JP2015153233A - 広告配信システム、広告配信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの作業を妨げることなく、効果的な広告を配信することができる広告配信システム及び広告配信方法を提供する。
【解決手段】音声広告を含む広告をネットワークを介して接続される電子機器へ配信可能な管理サーバは、電子機器の機器情報と、ユーザのユーザ属性情報とが対応づけられた電子機器の使用履歴を記憶する使用履歴記憶手段と、配信する広告の顧客情報を記憶する顧客情報記憶手段と、使用履歴記憶手段によって記憶される使用履歴に、顧客情報記憶手段によって記憶される顧客情報に合致するユーザが存在する電子機器を検索する電子機器検索手段と、電子機器検索手段によって検出された電子機器へ広告を配信する広告配信手段とを有し、電子機器は、管理サーバから配信された広告を記憶する広告記憶手段と、広告記憶手段によって記憶された広告を出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、広告配信における制御技術に関する。
昨今、広告のデジタル化が進み、デジタル化した広告を配信し、配信先の装置で表示させることができる。
例えば、音声広告を作成し、ユーザへ提供する技術が既に知られている(例えば特許文献1〜3等を参照)。
また、ユーザの嗜好に合致した広告データを印刷データにマージする技術が既に知られている(例えば特許文献4〜5等を参照)。
デジタル化された広告の画像データを職場で利用しているMFP(Multifunction Peripheral)などの画像作成装置に表示させた場合、ユーザが表示されている広告を閲覧することでユーザの作業を中断させ、ユーザの作業の効率を妨げることになるという問題があった。
特許文献1〜3に記載の音声広告を配信する技術は、ユーザが広告を閲覧する必要がないことからユーザの作業を中断させることなく広告を配信することができる。
しかしながら、音声広告は、広告に興味のあるユーザにとって有益であるが、興味のないユーザにとって耳障りとなり、効果的な広告であるとはいえないという問題があった。
本発明は、上記の従来の問題点に鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、ユーザの作業を妨げることのなく、効果的な広告を配信することができる広告配信システム及び広告配信方法を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明にあっては、音声広告を含む広告をネットワークを介して接続される電子機器へ配信可能な管理サーバと、前記管理サーバより配信された前記広告を受信可能な前記電子機器を備える広告配信システムであって、前記管理サーバは、前記電子機器の機器情報と、ユーザのユーザ属性情報とが対応づけられた前記電子機器の使用履歴を記憶する使用履歴記憶手段と、配信する前記広告の顧客情報を記憶する顧客情報記憶手段と、使用履歴記憶手段によって記憶される前記使用履歴に、前記顧客情報記憶手段によって記憶される前記顧客情報に合致するユーザが存在する電子機器を検索する電子機器検索手段と、前記電子機器検索手段によって検出された前記電子機器へ前記広告を配信する広告配信手段とを有し、前記電子機器は、前記管理サーバから配信された前記広告を記憶する広告記憶手段と、前記広告記憶手段によって記憶された前記広告を出力する広告出力手段を有する。
本発明にあっては、広告を配信するユーザの作業を妨げることなく、効果的な広告をユーザに提供することができる。
本発明の一実施形態における音声広告配信システムのシステム構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態におけるMFPのハードウエア構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態における会員情報管理サーバのハードウエア構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態における音声広告配信システムの機能構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態における配信音楽選択画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態におけるMFP情報登録画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態におけるプリンタドライバのインストール画面及び会員情報登録画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態における情報処理が表示するバナー画像一覧及び広告画像の一例を示す図である。 本発明の一実施形態における会員情報管理サーバに記憶される会員情報の一例を示す図である。 本発明の一実施形態におけるMFP情報記憶手段に記憶されるMFP情報の一例を示す図である。 本発明の一実施形態における履歴管理サーバに記憶される履歴情報の一例を示す図である。 本発明の一実施形態における事業者登録画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態における広告登録画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態における広告管理サーバの広告記憶手段に記憶される広告情報の一例を示す図である。 本発明の一実施形態におけるユーザによるMFP利用から履歴管理サーバにてMFPの利用履歴を保存するまでの流れを示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態における事業者による広告投稿からMFPにて音声広告を再生するまでの流れを示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態におけるMFPによる音声広告及び音楽の再生の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態におけるMFPが再生する音声広告が再生可能か否かの判断処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態における情報処理装置でのバナー画像取得から広告画像印刷までの流れを示すシーケンス図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
<システム構成>
図1は、本発明の実施形態における音声広告配信システムのシステム構成の一例を示す図である。図1に示されるように、音声広告配信システムは、MFP1a、1b、・・・1n(それぞれを区別しない場合「MFP1」という。)と、情報処理装置2と、広告配信管理サーバ群に含まれる会員情報管理サーバ3、MFP管理サーバ4、履歴管理サーバ5、事業者情報管理サーバ6、広告管理サーバ7、音楽配信サーバ8と、事業者管理サーバ9とを有する。
MFP1と情報処理装置2とは、LAN(Local Area Network)等のネットワークN1を介して接続されている。MFP1と情報処理装置2とは、音声広告配信システムによって広告の提供を受けるユーザ(会員)により使用される。
広告配信管理サーバ群に含まれる会員情報管理サーバ3、MFP管理サーバ4、履歴管理サーバ5、事業者情報管理サーバ6、広告管理サーバ7、音楽配信サーバ8は、それぞれLAN等のネットワークN2に接続されている。
事業者管理サーバ9は、それぞれLAN等のネットワークN3に接続されている。事業者管理サーバ9は、音声広告配信システムにより広告の配信を行う広告配信元の事業者により使用される。
ネットワークN1と、ネットワークN2と、ネットワークN3とは、インターネット等のネットワークN4を介して相互に通信可能である。
MFP1は、電子機器の一例であって、印刷、スキャン、コピー及びファクシミリ等の機能のうち、少なくとも印刷機能を含む一以上の機能を一台の筐体によって実現する画像処理装置である。また、本発明の一実施形態におけるMFP1は、音声広告及びバナー画像に関するデータが記憶されている。
情報処理装置2は、例えばユーザに使用されるPC(Personal Computer)やタブレット、スマートフォン等の情報処理端末である。情報処理装置2には、MFP1を用いて印刷を行うためのプリンタドライバがインストールされる。
次に広告配信管理サーバ群に含まれる各サーバ装置について説明する。
会員情報管理サーバ3は、ユーザ識別情報(会員ID)及びパスワード等のユーザ情報並びにユーザの属性情報を記憶する情報処理装置である。なお、会員情報管理サーバ3は、NAS(Network Attached Storage)等のネットワークに接続されたストレージ(ファイルサーバ)であってもよい。
MFP管理サーバ4は、MFP1の設置場所等に関する情報を記憶する情報処理装置である。MFP管理サーバ4は、NAS等により構築されてもよい。
履歴管理サーバ5は、MFP1を使用したユーザの使用履歴に関する利用履歴を記憶する情報処理装置である。MFP管理サーバ4は、NAS等により構築されてもよい。
事業者情報管理サーバ6は、広告を提供する事業者及び事業者に対する課金情報を管理する情報処理装置である。事業者情報管理サーバ6は、NAS等により構築されてもよい。
広告管理サーバ7は、ユーザに提供する広告に関する情報(広告情報)を記憶する情報処理装置である。広告管理サーバ7は、NAS等により構築されてもよい。
音楽配信サーバ8は、ユーザに提供する音楽を記憶する情報処理装置である。音楽配信サーバ8は、NAS等により構築されてもよい。
なお、広告配信管理サーバ群に含まれる、会員情報管理サーバ3、MFP管理サーバ4、履歴管理サーバ5、事業者情報管理サーバ6、広告管理サーバ7、及び音楽配信サーバ8は、それぞれの装置が備える機能を一台の装置に集約させるような構成としてもよいし、一以上の装置に各機能を分散させるような構成としてもよい。
次に広告の提供元である事業者が使用する装置を説明する。
事業者管理サーバ9は、事業者が管理する情報処理装置である。事業者管理サーバ9には、広告に関する画面データが記憶されており、情報処理装置2のWebブラウザからの要求に基づき画面データを提供する。
<ハードウエア構成>
≪MFP≫
図2は、本発明の実施形態におけるMFP1のハードウエア構成の一例を示す図である。
MFP1は、コントローラ100と、操作パネル110と、記憶メディアI/F(Interface)120と、データ通信I/F130と、HDD(Hard Disk Drive)140と、USB I/F150と、スキャナ160と、プロッタ170とを有し、それぞれPCI(Peripheral Component Interconnect)バス180で相互に接続されている。
コントローラ100は、ROM(Read Only Memory)101、RAM(Random Access Memory)102及びCPU103を有しており、ROM101は、MFP1が起動されるときに実行されるプログラムや各種データを格納している。また、RAM102は、ROM101やHDD140から読み出された各種プログラムやデータを一時保持する。
操作パネル110は、入力装置111と表示装置112とを有しており、入力装置111は、ハードウェアキー等で構成され、MFP1に各操作信号を入力するのに用いられる。また、表示装置112は、ディスプレイ等で構成され、例えば画像形成動作に関する各種情報を表示する。
記憶メディアI/F120は、ドライブ装置121を有しており、ドライブ装置121に記録媒体122がセットされると、記録媒体122に記録される各種データがドライブ装置121を介してHDD140に格納される。
データ通信I/F130は、インタフェース装置131を有しており、MFP1をネットワークN1等のデータ伝送路に接続するインタフェースである。
HDD140は、MFP1で取り扱われる受信文書データや読み取り画像データ等の各種データを格納している。また、HDD140は、これらの各種データを、所定のファイルシステムやDB(Data Base)により管理している。HDD140に格納される各種データの中には、例えば、スマートフォンやデジタルカメラ等の外部機器によって記録された電子データも含まれる。このような場合には、SDカード等の記録媒体122によってMFP1に提供されたり、データ伝送路であるネットワーク等を通じてアップロードされたりする。
USB I/F150は、USB(Universal Serial Bus)ホスト151を有しており、USBホスト151は、USBケーブルを介して、各種装置と接続する。USBホスト151は、各種装置と通信するための物理的・電気的I/Fを制御する機能及びUSBプロトコルを制御する機能を有する。
スキャナ160は、画像読取装置161を有しており、読み取り面に配置された原稿を光学的に読み取り画像データを生成する。
プロッタ170は、印刷装置171を有しており、例えば、電子写真プロセス方式によってビットマップイメージを記録紙に印刷する。
このように、本発明の実施形態におけるMFP1では、上記ハードウエア構成により、コピー、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ等の複数の機能、情報検索機能及び通信機能等を実現している。
≪会員情報管理サーバ≫
図3は、本発明の実施形態における会員情報管理サーバ3のハードウエア構成の一例を示す図である。
会員情報管理サーバ3は、会員情報管理サーバ3の全体の動作を制御するCPU301、IPL(Initial Program Loader)等のCPU301の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM302、CPU301のワークエリアとして使用されるRAM303、管理端末用のプログラム等の各種データ等を記憶するHD304、CPU301の制御にしたがってHD304に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するHDD305、フラッシュメモリ等の記録メディア306に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ307、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字又は画像等の各種情報を表示するディスプレイ308、ネットワークを利用してデータ通信するためのネットワークI/F309、文字、数値、各種指示等の入力のための複数のキーを備えたキーボード310、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動等を行うマウス311、着脱可能な記録媒体の一例としてのCD−ROM313に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するCD−ROMドライブ312、外部機器を接続するための外部機器I/F314並びに上記各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン315を備えている。
このように、本発明の実施形態における会員情報管理サーバ3では、上記ハードウエア構成により、MFP1との通信機能及び情報記憶機能等を実現している。
なお、情報処理装置2、MFP管理サーバ4、履歴管理サーバ5、事業者情報管理サーバ6、広告管理サーバ7、音楽配信サーバ8、及び事業者管理サーバ9は、会員情報管理サーバ3と同様のハードウエア構成を有していればよい。
<機能構成>
図4は、本発明の一実施形態における音声広告システムの機能構成例を示す図である。
≪MFP≫
MFP1は広告通知手段11、配信広告受信手段12、配信広告記憶手段13、配信音楽記憶手段14、音声広告出力手段15、MFP操作手段16、MFP機能実行手段17、MFP情報設定手段18、利用履歴通知手段19を有する。
広告通知手段11は情報処理装置2から送信要求を受けた広告のバナー画像を要求元の情報処理装置2へ送信する機能である。
配信広告受信手段12は広告管理サーバ7から送信される音声広告データ、バナー画像などを含む広告情報の受信を行う。
配信広告記憶手段13は配信広告受信手段12によって受信された広告情報を記憶する。
配信音楽記憶手段14は、音楽配信サーバ8で配信が可能な音楽の音楽ジャンル、音楽名、及び配信可能な音楽のストリーミングデータのURL情報などが記憶されている。
音声広告出力手段15は配信された音楽と音声広告を再生する。音楽の再生は、音声広告出力手段15が配信音楽記憶手段14に記憶されているURL情報から該当する音楽のストリーミングデータを取得し、再生する。
音声広告出力手段15にて再生する音楽は配信音楽選択画面にて決定される。図5は、MFP表示される配信音楽選択画面例を示す図である。図5に示すように、まず、音楽のジャンルを選択する画面が表示され、ユーザは配信を希望する音楽ジャンルを選択する。音楽ジャンルを選択後、図5に示すように、該当する音楽ジャンルの音楽の一覧が表示される。ユーザはその中から配信を希望する音楽を選択する。
音声広告の再生は、配信広告記憶手段13から音声広告を取得し、再生する。音声広告の再生は、所定の周期で再生中の音楽を停止させて行われる。また、音声広告出力手段15は、音声広告の再生前に音声広告が再生可能か否かを広告管理サーバ7へ問い合わせる。なお、音声広告を再生する手順は後述する。
MFP操作手段16は、操作パネル110へMFP1で実行可能な機能の表示及び会員ID、パスワードの入力画面の表示を行う。MFP操作手段16が表示するMFP1で実行可能な機能には、コピー、FAX、再生する音楽の選択、広告のバナー画像の表示などがある。また、MFP操作手段16は、ユーザにより選択された機能の実行をMFP機能実行手段17へ要求する。
MFP機能実行手段17は、MFP操作手段16により要求されたMFP機能を制御する。また、MFP機能実行手段17はMFP操作手段16により受け付けたユーザの会員IDやパスワードの認証を会員情報管理サーバ3へ要求する。
MFP情報設定手段18は、MFP1を識別するMFP識別番号及びMFP1の設置場所等を示すMFP情報を設定する。
MFP識別番号は、MFP1を一意に識別する識別番号であり、一意であれば任意の数字、文字、記号又はこれらの組み合わせにより構成されればよい。
MFP1の設置場所を示す情報は、都道府県を示す「県コード」及び市町村を示す「市コード」を含む「地域コード」と、MFP1が設置された場所の属性を示す「環境コード」とを有する。「環境コード」には、例えば「テレワークオフィス」や「コンビニエンスストア」等が記載される。
MFP情報設定手段18で設定されるMFP情報は、例えば図6に示されるように、MFP1の操作パネル110に表示されるMFP情報登録画面に基づき入力される。
音声広告配信システムの管理者等は、MFP1の操作パネルを操作し、図6に示すMFP情報登録画面に基づき、MFP1の設置場所に関する情報を入力する。なお、MFP情報は、MFP1の操作パネル110を介して入力する場合に限らず、例えば、MFP管理サーバ4等から遠隔でMFP1に対してMFP情報を登録できるようにしてもよい。
利用履歴通知手段19は、ユーザによってMFP機能が実行された場合、MFP機能実行手段17から機能を実行したユーザの会員情報及び実行したMFP機能の情報を取得し、MFP情報設定手段18に記憶されているMFP情報と、ユーザ会員情報及び実行したMFP機能の情報を関連づけて利用履歴を作成する。利用履歴通知手段19は作成した利用履歴を履歴管理サーバ5へ送信する。
≪情報処理装置≫
情報処理装置2は印刷手段21と広告表示手段22とを有する。
印刷手段21は印刷する画像をPDL形式(Page Description Language)に変換し、PDL形式に変換した画像の印刷要求をMFP1へ送信する。また、印刷手段21は印刷要求をMFP1へ行うと共に、会員IDやパスワードを含む認証情報をMFP1へ送信する。認証情報は、MFP1のプリンタドライバのインストール時に設定される。なお、印刷手段21はプリンタドライバをインストールすることで実行可能となる。
図7はプリンタドライバのインストール手順及び会員情報の登録画面を示す図である。プリンタドライバのインストールは図7に示すダウンロードボタンを押下することでプリンタドライバのダウンロードがスタートする。ダウンロード完了後、インストールボタンを押下することでインストールが実行される。
インストール完了後、Web上にある認証情報、ユーザ属性情報を含む会員情報の会員情報登録画面が表示される。ユーザは、会員情報登録画面に基づき、「ユーザ名」、「年齢」、「性別」、「趣味」、「職業」、「興味」などのユーザの属性情報を入力する。ユーザの属性情報の入力が完了後、会員IDが会員情報管理サーバ3から割り当てられる。その後、パスワードを設定することで「会員ID」と「パスワード」が紐づけられ、認証情報として保存される。会員情報管理サーバ3はユーザ属性情報と認証情報を関連づけて会員情報として登録する。
なお、会員情報の入力はドライバインストール後に限らず、Webブラウザを介して会員情報登録画面のURLへアクセスすることでも行うことができる。
会員登録完了後、プリンタドライバのインストーラは、プリンタドライバの起動時に参照されるドライバ初期情報として「会員ID」及び「パスワード」を印刷手段21に記憶する。
なお、プリンタドライバのインストーラは、例えば会員情報管理サーバ3やMFP1の製造元のWebサイトからダウンロードすればよい。
広告表示手段22は、MFP1の配信広告記憶手段13に記憶されている広告のバナー画像をMFP1から取得し、取得した広告のバナー画像を一覧表示する。また、広告表示手段22は広告のバナー画像にリンクされているURLへアクセスすると、URLが示す広告のWebページの広告画像を表示する。図8は広告表示手段22が表示するバナー画像の一覧表示及び広告画像の例を示す図である。なお、広告表示手段22は、例えば、情報処理装置2が備えるWebブラウザやプリンタドライバと同時に提供される広告表示ツールである。
≪会員情報管理サーバ≫
会員情報管理サーバ3は、会員情報管理手段31及び会員情報記憶手段32等を有する。
会員情報管理手段31は、ユーザより登録された会員情報の登録、更新、削除など会員情報の管理を行う。また、会員情報管理手段31はMFP1から会員情報の認証要求を受信した場合、会員情報記憶手段32に記憶されている該当する会員情報を参照し、要求を受けた会員情報の認証を行う。
会員情報記憶手段32は、ユーザ(会員)の会員情報を記憶する。図9は、本発明の実施形態における会員情報記憶手段32に記憶される会員情報の一例を示す図である。
図9に示されるように、会員情報記憶手段32は、「会員ID」、「パスワード」、及び「ユーザ属性情報」等の図7に示す会員情報登録画面にて入力された値を記憶している。
「会員ID」は、ユーザ(会員)を一意に識別するユーザ識別情報である。「パスワード」は、「会員ID」に対応し、会員情報の認証に用いる情報である。「ユーザ属性情報」は、「ユーザ名」、「年齢」、「性別」、「趣味」、「職業」、「興味」等であり、それぞれユーザの属性を示す情報である。
≪MFP管理サーバ≫
MFP管理サーバ4は、MFP情報管理手段41とMFP情報記憶手段42などを有する。
MFP情報管理手段41は、MFP1からMFP情報を受信すると共に、受信したMFP情報の登録、更新、削除などMFP情報の管理を行う。また、MFP情報管理手段41は、広告管理サーバ7からのMFP情報の送信要求にしたがい、広告管理サーバ7へMFP情報を送信する。
MFP情報記憶手段42は、MFP1の設置場所などに関する情報を記憶する。図10は、MFP情報記憶手段42に記憶されるMFP情報の一例を示す図である。MFP情報は、「MFP識別番号」、「環境コード」、「地域コード」を有し、図6に示すMFP登録画面にて入力された値を記憶している。
「MFP識別番号」は、MFPの識別情報である。「環境コード」は、MFP1が設置されている環境を示す情報である。「環境コード」は、MFP登録画面で入力された「環境」に対応するコードが記載される。MFP登録画面で入力された「環境」に対応するコードは、例えば「環境コード1:コンビニエンスストア」、「環境コード2:マンション」、「環境コード3:テレワークオフィス」・・・のように設定される。
「地域コード」は、MFP1が設置されている地域を示す情報である。「地域コード」には、MFP登録画面で入力された「地域」に対応するコードが記載される。MFP登録画面で入力された「地域」に対応するコードは、例えば、「地域コード1001:横浜」、「地域コード1002:海老名」、「地域コード1003:座間」・・・のように設定される。
≪履歴管理サーバ≫
履歴管理サーバ5は、履歴情報管理手段51、履歴情報記憶手段52、及び配信先検索手段53を有する。
履歴情報管理手段51はMFP1から利用履歴の受信を行うと共に、受信した利用履歴の登録、更新、削除など利用履歴の管理を行う。
履歴情報記憶手段52は、MFP1の利用履歴を記憶する。図11は履歴情報記憶手段52が記憶するユーザの利用履歴の一例を示す図である。MFP1の利用履歴は、「履歴ID」、「会員ID」、「利用時刻」、「利用コード」、「MFP情報」、「ユーザ属性情報」のデータ項目を有する。「履歴ID」は利用履歴の識別番号である。「会員ID」は、MFP1を利用したユーザの会員IDである。
「利用コード」は、ユーザの利用形態を示す情報である。利用コードは、ユーザの利用形態に応じて、例えば「利用コード1:コピー」、「利用コード2:印刷」、「利用コード3:FAX」のように設定される。
「MFP情報」は、使用されたMFP1の設置場所に関する情報であり、MFP管理サーバ4に記憶されている情報と同一である。
「ユーザ属性情報」は、ユーザ(会員)の属性を示す情報であり、会員情報管理サーバ3に記憶されている情報と同一である。
配信先検索手段53は、広告管理サーバ7からの顧客情報と合致するユーザの検索要求にしたがい、広告の顧客情報に合致するユーザを履歴情報記憶手段52から検索する。また、配信先検索手段53は、検索結果に基づいて顧客情報に合致するユーザの数をMFP1ごとに算出し、広告管理サーバ7へ通知する。なお、広告の顧客情報に合致するユーザの検索の詳細は後述する。
≪事業者情報管理サーバ≫
事業者情報管理サーバ6は事業者情報管理手段61及び事業者情報記憶手段62を有する。
事業者情報管理手段61は、事業者より登録された事業者情報の登録、更新、削除など事業者情報の管理を行う。また、事業者情報管理手段61は広告管理サーバ7から事業者情報の認証要求を受信した場合、事業者情報記憶手段62に記憶されている該当する事業者情報を参照し、要求を受けた事業者情報の認証を行う。
事業者情報記憶手段62は、事業者情報を記憶する。記憶する事業者情報は、「事業者名」、「クレジットカード番号」、「事業者ID」、及び「パスワード」などである。
事業者は、事業者が所有するPCのWebブラウザから事業者登録画面URLにアクセスし、図12に示される事業者登録画面にて「事業者名」などの事業者情報を入力する。
≪広告管理サーバ≫
広告管理サーバ7は、広告投稿受付手段71、広告管理手段72、広告記憶手段73、及び広告配信手段74を有する。
広告投稿受付手段71は、事業者から配信広告情報及び顧客情報を含む広告情報の投稿を受け付ける。図13は、事業者から広告情報の受け付けを行う画面構成例である。事業者は、事業者の情報処理装置2のWebブラウザから広告投稿画面のURLへアクセスし、図13に示す広告投稿画面を表示させる。
事業者は、広告投稿画面にて広告情報を設定する。広告投稿画面では、「事業者ID」、「広告期間」、「聴衆数」、「URL」、「バナー画像」、「音声広告」等の配信広告情報を設定する。
「事業者ID」、「パスワード」は事業者情報登録時に設定した情報である。「事業者ID」、「パスワード」の入力後、入力した値に基づき、事業者情報管理サーバ6での認証が行われる。
「広告期間」は、投稿する広告の配信期間を示す情報である。「聴衆数」は、音声広告を聴取させるユーザの数を示す情報である。
「URL」は、配信する広告のWebページを示すURL情報である。ここで記載されるURLは、「バナー画像」とリンクされる。「バナー画像」は、広告の表示画面に表示させるバナーの画像データである。バナー画像は、「URL」とリンクされ、広告表示画面に表示する。バナー画像は、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式である。音声広告は、音声広告の音声データである。音声データは、例えばWAV(Wave)形式である。
各項目設定後、「次へ」の押下により、投稿した広告の配信対象となる顧客情報の登録画面に遷移する。
事業者は、顧客情報登録画面にて、「顧客性別」、「顧客年代」、「送付環境」、「送付地域」、「顧客趣味」、「顧客職業」、「顧客興味」といった顧客情報を入力する。
広告管理手段72は事業者より投稿を受けた広告情報の登録、更新、削除など広告情報の管理を行う。また、広告管理手段72は、MFP1から音声広告が再生可能か否かの問い合わせにしたがって、再生可能か否かの判断を行い、MFP1へ通知する。再生可能か否かの判断は、音声広告を聴取したユーザ数が事業者の設定した聴衆数を上回っているか否かを確認することによって行われる。これにより、広告が事業者の設定した聴衆数を超えないように管理することができる。
広告記憶手段73は、広告投稿受付手段71にて受け付けた広告情報を記憶する。
図14は、広告記憶手段73に記憶される広告情報の一例を示す図である。
図14に示すように、広告記憶手段73は、「広告ID」、「事業者ID」、「広告期間」、「聴衆数」、「URL」、「バナー画像」、「音声広告」、「顧客情報」、「広告時間」、「広告回数」、「残聴衆数」、などの項目を記憶している。
「広告ID」は、広告投稿受付手段71にて広告情報が登録された際に割り当てられる広告の識別情報である。「事業者ID」、「広告期間」、「聴衆数」、「URL」、「バナー画像」、「音声広告」、「顧客情報」は、広告投稿受付手段71によって受け付けられた情報を記憶する。「広告回数」はMFP1にて音声広告が再生された回数を示す。「広告時間」は広告投稿画面にて事業者によって登録された音声広告の再生時間である。「残聴衆数」は音声広告を聴取させることのできる残りの聴衆数である。
広告配信手段74は、広告情報の配信を行う。広告配信手段74はMFP管理サーバ4からMFP情報の取得を行い「送付環境」、「送付地域」に基づいて広告情報を配信するMFP1の候補を選定する。広告配信手段74は、広告情報を配信するMFP1の候補に顧客情報が合致するユーザが存在するか否かの確認を履歴管理サーバ5へ問い合わせる。広告配信手段74は、顧客情報に合致するユーザが存在するMFP1へ広告情報を配信する。
≪音楽配信サーバ≫
音楽配信サーバ8は、音楽配信管理手段81及び音楽データ記憶手段82を有する。
音楽配信管理手段81はMFP1から要求された音楽のストリーミングデータを音楽データ記憶手段82から取得し、MFP1へ配信する。
音楽データ記憶手段82は、MFP1へ配信する音楽のストリーミングデータを記憶している。
≪事業者管理サーバ≫
事業者管理サーバ9は広告画像送信手段91及び広告データ記憶手段92を有する。
広告画像送信手段91はバナー画像にリンクされたURLへアクセスするMFP1もしくは情報処理装置2へ、広告データ記憶手段92に記憶された該当する広告画像を送信する。
広告データ記憶手段92は広告のURLとリンクした広告画像を記憶する。広告画像はHTML(HyperText Markup Language)形式の画面データである。
<動作手順>
≪利用履歴作成手順≫
図15は、ユーザによるMFP利用から履歴管理サーバ5にてMFP1の利用履歴を保存するまでの流れを示すシーケンス図である。
ユーザ(会員)は会員IDとパスワードなどの会員情報をMFP1へ入力し、コピーやFAXなどのMFP機能を利用する(ステップS1)。なお、ICカードをかざすことにより会員ID、パスワードを入力してもよい。情報処理装置2から画像データの印刷を行う場合、会員情報及びパスワードはプリンタドライバにてMFP1へ送付される(ステップS2)。
MFP1はユーザから受け付けた会員情報の認証を会員情報管理サーバ3へ要求する(ステップS3)。
会員情報管理サーバ3により会員情報が認証された場合(ステップS4)、MFP1はユーザから要求されたMFP1の機能を実行し、利用したユーザの属性情報、MFP機能の利用コード、及びMFP情報を関連付けて利用履歴を作成する(ステップS5)。利用履歴作成後、履歴管理サーバ5へ作成した利用履歴を送付する(ステップS6)。
履歴管理サーバ5は、MFP1から受信した利用履歴を履歴情報記憶手段52に保存する(ステップS7)。
≪広告情報配信手順≫
図16は、広告情報をMFP1へ配信するまでの流れを示すシーケンスである。なお、会員登録、事業者登録、及び利用履歴の生成が完了した状態で、図16で示す処理が開始される。
事業者は、事業者の所有するPCなどのWebブラウザにて広告投稿画面(図13参照)にアクセスし、事業者IDとパスワードを入力するとともに、バナー画像、音声広告のデータ登録、及び顧客情報を入力する(ステップS11)。
事業者情報管理サーバ6は、事業者情報管理手段61にて事業者より入力された事業者IDとパスワードにしたがって、事業者情報の認証を行う(ステップS12)。認証完了後、広告管理サーバ7は、広告記憶手段73にて事業者から投稿された広告情報を保存する(ステップS13)。
広告管理サーバ7は、広告配信手段74にてMFP1からMFP情報を取得する(ステップS14、S15)。広告管理サーバ7は、広告配信手段74にて広告情報にしたがい広告情報の配信先となるMFP1の候補を選定する(ステップS16)。広告情報の配信先の候補となるMFP1の選定は、広告情報に含まれる「送付環境」及び「送付地域」と、MFP情報に含まれる「環境コード」に対応する環境及び「地域コード」に対応する地域が合致するか否かで行う。
広告管理サーバ7は、広告配信手段74にて選定したMFP1に顧客情報に合致するユーザ数を履歴管理サーバ5の配信先検索手段53へ問い合わせる(ステップS17)。
履歴管理サーバ5は、配信先検索手段53にて選定されたMFP1ごとに、広告の顧客情報に合致するユーザ数(以降、ターゲットユーザ数と呼ぶ)を算出する(ステップS18)。ターゲットユーザ数の算出は、所定の期間において、広告情報に含まれる顧客情報と、会員情報に含まれるユーザの属性情報を比較し、所定数以上の項目が合致するユーザ数を算出する。その後、所定の期間における所定数以上の項目が合致するユーザ数を検索対象とした期間で割った値をターゲットユーザ数とする。
履歴管理サーバ5は、配信先検索手段53にて広告管理サーバ7の広告配信手段74へ算出した顧客情報に合致するユーザ数を送信する(ステップS19)。
広告管理サーバ7は、広告配信手段74にて顧客情報と合致するユーザが存在するMFP1へ広告情報を配信する(ステップS20)。
MFP1は、配信広告受信手段12にて広告管理サーバ7より配信された広告情報を受信し、配信広告記憶手段13にて受信した広告情報を記憶し、MFP1は、音声広告出力手段15にて配信された広告を再生する(ステップS21)。
上述した動作手順に基づき、音声広告配信システムは、事業者から投稿された広告情報を広告の対象となるMFP1へ配信する。これにより、対象となるユーザが近くに存在するMFP1へ音声広告を提供することができる。
≪音楽及び音声広告再生手順≫
図17は、MFP1が音声広告及び音楽の再生手順を示すフローチャート図である。
MFP1へ広告情報が記憶されている状態で図17で示す処理を開始する(ステップS100)。
MFP1は、広告管理サーバ7より受信した広告情報に基づき、音声広告と音楽の再生周期を設定する(ステップS101)。音声広告の再生周期と音楽の再生周期の算出方法は、例えば次の通りである。まず、配信広告記憶手段13に記憶されている音声広告の広告時間の累計と、1日あたりの音声広告の再生回数をかけあわせ総広告時間(音声広告の再生時間の累計×1日あたりの音声広告の再生回数)を算出する。その後、総広告時間を1日あたりのMFP1の稼働時間で割ることで1日当たりのMFP1の稼働時間に占める音声広告の再生時間の割合(総広告時間÷1日あたりのMFP1の稼働時間)を算出する。その後、音声広告と音楽を再生する時間の単位(例えば15分)に1日あたりのMFP1の稼働時間に占める音声広告の再生時間の割合を掛けることで音声広告再生周期(音声広告と音楽を再生する時間の単位×1日当たりのMFP1の稼働時間に占める広告の再生時間の割合)を算出する。音楽再生周期は、音声広告と音楽を再生する時間の単位から音声広告再生周期を減算することで算出される。
音声広告出力手段15は音楽のストリーミングデータを音楽配信サーバ8から取得した音楽を再生する(ステップS102)。音声広告出力手段15は音楽の再生と同時に音楽の再生時間を記録する(ステップS103)。そして、音声広告出力手段15は、音楽を再生しながら、音楽の再生時間が音楽再生周期に達しているか否かを判定する(ステップS104)。
音楽の再生時間が音楽再生周期に達していない場合(ステップS104:NO)、引き続き、音声広告出力手段15は音楽配信サーバ8より音楽のストリーミングデータを取得し、音楽を再生する。
音楽の再生時間が音楽再生周期に達した場合(ステップS104:YES)、所定の期間、無音とする(ステップS105)。
所定の期間を経過後、音声広告出力手段15は再生する音声広告を配信広告記憶手段13から取得する(ステップS106)。
音声広告を取得後、音声広告出力手段15は取得した音声広告の広告時間と音声広告の総再生時間を合算した時間が広告再生周期に達しているか否かを判定する(ステップS107)。
広告再生周期に達していない場合(ステップS107:NO)、音声広告出力手段15は取得した音声広告の聴衆が残存するか否かを広告管理サーバ7へ問い合わせる(ステップS108、S109)。音声広告の聴衆が残っているか否かの判定手順は後述する。
取得した音声広告の聴衆が残存する場合(ステップS109:YES)、MFP1は配信広告記憶手段13に記憶された音声広告を再生する(ステップS110)。音声広告の再生とあわせて、音声広告出力手段15は、音声広告の総再生時間を記録する(ステップS111)。
その後、S106に戻り、他の音声広告を配信広告記憶手段13から取得する。
取得した音声広告の聴衆が残存しない場合(ステップS109:NO)、MFP1は配信広告記憶手段13に記憶されている当該音声広告を削除する(ステップS112)。その後、削除した音声広告の広告時間に基づき、音声広告及び音楽の再生周期を補正する(ステップS113)。そして、S106に戻り、配信広告記憶手段13から他の音声広告を取得する。
広告再生周期に達した場合(ステップS107:YES)、音声広告出力手段15は音声広告総再生時間の値をクリアし、S102に戻り、音楽を再生する。
上述した手順にしたがい、音声広告配信システムは音声広告の対象となるユーザへ音楽と音声広告を提供することができる。
≪音声広告再生可否の判断手順≫
図18は音声広告をMFP1で再生させるか否かを判断する処理手順を示すフローチャートである。
広告管理サーバ7の広告管理手段72は、該当する音声広告が再生できるか否かの問い合わせをMFP1の音声広告出力手段15から受信したタイミングで図18に示すフローチャートを開始する(ステップS120)。
該当する広告の残聴衆数を広告記憶手段73に記憶されている広告情報から取得する(ステップS121)。広告情報に含まれる残聴衆数が残っている(残聴衆数の値が1以上)か否かを判断する(ステップS122)。
広告情報に含まれる残聴衆数が残っていない(残聴衆数の値が0)場合(ステップS122:NO)、広告管理手段72はMFP1の音声広告出力手段15に対して問い合わせを受けた音声広告が再生できないことを通知する(ステップS123)。その後、当該処理を終了する(ステップS128)。
広告情報に含まれる残聴衆数が残っている(残聴衆数の値が1以上)場合(ステップS122:YES)、広告管理手段72は広告情報に含まれる残聴衆数が、音声広告の再生可否を問い合わせたMFP1のターゲットユーザ数を上回っているか否かを判断する(ステップS124)。
広告情報に含まれる残聴衆数がMFP1のターゲットユーザ数を上回っていない場合(ステップS124:NO)、広告管理手段72は広告管理サーバ7の広告管理手段72は、残聴衆数に0を設定する(ステップS126)。そして、広告管理手段72はMFP1の音声広告出力手段15に対して問い合わせを受けた音声広告が再生可能なことを通知する(ステップS127)。その後、当該処理を終了する(ステップS128)。
広告情報に含まれる残聴衆数がMFP1のターゲットユーザ数を上回っている場合(ステップS124:YES)、広告管理手段72は残聴衆数からMFP1のターゲットユーザ数を減算する(ステップS125)。そして、広告管理手段72はMFP1の音声広告出力手段15に対して問い合わせを受けた音声広告が再生可能なことを通知する(ステップS127)。その後、当該処理を終了する(ステップS128)。
≪表示広告の表示手順≫
図19は表示広告を情報処理装置2上で表示させるまでの流れを示すシーケンス図である。
ユーザは、PCなどのキーボードやマウスなどを操作し、広告表示手段22を有する広告表示ツールを起動する(ステップS31)。情報処理装置2はユーザからの起動要求を受け、広告表示ツールを起動する(ステップS32)。情報処理装置2は、広告表示手段22によってMFP1の配信広告記憶手段13に記憶されているバナー画像を取得する(ステップS33、S34)。
その後、情報処理装置2は、広告表示手段22にて取得したバナー画像を一覧表示する(ステップS35)。
ユーザがバナー画像をクリックすると(ステップS36)、情報処理装置2は、広告表示手段22にてバナー画像にリンクされている事業者管理サーバ9のURLへアクセスし、広告画像を取得する(ステップS37、38)。情報処理装置2は、広告表示手段22にて取得した広告画像を表示される(ステップS39)。
情報処理装置2が、広告表示手段22にて表示された広告画像の印刷を実行した場合(ステップS40)、MFP1は、MFP機能実行手段17によって印刷を行う(ステップS41)。その後、広告画像の印刷要求を行ったユーザの会員情報を会員情報管理サーバ3へ送信し、該当するユーザの会員情報を更新する(ステップS42、S43)。
なお、上述の実施例の全部又は一部はプログラムによって実装され得る。このプログラムは、可搬記録媒体に格納することができる。可搬記録媒体とは、非一時的(non−transitory)な記憶媒体を言う。可搬記録媒体の例としては、磁気記録媒体、光ディスク、光磁気記録媒体、不揮発性メモリなどがある。可搬型記録媒体に格納されたプログラムが読み出され、プロセッサーによって実行されることにより、本発明の実施例の全部又は一部が実施され得る。
以上、ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
1 MFP
2 情報処理装置
3 会員情報管理サーバ
4 MFP管理サーバ
5 履歴管理サーバ
6 事業者情報管理サーバ
7 広告管理サーバ
8 音楽配信サーバ
9 事業者管理サーバ
11 広告通知手段
12 配信広告受信手段
13 配信広告記憶手段
14 音声広告出力手段
15 配信音楽記憶手段
16 MFP操作手段
17 MFP機能実行手段
18 MFP情報設定手段
19 利用履歴通知手段
21 印刷手段
22 広告表示手段
31 会員情報管理手段
32 会員情報記憶手段
41 MFP情報管理手段
42 MFP情報記憶手段
51 履歴情報管理手段
52 履歴情報記憶手段
53 配信先検索手段
61 事業者情報管理手段
62 事業者情報記憶手段
71 広告投稿受付手段
72 広告管理手段
73 広告記憶手段
74 広告配信手段
81 音楽配信管理手段
82 音楽データ記憶手段
特開2010−146188号公報 特開2002−006863号公報 特開2005−085044号公報 特開2010−134620号公報 特開2008−094045号公報

Claims (8)

  1. 音声広告を含む広告をネットワークを介して接続される電子機器へ配信可能な管理サーバと、前記管理サーバより配信された前記広告を受信可能な前記電子機器を備える広告配信システムであって、
    前記管理サーバは、
    前記電子機器の機器情報と、ユーザのユーザ属性情報とが対応づけられた前記電子機器の使用履歴を記憶する使用履歴記憶手段と、
    配信する前記広告の顧客情報を記憶する顧客情報記憶手段と、
    使用履歴記憶手段によって記憶される前記使用履歴に、前記顧客情報記憶手段によって記憶される前記顧客情報に合致するユーザが存在する電子機器を検索する電子機器検索手段と、
    前記電子機器検索手段によって検出された前記電子機器へ前記広告を配信する広告配信手段と
    を有し、
    前記電子機器は、
    前記管理サーバから配信された前記広告を記憶する広告記憶手段と、
    前記広告記憶手段によって記憶された前記広告を出力する広告出力手段と
    を有する
    ことを特徴とした広告配信システム。
  2. 請求項1に記載の広告配信システムにおいて、
    前記顧客情報は、前記広告を配信する地域及び環境に関する情報を含み、
    前記機器情報は、前記電子機器が設置されている地域及び設置環境に関する情報を含み、
    前記電子機器検索手段は、前記顧客情報の地域及び環境と一致する地域及び環境を含む前記機器情報を有する前記電子機器の前記使用履歴を用いて、前記顧客情報に合致するユーザが存在する前記使用履歴を有する前記電子機器を検索する
    ことを特徴とした広告配信システム。
  3. 請求項1に記載の広告配信システムにおいて、
    前記管理サーバは音楽を配信する音楽配信手段を有し、
    前記電子機器は、前記管理サーバから前記音楽を受信し、再生する音楽再生手段を有し、
    前記広告出力手段は、前記音楽再生手段による前記音楽の再生を所定の周期で停止させ、前記管理サーバから取得した前記音声広告を再生する
    ことを特徴とした広告配信システム。
  4. 請求項3に記載の広告配信システムにおいて、
    前記管理サーバは、
    前記音声広告の再生に関する音声広告再生情報を記憶する音声広告再生情報記憶手段と、
    前記電子機器から前記音声広告を再生すべきか否かの問い合わせを受けた場合、前記音声広告再生情報記憶手段によって記憶される前記音声広告再生情報にしたがって前記音声広告を再生すべきか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって再生すべきであると判定された場合、前記電子機器に対して該当する音声広告を再生すべきであることを通知する通知手段と
    を有し、
    前記電子機器は、前記音声広告が再生すべきか否かを問い合わせる問い合わせ手段を有し、
    前記広告出力手段は、前記問い合わせ手段の応答結果が再生すべきである場合、前記音声広告を再生する
    ことを特徴とした広告配信システム。
  5. 請求項4に記載の広告配信システムにおいて、
    前記音声広告再生情報は、音声広告を聴取させることのできるユーザ数に関する情報を含み、
    前記判定手段は、前記音声広告再生情報に含まれる音声広告を聴取させることのできるユーザ数の情報にしたがって、前記音声広告を再生すべきか否かを判定する
    ことを特徴とした広告配信システム。
  6. 請求項3に記載の広告配信システムにおいて、
    前記広告出力手段は、前記音声広告を再生する前に無音の時間を設定する
    ことを特徴とした広告配信システム。
  7. 請求項1に記載の広告配信システムにおいて、
    前記広告は、バナー広告を含み、
    前記広告配信手段は、前記音声広告と関連する前記バナー広告を配信し、
    前記電子機器は、前記電子機器に接続している情報処理装置へ前記バナー広告を送信する送信手段を有し、
    前記広告出力手段は、前記バナー広告を表示させる
    ことを特徴とした広告配信システム。
  8. 管理サーバからネットワークを介して接続される電子機器へ音声広告を含む広告を配信する広告配信方法であって、
    前記電子機器の機器情報と、ユーザのユーザ属性情報とが対応づけられた前記電子機器の使用履歴を記憶する使用履歴記憶手順と、
    配信する前記広告の顧客情報を記憶する顧客情報記憶手順と、
    使用履歴記憶手順によって記憶される前記使用履歴に、前記顧客情報記憶手順によって記憶される前記顧客情報に合致するユーザが存在する電子機器を検索する電子機器検索手順と、
    前記電子機器検索手順によって検出された前記電子機器へ前記広告を配信する広告配信手順と
    を有することを特徴とした広告配信方法。
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