回転軸Cを中心として周方向Eに回転するように取り付けられている。回転機構30は、移動機構40の移動台41に取りつけられている。移動台41は、F方向に往復移動するように設けられている。したがって、移動台41に取り付けられた回転機構30は、A方向及びB方向に往復移動する。したがって、回転機構30に取り付けられた蛍光ホイール10は、周方向Eに回転するとともに、A方向及びB方向に往復移動する。
移動機構40としては、移動台41を往復移動させることができるものであれば特に限定されるものではない。例えば、電磁式リニアモーター、圧電素子で駆動するリニアモーター等を用いることができる。また、モーター等の回転運動を、直線方向の移動に変換するカムなどの機械要素を用いて往復移動させるものであってもよい。
光源20から出射された励起光21は、蛍光ホイール10の蛍光体層12に入射する。蛍光体層12に入射した励起光21は、蛍光体を励起し、蛍光体から蛍光22が出射される。基板11側に出射された蛍光22は、基板11で反射され、蛍光体層12側に出射される。光源20の具体例としては、LED光源やレーザー光源などが挙げられる。
蛍光体層12から出射された光は、必要に応じて、フィルターによって所望の波長を有する光のみを取り出すことができる。リング状のフィルターを、モーター軸31に取り付け、蛍光ホイール10と同期させて回転させ、出射光をフィルタリングしてもよい。
本実施形態において、蛍光体層12は、ガラスマトリクスと、その中に分散した蛍光体とから構成されている。ガラスマトリクスは、無機蛍光体等の蛍光体の分散媒として用いることができるものであれば特に限定されない。例えば、ホウ珪酸塩系ガラス、リン酸塩系ガラスなどを用いることができる。ガラスマトリクスの軟化点は、250℃〜1000℃であることが好ましく、300℃〜850℃であることがより好ましい。
蛍光体は、励起光の入射により蛍光を出射するものであれば、特に限定されるものではない。蛍光体の具体例としては、例えば、酸化物蛍光体、窒化物蛍光体、酸窒化物蛍光体、塩化物蛍光体、酸塩化物蛍光体、硫化物蛍光体、酸硫化物蛍光体、ハロゲン化物蛍光体、カルコゲン化物蛍光体、アルミン酸塩蛍光体、ハロリン酸塩化物蛍光体、ガーネット系化合物蛍光体から選ばれた1種以上が挙げられる。励起光として青色光を用いる場合、例えば、緑色光または黄色光を蛍光として出射する蛍光体を用いることができる。
蛍光体層12の厚みは、励起光が確実に蛍光体に吸収されるような厚みである範囲において、薄い方が好ましい。蛍光体層12が厚すぎると、蛍光体層12における光の散乱や吸収が大きくなりすぎ、蛍光の出射効率が低くなってしまう場合があるためである。具体的には、蛍光体層12の厚みは、1mm以下であることが好ましく、0.5mm以下であることがより好ましく、0.3mm以下であることがさらに好ましい。蛍光体層12の厚みの下限値は、通常、0.03mm程度である。
本実施形態において、基板11としては、反射基板が用いられる。反射基板としては、アルミニウム基板などの金属基板が好ましく用いられる。また、反射基板として、ガラス等からなる基板の表面に銀、アルミニウム、白金等の金属膜や、誘電体多層膜等の反射膜が形成された基板を用いてもよい。
図4は、蛍光ホイールの蛍光体層が移動機構によって往復移動する状態を示す模式的平面図である。蛍光体層12は、第1の領域12a、第2の領域12b、及び第3の領域12cを有している。これらの領域は、図4に示すように、周方向に分割して設けられている。これらの領域を、例えば、赤色、緑色、または青色の光を蛍光として発光する領域に対応させることができる。なお、第1の領域12a、第2の領域12b、及び第3の領域12cのいずれかを、蛍光体層12を設けない領域としてもよい。
図4に示すように、蛍光体層12の照射スポット23の位置に、励起光21(図1参照)が照射される。蛍光体層12は、上述のように、移動機構40によってA方向及びB方向に往復移動している。蛍光体層12がA方向に移動し、2点鎖線で示すGの位置に到達すると、次にB方向に移動する。蛍光体層12がB方向に移動し、2点鎖線で示すHの位置に到達すると、次にA方向に移動する。このようにして、蛍光体層12は往復移動しながら、回転機構30によって周方向Eに回転する。
図5は、蛍光体層12における照射スポット23の経路24の一例を示す模式的平面図である。図5〜図10においては、照射スポット23の経路24を図示しやすくするため、蛍光体層12の径方向の幅を広くして示している。上述のように、照射スポット23が、蛍光体層12内を径方向に相対的に往復移動しながら、蛍光体層12は周方向Eに回転する。このため、照射スポット23は、蛍光体層12に対して周方向Eと逆方向に相対的に回転移動しながら、蛍光体層12内を径方向に相対的に往復移動する。
図5は、蛍光体層12が6回転する間に、照射スポット23が径方向に1往復する場合の照射スポット23の経路24を示している。したがって、蛍光体層12が1回転する間に照射スポット23が移動する径方向の距離Dは、照射スポット23の1往復の片道の距離Dの1/3である。
図6は、蛍光体層12における照射スポット23の経路24の他の例を示す模式的平面図である。図6は、蛍光体層12が8回転する間に、照射スポット23が径方向に1往復する場合の照射スポット23の経路24を示している。したがって、蛍光体層12が1回転する間に照射スポット23が移動する径方向の距離Dは、照射スポット23の1往復の片道の距離Dの1/4である。
図7は、蛍光体層12における照射スポット23の経路24のさらなる他の例を示す模式的平面図である。図7は、蛍光体層12が2回転する間に、照射スポット23が径方向に3往復する場合の照射スポット23の経路24を示している。
図8は、蛍光体層12における照射スポット23の経路24のさらなる他の例を示す模式的平面図である。図8は、蛍光体層12が2回転する間に、照射スポット23が径方向に1往復する場合の照射スポット23の経路24を示している。
図9は、蛍光体層12における照射スポット23の経路24のさらなる他の例を示す模式的平面図である。図9は、蛍光体層12が4回転する間に、照射スポット23が径方向に3往復する場合の照射スポット23の経路24を示している。
図10は、蛍光体層12における照射スポット23の経路24のさらなる他の例を示す模式的平面図である。図10は、蛍光体層12が10回転する間に、照射スポット23が径方向に3往復する場合の照射スポット23の経路24を示している。
従来のプロジェクター用発光デバイスでは、励起光は蛍光体層における同一円周上に照射される。よって、蛍光体層が1回転すると、照射スポットの位置は同じ位置になる。このため、励起光が同じ位置に再び照射され、蛍光体層が温度上昇しやすくなる。本実施形態では、蛍光体層が1回転したときの照射スポットの位置を、径方向において異ならせることができる。このため、蛍光体層の温度上昇を効率的に抑制することができ、発光効率を高めることができる。
図5〜図10に示す例では、蛍光体層12の回転と、蛍光体層12の径方向における往復の周期とを関連づけて説明しているが、本発明においては、必ずしも、蛍光体層12の回転と、蛍光体層12の径方向における往復の周期とを関連づける必要はない。すなわち、本発明では、蛍光体層が1回転したときの照射スポットの位置が、径方向において異なっていればよい。
(第2の実施形態)
図11は、本発明の第2の実施形態のプロジェクター用発光デバイスを示す模式的側面図である。本実施形態の発光デバイス2は、蛍光ホイール10と、光源20と、回転機構30と、移動機構40とを備えている。本実施形態の蛍光ホイール10は、透過型の蛍光ホイールであり、本実施形態の発光デバイス2は、透過型の発光デバイスである。
光源20から出射された励起光21は、蛍光ホイール10の基板11を透過し、蛍光体層12に入射する。蛍光体層12に入射した励起光21は、蛍光体を励起し、蛍光体から蛍光22が光源20と反対側に出射される。
本実施形態では、透過型の蛍光ホイールであるので、基板11としては、透明基板が用いられる。透明基板は、光源から照射される励起光を透過させるものであれば特に限定されるものではない。したがって、透明基板における「透明」は、励起光に対して透明であるという意味である。透明基板としては、例えば、ガラス基板、結晶化ガラス基板、セラミックス基板、樹脂基板等を用いることができる。
また、基板11の光源20側の表面上に誘電体多層膜などからなる反射防止膜や、ナノインプリント法などにより形成される反射防止構造(モスアイ構造)を設け、励起光21の透過率を高めることができる。
本実施形態のその他の構成は、第1の実施形態と同様であり、第1の実施形態において説明したものを用いることができる。
また、本実施形態においても、図5〜図10に示すように、照射スポット23を、蛍光体層12に対して相対的に回転移動しながら、相対的に径方向に往復移動させることができる。
本実施形態においても、第1の実施形態と同様に、蛍光体層が1回転したときの照射スポットの位置を、径方向において異ならせることができる。このため、蛍光体層の温度上昇を効率的に抑制することができ、発光効率を高めることができる。
(第3の実施形態)
図12は、本発明の第3の実施形態のプロジェクター用発光デバイスを示す模式的側面図である。本実施形態の発光デバイス3は、蛍光ホイール10と、光源20と、回転機構30と、移動機構50とを備えている。本実施形態の蛍光ホイール10は、反射型の蛍光ホイールであり、本実施形態の発光デバイス3は、反射型の発光デバイスである。
本実施形態において、光源20は、移動機構50の移動台51に取りつけられている。移動台51は、F方向に往復移動するように設けられており、移動台51に取り付けられた光源20は、A方向及びB方向に往復移動する。移動機構50としては、第1及び第2の実施形態における移動機構40と同様のものを用いることができる。
本実施形態では、光源20を、移動機構50によって往復移動させることにより、励起光21の照射スポットを、回転軸Cを中心にしてE方向に回転している蛍光体層12に対して蛍光体層12の径方向に相対的に往復移動させている。これによって、励起光21の照射スポットを、蛍光体層12に対して周方向Eと逆方向に相対的に回転移動させるとともに、蛍光体層12の径方向に相対的に往復移動させることができる。
したがって、第1及び第2の実施形態と同様に、本実施形態においても、蛍光体層が1回転したときの照射スポットの位置を、径方向において異ならせることができる。このため、蛍光体層の温度上昇を効率的に抑制することができ、発光効率を高めることができる。
本実施形態においても、図5〜図10に示すように、照射スポット23を、蛍光体層12に対して相対的に回転移動しながら、相対的に径方向に往復移動させることができる。
なお、本実施形態の発光デバイス3から出射された光を受光する受光側機器は、必要に応じて、光源20の往復移動と同期させることができる。これにより、受光側機器における一定の位置で受光することができる。
(第4の実施形態)
図13は、本発明の第4の実施形態のプロジェクター用発光デバイスを示す模式的側面図である。本実施形態の発光デバイス4は、蛍光ホイール10と、光源20と、回転機構30と、移動機構50とを備えている。本実施形態の蛍光ホイール10は、透過型の蛍光ホイールであり、本実施形態の発光デバイス4は、透過型の発光デバイスである。したがって、第2の実施形態と同様の蛍光ホイール10を用いることができる。
本実施形態において、光源20は、第3の実施形態と同様に、移動機構50の移動台51に取りつけられている。これにより、移動台51に取り付けられた光源20は、A方向及びB方向に往復移動する。移動機構50としては、第1及び第2の実施形態における移動機構40と同様のものを用いることができる。
本実施形態では、光源20を、移動機構50によって往復移動させることにより、励起光21の照射スポットを、回転している蛍光体層12に対して蛍光体層12の径方向に相対的に往復移動させている。これによって、励起光21の照射スポットを、蛍光体層12に対して周方向Eと逆方向に相対的に回転移動させるとともに、蛍光体層12の径方向に相対的に往復移動させることができる。
したがって、第1及び第2の実施形態と同様に、本実施形態においても、蛍光体層が1回転したときの照射スポットの位置を、径方向において異ならせることができる。このため、蛍光体層の温度上昇を効率的に抑制することができ、発光効率を高めることができる。
本実施形態においても、図5〜図10に示すように、照射スポット23を、蛍光体層12に対して相対的に回転移動しながら、相対的に径方向に往復移動させることができる。
なお、本実施形態においても、発光デバイス4から出射された光を受光する受光側機器は、必要に応じて、光源20の往復移動と同期させることができる。これにより、受光側機器における一定の位置で受光することができる。
第3及び第4の実施形態では、光源20を移動機構50で往復移動することにより、照射スポットを蛍光体層の径方向に往復移動させているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、光源20と蛍光ホイール10との間に、ミラー、プリズム、レンズなどの光学素子を配置し、この光学素子の配置状態を変化させることにより、光源20から出射された励起光21の光路を変化させて、照射スポット23を蛍光体層12の径方向に往復移動させてもよい。
1〜4…発光デバイス
10…蛍光ホイール
11…基板
12…蛍光体層
12a…第1の領域
12b…第2の領域
12c…第3の領域
20…光源
21…励起光
22…蛍光
23…照射スポット
24…経路
30…回転機構
31…モーター軸
40,50…移動機構
41,51…移動台

Claims (9)

  1. 励起光を照射する光源と、
    前記光源からの励起光が照射される蛍光体層を有し、回転軸を中心にして回転するリング状の蛍光ホイールと、
    前記回転軸を中心にして前記蛍光ホイールを回転させる回転機構と、
    前記光源及び/または蛍光ホイールを移動させる移動機構とを備え、
    前記回転機構により前記蛍光ホイールを回転させながら、前記移動機構により前記励起光の照射スポットを、回転している前記蛍光体層に対して径方向に相対的に移動させる、プロジェクター用発光デバイス。
  2. 前記移動機構は、前記蛍光ホイールを移動させる、請求項1に記載のプロジェクター用発光デバイス。
  3. 前記移動機構は、前記回転機構を移動させることによって前記蛍光ホイールを移動させる、請求項2に記載のプロジェクター用発光デバイス。
  4. 前記移動機構は、前記光源を移動させる、請求項1に記載のプロジェクター用発光デバイス。
  5. 前記蛍光体層は、前記蛍光ホイールの周方向に沿って複数の領域に分割されており、前記複数の領域に、互いに異なる種類の蛍光体が含まれている、請求項1〜4のいずれか一項に記載のプロジェクター用発光デバイス。
  6. 前記蛍光ホイールは、透過型の蛍光ホイールである、請求項1〜5のいずれか一項に記載のプロジェクター用発光デバイス。
  7. 前記蛍光ホイールは、透明基板と、前記透明基板上に設けられる前記蛍光体層とを有する、請求項6に記載のプロジェクター用発光デバイス。
  8. 前記蛍光ホイールは、反射型の蛍光ホイールである、請求項1〜5のいずれか一項に記載のプロジェクター用発光デバイス。
  9. 前記蛍光ホイールは、反射基板と、前記反射基板上に設けられる前記蛍光体層とを有する、請求項8に記載のプロジェクター用発光デバイス。
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