JP2015154066A - 電子装置及び樹脂膜 - Google Patents

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Abstract

【課題】異方性導電部材に含まれる粒子を減らすことにより、異方性導電部材及び電子装置のコストを下げる。【解決手段】電子装置10は、基板200、電子部品(部品)100、及び樹脂膜300を備えている。基板200は端子210を備えている。電子部品100は、端子210に接続している。樹脂膜300は、絶縁性の樹脂で形成されており、電子部品100を基板200に接続している。樹脂膜300は、導通領域310及び非導通領域320を有している。導通領域310は、樹脂膜300のうち複数の導電粒子が導入されている領域である。非導通領域320は、樹脂膜300のうち導電粒子及び他の粒子の双方が導入されていない領域である。そして、電子部品100の端子110は、導通領域310の導電粒子を介して、基板200の端子210に電気的に接続している。【選択図】図1

Description

本発明は、電子装置及び樹脂膜に関する。
電子装置を構成する2つの部材を電気的かつ機械的に接続する方法の一つに、異方性導電部材を用いる方法がある。異方性導電部材は、絶縁性の樹脂層に金属粒子などの導電粒子を導入したものである。
なお、特許文献1には、導通部分と絶縁部分とを有する異方性導電シートが開示されている。特許文献1において、導通部分には導電粒子が導入されており、絶縁部分には絶縁性の粒子が導入されている。特許文献1において、絶縁性の粒子を導入するのは、互いに接続される2つの電極の位置が温度変化によってずれることを抑制するため、と記載されている。また、特許文献1において、異方性導電シートには、点状の複数の絶縁部分が互いに離間して設けられている。
また、特許文献2には、異方性導電シートに識別用の切欠きを設けることが記載されている。この切欠きは、異方性導電シートの形状、構造、構成材料などを識別するために設けられている。
特開2000−11766号公報 特開平4−26008号公報
異方性導電部材の導電粒子は、異方性導電部材に導電性を持たせるために用いられている。しかし、異方性導電部材に導入された導電粒子の大部分は、導電性に寄与していないため、無駄になっている。
本発明が解決しようとする課題としては、異方性導電部材に含まれる粒子を減らして異方性導電部材及び電子装置のコストを下げること、及び異方性導電部材の無駄な使用を少なくすることが一例として挙げられる。
請求項1に記載の発明は、端子を有する基板と、
前記端子に接続する部品と、
前記部品を前記基板に接続し、絶縁性の樹脂からなる樹脂膜と、
を備え、
前記樹脂膜は、
前記端子に対向する領域に設けられ、導電粒子が導入されている導通領域と、
前記導電粒子及び他の粒子が導入されていない非導通領域と、
を有する電子装置である。
請求項7に記載の発明は、絶縁性の樹脂からなる樹脂層と、
前記樹脂層の一部であり、導電粒子が導入されている導通領域と、
を備えており、
前記樹脂層のうち前記導通領域以外の領域には、前記導電粒子及び他の粒子が導入されていない樹脂膜である。
第1の実施形態に係る電子装置の構成を示す平面図である。 図1から電子部品を取り除いた図である。 図2のA−A断面図である。 樹脂膜の製造方法を説明するための図である。 第2の実施形態に係る電子装置の構成を示す平面図である。 図5から導通部材を取り除いた図である。 実施例1に係る電子装置の構成を示す平面図である。 図7のA−A断面図である。 実施例2に係る電子装置の構成を示す平面図である。 図9のB−B断面図である。 実施例3に係る電子装置の構成を示す平面図である。 図11のC−C断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る電子装置10の構成を示す平面図である。図2は、図1の円αで囲った部分の電子部品100を取り除いた拡大図である。図3は、図2のA−A断面図である。本実施形態に係る電子装置10は、基板200、電子部品(部品)100、及び樹脂膜300を備えている。基板200は端子210を備えている。電子部品100は、端子210に接続している。樹脂膜300は、絶縁性の樹脂で形成されており、電子部品100を基板200に接続している。樹脂膜300は、導通領域310及び非導通領域320を有している。導通領域310は、樹脂膜300のうち複数の導電粒子が導入されている領域である。非導通領域320は、樹脂膜300のうち導電粒子及び他の粒子の双方が導入されていない領域である。そして、電子部品100の端子110は、導通領域310の導電粒子を介して、基板200の端子210に電気的に接続している。以下、詳細に説明する。
電子装置10は、例えばTVやスマートフォンなどの表示装置、又は照明などの発光装置である。発光部220(表示装置の場合は表示部)の周辺に電子部品100が隣の電子部品100とスペースSを保って並べられている。図1では、説明のためスペースSを広く取っているが、スペースSは非常に狭い(例えば0.05mm以上0.2mm以下)の場合もある。電子部品100は、例えば半導体パッケージ、抵抗素子、容量素子、及びインダクタなどのディスクリート部品、又は発光装置などである。基板100のうちの少なくともひとつは、発光部220を制御するICである。電子部品100は、基板200に対向する面に端子110を有している。端子110は、一つのみ設けられていても良いし、複数設けられていても良い。なお、電子装置10は、図1に示した例に限定されない。
基板200は、例えば回路基板や配線基板であるが、発光装置の基板であってもよい。後者の場合、基板200には、図示されていない発光素子が形成されている。この発光素子は、例えば有機EL素子やLED(Light Emitting Diode)である。基板200は、電子部品100の端子110に対向する領域に、端子210を有している。
樹脂膜300は、例えば異方性導電性樹脂において、一部の領域にのみ導電粒子を導入したものである。そして、導電粒子が導入された領域が導通領域310となり、導電粒子が導入されていない領域が非導通領域320となっている。導通領域310に含まれる導電粒子は、例えばニッケルなどの金属粒子の表面を、金などの他の金属でコーティングしたものである。非導通領域320は、導電粒子及び絶縁性の粒子の双方が含まれていない。導通領域310の面積は、非導通領域320の面積よりも大きい。ただし、導通領域310の面積は非導通領域320の面積よりも小さい場合もある。
図2及び図3に示す例において、樹脂膜300は、基板200のうち電子部品100と重なる領域の全面及びその周囲に設けられている。また、導通領域310は、樹脂膜300のうち端子110,210と重なる領域に設けられている。具体的には、電子部品100は矩形である。そして、端子110,210は電子部品100の4辺のうち互いに対向する2辺に沿って複数設けられている。この場合、導通領域310は、電子部品100のうち端子110,120が設けられている2辺のそれぞれに沿って設けられている。言い換えると、電子部品100のうち端子110が設けられていない2辺に平行な方向で見た場合、導通領域310と非導通領域320が繰り返し設けられている。なお、2つの導通領域310の間の領域にも導電粒子が導入され、導通領域310になっていてもよい。この場合、樹脂膜300は、導通領域310の周囲を非導通領域320が囲んだ構成になる。
そして、導通領域310及び非導通領域320が並んでいる方向において、非導通領域320の幅wは0.2mm以上、好ましくは1.0mm以上である。特に図2及び図3に示す例において、非導通領域320は樹脂膜300の縁に沿って設けられている。そして非導通領域320のうちこの縁に沿っている部分の幅も、0.2mm以上、好ましくは1.0mm以上になっている。そして非導通領域320のうち樹脂膜300の縁に沿って設けられている部分は、電子部品100の縁と重なっている。言い換えると、電子部品100の縁は導通領域310とは重なっていない。
図4は、樹脂膜300の製造方法を説明するための図である。まず、導電粒子を導入する前の樹脂膜300を剥離シート(例えば剥離紙)となる基材の上に形成する。この状態において、樹脂膜300はやわらかく、ノズルヘッド400のノズル410から樹脂膜300に向けて導電粒子を吐出することで、導通領域310が形成される。また、複数の樹脂膜300が互いに繋がって一枚の長い樹脂層になっている。なお、図4においては、説明のため、隣り合う樹脂膜300の境界を点線で示している。前記基材(剥離シート)には、導通領域310となるべき領域を示す印312が印刷されている。樹脂膜300は透光性を有しているため、印312は、樹脂膜300を介して視認可能になっている。印312は、線であっても良いし、点線であっても良い。点線の場合、各点が星形や丸であってもよい。
そして、樹脂膜300となる樹脂膜をノズルヘッド400の下を通過させつつ、画像認識やレーザセンサによって、印312がノズルヘッド400の下を通過するタイミングを認識する。そして、印312によって示された領域がノズルヘッド400の下を通過するときに、ノズルヘッド400のノズル410から導電粒子を吐出する。これにより、樹脂膜300には導通領域310及び非導通領域320が形成される。
その後、電子部品100を基板200に固定するときに、剥離シートから樹脂膜300を切り出し、基板200のうち電子部品100が搭載されるべき領域に貼り付ける。その後、電子部品100を基板200に押し付ける。これにより、電子部品100は基板200に固定され、また、電子部品100の端子110は、樹脂膜300の導通領域310を介して基板200の端子210に固定される。このとき剥離シートに視認可能な印312が印字されているため、基板200に樹脂膜300を固定する際に、画像処理や目視などで印312を利用し、使用する樹脂膜300の長さの員数管理を行うことができる。
以上、本実施形態によれば、電子部品100は、樹脂膜300によって基板200に固定されている。そして樹脂膜300のうち端子110,210が互いに対向する領域には導通領域310が形成されている。そして、樹脂膜300は非導通領域320を有している。非導通領域320には、導電粒子及び絶縁性粒子の双方が含まれていない。従って、樹脂膜300の製造コストを低くすることができる。その結果、電子装置10の製造コストを低くすることができる。
なお、図1では、一つの電子部品100と隣り合う電子部品100との間にスペースSを設けているが、スペースSを非常に小さく(例えば0.05mm以上0.2mm以下)することも可能である。従来のような異方性導電性樹脂では、導電粒子によるショートを防ぐためにスペースSを一定の幅必要であった。本実施形態に示した樹脂膜300では、非導通領域320には導電粒子及び絶縁性粒子の双方が含まれていないため、スペースSを実質的になくすこともできる。したがって、電子部品100を狭ピッチに並べることもでき、電子装置10の設計レイアウトの幅を広げると共に製造コストを低くすることができる。また、本実施形態に示した樹脂膜300を用いると、曲面を有する電子装置10、フレキシブルな電子装置10、円形など異形の電子装置10に対して電子部品100を実装することもできる。
また、樹脂膜300の非導通領域320は樹脂膜300の縁に形成されている。従って、樹脂膜300の導通領域310を介して電子部品100が他の部品と短絡することを抑制できる。また、樹脂膜300を切り出すときに、カッターは導電粒子及び絶縁粒子のいずれにも当たらない。従って、カッターの寿命を長くすることができる。また、従来の異方性導電性樹脂では、カッターによる切断箇所の導電粒子のばらつきが大きくなる。この点も、電子部品100の間に一定のスペースSを設けなければならない理由であった。しかし、本実施形態に示した樹脂膜300では、カッターによる導電粒子のばらつきが生じないため、スペースSを小さくする、もしくは実質的になくすこともできる。
また、電子部品100の縁は非導通領域320に重なっている。従って、電子部品100は、他の部品と短絡しにくい状態のままで、傾きにくくなる。
(第2の実施形態)
図5は、第2の実施形態に係る電子装置10の構成を示す平面図である。図6は、図5から導通部材102を取り除いた図である。本実施形態に係る電子装置10は、以下の点を除いて、第1の実施形態に係る電子装置10と同様の構成である。
まず、基板200には発光部220が形成されている。発光部220には、少なくとも一つの発光素子が形成されている。発光部220が表示部の場合、発光部220には複数の発光素子がマトリクス状に形成されている。また発光部220が照明装置の場合、発光部220が有する発光素子は、一つのみであっても良い。
基板200は、たとえばガラス基板や樹脂基板などの透明基板である。基板200は、可撓性を有していてもよい。この場合、基板200の厚さは、例えば10μm以上10000μm以下である。この場合においても、基板200は無機材料及び有機材料のいずれで形成されていてもよい。基板200は、例えば矩形などの多角形である。
基板200の端子210は、基板200に設けられた配線を介して、発光部220の発光素子に接続している。端子210は、樹脂膜300を介して導通部材102に接続している。導通部材102は、例えばFPC(Flexible printed circuits)やリード端子である。本図に示す例では、一つの導通部材102に複数の端子210が接続しているため、導通部材102はFPCである。
そして、樹脂膜300は、導通領域310及び非導通領域320を有している。本図に示す例において、複数の端子210は互いに近接して設けられている。そして、樹脂膜300のうち複数の端子210が集まっている領域と重なる部分は、導通領域310となっている。導通領域310は異方性導電樹脂として機能するため、複数の端子210は互いに短絡しない。そして非導通領域320は、導通領域310を取り囲んでいる。
本実施形態によっても、樹脂膜300は非導通領域320を有している。非導通領域320には、導電粒子及び絶縁性粒子の双方が含まれていない。従って、樹脂膜300の製造コストを低くすることができる。その結果、電子装置10の製造コストを低くすることができる。
(実施例1)
図7は、実施例1に係る電子装置10の構成を示す平面図であり、第1の実施形態における図2に対応している。図8は、図7のA−A断面図である。本実施例に係る電子装置10は、樹脂膜300の形状を除いて、第1の実施形態に係る電子装置10と同様の構成である。
本実施例において、電子部品100の端子110及び基板200の端子210は、電子部品100の互いに対向する2辺に沿って設けられている。そして樹脂膜300は、これら2辺のそれぞれに沿って設けられている。2つの樹脂膜300は、いずれも、導通領域310及び非導通領域320を有しており、互いに同様の形状を有している。導通領域310は、複数の端子210と重なる領域に位置しており、非導通領域320は導通領域310を囲んでいる。
本実施例によっても、電子装置10の製造コストを低くすることができる。また、電子部品100のうち端子110が形成されていない領域の下方には樹脂膜300を設けていないため、電子装置10の製造コストをさらに低くすることができる。
(実施例2)
図9は、実施例2に係る電子装置10の構成を示す平面図であり、実施例2における図5に対応している。図10は、図9のB−B断面図である。本実施例に係る電子装置10は、以下の点を除いて第2の実施形態に係る電子装置10と同様の構成である。なお、図10においては、端子110,210を省略している。
まず、基板200のうち導通部材102が取り付けられる辺の近くには、少なくとも一つの電子部品100が導通部材102に並んで取り付けられている。電子部品100の端子110は、樹脂膜300を介して基板200の端子210に接続している。そして、導通部材102及び電子部品100は、一つの樹脂膜300によって接続されている。言い換えると、樹脂膜300のうち電子部品100の端子110及び導通部材102の端子110に対向する部分は、いずれも導通領域310になっている。また、樹脂膜300のうち、導通部材102と電子部品100の間に位置する領域は、非導通領域320になっている。また、基板200に複数の電子部品100が取り付けられている場合、樹脂膜300のうち隣り合う電子部品100の間に位置する領域も非導通領域320になっている。
本実施例によっても、電子装置10の製造コストを低くすることができる。また、基板200には一枚の樹脂膜300を貼り付ければよいため、基板200に導通部材102及び電子部品100を取り付けるときの工程数は少なくなる。
(実施例3)
図11は、実施例3に係る電子装置10の構成を示す平面図であり、第2の実施形態における図5に対応している。図12は、図11のC−C断面図である。本実施例に係る電子装置10は、以下の点を除いて第2の実施形態又は実施例2に係る電子装置10と同様の構成である。図11,12は、第2の実施形態と同様の場合を示している。
本実施例において基板200には被覆膜230が設けられている。被覆膜230は、例えば酸化アルミニウム膜などの絶縁膜であり、例えばALD(Atomic Layer Deposition)法を用いて形成されている。被覆膜230の膜厚は、例えば10nm以上200nm以下である。被覆膜230は、発光部220、基板200、及び発光部220と端子210とを接続する配線を覆っている。ただし、被覆膜230は、端子210を覆っていない。なお、被覆膜230は、ALD法以外の成膜法、例えばCVD法を用いて形成されても良い。
そして、樹脂膜300の非導通領域320のうち樹脂膜300の縁に位置する部分の一部は、被覆膜230のうち端子210の周囲に位置する部分に接している。被覆膜230のうち端子210が、被覆膜230に設けられた開口内に位置している場合、非導通領域320は、被覆膜230の開口の縁の全周を覆っている。
本実施例によっても、電子装置10の製造コストを低くすることができる。また、被覆膜230の縁に樹脂膜300の非導通領域320が接しているため、被覆膜230の縁にクラックが入ったり、このクラックが被覆膜230の内側に進行することを抑制できる。
以上、図面を参照して実施形態及び実施例について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
10 電子装置
100 電子部品
102 導通部材
110 端子
200 基板
210 端子
220 発光部
230 被覆膜
300 樹脂膜
310 導通領域
320 非導通領域

Claims (7)

  1. 端子を有する基板と、
    前記端子に接続する部品と、
    前記部品を前記基板に接続し、絶縁性の樹脂からなる樹脂膜と、
    を備え、
    前記樹脂膜は、
    前記端子に対向する領域に設けられ、導電粒子が導入されている導通領域と、
    前記導電粒子及び他の粒子が導入されていない非導通領域と、
    を有する電子装置。
  2. 請求項1に記載の電子装置において、
    前記導通領域と前記非導通領域とが並んでいる方向において、前記非導通領域の幅は、0.2mm以上である電子装置。
  3. 請求項2に記載の電子装置において、
    前記非導通領域は、前記樹脂膜の縁に形成されている電子装置。
  4. 請求項3に記載の電子装置において、
    前記非導通領域は、前記部品の縁と重なっている電子装置。
  5. 請求項4に記載の電子装置において、
    並んで配置された複数の前記端子と、
    前記複数の端子に接続する複数の前記部品と、
    を備え、
    前記複数の端子は、ひとつの前記樹脂膜で前記複数の部品に接続されており、
    前記導通領域は、前記樹脂膜のうち前記複数の端子に対向する領域のそれぞれに設けられており、
    前記非導通領域は、前記樹脂膜のうち前記複数の端子の間に位置する領域に設けられている電子装置。
  6. 請求項5に記載の電子装置において、
    前記基板に形成された発光部と、
    前記基板に形成され、前記発光部を被覆する被覆膜と、
    を備え、
    前記端子は、前記発光部に電気的に接続し、
    前記非導通領域は、前記被覆膜に接している電子装置。
  7. 絶縁性の樹脂からなる樹脂層と、
    前記樹脂層の一部であり、導電粒子が導入されている導通領域と、
    を備えており、
    前記樹脂層のうち前記導通領域以外の領域には、前記導電粒子及び他の粒子が導入されていない樹脂膜。
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