JP2015159008A - 導光体及び灯具 - Google Patents

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Abstract

【課題】入射面からより遠くの位置まで好適に光を導光させつつ、面発光を実現する。
【解決手段】導光体3は、LED2からの光を当該導光体3内に入射させる右端面31と、右端面31から入射した光を内部反射させる後面32と、当該導光体3内から光を出射させる前面33とを有する板状に形成されている。前面33は、右端面31から入射する光の入射方向Xに垂直な断面が、凸状に形成された複数の湾曲部33a,…を連結させた形状に形成されている。後面32には、当該導光体3内の光を内部反射させるレンズカットが、隣り合う2つの湾曲部33a,33a間の連結部33bを含む前面33の略全面と対応する部分に形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、光源からの光によって発光する導光体と、当該導光体を備える灯具とに関する。
従来、例えば車両用などの各種の灯具として、光源からの光によって導光体を発光させるものが知られている。導光体としては、長尺な棒状に形成された導光棒(例えば、特許文献1,2参照)や、板状に形成された導光板(例えば、特許文献3参照)が広く用いられている。
このうち、導光棒は、図4に示すように、凸状に湾曲した断面形状の前面と、内部の光を反射させるレンズカット(図示省略)が形成された後面とを有している。そのため、この導光棒では、長手方向(紙面垂直方向)の端面から入射した光が内部を導光しつつ後面のレンズカットで反射されて前面から出射することにより、長尺な当該前面が発光することとなり、ライン状の発光を実現することができる。
このような導光棒では、前面が湾曲しているために、内部の光が当該前面で全反射しやすく(入射角が臨界角以上になりやすく)、入射面からより遠くの位置まで光を導光させて当該前面を発光させることができる。しかし、前面を湾曲させる必要性から、一定程度以上には幅を広げることができず、幅広の発光を実現することは難しい。
一方、導光板は、図5に示すように、略平面状の前面と、内部の光を反射させるレンズカット(図示省略)が略全面に形成された後面とを有している。そのため、この導光板では、端面から入射した光が内部を導光しつつ後面のレンズカットで反射されて前面から出射することにより、当該前面が面状に発光する面発光を実現することができる。
しかし、このような導光板では、前面が略平面状であるために、導光棒と異なり、内部の光が当該前面から出射しやすく(入射角が臨界角未満になりやすく)、入射面からより遠くの位置まで光を導光させることが難しい。
特開2010−272469号公報 特開2013−179092号公報 特開2013−168268号公報
上述したように、従来の導光棒では、入射面からより遠くの位置まで光を導光させて前面を発光させることができる反面、ライン状の発光しか実現できなかった。一方、従来の導光板では、面発光を実現できるものの、入射面からより遠くの位置まで光を導光させることが難しかった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、入射面からより遠くの位置まで好適に光を導光させつつ、面発光を実現することができる導光体及びこれを備える灯具の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、
光源からの光を導光させつつ当該光によって発光する導光体であって、
前記光源からの光を当該導光体内に入射させる側端面と、前記側端面から入射した光を内部反射させる一方の主面(後面)と、当該導光体内から光を出射させる他方の主面(前面)と、を有する板状に形成され、
前記他方の主面は、前記側端面から入射する光の入射方向に垂直な断面が、凸状に形成された複数の湾曲部を連結させた形状に形成され、
前記一方の主面には、当該導光体内の光を内部反射させるレンズカットが、隣り合う2つの湾曲部間の連結部を含む前記他方の主面の略全面と対応する部分に形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の導光体において、
前記連結部は、隣り合う2つの湾曲部を滑らかに連結させる円弧状に形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、灯具であって、
請求項1又は2に記載の導光体と、
前記導光体の前記側端面に対向しつつ、前記複数の湾曲部に対応して複数設けられた光源と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、導光体内から光を出射させる他方の主面(前面)が、光の入射方向に垂直な断面では、凸状に形成された複数の湾曲部を連結させた形状に形成されているので、従来の導光棒と同様に、内部の光が当該前面で全反射しやすく、光の入射面である側端面からより遠くの位置まで光を導光させることができる。
また、導光体内に入射した光を内部反射させる一方の主面(後面)には、当該導光体内の光を内部反射させるレンズカットが、隣り合う2つの湾曲部間の連結部を含む前面の略全面と対応する部分に形成されているので、この後面のレンズカットによって、複数の湾曲部は勿論のこと、その間の連結部に向けても光を内部反射させることができる。これにより、この連結部を含む前面の略全面から光を出射させることができ、ひいては、当該導光体の前面を広く面発光させることができる。
したがって、入射面からより遠くの位置まで好適に光を導光させつつ、面発光を実現することができる。
実施形態における灯具の正面図である。 図1のII−II線での断面図である。 (a)実施形態における導光体での光線軌跡を説明するための断面図であり、(b)従来の導光棒を連結させた導光体での光線軌跡を説明するための断面図である。 従来の導光棒での光線軌跡を説明するための断面図である。 従来の導光板での光線軌跡を説明するための断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態における灯具1の正面図であり、図2は、図1のII−II線での断面図である。
なお、以下の説明において、「前」「後」「左」「右」「上」「下」との記載は、特に断りのない限り、灯具1から見た方向を意味するものとする。
図1及び図2に示すように、灯具1は、光源である複数のLED(発光ダイオード)2,…と、この複数のLED2,…からの光によって発光する導光体3とを備えている。
このうち、複数のLED2,…は、上下方向に沿って所定の間隔で並設されており、各発光面を左方に向けた状態で共通の基板21上に実装されている。
導光体3は、前後方向と直交する略平板状に形成されており、より詳しくは、前方への凸状に形成されて左右方向に長尺な複数の蒲鉾形状部30,…が上下方向に沿って連結された形状に形成されている。
導光体3の右端面31は、複数のLED2,…と対向しており、この複数のLED2,…から出射された光を当該導光体3内に入射させる入射面となっている。具体的には、導光体3では、複数の蒲鉾形状部30,…が複数のLED2,…と対応しており、右端面31全体のうち、各蒲鉾形状部30の右端面部分31aが、当該蒲鉾形状部30に対応するLED2と対向している。そのため、右端面31(右端面部分31a)から入射する光の入射方向Xは、左右方向に沿った左方向きの方向となっている。
導光体3の後面32は、右端面31から当該導光体3内に入射した光を前方へ内部反射させる反射面となっており、そのための複数のレンズカット(図示省略)を有している。この複数のレンズカットは、それぞれ上下方向に長尺に形成されており、後面32のうち上下両端部を除く略全面に亘って、左右方向に沿って並設されている。言い換えれば、導光体3の後面32には、当該導光体3内の光を内部反射させる複数のレンズカットが、隣り合う2つの蒲鉾形状部30,30の前面(後述の湾曲部33a)間の連結部33bを含む前面33の略全面と対応する部分,つまり前面33の略全面の後方に位置する部分(すなわち当該後面32の略全面)に形成されている。
導光体3の前面33は、当該導光体3内から光を出射させる出射面となっている。この前面33は、複数の蒲鉾形状部30,…の前面を連結させた形状に形成されている。各蒲鉾形状部30の前面は、入射方向Xに垂直な断面が前方へ緩やかに膨出する凸状の湾曲形状に形成された湾曲部33aとなっており、本実施形態では当該断面が円弧状に形成されている。したがって、導光体3の前面33は、入射方向Xと直交する上下方向に沿って複数の湾曲部33a,…を連結させた形状に形成されている。
また、導光体3の前面33のうち、隣り合う2つの湾曲部33a,33a間を繋ぐ連結部33bは、円弧状に形成されて、当該隣り合う2つの湾曲部33a,33aを滑らかに連結している。
以上の構成を具備する灯具1では、複数のLED2,…が点灯すると、当該複数のLED2,…からの光が右端面31から導光体3内に入射して前面33から出射することで、この導光体3の前面33が発光する。
具体的には、各LED2から左方へ出射された光は、導光体3のうち当該LED2と対応する蒲鉾形状部30の右端面部分31aから当該蒲鉾形状部30内に入射する。この光のうちの多くは、入射した蒲鉾形状部30内を左方へ導光しつつ、後面32のレンズカットで内部反射されて、当該蒲鉾形状部30の湾曲部33aから前方へ出射する。
また、導光体3の後面32には、隣り合う2つの湾曲部33a,33a間の連結部33bを含む前面33の略全面の後方に位置する部分に、複数のレンズカットが形成されているので、各蒲鉾形状部30に入射した光のうちの一部は、図3(a)に示すように、連結部33bの後方に位置するレンズカットで前方へ内部反射されて、当該連結部33bから前方へ出射する。
こうして、導光体3は、隣り合う2つの湾曲部33a,33a間の連結部33bを含む前面33の略全面が広く面発光する。
このとき、導光体3では、各湾曲部33aが凸状に湾曲しているので、従来の導光棒と同様に、内部の光が当該湾曲部33aで全反射しやすく(入射角が臨界角以上になりやすく)、光が入射する右端面31からより左方に遠い位置まで好適に光が導光する。したがって、導光体3の前面33は、右端面31からより遠くの位置まで好適に発光することとなり、ひいては、発光ムラの少ない均一な発光態様で面発光する。
なお、図3(b)に示すように、従来の導光棒(図4参照)を単純に連結させた導光体によっても、入射面からより遠くの位置まで光を導光させることはできる。しかしながら、当該導光体では、その後面のうち、隣り合う2つの湾曲部間の連結部の後方に位置する部分には、レンズカットが形成されていないので、当該連結部を発光させることができない。したがって、このような導光体では、ライン状の発光面が複数並んだ縞状の発光態様となってしまい、本実施形態の導光体3と異なり、その前面を広く面発光させることはできない。
以上のように、本実施形態によれば、導光体3内から光を出射させる前面33が、光の入射方向Xに垂直な断面では、凸状に形成された複数の湾曲部33a,…を連結させた形状に形成されているので、従来の導光棒と同様に、内部の光が当該前面33(湾曲部33a)で全反射しやすく、光の入射面である右端面31からより遠くの位置まで光を導光させることができる。
また、導光体3内に入射した光を内部反射させる後面32には、当該導光体3内の光を内部反射させるレンズカットが、隣り合う2つの湾曲部33a,33a間の連結部33bを含む前面33の略全面と対応する部分に形成されているので、この後面32のレンズカットによって、複数の湾曲部33a,…は勿論のこと、その間の連結部33bに向けても光を内部反射させることができる。これにより、この連結部33bを含む前面33の略全面から光を出射させることができ、ひいては、当該導光体3の前面33を広く面発光させることができる。
したがって、入射面からより遠くの位置まで好適に光を導光させつつ、面発光を実現することができる。
また、連結させる蒲鉾形状部30の数量を増減させることによって、前面33の上下幅(発光幅)を容易に調整することができ、ひいては、発光面デザインの自由度を向上させることができる。
なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、導光体3が略平板状に形成されていることとしたが、当該導光体3は、各蒲鉾形状部30内での光の導光が過度に阻害されない範囲で、多少の湾曲や屈曲などがされていてもよい。
1 灯具
2 LED(光源)
3 導光体
30 蒲鉾形状部
31 右端面(側端面)
31a 右端面部分
32 後面(一方の主面)
33 前面(他方の主面)
33a 湾曲部
33b 連結部
X 入射方向

Claims (3)

  1. 光源からの光を導光させつつ当該光によって発光する導光体であって、
    前記光源からの光を当該導光体内に入射させる側端面と、前記側端面から入射した光を内部反射させる一方の主面と、当該導光体内から光を出射させる他方の主面と、を有する板状に形成され、
    前記他方の主面は、前記側端面から入射する光の入射方向に垂直な断面が、凸状に形成された複数の湾曲部を連結させた形状に形成され、
    前記一方の主面には、当該導光体内の光を内部反射させるレンズカットが、隣り合う2つの湾曲部間の連結部を含む前記他方の主面の略全面と対応する部分に形成されていることを特徴とする導光体。
  2. 前記連結部は、隣り合う2つの湾曲部を滑らかに連結させる円弧状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の導光体。
  3. 請求項1又は2に記載の導光体と、
    前記導光体の前記側端面に対向しつつ、前記複数の湾曲部に対応して複数設けられた光源と、
    を備えることを特徴とする灯具。
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