JP2015161622A - 外観検査装置、外観検査方法、およびプログラム - Google Patents

外観検査装置、外観検査方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電子部品の良否判定を高精度に行うだけでなく、検査箇所に応じて検査精度を柔軟に変更することが可能な外観検査装置等を提供する。【解決手段】メイン処理PCは、入力した基準画像をペイントソフト画面71上に表示させる。基準画像において、検査感度を厳しくする領域、検査感度を普通にする領域、検査感度を甘くする領域、マスクする領域が、それぞれ操作ボタン72〜75を用いて異なる色で指定され、検査精度指定マスク画像81が作成される。そして、メイン処理PCは、撮像画像から抽出された欠陥候補の座標値に対応するエリア色を検査精度指定マスク画像81から取得し、エリア色毎に予め定義されている閾値と、欠陥候補の面積から(画素数)から良否判定する。【選択図】図7

Description

本発明は、電子部品の外観検査を行う外観検査装置等に関するものである。
近年、ICチップモジュールにおけるICチップの実装方法としては、導電性のダイパッドをハーフエッチングしたメタル基材(メタルサブストレート)上にICチップをマウントし、ボンディング線にてメタルサブストレートの端子部へ接続する形態が提案されている。この実装方法によって、実装厚を薄くでき、かつ、量産にも対応することができる。
このような形態のICチップモジュールにおいて、一般に、メタルサブストレートは、ICチップを搭載するための領域(ダイパッド部)、アンテナ回路との接続用の領域や入出力端子の領域に分かれている。
通常、メタルサブストレートの作製には、薄い銅素材等を用いたエッチング加工方法が採られる。そして、メタルサブストレートを面付けしてエッチング加工後、面付け状態のまま、順に、銀メッキ処理、ICチップマウント、ワイヤボンディング、個別樹脂封止等の処理がリール方式で行われることにより、ICチップモジュールが作製される。
ところが、作製されるICチップモジュールは、エッチング加工不良や銀メッキ処理不良が発生する場合がある。
そこで、例えば、特許文献1には、検査対象画像に対して、二値化処理、膨張処理、膨張処理における膨張の回数よりも多い回数の収縮処理を順に実施することで、膨張収縮処理が施された画像データと、膨張収縮前の二値化された画像データとを比較して、二値化された画像データに対応するリードに生じた欠けを検出する技術が提案されている。
また特許文献1には、検査対象画像に対して、二値化処理、収縮処理、収縮処理における収縮の回数よりも多い回数の膨張処理を順に実施することで、収縮膨張処理が施された画像データと、収縮膨張前の二値化された画像データとを比較して、二値化された画像データに対応するリードに生じた突起を検出する技術も提案されている。
特開平11−224892公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、膨張収縮処理や収縮膨張処理において製品輪郭部分が残ってしまうため、輪郭部分の小さな欠けや突起を検出することができない課題があった。
また、検査箇所によって検査精度を自由に変更することができない課題があった。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたもので、その目的とすることは、電子部品の良否判定を高精度に行うだけでなく、検査箇所に応じて検査精度を柔軟に変更することが可能な外観検査装置などを提供することである。
前述した目的を達成するための第1の発明は、電子部品の外観を検査する外観検査装置であって、基準画像において、エリア毎に検査精度を示す色を指定したマスク画像を作成する作成手段と、前記電子部品を撮像し、検査対象画像を得る撮像手段と、前記撮像手段により得られた前記検査対象画像から欠陥候補を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された前記欠陥候補の座標値に指定されているエリア色を、前記マスク画像から取得する取得手段と、前記抽出手段により抽出された前記欠陥候補の特徴量、および、前記取得手段により取得された前記エリア色に予め定義されている前記検査精度に基づいて、前記欠陥候補の良否を判定する判定手段と、を備えることを特徴とする外観検査装置である。
第1の発明によって、電子部品の良否判定を高精度に行うだけでなく、検査箇所に応じて検査精度を柔軟に変更することが可能となる。
前記撮像手段により得られた前記検査対象画像の明部を抽出し、抽出した明部抽出画像の明部を膨張し、膨張した画像を収縮して膨張収縮画像を得る膨張収縮手段と、をさらに備え、前記抽出手段は、前記明部抽出画像と前記膨張収縮手段により得られた前記膨張収縮画像との差分から前記欠陥候補を抽出することが望ましい。
これによって、電子部品の製品輪郭部分に存在する小さな欠けや突起等も高精度に抽出することが可能となる。
前記マスク画像の各エリアには、検査精度毎に異なる色が指定されるようにすることが望ましい。
これによって、欠陥箇所の検査精度を容易に取得することが可能となる。
前記検査精度は、所定の閾値であることが望ましい。
これによって、欠陥箇所の特徴量に対して、所定の閾値により欠陥候補の良否を判定することができる。
第2の発明は、電子部品の外観を検査する外観検査装置であって、前記電子部品の検査対象画像から欠陥候補を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された前記欠陥候補の座標値に指定されているエリア色を、エリア毎に検査精度を示す色を指定した基準画像のマスク画像から取得する取得手段と、前記抽出手段により抽出された前記欠陥候補の特徴量、および、前記取得手段により取得された前記エリア色に予め定義されている前記検査精度に基づいて、前記欠陥候補の良否を判定する判定手段と、を備えることを特徴とする外観検査装置である。
第2の発明によって、電子部品の良否判定を高精度に行うだけでなく、検査箇所に応じて検査精度を柔軟に変更することが可能となる。
第3の発明は、電子部品の外観を検査する外観検査装置の外観検査方法であって、基準画像において、エリア毎に検査精度を示す色を指定したマスク画像を作成する作成ステップと、前記電子部品を撮像し、検査対象画像を得る撮像ステップと、前記撮像ステップにより得られた前記検査対象画像から欠陥候補を抽出する抽出ステップと、前記抽出ステップにより抽出された前記欠陥候補の座標値に指定されているエリア色を、前記マスク画像から取得する取得ステップと、前記抽出ステップにより抽出された前記欠陥候補の特徴量、および、前記取得ステップにより取得された前記エリア色に予め定義されている前記検査精度に基づいて、前記欠陥候補の良否を判定する判定ステップと、を含むことを特徴とする外観検査方法である。
第3の発明によって、電子部品の良否判定を高精度に行うだけでなく、検査箇所に応じて検査精度を柔軟に変更することが可能となる。
第4の発明は、コンピュータを、電子部品の外観を検査する外観検査装置として機能させるためのプログラムであって、前記コンピュータを、基準画像において、エリア毎に検査精度を示す色を指定したマスク画像を作成する作成手段、前記電子部品を撮像し、検査対象画像を得る撮像手段、前記撮像手段により得られた前記検査対象画像から欠陥候補を抽出する抽出手段、前記抽出手段により抽出された前記欠陥候補の座標値に指定されているエリア色を、前記マスク画像から取得する取得手段、前記抽出手段により抽出された前記欠陥候補の特徴量、および、前記取得手段により取得された前記エリア色に予め定義されている前記検査精度に基づいて、前記欠陥候補の良否を判定する判定手段、として機能させるプログラムである。
第4の発明のプログラムを汎用のコンピュータにインストールすることによって、第1の発明の外観検査装置を得て、第2の発明の外観検査方法を実行することができる。
本発明により、電子部品の良否判定を高精度に行うだけでなく、検査箇所に応じて検査精度を柔軟に変更することが可能となる。
本発明の実施の形態の外観検査に用いられる電子部品の概要を説明する模式図である。 本発明の実施の形態に係る外観検査整装置の構成例を示す図である。 電子部品の積載の様子を説明する図である。 外観検査装置の基本動作処理を説明するフローチャートである。 検査精度指定マスク画像の作成処理を説明するフローチャートである。 ペイントソフト画面の表示例を示す図である。 検査精度指定マスク画像81の一例を示す図である。 検査ステージ1における欠陥候補抽出処理を説明するフローチャートである。 図8の欠陥候補抽出処理における具体的な処理内容を説明するための画像例である。 検査ステージ2における欠陥候補抽出処理を説明するフローチャートである。 図10の欠陥候補抽出処理における具体的な処理内容を説明するための画像例である。 検査ステージ3における欠陥候補抽出処理を説明するフローチャートである。 図12の欠陥候補抽出処理における具体的な処理内容を説明するための画像例である。 メイン処理PCにおける総合良否判定処理を説明するフローチャートである。 欠陥候補の一例を示す図である。 検査精度指定マスク画像が欠陥候補に展開された様子を示す図である。 各座標値に対応して取得されたエリア色の一例を示す図である。 閾値テーブルの一例を示す図である。 判断結果の一例を示す図である。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
[本発明の実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態の外観検査に用いられる電子部品1の概要を説明する模式図である。
電子部品1は、銅板1a上に、メタルサブストレート1bが、縦に10面付された状態のものである。
メタルサブストレート1bには、領域Aの部分拡大図に示すように、銅素材に一部銀メッキが施されている。
本実施の形態では、これら、銅素材および銀メッキの欠け、抜け、突起等の不良を検査することを目的とするものである。
図2は、本発明の実施の形態に係る外観検査整装置11の構成例を示す図である。尚、図2のハードウェア構成は一例であり、用途、目的に応じて様々な構成を採ることが可能である。
マガジンチェンジャ21は、図1に示した電子部品1が数百枚積載されたものが収納されるマガジン(ボックス)を予め複数個セットしており、1セット毎、L/F供給マガジン22に供給する。
電子部品1の積載の際には、図3に示すように、電子部品1−1と電子部品1−2の間に間紙31−1が挿入され、電子部品1−2と電子部品1−3の間に間紙31−2が挿入される。つまり、間紙31−1、31−2は、部品と部品との擦れにより傷がつくことを防止するための役割を果たす。
L/F(lead/Frame)供給マガジン22は、マガジンチェンジャ21より供給されたマガジンをセットする。
供給ユニット23は、図示せぬ吸着部を制御し、L/F供給マガジン22内の電子部品1を吸着(ピックアップ)させ、搬送台24に搬送させる。
また供給ユニット23は、図示せぬ吸着部を制御し、L/F供給マガジン22内の間紙31を吸着させ、間紙収納BOX25に搬出させる。
搬送台24は、供給ユニット23の制御の下、図中矢印B方向に、電子部品1を、所定の速度で搬送する。図2の例では、搬送台24上に電子部品1−1〜1−5が図示されている。
間紙収納BOX25は、L/F供給マガジン22内から搬出された間紙31を収納する。
ラインセンサカメラ26〜28は、搬送台24により搬送されてきた電子部品1を、それぞれ撮像する。
照明ユニット29は、ドーム照明29Aおよび同軸落射照明29Bから構成されている。
ドーム照明29Aは、ドーム内面に白色LEDを照射し、拡散光を用いて電子部品1に照射させる無影照明であって、全方向からの光で、電子部品1を均一に照射する。
同軸落射照明29Bは、白色LEDからの拡散光を、ハーフミラーを使用してカメラ軸に対して同軸上に落射させる照明であって、鏡面や反射率の高い電子部品1を均一に照射する。
これら2種類の照明を組み合わせることによって、電子部品1の素材部の圧延筋による影の写り込みを防止し、製品表面素材部の汚れや素材部の欠け不良等(例えばメタルサブストレートの素材である銅の表面や形状)を高精度に検出することができる。
なお、素材部が128階調となるように照明ボリュームを調整することにより、背景は0〜5階調程度、メッキ部は素材部同等で128階調程度となる。
照明ユニット30は、ドーム照明30Aおよび同軸落射照明30Bから構成されている。
ドーム照明30Aは、ドーム内面に青色LEDを照射し、拡散光を用いて電子部品1を均一に照射する。
同軸落射照明30Bは、青色LEDからの拡散光を、ハーフミラーを使用してカメラ軸に対して同軸上に落射させ、電子部品1を均一に照射する。
これら2種類の照明を組み合わせることによって、電子部品1の素材部の圧延筋による影の写り込みを防止し、製品表面銅素材部と銀メッキ部のコントラストが得られ、製品銀メッキ上の汚れやメッキ欠け不良等(例えば、Ag表面やAg形状)を高精度に検出することができる。
なお、メッキ部が128階調となるように照明ボリュームを調整することにより、背景は0〜5階調程度、素材部は50階調程度となる。
照明ユニット31は、ドーム照明31A、同軸落射照明31B、および透過照明31Cから構成されている。
ドーム照明31Aは、ドーム内面に白色LEDを照射し、拡散光を用いて電子部品1を均一に照射する。
同軸落射照明31Bは、白色LEDからの拡散光を、ハーフミラーを使用してカメラ軸に対して同軸上に落射させ、電子部品1を均一に照射する。
透過照明31Cは、電子部品1の背後から照明を与え、電子部品1からの透過光、または電子部品1の影を観測する。
これら3種類の照明を組み合わせることによって、電子部品1の素材部の圧延筋による影の写り込みを防止し、製品裏面素材部の汚れ、素材部の欠け、メッキ部や素材部の突起不良等(例えばメタルサブストレートの素材である銅の表面や形状)を高精度に検出することができる。
なお、透過照明31Cは、エッチング部が255階調となるように設定することにより、製品部とエッチング部の明るさの差が生じるようにしておく。素材部は、128階調になるように調整する。
搬出ユニット32は、メイン処理PC41の制御の下、図示せぬ吸着部を制御し、搬送台24を搬送されてきた、OK品(良品)と判定された電子部品1を吸着(ピックアップ)させ、OK品搬出マガジン33に搬出させる。
また搬出ユニット32は、メイン処理PC41の制御の下、図示せぬ吸着部を制御し、搬送台24を搬送されてきた、NG品(欠陥品)と判定された電子部品1を吸着させ、NG品搬出マガジン34に搬出させる。
さらに搬出ユニット32は、メイン処理PC41の制御の下、図示せぬ吸着部を制御し、間紙収納BOX35に収納されている図示せぬ間紙(間紙収納BOX25に収納される間紙31とは異なる)を吸着させ、OK品搬出マガジン33およびNG品搬出マガジン34に搬出された電子部品1上に当該間紙を挿入させる。
OK品搬出マガジン33は、OK品(良品)と判定された電子部品1を予めセットされたマガジンに積載する。
NG品搬出マガジン34は、NG品(欠陥品)と判定された電子部品1を予めセットされたマガジンに積載する。
間紙収納BOX35は、図示せぬ間紙(間紙収納BOX25に収納される間紙31とは異なる)を収納する。
マガジンチェンジャ36は、OK品搬出マガジン33またはNG品搬出マガジン34にセットされたマガジン内に所定枚数の電子部品1が積載されると、当該マガジンを次の工程へ搬送し、新しい(空の)マガジンをセットする。
画像処理ユニット37、38は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等からなるコンピュータシステムである。
画像処理ユニット37、38は、ラインセンサカメラ26、27で撮像された画像をそれぞれ入力し、明部抽出処理、白膨張処理、白収縮処理、差分処理、ラベリング処理等を行い、抽出した欠陥候補を、シーケンサ40を介してメイン処理PC41に出力する。
明部抽出処理は、検査対象となる画像から製品部を抽出するために、例えば、撮像画像を二値化する。
白膨張処理は、膨張フィルタにより白色領域を膨張し、黒く写る素材部の汚れや欠けが除去された画像を生成する。
白収縮処理は、白色領域が膨張された画像に対し、白膨張処理と同じフィルタサイズおよび回数により、白色領域を収縮した画像を生成する。
差分処理は、撮像画像と白収縮処理された画像との差分画像を生成する。
ラベリング処理は、差分画像に含まれる欠陥候補の座標値および面積(画素数)を算出し、番号付与を行う。
画像処理ユニット39は、CPU、ROM、RAM、HDD等からなるコンピュータシステムである。
画像処理ユニット39は、ラインセンサカメラ28で撮像された画像を入力し、明部抽出処理、白膨張処理、白収縮処理、暗部抽出処理、黒膨張処理、黒収縮処理、差分処理、ラベリング処理等を行い、抽出した欠陥候補を、シーケンサ40を介してメイン処理PC41に出力する。
暗部抽出処理は、検査対象となる画像からエッチング部を抽出するために、例えば、撮像画像を二値化する。
黒膨張処理は、膨張フィルタにより黒色領域を膨張し、メッキ部や素材部の突起が除去された画像を生成する。
黒収縮処理は、膨張された画像に対し、膨張処理と同じフィルタサイズおよび回数により黒色領域を収縮した画像を生成する。
メイン処理PC41は、CPU、ROM、RAM、HDD等からなるコンピュータシステムである。
メイン処理PC41は、予め、作業者によって、基準画像の画像領域毎に検査精度が指定されたマスク画像(以下、検査精度指定マスク画像と称する)を作成する。
メイン処理PC41は、画像処理ユニット37〜39からの欠陥候補を入力し、予め作成した検査精度指定マスク画像に基づいて面積判定処理を行い、電子部品1を1枚毎に良否判定し、その判定結果を、シーケンサ40を介して検査結果確認PC42に出力する。
面積判定処理は、欠陥候補の面積が所定の閾値より大きいか否かを判定する。
またメイン処理PC41は、面積判定処理の判定結果に基づいて、搬出ユニット32を制御する。
検査結果確認PC42は、メイン処理PC41からの判定結果を入力し、操作部44からの表示指示に基づいて、良否判定結果を表示させる。
操作部43は、タッチパネル43Aおよびメインスイッチ43Bから構成され、ユーザによる指示入力を受け付け、入力情報をメイン処理PC41または検査結果確認PC42に出力する。
以下、本実施の形態において、照明ユニット29、ラインセンサカメラ26、および画像処理ユニット37を、「検査ステージ1」と称し、照明ユニット30、ラインセンサカメラ27、および画像処理ユニット38を、「検査ステージ2」と称し、照明ユニット31、ラインセンサカメラ28、および画像処理ユニット39を、「検査ステージ3」と称する。
(基本動作処理)
次に、図4のフローチャートを参照して、外観検査装置11の基本動作処理について説明する。
ステップS1において、外観検査装置11のメイン処理PC41の図示せぬCPUは、操作部43およびシーケンサ40を介して、作業者によって検査開始が指示されたか否かを判定し、検査開始が指示されるまで待機する。そして、メイン処理PC41のCPUは、検査開始が指示されると、ステップS2に進む。
ステップS2において、外観検査装置11の供給ユニット23は、図示せぬ吸着部を制御し、L/F供給マガジン22内の電子部品1を吸着(ピックアップ)させる。
ステップS3において、外観検査装置11の供給ユニット23は、ステップS2の処理でピックアップさせた電子部品1を、搬送台24に搬送させる。
ステップS4において、外観検査装置11の供給ユニット23は、図示せぬ吸着部を制御し、L/F供給マガジン22内の間紙31を吸着させ、間紙収納BOX25に搬出させる。
ステップS5において、外観検査装置11の供給ユニット23は、搬送台24を制御し、ステップS3の処理で搬送台24に搬送された電子部品1を図2の図中矢印B方向へ搬送開始させる。
ステップS6において、外観検査装置11の検査ステージ1〜3は、電子部品1の良否検査をそれぞれ開始する。
具体的には、ラインセンサカメラ26〜28が、搬送されてきた電子部品1を、それぞれ撮像し、画像処理ユニット37〜39が、ラインセンサカメラ26〜28で撮像された画像を、それぞれ入力し、欠陥候補を抽出する。
検査ステージ1〜3における欠陥候補抽出処理は、後述する。
ステップS7において、外観検査装置11の画像処理ユニット37〜39は、良否判定結果(欠陥候補抽出結果)を、シーケンサ40を介してメイン処理PC41に出力する。
ステップS8において、外観検査装置11のメイン処理PC41のCPUは、ステップS7の処理で出力された画像処理ユニット37〜39からの良否判定結果を入力し、電子部品1を1枚毎に良否判定する。
ステップS9において、外観検査装置11のメイン処理PC41のCPUは、ステップS8の処理による良否判定結果に基づいて、シーケンサ40を介して搬出ユニット32を制御する。
ステップS10において、外観検査装置11の搬出ユニット32は、図示せぬ吸着部を制御し、OK品(良品)またはNG品(欠陥品)と判定された電子部品1を吸着(ピックアップ)させる。
ステップS11において、外観検査装置11の搬出ユニット32は、メイン処理PC41の制御の下、ステップS10の処理で吸着させたOK品(良品)をOK品搬出マガジン33に搬出させ、NG品(欠陥品)をNG品搬出マガジン34に搬出させる。
ステップS12において、外観検査装置11の搬出ユニット32は、図示せぬ吸着部を制御し、間紙収納BOX35に収納されている図示せぬ間紙(間紙収納BOX25に収納される間紙31とは異なる)を吸着させ、OK品搬出マガジン33およびNG品搬出マガジン34に搬出された電子部品1上に挿入させる。
ステップS13において、メイン処理PC41のCPUは、操作部43およびシーケンサ40を介して、作業者によって検査終了が指示されたか否かを判定し、検査終了が指示されていないと判定した場合、ステップS2に戻り、上述した検査処理を繰り返し実行する。そして、ステップS13において、メイン処理PC41のCPUは、検査終了が指示されたと判定した場合、ステップS14に進む。
ステップS14において、外観検査装置11のメイン処理PC41は、検査結果確認PC42へ判定結果を出力する。
(メイン処理PCにおける検査精度指定マスク画像の作成処理)
図5は、検査精度指定マスク画像の作成処理を説明するフローチャートである。この処理は、作業者によって、操作部43が操作され、公知のペイントソフトが起動されることによって、開始される。
ステップS21において、メイン処理PC41の図示せぬCPUは、予め良品と判定された基準画像を入力する。
これにより、例えば、図6に示すような基準画像61が入力され、ペイントソフト画面71上に表示される。ペイントソフト画面71上には、基準画像61の他、検査精度(検査感度)を指定するための操作ボタン72〜75が表示されている。
操作ボタン72は、検査感度を厳しくする領域を、例えば、赤色で指定(描画)する場合に操作される。
操作ボタン73は、検査感度を普通にする領域を、例えば、青色で指定(描画)する場合に操作される。
操作ボタン74は、検査感度を甘くする領域を、例えば、緑色で指定(描画)する場合に操作される。
操作ボタン75は、マスクする(非検査とする)領域を、例えば、白色で指定(描画)する場合に操作される。
ステップS22において、メイン処理PC41のCPUは、作業者により操作部43を用いて、検査精度が指定されたか否か、すなわち、図6に示した操作ボタン72〜75のいずれかが選択されたか否かを判定し、検査精度が指定されるまで待機する。そして、ステップS22において、メイン処理PC41のCPUは、検査精度が指定されたと判定した場合、ステップS23に進む。
ステップS23において、メイン処理PC41のCPUは、作業者により操作部43を用いて、画像領域が指定(描画)されたか否かを判定し、画像領域が指定されていないと判定した場合、ステップS22に戻り、上述した処理を繰り返す。そして、ステップS23において、メイン処理PC41のCPUは、画像領域が指定されたと判定した場合、ステップS24に進む。
ステップS24において、メイン処理PC41のCPUは、全画像領域が指定されたか否かを判定し、未だ指定していない画像領域があると判定した場合、ステップS22に戻り、上述した処理を繰り返し実行する。そして、ステップS24において、メイン処理PC41のCPUは、全画像領域が指定されたと判定した場合、処理を終了する。
以上の処理によって、例えば、図7に示すように、画像領域61A、61Bには、操作ボタン72を用いて赤色が指定され、画像領域61C、61Dには、操作ボタン73を用いて青色が指定され、画像領域61Eには、操作ボタン74を用いて緑色が指定され、画像領域61F、61Gには、操作ボタン75を用いて白色が指定された検査精度指定マスク画像81が作成される。
この検査精度指定マスク画像81は、検査対象エリア(赤色、青色、緑色)と非検査対象エリア(白色)からなり、公知のペイントソフトによって、簡単に描画することができる。
なお、図5の検査精度指定マスク画像の作成処理は前述のものに限られず、例えば、検査精度指定及び画像領域指定をしなかった領域は、自動的にマスクする(非検査とする)領域としてもよい。
(検査ステージ1の欠陥候補抽出処理)
図8は、検査ステージ1における欠陥候補抽出処理を説明するフローチャートである。図8の説明に当たり、図9を参照し、具体的な処理内容も説明する。
ステップS31、S32において、画像処理ユニット37の図示せぬCPUは、ラインセンサカメラ26で撮像された画像を入力するとともに、予め良品と判定された基準画像を入力する。
これにより、例えば、図9に示すような、撮像画像101および基準画像102が入力される。撮像画像101には、欠け101A、101B、抜け101C、および突起101D、101Eを確認することができる。
ステップS33において、画像処理ユニット37のCPUは、ステップS31の処理で入力された撮像画像101から製品部を抽出するために、例えば、二値化処理を用いて明部抽出処理(素材部表面抽出処理)を行う。
これにより、例えば、図9に示すように、明部抽出画像103が生成される。明部抽出画像103には、欠け103A、103B、抜け103C、および突起103D、103Eを確認することができる。
ステップS34において、画像処理ユニット37のCPUは、ステップS33の明部抽出処理で生成された明部抽出画像103における白色領域を膨張する処理を行う。
膨張処理には、例えば、3ピクセル×3ピクセルの膨張フィルタが用いられ、1ピクセルの白色領域が3ピクセル×3ピクセルに膨張される。
これにより、例えば、図9に示すように、黒く写る素材部の汚れや素材部の欠けが除去された膨張画像104が生成される。膨張画像104には、抜け104C、および突起104D、104Eを確認することができるものの、明部抽出画像103で確認された欠け103A、103Bは、消失している。
ステップS35において、画像処理ユニット37のCPUは、ステップS34の白色領域の膨張処理で生成された膨張画像104における白色領域を収縮する処理を行う。
収縮処理には、例えば、膨張フィルタと同サイズの3ピクセル×3ピクセルの収縮フィルタが用いられ、白色領域が3ピクセル×3ピクセルから1ピクセルに収縮される。
これにより、例えば、図9に示すように、収縮画像105が生成される。収縮画像105には、抜け105C、および突起105D、105Eを確認することができる。
ステップS36において、画像処理ユニット37のCPUは、ステップS33の明部抽出処理で生成された明部抽出画像103と、ステップS35の白色領域の収縮処理で生成された収縮画像105との差分処理を行う。
これにより、例えば、図9に示すように、差分画像106が生成される。差分画像106には、白色領域の膨張処理で除去された欠け106A、106Bを確認することができる。
ステップS37において、画像処理ユニット37のCPUは、ステップS36の差分処理で生成された差分画像106から欠け106A、106Bを抽出し、欠陥候補としてラベリング(番号付与)を行う。
ステップS38において、画像処理ユニット37のCPUは、ステップS31の処理で入力された撮像画像101とステップS32の処理で入力された基準画像102との差分処理を行う。
これにより、例えば、図9に示すように、差分画像107が生成される。差分画像107には、欠け107B、抜け107D、突起107E、および製品輪郭部分107F、107Gを確認することができる。
つまり、電子部品1のようにエッチング加工によって微小な変形がある場合、差分処理後に製品輪郭部分107F、107Gが残ってしまう。そこで、画像処理ユニット37は、差分画像107における製品輪郭部分107F、107Gを除去し、欠陥のみを抽出するための収縮膨張処理をさらに行う。
これにより、例えば、図9に示すように、収縮膨張画像108が生成される。収縮膨張画像108には、抜け108Dを確認することができる。
ステップS39において、画像処理ユニット37のCPUは、ステップS38の差分処理および収縮膨張処理で生成された収縮膨張画像108から抜け108Dを抽出し、欠陥候補としてラベリング(番号付与)を行う。
ステップS40において、画像処理ユニット37のCPUは、ステップS37およびステップS39の処理で抽出され、ラベリングされた欠陥候補を、座標値および面積とともに、シーケンサ40を介してメイン処理PC41に出力する。
以上の検査ステージ1の欠陥候補抽出処理によって、撮像画像における、製品表面素材部の欠陥候補を高精度に抽出することができる。
(検査ステージ2の欠陥候補抽出処理)
図10は、検査ステージ2における欠陥候補抽出処理を説明するフローチャートである。図10の説明に当たり、図11を参照し、具体的な処理内容も説明する。
ステップS51、S52において、画像処理ユニット38の図示せぬCPUは、ラインセンサカメラ27で撮像された画像を入力するとともに、良品と判定された基準画像を予め入力する。
これにより、例えば、図11に示すような、撮像画像111および基準画像112が入力される。撮像画像111には、欠け111A、抜け111B、抜け111C、および突起111D、111Eを確認することができる。
ステップS53において、画像処理ユニット38のCPUは、ステップS51の処理で入力された撮像画像111から製品部を抽出するために、例えば、二値化処理を用いて明部抽出処理(メッキ部表面抽出処理)を行う。
これにより、例えば、図11に示すように、明部抽出画像113が生成される。明部抽出画像113には、欠け113A、抜け113C、および突起113Eを確認することができる。
ステップS54において、画像処理ユニット38のCPUは、ステップS53の明部抽出処理で生成された明部抽出画像113における白色領域を膨張する処理を行う。
膨張処理には、例えば、3ピクセル×3ピクセルの膨張フィルタが用いられる。
これにより、例えば、図11に示すように、黒く写るメッキ部の汚れやメッキ部の欠けが除去された膨張画像114が生成される。膨張画像114には、抜け114C、および突起114Eを確認することができるものの、明部抽出画像113で確認された欠け113Aは、消失している。
ステップS55において、画像処理ユニット38のCPUは、ステップS54の白色領域の膨張処理で生成された膨張画像114における白色領域を収縮する処理を行う。
収縮処理には、例えば、膨張フィルタと同サイズの3ピクセル×3ピクセルの収縮フィルタが用いられる。
これにより、例えば、図11に示すように、収縮画像115が生成される。収縮画像115には、抜け115C、および突起115Eを確認することができる。
ステップS56において、画像処理ユニット38のCPUは、ステップS53の明部抽出処理で生成された明部抽出画像113と、ステップS55の白色領域の収縮処理で生成された収縮画像115との差分処理を行う。
これにより、例えば、図11に示すように、差分画像116が生成される。差分画像116には、白色領域の膨張処理で除去された欠け116Aを確認することができる。
ステップS57において、画像処理ユニット38のCPUは、ステップS56の差分処理で生成された差分画像116から欠け116Aを抽出し、欠陥候補としてラベリング(番号付与)を行う。
ステップS58において、画像処理ユニット38のCPUは、ステップS51の処理で入力された撮像画像111とステップS52の処理で入力された基準画像112との差分処理を行う。
これにより、例えば、図11に示すように、差分画像117が生成される。差分画像117には、抜け117C、および製品輪郭部分117F、117Gを確認することができる。
上述したように、電子部品1のようにエッチング加工によって微小な変形がある場合、差分処理後に製品輪郭部分117F、117Gが残ってしまう。そこで、画像処理ユニット38は、差分画像117における製品輪郭部分117F、117Gを除去し、欠陥のみを抽出するための収縮膨張処理をさらに行う。
これにより、例えば、図11に示すように、収縮膨張画像118が生成される。収縮膨張画像118には、抜け118Cを確認することができる。
ステップS59において、画像処理ユニット38のCPUは、ステップS58の差分処理および収縮膨張処理で生成された収縮膨張画像118から抜け118Cを抽出し、欠陥候補としてラベリング(番号付与)を行う。
ステップS60において、画像処理ユニット38のCPUは、ステップS57およびステップS59の処理で抽出され、ラベリングされた欠陥候補、座標値および面積とともに、シーケンサ40を介してメイン処理PC41に出力する。
以上の検査ステージ2の欠陥候補抽出処理によって、撮像画像における、銀メッキの欠陥候補を高精度に抽出することができる。
(検査ステージ3の欠陥候補抽出処理)
図12は、検査ステージ3における欠陥候補抽出処理を説明するフローチャートである。図12の説明に当たり、図13を参照し、具体的な処理内容も説明する。
ステップS71、S72において、画像処理ユニット39の図示せぬCPUは、ラインセンサカメラ28で撮像された画像を入力するとともに、良品と判定された基準画像を予め入力する。
これにより、例えば、図13に示すような、撮像画像121および基準画像122が入力される。撮像画像121には、欠け121A、121B、抜け121C、および突起121D、121Eを確認することができる。
ステップS73において、画像処理ユニット39のCPUは、ステップS61の処理で入力された撮像画像121から製品部を抽出するために暗部抽出処理(裏面素材部裏面抽出処理)を行う。
これにより、例えば、図13に示すように、暗部抽出画像123が生成される。暗部抽出画像123には、欠け123B、抜け123C、および突起123D、123Eを確認することができる。
ステップS74において、画像処理ユニット39のCPUは、ステップS73の暗部抽出処理で生成された暗部抽出画像123における白色領域を膨張する処理を行う。
膨張処理には、例えば、3ピクセル×3ピクセルの膨張フィルタが用いられる。
これにより、例えば、図13に示すように、素材部の欠けが除去された膨張画像124が生成される。膨張画像124には、抜け124C、および突起124D、124Eを確認することができるものの、暗部抽出画像123で確認された欠け123Bは、消失している。
ステップS75において、画像処理ユニット39のCPUは、ステップS74の白色領域の膨張処理で生成された膨張画像124における白色領域を収縮する処理を行う。
収縮処理には、例えば、膨張フィルタと同サイズの3ピクセル×3ピクセルの収縮フィルタが用いられる。
これにより、例えば、図13に示すように、収縮画像125が生成される。収縮画像125には、抜け125C、および突起125D、125Eを確認することができる。
ステップS76において、画像処理ユニット39のCPUは、ステップS73の暗部抽出処理で生成された暗部抽出画像123と、ステップS75の白色領域の収縮処理で生成された収縮画像125との差分処理を行う。
これにより、例えば、図13に示すように、差分画像126が生成される。差分画像126には、白色領域の膨張処理で除去された欠け126Bを確認することができる。
ステップS77において、画像処理ユニット39のCPUは、ステップS76の差分処理で生成された差分画像126から欠け126Bを抽出し、欠陥候補としてラベリング(番号付与)を行う。
ステップS78において、画像処理ユニット39のCPUは、ステップS71の処理で入力された撮像画像121から製品部を抽出するために明部抽出処理(エッチング部表面抽出処理)を行う。
これにより、例えば、図13に示すように、明部抽出画像127が生成される。明部抽出画像127には、欠け127B、および突起127D、127Eを確認することができる。
ステップS79において、画像処理ユニット39のCPUは、ステップS78の明部抽出処理で生成された明部抽出画像127における白色領域を膨張する処理を行う。
膨張処理には、例えば、3ピクセル×3ピクセルの膨張フィルタが用いられる。
これにより、例えば、図13に示すように、メッキ部や素材部の突起が除去された膨張画像128が生成される。膨張画像128には、抜け128Bを確認することができるものの、明部抽出画像127で確認された突起127D、127Eは、消失している。
ステップS80において、画像処理ユニット39のCPUは、ステップS79の白色領域の膨張処理で生成された膨張画像128における白色領域を収縮する処理を行う。
収縮処理には、例えば、膨張フィルタと同サイズの3ピクセル×3ピクセルの収縮フィルタが用いられる。
これにより、例えば、図13に示すように、収縮画像129が生成される。収縮画像129には、欠け129Bを確認することができる。
ステップS81において、画像処理ユニット39のCPUは、ステップS78の明部抽出処理で生成された明部抽出画像127と、ステップS80の白色領域の収縮処理で生成された収縮画像129との差分処理を行う。
これにより、例えば、図13に示すように、差分画像130が生成される。差分画像130には、白色領域の膨張処理で除去された欠け130D、130Eを確認することができる。
ステップS82において、画像処理ユニット39のCPUは、ステップS81の差分処理で生成された差分画像130から欠け130D、130Eを抽出し、欠陥候補としてラベリング(番号付与)を行う。
ステップS83において、画像処理ユニット39のCPUは、ステップS71の処理で入力された撮像画像121とステップS72の処理で入力された基準画像122との差分処理を行う。
これにより、例えば、図13に示すように、差分画像131が生成される。差分画像131には、欠け131B、抜け131C、突起131E、および製品輪郭部分131F、131Gを確認することができる。
上述したように、電子部品1のようにエッチング加工によって微小な変形がある場合、差分処理後に製品輪郭部分131E、131Fが残ってしまう。そこで、画像処理ユニット39は、差分画像131における製品輪郭部分131F、131Gを除去し、欠陥のみを抽出するための収縮膨張処理をさらに行う。
これにより、例えば、図13に示すように、収縮膨張画像132が生成される。収縮膨張画像132には、抜け132Cを確認することができる。
ステップS84において、画像処理ユニット39のCPUは、ステップS83の差分処理および収縮膨張処理で生成された収縮膨張画像132から抜け132Cを抽出し、欠陥候補としてラベリング(番号付与)を行う。
ステップS85において、画像処理ユニット39のCPUは、ステップS77、ステップS82、およびステップS84の処理で抽出され、ラベリングされた欠陥候補を、座標値および面積とともに、シーケンサ40を介してメイン処理PC41に出力する。
以上の検査ステージ3の欠陥候補抽出処理によって、撮像画像における、製品裏面素材部の欠陥候補を高精度に抽出することができる。
(メイン処理PCの総合良否判定処理)
図14は、メイン処理PC41における総合良否判定処理を説明するフローチャートである。
ステップS91において、メイン処理PC41の図示せぬCPUは、検査ステージ1の画像処理ユニット37で出力された欠陥候補、検査ステージ2の画像処理ユニット38で出力された欠陥候補、および検査ステージ3の画像処理ユニット39で出力された欠陥候補を入力する。
これにより、例えば、図15(A)に示すように、撮像画像において欠陥候補が存在する画像領域に座標値が示された欠陥候補141が入力される。そして、各座標値には、それぞれ面積(欠陥領域)が紐付けられており、図15(B)に示すような紐付けデータ151も入力される。
図15(B)に示す紐付けデータ151の例では、X1の座標値に10(ピクセル)の面積が紐付けられ、X2の座標値に5(ピクセル)の面積が紐付けられ、X3の座標値に8(ピクセル)の面積が紐付けられ、X4の座標値に30(ピクセル)の面積が紐付けられ、X5の座標値に8(ピクセル)の面積が紐付けられている。
ステップS92において、メイン処理PC41のCPUは、図5のフローチャートに示した検査精度指定マスク画像の作成処理により作成された検査精度指定マスク画像81(図7)を読み込む。
ステップS93において、メイン処理PC41のCPUは、ステップS91の処理で入力された欠陥候補141の座標値に対応する色を検査精度指定マスク画像81から読み込む。
これにより、例えば、図16に示すように、読み込まれた検査精度指定マスク画像81が欠陥候補141に展開される。
ステップS94において、メイン処理PC41のCPUは、ステップS93の処理で検査精度指定マスク画像81が欠陥候補141に展開されることにより、各座標値に対応するエリア色を取得する。
これにより、例えば、図17に示すように、各座標値に対応するマスク色が取得される。図17の例では、X1の座標値からR(赤)が取得され、X2の座標値からB(青)が取得され、X3の座標値からG(赤)が取得され、X4の座標値からW(白)が取得され、X5の座標値からG(緑)が取得される。
ステップS95において、メイン処理PC41のCPUは、例えば、図18に示すような、エリア色毎に予め定義されている閾値テーブル161を図示せぬメモリから読み出す。
図18に示す閾値テーブル161の例では、R(赤)が5(ピクセル)以上、B(青)が10(ピクセル)以上、G(緑)が20(ピクセル)以上、W(白)が999(ピクセル)以上に定義されている。
ステップS96において、メイン処理PC41のCPUは、ステップS91の処理で入力された欠陥候補の座標値に紐付けられた紐付けデータ151、ステップS94の処理で取得された各座標値に対応するエリア色(図17)、およびステップS95の処理で読み出された閾値テーブル161を比較し、欠陥候補の座標値に対応する面積が閾値以上か否かを判断する。
図19は、判断結果171の例を示す図である。
図19に示すように、X1の座標値を持つ欠陥候補は、面積が10(ピクセル)であり、そのエリア色がR(赤)であることから、閾値より大きく「NG」と判断される。X2の座標値を持つ欠陥候補は、面積が5(ピクセル)であり、そのエリア色がB(緑)であることから、閾値より小さく「OK」と判断される。X3の座標値を持つ欠陥候補は、面積が8(ピクセル)であり、そのエリア色がR(赤)であることから、閾値より大きく「NG」と判断される。X4の座標値を持つ欠陥候補は、面積が30(ピクセル)であり、そのエリア色がW(白)であることから、閾値より小さく「OK」と判断される。X5の座標値を持つ欠陥候補は、面積が8(ピクセル)であり、そのエリア色がG(緑)であることから、閾値より小さく「OK」と判断される。
ステップS97において、メイン処理PC41のCPUは、ステップS96の処理の判断結果171から、NG(欠陥)があるか否かを判定し、1つでもNGがあると判定した場合は、ステップS98に進む。
ステップS98において、メイン処理PC41のCPUは、NGと判断した欠陥候補の座標値および面積を、図示せぬメモリに蓄積させる。
図19の例では、X1、X3の座標値を持つ欠陥データ(座標値、面積)がメモリに蓄積される。
ステップS97において、メイン処理PC41のCPUは、ステップS96の処理の判断結果から、全てOK(良品)と判定した場合には、ステップS98の処理をスキップし、ステップS99に進む。
ステップS99において、メイン処理PC41のCPUは、操作部43およびシーケンサ40を介して、作業者によって検査終了が指示されたか否かを判定し、検査終了が指示されていないと判定した場合、ステップS91に戻り、上述した処理を繰り返し実行する。そして、ステップS99において、メイン処理PC41のCPUは、検査終了が指示されたと判定した場合、ステップS100に進む。
ステップS100において、メイン処理PC41のCPUは、検査結果確認PC42へ欠陥データを出力する。
以上の総合良否判定処理によって、検査精度指定マスク画像で決められた検査精度で、柔軟な検査を行うことが可能となる。
なお、本実施の形態では、欠陥候補から抽出される特徴量として面積(ピクセル数)を用い、欠陥候補の面積を閾値と比較して欠陥がOKかNGかを判定したが(図14のステップS96等)、欠陥候補から抽出される特徴量は面積に限られず、例えば、欠陥候補の主軸長や、円形度、フェレ径、周長など様々なものが利用可能である。また、2つ以上の特徴量を同時に用いることも可能である。
[本発明の実施の形態における効果]
以上のように、本実施の形態によれば、製品表裏面素材部の汚れや欠け、および製品銀メッキの汚れ、欠け、突起等を高精度に検出することができるだけでなく、複数の色によって検査対象エリアおよびマスクエリア(検査非対象エリア)が描画された検査精度指定マスク画像を作成し、それを用いて良否判定を行うことで、検査箇所に応じて検査精度を柔軟に変更することができる。
また検査精度指定マスク画像を用いることによって、高速に良否判定処理を行うことが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係る外観検査装置等の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1………電子部品
11………外観検査装置
26〜28………ラインセンサカメラ
29〜31………照明ユニット
37〜39………画像処理ユニット

Claims (7)

  1. 電子部品の外観を検査する外観検査装置であって、
    基準画像において、エリア毎に検査精度を示す色を指定したマスク画像を作成する作成手段と、
    前記電子部品を撮像し、検査対象画像を得る撮像手段と、
    前記撮像手段により得られた前記検査対象画像から欠陥候補を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された前記欠陥候補の座標値に指定されているエリア色を、前記マスク画像から取得する取得手段と、
    前記抽出手段により抽出された前記欠陥候補の特徴量、および、前記取得手段により取得された前記エリア色に予め定義されている前記検査精度に基づいて、前記欠陥候補の良否を判定する判定手段と、
    を備えることを特徴とする外観検査装置。
  2. 前記撮像手段により得られた前記検査対象画像の明部を抽出し、抽出した明部抽出画像の明部を膨張し、膨張した画像を収縮して膨張収縮画像を得る膨張収縮手段と、をさらに備え、
    前記抽出手段は、前記明部抽出画像と前記膨張収縮手段により得られた前記膨張収縮画像との差分から前記欠陥候補を抽出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の外観検査装置。
  3. 前記マスク画像の各エリアには、検査精度毎に異なる色が指定される
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の外観検査装置。
  4. 前記検査精度は、所定の閾値である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の外観検査装置。
  5. 電子部品の外観を検査する外観検査装置であって、
    前記電子部品の検査対象画像から欠陥候補を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された前記欠陥候補の座標値に指定されているエリア色を、エリア毎に検査精度を示す色を指定した基準画像のマスク画像から取得する取得手段と、
    前記抽出手段により抽出された前記欠陥候補の特徴量、および、前記取得手段により取得された前記エリア色に予め定義されている前記検査精度に基づいて、前記欠陥候補の良否を判定する判定手段と、
    を備えることを特徴とする外観検査装置。
  6. 電子部品の外観を検査する外観検査装置の外観検査方法であって、
    基準画像において、エリア毎に検査精度を示す色を指定したマスク画像を作成する作成ステップと、
    前記電子部品を撮像し、検査対象画像を得る撮像ステップと、
    前記撮像ステップにより得られた前記検査対象画像から欠陥候補を抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップにより抽出された前記欠陥候補の座標値に指定されているエリア色を、前記マスク画像から取得する取得ステップと、
    前記抽出ステップにより抽出された前記欠陥候補の特徴量、および、前記取得ステップにより取得された前記エリア色に予め定義されている前記検査精度に基づいて、前記欠陥候補の良否を判定する判定ステップと、
    を含むことを特徴とする外観検査方法。
  7. コンピュータを、電子部品の外観を検査する外観検査装置として機能させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    基準画像において、エリア毎に検査精度を示す色を指定したマスク画像を作成する作成手段、
    前記電子部品を撮像し、検査対象画像を得る撮像手段、
    前記撮像手段により得られた前記検査対象画像から欠陥候補を抽出する抽出手段、
    前記抽出手段により抽出された前記欠陥候補の座標値に指定されているエリア色を、前記マスク画像から取得する取得手段、
    前記抽出手段により抽出された前記欠陥候補の特徴量、および、前記取得手段により取得された前記エリア色に予め定義されている前記検査精度に基づいて、前記欠陥候補の良否を判定する判定手段、
    として機能させるプログラム。
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