JP2015156207A - 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2015156207A
JP2015156207A JP2014255574A JP2014255574A JP2015156207A JP 2015156207 A JP2015156207 A JP 2015156207A JP 2014255574 A JP2014255574 A JP 2014255574A JP 2014255574 A JP2014255574 A JP 2014255574A JP 2015156207 A JP2015156207 A JP 2015156207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
identification information
delay
user
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014255574A
Other languages
English (en)
Inventor
蓬田 裕一
Yuichi Yomogida
裕一 蓬田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2014255574A priority Critical patent/JP2015156207A/ja
Priority to US14/593,510 priority patent/US20150199648A1/en
Publication of JP2015156207A publication Critical patent/JP2015156207A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/10Office automation; Time management
    • G06Q10/109Time management, e.g. calendars, reminders, meetings or time accounting
    • G06Q10/1091Recording time for administrative or management purposes

Abstract


【課題】ユーザが利用する交通機関の遅延を自動的に反映させて、出勤時刻または退勤時刻の記録を行う。
【解決手段】情報処理システムは、識別情報取得部と第1保持部と認証部と登録制御部と遅延情報取得部と修正部とを備える。識別情報取得部は、ユーザを識別する識別情報を取得する。認証部は、第1保持部に保持された1以上の識別情報の中に、取得された識別情報が存在する場合は、ユーザを認証する。登録制御部は、ユーザが認証された場合、認証されたユーザの識別情報と、認証された時刻を示す時間情報とを関連付けた勤怠情報を登録する。遅延情報取得部は、認証されたユーザの指示に応じて、遅延証明書の情報を読み取ることで、遅延時間情報を含む遅延情報を取得する。修正部は、認証されたユーザの識別情報と遅延情報とを関連付けた修正情報に基づいて、修正情報に含まれる識別情報に対応する勤怠情報に含まれる時間情報を修正する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
従来において、従業員の少ない小規模オフィスでは、タイムレコーダ(専用装置)を導入せずに勤怠管理したいというニーズがある。これに応えるために、ICカードから社員IDを読み取ることができる複合機(MFP:Multifunction Peripheral)にタイムレコーダ機能を搭載して勤怠管理するシステムが知られている。
上記システムでは、公共交通機関(例えば鉄道やバスなど)の遅延などの認められた理由による勤務時間の是正を行う場合は、ユーザ(従業員)が公共交通機関から遅延証明などを取得し、修正情報を入力する必要がある。
例えば特許文献1には、異常発生経路等の情報を持つ異常区間情報管理手段と、利用区間情報が記録されている利用区間情報記録手段と、利用区間情報を読み取る手段と、降車駅に到着して遅刻せずに出勤できる最終到着時刻と利用区間情報と異常区間情報から、該発生した異常の為に最終到着時刻に降車駅にたどり着けない電故であるかどうかを判断する判断手段とを備えるシステムが開示されている。
しかし、従来においては、ユーザが利用する交通機関の遅延を自動的に反映させて、出勤時刻または退勤時刻の記録を行う仕組みは存在しなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザが利用する交通機関の遅延を自動的に反映させて、出勤時刻または退勤時刻の記録を行うことが可能な情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、情報処理装置と、ユーザの出勤および退勤に関する情報を保持するサーバ装置とを含む情報処理システムであって、前記ユーザを識別する識別情報を取得する識別情報取得部と、予め登録された1以上の前記識別情報を保持する第1保持部と、前記第1保持部に保持された1以上の前記識別情報の中に、前記識別情報取得部により取得された前記識別情報が存在する場合は、前記識別情報取得部により取得された前記識別情報で識別される前記ユーザを認証する認証部と、前記認証部により前記ユーザが認証された場合、認証された前記ユーザの前記識別情報と、認証された時刻を示す時間情報とを少なくとも関連付けた勤怠情報を登録する制御を行う登録制御部と、認証された前記ユーザの指示に応じて、遅延証明書の情報を読み取ることで、遅延した時間を示す遅延時間情報を少なくとも含む遅延情報を取得する遅延情報取得部と、認証された前記ユーザの前記識別情報と、前記遅延情報とを関連付けた修正情報に基づいて、前記修正情報に含まれる前記識別情報に対応する前記勤怠情報に含まれる前記時間情報を修正する修正部と、を備える。
本発明によれば、ユーザが利用する交通機関の遅延を自動的に反映させて、出勤時刻または退勤時刻の記録を行うことができる。
図1は、実施形態の情報処理システムの構成例を示す図である。 図2は、MFPのハードウェア構成の一例を示す図である。 図3は、MFPのソフトウェア構成例を示す模式図である。 図4は、MFPの機能構成の一例を示す図である。 図5は、勤怠管理サーバの機能構成の一例を示す図である。 図6は、勤怠情報記憶部が記憶する情報の一例を示す図である。 図7は、第2保持部が保持する情報の一例を示す図である。 図8は、情報処理システムの動作手順の一例を示すシーケンス図である。 図9は、遅延証明書の一例を示す図である。 図10は、操作パネルに表示される情報の一例を示す図である。 図11は、修正が行われた後の勤怠情報記憶部に記憶された情報の一例を示す図である。 図12は、変形例のMFPの機能構成の一例を示す図である。 図13は、変形例のMFPの機能構成の一例を示す図である。 図14は、変形例の情報処理システムの動作手順の一例を示すシーケンス図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムの実施形態を詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る情報処理システム100は、MFP1と、勤怠管理サーバ2とを含む。MFP1および勤怠管理サーバ2は、インターネット等のネットワーク30を介して相互に接続される。
MFP1は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能などの各種機能を有する装置(請求項の「情報処理装置」の一例)である。また、MFP1には、認証装置3が接続されている。本実施形態では、認証装置3は、ICカードリーダーで構成されているが、これに限られるものではない。例えばユーザが、当該ユーザを識別する識別情報が記録されたICカードを、認証装置3に近接させると(かざすと)、認証装置3は、当該ICカードに記録された識別情報を読み取る機能を有する。なお、本実施形態において認証装置3を構成するICカードリーダーは、非接触型であってもよいし接触型であってもよく、公知の様々な構成を利用可能である。また、勤怠管理サーバ2は、ユーザの出勤および退勤に関する情報を保持する装置であり、請求項の「サーバ装置」に対応している。
次に、図2を用いて、MFP1のハードウェア構成について説明する。図2に示すように、MFP1は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能などの各種の機能を実現可能な本体10と、ユーザの操作を受け付ける操作部20とを備える。なお、ユーザの操作を受け付けるとは、ユーザの操作に応じて入力される情報(画面の座標値を示す信号等を含む)を受け付けることを含む概念である。本体10と操作部20は、専用の通信路300を介して相互に通信可能に接続されている。通信路300は、例えばUSB(Universal Serial Bus)規格のものを用いることもできるが、有線か無線かを問わず任意の規格のものであってよい。
なお、本体10は、操作部20で受け付けた操作に応じた動作を行うことができる。また、本体10は、クライアントPC(パーソナルコンピュータ)等の外部装置とも通信可能であり、外部装置から受信した指示に応じた動作を行うこともできる。
まず、本体10のハードウェア構成について説明する。図2に示すように、本体10は、CPU11と、ROM12と、RAM13と、HDD(ハードディスクドライブ)14と、通信I/F(インタフェース)15と、接続I/F16と、エンジン部17とを備え、これらがシステムバス18を介して相互に接続されている。
CPU11は、本体10の動作を統括的に制御する。CPU11は、RAM13をワークエリア(作業領域)としてROM12またはHDD14等に格納されたプログラムを実行することで、本体10全体の動作を制御し、上述したコピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能などの各種機能を実現する。
通信I/F15は、ネットワーク30と接続するためのインタフェースである。接続I/F16は、通信路300を介して操作部20と通信するためのインタフェースである。
エンジン部17は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、および、プリンタ機能を実現させるための、汎用的な情報処理及び通信以外の処理を行うハードウェアである。例えば、原稿の画像をスキャンして読み取るスキャナ(画像読取部)、用紙等のシート材への印刷を行うプロッタ(画像形成部)、ファクス通信を行うファクス部などを備えている。更に、印刷済みシート材を仕分けるフィニッシャや、原稿を自動給送するADF(自動原稿給送装置)のような特定のオプションを備えることもできる。
次に、操作部20のハードウェア構成について説明する。図2に示すように、操作部20は、CPU21と、ROM22と、RAM23と、フラッシュメモリ24と、通信I/F25と、接続I/F26と、操作パネル27と、外部接続I/F28とを備え、これらがシステムバス29を介して相互に接続されている。
CPU21は、操作部20の動作を統括的に制御する。CPU21は、RAM23をワークエリア(作業領域)としてROM22またはフラッシュメモリ24等に格納されたプログラムを実行することで、操作部20全体の動作を制御し、ユーザから受け付けた入力に応じた情報(画像)の表示などの後述する各種機能を実現する。
通信I/F25は、ネットワーク30と接続するためのインタフェースである。接続I/F26は、通信路300を介して本体10と通信するためのインタフェースである。
操作パネル27は、ユーザの操作に応じた各種の入力を受け付けるとともに、各種の情報(例えば受け付けた操作に応じた情報、MFP1の動作状況を示す情報、設定状態などを示す情報など)を表示する。この例では、操作パネル27は、タッチパネル機能を搭載した液晶表示装置(LCD)で構成されるが、これに限られるものではない。例えばタッチパネル機能が搭載された有機EL表示装置で構成されてもよい。さらに、これに加えて又はこれに代えて、ハードウェアキー等の操作部やランプ等の表示部を設けることもできる。
外部接続I/F28は、上述の認証装置3と接続するためのインタフェースである。
次に、MFP1のソフトウェア構成について説明する。図3は、MFP1のソフトウェア構成の一例を示す模式図である。図3に示すように、本体10は、アプリ層101と、サービス層102と、OS層103とを有する。アプリ層101、サービス層102、および、OS層103の実体は、ROM12やHDD14等に格納されている各種ソフトウェアである。CPU11が、これらのソフトウェアを実行することにより、各種の機能が提供される。
アプリ層101のソフトウェアは、ハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのアプリケーションソフトウェア(以下の説明では、単に「アプリ」と称する場合がある)である。例えばアプリとしては、コピー機能を提供するためのコピーアプリ、スキャナ機能を提供するためのスキャナアプリ、ファクス機能を提供するためのファクスアプリ、プリンタ機能を提供するためのプリンタアプリなどが挙げられる。
サービス層102のソフトウェアは、アプリ層101とOS層103との間に介在し、アプリに対し、本体10が備えるハードウェア資源を利用するためのインタフェースを提供するためのソフトウェアである。より具体的には、ハードウェア資源に対する動作要求の受付、動作要求の調停を行う機能を提供するためのソフトウェアである。サービス層102が受け付ける動作要求としては、スキャナによる読み取りやプロッタによる印刷等の要求が考えられる。
なお、サービス層102によるインタフェースの機能は、本体10のアプリ層101だけではなく、操作部20のアプリ層201に対しても提供される。すなわち、操作部20のアプリ層201(アプリ)も、サービス層102のインタフェース機能を介して、本体10のハードウェア資源(例えばエンジン部17)を利用した機能を実現することができる。
OS層103のソフトウェアは、本体10が備えるハードウェアを制御する基本機能を提供するための基本ソフトウェア(オペレーティングシステム)である。サービス層102のソフトウェアは、各種アプリからのハードウェア資源の利用要求を、OS層103が解釈可能なコマンドに変換してOS層103に渡す。そして、OS層103のソフトウェアによりコマンドが実行されることで、ハードウェア資源は、アプリの要求に従った動作を行う。
同様に、操作部20は、アプリ層201と、サービス層202と、OS層203とを有する。操作部20が備えるアプリ層201、サービス層202及びOS層203も、階層構造については本体10側と同様である。ただし、アプリ層201のアプリにより提供される機能や、サービス層202が受け付け可能な動作要求の種類は、本体10側とは異なる。アプリ層201のアプリは、操作部20が備えるハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのソフトウェアであってもよいが、主として本体10が備える機能(コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能)に関する操作や表示を行うためのUI(ユーザインタフェース)の機能を提供するためのソフトウェアである。
なお、本実施形態では、機能の独立性を保つために、本体10側のOS層103のソフトウェアと操作部20側のOS層203のソフトウェアが互いに異なる。つまり、本体10と操作部20は、別々のオペレーティングシステムで互いに独立して動作する。例えば、本体10側のOS層103のソフトウェアとしてLinux(登録商標)を用い、操作部20側のOS層203のソフトウェアとしてAndroid(登録商標)を用いることも可能である。
以上のように、本実施形態のMFP1において、本体10と操作部20は別々のオペレーティングシステムで動作するため、本体10と操作部20との間の通信は、共通の装置内のプロセス間通信ではなく、異なる装置間の通信として行われる。操作部20が受け付けた情報(ユーザからの指示内容)を本体10へ伝達する動作(コマンド通信)や、本体10が操作部20へイベントを通知する動作などがこれに該当する。ここでは、操作部20が本体10へコマンド通信を行うことにより、本体10の機能を使用することができる。また、本体10から操作部20に通知するイベントには、本体10における動作の実行状況、本体10側で設定された内容などが挙げられる。
また、本実施形態では、操作部20に対する電力供給は、本体10から通信路300を経由して行われているので、操作部20の電源制御を、本体10の電源制御とは別に(独立して)行うことができる。
次に、MFP1の機能構成について説明する。図4は、MFP1の機能構成の一例を示すブロック図である。図4に示すように、MFP1は、識別情報取得部110と、第1保持部120と、認証部130と、第1制御部140と、遅延情報取得部150と、第2制御部160とを有する。説明の便宜上、図4では、本発明に係る機能を主に例示しているが、MFP1が有する機能は、これらに限られるものではない。
識別情報取得部110は、認証装置3から、ユーザを識別する識別情報を取得する機能を有する。第1保持部120は、予め登録された1以上の識別情報を保持する。例えば、システム管理者は、MFP1の使用権限を有するユーザごとに、当該ユーザを識別する識別情報を予め第1保持部120に登録しておく形態であってもよい。
認証部130は、第1保持部120に保持された1以上の識別情報の中に、識別情報取得部110により取得された識別情報と一致する識別情報が存在するか否かを判断して認証処理を行う機能を有する。認証部130は、第1保持部120に保持された1以上の識別情報の中に、識別情報取得部110により取得された識別情報が存在する場合は、識別情報取得部110により取得された識別情報で識別されるユーザを認証する。
第1制御部140は、認証部130によりユーザが認証された場合、当該認証されたユーザの識別情報と、認証された時刻を示す時間情報とを少なくとも関連付けた勤怠情報を、勤怠管理サーバ2へ送信する制御を行う。本実施形態では、第1制御部140は、認証部130によりユーザが認証された場合、出勤または退勤の選択を促す画面を示す出退勤画面を操作パネル27に表示する制御を行う。操作パネル27に表示された出退勤画面を見たユーザ(ICカードをかざしたユーザ)は、出勤または退勤を選択する操作(例えば画面上に表示された出勤ボタンまたは退勤ボタンをタッチする操作など)を行う。これにより、出勤または退勤を示す選択情報が入力される。この選択情報を受け付けると、第1制御部140は、認証されたユーザの識別情報と、認証された時刻を示す時間情報と、その受け付けた選択情報とを関連付けた勤怠情報を、勤怠管理サーバ2へ送信する制御を行う。
要するに、第1制御部140は、認証部130によりユーザが認証された場合、認証されたユーザの識別情報と、認証された時刻を示す時間情報とを少なくとも関連付けた勤怠情報を、勤怠管理サーバ2へ送信する制御を行う形態であればよい。
遅延情報取得部150は、認証されたユーザの指示に応じて、当該ユーザが利用する交通機関が発行した遅延証明書の情報を読み取ることで、遅延した時間を示す遅延時間情報を少なくとも含む遅延情報を取得する。より具体的には、遅延情報取得部150は、上述のスキャナ機能を利用して遅延証明書をスキャンする制御を行い、上述の遅延情報を取得する。本実施形態では、上述の遅延情報は、遅延した交通機関を示す情報(以下の説明では、「第2交通機関情報」と称する場合がある)を含む。この具体的な内容については後述する。
第2制御部160は、認証されたユーザの識別情報と、遅延情報取得部150により取得された遅延情報とを関連付けた修正情報を勤怠管理サーバ2へ送信する制御を行う。この具体的な内容については、後述のシーケンス図を用いて説明する。
以上に説明したMFP1の各部の機能(識別情報取得部110、認証部130、第1制御部140、遅延情報取得部150、第2制御部160)は、CPU(11または21)が、記憶装置(例えばROM12、HDD14、ROM22、フラッシュメモリ24等)に格納されたプログラムを実行することにより実現されるが、これに限らず、例えば上記MFP1の各部の機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(例えば半導体集積回路等)で実現されてもよい。また、上記第1保持部120は、例えば本体10側のHDD14等によって実現されてもよいし、操作部20側のフラッシュメモリ24等によって実現されてもよい。
次に、勤怠管理サーバ2の機能構成について説明する。図5は、勤怠管理サーバ2の機能構成の一例を示すブロック図である。この例では、勤怠管理サーバ2は、勤怠情報記憶部210と、第2保持部220と、登録制御部230と、修正部240とを有する。説明の便宜上、図5では、本発明に係る機能を主に例示しているが、勤怠管理サーバ2が有する機能は、これらに限られるものではない。
勤怠情報記憶部210は、1以上の勤怠情報を記憶する。図6は、勤怠情報記憶部210が記憶する情報の一例を示す図である。図6の例では、勤怠情報記憶部210は、3つの勤怠情報を記憶している。
図6の例では、第1行目の勤怠情報は、「Ricoh Taro」を示す識別情報と、「出勤」を示す選択情報と、「2013年9月15日午前9時00分」を示す時間情報とが関連付けられた勤怠情報であり、「Ricoh Taro」という識別情報で識別されるユーザが、「2013年9月15日午前9時00分」に「出勤」したことを表すと考えることができる。また、例えば第2行目の勤怠情報は、「Ricoh Tara」を示す識別情報と、「退勤」を示す選択情報と、「2013年9月15日午後18時00分」を示す時間情報とが関連付けられた勤怠情報であり、「Ricoh Tara」という識別情報で識別されるユーザが、「2013年9月15日午後18時00分」に「退勤」したことを表すと考えることができる。さらに例えば第3行目の勤怠情報は、「Ricoh Jiro」を示す識別情報と、「出勤」を示す選択情報と、「2013年9月16日午前9時15分」を示す時間情報とが関連付けられた勤怠情報であり、「Ricoh Jiro」という識別情報で識別されるユーザが、「2013年9月16日午前9時15分」に「出勤」したことを表すと考えることができる。
図5に戻って説明を続ける。第2保持部220は、1以上の識別情報ごとに、当該識別情報で識別されるユーザが利用する交通機関を示す情報(以下の説明では、「第1交通機関情報」と称する場合がある)を対応付けて保持する。この例では、それぞれの識別情報に対応付けられた第1交通機関情報は、例えばシステム管理者などによって予め登録されている。なお、例えば入力に応じて、第2保持部220に登録された第1交通情報を可変に設定(変更)する機能(設定部)をさらに有する形態であってもよい。
図7は、第2保持部220が保持する情報の一例を示す図である。図7の例では、「Ricoh Taro」を示す識別情報と、「○○電鉄 Y線」を示す第1交通機関情報とが対応付けられており、これは、「Ricoh Taro」という識別情報で識別されるユーザは、交通機関として「○○電鉄 Y線」を利用することを表す。また、図7の例では、「Ricoh Jiro」を示す識別情報と、「○×電鉄 D線」を示す第1交通機関情報とが対応付けられており、これは、「Ricoh Jiro」という識別情報で識別されるユーザは、交通機関として「○×電鉄 D線」を利用することを表す。さらに、図7の例では、「Ricoh Tara」を示す識別情報と、「B線」を示す第1交通機関情報とが対応付けられており、これは、「Ricoh Tara」という識別情報で識別されるユーザは、交通機関として「B線」を利用することを表す。
図5に戻って説明を続ける。登録制御部230は、上述の勤怠情報をMFP1から受信した場合、その受信した勤怠情報を、勤怠情報記憶部210に登録する制御を行う。ここで、上述の勤怠情報をMFP1から受信した場合とは、上述の認証部130によりユーザが認証された場合と同義であると捉えることもできる。すなわち、登録制御部230は、認証部130によりユーザが認証された場合、認証されたユーザの識別情報と、認証された時刻を示す時間情報とを少なくとも関連付けた勤怠情報を、勤怠情報記憶部210に登録する制御を行うと捉えることもできる。
修正部240は、上述の修正情報をMFP1から受信した場合、その受信した修正情報に基づいて、当該修正情報に含まれる識別情報に対応する勤怠情報に含まれる時間情報を修正する。この具体的な内容については、後述のシーケンス図を用いて説明する。
本実施形態では、勤怠管理サーバ2は、CPU、ROMやRAM等の記憶装置、MFP1等と通信するための通信I/Fを含むコンピュータ装置で構成され、上述した勤怠管理サーバ2の各部の機能(登録制御部230、修正部240)は、CPUが記憶装置に格納されたプログラムを実行することにより実現される。なお、これに限らず、例えば上述した勤怠管理サーバ2の各部の機能(登録制御部230、修正部240)のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(例えば半導体集積回路等)で実現されてもよい。上述の勤怠情報記憶部210および第2保持部220は、例えばROMや外部記憶装置(例えばHDD)等により実現することができる。また、例えば上述の勤怠情報記憶部210および第2保持部220は、別々の記憶装置で構成されてもよいし、同一の記憶装置で構成されてもよい。
図8は、情報処理システム100の動作手順の一例を示すシーケンス図である。まず、ユーザは、自身が所持しているICカードを、認証装置3にかざす(ステップS1)。認証装置3は、かざされたICカードに記録された識別情報(ユーザを識別する識別情報)を読み取り(ステップS2)、識別情報取得部110は、認証装置3によって読み取られた識別情報を取得する。そして、識別情報取得部110は、取得した識別情報を、認証部130へ渡す(ステップS3)。
次に、認証部130は、第1保持部120に保持された1以上の識別情報の中に、識別情報取得部110から渡された識別情報が存在するか否かを判断して認証処理を行う(ステップS4)。認証部130は、第1保持部120に保持された1以上の識別情報の中に、識別情報取得部110から渡された識別情報が存在する場合は、識別情報取得部110から渡された識別情報で識別されるユーザを認証し、認証装置3に対して、ユーザの認証に成功したことを通知する(ステップS5)。
ユーザの認証に成功したことを通知された認証装置3は、第1制御部140に対して、上述の勤怠情報を勤怠管理サーバ2へ送信することを要求する(ステップS6)。この要求を受けた第1制御部140は、上述の勤怠情報を生成する(ステップS7)。より具体的には以下のとおりである。上述したように、第1制御部140は、上述の出退勤画面を操作パネル27に表示する制御を行う。操作パネル27に表示された出退勤画面を見たユーザ(認証されたユーザ)は、出勤または退勤を選択する操作を行う。これにより、出勤または退勤を示す選択情報が入力される。この選択情報を受け付けると、第1制御部140は、認証されたユーザの識別情報と、認証された時刻を示す時間情報と、その受け付けた選択情報とを関連付けた勤怠情報を生成するという具合である。そして、第1制御部140は、生成した勤怠情報を勤怠管理サーバ2へ送信する制御を行う(ステップS8)。
勤怠管理サーバ2は、第1制御部140から受信した勤怠情報を登録する(ステップS9)。次に、勤怠管理サーバ2は、第2保持部220に予め登録された第1交通機関情報のうち、ステップS9で受信した勤怠情報に含まれる識別情報に対応付けられた第1交通機関情報を特定し、その特定した第1交通機関情報と、その特定した第1交通機関情報に対応付けられた識別情報(ステップS9で受信した勤怠情報に含まれる識別情報)とを紐付けて第2制御部160へ通知する(ステップS10)。
次に、認証されたユーザは、操作パネル27を操作することで、駅等で入手した遅延証明書の読み取りを指示する(ステップS11)。図9は、遅延証明書の一例を示す図である。この指示を受け付けた遅延情報取得部150は、遅延証明書の情報を読み取ることで、遅延した時間を示す遅延時間情報(図9の例では、9月16日の始発〜午前10時の期間において最大で40分程度遅延したことを示す)と、遅延した交通機関を示す第2交通機関情報(図9の例では、田園都市線を示す)とを含む遅延情報を取得する(ステップS12)。
次に、遅延情報取得部150は、第2制御部160に対して、ステップS12で取得した遅延情報を操作パネル27上に表示することを要求する(ステップS13)。この要求を受けた第2制御部160は、上述のステップS10で勤怠管理サーバ2から通知された識別情報および第1交通機関情報と、遅延情報取得部150から表示を要求された情報(遅延情報)とを表示することを、操作パネル27に対して要求する(ステップS14)。
そして、操作パネル27は、勤怠管理サーバ2から第2制御部160に対して通知された識別情報および第1交通機関情報と、遅延情報取得部150により取得された遅延情報を表示する(ステップS15)。見方を変えれば、第2制御部160は、遅延情報取得部150により取得された遅延情報を操作パネル27に表示する制御を行う機能を有していると考えることもできる。この例では、第2制御部160は、請求項の「表示制御部」に対応する機能を有していると考えることができるが、これに限らず、例えば、遅延情報を操作パネル27(請求項の「表示部」に対応)に表示する制御を行う機能が、第2制御部160とは別に設けられる形態であってもよい。
図10は、上述のステップS15において操作パネル27に表示される情報の一例を示す図である。認証されたユーザは、表示された第1交通機関情報が示す交通機関と、自身が利用している交通機関(自身の識別情報に対応付けて予め登録している第1交通機関情報が示す交通機関)とが一致しているかどうか、または、表示された識別情報と、自身の識別情報とが一致しているかどうかを確認し、何れも一致している場合は、図10の「OK」を示すUIボタンを押下する操作を行う(ステップS15)。「OK」を示すUIボタンの押下を受け付けた場合、操作パネル27は、「OK」を示すUIボタンの押下を受け付けたことを第2制御部160へ通知し(ステップS16)、この通知を受けた第2制御部160は、認証されたユーザの識別情報と、遅延情報取得部150により取得された遅延情報とを関連付けた修正情報を、勤怠管理サーバ2へ送信する制御を行う(ステップS17)。
次に、MFP1からの修正情報を受信した勤怠管理サーバ2は、その受信した修正情報に基づいて、当該修正情報に含まれる識別情報に対応する勤怠情報に含まれる時間情報を修正する(ステップS18)。より具体的には、修正部240は、勤怠情報記憶部210に記憶された1以上の勤怠情報のうち、MFP1から受信した修正情報に含まれる識別情報を含む勤怠情報を特定する。そして、MFP1から受信した修正情報に含まれる遅延情報に基づいて、その特定した勤怠情報に含まれる時間情報を修正する。
ここで、図6は、上述のステップS18の修正前において勤怠情報記憶部210に記憶された情報を示し、上述のステップS18においてMFP1から受信した修正情報は、「Ricoh Jiro」を示す識別情報と、図10に示す遅延情報とを含む場合を想定する。なお、ここでは、始業時刻を「午前9時00分」とする。この場合、修正前において、「Ricoh Jiro」を示す識別情報に対応付けられた時間情報は「2013年9月16日午前9時15分」を示しているが、図10に示す遅延情報に含まれる遅延時間情報は、2013年9月16日の始発〜午前10時までの期間において最大40分程度遅延したことを示している。つまり、交通機関の遅延が発生しなければ、「Ricoh Jiro」を示す識別情報で識別されるユーザは遅刻しなかったと判断することができる。この例では、修正部240は、「Ricoh Jiro」を示す識別情報に対応付けられた修正前の時間情報を、始業時刻である「2013年9月16日午前9時00分」に修正する。図11は、この修正が行われた後の勤怠情報記憶部210に記憶された情報を示す図である。
なお、これに限らず、例えば修正部240は、「Ricoh Jiro」を示す識別情報に対応付けられた修正前の時間情報が示す時刻を、図10に示す遅延時間情報が示す時間だけ前に戻す修正を行うこともできる。例えば「Ricoh Jiro」を示す識別情報に対応付けられた修正前の時間情報が示す「午前9時15分」を、最大遅延時間である40分だけ前に戻す修正を行うことで、修正後の時間情報が示す時刻を「午前8時35分」とすることもできる。
また、例えば修正部240は、認証されたユーザの識別情報に対応付けられた第1交通機関情報が示す交通機関と、遅延情報に含まれる第2交通機関情報が示す交通機関とが一致する場合に限り、上記修正を行うこともできる。例えば修正部240は、第2保持部220に予め登録された第1交通機関情報のうち、MFP1から受信した修正情報に含まれる識別情報に対応付けられた第1交通機関情報を特定し、その特定した第1交通機関情報が示す交通機関と、当該修正情報に含まれる第2交通機関情報が示す交通機関とが一致する場合に限り、上記修正を行う一方、一致しない場合は、上記修正を行わずに、その旨を操作パネル27に表示することをMFP1に対して要求することもできる。
以上のように、本実施形態によれば、ユーザが利用する交通機関の遅延を自動的に反映させて、出勤時刻または退勤時刻の記録を行うことが可能になる。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述の実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
(変形例)
以下、変形例を記載する。以下の変形例同士は任意に組み合わせることもできる。また、以下の変形例は、上述の実施形態と任意に組み合わせることもできる。
(1)変形例1
本発明に係る情報処理システムの他の形態として、例えばスキャナ機能を利用せずに上述の遅延情報を取得する形態であってもよい。例えば図12に示すように、MFP1は、第3保持部170をさらに備える形態であってもよい。第3保持部170は、1以上の識別情報ごとに、当該識別情報で識別されるユーザが利用する交通機関(予め登録された第1交通機関情報が示す交通機関)の運行状況に関する情報を保持する外部装置を特定可能な特定情報(例えばURLなど)を対応付けて保持する。図12の例では、遅延情報取得部150は、認証部130によりユーザが認証された場合、認証されたユーザの識別情報に対応付けられた特定情報により特定される外部装置(サーバ等)から、交通機関が遅延した時間を示す遅延時間情報を少なくとも含む遅延情報を取得する。そして、上述の実施形態と同様に、第2制御部160は、認証されたユーザの識別情報と、遅延情報取得部150により取得された遅延情報とを関連付けた修正情報を勤怠管理サーバ2へ送信する制御を行う。勤怠管理サーバ2の機能は、上述の実施形態と同様である。
この場合、本発明に係る情報処理システムは、識別情報取得部と第1保持部と認証部と登録制御部と第3保持部と遅延情報取得部と修正部とを備える形態であればよい。識別情報取得部は、ユーザを識別する識別情報を取得する。第1保持部は、予め登録された1以上の識別情報を保持する。認証部は、第1保持部に保持された1以上の識別情報の中に、識別情報取得部により取得された識別情報が存在する場合は、識別情報取得部により取得された識別情報で識別されるユーザを認証する。登録制御部は、認証されたユーザの識別情報と、修正部により修正された時刻を示す時間情報とを少なくとも関連付けた勤怠情報を登録する制御を行う。第3保持部は、1以上の識別情報ごとに、識別情報で識別されるユーザが利用する交通機関の運行状況に関する情報を保持する外部装置を特定可能な特定情報を対応付けて保持する。遅延情報取得部は、認証部によりユーザが認証された場合、認証されたユーザの識別情報に対応付けられた特定情報により特定される外部装置から、交通機関が遅延した時間を示す遅延時間情報を少なくとも含む遅延情報を取得する。修正部は、認証されたユーザの識別情報と、遅延情報とを関連付けた修正情報に基づいて、修正情報に含まれる識別情報に対応する勤怠情報に含まれる時間情報を修正する。
(2)変形例2
例えばMFP1が有する機能として例示した識別情報取得部110、第1保持部120、認証部130、第1制御部140、遅延情報取得部150および第2制御部160は、本体10および操作部20の各々に任意に分散して搭載することができる。
また、例えばMFP1および勤怠管理サーバ2の各々が有する機能として例示した識別情報取得部110、第1保持部120、認証部130、第1制御部140、遅延情報取得部150、第2制御部160、勤怠情報記憶部210、第2保持部220、登録制御部230および修正部240は、MFP1および勤怠管理サーバ2の各々に任意に分散して搭載することができる。
(3)変形例3
例えば図13に示すように、MFP1は、補正部310と、第4保持部320と、第3制御部330とをさらに備える形態であってもよい。その他の構成は上述の実施形態と同様であるので、詳細な説明は省略する。
補正部310は、遅延情報取得部150により取得された遅延情報を補正する。より具体的には、補正部310は、認証されたユーザの指示に応じて遅延情報を補正する。第4保持部320は、補正部310により補正された遅延情報と、補正部310による補正が行われたことを示す補正情報とを紐付けて保持する。第3制御部330は、認証されたユーザの識別情報と、補正部310により補正された遅延情報と、補正情報とを関連付けた第2の修正情報を、修正部240を有する勤怠管理サーバ2へ送信する。ここでは、勤怠管理サーバ2が有する修正部240は、認証されたユーザの識別情報と、補正部310により補正された遅延情報とを少なくとも関連付けた第2の修正情報(この例では、認証されたユーザの識別情報と、補正部310により補正された遅延情報と、補正情報とを関連付けた第2の修正情報)に基づいて、第2の修正情報に含まれる識別情報に対応する勤怠情報に含まれる時間情報を修正する。
図14は、本変形例に係る情報処理システム100の動作手順の一例を示すシーケンス図である。ステップS1〜ステップS18の動作手順は、上述の実施形態と同様であるので、詳細な説明は省略する。上述のステップS15において操作パネル27に表示された遅延情報に誤りがある場合、認証されたユーザは、図10の「NG」を示すUIボタンを押下する操作を行う(ステップS30)。「NG」を示すUIボタンの押下を受け付けた場合、操作パネル27は、ユーザに対して遅延情報の補正を促す情報を表示するとともに、「NG」を示すUIボタンの押下を受け付けたことを補正部310へ通知する(ステップS31)。その後、補正部310は、操作パネル27で受け付けたユーザからの指示に応じて遅延情報を補正し(ステップS32)、補正した遅延情報と補正情報とを紐付けて第4保持部320に保持させる。そして、第3制御部330に対して、認証されたユーザの識別情報と、補正後の遅延情報と、補正情報とを関連付けた第2の修正情報を勤怠管理サーバ2へ送信することを依頼する(ステップS33)。この依頼を受けた第3制御部330は、第2の修正情報を勤怠管理サーバ2へ送信する制御を行う(ステップS34)。そして、MFP1からの第2の修正情報を受信した勤怠管理サーバ2は、その受信した第2の修正情報に基づいて、当該第2の修正情報に含まれる識別情報に対応する勤怠情報に含まれる時間情報を修正する(ステップS35)。より具体的には、修正部240は、勤怠情報記憶部210に記憶された1以上の勤怠情報のうち、MFP1から受信した第2の修正情報に含まれる識別情報を含む勤怠情報を特定する。そして、MFP1から受信した第2の修正情報に含まれる補正後の遅延情報に基づいて、その特定した勤怠情報に含まれる時間情報を修正する。
(4)変形例4
また、上述の実施形態では、本体10と操作部20は、別々のオペレーティングシステムで互いに独立して動作しているが、これに限らず、例えば本体10と操作部20が同じオペレーティングシステムで動作する形態であってもよい。
また、上述した実施形態のMFP1や勤怠管理サーバ2で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)、USB(Universal Serial Bus)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよいし、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、各種プログラムを、ROM等の不揮発性の記録媒体に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
1 MFP
2 勤怠管理サーバ
3 認証装置
10 本体
20 操作部
100 情報処理システム
110 識別情報取得部
120 第1保持部
130 認証部
140 第1制御部
150 遅延情報取得部
160 第2制御部
170 第3保持部
210 勤怠情報記憶部
220 第2保持部
230 登録制御部
240 修正部
特開2007−034820号公報

Claims (10)

  1. 情報処理装置と、ユーザの出勤および退勤に関する情報を保持するサーバ装置とを含む情報処理システムであって、
    前記ユーザを識別する識別情報を取得する識別情報取得部と、
    予め登録された1以上の前記識別情報を保持する第1保持部と、
    前記第1保持部に保持された1以上の前記識別情報の中に、前記識別情報取得部により取得された前記識別情報が存在する場合は、前記識別情報取得部により取得された前記識別情報で識別される前記ユーザを認証する認証部と、
    前記認証部により前記ユーザが認証された場合、認証された前記ユーザの前記識別情報と、認証された時刻を示す時間情報とを少なくとも関連付けた勤怠情報を登録する制御を行う登録制御部と、
    認証されたユーザの指示に応じて、遅延証明書の情報を読み取ることで、遅延した時間を示す遅延時間情報を少なくとも含む遅延情報を取得する遅延情報取得部と、
    認証された前記ユーザの前記識別情報と、前記遅延情報とを関連付けた修正情報に基づいて、前記修正情報に含まれる前記識別情報に対応する前記勤怠情報に含まれる前記時間情報を修正する修正部と、を備える、
    情報処理システム。
  2. 1以上の前記識別情報ごとに、利用する交通機関を示す第1交通機関情報を対応付けて保持する第2保持部をさらに備え、
    前記遅延情報は、遅延した交通機関を示す第2交通機関情報をさらに含み、
    前記修正部は、認証された前記ユーザの前記識別情報に対応付けられた前記第1交通機関情報が示す交通機関と、前記遅延情報に含まれる前記第2交通機関情報が示す交通機関とが一致する場合に、前記修正を行う、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記遅延情報を表示部に表示する制御を行う表示制御部をさらに備える、
    請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記遅延情報を補正する補正部をさらに備え、
    前記修正部は、認証された前記ユーザの前記識別情報と、前記補正部により補正された前記遅延情報とを少なくとも関連付けた第2の修正情報に基づいて、前記第2の修正情報に含まれる前記識別情報に対応する前記勤怠情報に含まれる前記時間情報を修正する、
    請求項1乃至3のうちの何れか1項に記載の情報処理システム。
  5. 前記補正部により補正された前記遅延情報と、前記補正部による補正が行われたことを示す補正情報とを紐付けて保持する第4保持部をさらに備える、
    請求項4に記載の情報処理システム。
  6. 認証されたユーザの前記識別情報と、前記補正部により補正された前記遅延情報と、前記補正情報とを関連付けた前記第2の修正情報を、前記修正部を有する前記サーバ装置へ送信する制御を行う第3制御部をさらに備える、
    請求項5に記載の情報処理システム。
  7. 情報処理装置と、ユーザの出勤および退勤に関する情報を保持するサーバ装置とを含む情報処理システムであって、
    ユーザを識別する識別情報を取得する識別情報取得部と、
    予め登録された1以上の前記識別情報を保持する第1保持部と、
    前記第1保持部に保持された1以上の前記識別情報の中に、前記識別情報取得部により取得された前記識別情報が存在する場合は、前記識別情報取得部により取得された前記識別情報で識別される前記ユーザを認証する認証部と、
    前記認証部により前記ユーザが認証された場合、認証された前記ユーザの前記識別情報と、認証された時刻を示す時間情報とを少なくとも関連付けた勤怠情報を登録する制御を行う登録制御部と、
    1以上の前記識別情報ごとに、前記識別情報で識別される前記ユーザが利用する交通機関の運行状況に関する情報を保持する外部装置を特定可能な特定情報を対応付けて保持する第3保持部と、
    前記認証部により前記ユーザが認証された場合、認証された前記ユーザの前記識別情報に対応付けられた前記特定情報により特定される前記外部装置から、前記交通機関が遅延した時間を示す遅延時間情報を少なくとも含む遅延情報を取得する遅延情報取得部と、
    認証された前記ユーザの前記識別情報と、前記遅延情報とを関連付けた修正情報に基づいて、前記修正情報に含まれる前記識別情報に対応する前記勤怠情報に含まれる前記時間情報を修正する修正部と、を備える、
    情報処理システム。
  8. 情報処理装置であって、
    ユーザを識別する識別情報を取得する識別情報取得部と、
    予め登録された1以上の前記識別情報を保持する第1保持部と、
    前記第1保持部に保持された1以上の前記識別情報の中に、前記識別情報取得部により取得された前記識別情報が存在する場合は、前記識別情報取得部により取得された前記識別情報で識別される前記ユーザを認証する認証部と、
    前記認証部により前記ユーザが認証された場合、認証された前記ユーザの前記識別情報と、認証された時刻を示す時間情報とを少なくとも関連付けた勤怠情報を、前記ユーザの出勤および退勤に関する情報を保持するサーバ装置へ送信する制御を行う第1制御部と、
    認証された前記ユーザの指示に従い、遅延証明書の情報を読み取ることで、遅延した時間を示す遅延時間情報を少なくとも含む遅延情報を取得する遅延情報取得部と、
    認証された前記ユーザの前記識別情報と、前記遅延情報とを関連付けた修正情報を前記サーバ装置へ送信する制御を行う第2制御部と、を備える、
    情報処理装置。
  9. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    ユーザを識別する識別情報を取得する識別情報取得ステップと、
    予め登録された1以上の前記識別情報を保持する第1保持部に保持された1以上の前記識別情報の中に、前記識別情報取得ステップにより取得された前記識別情報が存在する場合は、前記識別情報取得ステップにより取得された前記識別情報で識別される前記ユーザを認証する認証ステップと、
    前記認証ステップにより前記ユーザが認証された場合、認証された前記ユーザの前記識別情報と、認証された時刻を示す時間情報とを少なくとも関連付けた勤怠情報を、前記ユーザの出勤および退勤に関する情報を保持するサーバ装置へ送信する制御を行う第1制御ステップと、
    認証された前記ユーザの指示に応じて、遅延証明書の情報を読み取ることで、遅延した時間を示す遅延時間情報を少なくとも含む遅延情報を取得する遅延情報取得ステップと、
    認証された前記ユーザの前記識別情報と、前記遅延情報とを関連付けた修正情報を前記サーバ装置へ送信する制御を行う第2制御ステップと、を含む、
    情報処理方法。
  10. 情報処理装置を、
    ユーザを識別する識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    予め登録された1以上の前記識別情報を保持する第1保持部に保持された1以上の前記識別情報の中に、前記識別情報取得手段により取得された前記識別情報が存在する場合は、前記識別情報取得手段により取得された前記識別情報で識別される前記ユーザを認証する認証手段と、
    前記認証手段により前記ユーザが認証された場合、認証された前記ユーザの前記識別情報と、認証された時刻を示す時間情報とを少なくとも関連付けた勤怠情報を、前記ユーザの出勤および退勤に関する情報を保持するサーバ装置へ送信する制御を行う第1制御手段と、
    認証された前記ユーザの指示に応じて、遅延証明書の情報を読み取ることで、遅延した時間を示す遅延時間情報を少なくとも含む遅延情報を取得する遅延情報取得手段と、
    認証された前記ユーザの前記識別情報と、前記遅延情報とを関連付けた修正情報を前記サーバ装置へ送信する制御を行う第2制御手段として機能させる、
    プログラム。
JP2014255574A 2014-01-14 2014-12-17 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム Pending JP2015156207A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014255574A JP2015156207A (ja) 2014-01-14 2014-12-17 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
US14/593,510 US20150199648A1 (en) 2014-01-14 2015-01-09 Information processing system, information processing device, and information processing method

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014004284 2014-01-14
JP2014004284 2014-01-14
JP2014255574A JP2015156207A (ja) 2014-01-14 2014-12-17 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015156207A true JP2015156207A (ja) 2015-08-27

Family

ID=53521704

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014255574A Pending JP2015156207A (ja) 2014-01-14 2014-12-17 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20150199648A1 (ja)
JP (1) JP2015156207A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112016003585T5 (de) 2015-08-06 2018-05-30 Honda Motor Co., Ltd. Fahrzeugsteuervorrichtung, Fahrzeugsteuerverfahren und Fahrzeugsteuerprogramm

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6680268B2 (ja) * 2017-06-06 2020-04-15 カシオ計算機株式会社 勤怠管理システム及び勤怠管理方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007293493A (ja) * 2006-04-24 2007-11-08 Nec Corp 運行遅延情報通知システム及び運行遅延情報通知方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112016003585T5 (de) 2015-08-06 2018-05-30 Honda Motor Co., Ltd. Fahrzeugsteuervorrichtung, Fahrzeugsteuerverfahren und Fahrzeugsteuerprogramm

Also Published As

Publication number Publication date
US20150199648A1 (en) 2015-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10482233B2 (en) Device, authentication system, authentication processing method, and computer program product
US8694143B2 (en) Apparatus and method for managing successive jobs in devices in a network
RU2666967C2 (ru) Устройство обработки информации, способ обработки информации и носитель записи
US11252284B2 (en) Image processing apparatus associating with external apparatus, control method, and storage medium
US9774635B2 (en) Information processing system, device, and information processing method
US10165151B2 (en) Information processing apparatus, method for controlling information processing apparatus, and storage medium
US10614205B2 (en) Device, authentication processing method, and computer program product
JP2016201773A (ja) 画像処理装置、サイネージ管理方法およびサイネージ管理プログラム
JP2015130010A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、プログラムおよび記録媒体
US20170034377A1 (en) Image reading apparatus, control method for image reading apparatus, and storage medium
JP2015156207A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
US20100293547A1 (en) Information processing apparatus, method for controlling information processing apparatus, and program
US9230376B2 (en) Image forming apparatus, image forming system, and computer program product
US8908212B2 (en) Image processing apparatus, method for controlling image processing apparatus, and storage medium
JP6217301B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
US10070013B2 (en) Image processing system and user information sharing method
US20200104082A1 (en) Image forming apparatus, information processing system, and machine-readable, non-transitory recording medium
JP6760005B2 (ja) 情報処理システム、情報端末、画像処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP2015130011A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP2015082294A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP2016149069A (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、情報処理プログラム、および記憶媒体
JP2017016204A (ja) 情報処理システム
JP2020058016A (ja) 画像形成装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
JP2016004489A (ja) 情報処理装置、サーバ装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
JP2017173933A (ja) 情報処理装置、情報処理プログラム、情報処理システム及び情報処理方法