JP2015161716A - 光学フィルタ、光モジュール、光通信システム、および光結合方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数の増加や実装コストの増加、そして実装面積の増加を解決する。
【解決手段】本発明における光学フィルタは、アレイレンズの第一のレンズに入射する光線が通過する光学フィルタ部と、前記アレイレンズの少なくとも他の一つのレンズに入射する光線が通過し、光路長が前記光学フィルタ部に略等しい光路長補償部とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光学フィルタ、光モジュール、光通信システム、および光結合方法に関して、光通信に用いる光学フィルタ、光モジュール、光通信システム、および光結合方法に関する。
近年、光通信の大容量化に伴って、位相干渉によって容量を拡大できるデジタルコヒーレント方式の導入が進められている。デジタルコヒーレント方式では、高速な光信号を受光素子で光電変換して高速なデジタル回路で処理することにより、分散の影響等を補償し、長距離・大容量の伝送を実現する技術である。
ここで、デジタルコヒーレント方式を受信するには、信号光の他に局発光を使用する必要があり、受信モジュール内部にてこれらの光を混合してから受光素子で光電変換を行うことになる。
また、本方式においては受信モジュール内の混合器と光導波路型の素子を使うことが主流であるので、光ファイバで導光された信号光と局発光を、レンズを使って光導波路に結合させる必要がある。この際、局発光を所望の偏光にする必要があり、局発光側の光路にのみ偏光子を挿入することが行われる。
光結合を行う光モジュールや光結合方法に関しては、例えば特許文献1に記載の技術が提案されている。
近年、受信モジュールの小型化が求められており、2つの入力ファイバ(信号光と局発光)の間隔を狭くする必要が生じている。このため、信号光と局発光の光学系を全てアレイ化した小型の光学系が求められている。
特開2003−270476号公報
ここで、レンズをアレイ化する際には、その製造コストや製造容易性等の観点から同じ曲面を持つレンズ群を形成する必要がある。そのため、アレイ内のレンズは何れも焦点距離が等しくなるため、局発光側の光路にのみ偏光子を挿入すると、信号光と局発光で焦点距離が変わってしまい、おのおのの光導波路との結合損失が増加してしまう問題があった。
この問題に対し、焦点距離の補償のために、信号光側に別部材として光路補償素子を挿入することは技術的には可能である。しかし、部品点数の増加や実装コストの増加、そして実装面積の増加につながるという問題があった。
本発明の光学フィルタは、アレイレンズの第一のレンズに入射する光線が通過する光学フィルタ部と、前記アレイレンズの少なくとも他の一つのレンズに入射する光線が通過し、光路長が前記光学フィルタ部に略等しい光路長補償部とを有する。
本発明の光学フィルタにより、部品点数や実装コスト、実装面積の低減が可能である。
本発明の第一の実施形態における光モジュールの光路に沿った断面図である。 本発明の実施例1における光学フィルタに側面図及び上面図の概念図である。 本発明の実施例1における光学フィルタに側面図及び上面図の概念図である。 本発明の実施例1における光学フィルタに側面図及び上面図の概念図である。 本発明の実施例1における光学フィルタに側面図及び上面図の概念図である。 本発明の実施例1における光学フィルタに側面図及び上面図の概念図である。 本発明の実施例2における光学フィルタに側面図及び上面図の概念図である。 本発明の実施例2における光学フィルタに側面図及び上面図の概念図である。 一般的な光モジュールの光路に沿った断面図である。
以下に、本発明を実施するための好ましい形態について図面を参照して詳細に説明する。ただし、以下に述べる実施形態は本発明を実施するために技術的に好ましい限定がされているが、発明の範囲を以下に限定するものではない。
[実施形態1]実施形態1について図面を参照して詳細に説明する。図1は、実施形態1の光モジュール100を上から見た時の光路に沿った断面図である。実施形態1で示される光モジュール100は図1に示されるように、アレイレンズ1と、光学フィルタ2を有する。
[構成の説明]図1に示されるように、アレイレンズ1は、第一のレンズ1aと少なくとも他の一つのレンズ(図1においては第二のレンズ1bとして示されており、以降同様に説明する)を備える。
光学フィルタ2は、光学フィルタ部2aと光路長が光学フィルタ部2aに略等しい光路長補償部2bとを有する。光学フィルタ部2aを、第一のレンズ1aに入射する光線が通過する。また、光路長補償部2bを第二のレンズ1bに入射する光線が通過する。光学フィルタ2は、アレイレンズ1の第一のレンズ1aの光軸上に光学フィルタ部2aが位置し、かつアレイレンズ1の第二のレンズ1bの光軸上に光路長補償部2bが位置するよう配置される。
[作用の説明]以下図1を参照し、光学フィルタ2からアレイレンズ1に向かって光が導波し、所定の焦点距離で光が焦点を結ぶ場合の、本実施形態における光モジュール100の作用を説明する。
図1において、光は左から右に向かって、すなわち光学フィルタ2からアレイレンズ1に向かう方向に沿って入射する。光学フィルタ部2aを通過し、第一のレンズ1aに向かう第二の光は、通過した光学フィルタ2aによって所定のフィルタリングを受け、アレイレンズ1に入射し、所定の焦点距離、すなわち第一のレンズ1aの焦点距離に集光される。
一方、光路長補償部2bを通過し、第二のレンズ1bに入射する第一の光は、入射した光路長補償部2bの光路長が光学フィルタ部2aに略等しいため、前述の光学フィルタ2aに入射し通過した光の焦点距離と略等しい焦点距離に集光される。
[効果の説明]このように、光学フィルタ2が光学フィルタ部2aと光路長補償部2bを有することで、何れも焦点距離が等しいアレイレンズ1を利用し、かつ特定の光線にフィルタリングを適用しても、フィルタリングを受けない他の光線との焦点距離のズレを調整できる。かつ光モジュール100の部品点数や実装コスト、実装面積の低減が可能である。
実施形態1においては、アレイレンズ1と光学フィルタ2とを有する光モジュール100として説明したが、アレイレンズ1が別部材であっても、光学フィルタ2が上述の構成であれば作用効果を奏する。
以下、実施形態1の構成において取りうるバリエーション例を示す。
アレイレンズ1を基準に捉えると、第一のレンズ1aの光軸1aaと第二のレンズ1bの光軸1baとが略平行であり、これら二つの光軸が通過する箇所の光学フィルタ2の光路長が略同一であることが好ましい。このことにより、第一の光と第二の光とが略同じ焦点距離に集光される。図1においては素子2の光路長が全体に均一であるが、光軸が通過する箇所のみの光路長が略同一であってもよい。
一方、入射する光を基準に捉えると、光学フィルタ部2aを通過し、第一のレンズ1aに入射する第二の光と、光路長補償部2bを通過し、第二のレンズ1bに入射する第一の光とが互いに平行であり、光学フィルタ2は、少なくとも第一の光と第二の光とが通過し得る箇所の光路長が略同一であることが好ましい。ここで光学フィルタ2の光路長とは、図1に示されるように、前述の第一の光や第二の光の進行方向に沿った、光学フィルタ2の光路長である。この場合も、第一の光と第二の光とが略同じ焦点距離に集光される。
光学フィルタ2aとして、偏光子、波長選択フィルタ、波長板など、任意のフィルタを用いることができる。他にも、光学フィルタとして光量を減衰させる減衰器を用いることができ、この構成の場合にはアレイレンズ1に入射する複数の光線のうち、特定の光線のみ光量を減衰させることができる。
光路長補償部2bは、光学フィルタ部2aと同等の光路長になるよう補償する、または第二の光を第一の光と略同一の焦点距離とすることができれば、あらゆる部材を採用してよい。また、第二の光が光学フィルタ部2aを通過し、第一の光が光路長補償部2bを通過するよう光学フィルタ2が配置される。
また、光路長補償部2bの材質として、ガラス、シリコン、透光性樹脂などを用いることができる。
[実施形態2]次に、第1及び第2の実施形態の実施例について、図2〜図5を参照して詳細に説明する。実施形態2では、第1の実施形態における光学フィルタ2の様々な実施態様の例を示す。実施形態2における光モジュール100の光学フィルタ2以外の構成については、実施形態1と同様である。
光学的に透明な板(以降透明板10)に光学フィルタ部2aと光路長補償部2bとが形成された場合のうち、光学フィルタ部2aが厚み方向全体にわたって形成され、他の部分全体を光路長補償部2bとした例を図2に示す。図2の(a)は上面図、(b)は正面図である。ここで図2の(b)は、光学フィルタ2に入射する光方向から見た図である。また、光学的に透明とは、所望の光を透過する状態を指す。所望の光の例として、光モジュール100内を導波する予定の波長の光が挙げられる。
また、図3及び図4に、光学フィルタ2が、透明板10の表面に光学フィルタ部2aが形成され、透明板10の他の部分を光路長補償部2bとした例を示す。図3は、光学フィルタ部2aの形成箇所の光学フィルタ2の光路長と光路長補償部2bのみの箇所の光路長が略同一な構成の場合が示されている。
また、図4には、図3に対して光学フィルタ部2aの形成箇所の光学フィルタ2の光路長と光路長補償部2bのみの箇所の光路長が異なる構成の場合が示されている。図4の場合、光路長補償部2bの光路長が光学フィルタ部2aより十分長い場合には、第一のレンズ1aに入射する第一の光と第二のレンズ1bに入射する第二の光とが略同じ焦点距離で集光する。
図5には、光学フィルタ2が、光学フィルタ部2aと光路長補償部2bとが接合されてなる例が示されている。接合方法としては、接着剤による接着、拡散接合、融着など、様々な方法が適用できる。
図6には、光学フィルタ2が、透明板10の一面に光学フィルタ部2aと光路長補償部とが形成されてなる例が示されている。
これらのどの実施態様においても、光学フィルタ2が光学フィルタ部2aと光路長補償部2bを有することで、何れも焦点距離が等しいアレイレンズ1を利用しながらも特定の光線にフィルタリングを適用できる。かつ光学フィルタ2及び光モジュール100の部品点数や実装コスト、実装面積の低減が可能である。
[実施形態3]次に、実施形態1の光モジュール100を2つの光学素子である第一の光学素子3と第二の光学素子4とに結合する例を図7〜図8を参照して詳細に説明する。ここでは、アレイレンズ1の3つのレンズをすべて光路として使用する例を示す。
図7はアレイレンズ1と光学フィルタ2によって、第一の光学素子3と第二の光学素子4とを光学的に結合する場合を示す。
第一の光学素子3や第二の光学素子4として、ファイバアレイ、光導波路を有する素子などが適用されうる。例として、図8に、第一の光学素子3としてファイバアレイ3a、第二の光学素子4として光導波路4aを有する素子、光学フィルタ部2aに偏光子2aa、光路長補償部2bに透明ガラス2baを用いた場合の上面図を示す。
図8に示されるように、ファイバアレイ3aは光ファイバ3aa〜3acの3本で構成されており、光学フィルタ2、アレイレンズ1、光導波路4aもこれに対応して3つの光路を有している。
光ファイバ3acから光導波路4cに向けて出射された光線は、偏光子2aaを通り、第一のレンズ1aで集光されて、光導波路4cに結合する。同様に、光ファイバ3aa、3abから出射された光線は、透明ガラス2baを通り、それぞれ第三のレンズ1c、第二のレンズ1bで集光されて光導波路4a、4bに結合する。
ここで、光学フィルタ2の中で偏光子2aa以外の部分は、偏光子2aaと光路長が等しい透明ガラス2baになっている。そのため、光ファイバ3acから出射された光線のみ偏光子2aaを通り、特定の偏波のみ透過することになる。一方、光ファイバ3aa、3abから出射された光線は、偏光子2aaと同じ光路長の透明ガラス2baを透過する。これにより、偏光子2aaを通った光線が1本だけあるが、ファイバアレイ3aからアレイレンズ1の光路長は光ファイバ3aa〜3acから出射される3本の光線すべてで等しくなる。このため、第一のレンズ1a、第二のレンズ1b、第三のレンズ1cのいずれにおいても焦点距離に差がなくなり、いずれの光線も光導波路4a〜4cと最適な結合をすることができる。
なお図9は、図8の比較として一般的に用いられる光学系を示している。図9の光モジュール200の構成には、光モジュール100と比べて光路長補償部2bが無く、光学フィルタ部2a(図9では、図8との比較のため偏光子2aaとして示されている)のみが存在する。このため、3本の光線のうち偏光子2aaを通る光線のみ光路長が変わり、光導波路4a〜4cとの結合損失が増加してしまう。
上述のように、様々な光学フィルタ2のバリエーションを示したが、光学フィルタ2は第一の実施形態に記載した事項に加え、光学フィルタ部2aと光路長補償部2bとが一体形成されてなる構成であればよい。
偏光子2aaの形成方法としては、蒸着、成膜、イオンドープ、アニール、酸化、還元、などが使用できる。さらに、必要に応じてフィルム状の偏光子2aaを貼り付けて形成することができる。
本実施形態では、ファイバアレイ3aと光導波路4a〜4cの結合を例として挙げたが、この組み合わせに拘ることなく、ファイバアレイ同士の結合系でも良いし、光導波路同士の結合系でも良い。さらに、導波路PD(Photo Diode、フォトダイオード)アレイやレーザアレイ素子などのアレイ光学素子に対しても、本発明の適用が可能である。また、ファイバアレイ3aの光ファイバが3本の例を示したが、2本の場合、4本以上の場合でも同様である。
本実施形態では、アレイレンズのうち3つのレンズを光路として使用する例を示したが、2つのレンズを用いる場合、4つ以上のレンズを用いる場合でも同様である。
本発明の光モジュール100は、光通信システムに用いることができる。また、デジタルコヒーレント方式の通信に、本発明の素子2や光モジュール100、光通信システムを用いることができる。デジタルコヒーレント方式の通信に用いる場合、前述の第一の光を信号光、第二の光を局発光とすることができる。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
[付記1]
アレイレンズの第一のレンズに入射する光線が通過する光学フィルタ部と、
前記アレイレンズの少なくとも他の一つのレンズに入射する光線が通過し、光路長が前記光学フィルタ部に略等しい光路長補償部とを有する、光学フィルタ。
[付記2]
前記光学フィルタ部と前記光路長補償部とが一体形成されてなる、付記1に記載の光学フィルタ。
[付記3]
光学的に透明な板に前記光学フィルタ部と前記光路長補償部とが形成された、付記1または2に記載の光学フィルタ。
[付記4]
光学的に透明な板の表面に前記光学フィルタ部が形成され、他の部分を前記光路長補償部とする、付記1または2のいずれかに記載の光学フィルタ。
[付記5]
光学的に透明な板の一面に前記光学フィルタ部と前記光路長補償部とが形成された、付記1または2に記載の光学フィルタ。
[付記6]
前記光学フィルタ部と前記光路長補償部とが接合されてなる、付記1または2のいずれかに記載の光学フィルタ。
[付記7]
前記光学フィルタ部が偏光子である、付記1から6のいずれかに記載の光学フィルタ子。
[付記8]
前記光学フィルタ部が波長選択フィルタである、付記1から6のいずれかに記載の光学フィルタ。
[付記9]
前記光学フィルタ部が波長板である、付記1から6のいずれかに記載の光学フィルタ。
[付記10]
前記光学フィルタ部が光量を減衰させる減衰器である、付記1から6のいずれかに記載の光学フィルタ。
[付記11]
前記光路長補償部の材質がガラスである、付記1から10のいずれかに記載の光学フィルタ。
[付記12]
前記光路長補償部の材質がシリコンである、付記1から10のいずれかに記載の光学フィルタ。
[付記13]
前記光路長補償部の材質が透光性樹脂である、付記1から10のいずれかに記載の光学フィルタ。
[付記14]
前記第一のレンズに入射する光線が局発光であり、前記少なくとも他の一つのレンズに入射する光線が信号光である、付記1から13のいずれかに記載の光学フィルタ。
[付記15]
アレイレンズと、付記1から14のいずれかに記載の光学フィルタとを有し、
前記アレイレンズの第一のレンズの光軸上に前記光学フィルタ部が位置し、かつ前記アレイレンズの少なくとも他の一つのレンズの光軸上に前記光路長補償部が位置するよう前記光学フィルタが配置される、光モジュール。
[付記16]
前記アレイレンズと前記光学フィルタによって、接続予定の2つの光学素子を光学的に結合しうる、付記1から14のいずれかに記載の光モジュール。
[付記17]
前記2つの光学素子のうち、少なくとも一つがファイバアレイである、付記16に記載の光モジュール。
[付記18]
前記2つの光学素子のうち、少なくとも一つが光導波路を有する素子である、付記16または17に記載の光モジュール。
[付記19]
前記アレイレンズのうち、3個以内のレンズを光路長として使用する、付記14から17のいずれかに記載の光モジュール。
[付記20]
前記第一のレンズの光軸と前記他の一つのレンズの光軸とが略平行であり、
前記二つの光軸が通過する箇所の前記光学フィルタの光路長が略同一である、付記15から19のいずれかに記載の光モジュール。
[付記21]
前記光路長補償部を通過し、前記他の一つのレンズに入射する第一の光と、
前記光学フィルタ部を通過し、前記第一のレンズに入射する第二の光が互いに平行であり、
前記光学フィルタは、少なくとも前記第一の光と前記第二の光とが通過し得る箇所の光路長が略同一である、付記15から20のいずれかに記載の光モジュール。
[付記22]
少なくとも2つの光線が入射しうるアレイレンズと、光学フィルタ部と前記光学フィルタ部と同等の光路長になるよう補償する光路長補償部とを有する光学フィルタとを有し、
前記2つの光線は前記光学フィルタを通過し、
前記2つの光線のうち、第二の光が前記光学フィルタ部を通過し、第一の光が前記光路長補償部を通過するよう前記光学フィルタが配置された、光モジュール。
[付記23]
前記第二の光が局発光であり、前記第一の光が信号光である、付記15から22のいずれかに記載の光モジュール。
[付記24]
デジタルコヒーレント方式の通信に使用される、付記1から14のいずれかに記載の光フィルタ。
[付記25]
付記15から23のいずれかに記載の光モジュールを備える、光通信システム。
[付記26]
デジタルコヒーレント方式の通信に使用される、付記15から23のいずれかに記載の光モジュール。
[付記27]
デジタルコヒーレント方式の通信に使用される、付記25に記載の光通信システム。
[付記28]
アレイレンズに入射しうる第一の素子から入射される少なくとも2つの光線が、光学フィルタ部と光路長が前記光学フィルタ部に略等しい光路長補償部を有する光学フィルタを通過し、
前記2つの光線のうち、第一の光が前記光学フィルタ部を通過し、
前記2つの光線のうち、光路長が前記光学フィルタ部に略等しい前記光路長補償部を第二の光が通過し、
前記第一の光と前記第二の光とが、第二の素子に結合する、光結合方法。
1 アレイレンズ
1a 第一のレンズ
1aa 第一のレンズ1aの光軸
1b 第二のレンズ
1ba 第二のレンズ1bの光軸
1c 第三のレンズ
2 光学フィルタ
2a、2a’ 光学フィルタ部
2aa 偏光子
2b、2b’ 光路長補償部
2ba 透明ガラス
3 第一の光学素子
3a ファイバアレイ
3aa〜3ac 光ファイバ
4 第二の光学素子
4a〜4c 光導波路
10 透明板
100 光モジュール
200 光モジュール
2a 光学フィルタ部
2aa 偏光子
2b 光路長補償部
2ba 透明ガラス
3 第一の光学素子
3a ファイバアレイ
3aa〜3ac 光ファイバ
4 第二の光学素子
4a〜4c 光導波路
10 透明板
100 光モジュール
200 光モジュール

Claims (10)

  1. 前記アレイレンズの第一のレンズに入射する光線が通過する光学フィルタ部と、
    前記アレイレンズの少なくとも他の一つのレンズに入射する光線が通過し、光路長が前記光学フィルタ部に略等しい光路長補償部とを有する、光学フィルタ。
  2. 前記光学フィルタ部と前記光路長補償部とが一体形成されてなる、請求項1に記載の光学フィルタ。
  3. 光学的に透明な板に前記光学フィルタ部と前記光路長補償部とが形成された、請求項1または2に記載の光学フィルタ。
  4. 光学的に透明な板の表面に前記光学フィルタ部が形成され、他の部分を前記光路長補償部とする、請求項1または2のいずれかに記載の光学フィルタ。
  5. 光学的に透明な板の一面に前記光学フィルタ部と前記光路長補償部とが形成された、請求項1または2に記載の光学フィルタ。
  6. 前記光学フィルタ部と前記光路長補償部とが接合されてなる、請求項1または2のいずれかに記載の光学フィルタ。
  7. 前記光学フィルタ部が偏光子である、請求項1から6のいずれかに記載の光学フィルタ。
  8. 前記第一のレンズに入射する光線が局発光であり、前記少なくとも他の一つのレンズに入射する光線が信号光である、請求項1〜7のいずれかに記載の光学フィルタ。
  9. アレイレンズと、請求項1から8のいずれかに記載の光学フィルタとを有し、
    前記アレイレンズの第一のレンズの光軸上に前記光学フィルタ部が位置し、かつ前記アレイレンズの少なくとも他の一つのレンズの光軸上に前記光路長補償部が位置するよう前記光学フィルタが配置される、光モジュール。
  10. アレイレンズに入射しうる第一の素子から入射される少なくとも2つの光線が、光学フィルタ部と光路長が前記光学フィルタ部に略等しい光路長補償部を有する光学フィルタを通過し、
    前記2つの光線のうち、第一の光が前記光学フィルタ部を通過し、
    前記2つの光線のうち、光路長が前記光学フィルタ部に略等しい前記光路長補償部を第二の光が通過し、
    前記第一の光と前記第二の光とが、第二の素子に結合する、光結合方法。
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