JP2015154639A - 車両の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】SOCを推定するためのデータ量を削減する。
【解決手段】ECU300は、バッテリ150のSOC−OCVカーブに基づいて、OCVからSOCを推定する。上記SOC−OCVカーブは、バッテリ150の放電時の特性を示す放電側カーブDCHGと、バッテリ150の充電時の特性を示す充電側カーブCHGとを含む。ECU300は、SOCがEV走行優先領域に属する場合には、放電側カーブDCHGに従ってSOCを更新する一方で、SOCがEV走行優先領域よりも低いHV走行優先領域に属する場合には、下記式(1)を満たすカーブに従ってSOCを更新する。
DCHG<OCV<CHG ・・・(1)
【選択図】図3

Description

本発明は、車両の制御装置に関し、特に、内燃機関と、回転電機と、回転電機の駆動電力を充放電可能な蓄電装置とを備える車両の制御装置に関する。
ハイブリッド車または電気自動車等の車両に搭載される二次電池システムでは、バッテリの充電状態(以下、SOC(State Of Charge)とも称する)を高精度に管理する必要がある。そのため、SOCの推定精度を向上させる技術が求められている。
たとえば特開2013−158087号公報(特許文献1)に開示された蓄電システムでは、コントローラがバッテリの充電電流と放電電流との積算値を算出する。このコントローラのメモリには、放電電流の積算値が充電電流の積算値よりも大きい状態に対応付けられた第1の関係データ(具体的にはSOC−OCV(Open Circuit Voltage)カーブ)と、充電電流の積算値が放電電流の積算値よりも大きい状態に対応付けられた第2の関係データとが記憶されている。コントローラは、第1および第2の関係データのいずれかを選択し、選択された関係データに基づいてSOCを算出する。
特開2013−158087号公報
特許文献1に開示の蓄電システムでは2種類の関係データが準備されるため、SOCを推定するためのデータ量が増加する。データ量が増加すると大容量のメモリや高速のCPU(Central Processing Unit)が必要になるので、コスト増大の要因となる。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、SOCを推定するためのデータ量を削減可能な車両の制御装置を提供することである。
本発明のある局面に従う制御装置は、回転電機と、回転電機の駆動電力を充放電可能な蓄電装置とを備える車両の制御装置である。制御装置は、蓄電装置の開放電圧を推定し、さらに、蓄電装置の充電状態に対する開放電圧の変化特性に基づいて、開放電圧から状態値を推定する。変化特性は、蓄電装置の放電時の特性を示す第1の曲線と、蓄電装置の充電時の特性を示す第2の曲線とを含む。制御装置は、充電状態が第1の領域に属する場合には、第1の曲線に従って充電状態を更新する一方で、充電状態が第1の領域よりも低い第2の領域に属する場合には、下記式(1)を満たす曲線に従って充電状態を更新する。式(1)において、OCVは開放電圧、DCHGは第1の曲線上の開放電圧、CHGは第2の曲線上の開放電圧をそれぞれ示す。
DCHG<OCV<CHG ・・・(1)
上記構成によれば、充電状態が第1の領域に属する場合には、蓄電装置は主に放電されるので、蓄電装置の放電時の特性を示す第1の曲線に従って充電状態が更新される。一方、充電状態が第1の領域よりも低い第2の領域に属する場合には、蓄電装置の充電と放電とが頻繁に切り替わるので、上記式(1)を満たす曲線(すなわち第1の曲線と第2の曲線との間に存在する曲線)に従って、充電状態が更新される。このように、充電状態が属する領域に応じて充電状態の推定に用いる曲線を切り替えることにより、準備が必要な曲線は領域毎に1種類で済むため、充電状態を推定するためのデータ量を削減することができる。
好ましくは、上記車両は、内燃機関をさらに備えたハイブリッド車両である。制御装置は、充電状態が第2の領域に属する場合には、下記式(2)および式(3)を満たす曲線に従って充電状態を更新する。
OCV≧(CHG+DCHG)/2−(CHG−DCHG)/6 ・・・(2)
OCV≦(CHG+DCHG)/2+(CHG−DCHG)/6 ・・・(3)
上記構成によれば、充電状態が第2の領域に属する場合には、蓄電装置の充電と放電とが頻繁に切り替わるので、上記式(2)および式(3)を満たす曲線(すなわち第1の曲線と第2の曲線との平均値近傍に存在する曲線)に従って、充電状態が更新される。これにより、充電状態の推定精度を向上させることができる。
本発明によれば、SOCを推定するためのデータ量を削減することができる。
本実施の形態に係る車両の構成を概略的に示すブロック図である。 比較例におけるSOC−OCVカーブの一例を示す図である。 本実施の形態におけるSOC−OCVカーブの一例を示す図である。 図3に示すHV走行優先領域におけるSOC−OCVカーブの拡大図である。 図4に示す上限カーブULおよび下限カーブLLの設定方法を説明するための図である。 各カーブに従ってSOCを推定した結果を示す図である。 比較例のSOC−OCVカーブの誤差を説明するための図である。 本実施の形態のSOC−OCVカーブの誤差を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
本実施の形態では、車両外部から車両搭載のバッテリに充電可能に構成されたプラグインハイブリッド車両を例に説明する。ただし、ハイブリッド車両は、プラグインハイブリッド車両に限定されるものではなく、車両外部から充電されない通常のハイブリッド車両であってもよい。また、「車両」は電気自動車であってもよい。
図1は、本実施の形態に係る車両1の構成を概略的に示すブロック図である。図1を参照して、車両1は、エンジン100と、第1MG(Motor Generator)110と、第2MG120と、動力分割機構130と、駆動輪140と、バッテリ150と、PCU(Power Control Unit)160と、SMR(System Main Relay)170と、ECU(Electronic Control Unit)300とを備える。
ECU300は、車両1を制御する制御装置である。ECU300は、後述する各センサからの信号を受けるとともに、車両1の構成要素に制御信号を出力する。エンジン100は、たとえばガソリンエンジン、ディーゼルエンジン等の内燃機関である。
バッテリ150は、充放電可能に構成された蓄電装置である。バッテリ150には、たとえばリチウムイオン電池もしくはニッケル水素電池などの二次電池、または電気二重層キャパシタなどのキャパシタを採用することができる。バッテリ150には電池センサ152が取り付けられている。
電池センサ152は、電圧センサ、電流センサおよび温度センサを包括的に表わすものである。電圧センサは、バッテリの電圧VB(より具体的にはCCV(Closed Circuit Voltage))を検出する。電流センサは、バッテリ150に出入りする電流IBを検出する。温度センサは、バッテリ150の温度TBを検出する。各センサは、その検出値をECU300に送信する。
ECU300は、電池センサ152の検出値に基づいて、バッテリ150のSOCを推定する。詳細には、バッテリ150のSOCに対するOCV(開放電圧)の変化特性を予め求めておくことにより、OCVからSOCを推定することができる。OCVは、電圧センサによって検出されたバッテリ150の電圧VB(CCV)から算出される。言い換えると、ECU300は、バッテリ150のOCVを推定し、さらに、SOC−OCVカーブに基づいて、OCVからSOCを推定する。
PCU160は、第1MG110および第2MG120を駆動する。PCU160は、コンバータ161と、インバータ162,163とを含む。コンバータ161は、ECU300からの制御信号に基づいて、バッテリ150から供給される直流電圧を昇圧する。昇圧された直流電圧は、インバータ162,163に供給される。インバータ162,163の各々は、ECU300からの制御信号に基づいて、コンバータ161からの直流電力を交流電力に変換する。インバータ162,163で変換された交流電力は、第1MG110および第2MG120にそれぞれ供給される。
第1MG110は、インバータ162で変換された交流電力を用いて、エンジン100のクランクシャフト(図示せず)を回転させる。これにより、第1MG110はエンジン100を始動させる。また、第1MG110で生じた駆動力は、動力分割機構130を介して駆動輪140に伝達される。さらに、第1MG110は、動力分割機構130によって分割されたエンジン100の動力を用いて発電する。第1MG110で発電された交流電力は、PCU160で直流電力に変換することができる。これによりバッテリ150が充電される。
第2MG120は、インバータ163からの交流電力および第1MG110で発電された交流電力のうちの少なくとも一方を用いて、駆動輪140に駆動力を与える。また、第2MG120は回生制動によって発電する。第2MG120で発電された交流電力は、PCU160によって直流電力に変換することができる。これによりバッテリ150が充電される。
SMR170は、バッテリ150とPCU160との間に電気的に接続される。SMR170は、ECU300からの制御信号に基づいて、バッテリ150とPCU160との間での電力の供給と遮断とを切り替える。
車両1は、車両外部の外部機器500および電気機器510に給電可能に構成される。外部機器500および電気機器510は、車両1からの電力を用いて動作する機器であれば、特に限定されない。車両1は、車両外部に給電するための構成として、DC/AC変換器180と、アウトレット182と、リレー184と、接続部186とをさらに備える。
DC/AC変換器180は、ECU300からの制御信号に基づいて、バッテリ150またはPCU160からの直流電力を交流電力に変換する。DC/AC変換器180によって変換された交流電力は、アウトレット182に供給されるとともに、リレー184を介して接続部186に供給される。アウトレット182には、電気機器510の電源プラグ(図示せず)が挿入される。リレー184は、DC/AC変換器180と接続部186との間に電気的に接続される。リレー184は、ECU300からの制御信号に基づいて、DC/AC変換器180から接続部186への交流電力の供給と遮断とを切り替える。
接続部186は、たとえば専用のコネクタであって、車両1の外表面に設けられる。車両1からの交流電力は、接続部186および接続ケーブル520を介して外部機器500に供給される。
車両1は、車両外部からバッテリ150を充電するための構成として、AC/DC変換器190と、リレー192とをさらに備える。バッテリ150を充電する際には、外部機器500に代えて交流電力源(たとえば商用電源)が接続部186に電気的に接続される。
AC/DC変換器190は、ECU300からの制御信号に基づいて、接続部186からの交流電力を直流電力に変換する。これによりバッテリ150が充電される。リレー192は、AC/DC変換器190とバッテリ150との間に電気的に接続される。リレー192は、ECU300からの制御信号に基づいて、AC/DC変換器190からバッテリ150への直流電力の供給と遮断とを切り替える。
以上のような構成において、エンジン100の駆動が許可された状態で行なう走行を「HV走行」とも称する。一方、車両1は、エンジン100を停止させて、第2MG120の駆動力のみで走行することができる。エンジン100を停止させた状態で行なう走行を「EV走行」とも称する。
バッテリの充放電を行なうと、バッテリでは分極が生じることが知られている。バッテリに充電すると、分極電圧が正方向に大きくなる。一方、バッテリから放電すると、分極電圧が負方向に大きくなる。バッテリの充放電を停止すると、そのときに発生している分極電圧は、時間経過とともに徐々に減少する。このように、バッテリでは、充放電の使用履歴に基づくOCVのヒステリシス特性が存在する。そのため、SOCを精度良く推定するためには、このヒステリシス特性を考慮に入れることが重要である。
したがって、比較例および本実施の形態のSOC−OCVカーブは、バッテリのOCVのヒステリシス特性を考慮して定められる。まず、比較例のSOC−OCVカーブについて以下に詳細に説明する。なお、比較例に係る車両の構成は、本実施の形態に係る車両1の構成と同等であるため、詳細な説明は繰返さない。
比較例では、バッテリ150の分極電圧が正負のいずれであるかを判断するために電流積算値を用いる。比較例における電流積算値とは、イグニッションスイッチ200のオン(IG−ON)により充放電制御が開始されてから、イグニッションスイッチ200のオフ(IG−OFF)により充放電制御が終了されるまでに、バッテリ150に出入りする電流IBを積算した値である。
図2は、比較例におけるSOC−OCVカーブの一例を示す図である。図2を参照して、横軸はSOCを表わし、縦軸はOCVを表わす。比較例のSOC−OCVカーブは、充電側カーブCHG(実線で示す)と、放電側カーブDCHG(破線で示す)とを含む。
放電側カーブDCHGは、電流積算値が正の場合に対応する。一方、充電側カーブCHGは、電流積算値が負の場合に対応する。言い換えると、放電側カーブDCHGは、バッテリ150の放電時の特性を示し、充電側カーブCHGは、バッテリ150の充電時の特性を示す。破線の矢印で示すように、OCVからSOCを推定する場合に、どちらのカーブに従うかに応じてSOCの推定値が異なる。充電側カーブCHGでは、放電側カーブDCHGと比べて、同一のOCVに対するSOCが低い。なお、放電側カーブDCHGは「第1の曲線」に相当し、充電側カーブCHGは「第2の曲線」に相当する。
比較例では、電流積算値の正負に応じて充電側カーブCHGおよび放電側カーブDCHGのいずれか一方が選択される。選択されたカーブがその時点における実際のバッテリの充放電状態に一致している場合、すなわち、バッテリが充電状態のときに充電側カーブCHGが選択された場合、あるいはバッテリが放電状態のときに放電側カーブDCHGが選択された場合には、SOCの推定精度を向上させることができる。
しかしながら、電流積算値の正負は、その時点における実際のバッテリ150の充放電状態と一致しない場合がある。一例として、IG−OFF直前にエアコンディショナやオーディオで電力が消費されていると、IG−OFF時にはバッテリ150は放電状態である。したがって、放電側カーブDCHGを選択することが望ましい。ところが、IG−ONからIG−OFFまでの間、たとえばHV走行中にSOCを増加させるためにエンジン100を駆動させていた場合、あるいは回生制動によるバッテリ150の充電が頻繁に行われていた場合には、電流積算値が正になり得る。この場合、比較例では充電側カーブCHGが選択される。このように比較例では、望ましいカーブとは異なるカーブが選択され得る。その場合には、SOCの推定精度が大きく低下する。
また、比較例のECUでは、メモリに2種類のカーブが記憶されるので、SOCを推定するためのデータ量が増加する。したがって、大容量のメモリや高速のCPUが必要になる。
次に、本実施の形態におけるSOC−OCVカーブについて、比較例と対比しながら説明する。
図3は、本実施の形態におけるSOC−OCVカーブの一例を示す図である。図3を参照して、本実施の形態のカーブを太い実線で示す。また、比較例との対比のために、充電側カーブCHGを細い実線で示し、放電側カーブDCHGを破線で示す。ただし、これらの比較例のカーブは対比のためだけに示されており、本実施の形態においてECU300のメモリには、太い実線で示すカーブのみが記憶されている。
本実施の形態のSOC−OCVカーブは、SOCに応じて4つの領域に区分される。4つに区分された領域とは、SOCの低い順に低SOC領域、HV走行優先領域、EV走行優先領域および高SOC領域である。
ECU300は、ある瞬間のOCVからSOCを推定すると、SOCの推定値がどの領域に属するかを判断する。その後、ECU300は、上記のSOCの推定値が属する領域のカーブに従って、次の瞬間のSOCを推定し、推定値を更新する。
低SOC領域は、バッテリ150の充電が必要な領域であり、たとえばSOCが15%未満の領域である。低SOC領域において、SOC−OCVカーブは、充電側カーブCHGに一致するように定められる。充電側カーブCHGの方が放電側カーブDCHGよりも同一のOCVに対してSOCが低く推定されるので、低SOC領域では余裕を持ってSOCを低めに推定しておくことが望ましいためである。これにより、バッテリ150が過放電状態に至ることを防止できる。
HV走行優先領域は、HV走行が優先的に行なわれる領域であり、たとえばSOCが15%以上かつ30%未満の領域である。HV走行時には、バッテリ150の充電と放電とが頻繁に切り替わる。そのため、本実施の形態では、HV走行優先領域におけるSOC−OCVカーブは、充電側カーブCHGと放電側カーブDCHGとの間に位置するように定められる。この定め方については後により詳細に説明する。
EV走行優先領域は、EV走行が優先的に行なわれる領域であり、たとえばSOCが30%以上かつ85%未満の領域である。EV走行時には、一時的に回生制動によってバッテリ150が充電されることはあるが、基本的にはバッテリ150は放電状態にある。そのため、本実施の形態では、EV走行優先領域におけるSOC−OCVカーブは、放電側カーブDCHGに一致するように定められる。言い換えると、ECU300は、SOCがEV走行優先領域に属する場合には、放電側カーブDCHGに従ってSOCを更新する。
高SOC領域は、バッテリ150の放電が必要な領域であり、たとえばSOCが85%以上の領域である。高SOC領域において、SOC−OCVカーブは、放電側カーブDCHGに一致するように定められる。放電側カーブDCHGの方が充電側カーブCHGよりも同一のOCVに対してSOCが高く推定されるので、高SOC領域では余裕を持ってSOCを高めに推定しておくことが望ましいためである。これにより、バッテリ150が過充電状態に至ることを防止できる。
なお、SOC−OCVカーブの設定方法は上記の方法に限定されない。たとえば、低SOC領域におけるSOC−OCVカーブは、放電側カーブDCHGと一致するように定めてもよい。上述のように放電側カーブDCHGの方が充電側カーブCHGよりも同一のOCVに対してSOCが高く推定されるので、バッテリから放電可能なSOC領域を広くすることができる。同様に、高SOC領域におけるSOC−OCVカーブは、充電側カーブCHGと一致するように定めてもよい。これにより、バッテリに充電可能なSOC領域を広くすることができる。
図4は、図3に示すHV走行優先領域におけるSOC−OCVカーブの拡大図である。図4を参照して、SOCがHV走行優先領域に属する場合には、SOC−OCVカーブは、充電側カーブCHGと放電側カーブDCHGとの間の範囲内に位置するように定められる。
充電側カーブCHGと放電側カーブDCHGとの間には、上限カーブULおよび下限カーブLLが設定される。上限カーブULは、各SOCに対するOCVの上限値を規定するカーブである。下限カーブLLは、各SOCに対するOCVの下限値を規定するカーブである。HV走行優先領域において、SOC−OCVカーブは、上限カーブULと下限カーブLLとの間に位置するように定められることが好ましい。
図5は、図4に示す上限カーブULおよび下限カーブLLの設定方法を説明するための図である。図5を参照して、充電側カーブCHGと放電側カーブDCHGとの平均のOCVを示すカーブを平均カーブAVEと表わす(AVE=(CHG+DCHG)/2)。また、充電側カーブCHGと放電側カーブDCHGとの差のOCVを電圧ΔVと表わす(ΔV=CHG−DCHG)。
上限カーブUL上のOCVは、平均カーブAVE上のOCVにΔV/6を加算した値となるように定めることが好ましい。同様に、下限カーブLL上のOCVは、平均カーブAVE上のOCVからΔV/6を減算した値となるように定めることが好ましい。つまり、SOC−OCVカーブは、充電側カーブCHGと放電側カーブDCHGとの間の中央の1/3の範囲内に位置するように定めることが好ましい。
言い換えると、ECU300は、SOCがHV走行優先領域に属する場合には、下記式(1)を満たす曲線に従ってSOCを更新することが好ましい。ただし、DCHGは放電側カーブDCHG上のOCVを示し、CHGは充電側カーブCHG上のOCVを示す。
DCHG<OCV<CHG ・・・(1) また、下記式(2)および式(3)を満たす曲線に従ってSOCを更新することがより好ましい。これにより、SOCの推定精度を向上させることができる。
OCV≧(CHG+DCHG)/2−(CHG−DCHG)/6 ・・・(2)
OCV≦(CHG+DCHG)/2+(CHG−DCHG)/6 ・・・(3)
さらに、SOC−OCVカーブは、平均カーブAVEに一致するように定めることが一層好ましい。
比較例では、充電側カーブCHGおよび放電側カーブDCHGの2種類のカーブを準備する必要がある。これに対し、本実施の形態によればカーブは各領域に1種類で済む。そのため、SOCを推定するためのデータ量を削減することができる。また、本実施の形態によれば、カーブを選択するために電流積算値を算出する必要もない。したがって、大容量のメモリや高速のCPUを用いなくてよいので、コストを削減することができる。
さらに、本実施の形態によれば、SOCの領域毎に、その領域内でバッテリ150が取る可能性の高い充電あるいは放電の状態に適したカーブが定められる。したがって、充電側カーブCHGおよび放電側カーブDCHGのいずれか一方を使用する場合と比べて、SOCの推定精度を向上させることができる。
なお、「第1の領域」はEV走行優先領域であることが好ましく、「第2の領域」はHV走行優先領域であることが好ましい。ただし、「第1の領域」はバッテリの放電の頻度が充電の頻度よりも十分に高い領域であればよいので、「第1の領域」においてEV走行が行われることは必須ではない。また、各領域の数値範囲は一例を示すものに過ぎず、適宜変更可能である。
また、電気自動車の場合には、SOCが相対的に高い領域が「第1の領域」に相当し、SOCが相対的に低い領域が「第2の領域」に相当する。SOCが高い領域では、バッテリからの放電電力を用いて車両を走行させるので、放電側カーブDCHGを用いることが望ましい。一方、SOCが低い領域についても、放電側カーブDCHGを用いることも考えられる。しかし、たとえば、SOCが低い領域では高い領域と比べて、回生制動によるバッテリへの充電頻度を増加させる場合には、単に放電側カーブDCHGを用いるよりも、上記式(1)を満たすSOC−OCVカーブを用いることが望ましい。
また、バッテリ150の温度TBが低いと、バッテリ150の内部抵抗が増加するので、OCVが増加する。そのため、温度TB毎にSOC−OCVカーブを予め準備して、ECU300のメモリに記憶させてもよい。ECU300は、電圧センサによって検出されたCCVに基づいてOCVを推定するとともに、温度センサによって温度TBを検出する。そして、ECU300は、複数のSOC−OCVカーブのうち、検出した温度TBに対応するSOC−OCVカーブを選択し、さらにOCVからSOCを推定する。
上記の平均カーブならびに式(1)および式(2)に従ってSOC−OCVカーブを定めることによりSOCの推定精度が向上することを示す測定結果の一例について、以下に説明する。
図6は、各カーブに従ってSOCを推定した結果を示す図である。図6を参照して、OCVが3.55Vの場合に、充電側カーブCHGに従うSOCの推定値は20.2%である。同じく、上限カーブULに従うSOCの推定値は21.1%である。下限カーブLLに従うSOCの推定値は21.8%である。放電側カーブDCHGに従うSOCの推定値は22.7%である。
図7は、比較例のSOC−OCVカーブの誤差を説明するための図である。図8は、本実施の形態のSOC−OCVカーブの誤差を説明するための図である。
図7を参照して、比較例では、充電側カーブCHGに従うSOCの推定値は20.2%である。この場合に、たとえば回生制動による充電が頻繁に行なわれてバッテリ150が充電状態であれば、選択されたカーブがバッテリ150の状態に一致しているので、SOCの誤差は0となる。しかしながら、実際にはEV走行が主に行なわれてバッテリ150が放電状態であれば、SOCの誤差は2.5%となる。このように、比較例では、選択されるカーブがその時点における実際のバッテリ150の状態に一致しているか否かによって、SOCの誤差の範囲(誤差の最大値−最小値)が2.5%と大きくなる。なお、放電側カーブDCHGに従ってSOCを推定する場合についても同様であるため、詳細な説明は繰返さない。
これに対し、図8を参照して、本実施の形態において、平均カーブAVEと一致するようにSOC−OCVカーブを定めた場合には、SOCの推定値は21.5%である。そのため、もし、バッテリ150が充電状態であれば、SOCの誤差は1.3%である(21.5%−20.2%=1.3%)。一方、もし、バッテリ150が放電状態であれば、SOCの誤差は1.2%である(22.7%−21.5%=1.2%)。このように、平均カーブAVEと一致するようにSOC−OCVカーブを定めた場合には、誤差の最大値は1.3%であり、比較例と比べて小さい。また、誤差の範囲は0.1%と非常に小さい(1.3%−1.2%=0.1%)。
また、上限カーブULと一致するようにSOC−OCVカーブを定めた場合には、SOCの推定値は21.1%である。そのため、もし、バッテリ150が充電状態であれば、SOCの誤差は0.9%である(21.1%−20.2%=0.9%)。一方、もし、バッテリ150が放電状態であれば、SOCの誤差は1.6%である(22.7%−21.1%=1.6%)。つまり、誤差の最大値は1.6%であり、誤差の範囲は0.7%である(1.6%−0.9%=0.7%)。
同様に、下限カーブLLと一致するようにSOC−OCVカーブを定めた場合には、SOCの推定値は21.8%である。そのため、もし、バッテリ150が充電状態であれば、SOCの誤差は1.3%である(21.8%−20.2%=1.6%)。一方、もし、バッテリ150が放電状態であれば、SOCの誤差は0.9%である(22.7%−21.8%=0.9%)。つまり、誤差の最大値は1.6%であり、誤算の範囲は0.7%である(1.6%−0.9%=0.7%)。
このように、本実施の形態によれば、比較例と比べてSOCの誤差の最大値を小さくできることがわかる。具体的に、図6〜図8に示す例では、誤差の最大値(1.6%)を比較例における誤差の最大値(2.5%)の6割程度に低減できる(1.6%/2.5%=64%)。
また、SOCを推定することにより、バッテリの劣化の程度を推定することができる。SOCを用いたバッテリの劣化の推定方法について簡単に説明する。充放電時にバッテリに出入りする電荷量をSOCの変化量ΔSOCで除算することにより、その時点におけるバッテリの容量が求まる(容量=電荷量/ΔSOC)。さらに、その時点の容量を初期状態における容量で除算すると、容量維持率が求まる(容量維持率=容量/初期状態における容量)。容量維持率を100%から減算した値が、その時点でのバッテリの劣化率を示す(容量維持率+劣化率=100%)。
一例として、比較例および本実施の形態の各々において、SOCが図7および図8に示す推定値から85.0%になるまで、バッテリ150を充電する場合について説明する。
図7を再び参照して、比較例では、充電側カーブCHGに従ってSOCを推定した場合には、SOCは64.8%だけ増加する(ΔSOC=85.0%−20.2%=64.8%)。SOCの増加量ΔSOCに対するSOCの推定値の誤差は、最大で3.9%に相当する(2.5%/64.8%=3.9%)。なお、放電側カーブDCHGに従ってSOCを推定する場合についても同様であるため、詳細な説明は繰返さない。
これに対し、図8を参照して、本実施の形態によれば、平均カーブAVEと一致するようにSOC−OCVカーブを定めた場合には、SOCは63.5%だけ増加する(ΔSOC=85.0%−21.5%=63.5%)。SOCの誤差の最大値(1.3%)は、SOCの増加量ΔSOCの2.0%に相当する(1.3%/63.5%=2.0%)。
また、上限カーブULと一致するようにSOC−OCVカーブを定めた場合には、SOCは63.9%だけ増加する(ΔSOC=85.0%−21.1%=63.9%)。SOCの誤差の最大値(1.6%)は、SOCの増加量ΔSOCの2.5%に相当する(1.6%/63.9%=2.5%)。
同様に、下限カーブLLと一致するようにSOC−OCVカーブを定めた場合には、SOCは63.2%だけ増加する(ΔSOC=85.0%−21.8%=63.2%)。SOCの誤差の最大値(1.6%)は、SOCの増加量ΔSOCの2.5%に相当する(1.6%/63.2%=2.5%)。
このように、本実施の形態によれば、比較例と比べて、充放電によるSOCの変化量ΔSOCに対する誤差の割合が小さくすることができる。したがって、バッテリ150の劣化率の推定精度を向上させることができる。また、バッテリの充放電を高精度に管理することが可能になる。
最後に、再び図1および図3を参照して本実施の形態について総括する。ECU300は、第2MG120と、第2MG120の駆動電力を充放電可能なバッテリ150とを備える車両1の制御装置である。ECU300は、バッテリ150のOCVを推定し、さらに、バッテリ150のSOC−OCVカーブに基づいて、OCVからSOCを推定する。上記SOC−OCVカーブは、バッテリ150の放電時の特性を示す放電側カーブDCHGと、バッテリ150の充電時の特性を示す用いられる充電側カーブCHGとを含む。ECU300は、SOCがEV走行優先領域に属する場合には、放電側カーブDCHGに従ってSOCを更新する一方で、SOCがEV走行優先領域よりも低いHV走行優先領域に属する場合には、下記式(1)を満たすカーブに従ってSOCを更新する。式(1)において、DCHGは放電側カーブDCHG上のOCV、CHGは充電側カーブCHG上のOCVをそれぞれ示す。
DCHG<OCV<CHG ・・・(1)
好ましくは、車両1は、エンジン100をさらに備えたハイブリッド車両である。ECU300は、SOCがHV走行優先領域に属する場合には、下記式(2)および式(3)を満たす曲線に従って充電状態を更新する。
OCV≧(CHG+DCHG)/2−(CHG−DCHG)/6 ・・・(2)
OCV≦(CHG+DCHG)/2+(CHG−DCHG)/6 ・・・(3)
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 車両、100 エンジン、110 第1MG、120 第2MG、130 動力分割機構、140 駆動輪、150 バッテリ、152 電池センサ、161 コンバータ、162,163 インバータ、180 DC/AC変換器、190 AC/DC変換器、182 アウトレット、184,192 リレー、186 接続部、200 イグニッションスイッチ、300 ECU、500 外部機器、510 電気機器、520 接続ケーブル。

Claims (2)

  1. 回転電機と、前記回転電機の駆動電力を充放電可能な蓄電装置とを備える車両の制御装置であって、
    前記制御装置は、前記蓄電装置の開放電圧を推定し、さらに、前記蓄電装置の充電状態に対する前記開放電圧の変化特性に基づいて、前記開放電圧から前記充電状態を推定し、
    前記変化特性は、前記蓄電装置の放電時の特性を示す第1の曲線と、前記蓄電装置の充電時の特性を示す第2の曲線とを含み、
    前記制御装置は、前記充電状態が第1の領域に属する場合には、前記第1の曲線に従って前記充電状態を更新する一方で、前記充電状態が前記第1の領域よりも低い第2の領域に属する場合には、下記式(1)を満たす曲線に従って前記充電状態を更新し、
    前記式(1)において、OCVは前記開放電圧、DCHGは前記第1の曲線上の開放電圧、CHGは前記第2の曲線上の開放電圧をそれぞれ示す、車両の制御装置。
    DCHG<OCV<CHG ・・・(1)
  2. 前記車両は、内燃機関をさらに備えたハイブリッド車両であり、
    前記制御装置は、前記充電状態が前記第2の領域に属する場合には、下記式(2)および式(3)を満たす曲線に従って前記充電状態を更新する、請求項1に記載の車両の制御装置。
    OCV≧(CHG+DCHG)/2−(CHG−DCHG)/6 ・・・(2)
    OCV≦(CHG+DCHG)/2+(CHG−DCHG)/6 ・・・(3)
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