JP2015161487A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は貯蔵物の鮮度を保つことができる冷蔵庫を提供することを目的とする。【解決手段】仕切壁11の上方に配される第1貯蔵室5と、仕切壁11の下方に配される第2貯蔵室7と、仕切壁11内を貫通して第1貯蔵室5に臨む冷気流出口30と第2貯蔵室7に臨む冷気流入口31とを開口する連通路32と、第2貯蔵室7内に配されて前後方向にスライドする収納ケース25と、収納ケース25の上面の開口部25aに近接する遮蔽部材16とを備え、開口部25aの前端よりも前方に冷気流入口31から冷気が吐出される。【選択図】図3

Description

本発明はスライド移動する収納ケースを備えた冷蔵庫に関する。
従来の冷蔵庫は特許文献1に開示されている。この冷蔵庫は断熱箱体を有する。断熱箱体は前面が開口した複数の貯蔵室を形成する内箱と、内箱の外側を覆う外箱とを有し、内箱と外箱との間にはポリウレタンフォーム等の発泡断熱材が充填される。
内箱には上から順に冷蔵室、製氷室、冷凍室、野菜室が配されている。それぞれの貯蔵室間は仕切壁により仕切られている。野菜室内には引き出し式の収納ケースが設けられている。収納ケースは上面が開口した開口部を有し、収納ケースの開口部は仕切壁に近接している。
冷蔵室の背後には冷気が流通する冷蔵冷気通路が設けられる。冷凍室及び製氷室の背後にはダンパを介して冷蔵冷気通路に連通する冷凍冷気通路が設けられる。冷凍冷気通路には冷却器が設けられ、冷凍冷気通路を流通する空気と熱交換して冷気を生成する。
冷凍冷気通路には冷凍室内に臨んで冷気を吐出する吐出口及び冷却器に冷気を戻す戻り口が開口している。冷蔵冷気通路には冷蔵室内に臨んで冷気を吐出する吐出口が開口している。仕切壁には冷蔵室と野菜室とを貫通する連通路が設けられ、野菜室には冷蔵室からの冷気が連通路を介して流入する冷気流入口及び冷却器に冷気を戻す戻り口が開口している。野菜室の冷気流入口は収納ケースの上方に設けられる仕切壁の後端に設けられている。
冷凍冷気通路を流通する空気は冷却器と熱交換し、吐出口から冷凍室に冷気が吐出され、戻り口を介して冷却器に戻る。ダンパが開かれると吐出口を介して冷蔵室内に冷気が吐出され冷蔵室内を流通する。冷蔵室を流通した冷気は連通路に流出し、冷気流入口を介して野菜室に流入する。収納ケースの後方の冷気流入口から流入した冷気は収納ケースの周囲を流通し、戻り口を介して冷却器に戻る。これにより、冷蔵室及び野菜室が冷却される。この時、仕切壁により収納ケースが覆われているので、収納ケース内が保湿されている。
特開2011−64365号公報
上記従来の冷蔵庫によると、仕切壁と収納ケース内との間には収納ケースがスライド可能になるために、隙間が設けられている。このため、冷気が収納ケースの周囲を流通した際に冷気が隙間から収納ケース内に進入する。これにより、貯蔵物が乾燥して貯蔵物の鮮度を保つことができないという問題がある。
本発明は、貯蔵物の鮮度を保つことができる冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の冷蔵庫は、仕切壁の上方に配される第1貯蔵室と、前記仕切壁の下方に配される第2貯蔵室と、前記仕切壁内を貫通して第1貯蔵室に臨む冷気流出口と第2貯蔵室に臨む冷気流入口とを開口する連通路と、第2貯蔵室内に配されて前後方向にスライドする収納ケースと、前記収納ケースの上面の開口部に近接する遮蔽部材とを備え、前記開口部の前端よりも前方に前記冷気流入口から冷気が吐出されることを特徴とする。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記遮蔽部材が前記仕切壁により形成されることを特徴とする。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記遮蔽部材が前記仕切壁の下面に沿って配されるとともに着脱可能に設けられ、前記冷気流入口が複数の孔部から成り、一部の前記孔部によって前記遮蔽部材の鉛直方向に対向する対向部を形成したことを特徴とする。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記仕切壁の上面の前部に前方が上方に傾斜する傾斜面を設けるとともに、前記傾斜面上に前記冷気流出口が開口し、前記冷気流出口の下端が前記対向部の鉛直上方又は前記対向部よりも後方に配されることを特徴とする。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記遮蔽部材の上面に前記対向部に面した凹部を設けたことを特徴とする。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、第2貯蔵室の前面に配される扉の両側部の背面側から後方に延びるフレームと、第2貯蔵室の両側壁に設けられて前記フレームを案内するガイド部とを備え、前記収納ケースが下方に配される下段ケースと、上方に配される上段ケースとを有するとともに、前記下段ケースが両側壁の前端から所定距離離れて前記フレーム上に載置されるとともに前記上段ケースが載置される載置部と、前記載置出部よりも上方で前記冷気流出口と異なる位置で前壁の上端部から冷気の流通を確保できるように前方に突出する突出部とを有し、突出部が前記扉の背面に設けた支持部の上面に当接又は近接する。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前後にスライドして貯蔵室の前面を開閉する扉と、前記扉に支持される収納ケースと、前記扉の両側部の背面側から後方に延びるフレームと、前記貯蔵室の両側壁に設けられて前記フレームを案内するガイド部と、前記収納ケースが下方に配される下段ケースと、上方に配される上段ケースとを備えた冷蔵庫において、前記下段ケースが両側壁の前端から所定距離離れて前記フレーム上に載置されるとともに前記上段ケースが載置される載置部と、前記載置出部よりも上方で前記下段ケースの前壁の上端部から冷気の流通を確保できるように前方に突出する突出部と、を有し、前記突出部が前記扉の背面に設けた支持部の上面に当接又は近接することを特徴とする。
本発明によると、収納ケースの上面の開口部の前端よりも前方に冷気流入口から冷気が吐出されるため、貯蔵物の乾燥を抑えて貯蔵物の鮮度を保つことができる。
本発明の第1実施形態の冷蔵庫を示す正面図 図1のA−A断面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の仕切壁の側面断面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の収納ケースの斜視図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の収納ケースの正面断面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の下段ケースの底壁の側面断面図 本発明の第2実施形態の冷蔵庫の側面断面図 本発明の第3実施形態の冷蔵庫の下段ケースの一部を示す上面図
<第1実施形態>
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は第1実施形態の冷蔵庫1を示す正面図を示しており、図2は図1のA−A断面図を示している。冷蔵庫1は内箱17と内箱17の外側を覆う外箱18とを有した断熱箱体3により形成される本体部2を備えている。内箱17と外箱18との間にはポリウレタンフォーム等の発泡断熱材4が充填されている。
本体部2の上部には冷蔵室(第1貯蔵室)5が設けられている。冷蔵室5の下方には断熱材19を充填した仕切壁11を介して冷凍室6及び野菜室(第2貯蔵室)7が左右に並設される。野菜室7には貯蔵物を収納する収納ケース25が設けられ、仕切壁11には収納ケース25に近接して収納ケース25の上面の開口部25aを覆う着脱可能な遮蔽部材16が設けられている。
冷凍室6と野菜室7との間には上下に延びた縦仕切部(不図示)が設けられている。冷凍室6は上下に設けられる上室6a及び下室6bに区画されている。
冷凍室6及び野菜室7の下方には本体部2の左右に延びた仕切壁13を介して冷凍室8が設けられている。冷凍室8には貯蔵物を収納する収納ケース15が設けられている。冷凍室8の後方には機械室20が設けられている。
冷蔵室5は貯蔵物を冷蔵保存し、野菜室7は冷蔵室5よりも高温に維持して野菜等の貯蔵物を冷蔵保存する。冷凍室6及び冷凍室8は連通し、貯蔵物の冷凍保存や製氷を行う。機械室20内には冷凍サイクルを運転する圧縮機21が配されている。
冷蔵室5は左右端でそれぞれ枢支された観音開きの扉5a、5bにより開閉される。上室6aの前面には引き出し式の扉6cが設けられ、下室6bの前面には引き出し式の扉6dが設けられている。冷凍室8は収納ケース15と一体のスライド式の扉8aにより開閉される。
野菜室7には収納ケース25と一体のスライド式の扉7aが野菜室7の前面に設けられている。扉7aには扉7aの両側部の背面側から後方に延びるフレーム7b、7cが設けられている(図5参照)。野菜室7の両側壁にはフレーム7b、7cを案内するガイド部14が設けられている。フレーム7b、7cがガイド部14に前後方向にスライドして案内されることにより、野菜室7は扉7aにより開閉される。
冷凍室6、8の背面部には冷気通路22が設けられ、冷気通路22には冷却器10及び送風機(不図示)が配され、冷凍室6、8に臨む吐出口(不図示)及び冷却器10に冷気を戻す戻り口(不図示)が開口する。冷却器10は圧縮機21に接続され、冷気を生成する。
冷蔵室5の背面部にはダンパ(不図示)を介して冷気通路22と連通する冷気通路23が設けられている。冷気通路23には冷蔵室5に臨む吐出口23aが開口している。
図3は仕切壁11の前部の側面断面図を示している。仕切壁11の上面の前部には前方が上方に傾斜する傾斜面11aが設けられている。仕切壁11には仕切壁11を貫通して傾斜面11aに設けられる冷気流出口30と野菜室7に臨む冷気流入口31とを開口する連通路32が設けられている。
冷気流出口30は下から順に複数の孔部30b、30c、30dを有し、下端の孔部30bは仕切壁11の上面よりも上方に配されている。
冷気流入口31は複数の孔部31a、31b、31cを有している。前方の孔部31b、孔部31cは収納ケース25の上面の開口部25aの前端よりも前方に配されている。後端の孔部31aは遮蔽部材16の鉛直方向に対向する対向部を形成している。
遮蔽部材16は仕切壁11の下面に沿って着脱可能に設けられ、遮蔽部材16にはリブ16a及び凹部16b(図5参照)が設けられている。リブ16aは孔部31aよりも前方に配され、遮蔽部材16の前端に左右方向に延びて上方に突出して形成されている。凹部16bは遮蔽部材16の上面に設けられ、孔部31aに面した位置に配されている。
冷気流出口30の下端30aを形成する孔部30bは孔部31aの鉛直上方に配されている。なお、下端30aが孔部31aよりも後方に配されてもよい。
収納ケース25は下方に配される下段ケース38と、上方に配される上段ケース33とを有している。図4は収納ケース25を下方から見た斜視図を示し、図5は収納ケース25の正面断面図を示している。下段ケース38は上面を開口し、側壁38a、38b及び後壁の上部を切欠いた切欠部39を有している。切欠部39は側壁38a、38bの前端から所定距離後方に設けられ、下段ケース38の前部には背の高い貯蔵物(2Lのペットボトル等)が収納される。
側壁38a、38bの上端には外側に突出するフランジ40c、40dが設けられる。フランジ40c、40dは切欠部39の下端に設けられる載置部40a、40bを有している。載置部40a、40bは扉7aの両側部から後方に延びるフレーム7c、7d上に載置される。フランジ40c、40dの前部はフレーム7c、7dから離れて載置部40a、40bよりも上方に配される。載置部40a、40bの上面には前後方向に延びるリブ40e、40fが設けられている。
上段ケース33は上面を開口した開口部33aを有し、載置部40a、40b上に載置されている。リブ40e、40fにより上段ケース33の左右方向の移動を規制している。
上段ケース33の開口部33aと下段ケース38の切欠部39よりも前方の上面の開口部の前部38gとは遮蔽部材16により覆われる。この時、遮蔽部材16の側壁16c、16dにより下段ケース38の両側壁の上部の一部と上段ケース33の両側壁の上部とを覆っている。遮蔽部材16の後壁16eにより上段ケース33の後壁の上部を覆っている。これにより、上段ケース33は遮蔽部材16によって保湿され、下段ケース38内は遮蔽部材16及び上段ケース33により保湿される。
下段ケース38の前壁38cの上端の両側部には載置部40a、40bよりも上方に配されて冷気の流通を確保できるように前方に突出する突出部41a、41bが設けられている。この時、突出部41a、41bは冷気流出口30(図3参照)と左右方向に異なる位置に配されている。扉7aの背面には段差により形成される支持部7dが設けられ(図3参照)、突出部41a、41bは支持部7dの上面に当接又は近接している。なお、支持部7dを扉7aの背面に突出する突出部材により形成してもよい。
フレーム7c、7dに支持される載置部40a、40bは下段ケース38の上下方向の略中央部に配される。このため、載置部40a、40bよりも下方の高さが小さく、下段ケース38の抜き勾配により左右方向に減少する幅D1を小さくできる。このため、下段ケース38の左右方向の幅を大きく形成できる。また、載置部40a、40b上に載置される上段ケース33をフレーム7c、7dの鉛直上方に配置することができ、上段ケース33の左右方向の幅を大きく形成できる。従って、収納ケース25の内容量を大きくすることができる。
下段ケース38の底壁38dの外面には底壁38dを補強する複数のリブ45が立設している。図6は下段ケース38の底壁38dの側面断面図を示している。
下段ケース38の底壁38dの内面には給水や貯蔵物から漏れた液体を流して貯蔵物との接触を防止する複数の溝部46が凹設されている。リブ45及び溝部46は下段ケース38の短手方向(左右方向)に延びて形成されている。この時、リブ45が溝部46の側壁46aに沿って形成されている。
このため、下段ケース38の成形時にリブ45によるヒケが発生しても溝部46の側壁46aに沿って発生するため、ヒケを目立たなくすることができる。従って、下段ケース38の美観を向上することができる。この時、リブ45及び溝部46を短手方向にのみ延びて形成すると、長手方向にのみ延びて形成して比較品と比較して底壁38dの撓みが小さくなった。このため、リブ45及び溝部46を短手方向にのみ延びて形成することにより、美観を向上して底壁38dの撓みの小さい下段ケース38を得ることができる。尚、上段ケース33や他の貯蔵室の収納ケースに同様のリブ45及び溝部46を設けてもよい。
上記構成の冷蔵庫1において、圧縮機21及び送風機(不図示)の駆動によって冷気通路22を流通する空気が冷却器10と熱交換して冷気が生成され、吐出口から冷凍室6、8に吐出され、戻り口を介して冷却器10に戻る。これにより、冷凍室6、8内が氷点よりも低温に維持される。
ダンパ(不図示)が開かれると冷気通路22を流通する冷気の一部が冷気通路23に流入し、吐出口23aから冷蔵室5に吐出される。冷蔵室5に吐出された冷気により冷蔵室5内が冷却され、冷蔵室5内が氷点よりも高温に維持される。冷蔵室5を流通した冷気は連通路32を介して冷気流入口31から収納ケース25の開口部25aの前端よりも前方に冷気が吐出される。冷気は野菜室7に流入して収納ケース25の下方や側方を流通し、戻り口(不図示)を介して冷却器10に戻る。これにより、野菜室7が冷蔵室5よりも高温に維持される。
ユーザの使用により、冷蔵室5内に結露水や貯蔵物から漏れた液体が溜まった場合に、液体は冷気流出口30の下端の孔部30bから流出する。そして、液体が孔部31aから下方に滴下し遮蔽部材16により受け止められて凹部16b内に回収される。
本実施形態によると、開口部25aの前端よりも前方に冷気流入口31から冷気が吐出されるため、収納ケース25内の乾燥を抑えて貯蔵物の鮮度を保つことができる。
冷気流入口31が孔部31a、31b、31cから成り、一部の孔部31aによって遮蔽部材16の鉛直方向に対向する対向部が形成される。このため、冷蔵室5内の液体が冷気流出口30から吐出されても、液体は遮蔽部材16により受け止められる。これにより、収納ケース25内に液体が進入することを防止することができる。
また、傾斜面11a上に冷気流出口30が開口し、冷気流出口30の下端30aが孔部31a(対向部)の鉛直上方に配されている。これにより、液体が冷気流出口30から吐出されても、確実に収納ケース25内に液体が進入することを防止することができる。
また、下段ケース38がフレーム7b、7cに支持される載置部40a、40bと、載置部40a、40bよりも上方で前壁38cの上端部から冷気の流通を確保できるように前方に突出する突出部41a、41bとを有している。また、扉7aに設けた支持部7dが突出部41a、41bに当接または近接する。このため、前方に引き出された収納ケース25に重量の大きい貯蔵物を収納した場合やユーザが収納ケース25の前部に体重をかけた場合に支持部7dにより支持され、収納ケース25の傾倒を防止することができる。従って、冷蔵庫1の使用性を向上することができる。
また、突出部41a、41bが冷気流入口31と左右方向に異なる位置に配置されるため、冷気流入口31から野菜室7に流入する冷気が突出部41a、41bに妨げられず、野菜室7内を冷却することができる。
また、溝部46及びリブ45が収納ケース25の短手方向にのみ延び、リブ45が溝部46の側壁46aに沿って形成されるため、美観を向上して底壁38dの撓みの小さい下段ケース38を得ることができる。
(第2実施形態)
次に図7は第2実施形態の冷蔵庫1の側面断面図を示している。説明の便宜上、前述の図1〜図6に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は第1実施形態の遮蔽部材16を省き、仕切壁11が収納ケース25の上方に近接する。本実施形態においても、冷気が冷気流入口31から開口部25aの前端よりも前方に吐出されるため、収納ケース25内の乾燥を抑えて貯蔵物の鮮度を保つことができる。
また、孔部31aは収納ケース25の開口部25aよりも前方に配されている。これにより、結露水や貯蔵物から漏れた液体が収納ケース25内に流入することを防止できる。さらに、遮蔽部材16は仕切壁11により形成されているため、野菜室7の容量を大きくすることができる。
(第3実施形態)
次に図8は第3実施形態の冷蔵庫1の下段ケース38の突出部41cの上面図を示している。説明の便宜上、前述の図1〜図6に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は第1実施形態の突出部41a、41bに替えて突出部41cが設けられている。その他は第1実施形態と同様である。
突出部41cは下段ケース38の前壁38cの上端部の左右方向の中央部から前方に突出している。これにより、突出部41cの両側方には切欠部38e、38fが形成される。切欠部38eの上方には冷気流入口31が設けられている。
本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。なお、本実施形態において、切欠部38e、38fの上方のそれぞれに冷気流入口31を設けてもよい。
本発明によると、前後方向にスライドする収納ケースを備えた冷蔵庫に利用することができる。
1 冷蔵庫
2 本体部
3 断熱箱体
4 発泡断熱材
5 冷蔵室(第1貯蔵室)
5a、5b 扉
6 冷凍室
6a 上室
6b 下室
6c、6d 扉
7 野菜室(第2貯蔵室)
7a 扉
7b、7c フレーム
7d 支持部
8 冷凍室
10 冷却器
11 仕切壁
11a 傾斜面
13 仕切壁
14 ガイド部
15 収納ケース
16 遮蔽部材
16a リブ
16b 凹部
16c、d 側壁
16e 後壁
17 内箱
18 外箱
19 断熱材
20 機械室
21 圧縮機
22 冷気通路
23 冷気通路
23a 吐出口
25 収納ケース
25a 開口部
30 冷気流出口
30a 下端
31b、31c、31d 孔部
31 冷気流入口
31a 孔部、対向部
31b、31c 孔部
32 連通路
33 上段ケース
38 下段ケース
38a 側壁
38b 側壁
38c 前壁
38d 底壁
38e、38f 切欠部
38g 前部
38e、38f 切欠部
39 切欠部
40a 載置部
40b 載置部
40c、40d フランジ
40e、40f リブ
41a、41b、41c 突出部
45 リブ
46 溝部
46a 側壁

Claims (5)

  1. 仕切壁の上方に配される第1貯蔵室と、
    前記仕切壁の下方に配される第2貯蔵室と、
    前記仕切壁内を貫通して第1貯蔵室に臨む冷気流出口と第2貯蔵室に臨む冷気流入口とを開口する連通路と、
    第2貯蔵室内に配されて前後方向にスライドする収納ケースと、
    前記収納ケースの上面の開口部に近接する遮蔽部材とを備え、
    前記開口部の前端よりも前方に前記冷気流入口から冷気が吐出されることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記遮蔽部材が前記仕切壁の下面に沿って配されるとともに着脱可能に設けられ、
    前記冷気流入口が複数の孔部から成り、一部の前記孔部によって前記遮蔽部材の鉛直方向に対向する対向部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記仕切壁の上面の前部に前方が上方に傾斜する傾斜面を設けるとともに、前記傾斜面上に前記冷気流出口が開口し、
    前記冷気流出口の下端が前記対向部の鉛直上方又は前記対向部よりも後方に配されることを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記遮蔽部材の上面に前記対向部に面した凹部を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の冷蔵庫。
  5. 第2貯蔵室の前面に配される扉の両側部の背面側から後方に延びるフレームと、
    第2貯蔵室の両側壁に設けられて前記フレームを案内するガイド部とを備え、
    前記収納ケースが下方に配される下段ケースと、上方に配される上段ケースとを有するとともに、
    前記下段ケースが両側壁の前端から所定距離離れて前記フレーム上に載置されるとともに前記上段ケースが載置される載置部と、前記載置出部よりも上方で前記冷気流出口と異なる位置で前記下段ケースの前壁の上端部から冷気の流通を確保できるように前方に突出する突出部とを有し、
    前記突出部が前記扉の背面に設けた支持部の上面に当接又は近接することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の冷蔵庫。
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