JP2015159522A - プロジェクター、プロジェクターの制御方法、および表示装置 - Google Patents

プロジェクター、プロジェクターの制御方法、および表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のプロジェクターの間の同期が不安定な状態を回避することができるプロジェクターなどを提供する。
【解決手段】プロジェクターは、供給される駆動電力に応じた強度で無線により信号を送信する無線送信部と、他のプロジェクターから無線により送信された信号を受信する無線受信部と、前記無線受信部により受信される信号に基づいて前記他のプロジェクターとの間の同期を制御する同期制御部と、前記他のプロジェクターとの間の同期の状態を判定する同期判定部と、前記同期判定部により判定された結果に基づいて、前記無線送信部に供給される前記駆動電力を制御する駆動電力制御部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、プロジェクター、プロジェクターの制御方法、および表示装置に関する。
画像を投写するプロジェクターと、投写された画像の付近でユーザーにより操作される発光ペンを備え、発光ペンはペン先から赤外(IR:Infrared)線を発光し、プロジェクターは当該赤外線を検出してユーザーによる操作の内容を検出するインタラクティブシステムが知られている(特許文献1参照。)。このようなインタラクティブシステムにおいて、プロジェクターが赤外線を発光し、発光ペンが当該赤外線に応答して発光することで、プロジェクターと発光ペンとの通信の同期を確保することが提案されている。
インタラクティブシステムのプロジェクターは、インタラクティブ機能を実現するために、当該プロジェクター本体に備えられたLED(Light Emitting Diode)を発光させて赤外線を外部に照射し続ける。
また、インタラクティブシステムでは、プロジェクターは、赤外線が届く距離内に他のプロジェクターが存在する場合に、複数のプロジェクターの間で互いに同期する機能を有する。これにより、同一の発光ペンに複数のプロジェクターから同期していない赤外線が届く場合の混信を回避することができる。
特開2012−173447号公報
しかしながら、インタラクティブシステムでは、複数のプロジェクターの間で同期が安定して維持されている状態ではインタラクティブ機能が正常に動作するものの、複数のプロジェクターの間で同期が確立されない状態や、複数のプロジェクターの間で同期が途切れ途切れに確立されるような不安定な状態では、インタラクティブ機能が正常に動作しないことがあった。
本発明は、前記の点に鑑み為されたものであり、複数のプロジェクターの間の同期が不安定な状態を回避することができるプロジェクターおよび制御方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、上記の課題を解決するためになされたものであり、供給される駆動電力に応じた強度で無線により信号を送信する無線送信部と、他のプロジェクターから無線により送信された信号を受信する無線受信部と、前記無線受信部により受信される信号に基づいて前記他のプロジェクターとの間の同期を制御する同期制御部と、前記他のプロジェクターとの間の同期の状態を判定する同期判定部と、前記同期判定部により判定された結果に基づいて、前記無線送信部に供給される前記駆動電力を制御する駆動電力制御部と、を備えるプロジェクターである。この構成により、プロジェクターは、他のプロジェクターとの間の同期の状態を判定した結果に基づいて、供給される駆動電力に応じた強度で無線により信号を送信する無線送信部に供給される前記駆動電力を制御する。これにより、プロジェクターでは、無線送信部に供給される駆動電力を制御することで、複数のプロジェクターの間の同期が不安定な状態を回避することができる。
本発明の一態様は、プロジェクターにおいて、前記同期判定部は、定められた条件にしたがって、前記他のプロジェクターとの間の同期の状態として、同期している状態と、同期していない状態と、同期が不安定な状態を判定し、前記駆動電力制御部は、前記同期判定部により前記他のプロジェクターとの間の同期が不安定な状態であると判定された場合に、前記無線送信部に供給される前記駆動電力を変化させるように制御する、構成が用いられてもよい。この構成により、プロジェクターは、他のプロジェクターとの間の同期が不安定な状態であると判定された場合に、無線送信部に供給される駆動電力を変化させるように制御する。これにより、プロジェクターでは、他のプロジェクターとの間の同期が不安定な状態である場合に無線送信部に供給される駆動電力を変化させることで、複数のプロジェクターの間の同期が不安定な状態を回避することができる。
本発明の一態様は、プロジェクターにおいて、前記駆動電力制御部は、前記同期判定部により前記他のプロジェクターとの間の同期が不安定な状態であると判定された場合に、前記無線送信部に供給される前記駆動電力を増加させる処理と、前記無線送信部に供給される前記駆動電力を減少させる処理とのうちの一方または両方を行う、構成が用いられてもよい。この構成により、プロジェクターは、他のプロジェクターとの間の同期が不安定な状態であると判定された場合に、無線送信部に供給される駆動電力を増加させる処理と、無線送信部に供給される駆動電力を減少させる処理とのうちの一方または両方を行う。これにより、プロジェクターでは、他のプロジェクターとの間の同期が不安定な状態である場合に、無線送信部に供給される駆動電力を増加させる処理と、無線送信部に供給される駆動電力を減少させる処理とのうちの一方または両方を行うことで、複数のプロジェクターの間の同期が不安定な状態を回避することができる。
本発明の一態様は、プロジェクターにおいて、前記同期制御部は、前記無線送信部により信号を送信するタイミングの同期を制御する、構成が用いられてもよい。この構成により、プロジェクターは、無線により信号を送信するタイミングの同期を制御する。これにより、プロジェクターでは、他のプロジェクターとの間の同期の制御として、無線により信号を送信するタイミングの同期を制御する場合に、複数のプロジェクターの間の同期が不安定な状態を回避することができる。
本発明の一態様は、プロジェクターにおいて、前記無線送信部により送信される信号を受信して当該信号に基づいて同期を制御する指示体から無線により送信される信号を受信する指示体信号受信部と、前記指示体信号受信部により受信される信号に基づいて動作を制御する指示体制御部と、を備える、構成が用いられてもよい。この構成により、プロジェクターは、無線により送信される信号を受信して当該信号に基づいて同期を制御する指示体について、当該指示体から無線により送信される信号に基づいて動作を制御する。これにより、プロジェクターでは、無線の信号により指示体を同期させて、当該指示体からの無線の信号に基づいて動作を制御する場合に、複数のプロジェクターの間の同期が不安定な状態を回避することができる。
本発明の一態様は、供給される駆動電力に応じた強度で無線により信号を送信するステップと、他のプロジェクターから無線により送信された信号を受信するステップと、前記受信される信号に基づいて前記他のプロジェクターとの間の同期を制御するステップと、前記他のプロジェクターとの間の同期の状態を判定するステップと、前記判定された結果に基づいて、前記供給される前記駆動電力を制御するステップと、を有するプロジェクターの制御方法である。この構成により、プロジェクターの制御方法は、他のプロジェクターとの間の同期の状態を判定した結果に基づいて、供給される駆動電力に応じた強度で無線により信号を送信する無線送信部に供給される前記駆動電力を制御する。これにより、プロジェクターの制御方法では、無線送信部に供給される駆動電力を制御することで、複数のプロジェクターの間の同期が不安定な状態を回避することができる。
以上のように、本発明によれば、プロジェクターおよび制御方法は、他のプロジェクターとの間の同期の状態を判定した結果に基づいて、供給される駆動電力に応じた強度で無線により信号を送信する無線送信部に供給される前記駆動電力を制御する。これにより、プロジェクターおよび制御方法では、無線送信部に供給される駆動電力を制御することで、複数のプロジェクターの間の同期が不安定な状態を回避することができる。
本発明の一態様は、供給される駆動電力に応じた強度で無線により信号を送信する無線送信部と、他の表示装置から無線により送信された信号を受信する無線受信部と、前記無線受信部により受信される信号に基づいて前記他の表示装置との間の同期を制御する同期制御部と、前記他の表示装置との間の同期の状態を判定する同期判定部と、前記同期判定部により判定された結果に基づいて、前記無線送信部に供給される前記駆動電力を制御する駆動電力制御部と、を備える表示装置である。この構成により、表示装置は、他の表示装置との間の同期の状態を判定した結果に基づいて、供給される駆動電力に応じた強度で無線により信号を送信する無線送信部に供給される前記駆動電力を制御する。これにより、表示装置では、無線送信部に供給される駆動電力を制御することで、複数の表示装置の間の同期が不安定な状態を回避することができる。
本発明の一実施形態に係るインタラクティブシステムの概略的な構成例を示す図である。 (A)は2台のプロジェクターの間で同期している状態の例を示す図であり、(B)は2台のプロジェクターの間で同期していない状態の例を示す図であり、(C)は2台のプロジェクターの間で同期が不安定な状態の例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るプロジェクターの概略的な構成例を示すブロック図である。 (A)はプロジェクターから発光される赤外線が到達する領域の一例を示す図であり、(B)はプロジェクターから発光される赤外線が到達する領域の他の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るプロジェクターにおいて発光部による発光を駆動する電力を制御する手順の一例を示すフローチャート図である。 本発明の一実施形態に係るプロジェクターにおいて発光制御部が駆動電力制御部により発光部のLEDに供給する駆動電流の値を変更する処理の手順の一例を示すフローチャート図である。
本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るインタラクティブシステムの概略的な構成例を示す図である。
本実施形態に係るインタラクティブシステムは、2台のプロジェクター1−1〜1−2と、各プロジェクター1−1〜1−2に対応する発光ペン2−1〜2−2と、各プロジェクター1−1〜1−2に対応する投写面(スクリーン)3−1〜3−2を備える。
各プロジェクター1−1〜1−2は、赤外線の発光部31−1〜31−2と、赤外線などの受光部32−1〜32−2を備える。
ここで、発光ペン2−1〜2−2は、指示体の一例であり、他の指示体が用いられてもよい。
また、本実施形態では、2台のプロジェクター1−1〜1−2を備えるインタラクティブシステムを示すが、プロジェクターの数は3台以上であってもよい。
1台のプロジェクター1−1と、1つの発光ペン2−1と、1つの投写面3−1が組み合わされて使用される。プロジェクター1−1は、投写面3−1に対して画像を投写し、また、発光ペン2−1から発光される赤外線を受光し、受光した赤外線に基づいて、発光ペン2−1を持つユーザーによる操作の内容を検出する。このとき、プロジェクター1−1は赤外線により同期信号を無線送信し、また、発光ペン2−1は、当該赤外線により当該同期信号を受信し、受信した同期信号に基づいてプロジェクター1−1と同期したタイミングで赤外線を発光するなどの動作を行う。ユーザーによる操作の内容としては、例えば、文字や図形を描画する操作の内容や、投写面3−1に投写された画像に示されたボタンを押下する操作の内容などがある。
同様に、1台のプロジェクター1−2と、1つの発光ペン2−2と、1つの投写面3−2が組み合わされて使用される。
それぞれのプロジェクター1−1〜1−2と発光ペン2−1〜2−2の組み合わせでは、赤外線により同期信号を無線通信することで、通信の同期が確保される。
ここで、本実施形態のように複数のプロジェクター1−1〜1−2が近接して並べられる設置環境においては、例えば、プロジェクター1−1から発光される赤外線(同期信号)が対応しない発光ペン(発光ペン2−2)に届いて受信されるというように、同期信号が混信する場合があり得る。この場合、それぞれのプロジェクター1−1〜1−2と発光ペン2−1〜2−2の組み合わせごとに、通信の同期が正常に確保されないことが発生し得る。
そこで、本実施形態では、各プロジェクター1−1〜1−2は、他のプロジェクターから赤外線により無線送信される同期信号を受信して、受信した赤外線による同期信号に基づいて当該他のプロジェクターとの間で同期を確保する。具体的には、各プロジェクター1−1〜1−2は、受光部32−1〜32−2により受光される赤外線に基づいて、周辺の他のプロジェクターからの赤外線による同期信号が受信されるか否かを監視し、受信される場合には当該同期信号に基づいて当該他のプロジェクターとの間で同期を確保する。これにより、2台のプロジェクター1−1〜1−2において赤外線により同期信号を無線送信するタイミングが一致し、赤外線による同期信号の混線が防止される。
図2(A)、図2(B)、図2(C)を参照して、2台のプロジェクター1−1〜1−2の間の同期の状態の例を示す。
図2(A)は、2台のプロジェクター1−1〜1−2の間で同期している状態の例を示す図である。2台のプロジェクター1−1〜1−2の間で赤外線による同期信号が互いに届いている場合には、2台のプロジェクター1−1〜1−2の間で同期している状態となる。
図2(B)は、2台のプロジェクター1−1〜1−2の間で同期していない状態の例を示す図である。2台のプロジェクター1−1〜1−2の間で赤外線による同期信号が互いに届かない場合には、2台のプロジェクター1−1〜1−2の間で同期していない状態となる。
図2(C)は、2台のプロジェクター1−1〜1−2の間で同期が不安定な状態の例を示す図である。2台のプロジェクター1−1〜1−2の間で赤外線による同期信号が互いに届いたり届かなかったりする場合には、2台のプロジェクター1−1〜1−2の間で同期が不安定な状態となる。
図3は、本発明の一実施形態に係るプロジェクター1−1の概略的な構成例を示すブロック図である。なお、本実施形態では、他のプロジェクター1−2の構成についても、プロジェクター1−1の構成と同様である。
本実施形態に係るプロジェクター1−1は、画像入力部11−1と、画像処理部12−1と、投写部13−1と、操作部21−1と、出力部22−1と、記憶部23−1と、発光部31−1と、受光部32−1と、制御部41−1を備える。
出力部22−1は、表示出力部101−1と、音出力部102−1を備える。
受光部32−1は、撮像部121−1と、無線受信部122−1を備える。
制御部41−1は、同期制御部141−1と、発光制御部142−1と、ペン制御部143−1を備える。
同期制御部141−1は、同期判定部201−1を備える。
発光制御部142−1は、駆動電力制御部211−1を備える。
画像入力部11−1は、外部のパーソナルコンピュータなどから投写対象の画像の情報を入力し、入力した画像の情報を画像処理部12−1へ出力する。
画像処理部12−1は、画像入力部11−1から入力された画像の情報に対して台形補正などの画像処理を行い、その結果の画像の情報を投写部13−1へ出力する。画像処理部12−1は、記憶部23−1に記憶された画像の情報や、制御部41−1により制御されて生成した画像の情報などに対して画像処理を行い、その結果の画像の情報を投写部13−1へ出力することもできる。
投写部13−1は、画像処理部12−1から入力された画像の情報に基づいて、当該画像を投写する光を生成して、当該光を出力(投写)する。この光が投写面3−1に投写されることで、この光に対応する画像が投写面3−1に映し出される。なお、投写部13−1は、光源から射出された光を、例えば、透過型液晶または反射型液晶などのライトバルブを用いて変調して、画像の情報に基づく投写光を生成する。また、このような液晶のライトバルブに限られず、例えば、デジタルミラーデバイス(DMD:Digital Mirror Device)が用いられてもよい。
操作部21−1は、ユーザーにより操作されるキーやマウスなどを有し、ユーザーにより行われる操作の内容を受け付ける。
出力部22−1は、情報を出力する。
表示出力部101−1は、画面を有し、情報を当該画面に表示出力する。
音出力部102−1は、情報に対応する音(音声を含む。)を出力する。
記憶部23−1は、情報を記憶する。
発光部31−1は、赤外線を発光することで、当該赤外線により信号を無線送信する。発光部31−1は、例えば、LED(Light Emitting Diode)などの発光素子により赤外線を発光する。
受光部32−1は、赤外線を受光する。
撮像部121−1は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor)などの撮像素子を備えたカメラにより画像を撮像する。本実施形態では、撮像部121−1は、投写面3−1に投写される画像(投写画像)を含む範囲の画像を撮像し、発光ペン2−1により発光される赤外線を含む光に応じた画像を撮像する。
無線受信部122−1は、赤外線を受光する。この赤外線には、発光ペン2−1(および発光ペン2−2)から発光される赤外線や、他のプロジェクター1−2から発光される同期信号の赤外線が含まれる。無線受信部122−1は、例えば、ダイオードなどの受光素子により赤外線を受光する。
制御部41−1は、プロジェクター1−1における各種の制御を行う。
同期制御部141−1は、発光ペン2−1との通信の同期を確保するための制御や、他のプロジェクター1−2との間の同期を確保するための制御を行う。
具体的には、同期制御部141−1は、発光部31−1から赤外線により同期信号を無線送信して発光ペン2−1に伝えることで、発光ペン2−1との通信の同期を確保する。また、同期制御部141−1は、他のプロジェクター1−2から赤外線により無線送信されて受光部32−1の無線受信部122−1により受信された同期信号に基づいて、当該他のプロジェクター1−2との間の同期を確保する。本実施形態では、同期制御部141−1は、他のプロジェクター1−2との間で、発光部31−1から赤外線により同期信号を無線送信するタイミングを一致させるように、同期を確保する。
なお、複数のプロジェクター1−1〜1−2の間で同期を確保する方法としては、一例として、1つのプロジェクターが主(マスター)となって同期信号を発生し、他のプロジェクターが従(スレーブ)となって当該同期信号に合わせて同期する方法が用いられる。
同期判定部201−1は、他のプロジェクター1−2との間の同期の状態を判定する。
具体的には、同期判定部201−1は、他のプロジェクター1−2との間の同期の状態が、同期している状態であるか、または、同期していない状態であるか、または、同期が不安定な状態であるか、を判定する。
ここで、同期判定部201−1は、定められた条件にしたがって、他のプロジェクター1−2との間の同期の状態として、同期している状態と、同期していない状態と、同期が不安定な状態のそれぞれを判定する。それぞれの状態を判定する条件としては、様々な条件が用いられてもよい。一例として、同期信号として、一定の時間間隔ごとにパルス(あるいは、パルスに似た波形)が並べられた信号が用いられる場合、当該同期信号の所定の期間にP(Pは例えば2以上の整数)個のパルスが存在するとして、当該所定の期間にP1(P1はP以下の整数)個以上のパルスが検出された場合に同期している状態であると判定し、当該所定の期間にP2(P2は0以上でP1未満の整数)個以下のパルスだけが検出された場合に同期していない状態であると判定し、これら以外の場合すなわち当該所定の期間にP1個未満でP2個を超えるパルスが検出された場合に同期が不安定な状態であると判定する条件が用いられてもよい。
発光制御部142−1は、発光部31−1による発光を制御する。本実施形態では、発光制御部142−1は、同期判定部201−1により判定された同期の状態に応じて、発光部31−1による発光を制御する。
駆動電力制御部211−1は、発光部31−1による発光を駆動する電力を制御する。電力の制御としては、例えば、電流の制御や、電圧の制御が用いられてもよい。
ペン制御部143−1は、発光ペン2−1に関する制御を行う。
例えば、ペン制御部143−1は、撮像部121−1により撮像された画像において、発光ペン2−1により発光された赤外線の位置や速度などを検出し、検出した赤外線の位置や速度などに基づいて、発光ペン2−1を使用するユーザーによる操作の内容を検出する。そして、ペン制御部143−1は、検出した操作の内容に基づいて、当該操作の内容に応じた動作を実行するように制御する。具体例として、ペン制御部143−1は、ユーザーによる操作の内容として、文字や図形を描画する操作の内容を検出した場合には、画像処理部12−1を制御して、投写部13−1により投写される画像に、ユーザーにより指定された文字や図形を重畳する。また、ペン制御部143−1は、ユーザーによる操作の内容として、投写面3−1に投写された画像に示されたボタンを押下する操作の内容を検出した場合には、当該ボタンの押下に応じた処理を実行するように制御する。
また、ペン制御部143−1は、発光部31−1から発光ペン2−1に対して発光する信号(例えば、同期信号)に当該発光ペン2−1を制御するための情報を含めてもよい。
図4(A)および図4(B)を参照して、プロジェクター1−1から発光される赤外線が到達する領域(赤外線到達領域)の例を示す。なお、他のプロジェクター1−2から発光される赤外線が到達する領域(赤外線到達領域)についても同様である。
図4(A)は、プロジェクター1−1から発光される赤外線が到達する領域(赤外線到達領域)301の一例を示す図である。
図4(B)は、プロジェクター1−1から発光される赤外線が到達する領域(赤外線到達領域)302の他の一例を示す図である。
図4(B)に示される赤外線到達領域302の方が、図4(A)に示される赤外線到達領域301よりも、大きい。
ここで、本実施形態に係るプロジェクター1−1では、発光制御部142−1が、駆動電力制御部211−1により、発光部31−1に供給する駆動電力を変化させることで、当該発光部31−1から発光される赤外線が届く距離を変化させることができ、これにより、赤外線到達領域を変化させることができる。具体的には、発光制御部142−1が、駆動電力制御部211−1により、発光部31−1に供給する駆動電力を大きくすると、当該発光部31−1から発光される赤外線の強度が大きくなり、当該赤外線が届く距離が大きく(遠く)なり、これにより、赤外線到達領域を大きく(広く)することができる。一方、発光制御部142−1が、駆動電力制御部211−1により、発光部31−1に供給する駆動電力を小さくすると、当該発光部31−1から発光される赤外線の強度が小さくなり、当該赤外線が届く距離が小さく(近く)なり、これにより、赤外線到達領域を小さく(狭く)することができる。
駆動電力制御部211−1により、発光部31−1に供給する駆動電力を変化させる方法としては、例えば、発光部31−1がLEDを用いて赤外線を発光する場合には、当該LEDに供給する駆動電流を変化させる方法が用いられる。発光部31−1のLEDに供給される電流の値が大きいほど当該LEDからの赤外線到達領域は大きくなり、発光部31−1のLEDに供給される電流の値が小さいほど当該LEDからの赤外線到達領域は小さくなる。
また、駆動電力を変化させる方法としては、例えば、発光部31−1を駆動するための駆動電流におけるパルス幅変調(PWM:Pulse Width Modulation)のデューティ比を変化させる方法が用いられてもよい。
本実施形態では、発光制御部142−1は、同期判定部201−1により、他のプロジェクター1−2との間で同期している状態であると判定された場合、および、他のプロジェクター1−2との間で同期していない状態であると判定された場合には、発光部31−1による発光を駆動する電力を変化させずに、この駆動電力の値を現状のままとする。
一方、発光制御部142−1は、同期判定部201−1により、他のプロジェクター1−2との間で同期が不安定な状態であると判定された場合には、発光部31−1による発光を駆動する電力を制御して、他の状態(本実施形態では、他のプロジェクター1−2との間で同期している状態、または、他のプロジェクター1−2との間で同期していない状態)へ移行するように試みる。具体的には、発光制御部142−1は、他のプロジェクター1−2との間の同期が不安定な状態では、発光部31−1による発光を駆動する電力を大きくすることで赤外線到達領域を大きくして、他のプロジェクター1−2との間で互いに安定して赤外線が通信されて同期している状態へ移行することや、あるいは、発光部31−1による発光を駆動する電力を小さくすることで赤外線到達領域を小さくして、他のプロジェクター1−2との間で互いに赤外線が通信されないで同期していない状態へ移行することを試みる。
図5および図6を参照して、本発明の一実施形態に係るプロジェクター1−1において発光部31−1による発光を駆動する電力を制御する手順の一例を示す。なお、他のプロジェクター1−2において行われる制御についても同様である。
図5および図6の例では、プロジェクター1−1において、発光部31−1がLEDを用いて赤外線を発光し、発光制御部142−1が駆動電力制御部211−1により発光部31−1のLEDに供給する駆動電流の値を変化させる場合を説明する。また、本実施形態では、所定の範囲の電流値を有する駆動電流を駆動電力制御部211−1により発光部31−1のLEDに供給する場合を説明する。所定の範囲は、定められた最小値以上で、定められた最大値以下の範囲である。
図5は、本発明の一実施形態に係るプロジェクター1−1において発光部31−1による発光を駆動する電力を制御する手順の一例を示すフローチャート図である。
まず、同期制御部141−1は、同期判定部201−1により、他のプロジェクター1−2との間の赤外線による同期の状態を判定する(ステップS1)。
ステップS1の判定の結果、同期判定部201−1により、他のプロジェクター1−2との間で同期している状態であると判定された場合、および、他のプロジェクター1−2との間で同期していない状態であると判定された場合には、発光制御部142−1は、駆動電力制御部211−1により発光部31−1のLEDに供給する駆動電流の値を現状のままに維持して(ステップS2)、本フローの処理を終了する。
一方、ステップS1の判定の結果、同期判定部201−1により他のプロジェクター1−2との間で同期が不安定な状態であると判定された場合には、発光制御部142−1は、駆動電力制御部211−1により発光部31−1のLEDに供給する駆動電流の値を変更する処理を行い(ステップS3)、ステップS1の処理へ移行する。
図6は、本発明の一実施形態に係るプロジェクター1−1において発光制御部142−1が駆動電力制御部211−1により発光部31−1のLEDに供給する駆動電流の値を変更する処理の手順の一例を示すフローチャート図である。図6に示される処理(ステップS11〜ステップS16の処理)は、図5に示されるステップS3の処理に相当する。
ステップS1の判定の結果、同期判定部201−1により他のプロジェクター1−2との間で同期が不安定な状態であると判定された場合には、まず、発光制御部142−1は、駆動電力制御部211−1により発光部31−1のLEDに供給する駆動電流の値を増加させる(ステップS11)。ここで、駆動電力制御部211−1により駆動電流の値を増加させる量としては、任意に定められてもよく、例えば、あらかじめ設定された一定の量が用いられる。一例として、駆動電流の値について5段階などの複数の段階を設けて、駆動電力制御部211−1により各段階の駆動電流の値を切り替えて設定してもよい。
ステップS11の処理の次に、同期制御部141−1は、同期判定部201−1により、他のプロジェクター1−2との間で同期がとれたか否かを判定する(ステップS12)。ここで、ステップS12の判定では、同期制御部141−1は、同期判定部201−1により、他のプロジェクター1−2との間で同期が不安定な状態を脱して同期している状態になったか否かを判定し、このような状態になった場合に同期がとれたと判定する。
ステップS12の判定の結果、同期判定部201−1により他のプロジェクター1−2との間で同期がとれたと判定された場合には、同期制御部141−1は、本フローの処理を終了して、ステップS1の処理へ移行する。
一方、ステップS12の判定の結果、同期判定部201−1により他のプロジェクター1−2との間で同期がとれていない(同期が不安定な状態を脱していない)と判定された場合には、発光制御部142−1は、駆動電力制御部211−1により発光部31−1のLEDに供給する駆動電流の値が最大値になったか否かを判定する(ステップS13)。
ステップS13の判定の結果、駆動電力制御部211−1により発光部31−1のLEDに供給する駆動電流の値が最大値になっていないと判定された場合には、発光制御部142−1は、ステップS11の処理へ移行する。
一方、ステップS13の判定の結果、駆動電力制御部211−1により発光部31−1のLEDに供給する駆動電流の値が最大値になったと判定された場合には、発光制御部142−1は、駆動電力制御部211−1により発光部31−1のLEDに供給する駆動電流の値を減少させる(ステップS14)。ここで、駆動電力制御部211−1により駆動電流の値を減少させる量としては、任意に定められてもよく、例えば、あらかじめ設定された一定の量が用いられる。一例として、駆動電流の値について5段階などの複数の段階を設けて、駆動電力制御部211−1により各段階の駆動電流の値を切り替えて設定してもよい。なお、ステップS11の処理において駆動電流の値を増加させる量と、ステップS14の処理において駆動電流の値を減少させる量とは、例えば、同一の量であってもよく、または、異なる量であってもよい。
ステップS14の処理の次に、同期制御部141−1は、同期判定部201−1により、他のプロジェクター1−2との間で同期が外れたか否かを判定する(ステップS15)。ここで、ステップS15の判定では、同期制御部141−1は、同期判定部201−1により、他のプロジェクター1−2との間で同期が不安定な状態を脱して同期していない状態になったか否かを判定し、このような状態になった場合に同期が外れたと判定する。
ステップS15の判定の結果、同期判定部201−1により他のプロジェクター1−2との間で同期が外れたと判定された場合には、同期制御部141−1は、本フローの処理を終了して、ステップS1の処理へ移行する。
一方、ステップS15の判定の結果、同期判定部201−1により他のプロジェクター1−2との間で同期が外れていないと判定された場合には、発光制御部142−1は、駆動電力制御部211−1により発光部31−1のLEDに供給する駆動電流の値が最小値になったか否かを判定する(ステップS16)。
ステップS16の判定の結果、駆動電力制御部211−1により発光部31−1のLEDに供給する駆動電流の値が最小値になっていないと判定された場合には、発光制御部142−1は、ステップS14の処理へ移行する。
一方、ステップS16の判定の結果、駆動電力制御部211−1により発光部31−1のLEDに供給する駆動電流の値が最小値になったと判定された場合には、発光制御部142−1は、本フローの処理を終了する。この場合には、ステップS11〜ステップS16の処理で、駆動電力制御部211−1により発光部31−1のLEDに供給する駆動電流の値を調整しても、他のプロジェクター1−2との間の同期が不安定な状態のままであったため、例えば、プロジェクター1−1の画面などに、他のプロジェクター1−2との間の同期が不安定な状態であることを示す情報や、当該プロジェクター1−1の設置位置の変更を促す情報などを、表示してユーザーに通知する、構成が用いられてもよい。
ここで、本実施形態に係るプロジェクター1−1では、図6に示されるフローチャートにおいて、最初に、発光部31−1のLEDに供給する駆動電流の値を増加させる処理(ステップS11〜ステップS13)を行い、その後、発光部31−1のLEDに供給する駆動電流の値を減少させる処理(ステップS14〜ステップS16)を行うが、他の構成例として、最初に、駆動電流の値を減少させる処理を行い、その後、駆動電流の値を増加させる処理を行う構成が用いられてもよい。また、他の構成例として、駆動電流の値を増加させる処理(ステップS11〜ステップS13)と、駆動電流の値を減少させる処理(ステップS14〜ステップS16)とのうちの任意の一方のみをプロジェクター1−1が行う構成が用いられてもよい。
ここで、他の構成例として、駆動電力制御部211−1により、発光部31−1に供給する駆動電力を変化させる方法としては、例えば、発光部31−1が複数のLEDを用いて赤外線を発光する場合には、発光部31−1により赤外線を発光するLEDの数を変化させる方法が用いられてもよい。この構成において、駆動電力制御部211−1により各LEDに供給する電力が一定であるとき、赤外線を発光するLEDの数に応じて、駆動電力制御部211−1により発光部31−1に供給する駆動電力が変化する。なお、この構成において、駆動電力制御部211−1により各LEDに供給する電力が可変であってもよい。
また、他の構成例として、駆動電力制御部211−1に代えて、または、駆動電力制御部211−1とともに、発光部31−1により発光される赤外線が外部へ出力される前に当該赤外線の強度を低下させるフィルター部と、当該フィルター部の透過率を変化させる制御を行うフィルター制御部と、がプロジェクター1−1に備えられる構成が用いられてもよい。フィルター部としては、例えば、透過率を変化させることが可能な1枚のフィルター、または、複数枚のフィルターのうちで使用するフィルターの組み合わせを変化させることで全体の透過率を変化させることが可能なものが用いられる。
また、他の構成例として、駆動電力制御部211−1は、本実施形態のように定められた処理手順にしたがって発光部31−1に供給する駆動電力を変化させる機能に代えて、または、この機能とともに、ユーザーにより行われる操作に応じて発光部31−1に供給する駆動電力を変化させる機能を有してもよい。この操作は、例えば、操作部21−1を用いて行われる。
また、本実施形態では、各プロジェクター1−1〜1−2や各発光ペン2−1〜2−2により赤外線が無線通信される構成を示したが、他の構成例として、赤外線以外の様々な信号が無線通信(無線の送信や受信)に用いられてもよい。
以上のように、本実施形態に係るプロジェクター1−1〜1−2では、複数のプロジェクター1−1〜1−2の間の同期が不安定な状態であるときに、発光部31−1に供給する駆動電力を変化させることで、複数のプロジェクター1−1〜1−2の間の同期が不安定な状態を回避することができる。また、本実施形態に係るプロジェクター1−1〜1−2では、例えば、図6に示される処理手順のように、発光部31−1に供給する駆動電力を増加させて同期をとることを試みた後に、同期がとれなければ、発光部31−1に供給する駆動電力を減少させて同期を外すことを試みることにより、同期をとるために必要な駆動電力に達した時点で同期している状態を維持することや、あるいは、同期がとれなければ、駆動電力を減少させることが行われるため、省電力化を図ることが可能である。
一構成例として、プロジェクター1−1は、供給される駆動電力に応じた強度で無線により信号(本実施形態では、同期信号)を送信する無線送信部(本実施形態では、発光部31−1)と、他のプロジェクター1−2から無線により送信された信号(本実施形態では、同期信号)を受信する無線受信部122−1と、前記無線受信部122−1により受信される信号に基づいて前記他のプロジェクター1−2との間の同期を制御する同期制御部141−1と、前記他のプロジェクター1−2との間の同期の状態を判定する同期判定部201−1と、前記同期判定部201−1により判定された結果に基づいて、前記無線送信部に供給される前記駆動電力を制御する駆動電力制御部211−1と、を備える。
一構成例として、プロジェクター1−1では、前記同期判定部201−1は、定められた条件にしたがって、前記他のプロジェクター1−2との間の同期の状態として、同期している状態と、同期していない状態と、同期が不安定な状態を判定し、前記駆動電力制御部211−1は、前記同期判定部201−1により前記他のプロジェクター1−2との間の同期が不安定な状態であると判定された場合に、前記無線送信部に供給される前記駆動電力を変化させるように制御する。
一構成例として、プロジェクター1−1では、前記駆動電力制御部211−1は、前記同期判定部201−1により前記他のプロジェクター1−2との間の同期が不安定な状態であると判定された場合に、前記無線送信部に供給される前記駆動電力を増加させる処理と、前記無線送信部に供給される前記駆動電力を減少させる処理とのうちの一方または両方を行う。
一構成例として、プロジェクター1−1では、前記同期制御部141−1は、前記無線送信部により信号を送信するタイミングの同期を制御する。
一構成例として、プロジェクター1−1では、前記無線送信部により送信される信号を受信して当該信号に基づいて同期を制御する指示体(本実施形態では、発光ペン2−1)から無線により送信される信号を受信する指示体信号受信部(本実施形態では、撮像部121−1)と、前記指示体信号受信部により受信される信号に基づいて動作を制御する指示体制御部(本実施形態では、ペン制御部143−1)と、を備える。
一構成例として、プロジェクター1−1の制御方法は、供給される駆動電力に応じた強度で無線により信号を送信するステップと、他のプロジェクターから無線により送信された信号を受信するステップと、前記受信される信号に基づいて前記他のプロジェクターとの間の同期を制御するステップと、前記他のプロジェクターとの間の同期の状態を判定するステップと、前記判定された結果に基づいて、前記供給される前記駆動電力を制御するステップと、を有する。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
なお、以上に説明した装置(例えば、プロジェクター1−1〜1−2など)における任意の構成部の機能を実現するためのプログラムを、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録し、そのプログラムをコンピューターシステムに読み込ませて実行するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピューターシステム」とは、OS(Operating System)や周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM(Read Only Memory)、CD(Compact Disk)−ROM等の可搬媒体、コンピューターシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバーやクライアントとなるコンピューターシステム内部の揮発性メモリー(RAM:Random Access Memory)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記のプログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピューターシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピューターシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記のプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上記のプログラムは、前述した機能をコンピューターシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
上記実施形態では、ユーザーが、フロントプロジェクション型のプロジェクターが画像を投写(表示)する投写面(表示面)に対して、指示体による指示操作を行う態様について説明したが、ユーザーが、プロジェクター以外の表示装置(表示部)が画像を表示する表示画面(表示面)に対して指示操作を行う態様であってもよい。プロジェクター以外の表示装置としては、リアプロジェクション(背面投射)型のプロジェクター、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、プラズマディスプレイ、CRT(陰極線管)ディスプレイ、SED(Surface−conduction Electron−emitter Display)等を用いることができる。
1−1〜1−2…プロジェクター、2−1〜2−2…発光ペン、3−1〜3−2…投写面、11−1…画像入力部、12−1…画像処理部、13−1…投写部、21−1…操作部、22−1…出力部、23−1…記憶部、31−1〜31−2…発光部、32−1〜32−2…受光部、41−1…制御部、101−1…表示出力部、102−1…音出力部、121−1…撮像部、122−1…無線受信部、141−1…同期制御部、142−1…発光制御部、143−1…ペン制御部、201−1…同期判定部、211−1…駆動電力制御部、301〜302…赤外線到達領域。

Claims (7)

  1. 供給される駆動電力に応じた強度で無線により信号を送信する無線送信部と、
    他のプロジェクターから無線により送信された信号を受信する無線受信部と、
    前記無線受信部により受信される信号に基づいて前記他のプロジェクターとの間の同期を制御する同期制御部と、
    前記他のプロジェクターとの間の同期の状態を判定する同期判定部と、
    前記同期判定部により判定された結果に基づいて、前記無線送信部に供給される前記駆動電力を制御する駆動電力制御部と、
    を備えるプロジェクター。
  2. 前記同期判定部は、定められた条件にしたがって、前記他のプロジェクターとの間の同期の状態として、同期している状態と、同期していない状態と、同期が不安定な状態を判定し、
    前記駆動電力制御部は、前記同期判定部により前記他のプロジェクターとの間の同期が不安定な状態であると判定された場合に、前記無線送信部に供給される前記駆動電力を変化させるように制御する、
    請求項1に記載のプロジェクター。
  3. 前記駆動電力制御部は、前記同期判定部により前記他のプロジェクターとの間の同期が不安定な状態であると判定された場合に、前記無線送信部に供給される前記駆動電力を増加させる処理と、前記無線送信部に供給される前記駆動電力を減少させる処理とのうちの一方または両方を行う、
    請求項2に記載のプロジェクター。
  4. 前記同期制御部は、前記無線送信部により信号を送信するタイミングの同期を制御する、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のプロジェクター。
  5. 前記無線送信部により送信される信号を受信して当該信号に基づいて同期を制御する指示体から無線により送信される信号を受信する指示体信号受信部と、
    前記指示体信号受信部により受信される信号に基づいて動作を制御する指示体制御部と、を備える、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のプロジェクター。
  6. 供給される駆動電力に応じた強度で無線により信号を送信するステップと、
    他のプロジェクターから無線により送信された信号を受信するステップと、
    前記受信される信号に基づいて前記他のプロジェクターとの間の同期を制御するステップと、
    前記他のプロジェクターとの間の同期の状態を判定するステップと、
    前記判定された結果に基づいて、前記供給される前記駆動電力を制御するステップと、
    を有するプロジェクターの制御方法。
  7. 供給される駆動電力に応じた強度で無線により信号を送信する無線送信部と、
    他の表示装置から無線により送信された信号を受信する無線受信部と、
    前記無線受信部により受信される信号に基づいて前記他の表示装置との間の同期を制御する同期制御部と、
    前記他の表示装置との間の同期の状態を判定する同期判定部と、
    前記同期判定部により判定された結果に基づいて、前記無線送信部に供給される前記駆動電力を制御する駆動電力制御部と、
    を備える表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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