JP2018136364A - 表示システム、表示システムの制御方法、指示体および表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】プロジェクターの動作状態を容易に変更できる技術を提供する。
【解決手段】表示システムは、表示面に画像を表示する表示装置と、表示面を指示する指示体とを備える。指示体は、指示体の保持状態を検出する状態検出部と、状態検出部の検出結果に応じた信号を出力する出力部とを有する。表示装置は、表示面を撮像して撮像画像を生成する撮像部と、撮像画像に基づいて指示体の指示位置を検出する位置検出部と、信号に基づいて、表示装置の動作状態を変更する動作状態制御部と、を有する。
【選択図】図3
【解決手段】表示システムは、表示面に画像を表示する表示装置と、表示面を指示する指示体とを備える。指示体は、指示体の保持状態を検出する状態検出部と、状態検出部の検出結果に応じた信号を出力する出力部とを有する。表示装置は、表示面を撮像して撮像画像を生成する撮像部と、撮像画像に基づいて指示体の指示位置を検出する位置検出部と、信号に基づいて、表示装置の動作状態を変更する動作状態制御部と、を有する。
【選択図】図3
Description
本発明は、表示システム、表示システムの制御方法、指示体および表示装置に関する。
特許文献1には、投射面上の投射画像を指示する電子ペンを用いて投射画像を制御できるプロジェクター(いわゆるインタラクティブプロジェクター)が記載されている。特許文献1に記載のプロジェクターは、投射面に表示されたメニューが電子ペンで操作されると、プロジェクターの動作状態を変更する。
特許文献1に記載のプロジェクターでは、使用者は、プロジェクターの動作状態を変更する場合、メニューを電子ペンで操作する必要があるが、メニューが使用者から遠い位置に表示されている場合は、メニューが表示されている位置まで使用者が移動しなければならなかった。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、プロジェクター等の表示装置の動作状態を容易に変更できる技術を提供することを解決課題とする。
本発明に係る表示システムの一態様は、表示面に画像を表示する表示装置と、前記表示面を指示する指示体と、を備え、前記指示体は、前記指示体の保持状態を検出する状態検出部と、前記状態検出部の検出結果に応じた信号を出力する出力部と、を有し、前記表示装置は、前記表示面を撮像して撮像画像を生成する撮像部と、前記撮像画像に基づいて前記指示体の指示位置を検出する位置検出部と、前記信号に基づいて、前記表示装置の動作状態を変更する動作状態制御部と、を有することを特徴とすることを特徴とする。
この態様によれば、使用者は、指示体の保持状態を変更するという簡単な操作を行うことで、表示装置の動作状態を容易に変更できる。
この態様によれば、使用者は、指示体の保持状態を変更するという簡単な操作を行うことで、表示装置の動作状態を容易に変更できる。
上述した表示システムの一態様において、前記状態検出部は、前記指示体における異なる検出領域に配置された複数のセンサーを有することが望ましい。この態様によれば、複数のセンサーを用いて保持状態を検出するので、1つのセンサーを用いて保持状態を検出する構成に比べて、保持状態の検出精度を高くできる。
上述した表示システムの一態様において、前記状態検出部は、前記異なる検出領域での前記センサーの検出結果にて前記保持状態を検出することが望ましい。この態様によれば、指示体における異なる検出領域の状態に基づいて、指示体の保持状態を検出できる。
上述した表示システムの一態様において、前記指示体は、電子ペンであり、前記異なる検出領域は、前記電子ペンの一端から他端に向かう方向に並べて設けられていることが望ましい。この態様によれば、電子ペンの一端から他端に向かう方向に並ぶ複数の検出領域の状態に基づいて、指示体の保持状態を検出できる。
上述した表示システムの一態様において、前記指示体は、電子ペンであり、前記異なる検出領域のうち少なくとも1つの検出領域は、前記電子ペンの周方向に沿った領域であり、前記周方向に沿った領域には、前記複数のセンサーのうち少なくとも2つのセンサーが前記周方向に並べて配置されていることが望ましい。この態様によれば、電子ペンの周方向に沿った検出領域の状態に基づいて、指示体の保持状態を検出できる。
上述した表示システムの一態様において、前記出力部は、前記信号を光で出力する発光部を有し、前記動作状態制御部は、前記撮像画像に基づいて、前記光で出力された信号を取得することが望ましい。この態様によれば、光を使って、指示体の保持状態に応じた信号を出力できる。
上述した表示システムの一態様において、前記指示体は、前記状態検出部の検出結果に基づいて、当該指示体の動作状態を変更する変更部を含むことが望ましい。この態様によれば、使用者は、指示体の保持状態を変更するという簡単な操作を行うことで、指示体の動作状態も容易に変更できる。
本発明に係る表示システムの制御方法の一態様は、表示面に画像を表示する表示装置と、前記表示面を指示する指示体と、前記表示面を撮像して撮像画像を生成する撮像部と、を備え、前記表示装置が前記撮像画像に基づいて前記指示体の指示位置を検出する表示システムの制御方法であって、前記指示体が、前記指示体の保持状態を検出するステップと、前記指示体が、前記保持状態の検出結果に応じた信号を出力するステップと、前記表示装置が、前記信号に基づいて前記表示装置の動作状態を変更するステップと、を有することを特徴とする。この態様によれば、使用者は、指示体の保持状態を変更するという簡単な操作を行うことで、表示装置の動作状態を容易に変更できる。
本発明に係る指示体の一態様は、表示面を指示する指示体であって、前記指示体の保持状態を検出する状態検出部と、前記状態検出部の検出結果に応じた信号を、前記表示面に画像を表示しかつ前記信号に基づいて動作状態を変更する表示装置に出力する出力部と、を有することを特徴とする。この態様によれば、使用者は、指示体の保持状態を変更するという簡単な操作を行うことで、表示装置の動作状態を容易に変更できる。
本発明に係る表示装置の一態様は、表示面に画像を表示する表示装置であって、前記表示面を撮像して撮像画像を生成する撮像部と、前記撮像画像に基づいて指示体の指示位置を検出する位置検出部と、前記表示面を指示する指示体から出力された、前記指示体の保持状態に応じた信号に基づいて、前記表示装置の動作状態を変更する動作状態制御部と、を有することを特徴とする。この態様によれば、使用者は、指示体の保持状態を変更するという簡単な操作を行うことで、表示装置の動作状態を容易に変更できる。
以下、図面を参照しながら本発明に係る実施の形態を説明する。なお、図面において各部の寸法および縮尺は実際のものと適宜異なる。また、以下に記載する実施の形態は、本発明の好適な具体例である。このため、本実施形態には、技術的に好ましい種々の限定が付されている。しかしながら、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る表示システム1の一例を示した図である。表示システム1は、プロジェクター100と電子ペン200とを含む。
図1は、第1実施形態に係る表示システム1の一例を示した図である。表示システム1は、プロジェクター100と電子ペン200とを含む。
プロジェクター100は、PC(パーソナルコンピューター)300から通信線400を介して画像情報を受け取り、その画像情報に応じた画像をスクリーンSCに投射して表示する。プロジェクター100は、記憶部105(図3参照)に記憶された画像情報を読み出し、この画像情報に応じた画像をスクリーンSCに表示してもよい。以下、スクリーンSCに投射された画像を「投射画像」とも称する。
プロジェクター100は表示装置の一例であり、PC300は画像供給装置の一例であり、スクリーンSCは表示面および投射面の一例である。表示面および投射面は、スクリーンに限らず適宜変更可能であり、例えば壁でもよい。画像供給装置は、PC300に限らず適宜変更可能である。
プロジェクター100は表示装置の一例であり、PC300は画像供給装置の一例であり、スクリーンSCは表示面および投射面の一例である。表示面および投射面は、スクリーンに限らず適宜変更可能であり、例えば壁でもよい。画像供給装置は、PC300に限らず適宜変更可能である。
電子ペン200は、例えば、使用者に保持された状態でスクリーンSCを指示する。電子ペン200は、指示体の一例である。
電子ペン200は、先端201がスクリーンSCに押し付けられると、光を用いて押圧信号を出力する。プロジェクター100は、この押圧信号に基づいて、電子ペン200によるスクリーンSCの指示状態、換言すると、電子ペン200による投射画像への操作状態を検出する。先端201は、電子ペン200の一端の一例である。
また、電子ペン200は、電子ペン200の保持状態(電子ペン200が使用者によって保持されている状態)を検出し、この保持状態に応じた信号(以下「出力信号」と称する)を、光を用いて出力する。プロジェクター100は、この出力信号に基づいて、プロジェクター100の動作状態を変更する。
また、電子ペン200は、プロジェクター100に電子ペン200の位置を知らせるための位置信号を、光を用いて出力する。プロジェクター100は、位置信号である光の発光地点を、電子ペン200の位置として検出する。
押圧信号、出力信号および位置信号の出力に用いられる光は、例えば、可視領域外の光であり、本実施形態では赤外光が用いられる。
プロジェクター100は、使用者が電子ペン200を用いて行った指示操作を、位置信号の発光地点と押圧信号とに基づいて検出し、その指示操作を投射画像に反映させる。例えば、プロジェクター100は、押圧信号を取得したときの位置信号の発光地点を、電子ペン200の指示位置として検出し、その指示位置に基づいて指示操作(例えば、描画操作)を特定する。
プロジェクター100は、描画モードと、消しゴムモードと、ページ送りモードとを含む複数の動作モードで動作が可能である。
描画モードでは、プロジェクター100は、指示位置に、図形を描画したり文字または記号を配置したりする処理、または指示位置の軌跡に沿って図形を描画する処理を行う。描画モードでは、電子ペン200によって描画される線の太さを3段階(「太い」、「標準」、「細い」)に切り換えることができる。「太い」が設定されると、描画される線の太さが「標準」のときに使用される線よりも太くなる。「細い」が設定されると、描画される線の太さが「標準」のときに使用される線よりも細くなる。
消しゴムモードでは、プロジェクター100は、描画した図形、および配置した文字または記号を消去する処理を行う。
ページ送りモードでは、プロジェクター100は、電子ペン200をポインティングデバイスとして動作させ、一定の速さ以上で電子ペン200が動いた場合、ページ送り信号を、通信線400を介してPC300に出力する。
図2は、電子ペン200の一例を示した図である。
電子ペン200では、検出領域Aに圧力センサーA1〜A3が配置され、検出領域Bに圧力センサーB1〜B3が配置されている。検出領域Aと検出領域Bは、電子ペン200の先端201から後端202に向かう方向に沿って並べて設けられている。検出領域Aと検出領域Bは、電子ペン200の周方向に沿った領域である。検出領域Aは、検出領域Bよりも先端201側に位置している。圧力センサーA1〜A3は、電子ペン200の周方向に沿って並べて配置されている。圧力センサーB1〜B3も、電子ペン200の周方向に沿って並べて配置されている。
電子ペン200では、検出領域Aに圧力センサーA1〜A3が配置され、検出領域Bに圧力センサーB1〜B3が配置されている。検出領域Aと検出領域Bは、電子ペン200の先端201から後端202に向かう方向に沿って並べて設けられている。検出領域Aと検出領域Bは、電子ペン200の周方向に沿った領域である。検出領域Aは、検出領域Bよりも先端201側に位置している。圧力センサーA1〜A3は、電子ペン200の周方向に沿って並べて配置されている。圧力センサーB1〜B3も、電子ペン200の周方向に沿って並べて配置されている。
図3は、表示システム1の構成を示した図である。電子ペン200は、操作スイッチ203と、状態検出部204と、受光部205と、発光部206と、記憶部207と、制御部208と、を含む。
操作スイッチ203は、電子ペン200の先端201に配置されている。操作スイッチ203は、先端201が押圧された場合にオンになる。このため、先端201がスクリーンSCに押し付けられると、つまり、先端201でスクリーンSCが指示されると、操作スイッチ203はオンになる。
状態検出部204は、電子ペン200の保持状態を検出する。状態検出部204は、圧力センサーA1〜A3およびB1〜B3を有する。圧力センサーA1〜A3およびB1〜B3は、圧力を検知して、検知した圧力に応じた出力値を出力する。状態検出部204は、圧力センサーA1〜A3およびB1〜B3の検知結果によって電子ペン200の保持状態(例えば、電子ペン200が使用者によって鉛筆握りで保持されている状態や、電子ペン200の後端202側が使用者によって摘まれて保持されている状態)を検出する。
受光部205は、発光部206の発光タイミングの基準となる基準赤外光をプロジェクター100から受光する。
発光部206は、出力部の一例である。発光部206は、赤外光を出力する。
発光部206は、状態検出部204の検出結果に応じた出力信号を、基準赤外光を基準とした出力信号の発光タイミング(以下「第1タイミング」とも称する)で、赤外光を用いて出力する。
また、発光部206は、操作スイッチ203がオンになっているとき、基準赤外光を基準とした押圧信号の発光タイミング(以下「第2タイミング」とも称する)で、赤外光を用いて押圧信号を出力する。
また、発光部206は、基準赤外光を基準とした位置信号の発光タイミング(以下「第3タイミング」とも称する)で、赤外光を用いて位置信号を出力する。
発光部206は、状態検出部204の検出結果に応じた出力信号を、基準赤外光を基準とした出力信号の発光タイミング(以下「第1タイミング」とも称する)で、赤外光を用いて出力する。
また、発光部206は、操作スイッチ203がオンになっているとき、基準赤外光を基準とした押圧信号の発光タイミング(以下「第2タイミング」とも称する)で、赤外光を用いて押圧信号を出力する。
また、発光部206は、基準赤外光を基準とした位置信号の発光タイミング(以下「第3タイミング」とも称する)で、赤外光を用いて位置信号を出力する。
記憶部207は、コンピューターが読み取り可能な記録媒体である。記憶部207は、電子ペン200の動作を規定するプログラムと、種々の情報とを記憶する。例えば、記憶部207は、圧力センサーA1〜A3およびB1〜B3の検出結果と、プロジェクター100の動作指定状態とが互いに関連づけられた変換テーブルTを記憶する。
図4は、変換テーブルTの一例を示した図である。図4において、「合計値AT」は、検出領域A内の圧力センサーA1〜A3の出力値の合計値である。「合計値BT」は、検出領域B内の圧力センサーB1〜B3の出力値の合計値である。「検出センサー数」は、既定値以上の出力を発した圧力センサーの数である。また、第1閾値は第2閾値よりも大きい。
図4では、動作指定状態M1〜M5の各々と、圧力センサーA1〜A3およびB1〜B3の検出結果とが関連づけられている。動作指定状態M1は、動作モードが描画モードで線の太さが「太い」に設定される状態である。動作指定状態M2は、動作モードが描画モードで線の太さが「標準」に設定される状態である。動作指定状態M3は、動作モードが描画モードで線の太さが「細い」に設定される状態である。動作指定状態M4は、動作モードとして消しゴムモードが設定される状態である。動作指定状態M5は、動作モードとしてページ送りモードが設定される状態である。
動作モード(描画モード、消しゴムモード、ページ送りモード)は、電子ペン200の握り方(握る位置)によって定まる。具体的には、合計値ATと合計値BTとの大小関係と、各検出領域での検出センサー数とに応じて動作モードが決定される。また、描画モードにおける線の太さは、電子ペン200を握る強さによって定まる。具体的には、合計値ATと閾値(第1閾値および第2閾値)との大小関係に応じて線の太さが決定される。このように、動作指定状態M1〜M5は、圧力センサーA1〜A3およびB1〜B3によって保持(圧力)が検知された位置と、その出力値とによって決定される。
図3に戻って、制御部208は、CPU(Central Processing Unit)等のコンピューターであり、記憶部207に記憶されているプログラムを読み取り実行することによって、電子ペン200の動作を制御する。
例えば、制御部208は、操作スイッチ203がオン状態のときに、発光部206に第2タイミングで押圧信号を出力させる。また、制御部208は、発光部206に第3タイミングで位置信号の発光を実行させる。
また、制御部208は、圧力センサーA1〜A3およびB1〜B3の検出結果に基づいて、合計値AT、合計値BT、検出領域Aの検出センサー数、および検出領域Bの検出センサー数を特定する。また、制御部208は、合計値ATと第1閾値および第2閾値との大きさ判定を実行する。
制御部208は、これらの特定結果および判定結果に関連づけられた動作指定状態を変換テーブルT(図4参照)から読み取り、その動作指定状態に応じた出力信号を発光部206に第1タイミングで出力させる。
また、プロジェクター100に、使用者の電子ペン200の握り状態を伝える場合には、制御部208は、上述した特定結果および判定結果に関連づけられた握り判定を変換テーブルTから読み取り、その握り判定に応じた光信号を発光部206に出力させてもよい。握り判定の結果が不要である場合には、変換テーブルTにおいて握り判定は省略されてもよい。
制御部208は、これらの特定結果および判定結果に関連づけられた動作指定状態を変換テーブルT(図4参照)から読み取り、その動作指定状態に応じた出力信号を発光部206に第1タイミングで出力させる。
また、プロジェクター100に、使用者の電子ペン200の握り状態を伝える場合には、制御部208は、上述した特定結果および判定結果に関連づけられた握り判定を変換テーブルTから読み取り、その握り判定に応じた光信号を発光部206に出力させてもよい。握り判定の結果が不要である場合には、変換テーブルTにおいて握り判定は省略されてもよい。
図3に戻って、プロジェクター100は、受付部101と、発光部102と、投射部103と、撮像部104と、記憶部105と、制御部106と、を含む。
受付部101は、使用者の入力操作等を受け付ける各種の操作ボタンまたはタッチパネルである。受付部101は、使用者から受け付けた入力操作に応じた情報を無線または有線で送信するリモートコントローラー等であってもよい。その場合、プロジェクター100は、リモートコントローラーが送信した情報を受信する受信部を備える。なお、リモートコントローラーは、使用者の入力操作を受け付ける各種の操作ボタンや操作キーまたはタッチパネルを備える。
発光部102は、電子ペン200に含まれる発光部206の発光タイミングの基準となる基準赤外光を発光する。
投射部103は、表示部の一例である。なお、表示部には、スクリーンSCは含まれない。投射部103は、制御部106が出力した画像信号に応じた画像をスクリーンSCに投射して表示する。画像信号は、例えば、PC300から出力された画像情報を制御部106が処理することによって生成されたり、記憶部105から読み取られた画像情報を制御部106が処理することによって生成されたりする。つまり、画像信号は、画像情報に応じた情報である。
図5は、投射部103の一例を示した図である。投射部103は、光源11、光変調装置の一例である3つの液晶ライトバルブ12(12R,12G,12B)、投射光学系の一例である投射レンズ13、ライトバルブ駆動部14等を含む。投射部103は、光源11から射出された光を液晶ライトバルブ12で変調して投射画像(画像光)を形成し、この投射画像を投射レンズ13から拡大投射する。
光源11は、キセノンランプ、超高圧水銀ランプ、LED(Light Emitting Diode)、またはレーザー光源等からなる光源部11aと、光源部11aが放射した光の方向のばらつきを低減するリフレクター11bとを含む。光源11から射出された光は、不図示のインテグレーター光学系によって輝度分布のばらつきが低減され、その後、不図示の色分離光学系によって光の3原色である赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の色光成分に分離される。R,G,Bの色光成分は、それぞれ液晶ライトバルブ12R,12G,12Bに入射する。
液晶ライトバルブ12は、一対の透明基板間に液晶が封入された液晶パネル等によって構成される。液晶ライトバルブ12には、マトリクス状に配列された複数の画素12pからなる矩形の画素領域12aが形成されている。液晶ライトバルブ12は、液晶に対して画素12pごとに駆動電圧を印加可能である。ライトバルブ駆動部14が、制御部106から入力される画像信号に応じた駆動電圧を各画素12pに印加すると、各画素12pは、画像信号に応じた光透過率に設定される。このため、光源11から射出された光は、画素領域12aを透過することで変調され、画像信号に応じた画像が色光ごとに形成される。
各色の画像は、図示しない色合成光学系によって画素12pごとに合成され、カラー画像(カラー画像光)である投射画像が生成される。投射画像は、投射レンズ13によってスクリーンSCに拡大投射される。
図3に戻って、撮像部104は、レンズ等の光学系と、この光学系にて集光された光を電気信号に変換する撮像素子(例えば、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサーまたはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサー)等を備えたカメラである。撮像部104は、発光部102が出力する基準赤外光を基準とした撮像タイミング(第1タイミング、第2タイミングおよび第3タイミングの各々)で、スクリーンSCを繰り返し撮像して撮像画像を生成する。本実施形態では、撮像部104は、赤外光を透過するフィルターを通してスクリーンSCを撮像して撮像画像を生成する。
記憶部105は、コンピューターが読み取り可能な記録媒体である。記憶部105は、プロジェクター100の動作を規定するプログラムと、種々の情報(例えば、画像情報)とを記憶する。
制御部106は、CPU等のコンピューターであり、記憶部105に記憶されているプログラムを読み取り実行することによって、位置検出部107と動作状態制御部108と画像処理部109とを実現する。
位置検出部107は、撮像部104が第2タイミングおよび第3タイミングで生成した撮像画像に基づいて、電子ペン200の指示位置を検出する。
具体的には、まず、位置検出部107は、発光部102を制御して、第1〜第3タイミングの基準となる基準赤外光を発光部102に発光させる。
続いて、位置検出部107は、第2タイミング(押圧信号に関するタイミング)で生成された撮像画像に基づいて、押圧信号の有無を判定する。位置検出部107は、押圧信号が有ると判定した場合、第3タイミング(位置信号に関するタイミング)で生成された撮像画像における、電子ペン200による赤外光の発光位置に基づいて、電子ペン200の指示位置を検出する。
具体的には、まず、位置検出部107は、発光部102を制御して、第1〜第3タイミングの基準となる基準赤外光を発光部102に発光させる。
続いて、位置検出部107は、第2タイミング(押圧信号に関するタイミング)で生成された撮像画像に基づいて、押圧信号の有無を判定する。位置検出部107は、押圧信号が有ると判定した場合、第3タイミング(位置信号に関するタイミング)で生成された撮像画像における、電子ペン200による赤外光の発光位置に基づいて、電子ペン200の指示位置を検出する。
動作状態制御部108は、上述した描画モードと、消しゴムモードと、ページ送りモードとを管理している。描画モードでは、動作状態制御部108は、電子ペン200の指示位置に、図形を描画したり文字等を配置したりする処理、または指示位置の軌跡に沿って図形を描画する処理を行う。消しゴムモードでは、動作状態制御部108は、描画した図形、および配置した文字または記号を消去する処理を行う。ページ送りモードでは、動作状態制御部108は、電子ペン200をポインティングデバイスとして動作させ、一定の速さ以上で電子ペン200が動いた場合、ページ送り信号を、通信線400を介してPC300に出力する。
また、動作状態制御部108は、第1タイミング(出力信号に関するタイミング)で順次生成された複数の撮像画像に基づいて、出力信号(動作指定状態)を取得する。動作状態制御部108は、出力信号(動作指定状態)に基づいて、プロジェクター100の動作状態を変更する。
例えば、動作状態制御部108は、描画モード下で描画される線の太さを、出力信号(動作指定状態)に基づいて変更したり、出力信号(動作指定状態)に基づいてモードを変更したりする。
例えば、動作状態制御部108は、描画モード下で描画される線の太さを、出力信号(動作指定状態)に基づいて変更したり、出力信号(動作指定状態)に基づいてモードを変更したりする。
画像処理部109は、例えばPC300から受け付けた画像情報を処理して画像信号を生成する。例えば、画像処理部109は、PC300から受け付けた画像情報が表す画像に、動作状態制御部108の描画した画像が重畳された重畳画像を生成し、その重畳画像を表す画像信号を生成する。画像処理部109は、生成した画像信号を投射部103に出力する。
次に、動作を説明する。
図6は、電子ペン200の保持状態に基づいてプロジェクター100の動作状態を変更する動作を説明するためのフローチャートである。
電子ペン200の制御部208は、圧力センサーA1〜A3およびB1〜B3の検出結果、つまり電子ペン200の保持状態を示す検出結果を取得する(ステップS1)。
図6は、電子ペン200の保持状態に基づいてプロジェクター100の動作状態を変更する動作を説明するためのフローチャートである。
電子ペン200の制御部208は、圧力センサーA1〜A3およびB1〜B3の検出結果、つまり電子ペン200の保持状態を示す検出結果を取得する(ステップS1)。
続いて、制御部208は、圧力センサーA1〜A3およびB1〜B3の検出結果に基づいて、合計値AT、合計値BT、検出領域Aの検出センサー数、および検出領域Bの検出センサー数を特定する。続いて、制御部208は、合計値ATと第1閾値および第2閾値との大きさ判定を実行する。そして、制御部208は、これらの特定結果および判定結果に関連づけられた動作指定状態を、変換テーブルT(図4参照)から読み取る(ステップS2)。
続いて、制御部208は、動作指定状態に応じた発光パターンで発光部206を点灯させる(ステップS3)。この点灯によって、動作指定状態に応じた出力信号が発光部206から出力される。
図7は、動作指定状態M1〜M5の各々に応じた発光パターンの例を示した図である。図7に示した例では、電子ペン200から出力される動作指定状態M1〜M5は3ビットで表される。動作指定状態M1〜M5の各ビットを表す光の出力タイミングは、プロジェクター100が出力する基準赤外光P1の出力タイミングを基準に予め設定されている。
基準赤外光P1は、単位時間T1のフェーズF1で出力される。そして、動作指定状態M1〜M5の最上位ビットは、単位時間T2のフェーズF1で通信され、動作指定状態M1〜M5の次のビットは、単位時間T3のフェーズF1で通信され、動作指定状態M1〜M5の最下位ビットは、単位時間T4のフェーズF1で通信される。ビット(0か1)はフェーズF1での発光の有無にて表される。フェーズF1は第1タイミングに対応する。
なお、フェーズF2〜F4は、押圧信号や位置信号の出力に使用される。例えば、フェーズF3が押圧信号の出力に使用される場合、フェーズF3は第2タイミングに対応する。フェーズF2が位置信号の出力に使用される場合、フェーズF2は第3タイミングに対応する。
プロジェクター100では、動作状態制御部108は、第1タイミング(フェーズF1)で撮像されて生成された撮像画像を用いて発光パターンを取得する(ステップS4)。
続いて、動作状態制御部108は、プロジェクター100の動作状態を、発光パターンに応じた動作指定状態に変更する(ステップS5)。
例えば、発光パターンが動作指定状態M1に応じている場合には、動作状態制御部108は、プロジェクター100の動作状態を、描画モードにおいて線の太さが「太い」に設定された状態にする。
動作状態制御部108は、この動作状態で押圧信号を取得すると、「太い」で設定された太さの線が指示位置の軌跡に従って投射画像上に描画された画像を示す画像信号を、画像処理部109に生成させる。画像処理部109は、この画像信号を投射部103に出力する。投射部103は、この画像信号に応じた画像をスクリーンSCに投射する。
例えば、発光パターンが動作指定状態M1に応じている場合には、動作状態制御部108は、プロジェクター100の動作状態を、描画モードにおいて線の太さが「太い」に設定された状態にする。
動作状態制御部108は、この動作状態で押圧信号を取得すると、「太い」で設定された太さの線が指示位置の軌跡に従って投射画像上に描画された画像を示す画像信号を、画像処理部109に生成させる。画像処理部109は、この画像信号を投射部103に出力する。投射部103は、この画像信号に応じた画像をスクリーンSCに投射する。
本実施形態の表示システム1および表示システム1の制御方法によれば、使用者は、電子ペン200の保持状態、つまり電子ペン200の握り方(握る位置)や握る強さを変更するという簡単な操作を行うことで、表示装置の一例であるプロジェクター100の動作状態を容易に変更できる。
<変形例>
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、次に述べるような各種の変形が可能である。また、次に述べる変形の態様の中から任意に選択された一または複数の変形を適宜組み合わせることもできる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、次に述べるような各種の変形が可能である。また、次に述べる変形の態様の中から任意に選択された一または複数の変形を適宜組み合わせることもできる。
<変形例1>
電子ペン200の制御部208は、状態検出部204の検出結果に基づいて、電子ペン200の動作状態を変更してもよい。この場合、制御部208は、変更部の一例となる。
例えば、電子ペン200の先端201の押圧を検出するために、操作スイッチ203の代わりに押圧センサーが用いられ、制御部208は、合計値ATが合計値BT以上である場合(先端201が握られている場合)には、押圧センサーの出力値が第1検出閾値を超えた際に、押圧信号を発光部206に出力させる。そして、制御部208は、合計値ATが合計値BT未満である場合(後端202が握られている場合)には、押圧センサーの出力が第1検出閾値よりも大きい第2検出閾値を超えた場合に押圧信号を発光部206に出力させる。
この例では、使用者が電子ペン200の先端201側を握っているか後端202側を握っているかによって、電子ペン200の押圧に関する感度を変更することが可能になる。
電子ペン200の制御部208は、状態検出部204の検出結果に基づいて、電子ペン200の動作状態を変更してもよい。この場合、制御部208は、変更部の一例となる。
例えば、電子ペン200の先端201の押圧を検出するために、操作スイッチ203の代わりに押圧センサーが用いられ、制御部208は、合計値ATが合計値BT以上である場合(先端201が握られている場合)には、押圧センサーの出力値が第1検出閾値を超えた際に、押圧信号を発光部206に出力させる。そして、制御部208は、合計値ATが合計値BT未満である場合(後端202が握られている場合)には、押圧センサーの出力が第1検出閾値よりも大きい第2検出閾値を超えた場合に押圧信号を発光部206に出力させる。
この例では、使用者が電子ペン200の先端201側を握っているか後端202側を握っているかによって、電子ペン200の押圧に関する感度を変更することが可能になる。
<変形例2>
状態検出部204は、図2に示した構成に限らず適宜変更可能である。例えば、圧力センサーの数は6に限らず適宜変更可能である。また、圧力センサーの配置される位置、検出領域の形状および位置も適宜変更可能である。例えば、電子ペン200において、検出領域Aと検出領域Bに加えて、1以上の検出領域が設定され、各検出領域に1以上の圧力センサーが配置されてもよい。また、検出領域の数は、例えば1以上でもよい。この場合、圧力センサーの位置および数に応じて変換テーブルTも変更される。
また、圧力センサーの代わりに、傾きセンサー、加速度センサー、重力センサーまたは歪センサーが用いられてもよい。この場合、センサーの種類に応じて変換テーブルTが適宜変更される。例えば、圧力センサーの代わりに傾きセンサーが用いられる場合、傾きに応じて動作指定状態が変更されるように、変換テーブルTが設定される。
状態検出部204は、図2に示した構成に限らず適宜変更可能である。例えば、圧力センサーの数は6に限らず適宜変更可能である。また、圧力センサーの配置される位置、検出領域の形状および位置も適宜変更可能である。例えば、電子ペン200において、検出領域Aと検出領域Bに加えて、1以上の検出領域が設定され、各検出領域に1以上の圧力センサーが配置されてもよい。また、検出領域の数は、例えば1以上でもよい。この場合、圧力センサーの位置および数に応じて変換テーブルTも変更される。
また、圧力センサーの代わりに、傾きセンサー、加速度センサー、重力センサーまたは歪センサーが用いられてもよい。この場合、センサーの種類に応じて変換テーブルTが適宜変更される。例えば、圧力センサーの代わりに傾きセンサーが用いられる場合、傾きに応じて動作指定状態が変更されるように、変換テーブルTが設定される。
<変形例3>
指示体として電子ペン200が用いられたが、指示体は、電子ペン200に限らず適宜変更可能である。
指示体として電子ペン200が用いられたが、指示体は、電子ペン200に限らず適宜変更可能である。
<変形例4>
動作指定状態は、図4に示した5つに限らず適宜変更可能である。また、動作指定状態は、電子ペン200の握り方(握る位置)と握る強さとに応じて定まる態様に限定されず、いずれか一方のみによって定まるようにしてもよい。
動作指定状態は、図4に示した5つに限らず適宜変更可能である。また、動作指定状態は、電子ペン200の握り方(握る位置)と握る強さとに応じて定まる態様に限定されず、いずれか一方のみによって定まるようにしてもよい。
<変形例5>
変換テーブルTが、電子ペン200の記憶部207ではなく、プロジェクター100の記憶部105に記憶されてもよい。
この場合、電子ペン200の制御部208は、状態検出部204の検出結果を示す光信号を、発光部206に出力させる。プロジェクター100の動作状態制御部108は、順次生成される複数の撮像画像を用いて状態検出部204の検出結果を取得し、その検出結果に対応する動作指定状態を、記憶部105の変換テーブルTを参照して決定する。続いて、動作状態制御部108は、プロジェクター100の動作状態を、決定した動作指定状態に変更する。
変形例5によれば、電子ペン200が、動作指定状態を決定する必要がなくなり処理の簡略化を図ることができる。しかしながら、変形例5では、上述した実施形態と比較して、電子ペン200が発光部206を用いて出力する情報量が多くなる。よって、電子ペン200が出力する情報量を少なくするという観点では、変形例5よりも上述した実施形態の方が好ましい。
変換テーブルTが、電子ペン200の記憶部207ではなく、プロジェクター100の記憶部105に記憶されてもよい。
この場合、電子ペン200の制御部208は、状態検出部204の検出結果を示す光信号を、発光部206に出力させる。プロジェクター100の動作状態制御部108は、順次生成される複数の撮像画像を用いて状態検出部204の検出結果を取得し、その検出結果に対応する動作指定状態を、記憶部105の変換テーブルTを参照して決定する。続いて、動作状態制御部108は、プロジェクター100の動作状態を、決定した動作指定状態に変更する。
変形例5によれば、電子ペン200が、動作指定状態を決定する必要がなくなり処理の簡略化を図ることができる。しかしながら、変形例5では、上述した実施形態と比較して、電子ペン200が発光部206を用いて出力する情報量が多くなる。よって、電子ペン200が出力する情報量を少なくするという観点では、変形例5よりも上述した実施形態の方が好ましい。
<変形例6>
動作指定状態に応じた出力信号は、光ではなく電波で送受信されてもよい。
動作指定状態に応じた出力信号は、光ではなく電波で送受信されてもよい。
<変形例7>
投射部103では、光変調装置として液晶ライトバルブが用いられたが、光変調装置は液晶ライトバルブに限らず適宜変更可能である。例えば、光変調装置として、3枚の反射型の液晶パネルを用いた構成であってもよい。また、光変調装置は、1枚の液晶パネルとカラーホイールを組み合わせた方式、3枚のデジタルミラーデバイス(DMD)を用いた方式、1枚のデジタルミラーデバイスとカラーホイールを組み合わせた方式等の構成であってもよい。光変調装置として1枚のみの液晶パネルまたはDMDが用いられる場合には、色分離光学系や色合成光学系に相当する部材は不要である。また、液晶パネルおよびDMD以外にも、光源が発した光を変調可能な構成は、光変調装置として採用できる。
投射部103では、光変調装置として液晶ライトバルブが用いられたが、光変調装置は液晶ライトバルブに限らず適宜変更可能である。例えば、光変調装置として、3枚の反射型の液晶パネルを用いた構成であってもよい。また、光変調装置は、1枚の液晶パネルとカラーホイールを組み合わせた方式、3枚のデジタルミラーデバイス(DMD)を用いた方式、1枚のデジタルミラーデバイスとカラーホイールを組み合わせた方式等の構成であってもよい。光変調装置として1枚のみの液晶パネルまたはDMDが用いられる場合には、色分離光学系や色合成光学系に相当する部材は不要である。また、液晶パネルおよびDMD以外にも、光源が発した光を変調可能な構成は、光変調装置として採用できる。
<変形例8>
表示装置としてプロジェクター100が用いられたが、表示装置はプロジェクター100に限らず適宜変更可能である。例えば、表示装置は、直視型のディスプレイ(液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、プラズマディスプレイ、CRT(陰極線管)ディスプレイ等)であってもよい。
表示装置としてプロジェクター100が用いられたが、表示装置はプロジェクター100に限らず適宜変更可能である。例えば、表示装置は、直視型のディスプレイ(液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、プラズマディスプレイ、CRT(陰極線管)ディスプレイ等)であってもよい。
<変形例9>
位置検出部107と動作状態制御部108と画像処理部109の全部または一部は、例えばFPGA(field programmable gate array)またはASIC(Application Specific IC)等の電子回路によりハードウェアで実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアとの協働により実現されてもよい。
位置検出部107と動作状態制御部108と画像処理部109の全部または一部は、例えばFPGA(field programmable gate array)またはASIC(Application Specific IC)等の電子回路によりハードウェアで実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアとの協働により実現されてもよい。
1…表示システム、100…プロジェクター、101…受付部、102…発光部、103…投射部、104…撮像部、105…記憶部、106…制御部、107…位置検出部、108…動作状態制御部、109…画像処理部、200…電子ペン、201…先端、202…後端、203…操作スイッチ、204…状態検出部、205…発光部、206…発光部、207…記憶部、208…制御部。
Claims (10)
- 表示面に画像を表示する表示装置と、前記表示面を指示する指示体と、を備え、
前記指示体は、
前記指示体の保持状態を検出する状態検出部と、
前記状態検出部の検出結果に応じた信号を出力する出力部と、を有し、
前記表示装置は、
前記表示面を撮像して撮像画像を生成する撮像部と、
前記撮像画像に基づいて前記指示体の指示位置を検出する位置検出部と、
前記信号に基づいて、前記表示装置の動作状態を変更する動作状態制御部と、を有することを特徴とする表示システム。 - 前記状態検出部は、前記指示体における異なる検出領域に配置された複数のセンサーを有することを特徴とする請求項1に記載の表示システム。
- 前記状態検出部は、前記異なる検出領域での前記センサーの検出結果にて前記保持状態を検出することを特徴とする請求項2に記載の表示システム。
- 前記指示体は、電子ペンであり、
前記異なる検出領域は、前記電子ペンの一端から他端に向かう方向に並べて設けられていることを特徴とする請求項2または3に記載の表示システム。 - 前記指示体は、電子ペンであり、
前記異なる検出領域のうち少なくとも1つの検出領域は、前記電子ペンの周方向に沿った領域であり、
前記周方向に沿った領域には、前記複数のセンサーのうち少なくとも2つのセンサーが前記周方向に並べて配置されていることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の表示システム。 - 前記出力部は、前記信号を光で出力する発光部を有し、
前記動作状態制御部は、前記撮像画像に基づいて、前記光で出力された信号を取得することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の表示システム。 - 前記指示体は、前記状態検出部の検出結果に基づいて、当該指示体の動作状態を変更する変更部を含むことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の表示システム。
- 表示面に画像を表示する表示装置と、前記表示面を指示する指示体と、前記表示面を撮像して撮像画像を生成する撮像部と、を備え、前記表示装置が前記撮像画像に基づいて前記指示体の指示位置を検出する表示システムの制御方法であって、
前記指示体が、前記指示体の保持状態を検出するステップと、
前記指示体が、前記保持状態の検出結果に応じた信号を出力するステップと、
前記表示装置が、前記信号に基づいて前記表示装置の動作状態を変更するステップと、を有することを特徴とする表示システムの制御方法。 - 表示面を指示する指示体であって、
前記指示体の保持状態を検出する状態検出部と、
前記状態検出部の検出結果に応じた信号を、前記表示面に画像を表示しかつ前記信号に基づいて動作状態を変更する表示装置に出力する出力部と、を有することを特徴とする指示体。 - 表示面に画像を表示する表示装置であって、
前記表示面を撮像して撮像画像を生成する撮像部と、
前記撮像画像に基づいて指示体の指示位置を検出する位置検出部と、
前記表示面を指示する指示体から出力された、前記指示体の保持状態に応じた信号に基づいて、前記表示装置の動作状態を変更する動作状態制御部と、を有することを特徴とする表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017028752A JP2018136364A (ja) | 2017-02-20 | 2017-02-20 | 表示システム、表示システムの制御方法、指示体および表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017028752A JP2018136364A (ja) | 2017-02-20 | 2017-02-20 | 表示システム、表示システムの制御方法、指示体および表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018136364A true JP2018136364A (ja) | 2018-08-30 |
Family
ID=63366052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017028752A Pending JP2018136364A (ja) | 2017-02-20 | 2017-02-20 | 表示システム、表示システムの制御方法、指示体および表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018136364A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020144697A (ja) * | 2019-03-07 | 2020-09-10 | シャープ株式会社 | ペン型入力装置、入力制御方法、プログラム及び情報処理システム |
CN114385097A (zh) * | 2020-10-21 | 2022-04-22 | 精工爱普生株式会社 | 显示装置的工作方法以及显示装置 |
-
2017
- 2017-02-20 JP JP2017028752A patent/JP2018136364A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020144697A (ja) * | 2019-03-07 | 2020-09-10 | シャープ株式会社 | ペン型入力装置、入力制御方法、プログラム及び情報処理システム |
JP7253939B2 (ja) | 2019-03-07 | 2023-04-07 | シャープ株式会社 | ペン型入力装置 |
CN114385097A (zh) * | 2020-10-21 | 2022-04-22 | 精工爱普生株式会社 | 显示装置的工作方法以及显示装置 |
CN114385097B (zh) * | 2020-10-21 | 2024-03-01 | 精工爱普生株式会社 | 显示装置的工作方法以及显示装置 |
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