JP2015153292A - アンケート処理装置、アンケート処理方法、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
例えば、設備機器の使用者として登録されている利用者の利用者端末に対して、節電を依頼する節電依頼メールを送信するシステムがある(例えば、特許文献1参照)。
図1に示す通り、アンケート処理システム1は、それぞれネットワークを介して接続されるアンケート処理装置100と、複数の利用者端末200と、複数の充電器300と、利用状況保管装置400とを備える。本実施形態において、複数の利用者端末200は、利用者端末201,202,203を含み、複数の充電器300は、充電器301,302,303を含む。なお、利用者端末200と充電器300の数は、それぞれ3つに限られない。
また、アンケート処理装置100は、アンケートへの回答と関連する操作を利用者端末200に入力した利用者に対してインセンティブを付与する。アンケート処理装置100は、アンケートへの回答と関連する操作と、付与されたインセンティブとを、利用者ごとに記憶部に書き込む。アンケート処理装置100は、記憶部に書き込まれた情報に基づき、アンケートの回答結果、又は、アンケートへの回答に関する操作内容とインセンティブとの対応関係等を求め、依頼メールの依頼による効果を評価するための情報を得る。
アンケート処理装置100は、通信部11と、CPU12と、記憶部13とを備える。
通信部11は、ネットワークを介して、利用者端末200、利用状況保管装置400から送信された情報を受信し、CPU12から入力する情報等を利用者端末200に送信する。
CPU12は、アンケート処理装置100による情報処理を制御する制御部であって、依頼作成部121と、依頼送信部122と、アンケート対象者抽出部123と、アンケート送信部124と、操作内容取得部125と、インセンティブ付与部126と、アンケート処理部127とを備える。
記憶部13には、依頼目標情報131と、依頼テーブル132と、利用者情報133と、利用状況テーブル134と、アンケート情報135と、インセンティブ条件情報136と、インセンティブテーブル137と、アンケートテーブル138と、が記憶される。
また、操作内容取得部125は、依頼メールを受信した利用者端末200に対して入力される利用者からの操作内容を取得する。この「利用者からの操作内容」には、利用者が依頼メールを確認したことを報告するための操作(以下、依頼メール確認操作という)と、事前アンケートに対する回答を送信する操作(以下、事前アンケート回答操作という)と、等を含む。
また、インセンティブ付与部126は、利用者に付与したインセンティブの内容を示す情報を、アンケート処理部127に出力するとともに、インセンティブテーブル137に書き込む。
依頼テーブル132には、依頼ナンバーに、依頼日時、対象エリア、依頼オプション等の依頼内容が対応付けられた情報が格納される。依頼日時とは、例えば、依頼内容において決められている充電施設の利用の抑制又は促進の実施が依頼される日時である。対象エリアとは、依頼内容において決められている対象エリアであって、例えば、充電器又は充電ステーションを特定する情報や住所等である。依頼オプションとは、依頼内容において決められている目標内容に対応する利用条件であって、例えば、充電速度等が規定されている。
利用状況テーブル134には、利用者IDに、利用日時、利用場所、充電電力量、充電速度等の利用状況が対応付けられた情報が格納される。利用日時、利用場所とは、利用者IDが示す利用者が充電施設を利用した日時、場所である。利用日時には、利用者が充電施設を利用した時間帯が含まれており、利用場所には、利用者が利用した充電器又は充電ステーションを示す情報が含まれている。充電電力とは、利用者が利用した充電施設から対象車両に供給された電力量である。充電速度とは、利用者が利用した充電施設から対象車両に充電するときの充電速度である。
インセンティブテーブル137には、利用者IDに、付与されたインセンティブを示す情報が対応付けられた情報が格納される。
アンケートテーブル138には、利用者IDに、依頼ナンバー、依頼確認の有無、事前アンケート回答の有無、事前アンケート結果、依頼結果、アンケートメール開封の有無、アンケート要求の有無、アンケート表示の有無、アンケート回答の有無、アンケート結果、インセンティブ等の以下に説明するアンケート処理等で利用可能な情報が格納される。図6において、○は各項目の要件を満たすことを示し、×は各項目の要件を満たさないことを示す。「依頼ナンバー」とは、利用者に配信された依頼メッセージM1に対応する依頼ナンバーである。「依頼確認」の項目は、依頼メール確認操作を利用者が入力したことを示す情報である。「事前アンケート回答」の項目は、事前アンケート回答操作を利用者が入力したことを示す情報である。「事前アンケート結果」の項目は、事前アンケートに対する回答結果を示す情報である。「依頼結果」の項目とは、依頼メールを受信した利用者端末200が依頼に従ったかどうかを示す情報である。「アンケートメール開封」の項目は、アンケートメール開封操作を利用者が入力したことを示す情報である。「アンケート要求」の項目は、アンケート要求操作を利用者が入力したことを示す情報である。「アンケート表示」の項目は、アンケート表示操作を利用者が入力したことを示す情報である。「アンケート回答」の項目は、アンケート回答操作を利用者が入力したことを示す情報である。「アンケート結果」の項目は、アンケートに対する回答結果を示す情報である。事前アンケート結果が1とは、1番の事前アンケート項目を選択して回答したことを、2とは、2番の事前アンケート項目を選択して回答したことを、それぞれ意味する。また、アンケート結果が1とは、1番のアンケート項目を選択して回答したことを、2とは、2番のアンケート項目を選択して回答したことを、それぞれ意味する。インセンティブは、依頼ナンバーが示す依頼により利用者に付与されたインセンティブを示す情報である。
利用者端末200は、通信部21と、CPU22と、記憶部23と、操作部24と、表示部25とを備える。
通信部21は、ネットワークを介してアンケート処理装置100と、情報の送受信を行う。
CPU22は、利用者端末200による情報処理を制御する制御部であって、通信部21を介してアンケート処理装置100から受信した情報を表示部25に表示させる。また、CPU22は、操作部24を介して入力された利用者からの操作内容を示す情報を、通信部21を介してアンケート処理装置100に送信する。
記憶部23は、利用者端末200を制御するための各情報を記憶する。
操作部24は、例えば、タッチパネル、キーボード、マウス等を含み、利用者から入力される操作内容を示す情報を、CPU22に出力する。
表示部25は、例えば、薄型ディスレイ等であり、CPU22による制御の下、アンケート処理装置100から受信した情報を表示する。
図示の通り、依頼メールには、依頼メッセージM1が記載されている。また、依頼メールには、依頼メッセージM1に示される依頼内容を確認したことをアンケート処理装置100に返信するための確認ボタンB1が表示されている。依頼メールは、依頼内容が示す対象日よりも前(例えば前日)に、利用者端末200に配信される。
依頼メールの確認ボタンB1が利用者によりクリックされた場合に、利用者端末200の操作部24は、依頼メール確認操作を受け付け、受け付けた操作内容を示す情報をCPU22に出力する。利用者端末200のCPU22は、受け付けた操作内容を示す情報を通信部21を介して、アンケート処理装置100に送信する。これにより、アンケート処理装置100は、依頼メール確認操作を入力した利用者に対して、メール確認ポイントP1を付与する。また、アンケート処理装置100は、依頼メール確認操作を入力した利用者の利用者端末200に対して、事前アンケート回答用のWEBページ(以下、事前アンケート回答用ページという)を送信する。利用者端末200は、事前アンケート回答用ページを表示する。
また、事前アンケート回答用ページには、事前アンケートに対する回答を送信する操作を受け付ける回答ボタンB2が表示されている。なお、回答ボタンB2は、選択欄が選択されていない場合、クリックできないようになっており、例えば、文字の色が反転した表示態様となっている。
事前アンケート回答用ページにおいて、いずれか一方の選択欄が選択され、回答ボタンB2が利用者によりクリックされた場合、利用者端末200の操作部24は、事前アンケート回答操作を受け付け、受け付けた操作内容と事前アンケート回答内容とを示す情報をCPU22に出力する。利用者端末200のCPU22は、受け付けた操作内容と事前アンケート回答内容とを示す情報を、通信部21を介して、アンケート処理装置100に送信する。これにより、アンケート処理装置100は、利用者端末200に対して、ポイント通知ページを送信する。また、アンケート処理装置100は、事前アンケート回答操作を入力した利用者に対して、アンケート回答ポイントP2を付与する。
利用者端末200が受信したアンケートメールの開封を指示するアンケートメール開封操作を利用者から受け付けた場合、利用者端末200の操作部24は、受け付けた操作内容を示す情報をCPU22に出力する。CPU22は、アンケートメール開封操作に基づき、記憶部23に記憶されているアンケートメールを読み出し、表示部25に表示させる。また、利用者端末200のCPU22は、受け付けた操作内容を示す情報を、通信部21を介してアンケート処理装置100に送信する。これにより、アンケート処理装置100は、アンケートメール開封操作を入力した利用者に対して、アンケートメール開封ポイントP3を付与する。
アンケートメールのURLが利用者によりクリックされた場合に、利用者端末200の操作部24は、アンケート要求操作を受け付け、受け付けた操作内容を示す情報をCPU22に出力する。利用者端末200のCPU22は、受け付けた操作内容を示す情報を、通信部21を介して、アンケート処理装置100に送信する。これにより、アンケート処理装置100は、アンケート要求操作を入力した利用者に対して、アンケート要求ポイントP4を付与する。また、利用者端末200は、アンケート要求操作を受け付け、アンケート回答用ページを表示させるための確認画面を、アンケートメールの上に重畳的に表示させる。
アンケート回答用ページにおいて、いずれか一方の選択欄が選択され、回答ボタンB3が利用者によりクリックされた場合、利用者端末200の操作部24は、アンケート回答操作を受け付け、受け付けた操作内容とアンケート回答内容とを示す情報をCPU22に出力する。利用者端末200のCPU22は、受け付けた操作内容とアンケート回答内容とを示す情報を、通信部21を介して、アンケート処理装置100に送信する。これにより、アンケート処理装置100は、利用者端末200に対して、ポイント通知ページを送信する。また、アンケート処理装置100は、アンケート回答操作を入力した利用者に対して、アンケート回答ポイントP6を付与する。
(ステップST101)
依頼作成部121は、記憶部13から、依頼目標情報131と依頼テーブル132に格納されている情報とを読み出し、充電器300の利用に関する依頼を作成する。例えば、依頼作成部121は、2014年1月20日の13:00〜15:00まで、○○地区において、電力量の抑制を依頼する依頼内容を作成する。
依頼作成部121は、作成した依頼ごとに依頼ナンバーを割り当て、依頼ナンバーと依頼内容とを対応付けて依頼テーブル132に書き込む。例えば、依頼作成部121は、ステップST101において作成した依頼に対して依頼ナンバー1を割り当て、図3に示す通り依頼テーブル132に書き込む。
(ステップST103)
依頼作成部121は、ステップST101で作成した依頼に基づき、依頼メッセージM1を記載した依頼メールを作成し、依頼送信部122に出力する。例えば、依頼作成部121は、図8に示すような依頼メールを作成し、依頼送信部122に出力する。
依頼送信部122は、記憶部13の利用者情報133を参照して、依頼作成部121から入力した依頼メールの配信対象者を抽出する。依頼送信部122は、例えば、依頼内容に含まれる○○地区において充電施設を利用する可能性のある利用者の利用者端末200を、依頼メールの配信対象者として抽出する。
依頼送信部122は、抽出した配信対象者の利用者端末200に対して、依頼作成部121が作成した依頼メールを、通信部11を介して送信する。依頼送信部122は、例えば、利用者ID001〜010が割り当てられた利用者の利用者端末200を配信対象者として抽出しており、これらに対して依頼メールを送信する。
(ステップST201)
アンケート処理部127は、依頼メールの確認ボタンB1が利用者にクリックされることにより、操作内容取得部125が依頼メール確認操作を取得したか否かを判定する。
依頼メールを受信した利用者端末200から、操作内容取得部125が依頼メール確認操作を取得している場合(ステップST201:YES)、アンケート処理部127は、依頼メール確認操作を取得している利用者端末200については、ステップST202の処理に進む。一方、依頼メール確認操作を取得していない利用者端末200については、ステップST205の処理に進む。例えば、操作内容取得部125は、利用者ID001〜008の利用者の利用者端末200から、依頼メール確認操作を取得したとする。この場合、アンケート処理部127は、利用者ID001〜008の利用者の利用者端末200については、ステップST202の処理に進む。
操作内容取得部125が依頼メール確認操作を取得したと判定した利用者端末200の利用者について、アンケート処理部127は、取得した操作内容に基づき、アンケートテーブル138を更新する。つまり、アンケート処理部127は、アンケートテーブル138の「依頼確認」の項目において、依頼メール確認操作を送信した利用者端末200の利用者(例えば、利用者ID001〜008)には○を対応付けて書き込む。利用者ID009,010には、何も書き込まれない。
インセンティブ付与部126は、インセンティブ条件情報136を参照して、操作に応じてインセンティブを付与するか否かを判定する。インセンティブ条件情報136において、依頼メール確認操作を入力した利用者に対してインセンティブを付与することが予め決められている場合、インセンティブ付与部126は、依頼メール確認操作を送信した利用者端末200の利用者に対して、依頼メール確認ポイントP1を付与する。例えば、インセンティブ付与部126は、利用者ID001〜008の利用者に対しては依頼メール確認ポイントP1を付与し、利用者ID009,010の利用者に対しては依頼メール確認ポイントP1を付与しない。
そして、アンケート処理部127が、付与されたインセンティブの内容に基づき、インセンティブテーブル137とアンケートテーブル138とを更新する。例えば、アンケート処理部127は、インセンティブテーブル137において、依頼メール確認操作を入力した利用者(例えば、利用者ID001〜008)には、依頼メール確認ポイントP1(例えば、1ポイント)を加算した値を書き込む。なお、アンケート処理部127は、利用者ID009,010のインセンティブについては更新しない。
次いで、アンケート処理部127は、事前アンケート回答用ページに表示された回答ボタンB2がクリックされることより、事前アンケートに対する回答を送信する事前アンケート回答操作を操作内容取得部125が取得したか否かを判定する。
アンケートメールを受信した利用者端末200から、操作内容取得部125が事前アンケート回答操作を取得している場合(ステップST205:YES)、アンケート処理部127は、事前アンケート回答操作を取得している利用者端末200については、ステップST206に進む。一方、事前アンケート回答操作を取得していない利用者端末200については、処理を終了する。
事前アンケート回答操作を操作内容取得部125が取得したと判定した利用者端末200の利用者について、アンケート処理部127は、取得した操作内容に基づき、アンケートテーブル138を更新する。つまり、アンケート処理部127は、アンケートテーブル138の「事前アンケート回答」の項目において、事前アンケート回答操作を送信した利用者端末200の利用者については、○を対応付けて書き込む。事前アンケート回答操作を送信しない利用者端末200の利用者については、何も書き込まれない。また、アンケート処理部127は、アンケートテーブル138の「事前アンケート結果」の項目において、事前アンケート項目1を選択する回答内容を送信した利用者端末200の利用者については、「1」を対応付けて書き込む。また、事前アンケート項目2を選択する回答内容を送信した利用者端末200の利用者については、アンケート処理部127が、アンケートテーブル138の「事前アンケート結果」の項目において、「2」を対応付けて書き込む。
インセンティブ付与部126は、インセンティブ条件情報136を参照して、操作に応じてインセンティブを付与するか否かを判定する。インセンティブ条件情報136において、事前アンケート回答操作を入力した利用者に対してインセンティブを付与することが予め決められている場合、インセンティブ付与部126は、事前アンケート回答操作を送信した利用者端末200の利用者に対して、事前アンケート回答ポイントP2を付与する。
そして、アンケート処理部127が、付与されたインセンティブの内容に基づき、インセンティブテーブル137とアンケートテーブル138とを更新する。例えば、アンケート処理部127は、インセンティブテーブル137において、事前アンケート回答操作を入力した利用者には、事前アンケート回答ポイントP2(例えば、1ポイント)を加算した値を書き込む。
(ステップST301)
アンケート対象者抽出部123は、記憶部13から読み出した利用状況テーブル134に格納されている情報に基づき、依頼メッセージM1を受信した複数の利用者端末200の中から、依頼に従った利用者の利用者端末200を抽出する。
アンケート処理部127は、アンケート対象者抽出部123により抽出された利用者に基づき、アンケートテーブル138を更新する。例えば、利用者ID002〜007,009,010の利用状況が依頼に対応しており、利用者ID001,008の利用状況の利用者が依頼に対応していないとする。この場合、アンケート処理部127は、アンケートテーブル138の「依頼結果」の項目において、利用者ID002〜007,009,010には○を対応付けて書き込み、利用者ID001,008には×を対応付けて書き込む。
次いで、アンケート送信部124は、依頼メールを送信した利用者端末200のそれぞれが、アンケート対象者抽出部123により抽出された利用者端末200(アンケート対象者)であるか否かを判定する。例えば、アンケート送信部124は、利用者ID002〜007,009,010の利用者がアンケート対象者であると判定する(ステップST303:YES)。
一方、アンケート送信部124は、利用者ID001,008の利用者がアンケート対象者でないと判定する(ステップST303:NO)。この場合、アンケート処理装置100のCPU12は、アンケート対象者でないと判定した利用者に対しては、以下の処理を実行しない。
アンケート送信部124は、アンケート対象者であると判定した利用者ID002〜007,009,010の利用者に対して、アンケート要求メッセージM2が記載されたアンケートメールを送信する。
そして、インセンティブ付与部126が、依頼に従ったことに対するインセンティブとして、依頼協力ポイントP7を付与する。例えば、インセンティブ付与部126は、利用者ID002〜007,009,010の利用者に対しては依頼協力ポイントP7を付与し、利用者ID001,008の利用者に対しては依頼協力ポイントP7を付与しない。
次いで、アンケート処理部127は、アンケートメールのURLが利用者にクリックされることより、操作内容取得部125がアンケート要求操作を取得したか否かを判定する。
アンケートメールを受信した利用者端末200から、操作内容取得部125がアンケート要求操作を取得している場合(ステップST306:YES)、アンケート処理部127は、アンケート要求操作を取得している利用者端末200については、ステップST307に進む。一方、アンケート要求操作を取得していない利用者端末200については(ステップST306:NO)、処理をステップST310に進む。
アンケート要求操作を操作内容取得部125が取得したと判定した利用者端末200の利用者について、アンケート処理部127は、取得した操作内容に基づき、アンケートテーブル138を更新する。つまり、アンケート処理部127は、アンケートテーブル138の「アンケート要求」の項目において、アンケート要求操作を送信した利用者端末200の利用者については、○を対応付けて書き込む。アンケート要求操作を送信しない利用者端末200の利用者については、何も書き込まれない。
インセンティブ付与部126は、インセンティブ条件情報136を参照して、操作に応じてインセンティブを付与するか否かを判定する。
インセンティブ条件情報136において、アンケート要求操作を入力した利用者に対してインセンティブを付与することが予め決められている場合(ステップST308:YES)、インセンティブ付与部126は、アンケート要求操作を送信した利用者端末200の利用者に対して、アンケート要求ポイントP4を付与する。
そして、アンケート処理部127が、付与されたインセンティブの内容に基づき、インセンティブテーブル137とアンケートテーブル138とを更新する。例えば、アンケート処理部127は、インセンティブテーブル137において、アンケート要求操作を入力した利用者には、アンケート要求ポイントP4(例えば、1ポイント)を加算した値を書き込む。
一方、インセンティブ条件情報136において、アンケート要求操作を入力した利用者に対してインセンティブを付与しないことが予め決められている場合(ステップST308:NO)、インセンティブは付与されない。
次いで、アンケート処理部127は、クリックしたアンケートメールのURLが示すアンケートWEBページの表示を許可するボタンがクリックされることより、アンケートの内容を表示させるアンケート表示操作を操作内容取得部125が取得したか否かを判定する。
アンケートメールを受信した利用者端末200から、操作内容取得部125がアンケート表示操作を取得している場合(ステップST310:YES)、アンケート処理部127は、アンケート表示操作を取得している利用者端末200については、ステップST311に進む。一方、アンケート表示操作を取得していない利用者端末200については(ステップST310:NO)、処理をステップST314に進む。
操作内容取得部125がアンケート表示操作を取得したと判定した利用者端末200の利用者について、アンケート処理部127は、取得した操作内容に基づき、アンケートテーブル138を更新する。つまり、アンケート処理部127は、アンケートテーブル138の「アンケート表示」の項目において、アンケート表示操作を送信した利用者端末200の利用者については、○を対応付けて書き込む。アンケート表示操作を送信しない利用者端末200の利用者については、何も書き込まれない。
インセンティブ付与部126は、インセンティブ条件情報136を参照して、操作に応じてインセンティブを付与するか否かを判定する。
インセンティブ条件情報136において、アンケート表示操作を入力した利用者に対してインセンティブを付与することが予め決められている場合(ステップST312:YES)、インセンティブ付与部126は、アンケート表示操作を送信した利用者端末200の利用者に対して、アンケート表示ポイントP5を付与する。
そして、アンケート処理部127が、付与されたインセンティブの内容に基づき、インセンティブテーブル137とアンケートテーブル138とを更新する。例えば、アンケート処理部127は、インセンティブテーブル137において、アンケート表示操作を入力した利用者には、アンケート表示ポイントP5(例えば、1ポイント)を加算した値を書き込む。
一方、インセンティブ条件情報136において、アンケート表示操作を入力した利用者に対してインセンティブを付与しないことが予め決められている場合(ステップST312:NO)、インセンティブは付与されない。
次いで、アンケート処理部127は、アンケートWEBページに表示された回答ボタンがクリックされることより、アンケートに対する回答を送信する操作アンケート回答操作を操作内容取得部125が取得したか否かを判定する。
アンケートメールを受信した利用者端末200から、アンケート回答操作を操作内容取得部125が取得している場合(ステップST314:YES)、アンケート処理部127は、アンケート回答操作を取得している利用者端末200については、ステップST315に進む。一方、アンケート回答操作を取得していない利用者端末200については(ステップST314:NO)、処理を終了する。
アンケート回答操作を操作内容取得部125が取得したと判定した利用者端末200の利用者について、アンケート処理部127は、取得した操作内容に基づき、アンケートテーブル138を更新する。つまり、アンケート処理部127は、アンケートテーブル138の「アンケート回答」の項目において、アンケート回答操作を送信した利用者端末200の利用者については、○を対応付けて書き込む。アンケート回答操作を送信しない利用者端末200の利用者については、何も書き込まれない。また、アンケート処理部127は、アンケートテーブル138の「アンケート結果」の項目において、回答1を選択するアンケートの回答内容を送信した利用者端末200の利用者については、1を対応付けて書き込む。また、回答2を選択するアンケートの回答内容を送信した利用者端末200の利用者については、アンケート処理部127が、アンケートテーブル138の「アンケート結果」の項目において、2を対応付けて書き込む。
インセンティブ付与部126は、インセンティブ条件情報136を参照して、操作に応じてインセンティブを付与するか否かを判定する。
インセンティブ条件情報136において、アンケート回答操作を入力した利用者に対してインセンティブを付与することが予め決められている場合(ステップST316:YES)、インセンティブ付与部126は、アンケート回答操作を送信した利用者端末200の利用者に対して、アンケート回答ポイントP6を付与する。
そして、アンケート処理部127が、付与されたインセンティブの内容に基づき、インセンティブテーブル137とアンケートテーブル138とを更新する。例えば、アンケート処理部127は、インセンティブテーブル137において、アンケート回答操作を入力した利用者には、アンケート回答ポイントP6(例えば、1ポイント)を加算した値を書き込む。
一方、インセンティブ条件情報136において、アンケート回答操作を入力した利用者に対してインセンティブを付与しないことが予め決められている場合(ステップST316:NO)、インセンティブは付与されない。
また、依頼メールは、デマンドレスポンスに応じた依頼に限られず、例えば、積極的な充電器300の利用を喚起させる利用促進メールやプロモーションメールでもよい。
さらに、アンケート処理装置100は、依頼メールやアンケート情報を利用者端末200に送信する際、メールやWEBページに限られず、投稿情報を時系列に表示させるアプリケーションにより利用者端末200に表示させる方法であってもよい。
この構成により、例えば、充電設備の利用を抑制する依頼が通知された利用者が、依頼の時間帯において充電設備を利用しなかった場合、依頼に従って利用しなかったのか、あるいは、偶然利用しかなったのかを、アンケートで確認することができる。このため、充電設備の利用に関する依頼を利用者に通知したときの依頼の効果を評価するための情報を得ることができる。
この構成により、アンケートの回答を取得する可能性を高めることができる。
この構成により、アンケートの回答画面まで利用者を誘引する可能性を高めることができる。
この構成によっても、アンケートの回答画面まで利用者を誘引する可能性を高めることができる。
この構成によって、アンケート項目に回答した利用者に対してのみ、インセンティブを付与することができる。
この構成により、インセンティブによる効果を評価するための情報を得ることができる。
この構成により、依頼に対してどのように行動しようとするのか、利用者の将来の行動に対する意識を、アンケートで確認することができる。このため、充電設備の利用に関する依頼を利用者に通知したときの依頼による効果を評価するための情報を得ることができる。
この構成により、例えば、依頼に従う可能性の高い利用者の利用者端末200に絞って、依頼メールを送信することができる。
この構成により、アンケートへの回答と関連する操作の履歴を利用者ごとに取得することができる。
この構成により、アンケートの回答だけではなく、アンケートへの回答に関する操作内容から、依頼による効果を判断することができる。本実施形態のように、利用者のアンケートへの回答に関する操作内容が段階的に決められている場合に特に有効である。
この構成により、インセンティブによるアンケートの効果を評価するための情報を得ることができる。
200 利用者端末
300 充電器
400 利用状況保管装置
11 通信部
12 CPU
13 記憶部
121 依頼作成部
122 依頼送信部
123 アンケート対象者抽出部
124 アンケート送信部
125 操作内容取得部
126 インセンティブ付与部
127 アンケート処理部
131 依頼目標情報
132 依頼テーブル
133 利用者情報
134 利用状況テーブル
135 アンケート情報
136 インセンティブ条件情報
137 インセンティブテーブル
138 アンケートテーブル
M1 依頼メッセージ
M2 アンケート要求メッセージ
M3 アンケート内容メッセージ
B1 確認ボタン
B2 回答ボタン
B3 回答ボタン
P1 依頼メール確認ポイント
P2 事前アンケート回答ポイント
P3 アンケートメール開封ポイント
P4 アンケート要求ポイント
P5 アンケート表示ポイント
P6 アンケート回答ポイント
P7 依頼協力ポイント
Claims (13)
- 利用者と対応付けられた対象車両による充電施設の利用状況を示す利用状況情報を参照して、前記充電施設の利用に関する依頼が通知された複数の利用者端末の中から、前記充電施設の利用状況が前記依頼に対応している利用者の利用者端末を抽出するアンケート対象者抽出部と、
前記アンケート対象者抽出部が抽出した利用者端末に対して、前記依頼に意識的に従ったかどうかのアンケートに回答するためのアンケート情報を送信するアンケート送信部と、
前記アンケート情報を受信した前記利用者端末に対して入力される利用者からの操作内容を取得する操作内容取得部と、
前記操作内容取得部が取得した前記操作内容に基づき、前記アンケート情報を受信した複数の利用者端末の中から、前記アンケートへの回答と関連する操作が入力された前記利用者端末を抽出し、抽出した利用者端末の利用者に対してインセンティブを付与するインセンティブ付与部と、
を備えることを特徴とするアンケート処理装置。 - 前記インセンティブ付与部は、前記アンケートに対する回答を送信する操作が入力された利用者端末の利用者に対して、インセンティブを付与することを特徴とする請求項1に記載のアンケート処理装置。
- 前記インセンティブ付与部は、前記アンケートの内容の送信を要求する操作が入力された利用者端末の利用者に対して、インセンティブを付与することを特徴とする請求項1又は2に記載のアンケート処理装置。
- 前記インセンティブ付与部は、前記アンケート情報を表示させる操作が入力された利用者端末の利用者に対して、インセンティブを付与することを特徴とする請求項1から3のうちいずれか一項に記載のアンケート処理装置。
- 前記アンケート送信部は、
前記アンケート情報として、所定のアンケート項目が記載され、全てのアンケート項目に回答したことを条件に前記アンケートに対する回答を送信する操作を入力可能とする操作アイコンが表示されるWEBページを送信することを特徴とする請求項1から4のうちいずれか一項に記載のアンケート処理装置。 - 前記アンケート送信部は、
前記アンケート情報として、前記依頼に従った場合におけるインセンティブの付与が目的で前記依頼に意識的に従ったのかどうかを回答させるアンケート情報を送信することを特徴とする請求項1から5のうちいずれか一項に記載のアンケート処理装置。 - 前記依頼を通知する依頼メールとして、前記依頼に従う予定かどうかの事前アンケートに回答するための事前アンケート情報を追加した依頼メールを作成する依頼作成部をさらに備え、
前記インセンティブ付与部は、前記事前アンケートに対する回答を送信する操作が入力された利用者端末の利用者に対して、インセンティブを付与することを特徴とする請求項1から6のうちいずれか一項に記載のアンケート処理装置。 - 前記操作内容取得部が取得した前記操作内容に基づき、前記依頼が通知可能な複数の利用者端末の中から、前記アンケートへの回答と関連する操作が入力された前記利用者端末を抽出し、抽出した利用者端末のうちの少なくとも一部に対して、前記依頼を通知する依頼送信部をさらに備えることを特徴とする請求項1から7のうちいずれか一項に記載のアンケート処理装置。
- 前記操作内容を前記利用者ごとに記憶する記憶部を、前記操作内容取得部が取得した前記操作内容に基づき更新するアンケート処理部をさらに備えることを特徴とする請求項1から8のうちいずれか一項に記載のアンケート処理装置。
- 前記アンケート処理部は、
前記アンケートへの回答に関する操作内容に基づき、前記依頼による効果を評価するための情報を求めることを特徴とする請求項9に記載のアンケート処理装置。 - 前記アンケート処理部は、
各利用者に付与された前記インセンティブと、前記アンケートへの回答に関する操作内容との対応関係に基づき、前記依頼による効果を判断するための情報を求めることを特徴とする請求項10に記載のアンケート処理装置。 - 利用者と対応付けられた対象車両による充電施設の利用状況を示す利用状況情報を参照して、前記充電施設の利用に関する依頼が通知された複数の利用者端末の中から、前記充電施設の利用状況が前記依頼に対応している利用者の利用者端末を抽出するアンケート対象者抽出ステップと、
前記アンケート対象者抽出ステップにより抽出された利用者端末に対して、前記依頼に意識的に従ったかどうかのアンケートに回答するためのアンケート情報を送信するアンケート送信ステップと、
前記アンケート情報を受信した前記利用者端末に対して入力される利用者の操作内容を取得する操作内容取得ステップと、
前記操作内容取得ステップにより取得された前記操作内容に基づき、前記アンケート情報を受信した複数の利用者端末の中から、前記アンケートへの回答と関連する操作が入力された前記利用者端末を抽出し、抽出した利用者端末の利用者に対して、前記操作に応じてインセンティブを付与するインセンティブ付与ステップと、
を備えることを特徴とするアンケート処理方法。 - コンピュータを、
利用者と対応付けられた対象車両による充電施設の利用状況を示す利用状況情報を参照して、前記充電施設の利用に関する依頼が通知された複数の利用者端末の中から、前記充電施設の利用状況が前記依頼に対応している利用者の利用者端末を抽出するアンケート対象者抽出手段、
前記アンケート対象者抽出手段が抽出した利用者端末に対して、前記依頼に意識的に従ったかどうかのアンケートに回答するためのアンケート情報を送信するアンケート送信手段、
前記アンケート情報を受信した前記利用者端末に対して入力される利用者の操作内容を取得する操作内容取得手段、
前記操作内容取得手段が取得した前記操作内容に基づき、前記アンケート情報を受信した複数の利用者端末の中から、前記アンケートへの回答と関連する操作が入力された前記利用者端末を抽出し、抽出した利用者端末の利用者に対して、前記操作に応じてインセンティブを付与するインセンティブ付与手段、
として機能させるためのプログラム。
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