JP2015155496A - 光半導体装置用白色硬化性組成物、光半導体装置用成形体及び光半導体装置 - Google Patents

光半導体装置用白色硬化性組成物、光半導体装置用成形体及び光半導体装置 Download PDF

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崇至 鹿毛
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弘章 中川
樋口 勲夫
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勲夫 樋口
崇志 福田
Takashi Fukuda
崇志 福田
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秀文 保井
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Abstract

【課題】光半導体装置用白色硬化性組成物を用いた光半導体装置が過酷な条件下で通電して使用されても、熱劣化や光劣化を防ぐことができ、光度を低下し難くすることができる光半導体装置用白色硬化性組成物を提供する。【解決手段】本発明に係る光半導体装置用白色硬化性組成物は、光半導体装置において光半導体素子の側方に配置される枠部を有する成形体を得るために用いられ、かつ白色であり、エポキシ化合物と、酸無水物硬化剤と、酸化チタンと、酸化チタン以外の充填材と、硬化促進剤とを含み、前記酸化チタンの平均粒径が、0.3μmを超え、1.0μm未満である。【選択図】図1

Description

本発明は、光半導体装置において光半導体素子の側方に配置される枠部を有する成形体を得るために用いられる光半導体装置用白色硬化性組成物に関する。また、本発明は、上記光半導体装置用白色硬化性組成物を用いた光半導体装置用成形体及び光半導体装置に関する。
発光ダイオード(LED)装置などの光半導体装置の消費電力は低く、かつ寿命は長い。また、光半導体装置は、過酷な環境下でも使用され得る。従って、光半導体装置は、携帯電話用バックライト、液晶テレビ用バックライト、自動車用ランプ、照明器具及び看板などの幅広い用途で使用されている。
光半導体装置に用いられている発光素子である光半導体素子(例えばLED)が大気と直接触れると、大気中の水分又は浮遊するごみ等により、光半導体素子の発光特性が急速に低下する。このため、上記光半導体素子は、通常、光半導体装置用封止剤により封止されている。また、該封止剤を充填するために、上記光半導体素子が搭載されるリードフレーム上に、枠部を有する成形体が配置されている。該枠部を有する成形体の内側に、上記封止剤が充填されている。該成形体は、リフレクター、ケース材又はハウジングと呼ばれることがある。
また、成形材料を成形して上記成形体を得る際には、通常、金型を用いて、圧縮成形法、トランスファー成形法又は射出成形法などによって、加熱加圧下で連続的に成形する。成形材料を連続成形する場合、得られた成形体の金型からの離型性が、生産性に著しい影響を及ぼす。
上記成形体を形成するための組成物の一例として、下記の特許文献1には、エポキシ樹脂と硬化剤と硬化促進剤と無機充填剤と白色顔料とカップリング剤とを含む硬化性組成物が開示されている。また、特許文献1には、リード電極と接続された光半導体素子と、該光半導体素子を収納する凹部を有する光半導体素子搭載用パッケージ成形体と、透光性を有する樹脂により形成されており、かつ上記凹部に充填されて上記光半導体素子を封止する封止体とを備える光半導体装置が開示されている。この光半導体装置では、上記光半導体素子搭載用パッケージ成形体は、上記リード電極を表面に有する配線板と、熱硬化性樹脂組成物の硬化物により形成されており、かつ上記配線板上に形成された光反射層とを有し、上記凹部は、上記光反射層の表面から上記配線板側の面にかけて設けられた孔によって形成されており、上記凹部の底面が上記熱硬化性樹脂組成物の硬化物及び上記リード電極によって形成されている。
また、特許文献1の実施例で使用されている白色顔料は、平均粒径が0.3μmの酸化チタンである。
下記の特許文献2には、エポキシ樹脂と硬化剤と硬化促進剤と無機充填剤と白色顔料とを含む硬化性組成物が開示されている。また、特許文献2では、上記硬化性組成物を用いたトランスファー成形によって貫通孔が複数形成された光反射層を配線部材上に形成し、上記貫通孔の一方の開口部を上記配線部材で塞いでなる複数の凹部が形成された成形体を得る工程と、光半導体素子を上記凹部内にそれぞれ配置する工程と、上記光反射層の表面を覆うように上記光半導体素子が配置された上記凹部に封止樹脂を供給する工程と、上記封止樹脂を介在させることにより、上記光反射層の上記表面から離間させた状態で上記凹部を覆うレンズを配置した後、上記封止樹脂を硬化させる工程と、上記成形体を上記凹部ごとに分割して複数の光半導体装置を得る工程とを備える光半導体装置の製造方法が開示されている。
また、特許文献2の実施例で使用されている白色顔料は、平均粒径が0.21μmの酸化チタンである。
特開2010−74124号公報 特開2011−009519号公報
近年、LEDデバイスの高輝度化が進み、光半導体素子から発せられる熱や光が増大している。
特許文献1,2に記載のような従来の硬化性組成物を用いて成形体を作製し、該成形体を備えた光半導体装置を得た場合に、該光半導体装置が高温高湿下で通電して使用されると、光半導体素子から発せられる熱や光によって、成形体が熱劣化、光劣化し、光半導体装置から取り出される光の明るさ(光度)が低下するという問題がある。特に、青色LEDから発せられるわずかな紫外線(UV)によって、上記成形体が劣化し、反射率が低下するという問題がある。
本発明の目的は、光半導体装置用白色硬化性組成物を用いた光半導体装置が過酷な条件下で通電して使用されても、熱劣化や光劣化を防ぐことができ、光度を低下し難くすることができる光半導体装置用白色硬化性組成物を提供すること、並びに該光半導体装置用白色硬化性組成物を用いた光半導体装置用成形体及び光半導体装置を提供することである。
本願発明者らは、光半導体装置用成形体のUV光による光の反射率の低下、並びに該成形体を用いた光半導体装置の通電時の光度の低下の課題について鋭意検討した結果、光半導体装置用白色硬化性組成物において、エポキシ化合物と、酸無水物硬化剤と、酸化チタンと、酸化チタン以外の充填材と、硬化促進剤とを含む組成を採用したときに、白色顔料である酸化チタンの平均粒径が上記の課題に大きく影響することを見出した。さらに、本願発明者らは、上記の課題を解決できる構成を見出した。
本発明の広い局面によれば、光半導体装置において光半導体素子の側方に配置される枠部を有する成形体を得るために用いられ、かつ白色である光半導体装置用白色硬化性組成物であって、エポキシ化合物と、酸無水物硬化剤と、酸化チタンと、酸化チタン以外の充填材と、硬化促進剤とを含み、前記酸化チタンの平均粒径が、0.3μmを超え、1.0μm未満である光半導体装置用白色硬化性組成物が提供される。
前記酸化チタンは、有機物による表面処理がされていないことが好ましい。前記エポキシ化合物のエポキシ当量が300以下であることが好ましい。前記充填材がシリカを含むことが好ましい。前記酸無水物硬化剤は、炭素−炭素不飽和結合を有さないことが好ましい。
本発明に係る光半導体装置用白色硬化性組成物のある特定の局面では、該光半導体装置用白色硬化性組成物は、離型剤を更に含む。
本発明に係る光半導体装置用白色硬化性組成物は、光半導体装置において光半導体素子が搭載されたリードフレーム上に配置される成形体を得るために好適に用いられる。
本発明に係る光半導体装置用白色硬化性組成物は、複数の成形体が連なった分割前成形体を得た後、前記分割前成形体を分割して個々の成形体を得るために好適に用いられる。
本発明の広い局面によれば、光半導体装置において光半導体素子の側方に配置される枠部を有する成形体であって、上述した光半導体装置用白色硬化性組成物を硬化させることにより得られる、光半導体装置用成形体が提供される。
本発明の広い局面によれば、リードフレームと、前記リードフレーム上に搭載された光半導体素子と、前記リードフレーム上に配置されており、かつ前記光半導体素子の側方に配置されている枠部を有する成形体とを備え、前記成形体が、上述した光半導体装置用白色硬化性組成物を硬化させることにより得られる、光半導体装置が提供される。
本発明に係る光半導体装置用白色硬化性組成物は、エポキシ化合物と、酸無水物硬化剤と、酸化チタンと、酸化チタン以外の充填材と、硬化促進剤とを含み、上記酸化チタンの平均粒径が、0.3μmを超え、1.0μm未満であるため、本発明に係る光半導体装置用白色硬化性組成物を用いた光半導体装置が過酷な条件下で通電して使用されても、熱劣化や光劣化を防ぐことができ、光度を低下し難くすることができる。
図1(a)及び(b)は、本発明の一実施形態に係る光半導体装置用白色硬化性組成物を用いた成形体を備える光半導体装置の一例を模式的に示す断面図及び斜視図である。 図2は、図1に示す光半導体装置の変形例を模式的に示す断面図である。 図3は、図2に示す光半導体装置の変形例を模式的に示す断面図である。 図4は、本発明の一実施形態に係る光半導体装置用白色硬化性組成物を用いた複数の成形体が連なった分割前成形体を含む分割前光半導体装置用部品の一例を模式的に示す断面図である。 図5は、本発明の一実施形態に係る光半導体装置用白色硬化性組成物を用いた複数の成形体が連なった分割前成形体を含む分割前光半導体装置の一例を模式的に示す断面図である。
以下、本発明を詳細に説明する。
(光半導体装置用白色硬化性組成物)
本発明に係る光半導体装置用白色硬化性組成物は、光半導体装置に用いられ、白色の硬化性組成物である。本発明に係る光半導体装置用白色硬化性組成物は、エポキシ基を有するエポキシ化合物(A)と、酸無水物硬化剤(B)と、酸化チタン(C)と、酸化チタンとは異なる充填材(D)と、硬化促進剤(E)とを含む。
本発明に係る光半導体装置用白色硬化性組成物では、酸化チタン(C)の平均粒径は0.3μmを超え、1.0μm未満である。
本発明に係る光半導体装置用白色硬化性組成物(以下、硬化性組成物と略記することがある)における上述した構成の採用によって、該硬化性組成物の耐UV性を高めることができ、該硬化性組成物を用いた光半導体装置が過酷な条件下で通電して使用されても、熱劣化や光劣化を防ぐことができ、光度を低下し難くすることができる。例えば、本発明に係る光半導体装置用白色硬化性組成物を硬化させることにより得られる成形体を備える光半導体装置が過酷な条件下で通電して使用されても、熱劣化及び光劣化し難くなり、光度が低下し難くなる。本発明に係る光半導体装置用白色硬化性組成物では、熱劣化や光劣化を防ぐことができ、特に青色LEDから発せられるUV光による反射率の低下を防ぐことができる。
以下、本発明に係る光半導体装置用白色硬化性組成物に含まれている各成分の詳細を説明する。
[エポキシ化合物(A)]
上記硬化性組成物は、熱の付与によって硬化可能であるように、上記エポキシ化合物(A)を含む。上記エポキシ化合物(A)はエポキシ基を有する。熱硬化性化合物として上記エポキシ化合物(A)を用いることにより、成形体の耐熱性及び絶縁信頼性が高くなる。上記エポキシ化合物(A)は1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記エポキシ化合物(A)の具体例としては、ビスフェノール型エポキシ化合物、ノボラック型エポキシ化合物、多塩素酸化合物とエピクロロヒドリンとを反応させて得られるグリシジルエステル型エポキシ化合物、ポリアミン化合物とエピクロロヒドリンとを反応させて得られるグリシジルアミン型エポキシ化合物、グリシジルエーテル型エポキシ化合物、脂肪族エポキシ化合物、水添型芳香族エポキシ化合物、脂環式骨格を有するエポキシ化合物、トリグリシジルイソシアヌレート等の複素環式エポキシ化合物などが挙げられる。上記多塩素酸化合物としては、フタル酸及びダイマー酸等が挙げられる。上記ポリアミン化合物としては、ジアミノジフェニルメタン及びイソシアヌル酸等が挙げられる。
上記ビスフェノール型エポキシ化合物としては、ビスフェノールA型エポキシ化合物、ビスフェノールF型エポキシ化合物、ビスフェノールS型エポキシ化合物、及びアルキル置換ビスフェノールなどのジグリシジルエーテル等が挙げられる。上記ノボラック型エポキシ化合物としては、フェノールノボラック型エポキシ化合物、及びオルソクレゾールノボラック型エポキシ化合物等が挙げられる。上記複素環式エポキシ化合物としては、ジグリシジルイソシアヌレート及びトリグリシジルイソシアヌレート等が挙げられる。
上記エポキシ化合物(A)は無色であるか、又は無色に近い色であることが好ましい。このため、上記エポキシ化合物(A)は、ビスフェノールA型エポキシ化合物、ビスフェノールF型エポキシ化合物、ビスフェノールS型エポキシ化合物、ジグリシジルイソシアヌレート又はトリグリシジルイソシアヌレートであることが好ましい。
過酷な環境下での使用による光半導体装置の品質の低下をより一層抑える観点からは、上記エポキシ化合物(A)は、芳香族骨格を有さないエポキシ化合物を含むことが好ましく、芳香族骨格を有さないエポキシ化合物であることが好ましい。
上記エポキシ化合物(A)のエポキシ当量は、好ましくは50以上、より好ましくは100以上、好ましくは500以下、より好ましくは300以下である。上記エポキシ化合物(A)のエポキシ当量は、300以下であることが特に好ましい。上記エポキシ当量が上記下限以上及び上記上限以下であると、特に、上記エポキシ当量が300以下であると、上記硬化性組成物の連続成形性、及び成形体の密着対象物に対する密着性がより一層高くなる。
上記エポキシ化合物(A)の配合量は、熱の付与により適度に硬化するように適宜調整され、特に限定されない。上記硬化性組成物100重量%中、上記エポキシ化合物(A)の含有量は好ましくは1重量%以上、より好ましくは3重量%以上、更に好ましくは5重量%以上、好ましくは99重量%以下、より好ましくは95重量%以下、更に好ましくは80重量%以下である。上記エポキシ化合物(A)の含有量が上記下限以上であると、加熱により硬化性組成物がより一層効果的に硬化する。上記エポキシ化合物(A)の含有量が上記上限以下であると、成形体の耐熱性がより一層高くなる。
[硬化剤(B)]
上記硬化性組成物は、熱の付与によって効率的に硬化可能であるように、上記硬化剤(B)を含む。上記硬化剤(B)は、上記エポキシ化合物(A)を硬化させる。上記硬化剤(B)は酸無水物硬化剤である。該酸無水物硬化剤の使用によって、成形体と接触している封止剤やリードフレームなどの部材との密着性が高くなる。また、上記酸無水物硬化剤の使用により、硬化性を高く維持して、成形体の成形むらをより一層抑制できる。上記酸無水物硬化剤として、上記エポキシ化合物(A)の硬化剤として使用される公知の酸無水物硬化剤が使用可能である。上記硬化剤(B)は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記酸無水物硬化剤としては、芳香族骨格を有する酸無水物及び脂環式骨格を有する酸無水物の内のいずれも使用可能である。
好ましい上記酸無水物硬化剤としては、無水フタル酸、無水マレイン酸、無水トリメリット酸、無水ピロメリット酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、テトラヒドロ無水フタル酸、無水メチルナジック酸、無水ナジック酸、無水グルタル酸、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸及びメチルテトラヒドロ無水フタル酸等が挙げられる。
本発明の効果をより効果的に発揮する観点から、上記酸無水物硬化剤は、炭素−炭素不飽和結合を有さないことが好ましい。炭素−炭素不飽和結合を有さない酸無水物硬化剤の好ましい例としては、ヘキサヒドロ無水フタル酸及びメチルヘキサヒドロ無水フタル酸等が挙げられる。
上記エポキシ化合物(A)と上記硬化剤(B)との配合比率は特に限定されない。上記エポキシ化合物(A)100重量部に対して、上記硬化剤(B)(酸無水物硬化剤)の含有量は、好ましくは0.5重量部以上、より好ましくは1重量部以上、更に好ましくは2重量部以上、特に好ましくは3重量部以上、好ましくは500重量部以下、より好ましくは300重量部以下、更に好ましくは200重量部以下、特に好ましくは100重量部以下である。
また、上記硬化性組成物中で、上記エポキシ化合物(A)全体のエポキシ当量と上記硬化剤(B)(酸無水物硬化剤)全体の硬化剤当量との当量比(エポキシ当量:硬化剤当量)は、0.3:1〜3:1であることが好ましく、1.3:1〜2:1であることがより好ましい。上記当量比(エポキシ当量:硬化剤当量)が上記範囲を満足すると、成形体の耐熱性及び耐候性がより一層高くなる。
[酸化チタン(C)]
上記硬化性組成物は上記酸化チタン(C)を含むので、光の反射率が高い成形体を得ることができる。また、上記酸化チタン(C)の使用によって、酸化チタン(C)とは異なる充填材のみを用いた場合と比較して、光の反射率が高い成形体が得られる。また、上記硬化性組成物は、酸化チタンを含むので、酸化チタンに由来して白色である。上記酸化チタン(C)は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記酸化チタンの平均粒径は、0.3μmを超え、1.0μm未満である。平均粒径が0.3μm以下であると、成形体の耐UV性が低下することがある。平均粒径が1.0μm以上であると、成形体の反射率が低下することがある。本発明では、成形体の耐UV性を向上させ、かつ成形体の光の反射率の低下を防ぐことに、上記酸化チタンの平均粒径が0.3μmを超え、1.0μm未満であることが大きく寄与する。上記酸化チタンの平均粒径は、好ましくは0.8μm以下、より好ましくは0.6μm以下である。上記酸化チタンの平均粒径は、0.31μm以上であってもよい。平均粒径が0.3μmを超え、1.0μm未満である酸化チタンとしては、R−706、R−900、R−902+、R−105、R−960、R−931、及びTS−6200(以上、デュポン社製)などが挙げられる。
上記酸化チタン(C)における平均粒径は、体積基準粒度分布曲線において積算値が50%のときの粒径値である。該平均粒径は、例えばレーザ光式粒度分布計を用いて測定可能である。該レーザ光式粒度分布計の市販品としては、Beckman Coulter社製「LS 13 320」等が挙げられる。
上記酸化チタン(C)は、ルチル型酸化チタンであることが好ましい。ルチル型酸化チタンの使用により、耐熱性により一層優れた成形体が得られ、光半導体装置が過酷な環境下で使用されても品質が低下し難くなる。
本発明の効果をより効果的に発揮する観点から、上記酸化チタン(C)は、有機物による表面処理がされていないことが好ましい。上記酸化チタン(C)100重量%中、上記有機物による表面処理がされていない酸化チタンの含有量は好ましくは10重量%以上、より好ましくは30重量%以上、100重量%以下である。上記酸化チタン(C)の全量が、上記有機物による表面処理がされていない酸化チタンであってもよい。上記有機物による表面処理がされていない酸化チタンの使用により、成形体の連続成形性がより一層高くなる。
上記表面処理の方法は特に限定されない。表面処理の方法として、乾式法、湿式法、インテグラルブレンド法、並びに他の公知慣用の表面処理方法を用いることができる。
上記硬化性組成物100重量%中、上記酸化チタン(C)の含有量は、好ましくは3重量%以上、より好ましくは5重量%以上、更に好ましくは7重量%以上、特に好ましくは10重量%以上、好ましくは95重量%以下、より好ましくは90重量%以下、更に好ましくは85重量%以下である。上記酸化チタン(C)の含有量が上記下限以上及び上記上限以下であると、成形体の光の反射率がより一層高くなり、上記硬化性組成物の成形性がより一層高くなる。
上記硬化性組成物は、平均粒径が0.3μm以下である酸化チタンを含んでいてもよく、平均粒径が1.0μm以上である酸化チタンを含んでいてもよい。
[充填材(D)]
上記充填材(D)は、酸化チタン(C)以外の充填材である。上記充填材(D)は、酸化チタン(C)とは異なる。上記充填材(D)は1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記充填材(D)として、無機充填材及び有機充填材の内のいずれも用いることができる。上記充填材(D)の具体例としては、シリカ、マイカ、ベリリア、チタン酸カリウム、チタン酸バリウム、チタン酸ストロンチウム、チタン酸カルシウム、酸化アンチモン、ホウ酸アルミニウム、水酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸アルミニウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、リン酸カルシウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、窒化ケイ素、窒化ホウ素、焼成クレー等のクレー、タルク、炭化ケイ素、架橋アクリルの樹脂粒子及びシリコーン粒子等が挙げられる。上記充填材(D)は、無機充填材であることが好ましい。上記充填材(D)は、酸化チタン、酸化亜鉛及び酸化ジルコニウム以外の充填材であることが好ましい。
上記硬化性組成物の成形性、並びに成形体と密着対象物との密着性をより一層良好にする観点からは、上記充填材(D)はシリカを含むことが好ましく、シリカであることがより好ましい。
上記充填材(D)の平均粒径は、好ましくは0.1μm以上、好ましくは100μm以下である。上記平均粒径が上記下限以上であると、上記硬化性組成物の成形性がより一層良好になる。上記平均粒径が上記上限以下であると、成形体の外観不良がより一層生じ難くなる。
上記充填材(D)における平均粒径は、体積基準粒度分布曲線において積算値が50%のときの粒径値である。該平均粒径は、例えばレーザ光式粒度分布計を用いて測定可能である。該レーザ光式粒度分布計の市販品としては、Beckman Coulter社製「LS 13 320」等が挙げられる。
上記硬化性組成物100重量%中、上記充填材(D)の含有量及び上記シリカの含有量はそれぞれ、好ましくは5重量%以上、より好ましくは10重量%以上、更に好ましくは20重量%以上、好ましくは95重量%以下、より好ましくは90重量%以下、更に好ましくは85重量%以下である。上記充填材(D)の含有量及び上記シリカの含有量が上記下限以上及び上記上限以下であると、硬化性組成物の成形性がより一層高くなる。上記充填材(D)の含有量及び上記シリカの含有量が上記上限以下であると、成形体の光の反射率がより一層高くなる。
上記硬化性組成物100重量%中、上記酸化チタン(C)と上記充填材(D)との合計の含有量は、好ましくは20重量%以上、より好ましくは50重量%以上、更に好ましくは60重量%以上、好ましくは95重量%以下、より好ましくは90重量%以下、更に好ましくは85重量%以下である。上記酸化チタン(C)と上記充填材(D)との合計の含有量が上記下限以上及び上記上限以下であると、硬化性組成物の成形性及び成形体の光の反射率がより一層高くなり、上記硬化性組成物の流動性がより一層適度になる。また、上記酸化チタン(C)と上記充填材(D)との合計の含有量が50重量%以上であると、成形体の強度がより一層高くなり、上記硬化性組成物の流動性がより一層適度になる。
[硬化促進剤(E)]
上記硬化性組成物は、硬化促進剤(E)を含まないか又は含む。上記硬化性組成物は、上記エポキシ化合物(A)と上記硬化剤(B)との反応を促進するために、上記硬化促進剤(E)を含むことが好ましい。上記硬化促進剤(E)の使用により、硬化性組成物の硬化性を高めることができ、更に成形体の耐熱性を高めることができる。上記硬化促進剤(E)は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記硬化促進剤(E)としては、例えば、ウレア化合物、オニウム塩化合物、イミダゾール化合物、リン化合物、アミン化合物及び有機金属化合物等が挙げられる。
上記ウレア化合物としては、ウレア、脂肪族ウレア化合物及び芳香族ウレア化合物等が挙げられる。上記ウレア化合物の具体例としては、ウレア、メチルウレア、1,1−ジメチルウレア、1,3−ジメチルウレア、1,1,3,3−テトラメチルウレア、1,3−ジフェニルウレア及びトリ−n−ブチルチオウレア等が挙げられる。これら以外のウレア化合物を用いてもよい。
上記オニウム塩化合物としては、アンモニウム塩、ホスホニウム塩及びスルホニウム塩化合物等が挙げられる。
上記イミダゾール化合物としては、2−ウンデシルイミダゾール、2−ヘプタデシルイミダゾール、2−メチルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾール、2−フェニルイミダゾール、2−フェニル−4−メチルイミダゾール、1−ベンジル−2−メチルイミダゾール、1−ベンジル−2−フェニルイミダゾール、1,2−ジメチルイミダゾール、1−シアノエチル−2−メチルイミダゾール、1−シアノエチル−2−エチル−4−メチルイミダゾール、1−シアノエチル−2−ウンデシルイミダゾール、1−シアノエチル−2−フェニルイミダゾール、1−シアノエチル−2−ウンデシルイミダゾリウムトリメリテイト、1−シアノエチル−2−フェニルイミダゾリウムトリメリテイト、2,4−ジアミノ−6−[2’−メチルイミダゾリル−(1’)]−エチル−s−トリアジン、2,4−ジアミノ−6−[2’−ウンデシルイミダゾリル−(1’)]−エチル−s−トリアジン、2,4−ジアミノ−6−[2’−エチル−4’−メチルイミダゾリル−(1’)]−エチル−s−トリアジン、2,4−ジアミノ−6−[2’−メチルイミダゾリル−(1’)]−エチル−s−トリアジンイソシアヌル酸付加物、2−フェニルイミダゾールイソシアヌル酸付加物、2−メチルイミダゾールイソシアヌル酸付加物、2−フェニル−4,5−ジヒドロキシメチルイミダゾール及び2−フェニル−4−メチル−5−ジヒドロキシメチルイミダゾール等が挙げられる。
上記リン化合物は、リンを含有し、リン含有化合物である。上記リン化合物としては、トリフェニルホスフィン、テトラフェニルホスホニウムテトラフェニルボレート、テトラ−n−ブチルホスホニウム−o,o−ジエチルホスホロジチオエート、テトラ−n−ブチルホスホニウム−テトラフルオロボレート、及びテトラ−n−ブチルホスホニウム−テトラフェニルボレート等が挙げられる。これら以外のリン化合物を用いてもよい。
上記アミン化合物としては、ジエチルアミン、トリエチルアミン、ジエチレンテトラミン、トリエチレンテトラミン、4,4−ジメチルアミノピリジン、ジアザビシクロアルカン、ジアザビシクロアルケン、第4級アンモニウム塩、トリエチレンジアミン、及びトリ−2,4,6−ジメチルアミノメチルフェノールが挙げられる。これらの化合物の塩を用いてもよい。フェニルホスフィン、テトラフェニルホスホニウムテトラフェニルボレート、テトラ−n−ブチルホスホニウム−o,o−ジエチルホスホロジチオエート、テトラ−n−ブチルホスホニウム−テトラフルオロボレート、テトラ−n−ブチルホスホニウム−テトラフェニルボレートが挙げられる。
上記有機金属化合物としては、アルカリ金属化合物及びアルカリ土類金属化合物等が挙げられる。上記有機金属化合物の具体例としては、ナフテン酸亜鉛、ナフテン酸コバルト、オクチル酸スズ、オクチル酸コバルト、ビスアセチルアセトナートコバルト(II)及びトリスアセチルアセトナートコバルト(III)等が挙げられる。
上記硬化性組成物の硬化性をより一層高め、更に成形体の耐熱性をより一層高める観点からは、上記硬化促進剤(E)は、ウレア化合物、オニウム塩化合物又はリン化合物であることが好ましい。上記硬化促進剤(E)は、ウレア化合物であることが好ましく、オニウム塩化合物であることも好ましく、リン化合物であることも好ましい。
上記エポキシ化合物(A)と上記硬化促進剤(E)との配合比率は特に限定されない。上記エポキシ化合物(A)100重量部に対して、上記硬化促進剤(E)の含有量は、好ましくは0.01重量部以上、より好ましくは0.1重量部以上、好ましくは100重量部以下、より好ましくは10重量部以下、更に好ましくは5重量部以下である。
[離型剤(F)]
連続成形性をより一層高める観点からは、上記硬化性組成物は、離型剤(F)を含むことが好ましい。上記離型剤(F)は1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記離型剤(F)は特に限定されない。上記離型剤(F)として、従来公知の離型剤を使用可能である。上記離型剤(F)としては、脂肪酸、脂肪族エーテル系ワックス、脂肪酸エステル系ワックス、酸化又は非酸化ポリオレフィン系ワックス、パラフィン系ワックス、カルナバワックス、金属石鹸、及びシリコーン化合物等が挙げられる。上記シリコーン化合物としては、シリコーンオイル及び変性シリコーンオイル等が挙げられる。
上記硬化性組成物100重量%中、上記離型剤(F)の含有量は0重量%以上、好ましくは0.01重量%以上、より好ましくは0.05重量%以上、好ましくは5重量%以下、より好ましくは3重量%以下である。上記硬化性組成物は、上記離型剤(F)を含んでいなくてもよい。上記離型剤(F)の含有量が上記下限以上であると、連続成形性がより一層高くなる。上記離型剤(F)の含有量が上記上限以下であると、密着対象物と成形体との密着性がより一層高くなる。
[他の成分]
上記硬化性組成物は、必要に応じて、密着助剤、酸化防止剤、樹脂改質剤、着色剤、希釈剤、表面処理剤、難燃剤、粘度調節剤、分散剤、分散助剤、表面改質剤、可塑剤、抗菌剤、防黴剤、レベリング剤、安定剤、タレ防止剤又は蛍光体等を含んでいてもよい。上記希釈剤は、反応性希釈剤であってもよく、非反応性希釈剤であってもよい。
上記密着助剤としては特に限定されず、シランカップリング剤及びチタネート系カップリング剤等のカップリング剤、メラミン及びイソシアネート化合物等の窒素原子を有する化合物、並びに硫黄原子を有する化合物等が挙げられる。
上記酸化防止剤としては特に限定されず、フェノール系酸化防止剤、リン系酸化防止剤及びアミン系酸化防止剤等が挙げられる。
上記着色剤としては特に限定されず、フタロシアニン、アゾ化合物、ジスアゾ化合物、キナクリドン、アントラキノン、フラバントロン、ペリノン、ペリレン、ジオキサジン、縮合アゾ化合物、アゾメチン化合物、赤外吸収材及び紫外線吸収剤などの各種有機系色素、並びに硫酸鉛、クロムエロー、ジンクエロー、クロムバーミリオン、弁殻、コバルト紫、紺青、群青、カーボンブラック、クロムグリーン、酸化クロム及びコバルトグリーン等の無機顔料等が挙げられる。
(光半導体装置用白色硬化性組成物の他の詳細及び光半導体装置用成形体)
上記光半導体装置用白色硬化性組成物は、光半導体装置において光半導体素子の側方に配置される枠部を有する成形体を得るために用いられる。上記光半導体装置用白色硬化性組成物は、金型を用いて成形体を得るために用いられることが好ましい。上記光半導体装置用白色硬化性組成物は、光半導体装置において光半導体素子の側方に配置される枠部を有し、かつ該枠部の内面で囲まれた領域内に上記光半導体素子を封止するように封止剤が充填されて用いられる成形体を得るために用いられることが好ましい。上記光半導体装置用白色硬化性組成物は、光半導体素子から発せられた光が外部に取り出される開口を有する成形体を得るために用いられることが好ましい。
上記光半導体装置用白色硬化性組成物は、光半導体装置において、光半導体素子が搭載されるリードフレーム上に配置される成形体を得るために用いられる光半導体装置用白色硬化性組成物であることが好ましい。上記リードフレームは、例えば、光半導体素子を支持しかつ固定し、光半導体素子の電極と外部配線との電気的な接続を果たすための部品である。上記成形体は、光半導体装置用成形体であり、光半導体素子搭載用基板であることが好ましい。
光の反射率が高い成形体が得られるので、上記光半導体装置用白色硬化性組成物は、半導体装置において、光半導体素子が搭載されるリードフレーム上にかつ上記光半導体素子の側方に配置され、上記光半導体素子から発せられた光を反射する光反射部を有する成形体を得るために用いられる光半導体装置用白色硬化性組成物であることが好ましい。
光の反射率が高い成形体が得られるので、上記光半導体装置用白色硬化性組成物は、光半導体装置において、光半導体素子が搭載されるリードフレーム上にかつ上記光半導体素子を取り囲むように配置され、上記光半導体素子から発せられた光を反射する光反射部を内面に有する成形体を得るために用いられる光半導体装置用白色硬化性組成物であることが好ましい。上記成形体は、上記光半導体素子を取り囲む枠部を有することが好ましく、上記光半導体素子を取り囲む外壁部材であることが好ましい。上記成形体は、枠状部材であることが好ましい。なお、上記成形体は、光半導体装置において、光半導体素子を接合(ダイボンディング)するためのダイボンド材とは異なることが好ましい。上記成形体は、上記ダイボンド材を含まないことが好ましい。
上記光半導体装置用白色硬化性組成物は、複数の成形体が連なった分割前成形体を得た後に、該分割前成形体を分割して個々の成形体を得るために用いられることが好ましい。上記光半導体装置用白色硬化性組成物は、複数の成形体がリードフレームを介して連なった分割前成形体を得た後に、上記リードフレームを切断して上記分割前成形体を分割して個々の成形体を得るために用いられることが好ましい。
上記光半導体装置用白色硬化性組成物は、エポキシ化合物(A)と硬化剤(B)(酸無水物硬化剤)と酸化チタン(C)と酸化チタン以外の充填材(D)と硬化促進剤(E)と必要に応じて配合される他の成分とを、従来公知の方法で混合することにより得られる。上記硬化性組成物を作製する一般的な方法としては、各成分を押出機、ニーダー、ロール、エクストルーダー等によって混練した後、混練物を冷却し、粉砕、タブレット化する方法が挙げられる。分散性を向上する観点からは、各成分の混練は、溶融状態で行うことが好ましい。混練の条件は、各成分の種類及び配合量により適宜決定される。15〜150℃で5〜100分間混練することが好ましく、20〜120℃で5〜60分間混練することがより好ましく、30〜100℃で5〜40分間混練することが更に好ましく、60〜90℃で10〜30分間混練することが特に好ましい。
本発明に係る光半導体装置用成形体は、上述した光半導体装置用白色硬化性組成物を硬化させることにより得られる。上記光半導体装置用白色硬化性組成物は所定の形状に成形される。上記光半導体装置用白色硬化性組成物を硬化させることにより得られる成形体は、光半導体装置において、光半導体素子から発せられた光を反射するために好適に用いられる。
上記光半導体装置用白色硬化性組成物を用いて上記光半導体装置用成形体を得る方法としては、圧縮成形法、トランスファー成形法、積層成形法、射出成形法、押出成形法及びブロー成形法等が挙げられる。なかでも、トランスファー成形法が好ましい。
トランスファー成形法では、例えば、成形温度100〜200℃、成形圧力5〜20MPa及び成形時間60〜300秒の条件で、上記光半導体装置用白色硬化性組成物をトランスファー成形することにより、成形体が得られる。
(光半導体装置の詳細及び光半導体装置の実施形態)
本発明に係る光半導体装置は、リードフレームと、該リードフレーム上に搭載された光半導体素子と、上記リードフレーム上に配置されており、かつ上記光半導体素子の側方に配置されている枠部を有する成形体とを備える。上記光半導体装置における上記成形体が、上記光半導体装置用白色硬化性組成物を硬化させることにより得られる。
本発明に係る光半導体装置では、上記成形体の内面が上記光半導体素子から発せられた光を反射する光反射部であることが好ましい。
図1(a)及び(b)に、本発明の一実施形態に係る光半導体装置の一例を模式的に断面図及び斜視図で示す。
本実施形態の光半導体装置1は、リードフレーム2と光半導体素子3と第1の成形体4と第2の成形体5とを有する。光半導体素子3は発光ダイオード(LED)であることが好ましい。第1の成形体4と第2の成形体5とは一体的に形成されておらず、別の2つの部材である。第1の成形体4と第2の成形体5とは一体的に形成されていてもよい。第1の成形体4は、枠部である。第2の成形体5は、底部である。光半導体装置1では、成形体は、枠部(第1の成形体4)と、底部(第2の成形体5)とを有する。第1の成形体4である枠部は、外壁部である。第1の成形体4である枠部は、環状である。
なお、成形体は、底部を有さない成形体であってもよい。上記硬化性組成物を硬化させることにより得られる枠部を有する成形体と、他の底部材とを組み合わせて用いてもよい。上記成形体は、枠部のみの枠状の成形体であってもよい。上記底部材は、成形体であってもよい。
リードフレーム2上に、光半導体素子3が搭載され、配置されている。また、リードフレーム2上に、第1の成形体4(枠部)が配置されている。また、複数のリードフレーム2間とリードフレーム2の下方とには、第2の成形体5(底部)が配置されている。なお、リードフレームの下方に、成形体又は底部材が配置されておらず、リードフレームが露出していてもよい。第1の成形体4の内側に光半導体素子3が配置されている。光半導体素子3の側方に第1の成形体4が配置されており、光半導体素子3を取り囲むように第1の成形体4が配置されている。第1,第2の成形体4,5(枠部及び底部を有する成形体)は、上述した光半導体装置用白色硬化性組成物の硬化物であり、上述した光半導体装置用白色硬化性組成物を硬化させることにより得られる。従って、第1の成形体4は、光反射性を有し、内面4aに光反射部を有する。すなわち、第1の成形体4の内面4aは光反射部である。従って、光半導体素子3の周囲は、第1の成形体4の光反射性を有する内面4aにより囲まれている。第1の成形体4のみが、上述した光半導体装置用白色硬化性組成物の硬化物であってもよい。
第1の成形体4(枠部)は、光半導体素子3から発せられた光が外部に取り出される開口を有する。第1,第2の成形体4,5は、白色である。第1の成形体4の内面4aは、内面4aの径が開口端に向かうにつれて大きくなるように形成されている。従って、光半導体素子3から発せられた光のうち、内面4aに到達した矢印Bで示す光が内面4aにより反射され、光半導体素子3の前方側に進行する。
光半導体素子3は、リードフレーム2上に、ダイボンド材6を用いて接続されている。ダイボンド材6は、導電性を有する。光半導体素子3に設けられたボンディングパッド(図示せず)とリードフレーム2とが、ボンディングワイヤー7により電気的に接続されている。光半導体素子3及びボンディングワイヤー7を封止するように、第1の成形体4の内面4aで囲まれた領域内には、封止剤8が充填されている。
光半導体装置1では、光半導体素子3を駆動すると、破線Aで示すように光が発せられる。光半導体装置1では、光半導体素子3からリードフレーム2の上面とは反対側すなわち上方に照射される光だけでなく、第1の成形体4の内面4aに到達した光が矢印Bで示すように反射される光も存在する。従って、光半導体装置1から取り出される光の明るさは明るい。
図2に、図1に示す光半導体装置1の変形例を示す。図1に示す光半導体装置1と図2に示す光半導体装置21とでは、ダイボンド材6,22及びボンディングワイヤー7,23による電気的な接続構造のみが異なる。光半導体装置1におけるダイボンド材6は導電性を有する。これに対し、光半導体装置21はダイボンド材22を有し、ダイボンド材22は導電性を有さない。光半導体装置1では、光半導体素子3に設けられたボンディングパッド(図示せず)とリードフレーム2(図1(a)において右側に位置するリードフレーム)とが、ボンディングワイヤー7により電気的に接続されている。光半導体装置21は、ボンディングワイヤー7に加えて、ボンディングワイヤー23を有する。光半導体装置21では、光半導体素子3に設けられたボンディングパッド(図示せず)とリードフレーム2(図2において右側に位置するリードフレーム)とが、ボンディングワイヤー7により電気的に接続されており、更に、光半導体素子3に設けられたボンディングパッド(図示せず)とリードフレーム2(図2において左側に位置するリードフレーム)とが、ボンディングワイヤー23により電気的に接続されている。
図3に、図2に示す光半導体装置21の変形例を示す。図3に示す光半導体装置31は、図1に示す光半導体装置1の変形例でもある。図2に示す光半導体装置21と、図3に示す光半導体装置31とでは、第1,第2の成形体4,5及び成形体32の構造のみが異なる。光半導体装置21では、第1,第2の成形体4,5が用いられており、第1の成形体は、リードフレーム2上に配置されており、第2の成形体5は、複数のリードフレーム2間とリードフレーム2の下方とに配置されている。これに対し、光半導体装置31では、1つの成形体32が用いられている。成形体32は、リードフレーム2上に配置された枠部32aと、複数のリードフレーム2間に配置された充填部32bとを有する。枠部32aと充填部32bとは一体的に形成されている。このように、光半導体装置は、光半導体装置において光半導体素子の側方に配置される枠部を有していればよい。リードフレームの下方に、成形体は配置されていなくてもよい。成形体は、リードフレームの下方に配置された底部を有していなくてもよい。リードフレームの裏面は、露出していてもよい。
なお、図1〜3に示す構造は、本発明に係る光半導体装置の一例にすぎず、成形体の構造及び光半導体素子の実装構造等には適宜変形され得る。
また、図4に示すように、複数の光半導体装置用部品が連なった分割前光半導体装置用部品11を用意して、分割前光半導体装置用部品11を破線Xで示す部分で切断して、個々の光半導体装置用部品を得てもよい。分割前光半導体装置用部品11は、分割前リードフレーム2Aと、分割前第1の成形体4Aと、分割前第2の成形体5Aとを有する。個々の光半導体装置用部品得た後、光半導体素子3を搭載し、該光半導体素子3を封止剤8により封止して、光半導体装置1を得てもよい。分割前リードフレーム2Aを破線Xで示す部分で切断すると、リードフレーム2が得られる。分割前第1の成形体4Aを破線Xで示す部分で切断すると、第1の成形体4が得られる。分割前第2の成形体5Aを破線Xで示す部分で切断すると、第2の成形体5が得られる。
さらに、図5に示すように、複数の分割前光半導体装置が連なった分割前光半導体装置12を用意して、分割前光半導体装置12を破線Xで示す部分で切断して、個々の光半導体装置を得てもよい。分割前光半導体装置12は、分割前リードフレーム2Aと、分割前第1の成形体4Aと、分割前第2の成形体5Aとを有する。また、図1〜3に示す光半導体装置1,21,31と同様に、分割前光半導体装置12では、分割前リードフレーム2A上に、光半導体素子3が搭載され、配置されている。なお、図4,5では、分割前光半導体装置用部品及び分割前光半導体装置では、複数の成形体が連なって分割前成形体が形成されているが、複数の成形体が連なっていない分割前光半導体装置用部品及び分割前光半導体装置を分割して、光半導体装置用部品及び光半導体装置を得てもよい。
以下、本発明の具体的な実施例及び比較例を挙げることにより、本発明を明らかにする。本発明は以下の実施例に限定されない。
実施例及び比較例では、表1〜3に示す材料を用いた。
(エポキシ化合物(A))
1)EHPE3150(脂環式骨格を有するエポキシ樹脂、ダイセル社製、エポキシ当量177)
2)TEPIC(トリグリシジルイソシアヌレート、日産化学社製、エポキシ当量100)
(硬化剤(B))
1)リカシッドTH(テトラヒドロ無水フタル酸、新日本理化社製)
2)リカシッドMH(4−メチルヘキサヒドロ無水フタル酸、新日本理化社製)
3)リカシッドHH(ヘキサヒドロ無水フタル酸、新日本理化社製)
(酸化チタン(C))
1)R−706(酸化チタン、Al及びSiにより表面処理されている、有機物により表面処理されている、平均粒径0.36μm、デュポン社製)
2)R−900(酸化チタン、Alにより表面処理されている、平均粒径0.41μm、デュポン社製)
3)R−105(酸化チタン、Al及びSiにより表面処理されている、有機物により表面処理されている、平均粒径0.31μm、デュポン社製)
4)R−960(酸化チタン、Al及びSiにより表面処理されている、平均粒径0.50μm、デュポン社製)
5)R−931(酸化チタン、Al及びSiにより表面処理されている、平均粒径0.55μm、デュポン社製)
6)TS−6200(酸化チタン、Al及びSiにより表面処理されている、有機物により表面処理されている、平均粒径0.39μm、デュポン社製)
(充填材(D))
1)MSR−3512(球状シリカ、平均粒径30μm、龍森社製)
2)AA(破砕シリカ、平均粒径6μm、龍森社製)
(硬化促進剤(E))
1)SA102(DBU−オクチル酸塩、サンアプロ社製)
2)PX−4ET(テトラ−n−ブチルホスホニウム−o,o−ジエチルホスホロジチオネート、日本化学工業社製)
(離型剤(F))
1)セリダスト3715(ポリエチレンワックス、クラリアントジャパン社製)
2)ユニトックス720(脂肪族エーテル、日油社製)
(その他酸化チタン)
1)CR−90(酸化チタン、Al及びSiにより表面処理されている、平均粒径0.25μm、石原産業社製)
2)CR−90−2(酸化チタン、Al及びSiにより表面処理されている、有機物により表面処理されている、平均粒径0.25μm、石原産業社製)
3)CR−97(酸化チタン、Al及びZrにより表面処理されている、平均粒径0.25μm、石原産業社製)
4)CR−50(酸化チタン、Alにより表面処理されている、平均粒径0.25μm、石原産業社製)
5)CR−50−2(酸化チタン、Alにより表面処理されている、有機物により表面処理されている、平均粒径0.25μm、石原産業社製)
6)R−830(酸化チタン、Al、Si及びZnにより表面処理されている、平均粒径0.25μm、石原産業社製)
7)R−680(酸化チタン、Alにより表面処理されている、平均粒径0.21μm、石原産業社製)
8)R−550(酸化チタン、Al及びSiにより表面処理されている、平均粒径0.24μm、石原産業社製)
9)PF−737(酸化チタン、Alにより表面処理されている、有機物により表面処理されている、平均粒径0.21μm、石原産業社製)
10)UT771(酸化チタン、Al及びZrにより表面処理されている、有機物により表面処理されている、平均粒径0.25μm、石原産業社製)
11)R−103(酸化チタン、Alにより表面処理されている、有機物により表面処理されている、平均粒径0.23μm、デュポン社製)
12)R−104(酸化チタン、Alにより表面処理されている、有機物により表面処理されている、平均粒径0.22μm、デュポン社製)
13)D−918(酸化チタン、Al、Si及びZrにより表面処理されている、平均粒径0.26μm、堺化学社製)
14)GTR−100(酸化チタン、Al及びZrにより表面処理されている、平均粒径0.26μm、堺化学社製)
15)FTR−700(酸化チタン、Al及びSiにより表面処理されている、有機物により表面処理されている平均粒径0.20μm、堺化学社製)
16)R−3L(酸化チタン、Al及びSiにより表面処理されている、平均粒径0.23μm、堺化学社製)
(実施例1〜11及び比較例1〜16)
下記表1〜3に示す各成分を下記表1〜3に示す配合量で配合(配合単位は重量部)し、混合機(東洋精機製作所社製「ラボプラストミルR−60」)にて70℃で15分間混合し、混練物を得た。得られた混練物を粉砕して、タブレット化して、硬化性組成物を得た。
(評価)
(1)連続成形性
銅素材(TAMAC 194)にエッチングにより回路を形成した後、銀めっきを施し、リードフレーム(銀めっき表面、厚み0.2mm)を得た。
金型として、縦15個×横10個のマトリックス状に配置された150個の凹部(光半導体素子搭載部)を有する一括成形用金型を用意した。キャビティサイズは、1個当たり4mm×2mm、深さ1mmとした。金型クリーニング材(日本カーバイド社製「ニカレットRCC」)を用いて、上記金型を3回クリーニングした後、金型離型回復材(日本カーバイド社製「ニカレットECR−C KU」)を用いて、金型に離型性を付与した。
離型性が付与された金型を用いて、得られた白色硬化性組成物のトランスファー成形を繰り返し行い、金型に成形後の上記硬化性組成物に由来する物質が付着して、成形が不可能になるまでの成形回数を測定した。
(2)光度保持率
上記(1)連続成形性の評価で得られた成形体について、170℃及び2時間の条件でアフターキュアを実施した。アフターキュア後の成形体に、InGaNを発光層とするサファイヤ基板の青色発光の発光素子(光半導体素子)を、シリコーン樹脂接着剤を用いて載せた。発光素子とリードフレームとを直径30μmの金線ワイヤを用いて電気的に接続した。発光素子が底面に載せられた成形体の凹部にそれぞれ封止剤を滴下した。封止剤は、シリコーン樹脂100重量部とYAG蛍光体30重量部とを含む。滴下後に、150℃で3時間封止剤を硬化させた。最後にリードフレームよりダイシング装置(ディスコ社製、DAD381)により切り出しを行い、白色発光の光半導体装置を得た。
得られた光半導体装置の光度(通電試験前の光度)を、OL770(オプトロニックラボラトリーズ社製)を用いて測定した。その後、温度85℃及び湿度85%の条件で、電流300mAで1000時間通電した後に、光半導体装置の光度(通電試験後の光度)を測定した。通電試験前後の光度から光度保持率を求めた。なお、光半導体装置の光度が低下している場合に、成形体の熱劣化又は光劣化が生じていることを確認し、更に成形体による光の反射率が低下していることを確認した。
光度保持率は下記式で表される。
光度保持率(%)=(通電試験後の光度)/(通電試験前の光度)×100
組成及び結果を下記の表1〜3に示す。
Figure 2015155496
Figure 2015155496
Figure 2015155496
1…光半導体装置
2…リードフレーム
2A…分割前リードフレーム
3…光半導体素子
4…第1の成形体
4A…分割前第1の成形体
4a…内面
5…第2の成形体
5A…分割前第2の成形体
6…ダイボンド材
7…ボンディングワイヤー
8…封止剤
11…分割前光半導体装置用部品
12…分割前光半導体装置
21…光半導体装置
22…ダイボンド材
23…ボンディングワイヤー
31…光半導体装置
32…成形体
32a…枠部
32b…充填部

Claims (10)

  1. 光半導体装置において光半導体素子の側方に配置される枠部を有する成形体を得るために用いられ、かつ白色である光半導体装置用白色硬化性組成物であって、
    エポキシ化合物と、酸無水物硬化剤と、酸化チタンと、酸化チタン以外の充填材と、硬化促進剤とを含み、
    前記酸化チタンの平均粒径が、0.3μmを超え、1.0μm未満である、光半導体装置用白色硬化性組成物。
  2. 前記酸化チタンが、有機物による表面処理がされていない、請求項1に記載の光半導体装置用白色硬化性組成物。
  3. 前記エポキシ化合物のエポキシ当量が300以下である、請求項1又は2に記載の光半導体装置用白色硬化性組成物。
  4. 前記充填材がシリカを含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の光半導体装置用白色硬化性組成物。
  5. 前記酸無水物硬化剤が炭素−炭素不飽和結合を有さない、請求項1〜4のいずれか1項に記載の光半導体装置用白色硬化性組成物。
  6. 離型剤を更に含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の光半導体装置用白色硬化性組成物。
  7. 光半導体装置において光半導体素子が搭載されたリードフレーム上に配置される成形体を得るために用いられる、請求項1〜6いずれか1項に記載の光半導体装置用白色硬化性組成物。
  8. 複数の成形体が連なった分割前成形体を得た後、前記分割前成形体を分割して個々の成形体を得るために用いられる、請求項1〜7のいずれか1項に記載の光半導体装置用白色硬化性組成物。
  9. 光半導体装置において光半導体素子の側方に配置される枠部を有する成形体であって、 請求項1〜8のいずれか1項に記載の光半導体装置用白色硬化性組成物を硬化させることにより得られる、光半導体装置用成形体。
  10. リードフレームと、
    前記リードフレーム上に搭載された光半導体素子と、
    前記リードフレーム上に配置されており、かつ前記光半導体素子の側方に配置されている枠部を有する成形体とを備え、
    前記成形体が、請求項1〜8のいずれか1項に記載の光半導体装置用白色硬化性組成物を硬化させることにより得られる、光半導体装置。
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